はてなウーマン

872ウーマン=みんとりが放浪とか旅とかを綴るのです

ぐれ助初仕事

ぐれちゃんです。

ご主人から、

 

「ぬいぐるみといえども、この家に住んでるからには働いてもらうよ!」

 

と言われて、早速労働ですよ。

 

なんか健康飲料を運ばされました。

運び屋!

命がすり減りそうな仕事!

 

命がすり減るのはいやなので、健康のためにちょっと飲ませてもらいました。

自分の身は自分で守りますよ!

 

おるにちん、て、何だかよくわかんないけど。

アミノ酸のなかまなんだって。

 

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ぐれ助華麗に登場

やあ。

ぼく、ぐれ助。

 

生まれは、いけあのくに。

育ちはアメリカと、ご主人の友達んち。

 

養子として、この家にきました。

まだ何もわかりません。

なんか、旅とか連れてってくれるらしー。

でも、何を担わされるかわかんないし!

 

とりあえず、よろしくおねがいしマース!

 

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旅以外に道連れの話も

旅や放浪の記録をまとめるのは、時間がかかる。

なぜかというと、どうせ書くなら自分がその時の気分を蘇らせて、同時に、読んでる人にも一緒にさすらっている気分を味わって頂けるような、そういう感じにしたいから……

 でも。

そんな事やってると、滞るよね、そりゃw

このままだとまた、途中でへこたれて野放しブログになるおそれを感じた。

 

ので、旅のお供に連れていく可能性のある、ぬいぐるみとかの記事も放浪の範疇というマイルールにしてしまって、アップする事にします。します。

 

はてなブログに招待して下さった方以外にまだ誰にもURL明かしてないし、今のうちならまだいくらでもマイルール行使できるし、ね。

 

というわけで、次はぬいぐるみの記事。

旅の記録はまた、あとで。

 

富士へ家出('11.11.25-11.26)その2

2011.11.25 (金)/ 1日目(2)

 

20:30頃、目的地の富士駅に到着。

さむい。

商店街は閉まっているか、開いてても飲み屋かえっちな店ばかり。

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17分程歩いて、宿に到着。

家族経営の雑然とした、旅館と民宿の中間みたいな宿。

Wi-Fi飛んでないが、持参のWi-MAXは大丈夫。

コミ通り、部屋に長年しみついたタバコの臭いが、すごい。

でも、それも旅情の一つと思えなくもない。

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空腹で、出来れば、ご当地飯が食べたい。

宿のあるじに伝えると、おすすめの店への地図を書いてくれた。

とぼとぼと7〜8分歩くと、その店に着いた。

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……ええー?これ飲み屋じゃん。

私ゃ下戸なんだけどぉ。

不安を感じつつガラリと戸を開ける。

常連客群、一斉に刺すような視線を向ける。

うわー。うわー。もう。うわー。

 

でも、店主のおかみも、常連さん達も、意外と親切。

わたしが旅人と知ると、次々と質問が飛んできた。

コミュ障だけど、全く見知らぬ人なら大丈夫。

そんな気質をフル稼働させ、会話を交わす。

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常連客のおじさんが、「名古屋式」と勧めるので、富士宮焼きそばに白飯混ぜて食べる。

んー、不味くはない。

けど、うまくもないなー。

 

「おねえさん、あんたイイ女だねー」

 

どこをどう見てもイイ女風情ではない私(髪バッサバサだし)に話しかける、ひとりの男性。

寂しそうだからヤレると思われてるのかな?

スリルを感じ、腋の下がひやりとする。

 

「願望は思い続けると具現化しますねー」

「自分の気持ちが宇宙に反映するし」

 

うっかりそういう返しをした途端、その人、ハッとした顔になる。

 

「そう!!その通り。そういう話、あの連中(常連仲間)にはずっと出来なくて…」

「えー?おねえさん、宇宙の法則完全に理解してる!どうして?神の使いなの?」

 

……なんだこのパターン。

近所の某信教夫妻の定食屋で以前、

 

「長年店やってるけど今までそんな返し方をしたのはあんたが初めてだ!」

「宇宙をわかってる!あんた、神様だ!」

 

等と、あれよあれよと持ち上げられ、

飲食代を大幅に負けてもらった事あるけど。

あの時と、ムード、完全に同じ。

 

「これ、電話番号!」

「また富士に来る事あったら連絡して、DVDあげるし食事おごるから!」

 

どうやらその男性に、同士認定された模様。

 

気づけば、閉店時間をとっくにすぎ、客は私一人になっていた。

常連と打ち解けた事に気を良くしてか、おかみ、

 

「みかん、宿で食べて」

「飴も食べて」

 

と、袋いっぱいにあれこれくれた。

 

23時半頃、宿に戻るとオーナー、

 

「どうです?美味しかったでしょ?」

 

と、得心の面持ちで尋ねてきた。

ホントは美味しくもなかったが、頷く。

 

階段上がって自室に入り、入浴。

先ほどの出来事をツイッターでつぶやいていたら、もう4時に。

 

……おっかしいなあ。

安らぎを求めて、知らない街に来た筈なのに、なんでこうなるかねえ?

富士へ家出('11.11.25-11.26)その1

2011.11.25 (金)/ 1日目(1)

家庭内でちょっと不満があったので、家出。

家出といってもカジュアルなもの。

 

「家出しちゃうからね、帰ってこないよ」

 

家のひとにそう告げて、でも、行き先や予定は伝えず。

まあ、久々ですけど。

 

行き先も、前日に思いつきで決めただけ。

下調べはあえてせず、宿だけ確保。

そんな行き当たりばったりの旅のような、家出。

 

横浜駅東口バスターミナル。

自販機で17:45発の切符2,300円也を買い、乗り場で待つ。

あれ?定刻なのに、こない。

10分程遅れて、やっと来た。

席は早い者勝ち。乗客は、まばら。

たった2時間の距離だけど、家出じゃ家出じゃ。

 

東名の、海老名あたりで渋滞。

おいおいおい、これ定刻通りつかないだろ?

宿最寄り駅までタクシー移動は高くつく。

200円のナイトシャトルに間に合いたい! 

 

結局、予定時刻より30分近く遅れて到着。

ダッシュでトイレに行った後に、ナイトシャトルへ駆け込む。

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ほんとに、すべりこみセーフ。

そもそも、新富士駅と富士駅の間、離れすぎだわよ……