軒下

声優さんがんばえ〜!

「声優のファン」とは

前々からあったことだけど、ここ最近顕著に「何で声優さんを追っかけてるの?」とか、「声優ファンって〇〇だよね?」とか聞かれることがあり、

自分はなんでこんなに熱心なんだ?

声優という職業の魅力とは?

そもそも声優って…?

という、めちゃくちゃ哲学的な考え方をし始めたので、折角なので色々書き記しておこうと思います!

 声優さんについて、整理しておきたい事柄って結構あります。

多分記事ネタとすれば十数あると思うのですが、複雑に絡み合ってる気がするので、取っ散らかりそうなのが怖いところ…。

少しずつ分けて考えていきます。

また、これはあくまでも声優ファンからみた声優像です。

実際の声優という職業とはズレている可能性もあるので、あしからず。

 

 声優ってそもそもなんだ…?

wikipedia:声優がとても充実してたのでそこから引用。

声優(せいゆう)とは、映像作品や音声作品に、声の出演をする俳優のこと。広くはナレーターも含めることがある。

 はい。声優さんって、つまりは声出演の役者さんなんですよね。

今や、歌ったり、バラエティみたいなことをしたり、ラジオで喋ったり、TV出演したり、マルチに活動できる声優ですが、根本的には俳優という大枠の中にある職業って感じでしょうか。

その為、アニメ・ゲーム・吹き替えなどのお仕事に加え、もちろん舞台にも出るし、声だけの舞台表現ともいえる朗読劇なんかもよく催されるイメージ。

更に言えば、声の演技で活躍している方が必ずしも声優の仕事をメインにしているとは限らない。アーティストの方も、舞台俳優の方も、実は芸人の方もいる。その逆も然り。

声優という肩書きを持ちつつ別の業界に行くことも、他の職業の肩書きがあっても声の演技ができる。それが声優!

 

じゃあ声優のファンって?

 簡単です。つまりは役者の一人としてのファンです!!

上記にもありましたが、声優というのは俳優という枠組みの中の一つ。

 「月9に出てるこの人いいな!」

なんて感覚で、好きになれる人達なんです。

だから、キャラクターからだったり、たまたまみた雑誌からだったり、ラジオだったり歌だったり、色んな好きになるきっかけがある。だってマルチに活躍してるし。

「ファン」って言葉は本来広い意義だと思うんですけど、最近はなんだか重くのしかかってくるような言葉になっちゃってる気がします。あれをしたらファンだとか、明確な基準なんか設けるだけ損かななんて。

公言するかはともかく、とりあえず応援したい気持ちがあれば、それはもう「ファン」だと私は自覚しています。その方が人生楽しいので!

 

締めに

一発目なので、当たり障りのあるような無いような〜な話題を選んでみました。

声優ファンって、結構肩身狭い思いをしながらも、応援することを辞められなくて今に至ってる方がたくさんいると思っています。

例えば、根付いてしまった声優という仕事の一般的イメージとか、作品との持ちつ持たれつな関係性とか、作品ファンとの意見の相違とか、色んなものに雁字搦めになりつつも、推しのお仕事が増えますよう日々お祈りしてる。

そんな声優ファンとくだらないことを話しながら、悶々考えるのがかなり楽しいんです。ほんとに、自分が考えても仕方のないことをずっと考えては、

「はい、推しの仕事こんなことやってみたらいかが?(演技編)の二次創作一本書き終えた〜!!」

みたいなことを脳内でやってます。

別にこれを手紙に書いて伝えることもなく、人に話すことも本来ないんですが、たまにぽろっとそういう事考えてると言うとドン引きされたのでほんと気をつけてます!!

許して、口外はしてないから!!私がただ楽しいだけだから!!!

 

次のテーマに関しては、

・声優ファンの応援スタイル

・新人声優の今

・ソシャゲ普及と新人声優の起用

・芸能人吹き替えが嫌がられる理由を考える

・「アイドル声優」の名称は適切?不適切?

・アーティスト活動のメリット・デメリット

・声優のスケジューリング

・演じるキャラクターと声優本人の向き合い方

・声優ファンはイベント来るな!問題

・過去の炎上案件引っ張り出し

声優アワードに言及する

 

上から、まとめたい欲が強い順です。

後でまとめたい!と思ったら追記するかもしれません。

3/1 立命館大学VA研プレゼンツ 島﨑信長トークイベント

2/28、一足早く関西に足を踏み入れた私は、うん年振りに来た京都観光を存分に楽しみ、ネカフェで刀剣乱舞をこなしながら、わりといい歳で初遠征を飾った本来の目的を明日に控えてました。

ということで3/1に、立命館大学びわこ・くさつキャンパスにて開催された、島﨑信長トークイベントin立命館 島﨑信長の野望 ~俺、戦国武将になります。~ に参加してきました!記憶に残っている限り、レポに記したいと思います。


南草津駅に着いた時から、ちらほらと見えるスーツの男性陣。バスで大学前に着いた時にはもう、スーツの男性たちが至る所にスタンバってます。す、凄い…。

というのも、キャンパスが広いんですよね。学生でない限り一度も迷わず受付のある教室まで行く自信は私にはありません。

ちょうど着いた時には隊列を作って大人数を案内するところだったので、その隊列に加わっていざ受付へ。ここで座席チケットとパンフレットをもらいます。このパンフレットがまたよくできてる…!正直今まで参加してきたイベントのパンフレット、もう一声!もう一声!って言いたくなるようなものがあったりしたんだけれど、質問の問題は秀逸(笑)だったし、信長くんの手書き文字の回答ってデカい。存在が。

そもそもイベントの題名から「ああ〜」ってなる関連作品の数々、パンフレットの運営陣紹介の一言にも色々溢れてました。ダイミダラーやらなつまちやら。そしてこの時に渡された座席チケットに、アフレコ参加の抽選券がついてました。こういう運には全くの無縁ながらも、記念だかととりあえず抽選BOXに放り込み、荷物チェックをし、いよいよイベントがはじまります!


冒頭

会場が暗くなると、いきなり信長くんの影ナレからスタート!お客さんにコール&レスポンスを求めつつ注意事項のおさらい。「食べ物むしゃむしゃしてる人もいないと思うけどね!?」なんて言葉も交えながら、ここで司会の方とバトンタッチ。すすす、と静かに登場した司会の方は、お名前なんと織田くん!会場からはおおお!っという声が上がってました。

続いて信長くん登場。どうも〜!と颯爽に現れる信長くんに黄色い声援。て、テンションめっちゃあがった!!会えたこともだけれど、周りのノリの影響もあるのかも。

本日のお召し物は黒いロングカーディガンに、紺の柄T、黒パンツに黒ブーツ。…いつもの真っ黒コーデだ!

信長くんは、初の単独イベントであること、いつもはアニメなどの作品で舞台に上がることが多い為、そのキャラをフューチャーして臨んでいることなどお話ししてくれました。

ここで、今回のイベントの概要を説明。私は全然覚えてなかったのですが、今回のイベントサイト(http://www.rits-vaken.info/event14g/)に載っているイベントコンセプトはこうです。

3月1日、島﨑信長様が戦国武将として立命城を治めにやってくる!
お客様には武将信長様の治める立命城下町の民としてこのイベントに参加し、
信長様と一丸となり立命城を活気づけて頂きます!
果たして信長様は無事民を束ねることができるでしょうか!

もう本当にこのまんまでした。戦国武将・島﨑信長とその家来・織田っち(信長くん命名)が琵琶藩の民である私たちをいかに従え、この土地を収める愚長・立命 館太郎を討ち取り立命城を勝ち取るか。という設定でいきます!ということでした。私も笑ったけど会場も笑ってた。

信「ノブカツとか苗字のないただのノブナガはやったことあるけど、自分自身の役は初めてです!」

きっとこれから増えてくるよ…!

そしてここからコーナーに入るのですが、間に信長くんと織田っちのミニドラマが入ります。これがまた唐突に始まるので会場は笑いの渦に。


教えて!信長様!!

はじめのコーナーは、事前にサイトの方で行っていたアンケート・質問相談に回答するというもの。信長くんはいちいちコーナー名を言う時の声色を変えてくれるんですが、この時は確か女の子みたいなきょるるんって感じでした。

1つめは、保育士を目指している方から、ピアノは弾けるけど歌は得意じゃない。いい発声法などあったら教えて下さい!という質問だったんですが、

信「楽しめばいいんじゃないかな!?」

織「気持ちが大事ですよね」

信「そうだよ、気持ちが大事!…って浪川さんが言ってた」

浪川さんかよ!

その後、バ◯ク王のCMいいよね的なことも言ってた気がします。確かに歌ってるけど…!確かに大事だとは思うけど、それでいいのか!(笑)

2つめの質問はなんと男性から。男性のファンをどう思ってますか?という内容で、2/1の某ツインテールイベの男性たちのノリが、本当に変態でした!楽しい!という信長くんの感想から、まさかの織田くんが参戦していたことが発覚。ツインテールカチューシャが一番最初に完売して、みんな阿保だよね!つまり男女関係なくファンになってくれてありがとう!ということでした。ほっこり。

3つめの質問は、好きな人がいるのだけれど、男性目線からどういう告白がいいか教えてください!それを言います!っていうものだったんだけれど、本人が一般論と自論どっちがいい?という多数決にさくっと持っていきます。…ここら辺で既にみんなどんなものが来るのかほぼ把握してます。勿論、圧倒的多数により自論が勝利!

信「では、いきます。」

「にっこにっこに〜♪ みんなのアイドル島﨑のぶりんです♪ 織田っちに、毎日お米炊かせて下さい!」

自分も周りも笑いすぎて半分ぐらい聞き取れてないですがこんな感じ!(笑)のぶりんって名乗って織田っちにお米炊いたのは間違いないです!ていうかそう来るの知ってた!

ちゃっかり最後にはなよおおおおと叫びも入れて、今日も信長くんは楽しそうで何よりでした。


ここからはアンケート結果の発表です。4択のうち、信長くんに1位を当ててもらう!という中身になっています。

1Q.島﨑さんの魅力は?

さわやか、声、いじられキャラ、笑顔の4択。私は何となくさわやかかな〜なんて思ってましたが、

信「俺の親友が、ここが良いって言ってたから…4(笑顔)!」

あっ…。親友って多分彼だろうし、彼が笑顔って言ってた映像観たわ。し、しもがめだー!!しもがめの信長くんゲスト回の時につぐからのメッセージビデオで言ってた!ここで私が崩れ落ちる。

そしてこれがなんと正解!

信「後で禎丞にありがとうってLINEしときます!」

信「あいつのLINEの返信可愛いんですよ!」

前にも雑誌でそんな話してた気がします。後で見返す…。

2Q.島﨑さんが声優でなかったら、何の職業に就いていた?

保育士、モデル、サラリーマン、パティシエの4択。どれもああ〜と納得の声が。本人は、プロデューサーさんなど業界人にはよくサラリーマンにいそうと言われるそうで、

信「営業やってそうとか言われるんですよ」

まぁ確かに、笑顔で外回りしてそう…。イメージ出来る。

パティシエも昔なりたいと思ったことがあるそうです。そのきっかけが当時やってたドラマで、タッキーが主演だったやつ…ってそれ西洋骨董洋菓子店ですね!?おお!!ドラマも韓国映画も漫画もアニメもそれぞれ好きなので嬉しかったです。

保育士は、いつも人生ゲーム(TVゲームの方)で選んでいたそうです。そうするとイベントで、園内に虎?ライオン?が入ってきて、身を挺して守ると技能「保育士の鑑」手に入るそうで。当時、子供だった信長くんは、

信「保育士なのになんで鏡なんだろ〜!」

と思っていたそうです。可愛い。

結局、保育士を選んで正解でした。ダントツで高い役職だったようですが、この次にパーセンテージが高かったのが教師だったそうで、信長くんは自分の気持ちを説明するのはあっぷあっぷだけれど、物事を理論的に説明するのは得意というお話もしてくれました。

本人はモデルが一番ありえないと言っていました。そんなことない。

3Q.島崎さんに作ってもらいたい料理は?

オムライス、ケーキ、サバ料理、おにぎりの4択。

信「これ、俺で考えると2のケーキなんですけど、3年連れ添った奴がなぁ…!」

完全に真面目に答えるか笑いをとるかの2択ですね(笑)おにぎりは作ってもらいたいと述べてもいました。でしょうね!

サバと言えば、作品のイベントの時に近くのレストランで鯖料理だけが完売したって話も出してました。覚えてらしたか!きっと来週から発注増やしてて、そして全然売れなくなってるんじゃなんて心配もされてました。そんなところまで心配しなくて良いのよ…!

結局、3のサバ…と遙チックに答えて不正解。答えは2のケーキでした!ツイッターのアイコンがずっとチーズケーキっていうのも1位の要因かもですね。

それから、以前Cancamの小冊子に特集されたときのお話。かっこいいことを言わなきゃ!と思い、付き合った時の特典は?という質問に「ケーキを作ってあげる」と答えたところ、後に現場でスタッフさんが雑誌を買ってきて皆んなにネタにされたそう。

信「え〜!信長ケーキ作ってくれんの〜!って!それこそ浪川さんとかに!」

これはその現場は某野球アニメかな!?(笑)

旅行で連れていくなら?という質問には「決まってんだろ、オーストラリアだ!」とも答えていて、それも同じくネタにされていたようです。

そして実はカットされてしまった、取材での最初の質問が、お風呂上がりに鏡で自分をみてどう思う?というものだったそうで、Cancamさんすげぇ!って思ってたそうです。確かに声優雑誌とかじゃ絶対にそんな質問出ない。

そんなこんなで最初のコーナーは終了!


謳え!七・七 連歌交流会

まずは挟みのドラマパート。織田信長も嗜んでいたとされる連歌を作っていただきます!という織田っちの紹介に、

信「あっ、織田信長は存在する世界なのね」

た、確かに武将・島﨑信長でいるとはいえ、織田信長もいるんだ!?みたいに思ってたらつっこんで下さりました。(笑)

まず、サークル側で作られた五七五を発表。それに続けて、信長くんが七七を考えます。

1つめ、「朝起きて パンをくわえて 角曲がり」

お題が発表されて、さらさらと札に文字を書いていきます。書きながらも、このシチュエーション普通に考えたらかなり危ないよね、俺はパンよりご飯がいいです、などと喋りながら完成。信長くんのお答えは、「そんな青春 してみてぇなぁぁ〜」

でした!

マグロ加えてぶつかって刺しちゃうっていう作品あったよねというお話もあり、さらに以前、とある現場で階段から転げ落ちたところでぶつかった女の子とキスをする、というシーンがあったそうで、キャストの皆さんと「絶対歯ぶつかって痛いでしょ」とお話してたそうです。(笑)

2つめ、「雨の中 びしょ濡れでいる 女の子」

この辺りから、信長くんが答えを書いた札をスクリーンに映すために投影機に持っていく係りのスーツのお兄さんを執事みたいとベタ褒め(笑)姿勢良いよね〜!なんて仰っていました。

書いている間、織田っちが「信長さん、字綺麗ですよね」と振ってくれ、実は習字とペン字も習ってました〜と信長くん。

信「この仕事するようになってからよく文字を書くようになりました。社会人になると書くことなくなるよね!?」

会場の一部、深く頷いてました。(笑)

信「だから、習ってて良かったなって、お父さんお母さんに感謝しています」

あああ織田っち本当に振ってくれてありがとう!そして信長くんはいつも真っ直ぐに言葉を発してくれて素敵です…。

そして信長くんのお答えは、「あああ、あのその ブブブブブラが」でした!

男の子ならみんなこうなるでしょ!と信長くん。こういうシチュエーションがあったら、後輩の男の子が「あの、先輩ブブブブラが…」というパターンと、ツンデレチックな先輩が「お、お、お前!それ!ブブブブラ!」っていうパターンがあると思うと、演じながら説明してくれました。(笑)

ちなみに発表の時はどちらかといえば後者よりでした。美味しい。

更にこの日、お天気は荒れ模様で土砂降りの中のイベントだった為、信長くんは「みんな今日濡れなかった?大丈夫?」と心配してくれたのですが、

信「ブラ透けてない?透けてる人〜?」

聞くんだ!!そしてチラホラ上げる人が!しかも暗くなっていた客席の電気がつきます。

信「いやホントに手上げなくていいからね!?電気もつけなくていいからね!?」

みんなノリ良いですね!(笑)

そして3つめ、「行きたいが 仕事とライブが ブッキング」

もう完全にお察し。(笑)ツイッターでも話題になっていたかと思いますが、信長くんは1/31と2/1ラブライブ!のライブはお仕事だったんですよね。信長くんのお答えは、「はいこれはですね 実話ですねはい」でした。「もうこれしか言えないじゃん!」と嘆く信長くん。

信「お仕事があることは大変嬉しいことなんですよ。」

信「あっちに行きたくて仕事嫌だとか思われてないかなって考えちゃいまして」

本業を放ってまでライブに行きたいとは露とも思ってない。そう聞けた気がします。当たり前のことですが、言葉に出してもらって嬉しかったです。

その代わり(?)、2日目にあたる2/1にあった俺ツイのイベントでは、前日にライブに行ったスタッフさんから銀テープやグッズを頂いたそうで、どうやら複雑な心境そうでした。(笑)


悩殺!声職人!

お待ちかね寸劇パートで、琵琶藩は何故か女性が多い!ということで、悩殺して民から支持を得よう!という織田っちの説明から、事前のwebアンケートにもあったシチュエーションにあった言って欲しい台詞を信長くんが読み上げることに。

時間に限りがあり、全てが読めないということで、信長くんが会場の拍手で決めます!と宣言。人気のあるシチュエーションを選んでいきます。

1.仕事から疲れて帰ってきた時に行って欲しい言葉

これがほぼ1位で、「みんな疲れてるのね!?」という信長くん。俺も言って欲しいななんて零しながら、読んでくれました。

「疲れた顔してるな、今日はたっぷり甘やかしてやるよ…ほら、おいで」

ありがとうございますー!!雰囲気はちょっと年上っぽい、カッコいい感じ。どうでもいいですが、個人的に好きな台詞NO.1が「おいで」なのでもう突っ伏しました。本当にありがとうございました。

2.壁ドンしたときの言葉

最初の方からご本人が気になさってた壁ドンに決定。壁ドンは実際にやりながら言いたい!ということでステージ真ん中に立つものの、「これエアドン?エアドンすればいい!?」と困惑気味に。スクリーンだと背中を向けてしまうし、両脇の壁ならいいかな?と、ステージ上手の壁まで移動。その時に信長くんから、「織田っちにやる?」との言葉が。最初織田っちは、びっくり顔でまじ?という感じだったのですが、客席の大歓声で煽り、見事織田っちに壁ドンをする信長くんの図が完成しました。(笑)

織田っちが少し低めの身長で、信長くんが「高さもちょうど良さそうだね!」なんて言うから、ちょうど横からみるような形になる客席側はもう大興奮。そして台詞が、

「びっくりした?…かーわい」

聞いて欲しいんですが、この時壁ドンからのキスの形に持って行きました信長くん。

ありがとう!ありがとう!なんか、めちゃくちゃ成長してますね信長くん。そんな、舞台でアドリブの台詞や動きを照れなくさらっと熟すなんて…。胸が熱い。

会場は大絶賛だし、織田っちは顔を真っ赤にしながら「ときめきました」って、信長くんに「ほ、ホモ!?ホモなの!?」って言われてたよ。最近ホモ芸好きなの?この子。

3.朝起きた時に言って欲しい言葉

時間がない!とどんどん進んでいきます。

「おはよう。さっき、俺の名前呼んでたよ。どんな夢見てたの?」

しゅ、秀逸!なんで皆さんとこんな上手い台詞考えられるの…。あと今回、結構余裕ある男性の表現が多いんですよね。自分だと、ほんわか包み込んであげるよな台詞しか出てこないです欲望的に。

そして、この台詞の応募者さんが二児の母さんだったことから、「これいいの!?」と信長くんは苦笑いしていました。織田っちと、きっと言われたことがある台詞なんだね!ともお話ししていました。

4.単位を落とした時に言われたい言葉

信長くんはこれを引いて、俺アドリブ入れてアレンジしていい?と発言。み、自らアドリブ発言!

これ、自分は一緒に留年しよ?的なやつで応募したのですが、読まれた台詞はこっちでした。

「なんでこんな結果になったかわかってる?わかってるなら…お仕置きだ」

ど、どこで学んできた!?そんなお仕置きだ〜なんて、女性向け業界定番の盛り上がり台詞じゃないですか。そ、そんなこと言って頂けるなんて思っていなくて感激です。

そして、台詞がお叱りを受ける形なんですよね。自分に甘いので私は全然思いつきませんでした。(笑)

5.戦場に向かう前の別れの言葉

初っ端に、これ絶対オチでしょ!と取っておいた奴です。当たりです。

会場全体が何がくるかと構えてる中、こんなのでした。

「ごめん、もう行かなきゃ…絶対に帰ってくるから…来週から始まる例のアニメの再放送、毎週録画するの忘れないでね!絶対だよ!!」

オチですね!途中からくすくすしちゃいました。例のアニメが差すのがなんのアニメかはもうお察しください。ここでこのコーナも終了です!


決戦!立命城〜春の陣〜

ここで遂に抽選で選ばれたお客さんとのアフレコタイム。抽選は教えて!信長様!!のあとに実は行われていまして、2組の方が裏で練習なさっていました。壇上に上がり、大まかにあらすじと登場人物説明アンド挨拶がはじまります。

と思ったら、いきなり信長くんが一目散に舞台袖めがけて小走り。実は、選ばれたうちのお一方、男の子連れのお母さんだったんです。マイク前に立つお母さんの後ろ、ちょうど舞台袖の部分でうろうろしてたんです。その子に近寄ったかと思ったら、しゃがんでお喋り!始終にこにこ!ああここが楽園かな。もう会場も説明どころじゃない。お名前を伺って、頭なでなでしてもう眼福です。というところで、流石に信仰に支障をきたすということで、自分のマイク前に戻っていきます。男の子をお姫様だっこで拉致りながら。そんなの余計気になる。お客さんも黄色い歓声がなりやまない。

仕方ないので、気になりますが説明を続けていく織田っち。今回選ばれたお二方の役は、それぞれ織田信長お市でした。あ、織田信長ここに出てくるんだ。

シナリオの流れとしては、敵対している織田軍を味方にして、ボスである立命館太郎を討つまでがアフレコになっていました。

そして信長くんは、

信「あっごめんなさい、あんまり聞いてなかったんですが、進めて下さい!」

ずっと男の子と戯れてました。リハーサルやってるだろうから、流れとか分かってらっしゃるとは思うけど、いいの!?(笑)

そしてやっとこアフレコタイム。男の子は、お母さんの後ろに椅子を置いてもらい、そこに座って待っていてもらうことになりました。ちまっとしてて可愛い。


ここからは、アフレコのシナリオの概要になります、長いです。

まずは織田信長を味方につけるところから始まります。立命城に向かう道中、織田信長と出会った島﨑信長軍一行。どちらも信長という名前のおかげで、どっちがどっちの信長か兵士たちは分からなくなってしまいます。更に、家来である織田っちが腹痛に見舞われます!…突っ込まないでどんどんいきます。

そんな中、質問・お悩みを一刀両断した信長くんは、(あっ、これ進◯ゼミでやったところだ…!) という台詞を添えて、織田っちに滋賀名産の赤こんにゃくを渡します。すると、こんにゃくを食べた織田っちはたちまち元気に!悩みを素早く解決できるこの人が島﨑信長様だ!と軍は信長くんを見極めることが出来たのです。それを見た織田信長は、技量を持った男だと信長くんを認めてくださったのでした。

そんな中お市が現れ、兄上が認めても私は認めません!と信長くんにつっかかります。お市は試すように「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」とかの有名な一句を投げかけます。それに、(あっ、これ進◯ゼミでやったところだ…!) と培ってきた連歌で「今夜は宴じゃ 焼き鳥パーティじゃ」と返します。どうせ殺すなら、民にそれを振る舞うべし!と断言する島﨑信長武将に、お市も感服。晴れてこの2人を仲間にし立命城に向かうことになりました。

さて、立命城に入ると立命館太郎に早速出くわします。細めでメガネ、赤チェックシャツのニート、税金をアニメグッズの購入に費やすヲタク野郎の立命館太郎を演じるのは、島﨑信長さんです。そう、一人二役です。信長氏〜と2ch用語を使いまくる立命館太郎の声、めっちゃきもく、素晴らしかったです。褒めてます。こういう役も出来るの!と素直に感激しました。会場は悲鳴の嵐でしたが。(笑)

更に、立命館太郎を落とす為に行うのは、言葉責めです。ちなみに、この時まだ17時頃です。

お決まり、進◯ゼミで習ったところを思い出し、信長くんは館太郎に罵声を浴びせ始めます。

信「オラァ!このクソニートが!」

信「ひぃっ!」

ここら辺、ほぼ一人芝居です。美味しい。そして凄い迫力。会場の女の子たちがドン引きしているのが分かります。

そして遂に、もっと!という言葉が立命館太郎から出てきて終了!見事館太郎をはべらせた信長くんは、「俺の足を舐めろ」と最後命令します。女の子の黄色い悲鳴が!

けれども、館太郎ははい!と嬉しそうに靴を舐めます。舐める音、めっちゃリアルでした。この時の、会場の一気にドン引きの悲鳴に変わる様が本当に、面白かったです。

こうして見事みんなを従えた島﨑信長武将は無事立命城を攻略したのでした〜。最後の台詞は、攻略したキャラ達についていきます宣言され、

信「ダレカタスケテ〜!」でした。

最後までブレませんでした、本当にお疲れ様でした。


今宵は宴じゃ!山分けじゃ!!

朗読劇が終わり、アフレコ参加者4人に大きな拍手が送られました!

信長くんは、後ろに控えていた男の子に、「どうだった!?」と反応が気になる様子。それに対して、男の子は「面白かった」と答えてくれたようで、

信「◯◯くんが面白いって言ってくれたから成功しました!!」

とめちゃくちゃ喜んでました。可愛い。

参加したお客様には、信長くんから台本にサインというプレゼントが!机に向かう信長くんを、机のきわからじーっと覗く男の子がまた可愛い…!素晴らしいコンビでした。

さて、お客様もお席に戻り、いよいよ最後のコーナーです。

題からしてちょこっと期待はしていましたが、プレゼント&サービスタイムです!会場を6分割して、1ブロックの中から抽選で1人ずつサイン色紙を手渡しプレゼント。うーん素晴らしい。

更にサービス精神旺盛な信長くんは、降りますか!と軽く壇上を降り、客席を練り歩きはじめます。黄色い声援と手降りがすごい。そしてそれに律儀ににっこにっこにーを織り交ぜながら返す信長くん。

サインの渡し方は、当たった方の元まで出向いて、名前をお尋ねして色紙に書き、お渡しするという流れでした。当たった方の2人は男性!しかも一人の方は、

男「本名◯◯なんですけれど、たっつんで!」

と、ご返答してました。(笑)

会場は悲鳴と笑いに包まれるし、信長くんは「たっつんさんかぁ…」とずっと笑いながら感慨深そうに呟いてて、ぼそっと「ラジオ楽しかったんだよなぁ」って仰ってました。

色紙を渡すために会場を歩いてらしたのですが、全部通路歩くか!となんと結局会場全体を回ってくれました。

最後のステージに戻ってから終わりの挨拶。VA研の方々から信長くんに花束が渡されます。挨拶をお願いしますと、織田っちに振られてからまず、

「VA研の皆さんと、織田っちに大きな拍手をお願いします!」

と言う信長くん。自分の挨拶より、まずはお礼がしたいと言わんばかりで、本当に気がつく人だなと思いました。そして、自分がイベントに出るときは、キャラを第一に考えていたのでこのように自分自身として呼ばれるイベントが初めてで、嬉しさとどうすればという戸惑いがあったことをお話ししてくれました。これは一番最初の挨拶でも仰っていたことだったのですが、信長くんは受け手側のことを本当によく考えてくれているんだなと感じました。私としては君だから滋賀まで来たんだよ!と言いたかったですが。(笑)

そして来てくれた方々、また外れてしまった方々、来れなかった方々にありがとうとお礼をしてくれました。入試とか被ってる方もいたみたいで!と言ってましたが、Twitterのリプライもこうやって反応していただけるの嬉しいですよね。マメだなぁといつも思います。

VA研さんのこともずっと褒めてお礼して、ありがとう尽くめの締めくくりでした。


個人的感想

本当に素晴らしいイベントでした!大学サークル主催のイベント・著名人を読んだ講義には何度か行ったことがあるのですが、ゲストさんのもてなし、お客様の誘導、準備、司会進行、どれも徹底されていました。本当に大変だったと思います。お疲れ様でした!

そして信長くん。ずっと彼は色々なことに気がつく人なんだな、と思っていましたが、今回はよりそれが感じられたイベントだったと思います。これからも応援します…!


ということで、長々と失礼しました。やっと文に起こせました!