UX JAM in FUKUOKA 01に行ってきたよ!
UX JAM in FUKUOKA 01に行ってきました!
https://uxmilk.connpass.com/event/146112/
長谷川恭久さんのAutoMagicの三瓶さんの回で北九州でもやってると知って、いつか行けるかも?って思ってた矢先、福岡でも開催されることに!当初2~30名くらいの枠だった気がするのですが(覚えてない)あっという間に満席になりました。70人に増席された後も増え続け、最終的には120名くらい申込みがあってたような。。。抽選で当たったら参加できるという、すごい状態になってました。
そしたらさぁ。当たったよ!
プロダクトデザインやるわけでもインハウスデザイナーでもない自分が、なぜかUXの勉強会は行けるヤツ全部行ってます。この仕事始めるちょっと前に興味持って以来、ずっとなんか好き(ずっと好きだけどあんま詳しく無いという)コーポレートサイトを真剣に作ろうとするとお客さんのサービスが絡んでくるので、そういう時に役立ってる気はしてます(気のせいだったりw)
ペパボさんの会場はThink Designで何度かお邪魔してたので100人近くも入るのかなーと思ってたのですが、オールスタンディングだったのでちゃんと入りました。が、「立ちながらMBPで記録」はできなかったので、今回は感想メインで書きました。文章ちょいちょい間違ってるかもなので、LTのスライドのフォトギャラリーってことで見てくださいな!
ターゲットを絞りすぎない実店舗のUXD
株式会社メンバーズキャリア|デザイナー|和気 登志子さん
ハンバーグ屋さんへのインタビュー内容のシェアでした。Uber EATSやったり料理教室やったりといろいろ施策やって成功されたお話も面白かったのですが、意外だったのがこれ↓
施策:店舗改装
売上げは微増
見た目の効果は一時的で薄い
お金も労力もかかるし、一番効果出そうなのにー!!
オーナーさんの代わりにわたしがショック受けましたw
絵文字で円滑になるコミュニケーション
GMOペパボ株式会社|デザイナー / デザイナー|渕上 はるなさん / 福島 亮さん
こんな感じで、絵文字だとコミュニケーション円滑になるよというお話なんですが、
もう、毎日毎日slackで使ってるし、例がおもしろすぎて隣のAguriちゃんと爆笑してしまいました。。。
最初のお題。めだま。👀
これ、slackでは「見ました」「見てるよ」「へぇ〜」「注目だね」みたいな意味で使ってるよなと思って見てたらですね。
ペパボではこう使うらしい↓
次は🙋♀️。わたしは「はーい」「わたしも!」「よろしく」的な意味で使ってます。
一方ペパボでは...
👀と🙋♀️ こやって使い分けんのか!笑 マージンとか文字間とか例題がいちいちおもろい!
他の絵文字もどうぞ↓
説明されてもようわからんけど直ったからありがとう。わかるw
アクセシビリティを学んでデザインの解像度を上げる
株式会社ディーゼロ|Web アクセシビリティエンジニア/フロントエンドエンジニア|平尾ゆうてんさん
バナーを作れずにデザイナーになれずにエンジニアになったけどもアクセシビリティを真面目に勉強してデザイナーと対等に話せるようになったよ&幅が広がったよ、というお話でした!(違ったらすんません!)
今取組中の案件が公的なサイトの部類で、アクセシビリティに関する依頼もちょっとあって、タイムリーだ!と思いながら真剣に聞きました。(アクセシビリティを本気でやろうとしたらすごいいろいろある)あと、HTMLをきちんと書けるようになりたい。
超・久しぶりにUXハニカムの図を見た...
なんとか、とか、なんとかとか(全然わからんw)のプログラミング言語?のエンジニアさん向け勉強会は全く参加できそうにありませんが、アクセシブルなhtmlの勉強会とかでリアルなソース見てみたい。。(サンプルじゃなくて、リアルなやつ)
追記:スライド公開されてました!ありがたや🙏🙏🙏
LTで紹介されていたゆうてんさんのnote(読んだことあった!)
LTで紹介されてたポスター(twitterでシェアされてました。あざます!)
トイレのデザインとUX
TOTO株式会社|プロダクトデザイナー|大塚 航生さん
TOTOのビジョン!! このフォルム、ビジョンを追求してる感伝わってくるー!
自分が作るものはプロダクトというよりWEBサイトなんだけど、らしさをどう落とし込むかってだいじにせんとね、と思った。(自分らしさ、ではなくそのプロダクトらしさです)
登山あるあるをアプリに組み込む
株式会社ヤマップ|デザイナー|田中 乃唯さん
ヤマップのグラフィックデザイナーさん。なにげに「グラフィックデザイナー」さんが登壇してるの初めて見た👀内容も面白くてアプリ作る人は見たいだろなと思うので撮った写真ぜんぶ載っけますが、わたしはとにかかくスライドの見た目の良さに目を奪われてました。見やすいし、オリジナリティ高い。見やすさと独自性は関係ないかもだけど、ブランディングとかイメージコントロールには重要なんだと思うようになりました。
チームにおけるUXをデザインする
有限会社リズムタイプ/株式会社デジタルステージ|デザインストラテジスト/CXO|栄前田勝太郎さん
チームにおけるUXのお話。外向けでなく内向けの体験向上のお話おもしろい。
チームとグループの違いとは。(写真撮れなかったけど目的があるかどうかなどなどだったかと)
↑こういうことが言えるのが良いチーム、という流れ。最近よく聞く「心理的安全の確保」ってやつでしょうか。これ、学校教育の場で実現して欲しい、息子が学生の間に。
あ、Team Experienceのnote探そうと思ってたんだった。こちら!↓
オフィスじゃなくてカフェで(場所)大勢じゃなくて少人数で(やり方)あの人じゃなくてこの人で(参加者)だれかの気持ちじゃなくて自分の気持ちを変える(気持ち)みたいな話だったと思います。(例は覚えてないので適当ですw)
追記:スライド公開されてました!ありがたや🙏🙏🙏
User Needs
LINE Fukuoka|UIデザイナー|高松 達樹さん
たとえ自分があてはまったとしても、ひとそれぞれの経験があるので、自分はユーザーではないという立場をとる。UXのイベントのどこかでだれかが「俺ペルソナ」って言葉を使ってたのを聞いて以来、しっかり脳裏に焼き付いてます。
UXの手前
丸東産業株式会社|MIP アートディレクター|児玉 和音さん
丸東産業は、スーパーなどの商品のパッケージの会社(印刷会社)さんだそうです。
CIの弊害の話面白かったー!「ミツカン」ときいたら「酢」を連想する。ミツカンがお菓子出したら?「え、酸っぱそう」ってわたしも思いました。ブランド名ではなくサービスに名前をつけてブランド名出さずにやるとかもあるよね。イメージのせいでなにもできない、って困ってるところもあるんだとか。
CIとブランディングは違うんだよってお話。こういうことで困っている中小企業さんはたくさんいるから、中小企業と日々向きあっている、ここにいるデザイナーさんたちがこういうことも解決の手助けしてあげてほしい、というお話。なんかデザイナーの責任を感じるような、いい話でした。
サイト作る時に会社のビジョンを聞いたり、商品のコンセプトやターゲットを聞いたりしているうちにいろいろアイデア出たりするし、いつの間にか相談に乗ってることも多々あるので、デザイナーももっと積極的に関わっていけば役立つ場面たくさんありそうだよなーと思いました。
最初っから飲み食いして、LT聞いて、飲み食いして、ピザ食べて、LT聞いて。床に座って。何時間も集中力が持続しないのでこのやり方疲れなくて好きでした。Aguriちゃんとオレンジジュース飲んでピザ食べれたのが楽しかった(そこ)
デジタルクリエイター大募集だって!時給いくらかなってワクワクして見てみたけどバイト募集ではなかったw
以上!すいません、お風呂入ってきます🛁
おみやげ。早速息子にちょうだい言われた。ドメインあげようかなw
Think DESIGN #1 【リニューアルの話】に行ってきたよ!
行ってきたよ〜!いつもだけど今回もほんとに「メモ」です!すんません!笑
まずはムームードメインさんのサイトリニュ&ロゴリニュのお話です!
タイトル:老舗サービスのリニューアル
01_なぜリニュしたのか
…の前にそもそも「なぜ長年リニュしなかったのか」のお話がありました。
前後しますが、この後のロゴデザインのリニューアルのセッションで、ムームードメインの使命は一連のサービスの「入り口」になること、との説明がありました。
私も独自ドメイン取得を何度かやったことがありますが、ムームーでドメインとったらロリポで導入楽だとかいうのも何度かやって気づいたくらいで、そもそも運営一緒とか表からぜんぜんわからんやんもったいない。。。と思ってた一人です。笑
(ムームードメイン=オリジナルのドメイン(独自ドメイン)を取得できるサービス。ロリポ=サーバーをレンタルできるサービス)
で、なぜリニュしなかったのかですが、業績やユーザー数が落ちなかったから&リソースが足りなかったから、だそうです。これ結構あるあるなんだろな。
なぜリニュしたのかと言うと、2017年の1月にロリポがリニュしたのでそこの知見が生かせそうだ、というのとデザイナーが増えたから。今いっとこ!ってタイミングだったのでしょうか、サイト、めちゃんこ見やすくなってました。
(いや〜ロリポがリニュした時は、あーーーロリポおじさんおらんくなった!ってなりましたよね。。笑 社員の方によると、どっかに小さくいらっしゃるそうです)
・どんな人が使っているのか
・ユーザーから見たムームーのイメージは
・競合との違いは
・・・・これがわからなかったのでムームーはどうあるべきか、がわからなかった。だから調査分析しました!とのことでした。
02_調査分析
2017年1月〜11月の間調査分析、その後11月〜8月で実装されたそうです。ほぼほぼ1年調査と分析に使えるのすごい!さすが自社サービス。
最後のトークセッションで司会の我流さんが「自社サービスと受託のデザイナーどう違うか」の質問ふられた時「受託はいろんな会社のデザインができるという点以外はつらさしかなかった(自社サービス開発楽しい)」っておっしゃってたのはこの辺だろな〜と思いました。
調査と分析の手法は、ほぼほぼUX系のイベントででてくるあんな感じ。(どんな感じよ)ユーザー調査とかペルソナとかのあれです。(どれよ)
03_ロゴリニューアル
実践的な手法としてこんな感じでお話されていました。
・ムードボード作成(Pinterestでスクラップ)
・案だしに時間をかけた
・類似ロゴは「yandex」で検索して調査する
・(webやってると忘れがちな)紙物・ノベルティなどの展開も考慮した
ムードボードは複数のデザイナーで作業する時に方向性がズレないように作成されたとのこと。サイトのUIを作る時も横においてチラチラ見たりしてたそうです。ブレ防止になかなかの威力発揮しそう。
類似ロゴはGoogle先生で普通に検索しても出てこないので、ドイツの検索エンジン?かなんかのyandexってので検索するといっぱいでてくるそうです。
ウミーベデザイナーうぇいさんによる「ツリバカメラ(WEB版)リニューアルの話」
「ツリバカメラ」というアプリがすでに存在している状態で、WEBサイトをアプリに寄せてリニューアルした時のお話をしてくださいました。
理想は「アプリでできることはWEBでも全部できるように!」ですが、結果は「釣果一覧が見れる&検索できる」ことに絞り、目的をコンパクトにされたそうです。理由は、成長していく土台を素早くつくってスタートラインに立つため。
まずはWEBならではの効果として「検索流入を得られたらOK」ということでスピード重視でリニュされたようでした。
具体的な手法はこんなかんじ。
■仕様の把握…スプレッドシートでアプリの機能の一覧を出して、これが(WEBで)なくなったらどうなるのかを話した。
■ワイヤー(骨組み)...機能のすりあわせと調整のため。人間はあいまいなのでしっかりワイヤーを作った。フォント、装飾、色は入れない。(入れてしまうと、ここもっとキレイになる?などツッコミが入って機能やコンテンツから目が外れてしまうため)
■共通:固有=8:2くらいで作った…共通→使い回しできる部分、固有→そこだけに使うデザイン。共通を増やすことで固有部分で考える時間を確保した。どうしてもデザインは考える時間が多く必要なので、そこを捻出するため。
■デザイン...つくったらすぐslackに投げてすぐにフィードバックをもらっていた。
納得。
お話を聞いていて、スピード感がつたわってきました。さすがスタートアップ…!ちょいちょい挟まれるひとことがとても面白くて、笑いながらお話きかせていただきました。楽しかった!
パネルディスカッション
最後は登壇されたお三方によるパネルディスカッションで、司会は我流さん、和子さんがリアルタイムでホワイトボードにまとめられてました。
いろんなお話が聞けたのですが、一番興味深かったのが、我流さんがされた「チームで複数の意見が出た時デザイナーとしてどうしていますか?」という質問。
ムームードメインのデザイナーのお二方:「ミッションとビジョンとペルソナが完全に決まっていたのであまりぶつからなかった。迷った時にそこに戻れるし、納得できる」「見た目の印象の部分の認識のズレは、デザインとしてより、人の認識としてのズレ。話して決める。ミーティングは週に2〜3回やっている」
ウミーベのうぇいさん:「ウミーベでは基本、形容詞やぼんやりしたことは言われず、その意見の理由をしっかり話してくれるので納得できる。ミーティングは特になく、常にslackで会話している」
!important #07 -伝えるデザイン、伝わるデザイン(長谷川 恭久氏)- に行ってきたよ!
行ってきました!
まずは個人的に一番インパクトがあったことを先に書きます。それは、
「海外(アメリカ?)にはウェブディレクターはいない」
でした。
アメリカでは大企業と直接仕事をするなんていうのがザラであること、もともとそういうのに慣れているからできるのであって、スキルの差はない。実装レベルで遜色はなく、むしろ日本人の方が上だったりする。何が劣っているかというと「話せるかどうか」だそうです。
本来はデザイナーは「話す」ことも仕事のうちで、この部分ができないからディレクターや営業に仕事持っていかれちゃって、作るだけの人になっている。
「作れる」というのはデザイナーの仕事の一部分でしかない。「話す」こともデザイナーの仕事。
UXやグロースハックというのは元々アメリカが発祥で、日本では現場までなかなか浸透しにくいという話も聞きますが、チーム(コムスビ)でやる時は、付箋紙と模造紙使ってブレストして、お客さんと直接話してターゲットを決めたり、ユーザーインタビューもできる範囲でやったり、サービスの売り方&展開の仕方は効果的なのか、果たして依頼があった制作物でいいのか?といったところから話したりもするので、自分たちで話せることはほんとに重要そうです。どうにかしてうまくなりたい!
「ボタンを大きくしてください」「わかりました」ではなくその意図を引き出す
デザイン提出時に「これどうでしょうか?」と言ってしまうと感覚系の返事が来てしまい、何でも言われてしまう。デザイナーは本当はゴールを持っているはず。
デザイン批評時のNG。センスで話さない。ゴールで話す。
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セミナーの前半はこんな感じで、後半はワークショップでした。
”ステークホルダーにデザインに関わる課題を理解してもらい、採用する価値があることを伝える”ために、いくつかのチームに分かれて話合いをしました。
ステークホルダーは花岡さん(開発本部)か井原さん(最高マーケティング責任者)
提案する企画はA:スタイルガイドの作成かB:ユーザー調査です。
1️⃣まずは、提案先を誰にするかと、提案する企画をどちらにするかをチームで選びます。
私がいたチームは花岡さんにユーザー調査を提案することになりました。
2️⃣次に花岡さんに関する8行程度の文章から情報を読み取りながら「優先順位」「報酬・見返り」「圧力」の3つの項目に分けてマインドセットを決めて行きます。
花岡さんが優先しているのは「仕事のやりがい」、見返りとして求めているのは「達成感」、圧力に感じるのは「社内上下からのプレッシャー」などなど。大量に上げていき、そこからどうアプローチするかを決め、発表します。
最高マーケティング責任者の井原さんとの不仲説浮上
ユーザー調査によって、
・社内で開発の根拠を説明できる
(井原さんと不仲説より)
・意味のある開発ができる
(無意味な開発の繰り返しによるやりがい喪失を防ぎ、達成感を得る)
・部下(開発部署)がやりがいをもって開発できる
(社員の流出を止める、部下からの不満を解消できる)
といった方向から提案発表しました。()内が根拠となるマインドセットです。
単純に「スタイルガイドの良さ」「ユーザー調査の利点」を説明するのではなく、ステークホルダーとなる人物が何に共感するかからのアプローチをする、というワークショップでした。チームメイトとなったメンバーの皆さんの回転の速さと視点の鋭さ、説明のわかりやすさにも驚き!対立するような意見もうまく取り入れられていき、さすが第一線で活躍されてる方々だなぁと思いました。
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セミナーで紹介された本です↓(自動で画像出てこなかった...)
みんなではじめるデザイン批評―目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド アーロン・イリザリー
長谷川恭久氏 推薦! 「好き嫌い、センス、上司が言ったからという理由でデザインを通すのはそろそろ止めにしたい。 目的に沿ってデザインを話し合いたい方にとって有益なヒントが詰まっています。」
”みんなではじめる”本なので一人で読むよりみんなで読む方がよさそうですが、質疑応答で「チームとしてデザイン批評を浸透させるためにやった方がいいことは?」という質問に対して「模範になってください」とおっしゃっていたので、一人で読んでも良さそうです。
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最後の最後にご挨拶に行ったら、私がグロースハックに関する仕事をしていることを覚えていてくださって、podcastのオススメの回を教えてくださいったので、早速、今、聞いています。(WEB解析士の江尻さんとの対談)
自分の仕事に直結するお話をたくさん聞けて、すごく楽しかったです。もっと何回も受けたいなぁ...しばらくpodcast聞きまくります^^
Web Designing 2月号「成功するUXデザイン」読んでるよ!(現在進行形)
2017年中ずっと意図的にオーバーワークしていた反動でしょうか・・・今年の年末年始は本気で、全く、これっぽっちも仕事しませんでした。笑
これまで週末も隙あらば仕事してたのですが、あえて本を読んだり、文章を書いたり、音楽を聴いたり、考えごとをしたりしています。
見ての通りオーバーワークは割と得意なんですが、本来は考える隙もないくらいのスピードで次へ次へと急ぐよりも、のんびり思考するのが好きなのかもです。ぜんぜん飽きない。
ユーザーインタビュー(アンケート(定量)ではなく直接聞く(定性))↓ペルソナ設定(複数のインタビュー結果から一人の人物像を作る)↓カスタマージャーニーマップ(ペルソナがサービスを利用した時の行動&感情の流れをグラフにして問題点を可視化)↓KPI設定(ビジネスとして成り立つのか?)↓ストーリーボード(マンガでユーザー視点を可視化)↓プロトタイプ(実際の使用感のテスト)↓ユーザーテスト(部外者によるリアルな使い勝手の感想を得る)
...までやってからやっと作り始める的な、UX系セミナーで良く聞く流れは今まで何回も聞いてきたのと一緒だったのですが、この一連の流れの前に「チーム運営」についてページを割いてしっかり書かれたのが意外だったし、大変参考になりました。
プロダクトの制作チームを運営する流れという視点の記事でしたが、何をするにしても複数の人間が一つの目標に向かって動くケースには全て当てはまる気がします。
自分が初めてUXというものに触れたのがUX Japan Forum2015で、そこに来られていたグッドパッチの村越さんのお話がそのまま今でも自分の仕事への考え方にかなり影響しています。そこで語られた「熱量」について、そして「対話や共有」によってオープンな状態を保つこと、それが実現できないならむしろ一人でやった方が良い仕事できそうな気がします。熱のないただのリソースのひとかたまりになるより。
今回のWD2月号は村越さんから聞いたお話そのままなのですごくわかりやすいです。それもそのはず、これ、グッドパッチを例に書かれてるぽいです。事例も写真もグッドパッチ。そもそもグッドバッチの公式FBページでシェアされたから、買ったですもんね。(あれ?後出しじゃんけんみたいになってしもーた...笑)
!important #おかわり -Think More!-に行ってきたよ!
!important #おかわり -Think More!-の【第一部】プレゼン思考、に行ってきましたー!
田口さんが面白すぎて文章に書き起こせない...(ここ重要)でも、書かないともったいないので、おっしゃっていたことでメモしてきたことを書き残します。
お隣の席の方は田口さんの本と「Webディレクター手帳」持ってこられてました。
■改善点はどこにあるのか、普段から考える。
普段から自分のプレゼンの改善点はどこなのかを考える。プレゼンをしている人の立場に立ってイメージしてみる。途中でマインドマップをぐるぐるみんなで回しながら作りました。狭い視野でプレゼン構成するのではなく、視野を広げることを心がける!
■プレゼンで目指すのは「伝えること」ではなく「アクションを起こしてもらうこと」
プレゼンに苦手意識を持っているとゴールがあいまいになってしまうが、プレゼンはゴール設定が重要。聞いている人にどんなアクションを取って欲しいかを決めて、どうやったら理想的なアクションを得られるかを設計しコントロールする。
■上手くコントロールするために、アクションを阻害するものは入れない。
田口さんオススメ↓
話に集中して欲しい時は資料をブラックアウトさせて話す。オンオフの違和感がないよう、プレゼン資料の背景も黒で作ってありました。いちいちリモコンで操作していたら消してるよ感がすごいので、リング状のものを使っている、とのこと。
黒背景の資料。これと表紙とももたろう画像の3枚のみで3時間半お話されてました。
プレゼン準備=資料作成となりがちだが、まず資料、ではなくまず反応をいかにコントロールするかから考える。資料は1Pあたり5〜6秒で読める内容にする。画面で完結させずにトークで完結させる、などなど。プレゼンが上手な方々の資料ってだいたいそうだよね〜。
プレゼンが終わった後に配る、逆に大量の資料を配り「読むより話聞いたが早い...」と思わせるなど、とにかく話を聞いてもらえるように設計されているそうです。見積りを資料に入れて配ってしまうと、さあプレゼンという段階で「値段のことだけどさぁ」と上の方の人に切り込まれてしまい、コントロール不能になったりするというお話を聞き、入れない方がいいなって思ったデス。笑
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その他、あるチームがインスタをネタにプレゼンされたのですが(正確にはももたろうですが、うまく説明出来ない。笑)「インスタ」と言わずにハッシュタグの話をしたりして聞き手に「インスタ」を想像させ、しかもその「山場」はプレゼンの後半に持ってくるといい、とアドバイスされてました。
あと、自分のプレゼンを動画に撮って見てみて!とオススメされてました。
学校で自分の課題発表の時に何回か(制限時間2分)と、30分だったか1時間だったか忘れたけど「テープ起こし」をテーマに講壇に立ったことがあるくらいで経験はほぼないのだけれど、うまく話せるか心配で、いずれも「もう無理」ってなるくらい練習しました。録音したかもだけど、録画はしてなかったなー。挙動おかしいから見るに堪えられんのだけど、クライアントさんはそれを見せられるわけだから、やっぱり動画撮って見て。とのことでした。納得。
ウェブライダーの松尾さんとまさかの2ショット写真〜!
満席で二部のチケットを買い損ねてしまったというのに、快く2ショット写真引き受けてくださいました。松尾さん優しい(இдஇ; )ありがとうございます!(ぼーっとつっ立ってたところにヌーラボTシャツをげゲッツ!したよ!でも登場した601works の永野さんが声をかけてくだり...ありがとうございましたーーー!)松尾さんのセッションについては参加された方のブログを見つけ次第リンク追加していきます^^
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〜追伸〜
撮影 / サン・スタジオ:鍋坂樹伸
えっと・・・フォローアップメールでこんなステキな写真がたいっっっりょうに送られてきたんですけど・・・・!?!?驚きの特典!!随時私のヘナチョコ写真と差し替えますのでご期待ください。笑
鍋坂さんが撮られる写真、ステキだな〜ってタイムラインで一方的に拝見していたので、めちゃうれしいです。次回お会いできたらご挨拶せねばです。
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【参加者の方のブログ】
601works第4回ランチ会 〜お見積もり座談会〜に行ってきたよ!
これに行ってきたよ!
(いつもはFBの告知ページ貼るんだけど、なぜかテキストリンクになってしまうので、601worksの佐藤さんのBlogリンクしました)
601works主催のランチ会、今回の参加が2回目!会場はファシリテーション勉強会の時もお世話になったヌーラボさんでした。
今回は対象が個人事業主限定だったのもあり、あるある話で盛り上がったりして前回とはまた全然違った感じでした。食べるのメインのランチ会というより、ピザが食べれる座談会な感じ。とにかく楽しかったー!
司会の佐藤さん!スライドのおかげですごくわかりやすかった&話しやすかったです。
セミナーではなくあくまで座談会なので、どこからどこまで書いていいのか分からずすぐにblogに書けなかった笑 誰が何を言ったかわからんやん方式で箇条書きすることにしました(`・⊝・´)
見積りを作る時に参考にしてはいけないモノ(佐藤さんスライドより)
・自分が必要な最低限の金額
・他社の見積り
・自分の過去の見積り
以下、座談会で出たアドバイスの数々です。
「非生産人員を雇っているイメージで見積もる」
「自分が必要な最低限の金額」というのは「これだけあれば生活できる金額」のことだそうです。フリーランスの場合は経理も営業も事務も全部一人でやっているので、そこの部分を加算する。制作会社に注文した場合も当然加算されているので、お客様にとっては一緒のこと。この点については分かってはいたのですが、つまり、もし時給換算で見積りした場合、バイトと同じ時給=「バイトより安価で仕事する」ことを意味するんだって、再認識してしまいました(遅)
「人に振ることを前提で値決めする」
「作業する人と交渉に行く人は別の人と思って行動する」
同一人物と思うと自分が無理してなんとかしてしまう前提で金額交渉してしまうが、他の人にお願いするとなるとこの金額じゃ申し訳なくて振れない・・・(つまり適正価格ではない)というまっとうな思考が働いて、おかしな金額で見積りせずに済むということだと思います。
「(見積りは)申し訳なさそうに出さない」
「自信を持って自分が欲しい価格を出す」
「”あそこは安い”と言われるより"あそこは高い"と言われた方がいい」
「工数見積りは社内用には必要だが外には出さない」
「予算をきいて、出してくれる金額によってできることをする」
「予算を聞いて教えてくれない人には100万円から話をスタートさせる」
この辺は、ドラマ「ドクターX」を見て下さい←
ピザクックおいしかった!配達のお兄さんなかなかの対応力をお持ちでした。笑
まずは自分がやりたいことではなく人から求められていることをやる
でもやりたいことを忘れるんじゃなくて思いの中に持っておく
そうすることでいつの間にか自分のやりたいことに近づいて行く
Nulabの橋本さんがされていた↑このお話がとても印象的でした。カラーバス効果と言うそうです。あと、死神の目の話・・・!
「できない理由を考えない。それをやるために何をしたらいいかを考える」
「勉強しながらやるので・・・と安く見積もったらダメ。受けたからにはプロ価格で受けて、死にもの狂いでやる。安くするのは自分はアマチュアだと言っているようなもの」
「逃げ道は作らない」
↑は永野さんからのアドバイスです。このお話のあたりで(ひー!逃げ道作ってるー!)的な小さな悲鳴が多数上がった気がします・・・笑
このページ、個人的ベストスライド賞 です・・・!
冒頭に書いた、「見積りを作る時に参考にしてはいけないモノ」の3番目に「過去の見積り」というのがあったのですが、あ、めっちゃ質問したい...!って思った瞬間話題が次に移り、そっちが盛り上がってしまって聞くの忘れてしまいました。。。爆
〜余談〜
急いで家に帰ったら自宅マンションのエントランス外にランドセルが。
「Rくん、なんであんなとこランドセル置いてんの?」「置いたのぼくよ。置いといてって頼まれたから。」「そんなん自分で置かせなよ〜!(そこ?)」「なんで?別に置いてあげるくらい親切してもいいやん!?(真顔)」
Rくんのお母さん怒ったら怖いから内緒にしてやってくれと言われたので、報告は一切しておりません。
Web制作におけるUXの実践~設計から解析まで~に行ってきたよ!
行ってきたよ〜!セミナー翌日にスライドがシェアされたです。嬉しい。今見てます。
blog書くならogp用にちゃんと写真狙って撮っとかないといかんのだけど、そもそもアンタ何しにきたん?インスタグラマー希望なの?って思われたくない小心者でして、結果、こんな写真撮ってみました。
今撮った、今。
4時間半、最初から最後まで高密度なセミナーで、そのまま書くと本みたいな量になるので...いくつかピンポイント的に書きます。数日かけて本一冊読むくらいの情報量ありました。だいたいセミナー参加すると2割以上(たまに5割くらい)理解不能で帰ってくる人なんですが、枌谷さんのお話「???」って一回もならなかった。さすがユーザー体験改善のプロ。
■まずはUXについて
UXの話するなら外せない”モノからコトへ”のお話からスタートです。Instagramは高性能だから使われているのではなく、ユーザー体験が良くて使われている。など。
■スマホの台頭
ネット=PCだった時代はだいたいどのシーンで使われているかは固定されていたので必要なかったが、スマホ=いつでもどこでも使える今、いつ、どこで、どんな風に使われているのか、シーンを考えて設計する必要がある。
■商材の認知前から使用後まで
ベイジを知っててセミナーに参加した人は?との問いに8割方挙手されていたのに対し、カスタマージャーニーマップを作ったことある人は?はほぼほぼいなかった。
わたし、ベイジさんを知らないで参加というモグリ具合でしたが、CJMはUX Fukuokaの勉強会で作らせてもらったことがあります。ほんとに商品を使用している様子を側で見ながらメモして。半日がかりで相当な重労働だった割には全く時間足りなくて・・・
あんな経験、そうできない。本当にありがとうございました。(ここでお礼)
↑ 正解は、4番!
ウェブサイトは「4. 商材の認知前から利用終了まで」の一部分。そのサイトに来る前はどうしていたのか、来た後はどういう行動をしているのかまでがUXの検討範囲です。
”UXの改善=使いやすくすること”と勘違いされがちだが、そういうわけではない。
(使いやすい方がいいけど、そういうことじゃないのよ、というお話)
■ベイジにおけるUXとマーケティング
ベイジさんではマーケティングに寄り添わないUXがあった場合、マーケティングを取るということでした。究極のところはマーケティング優先。いろいろ悩む部分なので、このお話聞けて良かった。
例)商品の苦情も掲載したLP
・・・ユーザーにとっては有益かもしれないが、商品は売れにくい。
例)金額を明示したサイト
・・・ユーザーにとって分かりやすいかもしれないが、金額だけに目をつける層が集まってしまうかもしれない。
例)問い合わせしやすいフォーム&即返答する体制
・・・ユーザーにとって使いやすいかもしれないが、手のかかる層が集まってしまうかもしれない。
(正確にメモできてないので雰囲気で自分が書いてます↑)
■セグメンテーション
年齢によるセグメンテーションはただデータを集めやすいだけで意味がないことが多いが、これをやっている顧客もまた多い。商品が「白髪染め」ならアリだが「スマホ」ならあまり意味がない。ニーズによってセグメンテーションを行う。どうセグメンテーションするかはマーケティングセンス。
■ターゲティング
一番ユーザー数が多い層をターゲットにするのではなく、一番伸びしろがある層をターゲティングする方法もある。
例)90%の既存顧客向けにサイトを作りたいという要望
・・・すでにサイトなくして成り立っている顧客向けに作るより、残り10%に最適化したサイトを作って顧客数を伸ばす方が良くないか?
■アイデアリスト
(UX調査の)長い旅を終えた時点でアイデアを出すより、調査しながら、ペルソナ作りながら、ストーリーを作りながらアイデアをメモしておく。
■ワイヤー(制作時や運用時も)
アイデアリストを画面に落とし込む。ここでうっかりUXやマーケティングの視点を忘れて作ってしまうことがあるので注意。UXやマーケティングの分析内容から乖離しない。(特にお客様が飛んじゃうことが多いので引き戻す)
(調査から制作までワンストップでやるとなると、ここで制作モードのスイッチ入っちゃって飛んじゃうとかあるだろなーって思いました。ブレないって大切。)
後は、KPI設定のコツ・ブランディング・お客さん選びのコツなどなど、盛りだくさんでした!(すみません、blogいつも7〜8割くらい書いて力尽きる・・・)
プロトタイプツールのお話で「文章を書き込めないからUXの意図が書き込めなくて結局パワポ使ってたりする...」というの、丁度今、「共有用にメモ入れたいんだけど・・・あー!!」ってなってたので、うんうんってなりました。笑
あと、これはベイジさんならではかもなんですが、どうしてもカスタマージャーニーマップとか、表とかでは見えてこないものがあるので、ペルソナが主人公の小説みたいなの書かれたりするそうです。そうすると「画面をキャプチャしてLINEで送った」「ボタンが9個並んでいてどれで予約できるか迷った」などという行動がリアルに出てくるのだとか。徹底してる....すごい。
配布していただいたスライドは、サイト制作時の参考書に決定。
〜余談〜
セミナーの帰りにささマルシェでマフィン購入
今回セミナーに参加できたのは平日昼間開催であったことが大きかったです。終了は17時半。息子が小学校から帰ってくるのが16時半。晴れてた&会場になったビルの地下が駐輪場だったのでバイクでぶっ飛ばして帰れたおかげでお留守番時間約1時間半程度で参加できました。
福岡まで来て下さった枌谷さん、企画してくださった山田さんに感謝です。ありがたい。貴重な時間となりました。ありがとうございました!