天皇陛下誕生日祝賀レセプション
今月の始めに、在リトアニア日本大使館からご招待いただき天皇陛下誕生日祝賀レセプションに夫と出席しました。私はただの在留邦人ですが、会場にはリトアニアの政界、教育の関係者など多くの方が出席されました。
リトアニアの学校の女子生徒の日本の歌の合唱「花は咲く」がとても綺麗で素敵だった。
在リトアニア日本大使のリトアニア語での挨拶では、時折リトアニアの方々からの笑いが起きたりしていました。
日本食ブース
すごい行列が出来ていました。大使公邸の料理人が握ってくださったマグロの寿司や鰻の巻き寿司など、久しぶりにすしを堪能できてとても美味しかったです。夫と何回もお代わりしてしまった。
今週は仕事納めで、週末はいよいよクリスマス。
クリスマス本番はフードファイト並みの料理の量で、鴨の丸焼き、油で揚げたピロシキ、オリビエと呼ばれるマヨネーズポテトサラダ、ニシンのマヨネーズサラダなどこれでもかというほど高カロリーなご馳走が並ぶ。
クリスマスの後には日本帰省でこれまた美味しいものをたくさん食べる予定なので、それらのために今から少しダイエットしておかなくては。
昨日、近所のスーパーのIkiの駐車場の片隅にミニオンを見つけたので、一緒に写真を撮ってもらった〜!このミニオン足が長くて面白い。
気分はもうクリスマス!
今週から会社の社長はクリスマス休暇でイタリアへ行っている。
シャーリーズ・セロン似の社長は、今私が勤めている会社のほかにもいくつも会社を経営していて、彼女はロシア人だけどイタリア語が堪能なためイタリアにも取引先がたくさんある。
同僚のイタリア人とスキーをしに行くらしい。いつもお菓子ばかり食べているのに、スタイルが良いのはやっぱりちゃんと体を動かしているんですね。
そんな様子で、今月はめずらしく(笑)顧客の会社がみんな早めにインボイスを持ってきてくれたおかげで、20日の締め切りまで余裕をもって仕事が出来ていて穏やかだ。20日を過ぎればあとはもう気分はクリスマス。
義家族へのクリスマスプレゼントについて考えたりしていて今週は忙しい。
前回、義両親の家に行ったときにサンタに手紙を書きましょうと義ママが言うので、リトアニア語で
Norėčiau, kad vasara ateitų kuo greičiau...(はやく夏が来てほしい。)とお願いを書いた。
続けて、プレゼントについて「それを除いては、美味しい料理を作るために圧力鍋(Slėgio viryklė)が欲しいです。」と書いたのだけど、それから数日後に両親から電話で「サンタは手紙を読んだんだけど、Slėgio viryklėがいったい何なのか分からないみたいなんだ。」と連絡がきた。(笑)
なんか要らぬ気を使わせてしまったようで、圧力鍋ってそんなに安いものじゃないし後から何も書かなければよかったかも、とかぐちぐち思い悩んだのだった。図々しい嫁だな、とか思われたかもみたいな。
義パパへのクリスマスプレゼント選びは難しい。
実用的なものはこだわりがある人なので、自分で選んだもの以外はほとんど使わないでいつも棚に飾ってある。ミニオンが好きらしく、いつもぬいぐるみを持って歩いてるのでミニオンの何か可愛いものでもあげようかしら。
我が家のクリスマスツリー
今年は昨年より一回り小さいモミの木をショッピングセンターAkropolisの中に入っているMaximaで買って来て飾り付けた。一本はだいたい8ユーロ。
ベッドルームにクリスマスツリーを置いたら、部屋がモミのいい匂いで落ち着く。
先週はオールドタウンにクリスマスツリーを見に行ったのでその様子です。
オールドタウンの市庁舎前のツリー 大きいリボンが可愛い!
こちらは大聖堂の前のクリスマスツリー。形は昨年と全く同じだけど、デコレーションの色が今年はピンク。空が物々しい雰囲気だけれど、少しでも賑やかになって街のクリスマスの気分を感じて楽しい。
リトアニアに来てから弱くなった癖毛
オールドタウンの目抜き通りからちょっと外れると通りは真っ暗で、クリスマスのイルミネーションでにぎやかな広場とのギャップが凄い。
今日は髪の毛について。
私はロングヘアなのですが超がつくほどの癖毛で剛毛、髪の量も多くて、それを直すために毎日アイロンやコテを使ったりしていたので毛先の痛みはすごいし、とにかくまとまらない髪だった。
毎朝、仕事にいくまでの準備の時間のほとんどをヘアセットに費やしていたこともあった。
それがリトアニアに引っ越してきてから、ふと自分の髪がやわらかくなって癖がほとんどなくなっていることに気づいた。以前は、生え際に縮れたような癖が強くあったのだけれど今は真っ直ぐ。
リトアニアの水質の影響なんでしょうか。リトアニアの水は硬水で、日本は軟水。
他の人のブログを読むと、硬水のヨーロッパの水で髪を洗ったところギシギシになったとか、ぱさぱさして痛んだという話をよく聞くので、確かに最初のうちは髪にごわつきを感じたような気がするけど私の髪が硬水に順応したのかも。(笑)
まぁ髪の癖は年をとるに伴ってだんだん弱くなってきたこともあるかもしれないけれど。
逆にわたしの夫は日本に来たときに髪を洗ったら髪の毛が硬くなってバサバサになったそう。
今年の6月にこちらで美容室に行ったきりでそれから一度も行っていないため毛先のパサパサが凄いので、日本に帰省してから美容室に行けるのが楽しみ~!
日本語能力試験を受けにバスでワルシャワへ♪
12月の最初の日曜日に夫が日本語能力試験を受験するために、リトアニアからバスに乗ってワルシャワに行ってきた。
ヨーロッパでの受験地にアルメニアやタジキスタンがあって、リトアニアがないのはなぜなのか疑問だけれど。リトアニアから一番近い受験地は隣のベラルーシかワルシャワになる。
ベラルーシに行くにはビザを取得する必要があるため、ワルシャワでの受験を選択したのだった。
ヴィリニュスからワルシャワまで、Lux expressのバス会社を利用した。チケットは26歳までは10%の割引があったのでラッキーだった♪一人往復40ユーロほどで購入。
試験前日の土曜日早朝にヴィリニュスを出発。めちゃくちゃ寒い。
ワルシャワまで8時間の長旅なので、からあげや卵焼きやサンドウィッチを大量に作り遠足気分で持って行ったけれど、駅まで送ってくれた義両親もサンドウィッチを持たせてくれて(これまた大量)大荷物でバスに。
バスの中は、前にスクリーンがついていてインターネットや映画、ドラマも見られる。Wifiもサクサク動いて便利。コーヒーや紅茶も無料で飲み放題で、日本の高速バスよりずっと快適だった!
映画を見たり眠ったりしてたらあっという間にワルシャワに到着。
中央駅に面白い形状のドームのようなショッピングモールがあったり、高層ビルが多く建っていてヴィリニュスの町とは全然違う。久しぶりに都会に来て、少し心が晴れたのだった。(笑)
ホテルに荷物を置いてから、次の日の試験会場の確認をしにトラムに乗ってみることに。トラムの中は新しくて凄い綺麗。チケットをどこで刻印するか分からず夫と二人でうろうろ探してたら美人なお姉さんが丁寧に教えてくれたり、トラムから降りるときもドアがなぜか開かずわたわたしてたらおじいちゃんがドアを開けるためにボタンを押してくれたりして、親切な人が多い印象。
朝ごはんを食べに行ったカフェの店員さんもみんなにこやかだしフレンドリーで良い雰囲気だった。
試験当日は夫と一緒に試験会場まで行ったのだけど、そこに一人でいたリトアニア人の男の子と知り合いに。カウナスから夜行バスで来て朝の4時からずっと待っていたそうで、頭が全然働かないって言ってた。
でも彼ものすごい日本語が上手。佐賀の大学に留学してたらしく佐賀なまりの日本語で話してたのを聞いたときはなんだかほっこりしてしまった。
今回夫はN3を受ける。毎日少しずつ継続して勉強していたし、模擬テストもやってみて対策をしていたので落ち着いて受けられたよう。
3ヵ月後に分かる結果が楽しみ!
今回の一番の目的は日本語能力試験だったのでワルシャワの観光は出来なかったけれど、週末を利用してときどき遊びに行くのもいいな。
滅多に外食をしない私たちのお気に入りレストラン
私たちは普段ほとんど外食をすることがない。
一番は、自分たちで作った方が安いし美味しいから。ヴィリニュスの旧市街から離れたところに住んでいる私たちは、わざわざレストランに行くために旧市街まで出かけるのを夫が億劫がるというのもあり・・・(笑)
そんな私たちの唯一のお気に入りレストランがある。
自宅からネリス川沿いの森の中を車で5分ほど走り、茂み(?)の中にあるレストラン『Vandens Malūnas』名前にある通り、レストランの横には水車がある。
中はお洒落に照明が落とされて、いい雰囲気。薪ストーブを焚いていてくれてとても暖かい。
ターキーのロースト ベリーのソースが甘酸っぱくて肉と合う!
ほろほろにとろけるダックと柔らかく煮た洋なし、キャラメリゼしたくるみが美味しい
どの料理も付け合わせのポテトがほくほくで美味しい。一皿が凄いボリュームなのに、ほとんど10ユーロしないのでなかなかのお得感。
これまでほとんどのメニューを食べ尽くしてしまったので、そろそろ新たなレストランを開拓したいのだけど、結局はここに行きついてしまう・・・
早く終わった仕事の後の時間
会計の仕事は、顧客がインボイスを持ってこないと始まらない。毎月20日までに、日本で言う国税庁みたいなところに前月会社が納めた付加価値税を申告しなければならない。
だけど、顧客のほとんどは20日ぎりぎりになって一気にインボイスの山を持ってきたりする。
なんとかなりませんかね。
それはまだいい方で、20日当日になって慌てだすことが多い。20日までは大体超暇なのに、その後一気に終わらせないといけないので凄い疲れる。
この会社の顧客に限った話しだけど、この国の人はあまり仕事をする相手のことを考えるとかしないんだろう・・・(笑)
毎月そんな感じなので、忙しさにかなりムラがある。仕事は毎日15時までだけど、その日によってフレキシブル。(笑)月末になると社長がいいよと言って13時にはすでに帰ることもあり。
その後の時間はもっぱらリトアニア国立図書館(Lietuvos nacionalinė biblioteka)に行って時間を潰していることが多い。
会員カード(一般の利用は3Eur)を作れば、本を借りたりインターネットを利用することが出来る。建物の内部は白を基調としたデザインで広くて綺麗でまるで美術館のよう。本の閲覧部屋もたくさんあるしリトアニア語の教材や仕事の会計の本なども幅広く置いてあるので、とても便利でよく利用している。
だけど、午後は学校帰りの中高生でほぼ机が埋まっている。小さな声で話してはいるんだけど彼ら、ずっとしゃべり続けてるので段々気が散ってくる。
ときどき、リトアニア語の練習と思ってしれっと聞いているのは私です。
引きこもり妻
しばらく更新が滞ってしまいました。
気が付けばもう12月目前。ヴィリニュスのスーパーではクリスマスソングがかかり始めたし、段々とクリスマスムードが高まってきています。
ここ1か月でかなり冷え込んで、日中でも1℃あるかないかぐらい。それに冬のヴィリニュスはとりあえず暗い。
知人の日本人の方が、冬は暗くてとにかく気が滅入ると話していたのを思い出して納得。
そんな天気のせいもあってか、最近気分の抑揚が激しかった。
通勤のバスでも通りを歩いているときにもスーパーでも、珍しいアジア人顔の私をすごい顔で見てくる人が結構いて、そういうことに疲れたり。周りのヨーロッパ人と私との接客態度があからさまに違ったりして、家に帰ってからそのことを思い出して落ち込むことが多くて。こんなこと感じてるの自分だけなのかなぁとか。
オールドタウンならそういうことも少ないのだろうけど。
夏の間は仕事が終わった後オールドタウンまで歩いて帰ったりして、結構体を動かせていたのが良かったのだけど、今は家と仕事とスーパーの往復のみでかなり運動不足気味。
少し太ってきた気もして、動いていないわりにはなんかいろいろ食べてるし、冬の間だけジムに通おうかなぁとか考え中。昨年義パパに誘われて2人で一緒に行った自宅から一番近いImpulsはこじんまりしてたけど、トレイナーも感じがよくて、人も多くないし、筋トレのマシンの使い方が分からずガチャガチャいじっていると、すかさず筋肉ムキムキのリトアニアン男子が手伝ってくれたのはビビったけど、じろじろ見る人もいないし良かった。
そんな気分なので、仕事以外では自然と家に引きこもってることが多くなる。
9月から始めた夜のリトアニア語の語学クラスも2,3回ほど行きそびれてから徐々に途切れ途切れになってついに行かなくなる始末。結構駄目人間。
何か新しいことを始めたいと思っているものの、それを探す気力もあまり沸かないというか。無気力酷い。
太陽の光が恋しい。