いばらのムチ -鞭の自作-

自分だけのオリジナルの鞭を自作しよう。

クラコンに連射機能を追加してみる

 ドラゴンクエストⅩに時間を取られて鞭作りが進みません。

というのも、なんとなく買ったドラクエ10なんですが、

このレベルがすごく上がりにくい。

単調な戦闘を何十回と繰り返し行うことになります。

戦闘中はクラシックコントローラーPRO(クラコン)

のAボタンをポチポチと押すだけの作業です。

指も痛くなるし、かなり面倒です。

そういうわけで、少しでも身体への負担を減らすため、

クラコンのAボタンに連射チップを取り付けてみようと思います。

連射回路は自作します。

 

 ブログ記事の中で紹介されている改造を試した結果、

いかなる損害が起きても、当ブログは一切責任を負いません。

ご自身で行う場合は自己責任でお願いします。

 

 使用する部品は、LMC555というタイマーICです。

こちらのサイトを参考にして作った図がこちら。

簡単な回路図

電源はクラコンから取ってくるようにします。

連射回路は、タイマーICで発生させたパルスを

Aボタンに入力するという単純なものです。

連射速度は、抵抗を適当に調整して8連射くらいにしました。

連射オン・オフは、スライドスイッチで切り替えられるようにします。

連射装置に使用する部品は、

LMC555、抵抗2個、コンデンサ2個、スライドスイッチ1個です。

部品代は全部合わせても100円くらいです。

電子部品はインターネットでも販売されていて、入手も容易です。

そして組み上げたものがこちら。

連射装置

このチップを上の図のようにクラコンに取り付けていきます。

クラコンの裏蓋は、特殊なYネジで留められているようです。

蓋を開けて早速作った連射チップをクラコンに取り付けてみます。

連射スイッチ。

スイッチ

スイッチのちょうどいい場所を探しているうちに、

クラコンが穴だらけに。

連射化は上手くいっているようです。

これで戦闘のAボタンポチポチ作業から開放されました。

素材集めも楽になったのでした。

 

シェラックについて

f:id:millenaire:20120810192017j:plain

 シェラックは天然の樹脂です。

ラックカイガラムシという昆虫が樹木に住み着き、

吸った樹液を体外に分泌すると樹脂状の塊になり、

それを精製するとシェラックになります。

人体に無害ということもあり、

ガムやチョコレートの光沢材としても使われています。

含蝋と脱蝋があり、ムチの仕上げには脱蝋のものを使っています。

このシェラックをアルコール溶液にして使います。

 

シェラック溶液の作り方

用意したもの
・ブロンズシェラック 12g
・無水エタノール 100cc(薬局で売ってます)
・保存ビン

f:id:millenaire:20120810192047j:plainf:id:millenaire:20120810192132j:plain

 無水エタノールとシェラックをビンに入れ、

一晩置けば出来上がりです。

完全に溶けない場合は、少し振ってやると溶けてくれます。

シェラックの量を調整することで、濃度を自由に変えられます。

使うときは筆や刷毛で塗ります。乾燥もあっという間です。

塗り重ねるほど光沢が出ます。

 

4.5-foot/12-plaitブルウィップの完成

 気づけば写真をいろいろ撮り忘れて、

2本目は途中の絵がないです。

そういうわけで、絵少なめで前回の続きです。

まずはオーバーレイから。

オーバーレイはナチュラルを赤で染めました。

カラーリングに使ったのは、

ローパスバチックという塩基性の染色剤です。

ローパスバチック

水で薄めて手軽に濃度が変えられます。

タンニンなめし革のタンニンと相性が良いらしく、

きれいな染め上がりです。

ただ残念なことに、

編みこんでいる間にレザードレッシングが浸透して、

色が濃くなってしまいました。

変色を考慮して濃度を調整する必要がありそうです。

オーバーレイの編みこみは、

ダブルダイヤモンドからunder-2シーケンスへと切り替えてます。

ダイヤの形に濃淡のグラデーションをつけたつもりなんですが、

微妙な色分けになってます。

ハンドルには、タークスヘッドと

スパニッシュリングノットを巻いてます。

フォールとクラッカーを取り付けて、

最後にシェラックコートしたら、

ブラッディなブルウィップの完成です。

ブルウィップ1ブルウィップ2

ブルウィップ3ブルウィップ4

ブルウィップ5

 もち手の部分はロッド風に仕上げるつもりのはずが、

出来上がってみると、

微妙に思い描いていたものとは違っていて、

なんとなく怪しさ満点です。

クラックは一応できるっぽいので、

これでいろんな技の練習ができそうです。

 

ブルウィップ2本目です。

 毎日暑いですね。

ロンドンオリンピックが始まり、

連日のガンバレニッポンコールで、

さらに暑さが増している今日この頃です。

さて、長鞭もいいのですが、

部屋の中でも気軽にクラックの練習ができるよう、

短めの鞭がほしいところ。

そういうわけで、

2本目は4~5-footくらいのブルウィップを作ろうと思います。

まずはコアの作成です。

芯となる棒に革を巻きつけ、

コアのためにカットした革をくっつけます。

コア

これにベリー①を編みこみ、

ベリー①

ボルスター①を巻きます。

ボルスター①

ベリー②を編んだら、

 ベリー②

ボルスター②を取り付けます。

途中コロコロ台の上で転がし、形を整えます。

次はオーバーレイを作っていきます。

 

ウィップホルダー

 あると便利なウィップホルダー、

というより、

ないと不便だったので急遽作成。

ウィップホルダー1

ベルトに装着できるタイプではなく、

巻きつけてボタンで留めるだけの簡単なものです。

ブルウィップを作ったときのハギレで作ってます。

ウィップホルダー2

ハトメ抜きで革に穴を開け、

ホック打ちでバネホックを固定して出来上がり。

ウィップホルダー3

鞭がきれいにまとまって、

見た目もなんとなくクールに見えるのでした。

 

8-foot 12-plait ブルウィップの完成

  いよいよ仕上げです。

ブルウィップの先端にフォールとクラッカーを取り付けます。

取り付け方については1つ前の記事にまとめました。

最後にブルウィップの本体にシェラックコーティングして、

8-foot/12-plait ブルウィップの完成です。

bullwhip1 bullwhip2

bullwhip3 bullwhip4

手に持つと少し重たい感じ。

早速、近くの土手に行ってクラッキングしてみることに。

キャップを被り、メガネを掛けて自爆に備えます。

軽く振ってみた感じ、やっぱりちょっと重たいのか、

鞭に振られてる感じがしなくもない。。

何回か振ってると、たまにぱーんといい音が出たときは楽しいです。

でもどうやって鳴らしたのか、いまひとつぴんと来ず。。

上手い人のお手本を見てまだまだ練習が必要なようです。

そういうわけで、まだ上手くクラックできないけど、

いい感じのbullwhipができたと思います。

 

フォールの取り付け&クラッカーの取り付け

 この記事で作ったフォールをブルウィップの本体に取り付けます。

フォールへの結び方は何種類かあるんですが、

どれもややこしそうです。

とりあえず下の動画の# 3を参考にしながら、

1本1本のレースをそれぞれフォールに止め結びしていきます。

最後にぎゅっと引っ張って、

取れないことを確認してなんとか取り付け完了です。

なんとなくいびつな感じに。

フォールの結び目

 次は、この記事で作ったクラッカーを取り付けます。

クラッカーの取り付け方法も何種類かあるようで、

その中でも一番簡単な方法でつけてみます。

クラッカーの取り付け

①クラッカーの先端にフォールを差し込む。

②折り返してできた輪に通す。

③引っ張っても取れないくらいしっかり結び目を絞る。

 

How to change your whip fall video #1

 How to change your whip fall video # 2

 How to change your whip fall video # 3