ジャニヲタとはじめての宝塚

先日、人生初の宝塚歌劇観劇を終え、昨日、二度目の宝塚観劇に行ってまいりました。

二回とも観劇させていただいたのは月組さんの「1789~バスティーユの恋人たち」という、フランス革命を題材にしたミュージカルでしたが、展開がわかりやすく曲もポップ調のものが多かったので、初見の人でも十分楽しむことができる素晴らしい作品でした。

 

一回目の観劇は席が二階後列だったこともあり、役者さん一人一人の表情をきちんと見ることができず、「とにかくすごいけどこれははまらないだろうなあ…」というのが正直な感想でした。

 

そして昨日、私の中で革命が起きました…フランス革命だけに…(うまくない)

 

私はバイト先の先生夫妻のご厚意でチケットを用意していただき二回とも無料で観劇しているのですが、開演直前チケットを手渡していただくときに前回以上に先生は興奮していらっしゃいました()「今回は普段用意できないくらい良い席だから、しっかり見てきてね!あと肉眼できちんとお顔を見ることができるくらいの近さだから、わたしの贔屓見せとくわね!」と、ある役者さんの写真を何枚か見せていただきました。とてもきれいな男役の方で写真を見ただけでも私の胸はときめき、こんなきれい方を間近で見ることができるのかと思うと生きててよかった…という感覚になりました…(言い過ぎ)

 

友達と渡されたチケットの席を恐る恐る確認すると、記してあったのは一階11列。びっくりして友達と「どうしよう?!」と混乱しながら劇場内へ入りました。観劇するのは私は2回目、友達は1回目だったのでこんな宝塚初心者がいい席をいただいてしまっていいのか!?という思いでいっぱいでした。

 

劇場に入り席を探してみるとなんと下手通路横…一回目の公演で客席登場があることを把握していたので、喜びとドキドキで吐きそうになりました。

 

その後夢のような三時間を過ごしました…(放心)

本当に一人一人のお顔を識別できるほどの近さで、男役の方のかっこよさと娘役の方の可憐さに夢中になりました。

そして最後に出演者全員が舞台に立ち歌うとき先生が応援していらっしゃる方が下手の花道にいらっしゃったのです!!わたしはもう観劇の前日に某末様に送ったくらいの熱い視線をその方に送りました!!!!

するとなんと!!!私の熱視線に応えるようにこちらに向かってほほ笑んでくださったのです!!!(涙)

 

終演後、先生に「こちらに向かってほほ笑んでくださいました!!(興奮)」と報告すると、「多分舞台に近かったから席把握していて目線くださったのよ!よかったわねえ!」と言われて本当に驚きました…

ということは自分のファンクラブ(※会というらしい)に入っていてそこを通して自分の出る公演のチケットを取った人(=自分のファン)の座る席を把握しているということになりますよね…?!

 

ファンタスティック…!アメージング…!舞台人の鑑…!(涙)

 

ジャニヲタははまりやすいから気を付けろ…!宝塚だけは手を出すな…!と各方面からお達しをいただいていたのですが、なんとびっくり…こりゃあはまるわ…。本当に、自担にファンサを求めるジャニヲタであればあるほど、宝塚にはまるのは早いみたいです…。

ジャニーズに抱く「かっこいい…(涙)」という感情と男役の方に抱く「かっこいい…(涙)」という気持ちが同じだと気付いた時は時すでに遅し…どうやら後戻りはできない道をたどり始めてしまったようです…。

 

これから四年間宝塚大劇場に通う日々が始まりそうです…(涙)