世界のおもしろ最新技術を紹介

仕事柄、新技術や節電・自然エネルギーなどのニュースが気になります。興味のある方にお伝え出来たらいいなと思います。毎週、技術的な事を中心に「今日は何の日」もお伝えしたいと思います。

車からワイパーが消える日が来るのか?

ワイパーは車にとって無くてはならない部品ですが、イギリスの自動者メーカーマクラーレンが、戦闘機で使われている技術を応用してワイパーの代わりにしてしまおうとしているそうです。
その戦闘機で使われている技術とは、超音波をフロントガラスに流して超音波場を作り出し、水を寄せ付けないようにするものです。
昔から車の部品で、バッテリーとワイパーだけは形も性能も変わらないと言われていましたが、
御存知のようにバッテリーはハイブリッド車のリチウムイオン電池の登場で飛躍的に性能が向上しました。
2013年にマクラーレンのデザインチーフ、フランク・ステフェンソン氏は、最初は25万ドル(約2600万円)のスポーツカーに搭載し、その後3、3年で大衆車にも搭載すると計画していたようですが、現在商品化されていないところを見ると技術的に難しい面が有るのでしょう。

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超音波を利用した技術なら、開発競争にしのぎを削っている自動車メーカーですから全世界で、もう既にやっていそうな気がするのですが実の成る技術になるのでしょうか。
リチウムイオン電池の登場で、バッテリーが大きく変わったように
ひょっとすると、ある日 突然 豪雨に耐えられるワイパーレス車が登場するかもしれませんね。


今日は何の日


2月10日 1988年 昭和64年 ドラゴンクエストⅢ 発売開始、即日100万個を完売

2月11日 1970年 昭和45年 国産初の人工衛星「おおすみ1号」打ち上げに成功

2月12日 1970年 昭和45年 シャープがLSI使用の電卓を発売

2月13日 1875年 明治8年 平民に姓名。苗字誕生。

2月14日 聖バレンタインデー(チョコレートの日)

2月15日 1883年 明治16年 東京電燈会社設立

2月16日 2000年 平成12年 新幹線に初の女性運転手。東京発「こだま」に乗務。

「ピークシフト自販機」自販機の消費電力を半分に

日本で稼働している自販機は約500万台。
そのうち飲料用自販機は51%の256万台です。
2011年当時の飲料自販機の年間消費電力は平均で1台あたり850Kwhでした。
2016年から販売されている自販機は年間の消費電力量が420kWhの省エネ機になっています。
この省エネの原動力になったのが「ピークシフト自販機」です。
「ピークシフト」とは、冷却に一番電力を必要とする日中の冷却電力をほぼゼロにし、夜間電力の余っている時間帯に一気に冷却する方式です。

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夏の昼間、朝7時から23時まで最大16時間にわたって冷却を停止しても7℃未満の飲み物を提供できるそうです。
そして、夜23時~翌朝7時に集中的に冷却する。
こんなことが出来るのも、断熱性能を約20倍に向上させた真空断熱材の存在が大きいそうです。
その他にも、カーエアコンなどで使用されている冷媒噴射装置を自販機に搭載することにより、冷媒ガスの流れを整えエネルギー損失を抑え省エネ化しています。
私は、今まで西陽(にしび)の当たっている自販機を見るたびに「電気代がスゴイだろうな。採算とれるのかな?」と思っていましたが、日中は動いでいなかったんですね。

今日は何の日

2月3日 1851年 嘉永 4年 ジョン万次郎、10年ぶりに帰国
2月4日 1994年 平成 6年 純国産大型ロケット「H-II」1号機打ち上げ
2月5日 1971年 昭和46年 アポロ14号月面着陸
2月6日 1971年 昭和46年 アポロ14号のシェパード飛行士が月面で初のゴルフ
2月7日 1984年 昭和59年 スペースシャトルの飛行士、命綱なしの宇宙遊泳成功
2月8日 1982年 昭和57年 人工的に時を止める「うるう秒」(地球の自転が遅くなっているための調整)
2月9日 1969年 昭和44年 ジャンボ機「ボーイング747」機、ワシントン州で初飛行

パワコン不要の太陽光発電システム

「パワコン不要の太陽光発電?」「どういうこと?」
太陽光発電の仕事をしている私には、最初ピンと来ませんでした。
太陽光発電は、太陽電池が生み出した直流電流をパワーコンディショナーで、交流に変換して家庭内で消費したり売電するシステムです。
ですから、直流を交流に変換するパワコンは必ず必要になります。
しかし、このパワコンレス方式が欧米ではパワコン方式と拮抗する勢いで伸びているそうです。

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仕組みは、太陽電池パネルの直流を交流に変換する「マイクロインバーター」を太陽電池パネルごとに組込み太陽電池パネルから、その場で交流を取り出すという方式です。
一見、無駄なコストのように思えますが色々な特徴があります。
1.簡単に増設できる。
2.影の影響を受けにくい。
3.設置工事が簡易。
4.家庭用のコンセントに、差し込みそのまま使える。「プラグインソーラー」
5.電気工事士の資格を持たなくても設置出来る。
6.パワコンの設置場所が不要。
欠点もあります。
1.太陽電池パネルの分だけ「マイクロインバーター」が必要でコスト高になる。
今後、マイクロインバーターの価格が下がれば、パワコンレス方式が主流になるのかもしれませんね。

今日は何の日

1月27日 1926年 昭和 1年 イギリスで、初のテレビ放送公開実験
1月28日 1986年 昭和61年 スペースシャトル「チャレンジャー」上昇中に爆発
1月29日 1957年 昭和32年 第1次南極観測隊上陸「昭和基地」と命名
1月30日 1877年 明治10年 西南戦争勃発
1月31日 1895年 明治28年 京都に日本最初の路面電車開業
2月1日 1953年 昭和28年 NHKが東京地区でテレビの本放送を開始
2月2日 1998年 平成10年 郵便番号が全国一斉に7ケタに

記憶容量 無限のハードディスクに一歩前進

国立研究開発法人科学技術振興機構のホームページによると、らせん結晶構造を持つ磁石のひねりの数を制御する事によりハードディスクの容量を無限に増やすことが可能だそうです。
理論的な現象の解明も進んでおり、らせん結晶から電気信号を取り出すことにも成功しているようです。
他の関連サイトには全人類の知識が一台のハードディスクに収まる時代もそう遠くないとの記事もありました。

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関連サイト

国立研究開発法人科学技術振興機構
https://www.jst.go.jp/
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20151217-2/index.html
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO32320990W1A710C1000000/
関連記事
http://wp-salary-blog.pwco.jp/1699

今日は何の日

1月19日 1973年 昭和48年 「ブラック・ジャック」の連載開始
1月20日 1926年 大正15年/昭和元年 京橋電話局に初のダイヤル式自動電話設置
1月21日 1976年 昭和51年 超音速ジェット旅客機「コンコルド」初就航
1月22日 2000年 平成12年 アメリカの国立標準技術研究所が原子時計を開発。2千万年働いても誤差1秒以下の精度。
1月23日 1984年 昭和59年 実用放送衛星「ゆり2号a」打ち上げ
1月24日 1986年 昭和61年 ボイジャー2号、天王星に最接近
1月25日 1902年 明治35年 北海道旭川で-41℃ 日本気象観測史上最低の気温を記録
1月26日 1870年 明治 3年 東京 - 横浜間に電信開通

HVD 次期光ディスク オリンピックまでに市場投入


HVD 次期光ディスク オリンピックまでに市場投入

 2TB(1TBは1000GB)の光ディスクそろそろ登場かも・・・・

2008年に技術面が策定され、もうそろそろ市場に出てきても良いと思うのですが、なかなかお目にかかれませんね。

しかしネット上では、2020年のオリンピックに向けて市場投入の期待が高まっています。

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容量はBDの40倍DVDの400倍

 

「HVD」正式には、ホログラフィック・バーサタイル・ディスク(Holographic Versatile Disc)と言うそうですが。容量は、Blu-ray Disc 50GB(ブルーレイディスク)の40倍・DVDの400倍です。

 

「ホログラフィック」とは、記録媒体に一次元(平面記録)ではなく、多次元(立体記録)する方法で、少しでも記録媒体表面に傷があるとIOエラー(入出力)を起こしてしまうそうです。

 

ブルーレイディスクカーナビが出た時は、車の振動大丈夫かなと思いましたが、もう標準になりつつありますね。

 

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私は、昭和60年(1985年)ごろ、PC9801を業務用として販売していましたが、その当時の記録媒体は 5インチFD(フロッピーディスク)で1MBでした。

 

30年で、容量は200万倍になったんですね。

早く、市場に出てきてほしいものです。


今日は何の日

1月13日 1946年 昭和21年 紙巻きたばこ(ピース)発売。10本入り7円

1月14日 1959年 昭和34年 昭和基地に残してきたカラフト犬「タロ」「ジロ」と再会

1月15日 1939年 昭和14年 地下鉄、新橋~渋谷間全通

1月16日 1991年 平成3年 多国籍軍がイラクに攻撃開始

1月17日 1971年 昭和46年 国際電話のダイヤル即時通話スタート

1月18日 1984年 昭和59年 ビクターがVHSビデオムービー発売

5G(第5世代移動通信システム)

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5G

通信速度 4Gの100倍・容量 4Gの1000倍

今年は、この話題も大きく取り上げられるのではないでしょうか。
5Gとは、5th Generation の略で、第5世代移動通信システムということです。
通信の歴史を見てみましょう

  • 「1G」・第1世代 1987年 アナログ携帯電話時代・私の周りでも肩から掛けるショルダーホンを持っている人が、一人だけいました。1999年サービス終了
  • 「2G」・第2世代 1993年 デジタル通信時代・電子メールやウェブ対応。Iモードもこの時代です(ここまでは国内だけの通信)2012年サービス終了
  • 「3G」・第3世代 2006年 初の世界標準規格グローバル時代
  • 「4G」・第4世代 2012年 スマホと高速化時代
  • 「5G」・第5世代 2020年 「5G」脱スマホ時代 IoT物のインターネット時代

では、5G通信にはどのような特徴が有るのでしょうか

  • 1.超高速通信 4Gの約100倍の速度
  • 2.大容量化 4Gの約1000倍 
  • 3.多接続化 4Gの約10倍
  • 4.低遅延化 4Gの約10分の1以下

超高速大容量でいうと、ドコモとシャープが共同で4Kの4倍の8K画像を12チャンネル同時通信した実験で成功しています。
多接続では、1000億台の機器と接続可能。物のインターネットと言われる所以ですね。
さらに、低遅延ですが1ms以下。1msとは1秒の1000分の1秒。
少し解りづらいので、高速道路を時速100Kmで走行する自動車に例えると危険を感知して止まれの信号を伝えるのに
4Gでは 1.4m 走りますが 5Gなら 2.8Cm で信号が伝わります。
日本政府は、2020年のオリンピックまでに部分的に普及させたい考えのようで、そのためにも今年は官民あげて5Gに取り組む一年になりそうです。

今日は何の日

1月6日 1939年 昭和14年 ドイツの2人の物理学者ハーンとシュトラースマンは核分裂を発見この日発表
1月7日 1974年 昭和49年 石油危機でテレビ深夜放送中止
1月8日 1989年 昭和64年/平成元年「平成」元号施行の日
1月9日 1995年 平成7年 野茂英雄投手が、大リーグ入りのため引退表明
1月10日 1949年 昭和24年 日本で初めて45回転レコード発売
1月11日 1965年 昭和40年 東京に初のスモッグ警報
1月12日 1988年 昭和63年 医師会生命倫理懇談会が脳死を人の死と認める

N極・S極だけをもつ磁石を発見(東京大学工学部論文)

N極・S極だけをもつ磁石を発見(東京大学工学部論文)

「固体中の磁気モノポールが生み出す電磁気効果を観測」という論文が東京大学工学部から発表されました。
ここで、モノポールとは何、と思われる方もおられると思いますが、モノポールとは、磁石のN極、またはS極が単独で存在しているものをいいます。
小学生ころ電磁石を利用した、モーターを作りました。
いろんな磁石で遊びましたが、磁石を細かく割ってもその割った端は必ず反対の極になってました。

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現代物理学では、モノポール(単極子)は存在しないとされています。(発見もされていません)
では、「固体中の磁気モノポールが生み出す電磁気効果を観測」とは、どういうことなのでしょうか。
論文中のモノポールは真のモノポール(磁石のように存在する)物ではなく、「固体中でモノポールと同じように磁場を形成することが出来た」ということです。
そのため、目に見える真のモノポールと区別するために、創発モノポールと呼ばれるそうです。
モノポール(単極子)が実用化されると、現在の電子機器は激変するのではないでしょうか。

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電子機器の超小型化・低消費電力化など期待されているそうです。
引用連ページ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/27/news101.html

今日は何の日

12月30日 1982年 昭和57年 太陽光発電による試験送電を開始(通産省)
12月31日 1966年 昭和41年 「鉄腕アトム」のテレビ放映終了(201回)
1月1日 1873年 明治6年 太陽暦実施(旧暦明治 5年12月 3日が明治 6年元日になる)
1月2日 1959年 昭和34年 人類最初の人工衛星ルナ1号打ち上げに成功。ソ連
1月3日 1851年 嘉永 4年 ジョン万次郎帰国の日
1月4日 1948年 昭和23年 日米間に国際電話開通
1月5日 1972年 昭和47年 「スペースシャトル計画」スタート

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国際宇宙ステーションで日本製バッテリー(順次採用)

現在、国際宇宙ステーションに取り付けられているバッテリーは、アメリカ製ニッケル水素電池ですが、それが日本製(GSユアサグループ)のリチウムイオン電池に順次変更されています。
日本製のリチウムイオン電池は、蓄えられる電気の量がこれまでの3倍に高められていて10年間使用できるということです。
国際宇宙ステーションは、当初2020年までの運用となっていましたが、NASAは2024年まで運用期間を延長すると発表しました。
日本製のバッテリーが採用されたことで、今後10年間安定した電力の供給に見通しが立ったことが、運用延長につながったということです。

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新しいバッテリーは全部で24個(電圧が2倍になっているのでしょう)設置される予定で、今後打ち上げ予定の日本の宇宙輸送船「こうのとり」それぞれ6個ずつ、宇宙ステーションに運び込まれる予定です。
宇宙ステーションは、生命維持から観測装置など、すべての機器のエネルギーを太陽光パネルで発電した電力で賄っています。
一日に16回訪れる昼と夜の電力は昼間に充電されたバッテリーからすべて供給されます。
日本が開発した宇宙輸送船「こうのとり」や全電力を賄うシステムに日本製の電池が使われています。
日本技術の底力でしょう!!

今日は何の日

12月23日 1958年 昭和33年
       東京タワー完工式(高さ:333m 総工費:28億円)333メートルは

       当時世界一
12月24日 1906年 明治39年
       アメリカの発明家フェッセデンが世界初のラジオ放送に成功
12月25日 1986年 昭和61年 衛星放送が試験放送を開始
12月26日 1898年 明治31年 キュリー夫妻がラジウムを発見
12月27日 1968年 昭和43年
       史上初の有人月周回飛行をした「アポロ8号」が帰還
12月28日 1957年 昭和32年
       NHKと日本テレビがカラーテレビの実験放送を開始
12月29日 1901年 明治34年 東海道線急行列車に食堂車が登場
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宇宙太陽光発電システム

以前から、宇宙での太陽光発電は構想として有りました。
なぜかというと、現在地上に設置されている太陽光発電用パネルは
パネルの持つ実際の能力の13%しか使われていないと言われています。

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宇宙太陽光発電

昼は発電しても夜は全く発電できないし、天候にも大きく左右されます。
それに対して、宇宙なら昼夜全く関係なく天候にも左右されないので一年中24時間フルに稼働させることが出来ます。
問題はパネルを宇宙に運ぶための膨大なコストと、地球への電力の伝送方法です。
電力の伝送には「マイクロ波」を使う方法と「レーザー光」を使う方法の2種類が検討されており、両方式とも技術的には開発のメドも立っているようです。
ただ、地上に降り注ぐ太陽光を、たった40分間高効率で変換できれば全人類が1年間使うだけの電力を賄う事が出来るという試算もあります。
わざわざ、コストをかけて宇宙に発電所を作らなくても地上で効率よく発電できれば十分賄えるというのです。
私、個人的には宇宙発電にも興味が有りますが、地上で昼間、発電した電気を超電導技術を使って地球の反対側へ送ることが出来れば理想的だと思います。
利権争いや、戦争も減るのではないでしょうか。
宇宙太陽光発電記事
https://www.mugendai-web.jp/archives/6252


今日は何の日


12月16日 1890年 明治23年 「電話の日」東京-横浜の電話交換局が営業開始
12月17日 1164年 長寛 2年 蓮華王院(三十三間堂)完成
12月18日 1958年 昭和33年 アイゼンハワー大統領が初の宇宙からの音声放送(クリスマスメッセージ)
12月19日 1999年 平成11年 ハッブル宇宙望遠鏡修理のため「ディスカバリー」打ち上げ
12月20日 1899年 明治32年 年賀状郵便の特別扱い開始
12月21日 1800年 寛政12年 伊能忠敬が北地地図を作成。幕府へ届け出た。わが国最初の実地測量地図
12月22日 1885年 明治18年 わが国初の内閣成立。首相は伊藤博文
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地面の地下 5mに眠る無限の地中熱エネルギー

地下、5mの地中熱は外気温に左右されず

一年中安定して約15℃前後を保っています。

この地熱を利用した、一般住宅・マンション・工場が増えています。

さらに自治体では凍結路面の融雪にも使っています。

私は、長年家電の修理業務をしていたので夏はいつも

エアコンの室外機から吐き出される熱風を体に受けて仕事していました。

その時、いつも思っていたのが室外機を地下水で冷やすことでした。

しかし、水を使うとなると地下水ポンプなどの大がかりな設備が必要となる上、

錆の問題も発生します。

その点、地中熱を空気の状態で利用するのなら、大がかりな設備も不要ですし

錆の問題もありません。

地中熱で冷暖房を完全に出来るというわけではありませんが、

夏季冷房の放熱源、冬季暖房の採熱源として補助的に使えると思います。

私も、家を建て替える機会が有ったら、地中熱を利用したいと思っています。

下のリンクは、地中熱に関するページです。

ジオパワーシステム社
http://www.geo-power.co.jp/

萩原ボーリング
http://www.hagibor.co.jp/b_contents/work07.html

地中熱利用促進協会
http://www.geohpaj.org/

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今日は何の日

12月10日 1968年 三億円強奪事件

12月11日 1957年 100円硬貨発行

12月12日 1979年 リニアモーターカーが実験センターで時速504Kmを達成

12月13日 正月事始め,煤払い,松迎え       https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E6%9C%88%E4%BA%8B%E5%A7%8B%E3%82%81

12月14日 1903年 ライト兄弟初飛行に成功

12月15日 年賀郵便特別扱い開始

12月16日 1890年 電話創業の日

持ち運び出来る燃料電池が開発されました

燃料電池といえば、頑丈な水素タンクが必要というイメージですが、

京都市のアクアフェアリー社が開発した

持ち運べる燃料電池は、幅255x奥行360x高さ282mmとコンパクトで

重量も 6.3Kgと軽量化されています。

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原理は

1.燃料容器中の水素化カルシウムに水を混ぜて、燃えにくい低圧の水素をつくる。

2.その水素を空気中の酸素と反応させて発電する。

主な特徴

1.小型軽量

2.燃料の長期保存が可能(20年以上)

3.燃料カートリッジを交換すれば、発電続行可能

4.大容量。1本のカートリッジで600Wh・2本まで同時装着可能。

5.環境にやさしい。

燃料の水素化カルシウムは、水と反応すると水酸化カルシウム(消石灰)に変化するため

一般ゴミにて廃棄することも可能だそうです。


興味のある方は、アクアフェアリー社(HP)

www.aquafairy.co.jp

各家庭に、燃料電池が普及すればエアコンやIHクッキングヒーター・エコキュートなどまかなえるし、

弱電機器は、USBPDで供給できるので一気に直流化が進みそうですね。

今日は何の日

7月16日(日)1969年 昭和44年 米・「アポロ11号」打ち上げ

7月17日(月)1868年 明治 1年 江戸を東京に改名

7月18日(火)1970年 昭和45年 日本初の光化学スモッグ公害発生

7月19日(水)1849年 嘉永 2年 日本初の種痘に成功

7月20日(木)1969年 昭和44年 アポロ11号、月面に軟着陸

7月21日(金)1969年 昭和44年 アームストロング船長、月面に立つ

7月22日(土)1549年 天文18年 フランシスコ・ザビエル、鹿児島に上陸

7月23日(土)二十四節気 ◆ 大暑 暑気が至り最も暑くなる

家庭用の燃料電池、年間5万台の販売に

先日、九電からガス代削減の案内が来ました。

西部ガスからも電気代削減の案内が届きました。(HKTの宮脇咲良さんのパンフです)

今年から、家庭のエネルギー事情が大きく変わりそうですね。

ガスの小売全面自由化で販売競争が激化し、電力とのセット販売が可能なんですね。

そこで注目されるのが、家庭用の燃料電池「エネファーム」ですね。

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(Panasonic HPより)

「エネファーム」とは、ガスから電力と熱を作る家庭用の燃料電池システムで、今年は、前年の20%増の5万台になる見込みだそうです。

普及した背景には、本体価格の下落が有ります。

発売当初 2009年の価格は、1台あたり300万円と高かったのですが、2015年度にはPEFCが136万円に、SOFCも175万円まで下がりました。

燃料電池の種類

固体高分子形(PEFC)燃料電池 作動温度 常温~90℃

固体酸化物形(SOFC)燃料電池 作動温度 700~1,000℃

溶融炭酸塩形(MCFC)燃料電池 作動温度 600~700℃

リン酸形(PAFC)燃料電池 作動温度 180~200℃


政府は家庭用燃料電池を広く普及させるために、2021年までに PEFC方式で70~80万円程度、SOFC方式で100万円まで低下させるとしています。

購入費用の一部を支援する国からの補助金制度が有るようです。

http://www.fca-enefarm.org/subsidy29/subsidy.html

エコキュートに代わる家庭用エネルギーに早く育ってほしいですね。

今日は何の日

7月 9日(日)1877年 明治10年
第1回ウィンブルドン・テニス開催

7月10日(月)1821年 文政4年
伊能忠敬の「大日本沿海実測地図」完成

7月11日(火)1852年 明治15年
ジョン万次郎、高知に到着

7月12日(水)1925年 昭和1年
NHK本放送開始

7月13日(木)1930年 昭和5年
第一回サッカー・ワールド・カップ大会開催

7月14日(金)1871年 明治 4年 廃藩置県実施
        1970年 昭和45年 政府が日本の呼称を「ニッポン」に統一

7月15日(土)1983年 昭和58年 
任天堂が「ファミリーコンピュータ」を発売

7月16日(日)1885年 明治18年 
宇都宮駅で日本初の駅弁が発売。

2年後にも実用化「燃料改質エンジン」

省エネ車といえば、電気自動車・ハイブリット車・PHV・燃料電池車など、世界の最先端を誇る日本の技術ですが、まだまだ 自走距離やコスト面で課題が多いですよね。

そんな中、2年後にも実用化されそうな技術があります。

「燃料改質エンジン」です。

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具体的には、ガソリンと排ガスを触媒装置に通して燃料の一部を水素に変える仕組み。

水素はガソリンだけの場合に比べ燃焼速度が極めて速く、エンジン気筒内での爆発速度を向上させることが出来ます。

この技術は、充電スタンドや水素ステーションなどのインフラ整備が不要で、エンジンの改良だけで実現出来る技術なので実用化されるのも早いのではないかと言われています。

詳しくは、日経テクノロジー

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/198610/041200095/?P=1

今日は何の日

7月 2日(日)1863年 文久3年
鹿児島湾で英戦艦と交戦 [薩英戦争]

7月 3日(月)1886年 明治19年
カール・ベンツが、ガソリン自動車初公開(ドイツ)

7月 4日(火)1987年 昭和62年
NHKが24時間衛星放送開始

7月 5日(水)1886年 明治19年
東京電燈会社、日本で初めて電灯事業を開始

7月 6日(木)781年 天応 1年
記録上最古の富士山噴火

7月 7日(金)1960年 昭和35年
アメリカ、メイマン博士、人造ルビーを使ってレーザーを発明

7月 8日(土)1853年 嘉永6年
黒船浦賀沖に現れる

7月 9日(日)1877年 明治10年
第1回ウィンブルドン・テニス開催

惑星探査機 ボイジャー 1号・2号 の飛行距離

人類が作り出した人工物としては、最も地球から遠い場所を飛行している

惑星探査機 ボイジャー 1号(Voyager 1)と2号は

地球から、どれくらいの距離を飛行しているのでしょうか。


NASAのホームページでリアルタイムに確認することができます。

http://www.v.rdy.jp/dd02rwz

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今、地球から 約 206億Km の地点を飛行しています。

光の速さで飛んでも 片道 約 19時間 かかります。

秒速 17Km ・ 時速 61,200Km


通過記録(Wikipediaより)

ボイジャー1号
打ち上げ 1977年9月5日
木星通過 1979年3月5日 打ち上げから 2年
土星通過 1980年11月12日 打ち上げから 3年
太陽系脱出 2012年8月25日 打ち上げから 35年

ボイジャー2号
打ち上げ 1977年8月20日
木星通過 1979年7月9日 打ち上げから 2年
土星通過 1981年8月25日 打ち上げから 4年
天王星通過 1986年1月24日 打ち上げから 9年
海王星通過 1989年8月25日 打ち上げから 12年


ボイジャー1号の電池

ボイジャー1号には、原子力電池(470W, 30V, 打ち上げ当初)が積まれていて

2025年まで運用できるそうです。

太陽系を打出した、探査機 次はどんな映像を届けてくれるのでしょうか。

今日は何の日

6月25日(日)1852年 嘉永 5年 住宅の日・スペインの建築家アントニオ・ガウディの誕生日

6月26日(月)1906年 明治39年 日米直通海底有線電話開通

6月27日(火)1994年 平成 6年 松本市で猛毒ガス「サリン」発生。7人死亡。

6月28日(水)1914年 大正 3年 第一次世界大戦勃発

6月29日(木)1966年 昭和41年 ビートルズ来日

6月30日(金)1905年 明治38年 アインシュタイン、相対性理論発表

7月 1日(土)1968年 昭和43年 郵便番号制度実施
        1979年 昭和54年 ソニーがウォークマン発売

7月 2日(日)1863年 文久 3年 鹿児島湾で英戦艦と交戦 [薩英戦争]

 

日本の地熱埋蔵量は 世界第3位

地熱資源量 20,540(MWe)の発電能力は、2300万kW以上

環太平洋火山帯に位置する日本は、世界で第3位の地熱埋蔵量を持っていると言われています。

ちなみに、

  • 1位は、インドネシア 活火山数 150個 地熱資源量 27,791(MWe)
  • 2位は、アメリカ合衆国 活火山数 133個 地熱資源量 23,000(MWe)
  • そして、
  • 3位、日本 活火山数 100 個 地熱資源量 20,540(MWe)
  • 4位、フィリピン 活火山数 53 個 地熱資源量 6,000(MWe)

地熱資源量 20,540(MWe)の発電能力は、2300万kW以上と言われています。

今まで地熱発電が普及しなかった主な理由は、

1.地熱発電所として有望な地域が国立公園の中にあることによる規制

2.発電所近隣の温泉が枯渇するのではないかと言う心配

などが有りました。

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ところが、ここに来て新技術「バイナリーサイクル発電」が注目を集めています。

バイナリーサイクル発電とは、代替フロンなどの水より沸点の低い媒体を温泉の熱湯や水蒸気で気化させ発電用タービンを回す仕組みです。

今まで、温度が低いために利用されなかった蒸気でも、代替フロン使うことで有効活用できるようになった技術です。

特徴として

  • 1.既存の源泉をそのまま活用できる。
  • 2.源泉の湧出量に影響を与えない。
  • 3.新しい源泉の調査や掘削が不要。
  • 4.比較的低コストである上、短期間に運転開始出来る。

などが挙げられます。

オゾン層を破壊しない代替フロンの開発において、日本は世界一の技術を持っているので

国立公園内地熱利用の法整備が進めば一挙に地熱発電が普及するのではないでしょうか。

また、太陽光発電とは異なり天候に左右されず、昼夜関係なく発電できるのも大きな特徴です。

ちなみに、日本の年間総消費電力量ご存知ですか
1兆450億8,446万8,000kwhだそうです。

www.jogmec.go.jp

今日は何の日

6月18日(日)1948年 昭和23年 ニューヨークでLPレコードが初公開

6月19日(月) 645年 大化  1年 わが国最初の元号「大化」を制定

6月20日(火)1987年 昭和62年 ペパーミントの日 「はっか(20日)」の語呂合せ。

6月21日(水) ★(二十四節気) 夏至 。一年で昼間が最も長い日

6月22日(木)1752年 宝暦 2年 フランクリンが雷は電気であることを実験で確認

6月23日(金)1894年 明治27年 国際オリンピック委員会(IOC)パリで創立。

6月24日(土)1947年 昭和22年 UFOの日・アメリカの実業家が「空飛ぶ円盤」を発見。これが世界初とされる。

6月25日(日)1852年 嘉永 5年 住宅の日・スペインの建築家アントニオ・ガウディの誕生日