大腸ポリープを取ったテニスおばちゃん

テニスの話と、大腸ポリープを取ったら腸に穴が空いた話

明日から入院!

いよいよ入院前日である。
病院に持って行くものは大体用意したので、後は当日の朝に旅行カートに詰めればよいだろう。

というわけで、暇だとソワソワしてくるので普段通りに過ごす。

家事を済ませて、子供が水筒を忘れていったので小学校の教室まで届け、その足で駅に向かって出社。
10時からの打ち合わせが終わったら帰宅し、13時から打ち合わせ。
会社同僚に後のことを託し、メールやチャットの自動返信を設定して休み前の仕事は完了である。

後は夕食準備だ。
「お母さん、炊飯器の蓋開けっぱなしでごはんカピカピになってるよ。」
という残念な報告を聞いてやる気ダウンしたが、頑張って豚肉の生姜焼きとサラダを作った。
カピカピごはんは、表面のカッチカチはお湯漬けにして自分で食べ、その下の多少硬めだが食べられるご飯を子供達に分け与えた。なんて優しいのだ…
まあ、閉め忘れた(というか新しい炊飯器は閉めるのにやや力がいるので多分開いちゃった)のは私なのだが…

夜はイヤホンチェックである。
私のパソコンはなんだが今ひとつイヤホンの接触が悪い。
試してみたが、やはり丸い穴に挿しても反応しない。
会社パソコンでは使えるからイヤホン自体は生きているはずだ。
うーーん、相部屋なのに困るなあ。

そこで夫のiPadを貸りていくことにした。
こっちなら大丈夫だろう。と思ったら、新しいiPadはそもそもイヤホンを挿すところがない!
丸穴もなければ、ぺたんとした穴もない。
しかたなく、悪戦苦闘しながらBluetoothイヤホン(夫のお下がり)をペアリングして持って行くこととした。
間違えて外に音出しちゃわないようにしなきゃ…

そういえばぬいぐるみなんかも持って行くと良さそうである。
我が家でいちばんの癒し系の牛のゆめちゃんを持っていこうと思ったが、子供にゆめちゃんと寝るからダメ。と奪われた。
代わりにねむちゃんという恐竜のぬいぐるみを渡されたので、これを連れていくことにした。
この恐竜、野尻湖近くのホテルの売店で買わされた、結構きれいな色と模様のぬいぐるみである。
確かに病室の華にピッタリかもしれない。

夜は緊張して目が冴えていたので、以前読み始めたが挫折した本を持ってきて読みはじめた。
おかげさまで2ページでウトウトしてきて眠れた。

エコたわし新編み図完成

休日にエコたわしを作った。
愛用していたものが、ふと気づいたら一部黒ずんでいたからである。これはきっとカビ…

エコたわしはエコなのも良いが、皿を洗う手間が減るので、とても便利である。
特にギトついたものを入れていない陶器類や炊飯器の釜、鍋はエコたわしで洗剤なしで洗う。
ギトついてはいるが、ボロ布で拭いてきれいになるものは、そうしてからエコたわしで洗う。
しつこい汚れがついているもの、肉や魚を切ったまな板、プラスチック類は洗剤をつけたスポンジで洗う。
といった感じで皿洗いをしている。
ご飯と味噌汁、納豆+ α位の朝食であれば、エコたわしだけで一瞬で皿洗いが終わってしまうのでよい。

しかし最近、使い終わった後のエコたわしの扱いが確かに少しいい加減だったかもしれない。
きちんと干さなければ、そりゃカビも生える。
そこでカビが生えたのは廃棄し、新エコたわしを作り始めたのである。

エコたわしはアクリル素材の毛糸を編んで作る。
100円ショップで売っている毛糸で作れるので、材料費は安いもんである。
今回分でおそらく15円位だ。

世の中にエコたわしの編み図はいろいろあるが、最近私が気にいっているのは、渦巻き模様の丸い形のものである。薄っぺらいたわしだとへろへろして使いづらいのだが、布地が二重になっているこちらは使いやすくてよいのだ。
渦巻き模様のエコたわしで調べると、たくさんの編み図や動画解説が出てくる。しかしさらに棒針編みのものに絞り込むと数がぐっと減る。
発見した編み図を印刷し、早速制作スタートである。

さすがに超基本である表編みと裏編みの編み方忘れないのだが、それ以外は毎回忘れてしまうので、最初はスマホで編み方を検索しながら進めていく。
右上2目1度の裏編み?ねじり目ってどうやるんだっけ??など最初はいちいち引っかかる。なので端っこがでこぼこだ。
しかも1段間違えておかしな模様になった。
本当は数段おきに毛糸の色を変えるのだが、めんどくさいのでずっと同じ色にした。
しかし全く問題ない、自宅用だから。
最後の方は表側を編んでいるつもりが、気づいたら表側の編み図を見ながら裏側を編んでいることにも気づいてしまった。あと少しだからこのまま行ってしまおう。

そんなわけで最後まで編んで改めて見てみると、平行四辺形になるはずが、最後を裏表逆にしてしまったせいで平行四辺形の上に逆向きの小さい平行四辺形が乗っているものができてしまった。
ややっ、さすがにいい加減すぎたな。
最後に平行四辺形を半分に折って上下を繋げるのだが、明らかにいびつだ…
が、この変形具合が意外と皿洗いする時にいいデコボコになって汚れがよく落ちる…とかだといいのだが。

平行四辺形の上下を繋いで筒状にし、左右の開いているところに糸を通して巾着のように絞ると、綺麗に渦巻き模様が現れて完成である。
ところができあがったのは歌舞伎揚であった。
平らにならん。おわん型、というか歌舞伎揚型である。
まあ、途中あれだけ間違えまくったのに正しいものができる方が謎だ。これで正しいのだ。

だがこの形、ちょうど二つに折り曲げやすくて、コップや皿の縁にフィットしそうである。怪我の功名?だ。
むしろより便利な進化形ということで編み図を公開してもよいかもしれないな。

実際使ってみたらほんとに使いやすい。
今度は長く使えるよう、よく水を切ってベランダに干しておいた。

ボロボロじゃ!

今日はとても良い天気である。空は曇っているが、涼しくてちょうど良い風が吹いている。
朝から機嫌よく徒歩25分のテニス教室へ向かった。

先週水曜日とても快調だったので、今日もきっとうまくいくだろう。
と思って練習を開始したのだが、びっくりするほどひどい有様だった。ホームランしたり、ガコッという打音だったり、もう…
何なんでしょう、この再現性のなさ。
確かにコーチは違うものの、コーチの球出しが少し違うだけでこんなに崩れているのでは全然意味がない。
我ながら非常にがっかりした。

それでもコーチとの約3分間のマンツーマン指導は頑張るぞ。と気合を入れて取り組んだのだが、数日前に振替クラスでめちゃ褒められた打ち方が全く通用しない。それどころか、打ち方を補正された。。

何が違うのか。
いつもの日曜日のコーチは、ストロークの際ラケットは床と水平に振る派である。そのままだとスピンがかからないので、打つ際には腰を落として後ろ体重にし、腰のひねりと合わせて少し伸び上がるようにしてスピンをかける。

一方最近振替で何回か通っていたコーチは、ストロークの際ラケットは最初から下に構える派。下から振って肩の上まで振り抜くことでスピンをかけると言う理論である。

前者のラケットを水平に動かす型のメリットに、球とラケットの距離が斜め下から打ち上げるよりも短くなることがある。
私はずっとそれで習ってきたので、確かにこの打ち方の方が打ちやすいし、勢いのある球を打つことができる。
ただ腰を落とすという部分が甘くなると、スピンがかからずオーバーしたりネットミスをしたりする。
そしてより腰の回転と腕の動きをうまく連動させることを意識しないとよい球が打てない。
速球に対応するとか、相手を任せる勝負をする場合はこちらの打ち方が必要な気がする。

後者のラケットを下にセットして肩の上まで振り抜く型は、膝の屈伸が多少甘くても腕の振りだけでなんとかなっちゃう気がする。
足腰弱めの若くない人や初心者にはこちらの方が身につけやすいとか、ラリーを安定して続けやすいといったメリットがある、のかな?
ジュニアクラスはこの指導をしているところが多い。

どちらも使いこなせれば100点満点なんだろうが、両方のクラスに出ているとどちらのクラスでも打ち方を矯正されるのでなかなか難しい。

なお、マンツーマン指導の時の距離も打球の速さも全く違う。
普段のクラスのコーチとはコートの両端で打ち合う。
長く通っていることもあると思うのだが、かなーり強烈な打球で返してくる(もちろんメンバーによって速度は変えている)。
今日も久々に厳しい球を連続でくらって、全てが残念なほど振り遅れた。くそう。

一方振替のクラスのコーチはコートの半分の距離での打ち合いである。
初級クラスっぽい打ちやすい速度で返球してくれる。
そうだ、とても打ちやすかったのは打ちやすい球出しをしてくれていたからだったのかもしれない。

初心者が安定したフォームを身に付けることも大事。とはいえ、実際には厳しい球も飛んでくるので、早く準備をしたり速く反応することを覚えるのも大事。
黙ってどちらも頑張ればよいのかもしれぬ。

撮影スポット

週末に実家に行く途中、実家近くの閉まっている店の前で、キュートなポーズを取っている女子と、それを撮影する女子がいた。

実家から帰ろうと家を出て、路地を通って広い通りに出ようとすると、後ろ向きにあるく男子がいた。
はて?
通りまで出ると謎が解けた。
通り沿いにある数年前に閉店したぼろっとした感じの電器屋の前で、腹出しファッションの美女がミネラルウォーターを持って前を向いており、それを撮影していたのだ。

いつの間にか実家近くは撮影スポットになったのか?
うちの実家のある駅は、かつては老人だらけだったが最近は大学誘致したこともありら若者比率がぐんと高まり、オシャレな飲食店なんかも激増したエリアである。
少し駅から離れ、いまだにレトロ建築(=ボロい建物)が多いこのエリア、確かに若い人の若さを引き立てる撮影スポットとしてはよいのかもしれない。
電器屋の前にスラリと立ち、フレッシュさを演出するミネラルウォーターを片手に遠くを見る美女。
確かにめっちゃ絵になるわ!

それならそんな中途半端に古い電器屋じゃなくて、あっちの解体業の店の前とか、短いけど薄暗くてムードのあるトンネルのあたりとか、そこの寺の墓場とかも案内するけど、どう??
と思ったが、心の中でつぶやくだけにしておいた。

仕事をサボった甲斐があった

ここのところ毎週行っている気もするが…。昨日も仕事の昼休みを挟んで、コッソリとテニススクールに行ってきた。
直前までチャットでやいのやいの言いあっていたスマホを放り出して、ギリギリで準備運動に飛び込んだ。

仕事時間中こっそり抜け出せるかどうかは時期によって異なり、現在はちょうどこの時間帯に打ち合わせが入っていないので抜け出すことができる。
3ヶ月前位までは13時からの打ち合わせがあったのだが、それがなくなり嬉しい限りである。

ちょうど時間が空いているという理由もあるが、1番の理由はこの時間のコーチがよいからである。
このコーチはご自身も上手だし、テニスへの情熱もすごく、教え方も上手な方である。
私の想像では、おそらく組織のナンバー2的な存在でもあると思う。
そんなわけでフォーム改善を目標に、振替えはこのクラスに集中的に通うことにしているのである。
なお、もちろん普段通っているクラスのコーチも素晴らしい方である。ただ平日はそのコーチのクラスが夜間しかないので、なかなか通えないのである。夜はサラリーマン多くて怖いしぃ。

このクラスでは特にスピンをかけたストロークの練習に重点を置いているような気がする。他のクラスよりボレーやスマッシュの練習の比率は低いが、スピンをかけたストロークについては説明も丁寧で練習時間も長い。
私が改善したいポイントがまさにスピンをかけたストローク、特にフォアハンドだったので、そこもちょうどよかった。

このクラスに来始めた数ヶ月前は、ボールとの距離感やボールとラケットがヒットする位置、ラケットの振り抜き方など注意される点だらけであった。
こちらも頑張ってラケットをぶん回すもののどんどん息が上がるだけで、コーチからの短いマンツーマンでの指導時間が終わるとヒーハー言いながらすごすごと退散することが多かった。
しかし最近は少し注意されることが減り、こちらが打った球をコーチが返球してくれる率が高くなってきたんじゃない?と思っていた(変なところに打ち返すとコーチは返球してくれない)。

そして昨日は、自分でもどうしちゃったのかな?と思うほど快調であった。
このクラスに来てからフォアハンドストロークで特に意識をしていたのは、横を向いて打つことである。
球とラケットがヒットする位置も指導を受け、これまでより少し自分に引きつけた位置に変更した。3センチ位?
横を向くなんてスクールに入った直後からずーっと言われていたことなのだが、これまではずっと上半身をひねって横を向いていたのを、上半身も下半身もすべて横を向いてしまうに近いイメージに変えた。
そうすることで、何故か今までよりボールにヒットする瞬間がよく見えるようになった。
そのおかげか、球が狙った方向に飛びやすくなり、特にこの日は面白いようにコーチのいる位置に球が吸い込まれていった。
「すごくいいじゃないですか、言うことは何もありません」
おぉ、このコーチにこんなことを言われたのは初めてである。今までも多少褒められたことはあったが、自分でもいまいち納得がいっておらず、大人のスクール生向けのおだてっしょ?という感じがあった。
しかし今日は自分でも良い打球が返せていると思う。どうしちゃったんだろう。いつもならこの辺でミスって暴投するはずなのにミスらない。逆に怖い。スーパーマリオの無敵状態になったみたいだ。そろそろ普通のマリオに戻っちゃいそーー。

「では次はバックハンドいきましょう」
よ、よし、バックハンドは最近ちょっといい感じなのでそこそこいけるんじゃないかしら。と思ったが力が入り、返球はしたもののちょっといまいちな打球となった。
「バックハンドちょっと練習しましょうか」
あー、いつもの感じに戻ってしまった。しかし最近少し調子に乗っていたバックハンドなので、あまり気を落とすことなく、その後もマンツーマン練習を続けることができた。

マンツーマン指導が終わると、休憩を挟んでサーブ練習に移った。ボールをポケットにねじこんでいると、コーチが近づいてきて言った。
「いやー、すごく上達しましたよね〜」
ほんと?生きててよかった!
「あと隣のクラスに行くためには、ボレーですね!ボレーがんばりましょう!」
うーん、ボレーは結構いけてると思ってたけどなあ。普段のクラスではボレーは結構褒められるのに。しかし試合では確かによくミスってます、はい。

しかし注目すべきは隣のクラス、つまり初中級クラスというワードが初めて上がったことである。苦節3年、初めてこのワード出た〜。
が、どうやらナンバー2のこのコーチからは、ボレーがイマイチなやつと思われてることがわかったので、今後はボレーをアピールしていこうと思う…
普段のクラスのコーチには、「前のめりタイプだからボレー得意ですよね!」と言われてるのだ(褒め言葉じゃない気もする)。
勘違いかもしれないが、自信を持って頑張ろうー。

拭く子さん

先日ご近所さんとランチをしたときに、社内異動により通勤場所がとても遠くなると言う話をしていた。
行き帰りに動画を見る時間は増えるのはいいけれど、家事をする時間が削られるのは痛いよね〜という話をしていたところ、最近中国製のロボット掃除機を買いそれがすごく良いのだという話をしてくれた。

ロボット掃除機と言えばルンバに代表される自分で勝手に動いて掃除機の役割をしてくれるものだ。
ゴミを吸い取るもの以外にも、自動で拭き掃除をしてくれるものもある。
ところが彼女が買ったのはその両方をしてくれるものなのだと言う。
最初にゴミを吸い取って障害物を除去し、その後拭き掃除までしてくれるのである。
そうか、そんなに便利なものが最近は登場したのか。

家に帰ってロボット掃除機で有名なメーカーを調べてみると、確かに最近そのような2つの機能を持った機種が存在していることがわかった。しかしまだまだ値段が高い。彼女が中国製のものを選んだ理由もわかった。
中国製とはいえ、今のところ特に機能に不満はなくオススメですよ、とのことであった。

いいなあ。
我が家は毎日掃除機をかけているにも関わらず、1日たつとなんで??と思うほどまたゴミが落ちている。
しかし実は我が家にはロボット掃除機がいる。2年前ぐらいに購入したiRobotの拭き掃除専用のマシンである。ニックネームは拭く子さん、もしくはお掃除くん(性別違うんかい)。
梅雨時期の床がペトついて仕方がない時、この拭く子さんに拭き掃除をしてもらうと、床がすっきりしてとてもよい。
ところがしばらく使わずにいて、久々に電源ボタンを押したところ、聞いたことのない残念ムードのエラー音が鳴って起動しない。調べたところ、どうやらバッテリーが古くなって使えなくなってしまったらしい。
そこまで使い込んでいないのにもうバッテリー壊れる?と思ったが、動かないものは仕方ない。しばらくどうしようかなぁと思って放置をしていた。

しかしご近所さんの話を聞き、さらに価格の高さをみた私は、拭く子さんを復活させたいと思った。
ご近所さんの「毎日拭き掃除をしていると、床がこれまで考えられなかった位ツルツルになっていくんですよ。」その言葉にうっとりしてしまったのである。
掃除機はしょっちゅうかけているものの、毎日拭き掃除などできるわけもなく、たまに水をこぼしたついでに床を拭き掃除すると雑巾が黒くなってぞっとするくらいである。ああ、毎日拭き掃除してもらってつるつるの床で滑って転んでみたい。
そこで拭く子さんのバッテリーを新しく購入することに決めた。私は決めただけで、購入は夫に丸投げだ。

数日後、新品のバッテリーがやってきた。そしてしばらくすると新しいバッテリーを装着した拭く子さんが準備されていた。
ちゃんと動いてくれよ、と思いながら私は充電ケーブルを差し込んだ。
翌日電源を入れると聞き慣れた元気な起動音が鳴った。ああ生き返った。

本当は掃除機をかけてから拭き掃除をするのがよいのだが、ある程度のゴミであれば拭く子さんが雑巾に絡め取ってくれるはず。
早速拭く子さんを動かしてみた。
あっちこっち入り込んでうろうろしている。可愛い。
しばらーくすると助けを呼ぶ声が聞こえてきた。クローゼットに入ったはいいが自分の動きでドアを閉めて出られなくなってしまったのだ。

救出してひっくり返してみると、拭く子さんの足にくっつけた布にはたくさんのゴミや汚れがついていた。
素晴らしい。これから梅雨時期に突入するので、活躍してもらうこととしよう。

そして私は来週から1週間ほど入院でいなくなる。いない間の我が家は想像したくないくらい散らかる。
前回の入院の際は、退院の日の前日に夫が床に散らばっているものだけをなんとなく片付けてくれたので、ぱっと見思ったほどのカオス状態ではなく、ほっとした。
しかし床に顔を近づけて見ると、ゴミだらけ、台所はべちゃべちゃのギトギトで退院日は1日中掃除に明けくれた。

しかし今回は拭く子さんという強い味方がいる。
子供にとにかく「1日1回拭く子さんを起動して、拭く子さんが止まったら雑巾についた汚れを掃除機で吸い取ることだけしてくれ」と頼んでいこうと思う。
まぁ、床にいろいろなものが落ちていると、拭く子さんは動けなくなってしまうのだが、1週間何もしないよりはマシだろう。
頼りにしているぞ、拭く子さん。

Botくん

うちの子にはBotトークと言うGPSを持たせている。電話機能付きのものを持たせると何をするか分からないので、最低限の機能だけが搭載されているものを選んだ。

このBoTトーク、我が家ではBotくんと呼ばれてるものは、3センチ四方の小さな箱型でボタンが一つついているだけのものである。
親が登録したメッセージの音声再生と、音声でのメッセージ登録のみができる。
親はスマホに入れたアプリから音声、もしくは文字入力でのメッセージ登録と、子供が入れたメッセージの文字表示、もしくは音声での再生ができる。

昨晩、塾に向かった子供から変なメッセージが入った。
(お母さん、お金なくなっちゃったから、心霊橋駅まで迎えに来て)
ホラーか!!
と思ったらさらに、
(お金がなくて改札を出られない)
というメッセージが入った。
どうやら交通系ICカードに、駅に入場する分の金額は残っていたが、到着駅で出場できるほどの金額は残っていなかったようである。
1週間前にも塾の帰りに駅に入れなくなって、迎えに来てくれと言われたばかりなのに…。

とは言えあまり大きな金額をチャージすると、アホなのでそれで余計な買い物をしてしまうので、チャージは1000円ずつと決めている。
にもかかわらず、余計な買い物をしてお金が足りなくなったようである(一応追加の飲み物や文具等なので叱りつけるほどではないのだが)。

しかし心霊橋駅ってどこだ。
うちの子は滑舌が悪いので、このBotトークに吹き込まれる言葉を変換して表示すると、毎回トンチンカンな文章になる。子供側ではどのように文字変換されているか確認できないので、親側のスマホアプリで後で確認すると大笑いとなる。

その後も(お金がなくて、川と駅から出られない)とか(天井駅にいるよ)など謎のメッセージが多数入ってきた。
仕方がないので1000円を渡しに駅まで行ってやった。

なお、先週お金がなくなったときのメッセージもおかしかった。
(パソコンの残額がなくなっちゃったから、いわゆるまでいわゆるまで迎えに来てくれ)
パスモと言いたかったところまではわかったが、その後は意味不明である。
(あいせる、あいせつも通れないよ)
改札と言いたかったのだろうが、どこまで滑舌が悪いのだ。

その都度お金を持ってお迎えに行くのはめんどくさくもあるのだが、たまには迎えに行ってやるのも悪くないかな、と思っている。