お前はかわいい

バイで男性不信の学生雑記

セクハラパワハラバイトから逃げた話(1) 面接

 

結果的にばっくれたので罪悪感を感じつつ、覚え書き。

 

 

現在学生4年目。数ヶ月前に1年半続けた居酒屋バイトを勝手に辞めた。

 

バイトを始めたのは2年生の5月頃。学生生活に慣れるのが先と思い先延ばしにしてなんやかんや1年が過ぎ、さすがに焦ってバイト先を探した。

少し遠い別の居酒屋でバイトをしていた友人から、そちらの店長さん経由で「学生バイトを探している居酒屋がある」と紹介してもらったのが件の居酒屋だった。

(あとから知った事だがそこの店長同士が別段仲がいい訳ではなく、朝の市場での顔見知り程度だったらしい)

 

一応お店の評判などをネットで事前に検索はしたが、田舎の自家営業なのであまり情報はないし、行った方が早いと先走って面接へ。

 

美人の女将さん(40前後)と休憩時間の店内で面接。「結構大変かもしれないけど、女の子は華があるので歓迎。バイトが先日二人同時に辞めたばかりなので助かる。あと店長はなんというかガサツ」的なことを言われた気がする。即採用の様子だった。

長期予定のバイトは初めてだった私は、とりあえずやる気に満ちていたので特に懸念もなく笑顔で受け答えしていた。

 

その最中、店に突然恰幅のいい男性が入ってきた。ヤンキーみたいなチェーンのネックレスをして、関東育ちの私にはまだ微妙に聞き取りづらい訛りの強い語気で何か言っていた。女将さんが気にしていないので平静を装ったが正直「怖っ」と思った。

それが店長だった。

 

あまり覚えていないが、家電かなにかの文句を言っていた気がする。女将さんが「バイトの面接中」と静かに牽制すると、こちらを見て少し品定めするような目をしていた。身長はそれほど高くなくて、体型はドラえもんなのにとにかく目つきが鋭いので怖かった。

 

面接が終わり、なんだかふわっと採用されたのでとりあえず安心して友人にも報告した。

「店長は怖そうだったけど、この辺の訛りって怒ってるみたいに聞こえるってよく聞くからたぶん気にしすぎだろう!女将さんは優しそうだったし、頑張れそう!」と思っていた。我ながら危機管理能力が無い。

 

採用が決まってから初めて仕事場に入るのが少し先だった。その間に大学の別の友人とバイトについて話す機会があったので、自分のバイト先を教えたところ、驚いた様子で

「えっそこ男子しかバイト採らないって聞いたけど」

と言われてこちらも驚いた。そんな話は女将さんは1度もしていなかった。

 

聞けば、つい先日そこのバイトを同時に辞めた2人の男子が別学科の知り合いらしい。そういえばバイトが辞めてしまい人手が足りないみたいなことを女将さんも言っていた気がする。

友人曰く、2人は言葉を濁してはいたが「あそこはブラック」らしい。

 

一気に不安になったが、まだ詳細が分からないし、やってダメなら辞めよう、自分で確かめよう、という気持ちで初日を迎えた。

 

 

長くなりそうなので続きはぼちぼち

書きたいことリスト

高校生の頃露出狂に4回会った話、その周りの対応について

教室という閉鎖空間の弊害について(力のある教育者に望むこと)

非介護障害者になった母親の話

セクハラパワハラバイトをばっくれた話

 

他人から見た物事と当事者の感じた実態にいつも齟齬を感じるので、当事者の視点で感じたことを書いていきたい。拙いですが。