ぜったいにおしちゃダメ?
この頃の3冊め「ぜったいにおしちゃダメ?」
この頃の…と言ってもつい昨日購入した絵本。
私が手に取ってみてちーちゃん・あーちゃんにやらせてみたい!と思ってしまったので、購入しました。
このボタンを押すな、押すなと言いながら押させることで、ページをめくる度に騒動が起こるインタラクティブ性がある絵本です。
対象年齢をやや外れているあーちゃんと、完全に外れているちーちゃんが、ふたりして大はしゃぎです。
読む絵本、体験する絵本、遊ぶ絵本などなど、いろいろなジャンルがありますが、たまにはこういう絵本も楽しいです。
誰かにプレゼントしたいなって思える絵本。
あそぶ!
この頃の2冊目「あそぶ!」
小学生になっても…というか、小学生の年齢に達しているのに、まったく読解力がなかったちーちゃんに不安を覚えて、育て直しじゃないですが、読み聞かせ直しをし始めたのがこのブログを始めた切っ掛けのひとつでした。
この「あそぶ!」という絵本を最近、ちーちゃんが読み聞かせしてくれます。
表紙を見ての通り、子どものチンパンジーが片言の言葉を話しながら進行するお話で、それもマンガのように吹き出しで書かれているので、どこを読むのかも分かりやすいし、そもそも文量が少ないので、楽しみながら読んでくれています。
ブログを書けなかったこの半年が一番成長したのかもしれません。
惜しいことをしました。
けれど、小学生の間はできるだけ読み聞かせ、それから本の共有をしていきたいなって思います。
ちなみに、ブログを休んでいる間も毎日読み聞かせをしていました。
少しずつ遡って書いていきます。
ナーサリークライムズ
この頃の1冊目「ナーサリークライムズ」
- 作者: アーサーガイサート,Arthur Geisert,久美沙織
- 出版社/メーカー: BL出版
- 発売日: 2003/10
- メディア: 大型本
- クリック: 1回
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常々感じていることですが、子どもの感性と大人の感性は、まったく違います。自分もかつて子どものころに同じ感性を持っていたとは信じられないくらい。
最近、ちーちゃん・あーちゃんともにハマっているのがこの絵本。毎日読んでとせがんでくる。
私からしたらあまり面白くないんですけど。
なんで借りたかといえば、ハロウィン特集の棚に置いてあったので。
この頃は、図書館でオススメ棚に並んでいるものとか、イベント棚に並んでいるものをパパパッと手にして借りてきます。あらかじめ内容を確かめずに借りることで、自分のしょうもないフィルターを通せずに借りれるので、結果として子どものツボにハマる絵本を借りれるようになりました。
この借り方はオススメです。
ゆうびんやさんのココリさん
今日の1冊目「ゆうびんやさんのココリさん」
この本はホームランです(?)。簡潔で美しいイラスト。まるで「じぶんでひらく絵本」のH.A.レイが現代のタッチで描いたような可愛らしいイラストです。
そして、簡潔な文章と、素敵な物語運び。
この本が気に入ったちーちゃんは、平仮名を覚えたてですが、ゆっくりリズムに合わせて読んでいました。
忘れ掛けていたけれども、この絵本読み聞かせ習慣は、ちーちゃんの精神的な発達が遅く、説明が苦手なところから、読み聞かせを改めてやり直そうということもありました。
ですから、ちーちゃんがひとりで読んでいる姿を見ることができてちょっといい感じです。
この絵本はハッピータウンシリーズとして3冊出ているようなので、探しに行きます。
買ってもいい。
- 作者: H.A.レイ,石竹光江
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1991/10/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 13回
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きりのなかのサーカス
いつかの1冊「きりのなかのサーカス」
- 作者: ブルーノムナーリ,Bruno Munari,谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 2009/09
- メディア: 大型本
- クリック: 11回
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作者のブルーノ=ムナーリさんの本は、「木をかこう」という絵本というか絵の描き方の本が大好きです。この本は、絵を科学的に描こうとするアプローチで説明がしてあり、大変感銘を受けました。私が子どもの頃、友人に教えてもらった“上手な絵の描き方”が理論付きで書いてあったからです。
本題の絵本からは離れますが、その描き方というのは、「育つように描く」というもので、木を描く時には根元から葉に向かって描いていくというものでした。種が埋まっているあたりを描いて、それから細い芽が出て、それが幹になって、枝が伸びて、葉が茂るというように描いていくと木らしく描けるというもので、いま思えば、子どもの発想というよりは誰かに教わった描き方なので、友人も聞いたことをそのまま教えてくれたのだろうと思いますが、当時の僕はとても納得したものでした。
さて、本題の「きりのなかのサーカス」ですが、子どもたちには大好評の、仕掛け絵本でした。紙の質から使い分けている、例えば霧の表現は半透明の紙で表わしていて、トレーシングペーパーの向こうに印刷された絵が見えるというような楽しみがある絵本。穴が空いている加工がされているページでは、穴から覗いた向こうの絵がめくるたびに意味が変わっていき、最初に見た穴から覗いた絵は、次のページを開くと違った絵の一部となっているといった調子(うまく伝わらない)。
何はともあれ、楽しいです。
ただ、絵が難解。そして、文章が謎に満ち満ちている。
読み聞かせるのには、一苦労どころでは済みません。
ただ、ちーちゃんもあーちゃんも自分たちでめくって、意味もわからず(いや、意味がわからないから素直に)楽しんでいました。
読み聞かせる側の満足感と、子どもたちの楽しみ方はまた別ですね。
特に、仕掛け絵本はストーリーよりも仕掛けのギミックを楽しむものなので、読み聞かせて楽しませようと思う私が間違えているってのはわかっているのですが。
なんだかんだと書きましたが、図書館にあったら一度開いてみてください。愉快な絵本です。
「ねえパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの?」
今日の1冊目「ねえパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの?」
ねぇ、パパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの?
- 作者: カンタングレバン,Quentin Gr´eban,スギヤマカナヨ
- 出版社/メーカー: セーラー出版
- 発売日: 2008/12
- メディア: 大型本
- クリック: 1回
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今週断トツのヒット絵本。ちーちゃんもあーちゃんも毎日毎日読んでいます。お話は、タイトルと同じ問い掛けと解答が1見開で1動物についての1問1答が繰り返されるのですが、これがふたりのツボのようです。本気なんだか適当なんだか、時にはブラックユーモアも混じえながら、愉快な問答が続きます。
今週日曜日に図書館で借りてから毎日必ず読んでいます。記憶力のいいあーちゃんはもうすべての解答を覚えちゃっていますし、ちーちゃんはひとりで読めるようになりました。
今日に至っては、「ねえパパ」のところを、「ねえ、ちーちゃん」と問い掛け、ちーちゃんが解答の文章を読むっていう”演じ分け読み(演劇のようにキャラクター毎に読む人を変える読み方。世の中にそんな言い方があるかは不明です)”をして、楽しんでいます。
また、 自分たちで答えを考える楽しみを分かってもらえるようにかどうなのかは不明ですが、可笑しな仕草をした動物たちが表紙と裏表紙の内側に描かれているので、その絵を使っての問答遊びも楽しいです。
この本はオススメです。
これまで、少しだけ間が開いたこと
このブログを記し始めてからすぐに昨年度末の忙しい日々がやってきてしまいました。
ブログは更新できませんでしたが、その間もずっと寝る前の読み聞かせだけはどうにか継続してきました。その結果、ちーちゃんとあーちゃんに変化が少しずつ起こっていました。
- 寝る前に絵本を読むのが習慣となり、読まないと眠れない!とまで言うようになった
- 日中に遊んでいるときも読んだ絵本のことを話題にするようになった
- これまで1人で本と向き合うことのなかったちーちゃんが1人で本を見るようになった
- 続いて、ちーちゃんは本を読むようになった(文字が読めるようになったというのもある)
- ちーちゃんがあーちゃんに読んであげるってことをし始めた
- あーちゃんは朝から本を読んでとせがんでくるようになった
最近、習慣ってワードが流行しているようですが、継続の力、それから習慣化というか定番化というか、そういうものって強い力を持っていますね。
これからもたくさん本を読んであげたいと思います。
更新していなかった間に読んだ本の話も少しずつ書いていきます。
子どもと一緒に絵本を読んできて、自分の中でも「我流絵本論」が芽生えてきました。そんなこともこれから綴ってみようかしらね。