仮想通貨 NEOのウォレットの使い方-Neo tracker io編-
こんにちは、くまです。
今回は、以前記事にしたNEOのウォレットのうちウェブウォレットである"Neo tracker io"について説明したいと思います。
以前の記事はこちら
Neo tracker io とは
Neo tracker ioはアプリをダウンロードしなくても、インターネット上でNEOの財布の管理ができるサイトです。イーサリアムでいうところの、My ether walletと同じものと考えていただいて問題ありません。
ダウンロードの必要がなく、どこのPCからもアクセスできるので非常に便利ですが、似通ったサイトを作り、アドレスを抜き取るフィッシングサイトなどの存在には十分注意が必要です。使用には、正しいアドレスであることを確認し、できるだけお気に入りからサイトへ飛ぶことを推奨します。
Neo tracker io の使い方
ウォレットの作成
初めてウォレットを使う人はNeo tracker ioでもウォレットをの作成ができます。
※ウォレットを作成済みの方は、ウォレットにログインへ飛んでください。
①NEO tracker ioのサイトへ飛ぶ
②赤枠の"New wallet"を選択
③下の図の"Enter Password"に任意のパスワードを入力し、右下の"Create"を押します。
※パスワードは最低8文字ですが、できるだけ長く、推測されにくい、強固なパスワードを推奨します。
④ 1の"Download key store"を選択し、Key storeファイルを保存します。
保存したら、2の"continue"を選択します。
※key storeファイルはログイン方法の一つとして非常に重要ですので大切に保管してください。
⑤ウォレットの秘密鍵が出現しますので、紙に書き起こすか、"print paper wallet"から印刷して"continue"を押してください。
必ず、この画面の秘密鍵をメモするか、"print paper wallet"でプリントアウトして厳重に保管してください!!無くせば、ウォレットにログインできなくなり資産を失いますし、盗まれれば簡単に資産を奪われます!!
以上でウォレットの作成は終了です。
ウォレットのログインと資産の管理
①赤枠の"open wallet"を選択
②
NEONwalletは下記の赤枠で囲った3つのログイン方法があります。
・Key store file :ウォレット作成時のKey store fileとパスワードでログイン
・Private key:作成時に出現した秘密鍵でログイン
・Neo App file:アプリで作られたファイルでログイン(現在調査中。今回割愛)
Key store fileは、Neo tracker でウォレット作成した際に生成したKey store fileと、作成時に決めたパスワードでログインする方法です。My ether walletで慣れている方も多いと思います。
Private keyは、秘密鍵のみでどこからでもログインが可能ですので、便利ですが、秘密鍵の流出には非常に注意が必要です。
どれでログインしても、特に変わりませんので、自分に合った方法と管理ができればよいと思います。
②ログインできると下の画面が出ます。
Send:各種トークンの送信
Wallet:公開鍵のアドレス
Claim GAS:トークンをウォレットに置いておくことで得られるガスを請求します。
③送信する場合は"To Address"に送り先のアドレス、"Amount"に送信する量、"Select Asset"で送るトークンを選択し、"Send"を押せば送信できます。
その他の注意点
NEOトークンは整数単位のトークンですので、1.1など小数点単位は送信できません!
取引所から送る際は、手数料を含めてトークンが整数単位で届くように考えて送信してください。
まとめ
以上が、NEON walletの基本的な操作方法になります。
なかなか、新しい情報がないので適宜アップデートしていければと思います。
最後にですが、くれぐれも秘密鍵、暗号鍵などのパスワードの流出・紛失に注意して楽しい暗号通貨ライフを送ってください!!
仮想通貨 NEO系ICOの参加方法 by NEON wallet
こんにちは、くまです。
ICOのKYCを忘れて絶賛傷心中です><
今回はNEON walletを使用したNEO系ICOの参加方法について書きます!
はじめに
ICOは株などと違い、得られるトークンは有価証券ではなく、基本的に寄付という体をとっています。そのため、得られたトークンの値段について法的に守ってもらえるものは、もちろんありません。また、ものによっては数か月、長いと1年以上、トークンが配布されるまでにかかる場合もありますし、詐欺で1円もかえってこないこともあります。しっかりと吟味し、資金を管理したうえで、参加されることをお勧めします!
NEO系ICOの参加方法
NEO系ICOにNEOを送って参加する場合、2種類の方法があります。
運営が開示する送付先が”ウォレットアドレス”と"スクリプトハッシュ"のどちらなのかをしっかり見ておくことが重要で、これによって送信方法が異なります!
ウォレットアドレスの場合
こちらの場合は、通常の取引所にNEOを送る方法と同様ですので、下記のNEON walletの使用管理方法をお読みください。
スクリプトハッシュの場合
スクリプトハッシュで送信する場合はトークンセール用の項目から送ることになります。
2018/01/19現在対応しているのはNEON0.1.0とNEON0.1.1になります。それ以前のものは対応しておりませんので注意して下さい!!
Releases · CityOfZion/neon-wallet · GitHub
※新しいアドレスの作り方などは、NEOの管理方法のページをご覧ください。
①ウォレットにログインして下記の"Participate in token sale"をクリック
②上の赤枠の重要な注意事項を読む。
簡単にいうと(自分でも読んでください)
・何回も押すと資産が消えたり、返すの遅くなったりするからね!
・送るトークンがNEOなのかGASなのかちゃんと確認してから送ってね!
・昔行ってたトークンセールのスクリプトハッシュに送ると資産消えるからね!
・Purchaselボタンは一回だけ押せよ!
・開発したCity of Zionはあなたの資産に対する責任は負わないからね!
ってな感じです。
ちゃんと理解してたら、赤枠の"add a new token to pharchase"を押します。
③ 1の"Add a new token"を押し、ICOで公開されたスクリプトハッシュを2へ入力します。その後3のSaveを押します。
④下記の1のタブから参加するICOのトークンの名前を選び、2で送るトークンを選択。3で送りたい量を入力します。
⑤上記赤字を確認したうえで、赤下線の部分にチェックを入れて、"Pharchase!"を押します
⑥送ったトークン分資産が減り、トークンを受け取っていれば成功です。
まとめ
ICOは新しい技術や内容に触れられてとてもワクワクする一方、詐欺や、資産の凍結などもありえますので、慎重に調べて参加されることを推奨します。
また、NEON walletは、まだまだ発展途上で、適宜更新されていきます。
更新に合わせて、ブログも更新していきたいと思いますが、最新の情報を確認してみてください。
仮想通貨 NEO 日本語情報まとめ
こんにちは、くまです。
仮想通貨に興味はあるけど、どうしても英語が!、という方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、NEOの日本語で取得できる情報について掲載したいと思います。
もちろん、英語で読んだ方がスムーズに理解できることも多いので、英語の記事等も併せて読めるとよりよいかと思います。
ホワイトペーパー
こちらはNEOの公式HPに掲載されている、ホワイトペーパーの日本語訳になります。
有志の日本語翻訳コミュニティで翻訳をしており、ホワイトペーパー以外にも、新しいテクニカルペーパーなどの翻訳が随時追加されています。
どうしても耳慣れない専門用語も多いと思いますので、適宜検索をかけながら読むことになると思います。
動画
NEO (ネオ) Meetup in Tokyo 8/2017 - YouTube
2017年の8月に東京で行われたNEOのmeet upの様子が全て掲載されています。
全編はかなり長いですが、NEOの概要や、質疑応答がNEOを理解するのに役立つと思います。
[ANSレガシー] ブロックチェーンとスマートコントラクトの概要 - YouTub
NEOのCTOがNEOの前身であるAntshares時代に、技術面の概要を説明している動画です。
先ほどの日本のmeet upよりも、より技術面をフォーカスした内容になっており、詳しく技術を知りたい方向けです。
翻訳コミュニティの有志の方が翻訳し、字幕がついていますので、youtubeの字幕設定で日本語を選んでご覧ください。
・
2017年12月に東京で行われたNEOのmeet upの様子が全編掲載されています。
こちらはNEO自身より、NEO上で開発されているプロジェクトの説明が主です。
NEOの周辺プロジェクトもかなり注目度が高くなっており、気になるけどwhitepaperは読めない!という方は、内容を掴むのにちょうどよいと思います。
まとめ
こうしてみると、改めてNEO関連の日本語情報は少ないなぁと感じました。
他にも、よい資料がみつかれば適宜更新していきたいと思います。
仮想通貨 NEOのウォレットの使い方-NEON wallet編-
こんにちは、くまです。
NEOのウォレットに関する最新情報がないこと、また、1月からNEOベースでのICOも増えてきますので、NEOの管理方法についてまとめました。
取引所に置いている方も多いと思いますが、万が一のために、長期保有するのであれば自分のウォレットでの管理をお勧めします。
NEOのウォレット管理について
NEOを保管するためのウォレットで私が使う、使ったことがあるのは以下の3つです。
1.NEO Desktop Client(NEO-GUI wallet)
2.Neon Wallet by CoZ (Win, Mac, Linux)
3.NEO Tracker Web Wallet(Neotacker io)
1、2はPCにインストールして使用するウォレット、3はウェブ上で使用できるウォレットです。
1は使用方法が煩雑であり、管理するだけなら使用する必要はあまりないので、私は主に2のNEONウォレットと、3のNEO tracker ioを使用しています。
今回はNEONwalletの作成とトークンの送受信について書きます。
NEON walletの作成
①リンクからNEON walletのダウンロードページにいく。
②自分のPCに合わせたNEON walletをダウンロード。
※2018/01/13時点での最新バージョンはNEON 0.0.9です。
ここでは0.0.9を例に書きますが、ICOによっては違うバージョンが指定されることがあります!公式の指示をよく読み、従ってください!
②ダウンロードしたアプリケーションをインストールし、実行
③"Create a new wallet"を選択
④、下の図の①、②に任意のパスコードを入力し、"Generate keys"を押します。
※できるだけ推測されにくい、強固なパスコードを推奨します。
⑤アカウントが作成され、下記の超重要な内容が書かれている画面が出ます。
⑥"name this account"に好きなアカウント名を入力し、"save account"を押しアカウント名を作成してください。
必ず、この画面のパスフレーズ、公開鍵などをすべてメモするか、"print"でプリントアウトして厳重に保管してください!!無くせば、ウォレットにログインできなくなり資産を失いますし、盗まれれば簡単に資産を奪われます!!
⑥アカウントの作成は終了となります。"Back"を押してホーム画面に戻ってください。
ウォレットへのログインと送受信
①NEONwalletは下記の赤枠で囲った3つのログイン方法があります。
・Login using saved wallet:作成時決めたウォレット名とパスコードでログイン
・Login using an encrypted key:作成時に決めたパスコードと暗号鍵でログイン
・Login using private key:作成時に出現した秘密鍵でログイン
Login using saved walletは、作成したアプリケーションが入っているPCでのみ使える方法ですので、万が一パスフレーズが流出しても、walletのリカバリーファイルをインポートしない限りは、ウォレットを入れたPC以外ではログインできません。ですので、これが、外部に対しては一番安全かと思います。
Login using an encrypted keyは、パスフレーズと暗号鍵の2種類のパスワードが必要ですので、どちらかが漏れても外部からはログインできません。
Login using priver keyは、秘密鍵のみでどこからでもログインが可能ですので、便利ですが、秘密鍵の流出には非常に注意が必要です。
どれでログインしても、特に変わりませんので、自分に合った方法と管理ができればよいと思います。
②ログインできると下の画面が出ます。
Send:各種トークンの送信
Receive:各種トークンの受信(公開鍵のアドレスとQRコードが出現)
Claim:トークンをウォレットに置いておくことで得られるガスを請求します。
③送信する場合は"Send"を押し、下記の画面で送信するトークンの数量と種類、宛先のアドレスを押して"Next"で進んでいけば送信できます。
その他の注意点
NEOトークンは整数単位のトークンですので、1.1など小数点単位は送信できません!
取引所から送る際は、手数料を含めてトークンが整数単位で届くように考えて送信してください。
まとめ
以上が、NEON walletの基本的な操作方法になります。
なかなか、新しい情報がないので適宜アップデートしていければと思います。
最後にですが、くれぐれも秘密鍵、暗号鍵などのパスワードの流出・紛失に注意して楽しい暗号通貨ライフを送ってください!!
仮想通貨 "NEO"ってなに??
こんにちは。くまです。
NEOに関する詳しい記事の要望が多かったので、少しずつ書いていき、最終的にガイドのように まとめていきたいと思います。
今回はまず概要についてです。
NEOは中国発の仮想通貨です。
皆さんが聞きなれているイーサリアム(ETH)と同じくブロックチェーン上で自由度の高いスマートコントラクトの作成が可能であり、ICOやDappsと呼ばれるアプリを作成することができるプラットフォームとして使用されています。
そのため中国のイーサリアムと呼ばれたりします。
・NEOは中国版イーサリアムなのか?
2017年の冬に品川で行われたミートアップにおいて、NEOの創業者でCEOであるDa Hongfei氏はこのような事を語っています。
「日経新聞のインタビューで、中国のイーサリアムといわれる事について嬉しいですか?と聞かれました。私は、両者ともブロックチェーン上にスマートコントラクトを載せたプラットフォームですので、よいと思います、しかし、NEOとイーサリアムは全くことなるものです。と答えました。」
Da氏が語るように、イーサリアムとNEOは異なる理念を持っています。
そして、その理念を一言で述べたのが"New smart economy"であり、その理想はNEOのロゴにも表れています。
この橋のような形をしたロゴは、現実世界の資産(アセット)と、ブロックチェーン(デジタルワールド)を結ぶ架け橋をイメージし、緑色は、他のブロックチェーンよりエコなシステムを表しています。
彼らは近い未来に全ての資産はデジタル化されると考えており、現実世界の物的資産を含めた全ての資産をデジタル化することを目標としています。
・全ての資産をデジタル化する意味と課題
資産というものには、流動性が必要です。
どんなに価値のあるものを現実世界で持っていても、買い手がみつからなければ、売りたい時に売れなければ、その価値は幻想に近いものです。
NEOはそのような現実世界の資産もデジタル化し、スマートコントラクトを用いることで、世界中の誰とでも低コストで取引ができ、流動性のある本当の資産に変わると考えています。
逆に、資産をデジタル化する上で課題となるのが、その資産は誰のものなのか、相手は信用できるのかということです。
現実世界では、家や、銀行の預貯金は法律や人や国に守られていますが、デジタル世界は必ずしもそうではありません。
そのためNEOにはデジタル上であっても相手が誰なのか識別できるデジタルアイデンティティが含まれており、かつ、それはブロックチェーンにより改竄ができないものになります。
また、身元をはっきりと明かしたうえで、世界中の資産を取引するとなると、各国の法律や規制は無視できません。
これについても、NEOは各国の規制に順守して進めていくと発言しており、各国のブロックチェーンに関する規制や法律に関する情報を収集するプロジェクトも進行しています(近いうちにGit hubに公開するとのことです)。
これは政府の規制が強い中国でも、このプロジェクトが生き残っていける理由でもあると思います。
このように、NEOには将来に起こる資産のデジタル化をみこして、それらを用いた経済活動を行うのに適したプラットフォームを作るというビジョンがあります。
現時点ではイーサリアムとNEOは、ともにプラットフォーム上でのDappsの開発とICOという同じことをしているため、全く同じものにみえますが、理念に大きな違いがあり、目指す最終地点は別物だと思います。
次回は、更に詳しく両者の違いに迫ってみたいと思います。
自己紹介 -医療と仮想通貨とブロックチェーン-
はじめまして、くまと申します。
私はなんてことない、医療業界に生息する一般的な医療人です。
そんな一般人がブログを始めた理由と、仮想通貨、その裏にあるブロックチェーンの面白さを、自己紹介を兼ねて少しだけお話したいと思います。
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突然ですが、皆さんは病院や薬局での待ち時間が長いこと、どこにいっても最初は問診票と言われる質問項目を書かされることに面倒を感じたことはありませんか?
同じことを何回も聞くな!とイライラしたことがある方も多いのではないでしょうか。
このようなことが起こる一番の原因は、医療機関同士で情報を素早くやりとりする手段が整っていないことにあります。
しかし、医療に関連する情報、特に患者様のカルテ情報などは、最も重要な個人情報の一つですので、万が一にも情報が漏れたら大問題です。
そのため、インターネットが普及している現在でも、病院と病院、病院と薬局を繋ぐネットワークはできておらず、毎回患者様に確認をしたり、紹介状などの手紙やCD、お薬手帳などを渡したりしています。
このような状況は患者様を待たせるだけでなく、医療者側にも医療以外の負担を強いることになりどちらにとっても不利益でしかありません。
できれば、無くなって欲しいこのような”エコじゃない”業務を解決できる可能性を秘めているのが、ビットコインなどの仮想通貨で用いられている、ブロックチェーンという技術なのです。
ブロックチェーンの特徴として、
- 改ざんされにくくセキュリティレベルが高い
- データが非常に無くなりづらい
- システムが止まらない
といった優れた利点があります。
データが改ざんされにくく、セキュリティレベルが高いことで、情報漏洩と改ざんを防ぎつつ、ネット上で患者情報のやり取りができるようになる可能性があります。
また、データ全体がネットワーク上の多くの箇所に保管されるシステムになっているためデータが紛失しづらく、東日本大震災のような地域全体が壊滅的な被害にあった場合でも、データ取り出すことができ、より正確な患者情報を使って迅速に治療を行うことができるようになる可能性があります。
どうですか、聞いていてワクワクしてきませんか?
この技術がベースにあるからこそ、私は仮想通貨に投資(投機?)しています。
もちろん、まだ多くの課題が残っている技術ですが、10年単位でみると、もしかしたらインターネットのように皆さんの生活の中に当たり前にあるものになっているかもしれません。
このブログでは、そんな技術が医療や多方面で使われていく動向を研究し、投資し、実践することで、私自身もこの技術と共に成長していくことを目指しています。
その中で皆さんに有益になる情報を提供出来たら幸いです。
10年後も未来にワクワクできる世界を目指して!