今年一番の寒さ

 ついに室温が0度になった。

外は真っ白、地面は霜柱で凸凹に浮上っている。

ここに越して来て初めての冬、どこまで寒くなるのだろう。 


 やはり、外の水道が凍ってしまい、水が出なくなった。
破裂はしなかったが危機一髪というところらしい。

午後、水道の冬仕度をした。

梅の木

 近くの梅畑、20本位なので梅林とまではいかない。
持ち主は農家で80才の夫婦。おばあさんは腰が曲がり家を出ることもなくなったという。
 手入れをしなければと思っても身体が大変だからと、梅の木全体がクズで覆われてしまった。


 来年、花をいっぱい咲かせたいと思い、了解をもらって、クズを刈り始めた。

 根元から木全体にからまったクズのツルを取り除くのは思ったより大変だった。
一本の梅の木をきれいにするのに一日かかった。

 蛇が出ないかとびくびくしながらの作業ははかどらない。
今頃蛇が出ることはないと聞かされても、やはりこわい。
夢にまで真っ赤な蛇がニョロニョロと出てきたりする。


 足掛け2年の〈楽しい〉仕事になった。

昨日、今日と目覚めが悪い。

変な夢ばかり見て後味がよくない。
昨夜は夜中にフッと目覚め、あたりが明るいので不審に思い起きだした。
ガスの消し忘れか、と一瞬思った。

北側の窓から明かりが洩れている。

月明りだった。
夕方、中天にあった月が夜中に西へ傾いていたのだ。

それから眠れなくなりウトウトしていろんな夢を見続けた。
女、仕事・・・疲れた。

古墳群のある遊歩道

小高い丘には古墳がいくつもある。

その古墳と古墳を結んだ遊歩道はコンクリート道で歩きやすい。

一番大きいのは東夷征伐に来た武将の墓とある。

丘にはシベリア出兵から第二次大戦までの忠魂碑がいくつか建てられてもいた。


古墳の発掘調査は昭和27年に行われたが、出土品は現在もなお倉庫に死蔵、保管されたままになっている。
同じような品々が全国にあるのではないだろうか。

たぶん、当時の発掘ブームに乗って始めたのはいいが、資料調査をやらないままに捨て置かれたのだろう。
発掘よりも、その後のほうが莫大なエネルギーを必要としている事に尻込みしたか、一時的な興味だったのかも知れない。



 近くの田畑には土器片がかなり散在している。
ある散歩の時に「矢じり」と石器の一部を見つけた。
年寄りに聞くと、壷なども出てきており、骨董屋に売ったという。
ここは谷戸をはさんだ台地で、両方に土器片が散らばっている。
古くから知られているが発掘は行われていない。

筑波山へ登る

つつじが丘→女体山→男体山→筑波神社。

季節はずれなので登山客は少ないと思ったが、かなり多かった。
やはり中高年の女性が多い。

途中で会った男性は87才、この一年で53回登ることを正月登山で願掛けたという。
耳は遠いがとても元気だ。
80才の時から筑波登山を始めた。きっかけは、足、腰が悪くなり医師に相談したところ、歩いた方がいいといわれ、マイペースの登山を始めたという。


富士山が見える。冠雪が以前より少なくなっている。

帰りに温泉に入る。一人旅の自由さ。

まるで雪

今朝は室温、1度。

田畑も雑木林も雪かと思われるほどの銀世界。
木の葉も草も凍りついていた。
キラキラ輝く氷のような霜が降りていた。


寒い。さむい。

たった1度下がるだけだが体感温度は数度下がったように、ブルブルと寒い。


午後、予約していた本が届いたので図書館へ行く。

ガソリンがまた上がった。
1リットル152円。その前は145円、行く度に上がっている。

落ち葉にめまい

昨日、甲州街道を走った。

ケヤキ並木の紅葉が輝くほどきれいだった。

枯葉がボタン雪のようにハラハラと降りそそぐ。

てっぺんから落ちてくる枯葉が舞う。

見ていると〈めまい〉しそうだった。



聞くと今年の紅葉は「色」が鮮やかだという。