素晴らしき日本のアノ文化を発信するショップ!?
こんにちわ!
今回の妄想企画ですが、
「刃物は研ぐことによって長く使い続けることができる。」
と言うところに、日本の文化に対するリスペクトの念が浮かんで着想したものです。
この、研ぐと言う文化、本当に素晴らしいと思っている。
モノを大事に使い続けると言う文化。
このいかにも日本らしい文化は、他にも無いかなと考えました。
そして、見つけました、それは「金継ぎ」(読み:きんつぎ)
割れた食器などの陶器を、もう一度引っ付けて、漆と金粉などで継ぎ目を装飾すると言う技術。
慣れ親しんでいたはずの食器に新たな表情が産まれる。
不可逆にポジティブにアプローチする、それが金継ぎ pic.twitter.com/v3ovOCaH89
— 河井 菜摘 (@nano_723) September 12, 2019
大きく怪我をしてピースがなくなっていても諦めずになおせるのが金継ぎのいいところで、これは金継ぎ蒔絵という処方。
— 河井 菜摘 (@nano_723) August 15, 2019
なおすことはセラピー。 pic.twitter.com/Q6LQ7c4NzC
こんなのもある。
日本には「呼び継ぎ」という、うつわの欠けた箇所に全く別のうつわの陶片をあてがって修復する技法があります。
— 河井 菜摘 (@nano_723) November 17, 2018
その応用編で、割れたうつわのピースを組み合わせてパッチワークのように継ぎました。#金継ぎ #牧谷窯 #パッチワーク継ぎ pic.twitter.com/mGr6t1RNNh
素晴らしいと思いませんか?
ちなみにこの河井 菜摘さん大好きです。←余談
この、素晴らしき修理の文化を発信するショップ、
すなわち「金継ぎ」と「研ぎ」二つのモノを大切に使い続けるという文化を発信するショップがあれば素敵だなと考えています。
ごくごく簡単にいうと、研ぎ直し屋さん+金継ぎ屋さん。
すでに、研ぎ直し屋さんはありますが、割れた食器を持ち込んだら金継ぎの注文もできると言うお店。
ちなみに、これは高級な店構えでやります。
これからは、職人の価値を上げて、単価を上げることにより職人が生き残り、そして増え、日本の文化を守らなければいけません。
ですので「良いものを」使い続けると言うことが前提です。
良いものは高い。
良いものにはお金を払う。そう言うお客さんにきてもらい、深刻な伝統産業衰退の状況を理解して頂き、職人の価値を上げていきたいという狙いがあります。
出店は東京なら銀座、大阪なら西梅田当たりですかねぇ。
なんて、そんな妄想をしてみました。
では。