英語学校の説明会へ
何はともあれ、海外で働き続けるには英語力が必要でしょう。
ということで、渡星までに英語学校へ通うことにしました。
私は、外国人と話すことにはそこまで壁を感じません。
なので、実践型の英会話ではなく、受験英語かというくらいの文法などを鍛えつつ、実践で応用するタイプの学校を選びました。
説明会では、学校の勉強の仕方に大きくうなずけるところがたくさんありました。
私は、高校2年のとき1ヶ月アメリカにホームステイに行ったことがあります。
しかし、当時の英語レベルは英検準2級くらいでしたが、その知識以上に話したり聞けたりするようにはならないのです。
だから、まずは、読み書きのレベルをあげないと、話す聞くのレベルも上がらないという考え方に同意できるのです。
そこは大人気の学校で、定員枠もあるので入学まで1ヶ月待ちでした。
年度が変わる頃にはもっと待ち時間が長くなるため、良かったと思います。
仕事が落ち着くタイミングと英語学校が始まるタイミングが揃いそうです。
はじまりのとき
海外転勤なんて、珍しくはない。
でも、自分とは無縁だと思っていた。
それが、2017年の11月初旬、たしか祝日の朝。
「ねぇ、シンガポールに行くのどうかな?」と突然の夫の一言。
子育てを始めてから、夫と私の繁忙期が異なるために、海外旅行には何年も行っていなかった。
なので、少しばかり寝ぼけた頭で「いーねー。」って気軽に答えてしまった。
それが、なんと海外赴任だったとは。
私は自分の仕事が大好きで、正直、夫の仕事には関心がなかった。
なので、夫の会社の組織図も知らなかった。
シンガポールがアジア本社で、日本は支社に過ぎなかったことをそのときに始めて知った。
そうなると、一応昇進?となるらしく、彼にとって、外資系での今後のキャリアを考えると、行く、行きたいという選択に間違いはなさそうであった。
子どもを考えたとき、小学校入学前なのも良い時期であった。
海外での経験が将来を考えたとき、良い経験になるのに、間違いなさそうだ。
問題は、私の仕事だけだった。
出産をしても退院をしてすぐに働き始めるくらい、自分の仕事が大好きで、ずっと続けたいと思っていた。
そこから一ヶ月以上、私は悩み続けた。