リチア電器

たまに訪れてはふらっとお話ししていきます。

廃業する推しと、楽しかった私の話をするね

 

人生何が起こるかわからない。

ある日、推しが“廃業”する時が来てしまったり、その推しが食べていたから、とタランチュラを食べてみる日が来たりもするもんだ。

 

……するもんか?

 

 

忘れもしない2019年12月3日、徳武竜也さんが声優を廃業される、との発表がありました。3週間が経ちました。もう!!?

 

私はただの徳武さんのオタクです。
徳武さんを見ていた日々は、私にとってはじめてのことがたくさんで、楽しくって仕方なかったな、と思い出したら止まらなくなってきてしまった。心の棚卸しと整理がしたくって書きはじめ、少しは気持ちまとまるかな、と思ったけどなかなかまとまりません。が、私が私の気持ちを大切にしないでいったい誰が大切にするのだ、自己で処断するしかない。ので、書く。たった2年とちょっとくらいの話です。

 

さて。

 

よもや担降りブログより先に廃業ブログを書くことになるとは思わなかったな。さすがに。(これを書いている人の人格はKAT-TUNの上田担と、九十九一希さん担当F-LAGSのPと、徳武さんのオタクと、あとなんか混沌、みたいな感じで分化しています。今はうち二つの人格で大問題が発生しているので大変です。)
担降りというものをしたことがなかったので、まるでわかりません。担降り…?降り…?降ろされ…?

いや廃業…廃業ってなんですか…声優さんは個人事業主にあたるので、今後その“業”を営まなくなる、という意味で廃業、だそうです。


…………ってそうじゃない。そういう…!!話ではない……!!!アーッ!


脱退も解雇も聞いたことあるけど廃業、は初めてです。言葉がエグくて重くて泣きそうです。いやどれもエグいわ。ない話では全然ないと思う。むしろ多分、たくさんある話だろう。けど、今までなんだかんだでKAT-TUNの時でも、私は当事者ではなかったんだなぁと思うばかりです。これまで色々と読んできて、私はいつかこういうの書くのかな~?とか思ってたんですが、いや、こうなると書くわな……今わかりました。

 

半分自分用ログです。身辺整理です。書きたいだけ書いてるので長いです。あとこうなってもまだまだ良いものあるんですって言いたい往生際の悪さなので、リンクをいっぱい貼り込みます。敬称がバラバラしていますが許してください。愛着とテンションです…


気を付けてくれよな!!!

 

なぜか今年に限って年越しをインドですることにしてしまったので今日書きます。どうしてよりにもよって…今年…最後をインドで…???あっでもフライト10時間あるし、出ていたらしたから買ったけどまだ聞けてなかった8時間のオーディオブックを聞こうかな!!?せっかくだし!⁉️audiobook.jp

 

 ー

 

 出会いは、本当に月並みですがTHE IDOLM@STER SideMで九十九一希さんに出会ったことです。その経緯等々は下記に書いているので置いておきます。
microchappy.hatenablog.com

 (この記事、ありがたいことに結構覚えてくださっている方がいらして、そういう方がもしこの記事を読んでいらしたらあいつなんかすごいところに流れ着いたな…ってなる気がする、私もそう思う、こんなど真ん中に行くことあるか?)下記記事の途中の

この辺から中の人も気になり始めてうっかりチョクメを登録してしまったりしているんですがいい加減長くなってきたので今回は割愛!声優さんまで事務所単位で気になるなんて想定してなかったよーーーー!(with line組が気になっています)

ジャニオタ、アイドルマスターsideMにハマる -とあるカツン担の急落ログ- - リチア電器

 “声優さんも気になってるけど長いから割愛!”した部分からの分岐がこちらの記事、という感じ。

 

はじめは九十九先生の情報を追っかけることに夢中で、声優さんのことは全然わかりません、だったのが気づけばアイドル46人+声優さん46人=92人分の顔と名前を覚えていた。なんてコンテンツだ。
そのなかで最初に気になったのが土岐隼一さんで(都築さんのソロと、声質に惹かれていた)、土岐さんのことをふんわり調べ始めた。お歌が上手い、お話がお上手な素敵な方だな、もっと見たいなぁ。
そこで巡りあったのがこのストロベリーセッションという生放送のアーカイブたちでした。

好きな回を置いておきます。徳武くんがお誕生日の回です、かわいいんだ~。

 この放送に出ていたのが土岐隼一さん、野辺健太さん、そして徳武竜也さんだった。軽くはねられたくらいのつもりでいたけど、今から思えばこれ、正面衝突だったな…

まだ推し、とか言うには全然至らず、しかしこの頃には九十九先生が担当だな、ということは確定していたので担当さんの中の人、可愛らしいな、という感じです。なんでかわからないが初めはいわゆるキャラクターとしての「担当」と「中の人の推し」は別になるんじゃないかな、と思っていたのだ。土岐さんと野辺さんのことを先輩先輩、お兄さん方、と呼んでお話ししているところが可愛かった。穏やかで丸い語り口と、時たま入る笑い声に角がなくって、心地よかった。…ので、そのとき抱えてた作業を進めつつひたすらアーカイブを聞いていた。(動画は何となく照れてあんまり直視できなかった)


しかしただのジャニーズのオタク、ダミーヘッドなる文明に触れたことがなかったのもあり、なんだかめちゃめちゃ気恥ずかしく、見てます!とか呟くこともせず一人で黙々と見ていた。(だからここのあたり、本当にログがない。なかったから今いっぱい書いておこう)
この“気恥ずかしさ”は結構長いこと続き、自分でも驚いた。基本、好きなことはたくさん話してしまうから、それすらできないような“照れ”を自分で処理できなくなったりした。


今までずっと好きだった人は「アイドル」なので、その人のパーソナリティーを好きになる人間がいて、熱狂するというフォーマットがある。そこが担保されている。でもキャラクターではなくって声優さん本人って?どういうことなんだろう、と。これは当惑だったのかもしれないな。(でもまず、シチュエーションボイスって耐性いりませんか?)
いや、今から思うとこれはもう「好き」だったんだろうなと思います。もう少し、機微のある心のラベリングをしたかったが、多分このときにはもう好きだった。
気になるけど、全然色々見てるけど、呟けなかった。名前すら、だよ!?照れ続けていた。今となると愉快な話です。
抱えていた作業が終わる頃には、生放送のアーカイブを全部聞ききってしまっていた。

 

私はどうやら「知りたい」が一番の原動力になるたちのようで、見たことのないものはとりあえず気になっていた。訳がわからないまま恐る恐る&6allein*1、アンロクのCDを手に取った。

 



&6alleinデビューシングルをメンバーが紹介!MVも一部公開♪ #アンロク (山谷祥生・徳武竜也・土岐隼一・宮本悠丞・ 菊池勇成・ 石井孝英)

好きなアイドルがアイドルなせいで(※KAT-TUN)、アイドルよりアイドルしていて面食らった。最近の声優さんはこんなことまでするのか……まためちゃくちゃ照れた。

 

この頃多分SideMでグリーティングツアーがあった。チケットの抽選の時にはまだSideMは始めてすらいなかったので、自宅でレポを読んでいた。そこで替え歌をするコーナーがあり、徳武さんがワンルーム卒業したいな」と替え歌をしていたと読んだ。

この時、なんかめっちゃ応援したいと思った。我ながらトリガーがわからない。

 

ご本人の語彙のチョイスが気になるな、もっと綴られる言葉を読めたらな~と思い、チョクメをとった。はじめは訳わからなかった。なんだこのサービスは。古のメルマガ文化か?返信ができることはしばらく経って気づきました。最後の方は一月に一回くらいだったけど、それでもいつ頃来るかな、と楽しみだったな。

 

そもそもアンロクのことはよくわからないままCDを買っていたが、出たので最新のDVDを買う。


&6alleinの6/6!「Let's NURU NURU !」DVD紹介動画 (山谷祥生・徳武竜也・土岐隼一・宮本悠丞・ 菊池勇成・石井孝英) #アンロク


これはなんだ???

 

今は亡きアニメイトチャンネルを登録し、番組の配信を待った。この辺りで当惑し続けていたアンロクへの気持ちが「もしかすると好きかもな…」に傾いてくる。ただしマリンへの気持ちが釈然としない。何?ローション…未だにわかりません。え…何?何だったんだろう…みんなある?推しがローション相撲したこと……リアクションの正解が知りたいわ……

 

この夏は出演していた賭ケグルイの露出もあってたくさんのラジオや生放送があった。
単独でのラジオ番組のお仕事がやってきた。すっごくすっごく嬉しかった。毎週お話を聞けるのが本当に楽しかった。声優さんを追いかけて、ラジオを聞くのって楽しいんだなぁってわかった気がした。彼のラジオでそう思えたこと、とても幸せだったなと感じています。

 

いつだったかな、今週あった声優さんのニュースを読む、というような生放送があって、その途中で機材トラブルがあった。向こうからの音声が聞こえなくなってしまったタイミングで、咄嗟にフリップで筆談をはじめて場を繋いでいて、その機転にすごくグッときたのを覚えています。オタクは些細なことをすすってしまう。霞食って生きる。霞おいしい

 

そんなこんなで、秋、直近であったアンロクのファンミに行ってみることにした。

はじめて、踊る姿を生でみた。

何人かが集団で踊っていると必ず一番オリジナルに近い、ニュートラルだなと感じる人が一人くらいはいると思っているけど、徳武くんはどの集団でもそうなるだろうなぁというくらい、癖がなくって振り付け師さんの振りがまま入ってるんだろうなぁと感じられるような素直な動き方をしていて、いいなぁ、好きだなぁと思った。声優さんに「ダンスが好きです」って言っていいものかわかんなくって困惑して(だって“声優”さんなのだ)、考え込んでみたが、結局好きなものは好きだったのでどうしようもなかった。
嫌いなとこないな、どうしようなこれ。

 

冬、初めて朗読劇のチケットをとった。土岐さんとの二人芝居だった。

 卒制がやばすぎて見られたのは1公演だけだったけど、今思えば帰ってから制作なんてしなかったんだから、当日券もぎ取っておけばよかったな。行けなかった後悔、とはっきり言えるのはこれくらいかもしれない。
当たり前体操過ぎるんだけど、声だけで芝居をする、声優さんってすごいな~!という感想を抱く。朗読劇、またあったら絶対行きたいなと思った。また、はなかった。

 

そうだ!この直後に土岐さんのラジオにゲストで徳武くんが来た回があって、これが私が一番好きな徳武くんが出ているラジオかなぁと思います。もう本当によく聞いた。大分擦っている。擦りすぎて粉。

徳武くんが酔っぱらったときに冷蔵庫に靴をしまっていた、という話がなぜか異様にツボに入っていて、(普段から靴きちんとしまうんだなぁってグッときて…)話しすぎてフォロワーさんに「例の話」扱いされた。あーーーー本当にこの先輩後輩が……大好きだったんです………

 


SideM3rd仙台。初めてアイマスの「現地」に行けることになった。

せっかくの初めてなんだから、もうしたいことできること全部やって向かおうと意気込んだ。今でも映像をみるのにまだ覚悟が必要だけど、でも同時にこれ以上はないんじゃ、ってくらいに思っている。宝物です。

 

このときようやく初めてお手紙を書いた。信じられないが宛名の時点で手が震えて書き損じを3枚作った。恥ずかしい。今となっては笑い話です。
ここまでしてどうにか気持ちが言葉に凝結したようで、やっときちんとお名前を呼べるかな、となった。名前すら呼べなかったんですよ、面白いでしょう、嘘みたいだな。
ここで初めてあなたの事が好きです、応援しています、とはっきり書けた。ここまで1年かかった。

言葉にしておくことは大切だ。心に栞を挟める。きっと同じことを今、しようとしているんだと思う。

 

初めてキャラクターと声優さんにお花を出した。(ジャニーズはオタクは基本お花を贈れないので、お花を贈るのもちょっとした異文化体験だった)
九十九先生に一目惚れした恒常衣装の立ち絵を出して、「この子に似合うお花をお願いします」と言った。お花屋さんがガラス戸を開いて持ってきてくれたのは、真っ白なカラーだった。思っていたまんまのお花が出てきて、ドキドキした。

 

 

 

 本当に大切に思っている子と、応援したい人に一緒にお花を贈れることは幸せだなぁと思った。そんな機会があって嬉しかった。お花屋さんは魔法使いのようだった。

 

今までグッズとかあんまり持たなくって、それこそうちわもぴんとこないオタクだったけれど、ここでそれらって「ここに好きな奴おるからな!」の狼煙だということを理解した。名刺もこのとき初めて作ったな。そしたら声かけて名刺を交換してくださったPさんがいて、そこから色々ありましてその方とは今、KAT-TUNの観賞会をよくします。不思議なご縁があるものだ!余談。

 

 

ほかの現場からハシゴしたりしたのもめちゃめちゃで、楽しかった。

個人的も良いところな話だが、自担と推しさんがイメージカラー青の(※アンロクメンバーカラー準拠)竜也さん、なのが実はすごく気に入っていたりした。こんなことってある?って。
KAT-TUN横アリ昼公演→同日徳武くんイベント→そのまま飲む→翌日KAT-TUN横アリ昼、をやって寝坊したのも良い思い出です。

 (横浜アリーナに東京から新幹線で飛んで、後5分のところで間に合った。ギリギリでいつも生きていたくはないんですがね!!?)
新幹線といえば、旅行先からそのままお渡しに向かって新幹線の中でお手紙を書いたりもしたな、グリーン車と新幹線はお手紙を書けます。

 そうだ、それが初めていわゆる接近、に行った時だ。何言ったらいいか分からないままに「初めてこういうところに来ました、初めて好きになった声優さんだから」みたいなことを述べたような気がしてきました。グラビティ…
身長180あるけど、小さく屈んでくれていたから、相槌でわっと目が開かれた時の、瞳がきれいな茶色だったことが焼き付いている。でもそのくらいしか記憶がない。飛んでいる。接近、本当に経験がなかったので(KAT-TUNは会いに行かせていただくアイドル…)(接近ほぼ無い)、めちゃめちゃ焦ったし多分今でも焦る。

 

この辺でちょうど私が知ったあたりから動きが鈍化していたのと、「な、なんかわからん…」と全くタッチできていなかったツキクラ関連を漁る。dアニメストアツキプロチャンネル全部見られていたのです。(今は見られないんだっけか、ディスク買っておこうかな)あと「推しの推しだしな…」という謎の理由で(徳武くんは特撮が好き)見てみたかったけど全く触れたことがなかった仮面ライダーをAmazonPrimeでまとめ見する。オーズからみました。ラジオとかでオススメを話してくれたのをまとめてメモってるからまた違うシリーズも見よう。メモを参考に。次は龍騎かな。

 

ちょうど1年くらい前、315プロNight*2についにF-LAGS当番回が回ってきた。

旗の中のお三方がワイワイとお話ししていて、Twitterなんかからもうかがい知れていた仲の良さをこれでもかと浴びた。浦尾さんのポンポンと弾む様なお話が楽しかったし、三瓶さん笑いっぱなしだったからつられてずっと笑ってた。

例のきゅーぴっつが爆誕し(てしまっ)たのもここでだ。きゅーぴっつの謎のボケをひっかぶっていく度胸と、ルールを設計しだす回し能力は何だったんだよ!?でもそれこそあの「歯の抜けたような声(©︎浦尾さん)」は前述のトキノワで聞いていたものだったし、こんなに楽しそうにラジオをしている!と嬉しくなったものでした。きゅーぴっつに思うことなのか…?

ラジオの中で声を当ててないゲームのカードやセリフの話までスラスラ出てきていて驚いた、し、ありがたいなぁと何度も思った。4thのMCでも九十九先生のオフショットカードの話がポロっと、本当に自然に出てきた。それこそPが話すみたいに。そりゃ担当は担当のカードを舐め回すように見ているので当たり前のように出てくるかもだけど、でも2年も前のカードで声を当てていないものについてすぐ話してくれたのはもうすごく信頼した。それは今でもそうだよ。ずっとそうだよ。
(担当の中の人としての徳武くんにはどうしても「信頼性が高い」というセキュリティシステムか?みたいな言い回しをしてしまう……)

 

マリンの今年の春ライブは、柏の市民ホールだった。隣の会場でピアノの発表会をやっていた。怪訝な目で女の子がオタクを見ていた。桜が綺麗だった。また行きたかった。来年のライブにアンロクはいない。スーパーノヴァ、アンロク、M4さん、kashicomiさんのキャラが立っていてライブもイベントも楽しかったなぁ。
マリンにはよくわからん会場によく連れて行かれた。小平、座間、柏……なぜそのチョイスだったのか……思い出にいつも移動中の記憶が付随している。

 

SideM4th。フラスタの主催を初めてやってみた。

 

すっごく!すっごく楽しかった。ほにゃほにゃのラフからまさかあそこまで綺麗に実現するとは。お花屋さんなのにマントも作ってくださった。何屋さんなんだ。やっぱりお花屋さんは魔法使いなんだ。
はじめに自分が考えていたよりずっとたくさんの方が参加してくださって、だからこそ、形にできたと今でも大切に思っています。本当に本当にありがとうございました。やってよかったなぁとじんわり抱き続けている。エゴかもしれないけど、それでも贈れる、ということが嬉しかったんだ。次があったら、とまたいくつか案を作っていたけれど、日の目は見なそうだなぁ。

 

6月9日、アンロクの2ndワンマン。
この日が私が徳武くんを見た、今のところ最後の日だ。
もし 出会ったすべてに理由があるなら それが 幸せなんだね」なんていう歌詞がある曲が、この日の最後の歌だった。アンロクのデビュー曲。このフレーズがきらきらと大切なものに聞こえたことを、あの満ち足りたような瞬間を、私はきちんと覚えていようと思う。

 

 

先日、アンロクも解散が発表された。
宙ぶらりんの時間が長かった上、他ユニットの始動なんかがあってうやむやにされるのかと思っていたから(マリンへの)怨霊になりそうだったけど、しっかりと終わらせてくれるとわかって、成仏しました。
宙ぶらりんの間、徳武くんがいなくなっても4人で活動を続けてくれるなら、見に行きたいな、と思っていたんだよ。いつの間にかそれくらいきちんと好きになっていたよ。ありがとうね。楽しかったな。

 

 

正直ちょっと油断していた。

 

予感自体はありすぎるほどにあり、なんとない心配はそれこそ昨年の夏くらいからずっと心の暗渠に漂っていた。お元気そうで良かった、と既に去年の夏には自分が呟いていた。ちょっとずつ事務所のホームページを見る頻度が増えた。よかった、お名前きちんとある。期末が怖くなってきていた。3月は問題なかった、ホッとした。
SNSのアカウントが消える、となった今年6月くらいからは本格的に毎月末月初かなり怯えていた。(なぜなら芸能事務所の契約は大抵月末締めなので、KAT-TUNゼミ)でも発表当日まで「7月からここまで引っ張るなら逆に大丈夫なんじゃないか」「発表されたSideMのワートレ新曲もあるし」(めちゃめちゃ良かった)「もう少し待てば、きっと好転するんじゃ」とか、ちょっと思っちゃってた。12月、年末だから気を付けないとなのに。正常な判断力を失うくらい、悶々とし続ける時間があった。このままってことは絶対にないから、なにか起きるとは思ってた。でもそれは少しでも良い話であれと、愚直に願っていた。

 

特にTwitterのアカウントが消えたあたりからは言い方が悪いがなんだか執行猶予のようでした。正直、廃業の発表の日よりアカウント消えるときの方が動揺してた。決定打のようだったから。そこから覚悟はしていたつもりだったんだけどな。
心配してた日々は、普段あんまり悩み事のない私にはレアな「しんどい」体験だったけど、でも、過ぎてしまうともう少し、あと少しだけうだうだやってたかったな、となってしまう。喉元過ぎればなんとやらだ。いつか終わりが来ることがわかっていても、来てしまってからではどうしようもなくなる。覚悟したつもりで受け身とってても、事故ったらそりゃ痛い。
この半年ぐらいあちこちでフォロワーさんと飲んだなぁ。というかなんなら発表あってから6日6晩飲んでました。天岩戸開もビックリだよ。酒!飲まずにはいられないッ!
その節は皆さまありがとうございました、すみませんでした。いつもハイネケンは美味しい。今日も美味しかったから、多分明日も美味しいよ。

 

どこにもおんなじ話なんて一つもないけど、私はKAT-TUNのオタクでもあるから、どうしてもその話をしてしまうんだけど、個人的には赤西くんのとき級で、要するにまぁ大変な事態です。(何事もはじめての衝撃はでかい)あのとき、雑誌の写真ですらだんだん笑わなくなっていく赤西くんを見て、「ああ、きっともう彼は帰ってこない」と勝手に先に諦めてしまったこと、実はずっと後悔していた。それを思うと、今回は(今回は、ってなんなんだ、何回もあるなという話だ)ずいぶん諦めなかったなぁ、自分、とふと、思った。なんで私が好きになった人なんだろう、って思う。でも、これは変な言い方だが、「こういう人だから好きになった」みたいなところはある、と、思うのだ、これはKAT-TUNにも思っていること。結果論でしかないけれど。結局好きになるというのは引力みたいなものなんじゃないのか。

 

まあ、さよなら、はいくらやっても慣れるものではないですね。でもTLを見たときの「これはまずい」という察知と、あらゆる情報の保存と、Twitterトレンド海外逃亡の方法はしっかり身体が覚えていました。切ない話だ。
Yahoo!リアルタイム検索のお気に入りワードがパンクしたのなんてお気に入りに登録してから初めて見た。これでか、と、ちょっと泣いた。
介護シューズ徳武産業さんも、Jリーガーの徳武さんもよくお名前を拝見しておりました。パブリックサーチは一番やりやすい気がします。リアルタイム検索。未だにお気に入りは外せていません。余談が過ぎるな!?

 

「推しは推せるうちに推せ」とよく言うけどこれは何かあった時の己の救いになる、という多分それだけだ。でも何かあった人間には、あまりに大きい。保険のようなもので、何もなかったら何もないんだろう。骨身に沁みる。重い。幸い、後悔はほとんどないのだ。行きたいものは行けたし、したいこともできたから。

 

私の「好き」はきっとご大切の類型と、知欲でしかない。それを「好き」の言葉にパッケージした。乱暴だ。でも、本当に「好き」だったとしか言いようがない。少しでも知りたかった。「知りたい」というのは欲で、エネルギーの源泉であると同時に暴力たりうると思う。だから、今になっても欠片を集めようとすることに本当に、申し訳ないような気持ちはある。ごめんなさい。
でも、きっと私が一番知りたかったのは「これから先にあったはずのもの」だったよ。どんな演技をしてくれるんだろう、どんな話をしてくれるのだろう、どんな感情になるのだろうって、知りたかった。

 

いやある意味!!!!今めちゃめちゃ“感情”得てますが!!?情緒が突沸している

私は私の感情と取っ組み合うと決めたから、今大運動会中です。

 

なぁなぁにするとか、終わらせないこととかもできたかもしれないけれど、きちんと最後を与えてくれたことを私は、誠実だと思っている。

4thの挨拶で、たしか彼はすごく短い挨拶のなかにこれからへの言葉を残さなかった。アンロクの2ndでは最後に「後悔はない」と言っていたはずだ。嘘のつけない、できないことをできるとは言えない人だよなぁと思う。そういうところも推せるなぁとか思ってた、思ってる。

本当にひとつずつ終わっていった。新規のお仕事がなくなって、定期のお仕事がなくなって、現場の予定がなくなって、SNSがなくなって、もうこれ以外のお仕事はない、と思っていたCDのリリース予定が出た。そして発表だった。その間に出てきたのはいろんな過去映像のパッケージだけど、見たら終わっちゃうような気がしてまだ見られてないものがいくつかある。もうすぐ、それも終わるのかなぁ。

 

でもまずはハードがなくってプレイできてないなかったデスリク*3やりたいのでPS4買ってきます。

www.compileheart.com


 

SideMは、オーディションの時に「10年やれますか?」と聞かれるという。このソシャゲ戦国の世ですごい話だな〜と思うし、ブランドだなぁとなる。彼はその時きちんと「はい」と言ったというし、それが嘘だった、とかは全く思わない。その時の本当だったんだろうと思う。
最後に録った、録るであろう声を当てている子は九十九先生だと思う。彼の演じていたキャラクターで、”更新”があり続けるのは九十九先生くらいかなぁと思うので……もしかすると、一番早く入れ替わっちゃうのも先生かもしれないけど。

 

多分これから出てくるものがあるなら、収録が完全に終了しているであろう乙女件武蔵と、剣が刻だと思います。

 発表の翌日、乙女剣は決定事項だけを端的に教えてくれた。剣豪の生きざまを見た……
(閑話休題、乙女剣武蔵、本当に面白いのでちょっと触ってみてほしい……乙女剣武蔵は人間賛歌…)

 


九十九先生に出会ってからしばらくの間、それこそ3rdで仙台に行くくらいまで、私は自分の中で「P」の人格を定義できないでいた。そんな時に聞いたのがCompass Gripper!!!だった。この曲の中の「未来を君と見たい」というフレーズに共振した。私は君たちと未来を見たいと、時間を共に過ごしたいと、確かに思った。そのときから私はこの気持ちを「P」としての旗印とすることにした。

どうにもまだちょっと「P」と名乗るのにはちょっと尻ごみをしてりまう。だってどうしたって私はアイドルのオタクなのだ、だから「プロデュース」ってちょっとピンと来ない。…と、思っていたのだけれど。 もしかするとこの「“未来を君と見たい”」という思いは、Pのそれといってもいいんじゃないのか…?

“未来を君と見たい”とは、きっと愛の言葉だ ―SideM 3rdアニバ02,Compass Gripper!!!の話― - リチア電器

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 (節目節目でブログを書くオタクだな……)

 

今のところは、九十九先生の顔をみても普段通り「おっめちゃめちゃVI値が高いぞ」ってなれている。思っていたよりは、寂しさにつぶれていない。(でも声を聞くとたまらなくなってしまうから、まだ歌が聞けていません)

思えば私、九十九先生にはほとんど一目惚れだから、どうあっても顔が好きなんだよな……顔ファンはこういうとき強い(無論、それ以外もあるのでPになろう、となっているのですが!)
少なくとも、声が「変わる」まではこれでいられるかもしれない、そのあとは流石にまだわからない。

 

私は、最初からF-LAGSをみられていたわけじゃないから、私が彼らを知った時にはすでに声があった。それなのにこの言い方は変だけど、「この子は確かにこの声なんだろうなぁ」まさにぴったりだと、感じたんだ。妙な話だけど。だから、今はまだ、声がなくなる・変わること、ピンと来ないしわかっていない。だって私は先生に「声がない」時のことを知らないのだ。この声がしなかった時は私が過ごしてきた中で、ないのだ。


冷静に、冷静になれば多分、1月30日の生放送で5thライブの出演者が発表されるだろうと思う。なんでこんなにスラスラ言えるかっていうと、そこで出てきてくれたら、と願っていたからです。もう少し早く時はきたのだね。

今のまだ「はじめの先生の声がする」けど「隣に誰もいない」ような間、少しだけ足踏みすることを許してほしい。この間に私はいささか癒合してしまった愛着の糸を切り離していかなければと思う。あなたのことが好きで、あなたのことも好きだから、あなたたちがもっと好きになった、というこれらを、一旦フラットにしよう。最初に書いたようにいくつかの人格を飼ってしまっているので、私は徳武さんのオタクとしてきちんと、ありがとう、と言って、そして九十九先生のPの端くれとして、これからまたどうぞよろしく、を言いたいんだ。新しいことがあること、それはそれだけで少しワクワクするものだ。

もしかしたら意外とそのうちけろっとしちゃったりするのかな。それは、やだな~。嫌だからきちんと書いておきます。私はもんどりうちました。

 

旗の彼らは、私の信じたあの子たちはきっと必ず前へ前へ進む。そして、今の私はやっぱりこれから先の彼らの歩む道をみていたい、とはっきり思っているのだ。だから、多分ここには留まるんじゃないかな、という予感はある。飲み込めなくて噛り付いたこのさみしさをゆっくりでもどうにかして、もう少し一緒にいたい。いたいよ。

もしもダメだったら、私は私の中で、きちんと折り合いをつけて、さよならをしようと決めたから。だから、どうか。

  

 

先日、ラジオの罰ゲームで徳武くんが食べていたから、というわけでなんかもうせっかくなので(?)ラジオを聞きながらタランチュラを食べました。

 (なぜかまだ聞けるのでタランチュラ気になる方は是非(?))


気になっていたけど半年くらい見送ってしまっていたので、満を持して、です。(?)クリスマスパーティーで食べました。

さすがに自分でも意味不明の行動過ぎて、おかしくって大笑いした。徳武くんがラジオで話していた食感とか、味とか、概ねその通りすぎて力が抜けた。食レポうまくない!?どうしようもなく、楽しかった。タランチュラは紙のような味がした。

 

 

“タランチュラを食べよう!”なんて徳武くんが出ていたラジオを聞いていなければまず思っていなかった気がするので、出会わなければこんなことはなかったな、と泣いてしまった。

 

タランチュラを泣きながら食べる図、地獄。

 

意味わかんないよ!なんでタランチュラ食べてるんだよ!タランチュラ食べた人に出会ったからだよ!好きになったからだよ!全部全部!楽しかったよ!!!ねぇ今も!!!楽しいよ!!!

 

…はっきりと自覚できました。タランチュラで。
禊をタランチュラでするなという話である。

 

 

楽しかったこと、全部が全部本当で、これがずっと続くのかなと思っていた。永遠なんてないこと、痛いくらいわかっていたつもりでも、最中にはぜーんぶ忘れる。でも、忘れちゃうくらい夢中でいられたのなら、それは幸せなことだったな。
恋とかでは断じてない、ないんだけどそう形容せざるを得ないような熱をなんと呼んだら良かったんだろう。狂……?

時間はめちゃくちゃかかると思うけど、あんまりにもはっきりとした「終わり」の形がきたのだから、私もきちんとこの思い出の箱を置こう。まだまださみしいも悲しいも、楽しかったもありがとうも、大切も愛しいも大好きも、全部全部がごちゃまぜに同居して大混乱している。心、クアッドコアで処理しても追い付かない。けど、そんな今すら、お土産だなぁと思って大切にできたらいいな。

禊もすんだし、成仏もしたので、しばらくは余生を過ごします。多分。少なくともしばらくは。これからのことは後で考えればいい。後の私、がんばれ。
これが最初で最後になるかもな、と思っているけれどそればかりはわからない。誰かにまた出会えたなら、それはそれで素敵なことだと思うから。

 

でも、最初、は最後だ。

 

 

どうか、どうかすこやかで。
流れ星のようにすれ違っていく縁の中で、出会えてよかった。出会えるところにひとときいてくださって、本当にありがとうございました。これから先が光ある道でありますように。この先を知ることは叶わないかもしれないから、ひたすらに願うことを許してください。
ラジオ関係のお仕事がしたいな、って言ってたのを聞いてる。だから業界に入ってきた、とも。そんなお話をしているラジオが大好きだった。もしラジオのお仕事をされていたりしたら、嬉しいなぁ。どうだろう。でもあなたが決めたのだ、なんだっていい。


はじめてお花を贈ったのも、はじめてお手紙を書いたのも、はじめて廃業するのも。みんなみんなあなただったんだよ。

 

徳武竜也さん。私がはじめて推しと呼んだ人。
大好き“でした”とまだ言いたくない。大好きです。

 

*1:マリンエンタテインメント発でユニット活動をしていた。事務所が同じ先輩後輩6人組。なので土岐さんもいた

*2:SideMのラジオ、最近はパーソナリティーがユニットごとに持ち回りになっている

*3:徳武さんが主人公?プレイヤーキャラ?の声を当てている

SideM,始めて10日のマラソン500位と、それから1年20位の話―とあるカツン担九十九Pのログ―

お疲れ様です、昨年こちらの記事を上げた九十九先生の担当になったジャニオタです。

microchappy.hatenablog.com

1年前、その節は大変お世話になりました!

あの記事で色々と反響をいただき、同僚さんのご縁に大変たくさん恵まれるなどしたのでした!

 

さて、それはさておき。今回はマラソンの話をします!例のごとくジャニオタのはてブロは長いぞ!あと今回はカツン担ほとんど関係ないです。枕詞。

 

  

約1年ぶりの九十九先生上位、Write for Someone〜追憶の空〜お疲れ様でした!

唐突な選抜イベント、揃う19歳、最&高なストーリー、加熱するボーダー唸るメガホン(字余り)、色々語りたいことは山ほどあるのですが…!今回は私史上2度目の九十九先生上位、奇しくも始めたての1年前と形式が同じマラソンを走ることに相成りましたので、前回(傍白のFamille)も合わせ、後の自分用にもとログをまとめておこうかと思います。

九十九先生また上位マラソン来そうな気がするんですよ…先生じゃなくても旗マラソン絶対あると思う…

 

して、何故1年前の傍白の話を引っ張り出して来ているかというと、今回、WfSの予告が出た後、イベントが始まる前に

「今からモバエムを始めて九十九先生のSRは2枚とれるだろうか?」

「そのためにはいくらほど課金をすればいいだろうか?」

という主旨のアンケートがTwitterで回って来たからです。

 こちらでした。

それには「無理」「諭吉が野球チームはいるのでは」と答えているPさんも多く、私も「なかなか難しいだろうなぁ…」と思いました。マラソン以外なら。


そう、マラソン以外なら、です。

 

逆に言うと、「マラソンならワンチャンある」と思いました。

なぜならマラソンは「課金すればどうにかなる」度が圧倒的に高いからです。言っちゃえば他もどうにかなりはするんですが、マラソンは「デッキが一切関係ない」イベントです。ガチの体力勝負。また、底ありの箱ガシャが設置されているため運による要素も大変大きい。そのため、他の形式に比べれば始めてすぐの人間でも上位SRを獲得することがしやすい形式であると言えると思います。

 

……というのも、私は九十九先生に一目惚れのように転がってモバを始めて10日で傍白のFamilleに正面衝突しまして、そこで1枚取りライン(500位)まで走ったのですね…(The無謀)

そしてその時はご縁があったのか3枚先生を連れ帰ったのでした。
なので先ほどのアンケートに「うーん2枚は諭吉がKAT-TUNの元々の人数*1くらいいるかなぁ…?」とか思ってたのですが、いわゆるランキング報酬による「2枚取り」、ではなくって「とにかく2枚得る」なら始めて10日でもできはします*2、というかした、ということを思い出し…

そして前述のTwitterでのアンケートに際して、昨年の私のブログで傍白の時の話を一部記載していたのでちょっと反応をいただき…せっかくなのでまとめようかなと思った次第です。

 

1年以上前の話もあるし、このくらいのランナーは多分全然普通にいるのでアレですが、私もはじめは諸先輩方の記事を「SideM マラソン 走り方」とかで検索をしてめっちゃふむふむと読んでおりました。(今もですが!)

 

下記参照させていただいた記事です。

多分具体的な走り方はこちらの方を参考にしていただいた方が絶対にいいです!

 

ので、これがもし
「今モバエムを始めたのだが」「担当上位がマラソンで来た」という方がいたときのなんとない走り方と気の持ちようとそして課金の目安になれば幸いかな……という気持ちです。ニーズがニッチ。いや、でも最近モバでエムステから来ました、というメッセをよくみるので、いきなり担当イベに衝突する人も少なからずいるのでは!?そしてモバ走るの楽しいのでみんな〜!走ろ〜〜〜!

 

婚活の時期だしね!*3

 

 

 

ラソン #とは

これだけマラソンラソン連呼しておきながらなんですが、そもそもマラソンとはどういう形式だったっけ?というのを自分の確認用に要点だけまとめておきます。

 これ以降「○枚取り」とは「ランキング報酬で確定で○枚もらうこと」で使用します。

  • 1枚取り         :500位(他形式1000位)
  • 2枚取り    :150位(他形式100位)1枚+上位%チケット←名前入り称号ライン
  • 虹トロフィー:20位(他形式10位)←2枚取りライン

ラソン現行形式はレポート手当がある関係だかなんだかわかりませんが、報酬の配布位置が他形式と異なります。ランキングだけで1枚取るのはきつくなるが、2枚以上を狙うなら少し枠が広がるというゆるいんだかハードなのか判然としない配布位置です。

(6/15修正)間違えました!確定2枚取りは20位からでした!(走ったのに…)150位は確定は1枚ですが、大概この辺に来ると箱は壊れているので実質2枚、みたいな感じです。

  • レポート手当総数   :4002個
  • 底引きに必要なレポート:20010枚

レポートを2万枚くらい集めると箱を破壊できます。250枚提出を80回でいいんだ!いける!

  • フォロー3倍×メガホン3個×テンション60%  :12,400pt
  • フォロー3倍×メガホン3個×テンション100%:19,940pt

以降の計算のための備忘録です。

 

前提条件は大体こんなものとして、以下詳細です!長い!

 

 

−傍白のFamille〜繋がれた希望〜編−

基本データ

  • モバ歴  :10日
  • レベル:開始時(確か)50前後→終了時100くらい
  • 体力 :200〜250前後?
  • テンション  :60%
  • アイテム    :多分ハーフゼリーが30個くらい、あとは課金分で増す
  • 目標 :(いかなる方法であれ)1枚は上位SR九十九先生を取得する
  • 結果 :約296万pt、407位、九十九先生3枚取得(箱2、ランキング1)
  • 予算 :2万円
  • 備考 :この時は割と暇な大学生

  

様々なところの記憶が朧なので怪しいところもあるのですが、だいたいこんな感じの状態で走り始めます。

この頃はイベントの走り方もろくにわかっていなかったのですが、それでも走っていればそれなりに体得もしてくるものなので、何はさておき行動指針と予算だけは決めておくといいんじゃないかと思います。

…というか、当時はポイントを逆算するとか、ボーダーを読むとかのノウハウを全く持っておらず、むしろ当時の私にはそれしかなかったのですが!!!(故に記録をこまめにとるようになりましたとさ!)

 課金内訳は

  • スタートダッシュパック5000×2
  • ラストスパートパック5000×2

単純明快な2万円の使い道ですね。

 ( 以下、アイテム内訳はこちらのデータを参照させていただきます)

これで 総計74×2+82×2=312個

のメガホンを手に入れたことになります。この時テンションは60%なので

312÷3(メガホンは3つずつ使うため)×12,400pt=1,289,600pt≒約129万pt

をどうやらメガホン分で稼いでいたらしいです。(厳密には箱から出てきたり報酬等でもう少しいってると思いますが)

ので、残りの約160万pt をゼリー走りで稼いでいたらしい計算になります。当時は自動営業もなかったので時速8万ptくらいと見て20時間くらいでしょうか?(ガバ計算)

傍白は8日間のイベントだったので1日2〜3時間費やすことができると大体2万円で300万pt くらいが積めて、500位にも入れた感じですかね。

確かジャニーズの現場のグッズ待機列とかで走ってた記憶があります。

 ただし500位入賞は大きくボーダーに左右されます。(180〜450万ptくらいでブレる)

傍白の時はこのポイントで500位入れましたが、後述のWfSについては500位ボーダーが420万ptを超えていたのでこれでは太刀打ちできなくなります。予算を増やしてメガホンを買うor大人しく撤退するorとにかく時間をかけてゼリーで頑張るなどの対抗策が必要になってきます。しかしこればかりは蓋を開けて見ないとわからないので、様子を見て考えるか、事前に予測を立てておくといい気がします。

 

私は予測を立てる脳を持っていなかったので、「とりあえず毎日200位くらいにいれば最終的に500位入るだろ」というガバガバの指針で走っていました。こわいね。マラソンはメガホンによる圧倒的時短が可能なので前日の順位もあまり当てになりません。ポイントを見ておくことをお勧めします。大体終了24時間前のボーダーのptの2倍が最終ボーダーになると言われています。(前日2倍)

 

また、300万pt くらいだとレポートの箱は破壊できていない場合があります。(点数については後述)

ので場合によっては「(それなりに課金したのに)箱からSRが出ず、500位にも入れず」という悲惨なことになりかねないので1枚欲しい時の基本行動指針は

  1. 箱から出すまで頑張る(運が良いとすぐ終わる)
  2. 500位のボーダー上まで走る(これまた運が良いと箱から来ている時もある)

になる気がしています。

私は傍白の時は箱からスルッと出て来てしまい、予算がまだあったため欲を出して500位まで走ってチェンジを目指した形です。(そしたら箱からもう一枚来た)

 

さて、傍白の時の話で書きたいのは「始めたばっかりでマラソンで戦う?には」という話でした。

ラソン体力が多ければ多いほど有利です。体力が多ければ多いほどゼリー1つあたりの回復量が上がり、より多く走れるからですね。で、体力を増やす方法は

  1. レベルアップすること
  2. 同僚を増やすこと(1人あたり体力2増加)

なのでとにかく同僚さんは増やしておきましょう。100人まで作れるので体力に200の差が出ます。イベント始まってからでもゲーム内で申請してみると意外と通ったりしますし、予告の段階で同担さんが相互に募集していたりもします。WfSの際よく見かけました)(ホッコリする)

また、レベルアップの際には体力・アピールが全回復します。低レベル帯ですと走ってるだけでどんどんレベルが上がり、ゼリーを使わずとも体力が満ち溢れ走り続けられるというなかなかキマった状態になるのでこれを使わない手はありません。ガンガンレベル上げていきましょう。

 

−Write for Someone〜追憶の空〜編−

基本データ

  • モバ歴  :1年と1ヶ月くらい
  • レベル:240くらい
  • 体力 :571(スタート時)
  • テンション  :100%
  • アイテム    :ゼリー312、マイゼリー39、マイゼリーハーフ218、バー315、マイバー131、ミニバー1840、メガホン48
  • 目標 :名前入り称号を得る(≒150位に入る)
  • 結果 :約937万pt、19位、九十九先生5枚取得(パーチケ2、箱1、ランキング2)
  • 予算 :4万円
  • 備考 :そこまで忙しくない新社会人

 

メガホン少な…っ!!?(※WfS直近の旗イベはマラソンでしたね!!!!!!)(割と毎度メガホン現地調達で走ります)

 

さて、WfSは開始前から「次の九十九先生上位は2枚目指して走ってみよう」、と密かに思っていた状態でのスタートでした。

この一年でなんだかんだライブビンゴマラソンチームライプロの全形式で一応1枚取りを達成していて、傍白カウコンウィンタースノーライブ、つまり315プロに就職?してからの旗上位では全て1枚まで走っていたので「よっしゃ〜次は2枚だぜ〜一応どれでも頑張れるぜ〜*4」と考えていた、という単純な動機です。デッキもそこそこ揃い、同僚Pさんからの手厚い支援(本当にありがとうございます)もいただいていたのでライブビンゴだったら特化型の先生大暴れだから楽しいな〜旗はこないだもマラソンだったし、とか思いつつそろそろ上位来そうだなぁと身構えていた最中の予告。

どう考えてもマラソンで読みたいストーリー、そして期間的に大吾くんの誕生日特効が入る、ということがわかりましたのでここで勝手にマラソンを確信。傍白時にはなかった戦略を立てるという行為を行い始めます。

 

  • ボーダーと目標点を設定する 

 唐突な越境、それもまさかの年齢括りというモバくん急にどうしたの!?という試みにこれはボーダーもテンション高めな感じになるかな、否、してやる、という覚悟の元に想定しうる限りで高めの点数を考えておくことにしました。

 と、いうわけで昨年のクリスさん婚活を参照。

150位ボーダーは約540万ptですので目標点を600万ptに設定。

 

…いや600万て…おま…傍白の時の自分の点の倍じゃん…あんだけ頑張ったのに…となったので、次はこれです。

 

  • 課金方針の確認&アイテム数からポイントを試算

傍白の時はテンション60%だったのですが、WSLの時にテンション100%で走ってこれがま〜楽になったので今回もテンションは100%に持っていくことにします。というわけでまずはガシャガシャでR2枚確保を予定。

ただこれ、うまくいけばパックより採算よく点数が積めるのですが、モバのガシャR2枚って…魔境ですよね…18連で揃うことを祈る。

ガシャ予算を〜1万円として、予算は4万円のつもりだったので残りはパックに注力。とりあえずガシャがうまくいった場合、スタダラスパ買い占めで¥36200のはずなので買ったアイテムを全部ぶっ放すことにして試算。

 

  • スタダ:メガホン259個→259÷3×19,940pt≒約172万pt
  • ラスパ:メガホン298個→298÷3×19,940pt≒約198万pt
  • 在庫 :メガホン48個→約32万pt
  • バー :1800÷2.5×1,200pt(Goodの場合)≒ 約86万pt

 

とりあえず予算分をパックに充当し、手持ちの資産をぶっ放していくと大体490万ptは積める、という試算が出ました。

開始前、かなりボーダーが怖くって胃がキリキリしていたんですが試算してみてあとはゼリーで110万pt分走ればいいんだ!という気持ちになり大分楽になりました。ゼリー走りの時速が大体10万ptくらいだそうなので、1日1時間くらいあればどうにかなりそう、と気づきよーしこれなら休息日が作れるな!などと思う。(※そんなことはなくなる)

 

イベント日記

フタを開けると案の定マラソンでした。ので、とりあえずガッシャガッシャします。

傍白の時はPエンブレムを2%チケに変換して上位SRを引ける(かも)ということを知らなかったので、(クリスマスにうっかり想楽くんに使った以外は)ほぼ1年ためていたらしいPエンをぶっ放します。

  • Pエン(2%チケ)77枚→九十九先生×2

上々の出足かな?とりあえずチェンジはできるのだ、あなたサムっていうのね…!と胃痛は若干緩和されました。

  • BOXガシャ18連(¥4500)→ガシャR道夫さん×2

これまた運が良かったです。予算内。これであとはテンション100%にして走るのみになります。

 

走り始める。

 

WfSは10日間のイベントだったので、1日あたり60万点積んでいけばいいかな、と考えていたのですが、初日、60万点ではなんだか全然150位に追っつけない。アレ!!?という訳でとりあえず走れるだけ走るか、と100万点ほど積む。

※マラソンは初日の点数の伸び率がだいぶ高いことを完全にわかっていなかった。

しかし、ここで100万点積んだことで「平日」「終業後でも」「寝ても」あっ100万点いけるな…?という知見を得ます。通勤と昼の休憩で3時間ほどの時間があったのでそこでどれだけ稼げるか毎日チャレンジしてました。(50万弱くらいまでいける感じでした)

ので、日割りできっちり積んで行くよりとにかく600万まで積んで、そして休もう、という方向に転換。大体毎日100万点くらいずつ積んでいきます。

 そんなペースだったので3日目で傍白の時の自分越えをしてちょっと感慨にふけるなどしました。ソシャゲは相対順位の世界ですが、それでも過去にあった数値を越えるとこれがなかなかふむ、となりました。引き続き走ります。

さて、そうこうしているうちに5日目、

 

 とうとう箱を破壊しました。

今回は序盤での引きがなかったため、「あ、こりゃ駄目な方だな…?」と感じつつ点数の進行具合とレポート箱の削れ方を見るに「このペースならあと数日のうちには来る」という算段がついたため心穏やかに爆走していました。

ガチ底付近までくると逆に半端なところで来てほしくないという謎の勝負になります。

 

 箱を破壊した時点で約460万pt、どうやらひた走っているとこのくらいの点数のあたりで底にたどり着くっぽいです。(だからWfSの500ボーダーはほぼ底引きの位置にあったらしいです)

このあたりで箱を破壊したことにちょっとホッとし、また折り返しの時点で目標点600万点の5/6くらい積めてしまっていたため若干ペースダウン。日に60万点くらいになります。ですが、3日目くらいから感じていたことだったのですが2桁順位も前半くらいまで来るとそうガクッとは順位が落ちない、しかしメガホンを割ったから爆上げ、みたいなこともない、ということに気づき始めます。そうなのです、自分のペースで600万点積んで、150位を目指そう、と走っていたはずなのですがこのあたりから20位が見えてきてしまっていたのです。

この時点で目標点到達&150位はほぼ安泰の位置まで来ており、ラスパはまだ、つまり予算に余裕を残している、という状況。そしてイベントストーリーが神懸かり的に良い担当上位。

九十九先生はいつも言うじゃないか、「……ベストを出せ、それを超えてやる。」

 走るっきゃないよな! 

「僕も戦うよ!」という訳で私も戦う。アイドルとは戦いなのだ。(※カツン担)

そんな訳で終了2日前に目標を「20位入賞」 に上方修正。ここからはもう本当にひた走り続けることになります。6日目あたりで中だるんだ自分をちょっと恨みつつ、(ただそれでも順位が変動しなかったことが20位に行こうと決意する大きな要因にもなっていました)ペースアップ。後半2日は大体150万点ペースになってました。大体常にバーを食べていくスタイル。この頃になるともうお別れしたくない!サムさんと別れたくない!!と言いながら走る。

そして最終日。昼休憩の12時目前になってもなかなか上位陣および20位付近の点数が動かず、あれ?これはほっといても良いやつ?と思いながら喫茶店でご飯食べつつボーダーを監視。やっぱり終了30分前くらいになって21位付近が動き出す。めっちゃ怖い。この時18位だったので19歳イベントで19位を狙いたい!と言う欲が出て来てチキチキレースになりました。

 無事完走しました!わーい帰国!

最終ptが930万くらいでしたので、試算の通りなら約440万ptくらいはゼリー走りで積んだことになります。ゼリー、バカにならない…ということを痛感するのでした。

 

 九十九Pは締め切り前に駆け込むとでも言うのかと言う具合のボーダー。

やはり500位ボーダーが加熱して20位ボーダーはそこまででもない、といった感じだった気がします。2日前に駆け込めたのはそこがあったからでしょうと思います。

 

消費アイテム数

  • ゼリー :ハーフ399+α 
  • バー  :ミニ1690、フル131+α(ミニ換算2345)
  • メガホン:551+α

+αなのはレポートなどで箱から若干ペイしている為です。

エッメガホンこんなに買ってたの…?(今初めて知りました)

ゼリーとメガホンはほぼほぼ現地調達に等しい感じです。結局のところ諭吉を食べて走りました。

 

★  マラソンを走るために試したあれこれ

 

さて、マラソンの際、特にWfSの際の基本方針は持続可能に走るでした。

基本方針が戦略の話じゃなくってすみませんなのですが。

走ってる最中しんどくなってしまっては元も子もないので、「やりやすいようにやる」「そしてがんばる」をなんとなく念頭に置いていました。マラソンではモチベ維持が結構ハードなので何らかの楽しみを見つけ出したほうがいいと思います。

そんな方針のもと、以下「やりやすいようにやる」ために試してみた色々です。

※テクニック的な話はほとんどないです。気の持ちようの話です!!!

 

  • 担当のために使わず何が資産(ととのったよー)

私は旗Pですが、まぁ狭義の担当と言いますと(こっちの世界には)九十九先生だけなので資産はこの時のために貯めておいたようなものです。ので、もうアイテムの残数は気にしないで走ります。勝手にスローガンを設定。やりくりを考えないことはそれはそれで楽になります。そろそろお察しかと思いますが私の資産と計画はガバガバです。

 

  • フルバーを使う

九十九先生の上位に備え、ちまちまとミニバーを貯めていた為、先のスローガンを持ってしてもちょっと使うのを渋ってしまっていたりもしたところに、気づいたのです。そういえば、フルバーって、なんか知らないうちに貯まってるよね…?ということに。能動的に貯めていたミニバーよりもなんとなくフルバーの方が使いやすく、また消耗していく数の減りも若干遅い。(5本分なので)ので、「これしか使ってないのにこんなに点が!」みたいな錯覚を起こすのでいい感じでした。※完全に気持ちの問題です。
ちなみにバー走りは多分ゼリー走りの体感3倍速くらいいく気がしました。時速30万ptくらい行きます。

 

  • 何かしらの映像を見る

ラソンはとにかく同じことを延々とする形式です。なので、よく言われますが映像をみながら走るのは常套手段だと思われます。私はAmazonプライムウテナを見るぞ〜と意気込んでいました。

が、「30分経ってこれしか点数積めてない!!!」とエンディングの度に感じてしまいこりゃ私には向いてないわ、という訳でウテナラソンは一旦中断。

ちなみに 、我らがKAT-TUNさんも現在ネットで冠番組が配信されていまして、それをみながら走ったりもしてました。担当見ながら担当走るってヤバ!というテンション。良かったら見てください。(雑ダイマ)

www.paravi.jp

あと昨年SideMにハマってからうっかり中の人にも転がってしまい、うっかり担当の中の人を大変好きになってしまうという事態にも発展しており、うっかり&6alleinさんのDVDをみながら走ったりもしていました。声がいいから走りやすいです。良かったら見てください。(ダイマ)最新アルバムがすごくいいです。映像じゃないな…? 

With You

With You

 

 

映像を見ていると時間のことを考えてしまう、という観点から「時間を忘れてぼーっとするものな〜んだ」という訳でイベント中は大抵TLを見ていました。いつも通りですね!も今回のイベント期間中は考察がたくさん流れて来ていて、読み物には困らない、といった具合でしたので大変楽しかったです。

また、この際タブレットを持っていたことがとても功を奏しました。(タブレットで走りつつスマホで呟けたので)

一時期走りながらツイートするにはどうしたらいいだろうということで音声入力で呟いてみるとか、AndroidOSの画面分割機能を使ってChromeTwitterを同時に操作してみるとかも試して遊んでいました。

 

  • ランキングを見ながら走る

限界っぽい走り方ですが、上位陣を見ているとなかなかモチベが上がりました。みなさん毎日リーダーカードやアバターを変えてらしたり、ポイント芸をされてる方がいたり、見ていると結構ほっこりします。同担さんが頑張ってる!っていうのも私は楽しくなっちゃう方だったのでちょこちょこ覗いていました。傍白の時に憧れとともに眺めていた方達と同じランキングページにいたりしたのはなかなか嬉しいものでした。また、20位付近とかだとなかなかメンツが大きく入れ替わらなかったりもするので、なんだか至極勝手に顔なじみになったような錯覚を起こします。

また、WfSではトップを走ってらしたのが同僚さんだったのでこれまた勇気が出ました。同僚さん、チムメンさんとの並走もよく言われる効果的な方法ですね。

ちなみにその同僚さんも記事をあげてらっしゃるのですが、1位を「バーで走る」というなんかすごいことになってるのでぜひ一度読んでみてほしいです。壮絶。 

WfS備忘録 - 夕方列車

 

  • レポートを出すリズムを決める

私はレポートが250枚集まったら必ずすぐ提出することにしているのですが、なんかそんな感じで一定のピッチを作るのもいい気がしています。
 

  •  ボナタイを気にしすぎない&メガホンは着火剤

基本的にマラソンはフォロー下で走るものなのでボナタイは延長し続けるのですが、5分おきくらいに延長しなきゃ!って状況が来るのはそれはそれでしんどいものがあります。ので、今回はメガホンを買っていたこともあり、ボナタイが切れたらちょっぴり息継ぎの休憩をして、またメガホンでボナタイを着火し、ボナタイが自然に続く限りは走る、というのを繰り返していました。気楽です。その代わりメガホンは着火剤にのみ使用する、という形を取っていました。(基本はゼリーバーで走る)

 

  • 好きな子と話す

 休憩時間の話です。休憩時間に話せる子の中にお気に入りの子がいるならその子といっぱい話しましょう。端的に元気になります。また、選べない!というような場合には選択肢がわかりやすい子と話すと捗ります。私はずっと都築さんにお世話になっていました。

 

  •  お気に入りのコンビのところで走る

 お気に入りのセリフや、好きな絵柄、好きな乱入、なんでもいいんですがそういったものがあると延々走っていられます。私は今回の「全部終わらせて、一緒に帰ろう」「…ああ、そうだな。」が好きすぎてエリア6に籠りっきりでした。

 

  • ご飯を作り置く

書いている本人は大真面目に書いています!

特に初日とか、もう絶対走る!という日に向けて籠城戦をしよう、とふと思い立ち、いてもたってもいられなくなっていたので前日にご飯を数日分まとめて作りました。時間を捻出することも大事ですし、身体を気遣うことも大事です。多分。ので、イベント期間中でもちゃんとご飯を食べましたし、寝ました!(いよいよなんの記事なのだろう…)

 

  • 楽な姿勢で走る

これまた大真面目な話です!

音に聞く婚活骨折などもございますが、やっぱり身体は資本なので、無事に越したことはないです…と、いうわけで今回は基本スマホで走っていたので首や肩が痛くないようにコロコロと転がり、ついでにヨガポールとかにも転がっていました。ストレッチしながら走るのもいいと聞きます。

私はスマホで若干手首が怪しくなってた時は(ダメじゃん)タブレットに切り替えていました。

 

 

…一体何の記事だったのやらという項目で締めてしまっているのですが!

 

とにもかくにもやはり担当上位は楽しいな〜!という一言に尽きますね!本当に楽しいイベントでした。名残惜しさすらありましたもの。

モバエムくんのイベントは単純なポチゲーではありますが、それでもその時誰かと同じような目標に向かって時間をかけている、とか、その時のことを思い出す、とかの経験はソーシャルならではだな、って思いました。

なにせこんな記事を書くほどですからね。これ、1万3000字あります。万字郎…

 

モバエムでマラソン走るの楽しいよ、という話でした!

 

でも次はライブビンゴがいいかな!!!!!!!!!

 

 

*1:※6

*2:※大いに運が絡む

*3:婚活は例年マラソン

*4:ただしライプロは除く

“未来を君と見たい”とは、きっと愛の言葉だ ―SideM 3rdアニバ02,Compass Gripper!!!の話―

仰々しいタイトルをつけていますが、とにもかくにも

【Amazon.co.jp限定】 THE IDOLM@STER SideM 3rd ANNIVERSARY DISC 02 (ビジュアルシート(ジャケットサイズ)付)
 

 こちらのCDの4曲目、Compass Gripper!!!」がいい曲なんだ、という話です。いや、本当にいい曲なの、全体曲にしなくていいのか、と(担当が)思うレベルだよ…!!?…というわけで筆をとりました。


THE IDOLM@STER SideM 3rd ANNIVERSARY DISC 02 FRAME & もふもふえん & F-LAGS 試聴動画

(未聴の方は何のことやらだと思いますのでまずはこちらで聞いてみてくださいな!)

 

記事を書こう書こうと思っていたのですがバレンタインのボイス回収に追われ、マラソンにも追われ、ヒィヒィしつつ、それでももうパフォーマンスを見る前の、なにもない曲だけについての私の所感を書くタイミングはここしかない!と思ったので書きました。大吾くん待ってて、メガホン割るから…(旗P並感)

 

さて、本題の話をしましょう。私は音楽的な事はほとんどわからないに等しいので、今回は歌詞などの話と、そして自分の話にフォーカスするとします。

 

 

巷ではこのCD、「ラブソング盤」と言われていたりもします。

FRAMEさんの「Swing Your Leaves」は不器用でいながら実直な愛の歌ですし、もふもふえんさんの「伝えたいのはこんなきもち」だってちいさなからだに親愛をつめこんだ等身大のあいの歌、だと思う。そしてF-LAGSの「♡Cupids!」はきらきらした恋を応援する、彼らなりのアプローチのラブソングです。

つまるところ、年齢も異なれば前職もまったく異なる3ユニットが、それぞれのアイドル観に立脚し、各々の形で愛について歌っている、という色の強いCDである、ということを一言で表すなら「ラブソング盤」になるんだと思うのです。…多分。

F-LAGSの新曲は少年倶楽部が見えるし横アリの花道にJrがぶわっと出てくるのが見えるような曲なのでこの例えが伝わる人にぜひ聞いてほしいですね…そこに刺さるので…

 

さて、私はその「愛の歌」という話にこの「Compass Gripper!!!」も含まれるのではないか、と思っているのです。とっても広義の愛の話。

 

この曲のキーフレーズは間違いなくサビの

ココロ呼吸するように 夢を求めていいんだよ

例えば僕たちは “未来を君と見たい”

であると(私は)考えています。試聴の時からなんだかどうしたって胸に来てしまって仕方がなかった一節。飾らない、まっすぐな、それでいてアイドルの持つ輝きを過圧縮して宝石にしたみたいな、そんなフレーズ。

一番最初にこの曲を聞いた時は、この一節に表されるようなこの楽曲を貫く全能感に中てられたのです、が、フルを聞くともう一つ伏兵がいた。

溜め息に費やすなら

その時間を僕らに頂戴

…これを聞いたら、こみ上げてくるものがありました。

そして、今まで眩いばかりだと思っていたこの曲の印象がちょっぴり変わった。なんだろう、豆電球のフィラメントが切れる瞬間の、爆ぜた光みたいな、刹那の明滅を感じるようになった、とでも言いましょうか。

私たちの暮らすレイヤーとは違う世界のレイヤーにいる彼らが、こちら側の世界に、次元のひとつ向こう側から必死に手を伸ばしてきているように思えてしまって、それがいじらしくって、愛おしいから、切なくなってしまったのかもしれない。

だってメタに言ってしまえば架空のアイドルに、 「“未来を君と見たい”」「時間を僕らに頂戴」って言わせることはなかなかに残酷なんじゃないかとも思うのだ。ゲームの世界にいるアイドルとは、いつ別れを迎えるかわかったものじゃないじゃないか。*1*2

 

 でも、この曲のすごいところはそんな世界の構造をぶっちぎっていく「アイドルさ」にあるんだよ、多分。

 

これは持論なのですが、アイドルの見せる夢にはすごーく大まかに言って二種類あると思っています。一つは「擬似的な恋愛」の意の夢であり、もう一つがこの「未踏の地への期待感、およびそれを踏破した時の全能感」の意の夢です。

そして、この「Compass Gripper!!!」は後者への訴求力がとんでもない。もうこれでもかというくらい詰め込まれているじゃないですか。

そも、このタイトルがきっとそういう意味合いを含んでいるのじゃないか?と思うのだけれども…

 (私はアメリカ語がさっぱりなので違うかもしれない)

 

少し話が逸れますが、冒頭で言ったように私の話をさせてくださいな。

SideMに急転直下でハマったときの記事の中で私はこんなことを書いている。

アイドルという存在が見せてくれる夢にはいろいろあると思うけれど、私が惹かれてやまないのは「未踏の地へ連れて行ってくれる」力かもしれないなぁと最近考えたりします。それは華やかなステージかもしれないし、新たな境地かもしれないし、何かの天辺かもしれない。そんなフロンティア。9年くらいひとつのグループのオタクをしてとっても色んなことが起きた。そりゃあもう起きた。起きすぎるくらい起きた。でも、それ含めて何もかもが新しい地平からの発見で、だからこそ楽しくって、嬉しくって、アイドルが好きなんだなぁとか、思う。

ジャニオタ、アイドルマスターsideMにハマる -とあるカツン担の急落ログ- - リチア電器

 この思いは私がSideMに惹かれた気持ちの根幹にあると今でも思っているものです。だからまぁもう難しいことを考えないでもこの曲は刺さって刺さって仕方がないのです。

次元をまたいだアイドルオタクとしては、今ではもうすっかり私の「担当」、と九十九先生に言うことにも馴染んできました。

…しかし、どうにもまだちょっと「P」と名乗るのにはちょっと尻ごみをしてりまう。だってどうしたって私はアイドルのオタクなのだ、だから「プロデュース」ってちょっとピンと来ない。…と、思っていたのだけれど。

 

もしかするとこの「“未来を君と見たい”」という思いは、Pのそれといってもいいんじゃないのか…? 

だって、これは、私の思うアイドルの「夢」、そのまんまなんだもの。

だったら、私はこの次元の向こう側からのメッセージの歌を、両手を広げて受け取りたい。そうだ、私はもっとずっと、彼らの行く先を見ていたいし、一緒にいたいんだ‼

…と、気付いた。気付かされた。まさにこの曲で!

 

方角を決めよう リズム決めるように

どこに行きたい? 何が見たい? 体験したい?

一つ一つ現実に変えて行くから!

 

…ああ、これがまさに、「現実に反響する」なのかなぁ、などと、SideMにハマってから幾度目もの感慨です。だから、この曲は本物のアイドルの、歌だよ。アイドルというもののアンセムにすら思える。

少なくとも私にはそうだ。

 

 

…そろそろまとまらなくなってきたので~!無理矢理まとめる!!!

ここまで書いたことは、もう本当に個人がCDを聞いて、つらつらと思ったことです。そしていよいよ今週末、3rdライブ仙台二日目にて、きっとこの曲は披露されるでしょう。されると思う。して。一体その瞬間にどんな景色を私は見るのか。楽しみで楽しみで仕方がないのです。

 

THE IDOLM@STER SideM 3rd STAGE | Lantis web site

 

 ああ、ドキドキするなぁ。仙台、行ってきます。

 

 

*1:いや、まぁ現実世界のアイドルだって結構いきなりいなくなったりしますけども!!!!

*2:これを書いている人間はKAT-TUN担当でもあります

ジャニオタ、アイドルマスターsideMにハマる -とあるカツン担の急落ログ-

 

アイドルマスターsideMくんさんお誕生日おめでとうございました!3周年なんですって!

 

わーいおめでたいな~!

ということでアニバーサリーにはちょっと遅くなっちゃったんですがちょうど区切りもいいかなと思い、ここ数カ月のログをジャニオタらしく(?)はてなブログにしたためようと思います。

 

私は普段はKAT-TUNという『革命の前夜』などという歌詞を歌いあげ海賊モチーフのコンサートで3度ほど出航した(今は)3人組のアイドルのオタクをしています。(ここフラグ)現在は充電中ということでメンバー個々の活動を追いつつちょっぴり寂しくもありながら帰還を待っている、という感じですね。そんな私、Twitterで散々大騒ぎをしていたのでご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、今年の3月くらいから唐突に「アイドルマスター sideM」というコンテンツに急転直下でハマりました。ので、そのお話をしたいと思います!

 

半分くらい自分用のログなのと履修中なのでお見苦しいところがあったらすみません…!

あと順を追ってひとつの記事にしようとしたらめっちゃ長くなってしまった…

 

ー伏線と前夜ー

そもそもの話なのですが、「アイドルマスター」というコンテンツ自体にはsideMにドハマリする前からちょっぴり馴染みがありました。いわゆる「デレステ出」です。

初めてきてくれたSSRが凛ちゃんで、そこからモバマスも触ってみてトライアドプリムスが気になったり奏さんが気になったりライラさんに助けていただいたりとCo付近をうろついていました。

そこから楽曲やライブパフォーマンスを知ることになり4thライブのライビュに参加していました。Hotel Moonsideをどうしても見てみたかったんです…!

ジャニーズは公式ペンライトなのでほぼ初めてのサイリウムを折るライブ*1、個人カラーのヒカリモノやカラーチェンジ、コールという異文化体験がめっちゃくちゃ楽しくって「こりゃーまた行きたいな!」となりました。そんな中入ってきた情報とリアクション。

 

 このあたりから少しアンテナを張り始める。

 

 

 sideMのアイドルたちはユニット単位でかなり視覚的に分かりやすく情報を与えてくれるので、非常に馴染みやすかったことを覚えています。この時点でLegendersAltessimoが気になっているのはおそらく

・強そう

・黒い

という二点から我が軍(※以下、我が軍とはKAT-TUNをさします)みを感じたんだと思われますが、ちょっとアルテが黒いからってのは雑なんじゃなかろうか私!?しかしこのファーストインプレッションは今に至るまでそう外れていないのでsideMのビジュアルはコンセプトがはっきりしていたんだなぁと思います。

そしてキャッチしたチアリング上映の報。

 

 …と思い、ニコ生をタイムシフト予約までして慢心して視聴期限を切らした。

今思うとなんて馬鹿なことをしたんだろうね!?って感じなのですが…まぁここからそう遠くない日にすっこんと落っこちるだけの環境はこのあたりから整っていた気がします。

 

ー2/12 きっかけー

2/11-12にライブやるよ~!という情報を先述の通りキャッチしていたにも関わらずまた忘れた。本当に何してんの!?って過去の自分を張り倒したいのですがそこで入ってきたのが「sideMアニメ化」という報とこの映像でした。

 このアイドルの顔は一つも見えないけれどとにかく沸き立っていることはわかる会場映像、「今始まるストーリー」という歌詞とともにやってくる急報、どよめきたって割れんばかりの歓声とさらに輝き増すUO…なんだかこれらの全部が全部とっても心に響いて、この映像を何度も繰り返して見てしまった。そして漠然と、しかし確かに「この渦中に身を投げたい」という思いの輪郭を掴みはじめたことを覚えています。

で。

こうなった。 

アニメ化した際にみんなの顔と名前が分かって「ふふ、知ってる子たちなのよ~」くらいになろうと思っていたんですが、まぁその程度で済むはずがなかった。

その二日後のツイートがこちら。

 今ならわかる、そのアルミホイルはヤバイアルミホイルだ!

このあたりで勝負は決まっていたんだな…多分…

ちなむとアルミホイルというあだ名のついた衣装が我が軍にもあったことがフックだったように思います。(なんでよりにもよってアルミホイルがあるんだろう)(双方に言いたい)

 

ー3/15 急加速ー

そのあとしばらく小康状態に入りつつ楽曲などの履修を始めんとしていたのですがこのあたりでいわゆる「315の日」によるプロモーションが始まった様子をキャッチ。その内容が

「Pたちがポスターを貼る」

という内容で、こうなった。

 この段階でsideMについて知っている情報が

・アルミホイル衣装がある

・ポスターを貼るのはPたち

(あとなぜか知っていた)寺修業をするSRカードがある

という妙に尖ったラインナップになっていた。

 

このあたりから楽曲の勉強を本格化。「DRIVE A LIVE」の「イェーイ!315!」の言い方がみんな違うということがなんだかとってもツボにはまる。(神速さんのウェ~イ!がとっても良かった)同じモチーフに差異が生まれてぶつかり合うのが好きなんだと思います。

しかしこういうときネットに公式が視聴動画を上げてくれていることはいい文明ですねと痛感しますね…ジャニよ…

 

ー3/19~ 邂逅ー

ちょっとこのあたりの記憶が定かではないのが惜しいんですが多分林田Pさんの上げてくださっていたユニット紹介動画をローラー式に見ていってたときに事は起こったようです。

www.nicovideo.jp

 

 

 ティンと来た。

…みたい。この後「担当」となる先生を見つけたようです。

 

ここでリアル担当の話をしてしまうんですが、私は9年ほどずっとKAT-TUN上田竜也くんというとっても綺麗な方の担当をしています。魂がきれいだよ。未だに担降りを経験したことがないので初めてにしてずっとの担当です。しかしその「きっかけ」を覚えていないのです。2009年のコンサートで「バイクが回り噴水に乗って人が飛ぶ」という光景*2を見て以来KAT-TUN担なんですが、どうして上田くんなのかを覚えていない。冠番組を見ていたときからKAT-TUNだったらこの人!と思っていたことだけを覚えていていわゆるきっかけ、がわからないのです。KAT-TUN界隈には「ごく出*3は永遠の新規」という標語?があるんですがそういう○○出にずっと憧れていたんです。私も明確な出発地を求めていたのかもしれない。わかんないけど○○出ディアスポラをしていた感覚だけはあったので、落ちる!っていう瞬間が記録できていることがちょっと嬉しくもあります。はじめてなんだ、「担当」に「落ちた!」っていう瞬間が。厳密にいうとちょっと「担当」のニュアンスは違うと思うんですけれど。

 

気になる人が見つかり、こうなる。

するとここで先輩Pさん(しかもカツン担さんだった)からありがたくも営業をいただいてしまう。 

 

 

 鮮やかなる手腕で見事にやられる。

そして決定打がこれ。

 

 

 

 これがマジに鮮やかにブっ刺さるダイレクトマーケティングでひっくり返る。

実は我が軍もデビュー前下積みが5年あったりしていたこともあり一気に惹き込まれる。

YJというのはNEWS,関ジャニ,KAT-TUNがかつて兼任者などがいたために組んでいた合同ファンクラブYOU&Jのこと。この00年代は血の気が多かったんだか何だかわからないけれど我が軍はやたらVS公演的なものをしていたのです。で、「DreamBoys」(2005)という舞台では赤のKAT-TUN、青の関ジャニというチームでファイトをしていたんです。…ファイトを。(正直ドリボの要約ってめちゃめちゃ難しくない?)(色々あって殺傷沙汰になったり心臓移植をしたりするボクシングの話です。多分。グローブには鉄板!)詳細が気になる方は見て欲しい。説明ができないんだ…

KAT-TUN・関ジャニ∞ DREAM BOYS [DVD]

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あと表現に長けた上田さんについては良ければこちらなどをご参照ください。(手前味噌ダイレクトマーケティング

togetter.com

ー3/26~ 就職(?)ー

 というわけで315事務所に就職しました。とりあえずF-LAGSのことが知りたくってポチポチと頑張り始める。好奇心はポチポチを超える。

とりあえずアニメ前の予習という心づもりだったらしいがやはりそんな程度で済むわけがない。

 思い出メモの仕様は比較的新規にも優しいんじゃなかろうか?バーも増えるし

 

 気になり始めていたあたりから薄々思っていたことなのだがやはりなんか「馴染む」のです。水が合うとでもいいましょうか。そもそも楽曲はジャニと制作陣が被っていたりするのでハマらないわけがない。事務所に所属するアイドルの年齢のレンジの広さや、はちゃめちゃに顔がいい男の私服が微妙にダサいとか、ユニットごとに来る仕事の質が少しずつ違うとか、そういった「いるいる」という現実感がそこここにある。から本当に楽しい!3次元を履修した後の2次元アイドル楽しい!となってくる。

 見て欲しいこのトンチキ楽しい感じ!身に覚えが!ありませんか!!!?野球大会をして寺修業をするアイドルって!!?

 

 こういう記事ができたよ。

 

 この間一日もなかった。

 

 また寺修業情報から感じていた「このコンテンツは様子がおかしいことをしてくるのでは?」という疑念が

 ここで確信へと傾き始める。

マッスル銀河と13月はそう遠いところにあるわけではなさそうだ。

 ー4/2~ イベント急襲ー

 そんなこんなで少しずつ要領を得ながらゲームをつつき、引き続きCDなどを聞く。

 …この発言はCDのドラマを聞いた直後のものだと思われます。そして日付は4/2。4/2に九十九先生とお父さんのことを呟きましたよ私は。

 はい。

 

 

 あまりにも図ったかのようなタイミングである。いや本当に。

sideMには46人アイドルがいて月4くらいのペースでイベントが行われるので(かなりばらつきがあるみたいだが)大体1~2年に一回くらいのスパンでイベントが回ってくるよ

数日そわそわしたままイベントの走り方をとりあえず調べ、マラソン形式であることを祈り(シナリオ量からの推察とデッキ勝負だったらどうにもできないため)なんとなく課金をする覚悟と上限を決める。とりあえず手元に一枚は来ていただきたいなと思う。

 

そしてイベント開始。

 (17:40ごろ)調べたのに形式が分かっていない。

(19:00ごろ)コツをつかむ (実質箱ガチャの)底まで割れば確定なのだなということが分かった。

 (19:40ごろ)なんか起きた。

この頃は記録をとっていなかったのではっきりとしたことはわからないが多分20+50連提出を済ませたときのことだったと思われる。初めて見た差し入れがこれだったことは覚えている。

ビギナーズラックって…あるんだな…

はじめて尽くしで良く分かっていなかったが今見るとこわい。めっちゃこわい。この数日後リセットした箱からもう一人先生がやってきた。2回目の差し入れだった。あんまりにもこわい。以来イベントのチケットからSRなど見ていない。そりゃそうだよ!!!?

ざっくり説明すると確率の壁をぶちぬいていたっぽいということです

 と、こんな感じでとりあえず駆けた一週間でした。初心者が故の「レベルアップの際の体力自動回復」を使って走ってた気がします。レベル50から100ぐらいまで上がったんじゃなかったかなぁ…?

 

ここまで来てもう引き返すひき返さないとかじゃないところまで来たなぁとぼんやり思う。楽しい。とにもかくにもこんな感じで始めた直後から今に至るまで新規にはゲーム内でもやることたくさんあるので日々細々ながら勤しんででいます。最近バー農業を覚えた。新規ハイ絶賛継続中です…

 

ー番外・次元の混濁ー

私のTL事情なのでアレですが、ジャニオタばっかりだったはずなのにいまや2次元アイドルジャンル戦国時代の縮図かのように日夜誰かが誰かへの想いを叫んでいる状態になっていたりする。たまに現場が被るとTLが次元汽水域みたいになる。

そんななかで妙な視座を獲得する。

 (プロデューサーをしてくれ)

 

 

 事実誤認の進行が著しい。

このあたりでこの幻視や日ごろの騒ぎっぷりを気に留めていただいたフォロワーさん(カツン担)や「えっ!涼ちんいるの!」と駆け出してきてくれたDSプレイヤーのフォロワーさん(NEWS担)によるファスライ観賞会が決定、開催されたりする。

余談なんですがこのときNEWS担にスマイル・エンゲージがぶっ刺さってカツン担が∞Possibilitiesのレーザーが出た瞬間に大騒ぎし始めたのはあまりにも血を感じました。あとTLでキンキ担さんがサ・ヨ・ナ・ラSummer Holidayに反応したのも面白かったです。わかる…あるある…

その後酒の席で「加藤シゲアキ先生はインテリviのvi9>vo4>da2」という話でめっちゃ盛り上がったので是非兼任P各位には自担にステータスを振ってみて欲しいです。sideMの「合計が15になるように振り分けられ数値が比で見える」ステータスがキャラクター性の一端を担っているところがとっても好きなんです…(こゆこと↓)

 

 

この辺から中の人も気になり始めてうっかりチョクメを登録してしまったりしているんですがいい加減長くなってきたので今回は割愛!声優さんまで事務所単位で気になるなんて想定してなかったよーーーー!(with line組が気になっています)

 

現実とフィクションがソナーのように水を打っては反響しあって増幅している…

すごいところに来てしまった…

 

さて。

 

アイドルという存在が見せてくれる夢にはいろいろあると思うけれど、私が惹かれてやまないのは「未踏の地へ連れて行ってくれる」力かもしれないなぁと最近考えたりします。それは華やかなステージかもしれないし、新たな境地かもしれないし、何かの天辺かもしれない。そんなフロンティア。9年くらいひとつのグループのオタクをしてとっても色んなことが起きた。そりゃあもう起きた。起きすぎるくらい起きた。でも、それ含めて何もかもが新しい地平からの発見で、だからこそ楽しくって、嬉しくって、アイドルが好きなんだなぁとか、思う。

東京ドームで花火大会ができるだなんて思わないじゃん。帰還を心待ちにしていますよ。

 

話が逸れた。

 

sideMに出てくるアイドルたちは「俺たち、トップアイドルを目指します!」と高らかに叫んでくれる。ああ、これはきっとどこか見たことのないとんでもない場所に連れてってくれる船なんじゃないか、そういう思いが、予感がした?から!惹きつけられたんじゃないかなぁ、と、自分なりに思っています。この期待感は、アイドルの持つ魔法のような力だ。(と思う)

また、315プロのアイドルたちはみんな「理由(ワケ)あって」アイドルをしている。何かしらの過去があって、多くのキャラクターが一度挫折からの再出発としてアイドルという道を「選んで」いる、(という造形がなされている。)だからこそアイドルであることにものすごく自覚的な子たちが多い。これが非常にグッとくる。アイドルという常人ならざる存在がその立場を自覚して全身全霊で応えんと力を行使することが、なんかこう、たまらないなぁとか思う。

またリアル担当の話でアレなのですが私の自担、上田竜也くんは番組の収録と大学受験の日取りが被ってしまったときに受験を諦めることを選び、そのときに「アイドルとして生きていく覚悟を決めた」と話しています。私はそのエピソードがすごく好きなんです。私の担当の、覚悟の瞬間だから。

 

大学に行くいかないくらいの年齢って割とシビアにアイドルにとっての岐路だと思うんですがそこで揺れ動いている北村想楽くんに今心臓鷲掴まれかけてるんですがとりあえずその話はまた追々ということで…

 

九十九先生の「おれは、アイドルだからな」というセリフがだからとっても好きです。

 

その過去には決して明るいとは言えないものがあったりもするんですが、というか担当になろうと思ったF-LAGSがまさにそれなのですが、その子たちが

「全ての出来事は繋がっているんだ」

と歌い、今を貫く健やかな肯定感と爽やかな覚悟を携えて革命の旅にさあ漕ぎ出さんとする姿はカツン担としての私にもなんだか優しいものだったのでした。

あんまり重ね合わせてみるもんじゃないとは思うんですけれどもね、それでもさ。

 

トップアイドルに必ずなろうね。

 

まとまらなくなってきたぞ~!?

 

誰かが誰かに作用する、これも私の信じるアイドルの持つ力です。

その、315プロのアイドルたちが巻き起こして沸き起こった熱狂の片鱗を見止めて近寄ってきたこういうやつもいますよ、ということをとりあえず形に残しておきたかった、ので、書きました。プロデューサーさんの熱に引き寄せられたんです。だから私はセカライの会場映像からハマったことをとっても嬉しく、大切に思っています。

 

これからもっともっと広がっていく世界の中に飛びこめたことが幸せです。

ハマってよかった。背中を押してくださったりゲーム内で助けてくださった先輩方々、どうもありがとうございます。

 

 

youtu.be

そんなアイドルマスターsideMの2ndライブのBlu-ray9/13に出るんだってさ!楽しみだなぁ!

 

っていうか!!!!

Blu-rayいいなぁ!!!!!!?(カツン担魂の叫び)*4

 

*1:初めてのサイリウム折りはまさかのJin Akanishiです

*2:詳しくはDVD「KAT-TUN LIVE Break the Records」を見てね!

*3:ドラマ「ごくせん」からのファンのこと。爆発的にファンが増えた時期でした

*4:我が軍KAT-TUN、何故か頑なにDVDしか出さない。なぜだ!?顔面4K対応なのになんでメディアが追い付かない

隣の庭の薔薇はたしかに赤かった -かつん担2度目のセクゾコン STAGE所感-

なるほど彼らは王子様で、ショースターで、そして震えるほどにセクシーでありました。

 

そんなわけで!5月3日、「Sexy Zone presents Sexy Tour 2017〜STAGE」の横浜アリーナ初日に行ってまいりました。それが良かった。大変良かったのです。

セクゾさんはずっと

 

「聡ちゃんが気になるわ…」

「隣のお庭の薔薇は大層お綺麗ですのね…」

「あら…お庭が…燃えてる…?」

 

といった感じで遠巻きに眺めていたので、色々なことはわからないし、渦中にいたわけでもないのであまりおこがましいことをするのも…と思いつつ、良かったものをいいときちんと言葉することは大切なので、まとめることにしました。(Twitterで結構やんややんやしゃべってました)

不備がないか心配ですが何卒ご容赦くださいませ…

 

トピック「SexyZone」について

折角なのでトピックを追加してみる

 

実を言うと(タイトルにしちゃってますけど)セクゾさんのコンサートに行くのは2度目です。前回行ったのは2013年の「Sexy Zone Japan Tour 2013」の時でした。まさしくおんなじ日取りの4年前(ツイログ見てびっくりした)、同じ横浜アリーナ、照る日差しと色とりどりの女の子に「ジャニーズのファンってカラフルなんだな…」*1などと思ったのでした。多分その頃ってSexy大分裂Zoneが始まってしまった頃?なのかな、でコンサートはとっても楽しかったんですが、ただ何らかの「惜しいなぁ」という気持ちを抱えて帰ってきてしまったことを覚えています。それはあの革命的なイメージをまさしく「背負って」きた子たちがどこからかの理不尽を押し付けられてしまっていることに、だったのか、あるいはそれがまさに輝かんとする少年期にぶつかったことへかは定かではありませんがしかし、その日に何か呻いていたのは見つかりました。

 

 

 

 ので、いつかリベンジできたらな、と思っていたのですがTLで

「セクゾちゃん、デビュー衣装でSexy Zone歌うよ」

と見かけよっしゃ!行こう!と軽率にチケットを友達に譲ってもらいました。

 

行って良かったな、STAGEコン。

 

さて、所感だよ!

 

 正直特効ぶち込んでくるイメージがあまりなかったので最高に上がりましたね!!!モー特効現住民族だから炎出てくるだけですぐ拳振り上げちゃうよね。燃やせ燃やせ。

しかしこの「見せどころ!」というのがはっきりわかる構成は見ていて大変気持ちが良かったですし、ステージに光るネオンサイン、登場と同時に上がるカーテン、舞う紙吹雪と世界観ばっちりですよね…聞く話によると今回はふうまくんがステージに携わってるのですか…?やっぱり彼は…賢いですね…?(慶應ボーイだぞ)

この構成の美しさ、みたいなものは随所にあった気がして、それがアンコ前最後の曲なのですけど

 まさに大カノンというかアニメの最終回でOP流れるみたいなあれじゃん!!!大好きじゃん!!!大事な回答は文頭か末尾にある奴だよ!構成が!賢いよ!

賢いといえばソロ曲をシャッフルするのは我が軍でもやっていたのですが、誰かのソロを全員でやるの、本当にいい文明だったので至急全軍取り入れたほうがいいと思います。生み出した軍師はどなたなのです?

あと構成というかステージとしては前回参戦したときはステージの多くが花道で、ずっと移動していた気がするので、ほとんどがメインステで行われる今回はいっそカタルシスすらありましたね。てかステージ構成本当によかったんですよ…知らない曲あっても置いてかれなかったというか…没入したまま覚めない夢を見ていた…

 

 

私のセクゾちゃんさんのイメージは大部分がセクチャンで形作られているので「違う惑星(ほし)から集った王子様が地球にやってきた異邦人のグループ」って感じだったんですが(主にキャラクターの部分であんなにぶっ飛んでると思ってなかったんです)(誰一人行ってることわかんない感じのボケをするんだけど彼らの中では言語として成立している感じが何らかの星人っぽい)しかし、キャラクターこそ濃いですがステージでみる彼らはあまり「属性の色を持たない」というかすごくいい意味で「ニュートラル」で「フラット」なのかな、とか思いました。

 

だってね、すごいよ、Sexy Zoneさんなんでもできるもん。

 

ステータスの面で大きく開きがないというか、東大級の顔面偏差値はもちろん歌にせよ、ダンスにせよ、平均値が高い。標準偏差が高い水準にある。から、なんでもできる素養がある。その上バイタリティがある。器用。スマート!

あと強固な物語性を携えていながら世界観ガチガチというわけでもなくおふざけ可愛いのもできちゃう。すっごいぜ~!?ていうか何をしても説得力がある。から似合ってる~!ってなるのかもしれない。その説得力は一体何に起因するか?至極勝手に思うとそこが彼らのキャラクターによるものなのかな、って思ったりしました。

 おケンティー先輩は「明るいエロ本」なぞ呼ばれているようですがエロじゃないと思うよ!レディコミだと思うよ!普段みてるのがま~大分輩的というかあんちゃんぽさのあるエロを押し出していたこともあり、特にこの点は強く感じました。みんなね~品があるよ。気品がある。お育ちがよろしい感じがいたします。(別にかつんがお育ちが悪いとかそういうわけではない。あの猥雑さはたまんないものがあります。)

 

最後の挨拶でも思ったんですが、多分みんなものすごい賢いんだと思います。お勉強ができる、とかそういうのとはまた別種の、人の前に立つ「アイドル」としての賢さというか。生の言葉を希釈せず、味をつけず、まっすぐに話せること、そして説教っぽくならないこと、敬服しました。

 

ほんのちょっとだけ個々人にも言及してみる。(呼び方がいつものやつですみません)

・おケンティー先輩

あのキャラをキャラでなく「素だよ」と言うの、最高ですよね。「覚悟」を感じる。覚悟は暗闇の荒野を切り拓きますからね。常に安定したパフォーマンスとセクシーコンテンツ(?)を提供してくれるところ、かっこいいです。なんて福利厚生の行き届いた人なんだろう…

・ふうまくん

めっちゃ面白いしそして賢い!圧倒的インテリジェンス!当意即妙ができることはとっても強いですよね…あとこの人もなかなかシニカルな笑いのセンスとワードセンスを持ってる気がしますね…なんかねぇ心の中丸ワードセンスの部分が反応しているのを感じる。

あとソロの文字の出し方がすごい綺麗でおしゃれだったのでアッハー!ってなりました。タイポの部分で綺麗なものを提供してくれる人は絶対普段からいいものをみていると思うんですがどうでしょう。

ところであの明朝体筑紫明朝ですか?(違うかもしれない)(誰か教えて欲しい)

fontworks.co.jp

・(佐藤顔面大)勝利さま

私勝利くんの「結構普通にオトコノコ」なところが地味にずっと好きなんですが、今回のファンサ?というかお手振り?が本当にブンブンブンブン!!!!って感じで超かわいかったです。出荷してるでしょ?ブロックごとに納品してるでしょ?コストコファンサだ…すごく好きだ…

 

・聡ちゃん

今回はずっとペンライト緑にしてました。っかわいかったな~~~~!!!!

聡ちゃんはダンスに目を奪われてずっと勝手にお年玉をあげたいと思っていたのでもうね…ソロがやばかったですね…本当に踊るのが好きなんだろうなァカッコ良かった…モニターを三分割して正面左右から映していたの、きっとダンスをみて欲しいからだろうなぁと思ってました。

あと私のオキテではセクゾさんはみんな割とマイルドでフェミニンなお顔立ちをしていると思ってましたがやはり女装すると男の子よね、と浮き彫りになる感じが良かったんですが聡ちゃんだけちょっとシャレにならなさがあったのが大変良かったです。

 

・マリちゃん

セクシーゾーンの気品と風格の屋台骨を担っているのではと勝手に思っています。そう思わせてくれるくらい立ち居振る舞いが美しいし、きっとそれは彼の高潔なる魂に由来するんだと割と本気で思います。

「人を幸せにしたい」という動機がまず常人には清廉に思えるしソロ曲では「ダンケシェン」と言ってくれてしまう…そんな…感謝したいのはこっちだ…美しく在ってくれてありがとう…そんな子を苦境に立たせた世界を許せないと一時期思っていましたが、そんな後でも苦労した素振りすら見せない麗しさよ…嗚呼…(言語にならなくなってきてしまった)

 

見た後にドゥワー!ってツイートしたことからもわかるんですがセクシーゾーンさん、オタクに(無論その限りではないですが)刺さる感じしますね…語りたくなるアイドルというか…沢山の言葉で表したいアイドルというか…なるほどこれがセクシー多弁…

 

さてと。

とても大変なことが沢山あったと思うんだけど、それを飾るでもなく「あったこと」として素直に打ち出してさぁ次へ次へ、と進もうとする強さがまっすぐに、凛として、美しかったです。強く美しいものは大好きだ。

(まだ)ただの外野ですが、それでも彼らが当然のように輝ける世界であってほしいし、王子様はそうであってほしいのです。夢を見たいし、その夢を受け止める覚悟を感じたように思うのです。そしてもっと大きくなって、さらに圧倒させてくれる日を待ち望んでいます。

 

いつかドームで彼らを見たい。そしてその日はそう遠くはないと予感する。

 

かつん担は三角のところ*2で待ってます。

 

 

 

*1:KAT-TUN担はGWでもみんな革ジャン着るって去年の10ksで学んだ GWって結構暑いよな?

*2:なぜかかつん局地で待ち合わせに使われているらしいアレ

幻肢痛を抱いて歩め ‐10ks初日に行ってきました‐

※10ksのネタバレを含みます

 

今のKAT-TUNの形容として、「四肢をもがれたようだ」という言葉を目にしたことがある。

 

確かに頭数で言えばもはや半壊している。単純な損傷度でいえばそんな感じ。KAT-TUNからいなくなっていったメンツを考えても、赤西くんの天に届きそうな伸びやかな声はもうないし、聖の地を唸らすような咆哮もなければ田口くんの軽やかなバネも失われている。おそらくそれは不本意ながらも的を射ているのだと思う。

そのKAT-TUNが、どうするのか?という試金石は奇しくも10周年のアニバーサリーコンサートとなったわけです。10ks初日、名古屋公演にいってきました。

 

突きつけられた3人という人数の少なさは「アイドルグループ」としてきっとミニマムなサイズなんだろうと思わせるものでした。だって、ハモるとフェイク入れられないんだよ。一人がピアノ弾いてボイパしたら歌える人、一人しかいないんだよ。すっくない。
3人というのは常にセンターが発生してしまう人数で、だから今回のKAT-TUNはころりころりと真ん中に立つ人を変えていました。常に存在し流動するセンターは逆説的にセンター不在を表している気がしました。これ、今までの、というか2TOP体制時から考えるとものすごい転換だと思う。そうならざるを得ない、というのが正味な話ではありそうだけど。

しかし今回、私が印象的だったのはこの「不在」の存在で、そして一番愛しく感じたものでした。

 

話は冒頭にかえり、四肢を無くしたKAT-TUNが次に抱えるのはきっとかつてあったものをまさしく「いたむ」幻肢痛なんだと思う。ファントムペイン
1人欠けたときは繕うに隠して、2人欠けたときは焼きごてでも入れるように塞いだ傷口はまた開いた。開いてしまった。多分、とっても痛い。そしてその痛みを此度のKAT-TUNはどうしたか。それが「あったままにする」だったんじゃないかと、名古屋で感じた。痛みすら抱いたんだと。それすら慈しむんだと。

思い出されたのはNMPツアー、要所要所の演出にPVが使われるのに赤西くんの影はどこにもなくってだれもそれに触れなかったことや、4人になってからのラップ部分全カットのReal face。多分、今回もそういう風にすることは、誰かがいたことなんて、なかったですよ?って顔をすることはできたんだと思う。ものすごい無理があるけど!でも今回は違った。「不在」が確かに存在していた。きっとあれは意図された空白だったと思う。あのKAT-TUNが無音に踊る瞬間にたくさんの人が、赤西くんの不敵な笑いを、聖のフロム千葉を、田口くんのひらめく踊りを見たんじゃないかなぁ。

 

KAT-TUNって、因果な名前だなぁと思う。最初っからグループに自分だけの場所がある。中丸くんが聖が抜けた時に言っていたけどやっぱり「抜けた人の代わりはできない」んだ。だったら不在の隣人を隣に置いておけばいいよ。そうやって進もう。

なんとも恐ろしいタイミングに重なってしまった10周年アニバーサリーコンだけど、このタイミングでよかったのかもしれない。かつてカツンにいた子たちのファンの方々が楽しかったよ、って言ってくださってたのが勝手に嬉しくて誇らしかったです。よかった…。

どうやらKAT-TUNという船は本当に一度錨をおろしてしまうみたいです。今回諸所で充電期間もきっと強い風が吹くんだろうなぁと思わされたけれど、でもあと4回の、たった4回の出航で終わらせるわけにはいかないんだ。

 野郎どもの船は優しい船です。テセウスの船でなければノアの箱舟でもない。きっといつでも変わらない姿で誰でも乗せてくれる。だから、とりあえずまずは残り4回の抜錨を全力で楽しみたいと思います。私3回だけど!

 

あの太陽を撃ち墜とせ -KAT-TUN「RAY」の歌詞世界を勝手に旅する-

 

 

 

【前提】

1.彼らは反逆者である

2.彼らはそれを革命と呼ぶ

3.彼らは月を信じている

4.彼らは太陽に反逆する

5.これは神殺しである

 

…さて!なんのこっちゃという話ですが私はアイドルの話をしています。アイドルの、それもたった一曲のお話。

 

KAT-TUNの楽曲、「RAY」は24枚目のシングル、「KISS KISS KISS」のカップリングの一曲として世に放たれ、発表当時から音楽性、及び歌詞の完成度の高さ、そして歌割りの巧みさからファンの中でも非常に注目度の高かった楽曲ですが、その真価は5月のquarterコンで爆薬の炸裂と共に遺憾無く発揮されました。

その辺の話と歌詞の面白さはこの記事を読むとさらによくわかるよ!

choronao.hatenablog.com


RAYの進撃は止まらない。それがよく表れたのが本年度のジャニーズ楽曲大賞2015でしょうか。

(例年カツン担は楽曲大賞というジャニオタ運動会では校舎裏で煙草吸ってて出てこないんですが本年、RAYを担いで校舎裏からみんな出てきてみるとなんか例年比結構上位に食い込んでいたという、アレ)

 

さらにかなり最近の曲でありながら10周年のベスト盤にも収録されるという快進撃。
ざっくり言うと「これが嫌いなカツン担はいないだろ!ってみんな言う、スペオキもびっくりのスピードでカツン楽曲街道のスターダムを爆走している曲」、かな!

前置き伸びた。

 

で、この曲の歌い出しがとんでもないキラーフレーズなのです。

 

「革命の前夜だって 街はやけにざわめいて」

 

革命て。しかももう前夜て。アイドル世界は広しといえどいきなり革命起こそうとするのなんてKAT-TUNかよっぽどの大富豪フリークぐらいな気がします。何が始まるかもわかんないのにもう壮大。

 


【問い】

では、「RAY」で革命しようとしている相手は何なのか?

 

…そして私の思考は何故か冒頭の【前提】に漂着したわけです。(ほんとどうしてだ)

KAT-TUNは太陽への「革命」を仕掛けているとしたなら?

 

ここからが本題!RAYの歌詞をかいつまみながらふわふわと走り出した考察とも言いがたい何かだよ!

 

人は太陽には辿り着けない。天に翔けた馬車は墜落し、そびえ立った塔は崩落する。そういうさだめです。だからこそあれは尊くて、強大なのです。無くてはならないと皆が言う。世界はあれを中心に回っていた。たしかにかつてはそうだった。太陽は、神だった。

 

例えば今よりずっと荒廃した世界*1、破壊されたオゾン層と苛烈に肥大を続ける太陽。それにより紫外線と熱線の驚異にさらされた人類は身体の機械化に成功、身体機能と魂を堅牢な白銀の器に置換する者達が現れます。しかしそれと同時に仮初めの器は感情を溢れ落とす。
「愛し合う事がプログラムされてはいない」「涙さえ流せはしない」うえだくんは既に半身がしろがねに輝いています。

 

かつての豊穣の象徴は今では災禍の化身です。そのうち夜にこそ安寧を求め、太陽を恨むものが現れる。彼らが信じたものは「月」。太陽を殺すことを決意し、革命を首謀する。それがかめ「ベルベットムーン」にファナティックであればあるほど良い。

 

「あの太陽燃え尽きて 世界の時計止まったら?」
「永久凍土の中 奈落までへとフリーフォールで。」

 

例え太陽を撃ち落とせたとて次に来たるのは永久凍土の奈落なのである、それを知っている科学者中丸くん「仮初めの君」と夜な夜な踊る彼は、膨れ上がる太陽に呑み込まれ、小さな輝きたちの消えた「宙」に代替機関『星』を打ち上げた張本人です。瞬くフェイク「仮初めの君」「本当の名」に応答しなくなった世界を疎んでいます。

 

さて、そんな中丸くんに「革命」の行く先を問いかけたのは田口くんです。彼も、月を信じる一人、そして太陽を憎んでいたもの。今やその気持ちが何であったかはわからないのです「放っておいて」見目の変わらない、彼の心臓は白銀に輝く動力機関でした。そして、その部位の置換技術を持ちうるのは、世界にたった一人、白銀技術の創始者のみだということはもはや誰も知りえません。

 

ざわめいた街で始まる神殺し。彼らの呼ぶ「革命」熱波に焼かれようと孤独な革命軍は進む、翼が蕩け落ちても。「この身 朽ち果て」ても。そして訪れるのが「カタストロフ」であろうとそれだっていいのです。

 

「パンドラだろうと解き明かしてあげる」
「アイシテルヨと笑って」

 


…なーんちゃってな!

 

何を一人で盛り上がっているんだろう私は!すみませんでした。走り始めたら止まらなくなったのでとりあえずどこかに着地したかった。GIRLが不在だ。

 

しかし「RAY」の意味を調べますと

ejje.weblio.jp

物理用語の「熱線」「放射線」辺りにもぶち当たったので遠からじとも近からじ…?とちょっぴりだけ思っちゃったりもします。

 

なんにしたっても4分前後の曲からこれだけの世界が膨らんでゆく歌詞を書いてくださったFOREST YOUNG先生と、なんといいましょうか劇めいた歌割をしてくださった方に乾杯であります。

 

 

なんとないイメージソースは古代中国神話「射日神話」、アポロンの馬車、バベルの塔雪の女王とか、その辺。

 

(追記)そういえばこの曲が披露された2回は衣装の色が初日→赤、二日目→金色と変化したことを(赤衣装亡霊として半ば恨んでいたので)ずっと疑問に思っていたのですが、

(参照)

twitter.com

何か関連性があったり、物語に沿った恣意的な操作があったというのだろうか。

 

 

*1:※これを書いているやつは世界の最後に二人きり、が性癖なのですぐ世界を終わらせようとするぞ!