三日月

恋愛小説  なのかな…。ちゃんと恋愛にします。安心してください^^

第1話 空

 

その日の空は透き通るような青だった。

 

梅雨の明けた次の朝と言うのはこうも暑いものなのか。

ぼんやりとしながら朝食を作る、身支度をする。

 

ーーーーーー朝は苦手だ。

何かが始まる中で、一歩踏み出すのはとても勇気がいる。

それが例え1日という時間の中を進んでいくことであっても。


勇気を持つ者は周りの持たない者達の注目が集まり、惹かれるものである。


しかし一方、勇気を持たない者はその逆である、悪なのだろうか。

ーーーーー否、一歩を踏み出せばそれぞれの才能を開花させる。勇気のある者と言うのは「勇気」と言う才能を開花させているに過ぎない。もちろん、勇気が悪である時もあるのだから。




そう、聖那に足りないものは


「勇気」


彼女にとって1日生きることであっても夢の中であっても、何事にも関与しない傍観者にあることに、少しの変わりがない。


ーーーーーしかし、そんな彼女にも

「夢」の中の彼に。

いつか。

会いたい、と思う。


それが彼女にとっての大きな「希望」であり、その時が来るまでに「勇気」をとっておこうと思う。とっておくよりも、出さなければならないのだが。

~プロローグ~

誰かが私を呼んでいる。

いつ頃からだっただのろうか。

 

「聖那」

 

ずっと見ている夢は、誰かから呼ばれている夢。

夢と言えるのかもわからない。

その声の主は誰なのだろうか。

白い無限の部屋にいて。私を呼ぶ声が響く。

 

耳に、頭に、心に。

 

振り向いても誰もいない。

居るはずの「誰か」が呼んでいるのに、誰もいない。

 

でも確かにその声は、「私」を呼んでいた。

 

物語 追記

*舞台

場所は日本国。携帯電話もほぼ全員に普及した平成時代。

だが、読者の世界と違う「異世界」。

世界中が異世界は存在すると断定し、皆こことは違う世界に思いを馳せている。

この世界において超能力や、神は当たり前のように存在する。

こんな、「同じ」だけど「同じ」じゃない、違う世界のお話。

 

*主人公

 

 ☆愛澤 聖那 (あいざわ せな) 16歳

長い黒髪に緑色の眼が特徴の純日本国人。

性格はおとなしく、言葉を話すことが苦手(だが、授業では出来る)。

親友は同級生の恵理と千歳に心を許している。

気になる人は夢の中の人だけ。

好きな色はモノトーン(白と黒)。

得意科目は社会、美術、音楽。

苦手科目は体育、理科。

 

 田中 恵理(たなか えり)

聖奈とは小学校からの幼馴染。

ショートカットの濃い茶髪で茶色い眼が特徴の元気印。

明るいオレンジ色が好きで所持品は全てオレンジで統一。

だが、部屋の色は黄緑。そこが不思議。

得意科目は体育、国語。

苦手科目は数学、美術。

 

 有村 千歳(ありむら ちさと)

聖奈とは中学校からの同級生。

長い黒髪に所々金色の髪が入っていて、碧い眼をしている。

帰国子女。好きな色は青。

得意科目は英語、数学。

苦手科目は国語、技術家庭。

 

*追記

今のところはこれくらいしか考え付きません。

続けていこうと、やっと手を伸ばしました。。。

良かったら見てくださいね(笑)