自堕落Everyday

楽しく生きてます。

日記388日目

05/05 01:00

昨日は冬目景先生のイエスタデイをうたってを読んだ。複雑に入り交じったドラマの動きを繊細なタッチで描いた名作。特にこの人の描く目の生々しさといったら右に出るものはいないだろう。キャラクターも一人一人が作品の中で生きた人物になっている。各々の生き方に共感、あるいは嫌悪感が持てる。なんだか面白いのは、ぽんぽんと時が経っていくのに人間関係は発展していかないのだ。色々なアクションは起きており、心の持ちようも揺らいでいっているにも関わらずだ。少なくも多くもないキャラクターを使ってドラマを動かしていく様はパズルを見ているかのようでもあったが、あれは多分描いているうちにキャラがどんどん動いていっただけで、計算の世界ではないだろうと思う。だからこそ彼らはあのみずみずしさを持って動いているのだと思うし、そのドラマに夢中になってしまうのだと思う。人間の心なんてものはあまりに複雑過ぎて、結局よくわからんのだ。

 

今日のご飯

朝:ハッピーターン

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