恋煩い

恋煩い…

 

それはちょっぴり羨ましい感情

 

 

思春期の頃にはそんな想いもあったかもしれない

 

いつしか、自分から誰かを愛する事を忘れてしまった気がする

 

 

 

相手に想われて始まる恋も悪くない

 

けれども誰かの恋を煩わせている事に気付くと逃げ出したくなる自分もいる

 

 

 

私にとってのそれは『執着』だと感じてしまうのだ

 

 

何故にそこまで愛する事に必死なのだろう

 

 

愛する事も

 

誰かを想う事も

 

素晴らしい感情だ

 

 

 

けれども幾多もの愛は要らない

 

 

 

たった一つの愛を大切にしたい

 

 

 

 

そんな想いは罪なのだろうか

 

 

 

 

 

 

 

宮沢せな

去る

幸せになりなよ

 

そんな一言を残して去るオトコ

高嶺の花だと

私の幸せを願い去るオトコ

 

 

 

執着するオトコ

そこはダメだと偽善者ぶって

裏で姑息な真似をするオトコ

 

嘘は一番の裏切り

 

 

愛し方は人それぞれ

けれどもただ求めるだけのそれは

本物ではない

 

 

私が選ぶのは

たった一人だけ

 

見栄も張らず嘘もつかず

私を大切に思ってくれる人

 

嘘からは何も始まらない

不信感が残るだけだから

 

私はきっと幸せになる

あの人の隣にいれば

 

何も要らない

私だけを愛してくれるから

 

私の心を支配するのは

きっと、そんな人だ

 

 

愛され上手な女でいようではないか

 

堂々と凛として

 

愛されてみようではないか

 

 

 

きっと、あなたの腕の中は温かいはずだから

ずっと、あなたの隣で笑顔で居たいと思う

 

 

恋は真っ直ぐに愛した者には敵わない

願い

愛しい我が子と

愛しいあなたと

 

両方を欲しがるのは我が儘ですか?

 

愛しい我が子の笑顔と

愛しいあなたの笑顔と

 

どちらも見ていたいから

 

どちらも抱き締めていたいから

 

あの子の寝顔を撫でて

あなたの寝顔を思い出し

 

眠れぬ夜を過ごす

溢れる涙を拭う事さえ忘れ

 

誰にともなく願う

他には何も要らないからと

 

涙溢れる夜を

眠れぬ夜を

一人、夜空を見上げる

恋心

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君に逢いたい

まるで恋心のように

まるで愛しき人のように

 

愛らしい寝顔を

愛らしい笑顔を

愛らしい声を

 

眺めて聞いて

抱き締めたい

 

君に片想いしているみたいで

切なくて

苦しくて

 

君も同じ想い?

君はとてつもなく寂しがりやで

泣き虫だから

 

こっそり泣いてるのかもしれない

 

世界で一番愛しき君に

世界で一番大切な君に

 

逢いたくて

逢いたくて

堪らない

 

君の顔が見れないのなら

生きている意味さえ

見失ってしまいそうだ

 

世界で一番大切な君へ

高嶺の花

私が高嶺の花ならば

あなたは手の届かぬ憧れ

 

私はきっと、シロツメグサで

あなたは私を見守るクローバー

いつも隣で寄り添う

 

あなたが私に贈ってくれる

言葉や音楽や綺麗な景色は

私の心を幸せで満たす

 

背の高い優しい眼差しの

あなたの腕の中に

スッポリと包み込まれる

 

あなたとの時間の流れが

当たり前になるように

そっと願う

 

いつか永遠の愛なのだと笑顔で伝えたい

偽り

君がいけないのさ

否、君を疑いもしなかった僕の罪だ

初めから偽りだらけ

 

僕は君を真っ直ぐに信じるほどに純粋で

少しずつ綻びが出始めて

それでも君には抗えなかった

 

偽りは本物の想いには勝てない

君の偽りから

僕を救い出す本物の想いたち

 

もうすぐ僕は偽りの世界から飛び立つ

僕に相応しい場所に戻るんだ

 

偽りは誰も幸せにはならない

偽りは僕の心を蝕む

 

だからサヨナラしよう偽りだらけの世界から

 

もう永遠に君の手には届かないよ

サヨナラは言わないよ

僕は君の元から

何も云わずに立ち去るんだ

 

気付かなかったかい?

僕の気持ちに

 

気付かなかったかい?

僕の痛みに

 

君の手の届かない人に戻るよ

君が憧れていてくれたあの頃に

 

僕がいけないのさ

君を甘やかし過ぎた

 

だから、何も云わずに立ち去るよ

跡形もなく

僕の気配すら感じさせずに

 

後悔なんてしなくていいさ

君を甘やかした僕の罪だから

 

永遠に手の届かない場所に戻るだけ

 

君の後悔なんて

僕は知らない