切迫早産入院(28日目)
~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~ 34週4日目~昨日はとてもよく眠れた途中、トイレのために起きても10分くらいですぐに寝れた寝るって大切だるさが一切ない気持ちいい退院は早くて2週間後。やっと。いよいよ出産が近づいてきた!!卒乳半年近くご無沙汰をしていて、時間が経つにつれて出産までの、出産時の大変だったことよりも、日々男児2人を育てながら仕事をする目まぐるしさの方が今は大変に感じていて。だからこそ書くことは大切だなと思います。今朝はなぜか早く目が覚めたので、仕事前に書く時間をもてました。この切迫早産を経て生まれた次男ももうすぐ2歳を迎えます。年明け仕事が忙しくなってくると、夜中に何度も起きて「おっぱい!」と泣かれるのが心身ともにこたえるようになりまして。*そもそも添い乳をするとこうなりやすいんですよね。わかっちゃいるけど身体が楽なもんでついついね。子どもたちにもあたる機会が多くなり、これはもう卒乳してもらおうと。卒乳まで5日ほどかかりました。初日 寝る時間と分かってもらうために「寝かしつけ、音楽」で動画検索し出てきたオルゴール音楽を流す。泣きわめく。のたうち回る。身体に乗ってくる。乗ったまま15分後疲れて寝る。15分が30分くらいに感じる。夜中に2~3回起き、泣きわめく。その度に「寝かしつけ、音楽」などで動画検索したオルゴール音楽を流す。結果自分が眠くなる。これを繰り返し、2日目、3日目になると夜中に起きる回数が減り、最終的には起きなくなくなります。3日目くらいで挫折しそうになります。自分が我慢すればこの泣きわめきはなくなるんだろ!と半ばやけくそになります。けどそこは我慢して泣きわめきの声量に耐えてください。ここを耐えれば、快適な睡眠LIFEが待ってます。仕事をしながら卒乳する方
必ず週末にしてください。
私は何を血迷ったのか日曜日から開始し
結果週初めから寝不足のまま仕事をして、週半ば朦朧としていました。
切迫早産入院(27日目)
子どもが喜ぶ本
もんもんとした時には気分転換。
息子2人が喜んで読む本を3点ほど。
◆もこ もこもこ/谷川俊太郎
www.ehonnavi.net1歳児次男がハマり中。全てのページに反応します。
「つん」「パチン」は自分でも指で絵本を「つん」としたり「パチン」と
たたいたり、大興奮。
そしてゲラゲラ笑います。
「いたいのいたいのとんでけー」と叫ぶのが大好き。
そして山や海になり切って読んであげると
キャッキャ喜びながら、やっつけたいようで、顔をバチバチ叩かれます。
普段の生活でも
「パパにとんでけー」とか「じーじにとんでけー」とか言って
元気になってくれます。
◆だるまさんが/かがくいひろし
泣く子も泣きやむで有名?本当どこにいってもある絵本で
息子たち0歳からずっとお世話になっている。
不思議と泣き止んでくれていたので
外出時は手放せない時期もあったような。
我が家では「だるまさんが」を1文字ずつゆっくり読むと
子どもたちは絵に合わせて身体を左右に動かし
「どて」とか「にこっ」も全て表現してくれます。
切迫早産入院(26日目)
~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~ 34週2日目~
今日の診断で子宮けい管1.5センチ。
短くなった。
私は至って健康。
引き続き点滴生活。
点滴を刺す場所が減ってきてしまっていて
いろんなところに傷がある。
あと2回くらいかな。
点滴をさすのは。
『コウノドリ』を観て思いだした切迫早産入院の不安
今は2男児の育児に追われていて
平日はほぼワンオペ育児なので、時間と子どもの機嫌と体調との戦いで
その当時のことを忘れてしまっていましたが…。
先週の『コウノドリ』の録画を1人観ていたら
切迫早産の管理生活のときこの漫画を読んで「本当に赤ちゃんを無事に産めるのか」
「1日でも長くお腹のなかにいるために自分は何ができるのか」
夜寝て、朝起きたときに「ああ、1日無事に育ってくれた」とちょっとした安堵と
また1日でも長くお腹の中にいてもらいたい次の1日が始まる不安とで
複雑な心境だったのをありありと思いだしました。
『コウノドリ』を観た
3児(もうお子さんは全員高校生以上)のパパでもある上司に
「あんな感じだったんだー。大変だったんだねー。」と言われ
(一応報告して入院していたんだけどな…)
(3児のパパでも切迫早産のことそんなに知らないのか…)と
ちょっと残念になり…。
そんなものなのかなと…思いました。
切迫早産入院(25日目)
先生への信頼
最初は何人もの先生がいるのに慣れず
何人もの妊婦のうちの1人だから当たり障りなく話ができればいい
それよりも早く退院したい!という思いばかりでした。
しかしなかなか退院できず、
自分の想像以上に病院にいることとなると
看護士さん、先生が家族より身近な存在になり
もう少し話をしてみようかなと思うと
相手からあたりさわりなく話をされるぶんには何にも感じないのだけれど
キチンと話を聞いてくれたり、プライベートなことも少し話してくれると
看護士、先生という立場を超えて人間性がみえてくるから親近感もわき
信頼できるようになっていったように思います。
そして「あーせっかくだからこの人達に囲まれて出産したいなー」と
思うようになりました。
切迫早産入院(24日目)
さすが!夫!と見直した日
おばあちゃんたちに囲まれた生活が限界に達しつつあり
lineからそれを察した夫が1人で来てくれました。
「いいタイミングでしょう」と自慢げに入ってきたので
何か言い返してやりたかったけれど
本当にいいタイミングだったので、
素直に「ありがとう」と言えていました。
こういうタイミングをちゃんとわかってくれている夫と
結婚してよかったなーと思った日でした。
自分のたまりたまっていたあれやこれやを吐き出して
久々に笑って、話して、美味しいケーキを食べて
普段の生活でできていることがこんなに幸せなんだなーと
感じた日でした。
この日は息子はおばあちゃんに見てもらっていたようで。
お義母さんも「1人でいってきていいよ」と言ってくれたみたいで。
そんな親子の関係性を、自分と息子たちの間でも
築いていけたらいいなと思います。
切迫早産入院(23日目)
点滴のアラーム音
今読み返してみるとストレスがピーク…。
はけ口が夫へのlineくらいしかなくて。かなり頻繁にlineしていたけど
そんな頻繁にlineする自分も嫌で。
ゆっくり眠ろうとすると、点滴が上手く落ちていなかったり、
空気が入ってしまったりしたときに鳴るアラーム音が鳴り響き
それが自分のだったらナースコールをし
それが他の人のだったらしばらくアラーム音が止まるのを待ち
おばあちゃんが熟睡中でいびきをかいていて気づかないのであれば
私がナースコールをして教えてあげたり(なんでだよ!笑だけど本当の話)
そしてアラーム音への耐性ができてしまう。
切迫早産入院(22日目)
長期入院での恐ろしい気持ちの変化
毎日毎日生活をする環境が病院でいると気持ちがまず外にはいきにくくなる。
だって動けないんだもの。
病院内の先生、看護士さんの毎日の動きにすごく目が行くようになる。
担当の看護士さん、今日は見ないな…
先生髪切ったな…
今日はメイクしてないんだな、夜勤明けなのかしら…
あの看護士さんは身体は拭いてくれないんだな、
余計な話が嫌いな感じだな…
接する人が限られていると、その人達の中で自分も生きはじめる。
そして退院後の生活がちょっと億劫になってくる。
しばらくここで生活してもいいんじゃないかとか
冗談じゃなくリアルに思い始めたり。
それまでの日常生活がかなり遠いものになってしまっていました。