なんでわたしが

初めての妊娠が稽留流産でした

母子手帳を貰う

病院の後、市の検診センターへ母子手帳を貰いに行きました。ブースに入ると自分の母親くらいの年齢の係りの方が、とっても丁寧に説明して下さいました。


まずは今回の妊娠は出産に対して前向きであるかの確認、そのあと「おめでとうございます」と声をかけてくれます。

母子手帳は県のゆるキャラが表紙で、とても可愛いデザインです。その場でパパとママの名前を書いて下さいね、との事で、名前を書いた瞬間にますます実感が湧きました。


妊婦健診のクーポンや市で行う母親学級の案内、いろいろな行政サポートの説明を受け、主人と「この月なら母親学級に行けるね」「有給を取れば両親学級にも参加できるよ」などワクワクしながら話し合いました。


家に帰る途中で本屋さんに寄って、赤すぐを書いました。早速付録のマタニティーマークをカバンに付けて、ニヤニヤしていたのを思い出します。

妊婦さんが食べると良いものダメなものの一覧は、家事をしてくれる旦那も熱心に読み込んでいました。
そのあと主人が作る夕食には、よく小松菜が使われていて、旦那なりの気遣いにとても感動しました。


また、既に胸がかなり張ってワイヤー付きの下着が苦しかった私は、妊娠初期から産後まで使えるマタニティー用の下着と、通勤用のパンツとデニムを購入しました。

胸と腰が痛くて寝にくかった私に、旦那は抱き枕を買ってくれました。


こうして少しずつ、出産に向けて生活が変わっていくことが凄く嬉しかったです。

2回目の診察


初回の診察から2週間が経ちました。

2回目なのでネットで診察予約ができたので、待ち時間は殆ど無しで順番がきました。


エコーでの内診が始まると、すぐに胎嚢が見えました。前回よりも少し大きくなっています。
あとは前回見えなかった胎芽(とてもうっすら)と、ピコピコ点滅する心臓が見えました。



「この点滅してるのが心臓ですね、心拍の確認が出来ると、流産の確立もグンと下がりますよ」


凄く嬉しかったです。私のお腹の中で小さな命が動いているのが、本当に見えるなんて。



「次回までに母子手帳を貰ってきてくださいね」


そう言って妊娠の証明書をもらいました。
この日は旦那も休みで一緒に病院に来ていたので、このまま検診センターへ母子手帳を貰いに行きました、

つわりがはじまる

6w頃からつわりが始まりました。といっても比較的軽い方だったと思います。


午前中に吐き気が始まり、お昼過ぎにピークを迎え、夜に向けて徐々に楽になります。
食べづわりかと思って食べ続けましたが気持ち悪いまま・・・かと言って吐くわけではありません。

いったいどうしたら楽になるんだ!と思っていました。



一番辛かったのは接客業であること。しかも並んでいるお客様を次々と捌くため、約丸2時間しゃべりっぱなしなのです。

しゃべる度におえっと込み上げてきます。大きな声も出せません。
中には「聞こえねーんだよ!」と声を荒げるお客様もいて、申し訳ないやら傷つくやら・・・そんな思いもしました。



同時に体の変化も出てきました。
胸がこれまでにないくらいパンパンに張って触れるだけで痛みます。
骨盤が開く感じもして、立っていても座っていても横になっても痛みます。



それでも、お腹の中の赤ちゃんが少しずつ大きくなっている証拠だと思うと嬉しく思いました。

初めての産婦人科




5w2d、この日はじめて産婦人科へ行きました。


婦人科にはかかったことがあるけど、産婦人科は初めて。なんだかとても嬉しい気持ちになりました。


写真のため予約が出来ず、朝一番に行きました。iPadでの問診票の入力と採尿を済ませて待つこと1時間ちょっと。思ったより早く順番が来ました。(他の方のブログで数時間待ちを覚悟していましたが)


早速例の検査台に上がり、超音波検査を行います。すぐに胎嚢が分かりました。小さな小さな胎嚢です。胎芽や心拍の確認はまだ出来ませんでしたが、正常な子宮内妊娠だと聞いて一安心。


初めてもらったエコー写真はとっても愛おしく感じました。

帰りにフランフランでアルバムを買って、この日からエコー写真を大事に保管する事にしました。



帰宅して、旦那と私の両親に連絡をしました。でも、まだ安心の確認が出来てないから安心はできないよ、と一言添えて。



兼ねてより(というか私の結婚が決まった時から)孫を楽しみにしていた両親は本当に喜んでくれました。

その日の夜、ビールを持って乾杯のポーズをとった両親の自撮り写メが送られて来ました。これには笑った(笑)



翌日出社した時にも職場へ報告し、次は2週間後の診察を待ちます。






両親と職場への報告





主人と話し合い、私の両親への報告は胎嚢が確認できてから、義両親への報告は心拍を確認できてから、その他親戚への報告は安定期に入ってから、という事になりました。




そして問題は職場への報告です。



私は一昼夜交代勤務という特殊な勤務体系でした。例えば、朝8時から始業し、翌日の朝9時で就業という約24間の勤務です。1回の勤務で2日間分働くといった感じ。

もちろん食事休憩や3時間程度ですが仮眠の時間もありますが、なかなかハードです。


さらに作業ダイヤが分単位で組まれており、自由にトイレには行けない環境と、日中の業務では絶え間なく接客を行い、閉店後は売り上げの締め切りや重たいものを動かす仕事もあります。


察しの良い方は何の仕事がわかるでしょうか。(医療関係ではありません)



とにかく、体内時計が常に狂ったような環境での仕事でした。




悩んだ挙句、胎嚢が確認でき次第すぐに報告する事にしました。

報告する範囲は直属の上司(女性)と現場長、管理者と勤務作成担当者、そして事務全般をやって下さる方の数名です。



直属の上司に報告した時は「我々は特殊な勤務体系だから、早く報告してくれてよかったです。できる範囲でサポートをするので安心してね、おめでとう」と言って頂けました。


私もこの時はかなり早い段階での報告を躊躇いましたが、危険な箇所での訓練なども免除して頂いたので、「思い切って報告してよかったな」と思いました。



上司はつわりの状況なども詳しく聞き取って下さり、同僚への報告もした方が良いのでないかと提案して下さったのですが、(サポート体制の強化や急な勤務変更に備えて)やはり流産の可能性がまだ高い時期だったので、せめて12週を越えるまでは待ってほしいとお願いしました。


このお願いが、後々の事に影響するなんて…この時は思いもしませんでした。




妊娠発覚まで



私たちは20代後半の夫婦です。



2015年に結婚し、今年の春で丸2年が経ちます。


子供が欲しいと思い始めたのは今から約半年前で、それまでは夫婦2人での生活を満喫していました。




仕事の関係で生活はすれ違い、週の半分も会えれば良い方でした。一緒に夕食を食べられるのは月に5回程度。休みが合うのは月に2日程度です。



そんな中で引越しや主人の異動が重なり、

ようやく一般的な夫婦に近い程度の時間が取れるようになりました。


といっても私が一昼夜交代勤務のため、毎日会えるという訳ではありませんが…。





ですが、新生活が始まったのをキッカケに

そろそろ子供が欲しいと思うようになりまさした。




まずは何をすれば良いのだろう?



色々調べてみると、やはり基礎体温から排卵日に当たりをつけてトライしてみる!

という方法がベーシックのようです。



基礎体温はずっと付けていたのですが、いまいち排卵日が分からない…

ドラッグストアで販売している排卵検査薬を使うも、う〜ん…なかなか妊娠せず。


日本製の排卵検査薬は高いので、海外製をネットで購入しましたが、その直後!フライングした妊娠検査薬で陽性が表示されて妊娠が判明しました。



主人にはすぐに報告し、あとは両親や職場への報告をどうするか相談しました。