サボれなくなる秘策
昨夜はエアコンを『28℃ 除湿』という設定で眠ったんですが、暑くて汗をかき、夜中の3時30分にカラッカラの状態で目覚めました。
27℃にすると、少し寒い・・・。
夏場の快適な温度設定ってほんとに難しいですね。
『これから夏寝るときは、一生コレでいこう!』という温度設定が見つかったら、肩あたりにタトゥーとして刻み込もうか・・・と、一瞬だけ思いました。
『夜 28℃ 冷房 弱』みたいな。
外国人からは『cool なタトゥーだね!』とか言われそうです。
サボりたくなったらどうする??
運動に限らず、『今日はコレをしよう!』と思いながらも、色んな言い訳を考えて、『やっぱ今度にしよう・・・』と、やめちゃうことってありませんか?
私は結構あります。
昨日は休みだったんですが、夕方に街中に出かけて帰ってきたら20時30分・・・。
『ここからジム行って運動するのはちょっとしんどいな・・・明日にするか・・・?』と悩みました。
・・・しかし!結果として昨日は筋トレをした後に30分ほど走り、爽快な気分で眠ることができました。(夜中に暑さで干からびて目が覚めてしまうわけですが・・・)
なぜあきらめてサボりそうになったのに、『運動をする』という目標を達成できたのか??
それは、私が事前に秘策を立てておいたからなのです・・・。
その秘策とは・・・朝奥さんに、『今日は夜、ジムに行ってくるからー』と言っておいたこと。たったそれだけです。
『しょーもなっ!』といって石を投げたくなるかもしれませんが、意外と効果的です。
事前に誰かに宣言しておくことで、『ジム行くって言っちゃったしな・・・』という強制力が働き、サボってしまう確立を下げることができます。
プリコミットメント
そもそも、人が『今日はサボっちゃおうか・・・』というような誘惑に勝てる確率は50%程度だそうです。
2回に1回は負けちゃうわけです。
そこで大事なのが、事前に誘惑に負けない対策をしておくこと。
これを『プリコミットメント』といいます。
プリコミットメントは色々なかたちで利用することができます。
たとえば、
・『今日は30分走ります!』とツイッター等で宣言してしまう
・友達と、20時にジム集合という約束をしておく。
・サボってしまったら、職場の同僚に5千円分ご飯をおごる約束をする。
事前にこのような対策をしておくことが、誘惑に対する勝率を大きく上げてくれます。
ちょっとしたことですが、やろうと決めたことを時々サボっちゃう人は試してみてはどうでしょうか?
私は誘惑にそこそこ弱い人間なので、ちょこちょこ使って効果を実感しています。
それでは、暑いので体調に気をつけてー。
私が運動をする理由
梅雨があけましたが、先日の朝、通勤時に大雨が降り、足元がグッチャグチャになりました。しっかり乾燥できていなかったせいで、今朝玄関から生乾き臭が・・・。
この場合、どうすれば私の靴、及び足、及び玄関は救われるのでしょう?
大量ファブリーズ??もいっかい水洗いして乾燥??
最近は、ほぼ決まったバラエティ番組と、真田丸くらいしかテレビをつけることがなくなってきており、朝のニュースはもっぱらヤフートピックスで・・・という生活になってきているため、お天気の情報についても良く知らないというていたらくぶりです。
大雨が予想されるときは、サンダルとかのほうがいいですねー。
今日は、個人的な運動する理由について、改めて考えてみようかと思います。
いろいろな人の、いろんな価値観があると思いますが、今回は『私の場合はこうですよ。』という内容です。
昔を思い返すと・・・
そもそも私はいつから運動を積極的にするようになったのか・・・?
古い記憶をたどると、公園で遊ぶなどの他に、特別に『運動』というものを最初にしたのは、幼稚園に通っていた頃に逆上がりの練習をしたことでしょうか。
なんとなくの記憶ですが、逆上がりの練習をしていたのは、『できないのがカッコ悪いから』というネガティブな理由ではなく、『同じ幼稚園のトモダチみたいに、逆上がりができるようになったら楽しいかなぁ』という、【できないことができるようになりたい】という単純な理由だったような気がします。
中学、高校は軟式テニス部でゆる~く運動する程度でしたが、基礎トレの時間のランニングだけは、なぜだか自分を追い込んで限界にチャレンジしていました。
『前よりも今のほうが速く走れる』というのが、なんとなく楽しかったんですね。
30歳を過ぎた今でも、基本的にはおんなじです。
走るのは、『続けると、前よりも速いスピードで長く走れるようになるから』
筋トレをするのは、『見た目や、身体を動かすときのラクさが変わってくるから』
キックボクシングをするのは、『練習するとパンチや蹴りがスムーズに打てるようになったり、対人での攻防の中で、前に出来なかったことが出来るようになるのが楽しいから』
要は、【運動することで自分の身体が変化したり、スキルが見についていくのを実感するのが楽しい】ということに尽きます。
あなたにとってのモチベーションって?
行動するときのモチベーションは人によっていろいろです。
自分のスキル向上や、成長にテンションが上がる人もいれば、自分が努力したことが人に認められるのが嬉しい人、勝敗や合否などの結果が何より重要な人・・・など、いろいろな価値観があり、もちろん言うまでも無く、どの価値観が優れているなんてことは一切ない、と思います。
・・・が、自分がどんな価値観を大事にしているかということを知ることは、とっても重要ではないかと思います。
ダイエットしかり、資格試験しかり、何か目標を達成しようとする時には、自分の価値観や性格に基づいた、自分に対して有効な戦略を立てることで、成功する確率や、成長の度合いが変わってくるからです。
物事を継続したり、結果を出すためには、まず自分がどんな人間なのかをあらためて見直してみるのもいいかもしれません。
客観的に自分を見て、失敗せずにモチベーションが高められるような工夫ができるといいですねー。
貴方はこの世にたった一人しかいないのだから・・・的な、いい言葉風のペラい感じで今日は終わりたいと思います。
それでわー。
baby stepで始めてみよう!
すっかり夏ですね~。
前回、『これから生まれ変わって、鬼のようにブログを更新しまくります』的なことを言ったか言わなかったか記憶があいまいですが、とにかくかなり久々の更新です。
何かのジャンルに限定したブログを書こうと思ったら、やっぱりそれなりの知識や経験などのインプットの量が必要ですね。
インプット少なすぎなのが、今のところの更新できていない一番の原因です。
そして、一度習慣が途切れてしまうと、空いてしまった時間が長いほど再開するのにエネルギーがいるのだ、ということを身をもって実感中です。
『習慣化』ということに関して、わたしの近況について言うと、今年になってから始めて、今も継続して実践できていることは、
『朝いつもより20分早く起きる』
『朝起きてから瞑想をする』
この二つです。
(瞑想は、『宇宙とつながる』的なやつじゃなくって、マインドフルネス瞑想という、集中力のトレーニングです。)
通勤時に人がいない道で大声で歌いながら、新しく習慣を身につけられたことを喜ぶのか、『この程度か・・・』とつぶやきながら横になり、天井のシミの数をひたすら数えて落ち込むかは人それぞれと思います。
私は・・・実は結構喜んでいます。
まぁ、この二つの習慣を身につけたからといって、短期的に劇的に何かが変わるということはないのでしょうが、『今までできなかったことが、あまり労力なく自然にできるようになっている』という、自分自身の変化にテンションがほんのり上がるわけです。
事実は一つですが、見方は無数にあるってことですね。
さて、今回は『早起き』と『瞑想』を身につけたものの、『ブログの更新』が一切できていない自分に対して、何か新たな策を考えてみたいと思います。
運動する機会を増やしたり、食べる量を減らす等、新しい習慣を身につけたい人にも当てはまるのではないでしょうか?
とにかくハードルを下げる
物事をなかなか始められない、継続できない、といったことの原因の一つに、『自分でハードルを作ってしまう』ということがあると思います。
ブログを例にすると、『こんなしょーもない内容公開できないな・・・』とか、『文字数が少なすぎて読む人つまんないかな・・・』とか。
ウォーキングやランニングに置き換えてみると、『今からじゃ10分くらいしか時間ないし、やっても意味ないかな』とか、『筋肉痛だから、いつもみたいなスピード走れないし・・・』とか。
『運動するなら長時間やらなくては』『ある程度のスピードで走らないと運動にならない』という考えが、行動を始めるジャマをしているわけですね。
毎日の目標や、自分なりのこだわりを持つことは大切かもしれませんが、そのことによって行動を起こすことがジャマされてしまうようであれば、逆効果以外の何ものでもありません。
そんなハードルをなくし、『しょーもない内容だけどブログ書いてみるか!』『ゆっくりしか走れないけど、10分だけ走ろう!』と、とにかくハードルを下げれるだけ下げて、なんらかの行動にうつすことで、意外とやる気が出てくるものです。
これは、前にも書いたことがある、『作業興奮の原理』というやつですね。
人間は何か作業を始めると、脳内でドーパミンという物質が分泌され、やる気が出てくる、というやつです。
ちなみに、今この文章を書きながら、私はこの『作業興奮の原理』を実感しまくりです。
やり始めてみればブログを書くのも楽しくなってくるものです。
文章のクオリティはともかく・・・。
新しく身につけたい習慣がある人や、なかなか継続が出来ない人は、ちょっとだけでも、クオリティが低くても、とにかく始めてみるのがオススメです。
5分やってイヤになれば、そのときにやめればよいのです・・・という気持ちで、私は今日久々にブログを更新できました。
作業興奮の原理バンザイ!
それでわー。
サウナに入るとやせる・・・本当に!?
こんにちわー。
梅雨まっただなかですねー。
わたしは梅雨があまり好きではないので、何か雨を楽しめるアイデアを考えなければ・・・と思っています。
『5回雨の日にジムに行ったら3千円分好きなモノを買ってもいい』とか。
こういうのがあれば、『よっしゃ雨降ったーーー!!yes! yes!! yes!!!』・・・くらいのテンションでいけそうな気がしませんか?
さて今日は、【汗をかく】ということについて考えてみましょう。
汗をかくとヤセる・・・?
人はなぜ汗をかくと思いますか?
・・・ほとんどの人がご存知と思いますが、【体温調節】のためですね。
【気化熱】という言葉をきいたことがあるでしょうか?
液体が気体になるときに熱を奪う、というもので、要は汗が蒸発すると体温が下がるわけですね。
では、汗をかくとやせるのでしょうか?
『汗をかくとヤセる』というのは、実はウソです。
汗をかくこと自体で消費するカロリーはわずかです。
『やせるためには汗かかないといけないに決まってんじゃねぇか!ウソはてめぇだ!!』と、おでこにタトゥーを入れて鉄球を振り回してくる人もいるかもしれませんが、落ち着いてください。
脂肪を燃やすには・・・?
脂肪を燃焼させるために必要な有酸素運動をしていると体温が上がる⇒汗をかいて体温調節をする、 というのは、まぎれもない事実です。
しかし、汗をかくから脂肪が燃焼するわけではありません。
脂肪は、身体を動かすためのエネルギーとして燃えているのです。
身体を動かした結果、体温が上昇し、調節のために汗をかくわけです。
この理屈をすっ飛ばして、『やせるためにサウナに入って汗をかこう!』というのは、効果が非常にイマイチなのです。
汗をかくからカロリーを消費するのではなく、身体を動かすからカロリーを消費するのです。汗は体温調節のために出ているだけです。
ちなみに、ネットで調べた程度の知識ですが、体重50kg の人が1時間サウナに入って消費するカロリーは150kcal程度だそうです。
ちなみに、同じく体重50kgの人が、時速6km程度でウォーキングを1時間すると、消費カロリーは300kcal程度です。
単純なカロリー消費だけを比較しても2倍ほどウォーキングの方が消費カロリーが大きい計算になります。
『ウソつけぇぇ!サウナに入った後に体重が減ってるだろぉがぁ!!』と思われるかもしれません。
が、繰り返し言っているように、それは『水分が抜けただけ』です。水を飲めば元にもどります。
体重増減のペース
そもそも体重はすぐには減りません。
体重が増えるときも、よっぽどのことがない限り、一ヶ月で5kgも増えたということはないはずです。
体重を減らす場合はなおさらです。簡単に1ヶ月で5kgも10kgも減る方が不自然なわけです。1日で1~2kgなんてなおさらです。
極度の肥満体型でない一般的な体型の人は、一ヶ月の間に体重の5%以上の減量をしてしまうと、筋肉量も減ってしまい、リバウンドをする確立が80%くらい増えるそうです。
毎日の積み重ねでちょっとずつ太ってきたんだから、やせるときだけ1ヶ月で5kg減・・・なんてムリですし、仮に成功したとしても、長期的にリバウンドしてしまったり、健康を損なう可能性が高いでしょう。
ちなみに、医師にダイエットを進められるくらいの体重の方は、ある程度ハイペースでの減量でも問題ないようです。
そんなこんなで、今日はこんなところで。
最近私は、ダイエットがやや停滞気味です・・・。
明日から3連休なので、毎日の生活習慣を建て直しにかかります!
キックボクシングの練習翌日は体脂肪率ガタ落ち問題
こんにちわ。
6月に入りましたねー。
わたしはクセ毛(さらに若干薄毛という地獄)なので、梅雨が一日も早く終わればいいなぁと、梅雨に入る前から思っています。
今日は、体脂肪率に関して、前から気になることがあったので、考えてみたいと思います。
運動した翌日の体脂肪率
私は趣味でキックボクシングを週1回くらいでやってるんですが、練習に行った翌日に体脂肪率を測定すると・・・減っているんです。
ウソみたいに。
てか、これはほんとにウソだろう!
具体的な数値で言うと、体脂肪率が 前日11.5% ⇒ 翌日10.1%。
1.4%減。
計算すると、おおよそ1kgくらいの脂肪が減ったことになります。
脂肪1kgを減らすのに必要な消費カロリーは、約7200kcal・・・。
ウソ確定。
ちなみに、体脂肪率の測定は、毎朝起きてトイレに行った直後に行っており、条件は統一しています。
なぜこんなことが起こるんでしょうか??
体脂肪率計のしくみ
体脂肪率計は、身体に微弱な電気を流したときの抵抗で数値を測定しています。
水:電気が流れやすい 脂肪:電気が流れにくい という性質の違いを利用しているわけですね。
ということは、別に体脂肪が減っていなくても、脚がむくんでいたり、食後で内蔵に血液が集中していたりといった、体内の水分の分布の変化によって数値が変わるのです。
では、運動後の水分の変化は?ということについて調べてみたところ、大まかに次の2つのような影響があるようです。
①汗をかくことで体内の水分が減る ⇒ 脂肪の割合が相対的に増える ⇒体脂肪率の数値が上昇
②運動により、筋肉内に代謝物が蓄積 ⇒ 代謝物の保水作用により水分量up ⇒体脂肪率の数値が下降
平たく言うと、運動後に身体の中の水分の割合が増えれば体脂肪率は下がり、逆に水分の割合が減れば体脂肪率は上がる、ということのようです。
今回の冒頭の話は、キックボクシングの練習にいった『翌日』の体脂肪率の話なので、おそらく②の体内の水分が増えている状態・・・ということですね。
ちなみに、翌日に体脂肪率を測定したところ、11.0%と表示されました。
経過を見ると
11.5% ⇒ 10.1% ⇒ 11.0%
水分のバランスが戻ってきているということでしょう。
ちなみに、今回体脂肪率計について調べてみるまで知らなかったのですが、起きてすぐの時間帯は、重力の影響で、体内の水分の分布が安定しない(寝ている姿勢 : 身体全体に平均的に水分がある ⇒ 立っている姿勢 : 重力により、脚の方に水分がかたよる) ため、測定にあまり適さないそうです。数値が安定しにくいとのこと。
某家電メーカーによると、オススメの測定時間帯は16:00~17:30の夕食前だそうです。
やっぱりちゃんと調べてみないと、自分がどれくらい無知なのかに気づかないものですねー。
そして、体脂肪率に関しても、『測定値の一日ごとの上下に一喜一憂するのはガチで意味がない!』といえるでしょう。
出川哲郎さんの言葉を借りるならば、リアルガチにです。
体重や体脂肪率の数値はあくまで参考程度。
前回も同じことを言いましたが、まさに実感した今回の出来事でした~。
ぜひご参考に。
それでわー。
ダイエットが成功した証拠ってなぁに?
こんにちわ。
ブログ更新頻度がガタ落ちで、『もーちょっとインプット・アウトプットをスムーズにしていこう!』と、この文章を書きながら決意しているところです。
サナギから蝶へと変わる瞬間です。
・・・そんなにたいしたモノじゃないですね。
おたまじゃくしから脚が生えた瞬間です。
・・・少しだけキモち悪いですね。
成功 or 失敗の基準って?
『ダイエット失敗したわ~。ダメ人間だ~。もうやっていけない~。』とか、『ダイエット成功!見たか!!しゃぁオラァァ!!』みたいなことを時々耳にします(実際そこまで情緒不安定な人は少ないですが)。
しかし、ふと疑問が湧くのですが、ダイエットの成功・失敗っていったい何で判断してるんでしょうか??
みなさんは、どんなもので成功 or 失敗を判断してますか?
体重減るのは良いこと???
私の勝手なイメージですが、『体重』と答える人が多いのでは?
しかし、体重ってほんとにダイエット成功の指標になるんでしょうか??
たとえば、60kgの人が目標を『3ヶ月で55kgになる!』という目標を立てたとしましょう。
2つのケースを考えてみます。
1. 計画を立てて、運動と食事制限をして少しずつカロリーを減らして順調に55kgの目標を達成した
2. 残り一週間の時点で体重は59kgだったけど、1週間死ぬ気で食べるものを減らして、最終日に55kgの目標を達成した
この2つは、『体重を5kg減らした』という意味では同じですが、ダイエットの成功・失敗という観点では同じでしょうか??
なんとなく前者の方が健康的で良さそうではありますが、『体重60kg⇒55kg』という点だけから考えれば、結果は同じということになります。
・・・釈然としないですねー。
じゃ体脂肪率だといいの???
では、体脂肪率を基準にしてみてはどうか??
同じような感じで、体脂肪率30%の人が、『3ヶ月で25%!』を目標にしたとしましょう。
1.運動・食事制限をストイックに頑張り、毎朝起きてトイレに行ってからすぐに体脂肪率を測定していた。
毎日多少の上下はあるけれど、3ヶ月が過ぎる頃には概ね体脂肪率25%を切るようになった。
2.運動はほとんどせずに、食事を制限してみたけど、頑張れたり頑張れなかったり・・・。終盤にラストスパートをかけて1週間果物と水だけで生活。
最終日の朝は25%に届いていなかったけど、1日に5~6回体脂肪を測定して、そのうちの1回がギリギリ25%!
この2つはどうでしょう?体脂肪率25%を達成してますが、その内容はちょっと違いそうですよねー。
なぜ体重と体脂肪率は変化するのか???
以前にも書いたことがありますが、体重の増減は簡単に起こります。
水を1リットル飲んでから体重を量れば1kg増えますし、トイレに行った後に量ればそこそこ減ります。
こんなことを言うのは心苦しいですが、『やった~。体重が昨日より500g減ってる~!』というのは、『健康的な身体になる』とか、『キレイな見た目になる』という目的からすれば、全くといっていいほど意味がありません。(ボクシングなどの体重別競技の試合前なんかは別です。)
『じゃあ体脂肪率だったらいいんじゃない??』という話になるんですが、体脂肪率も結構信用なりません。
家庭用の体脂肪計は、身体に電気を流した際の抵抗から、脂肪の割合を測定しているようです。
水分⇒電気を通しやすい 脂肪⇒電気を通しにくい という性質があるので、これを利用しているわけですが、2つ困ったことがあります。
1つ目は、そもそも電気抵抗から体脂肪率を推定する際の誤差がけっこうあるということ。
本来、体脂肪率を測定しようと思うと、頭の先まで沈むくらいの水につかって体重を測定したり、X線を全身に照射する、といったかなり大掛かりなことが必要です。
家庭での体脂肪率計での測定値は、予測値のそのまた予測値くらいの精度なので、そもそも信用しすぎは禁物、というわけですね。
2つ目に、体内の水分量によって測定値が変動してしまうということ。
めちゃくちゃ水分を取った後や、お風呂に入ったあと、手足がむくんでる・・・など、それだけで数値が上下してしまう、ということに注意が必要です。
体脂肪率は、体重よりはダイエット成功の指標として使えそうですが、測定する時間帯などの条件を統一しておかないと、信頼性はがた落ちしそうです。
測定する機器が変わることでも、かなり数字の上下はありそうですね。
一応の目安、というくらい。
オススメはサイズ測定 or 写真
体重、体脂肪率がダメならどーせーっちゅーねん、という話なんですが、一番信頼性が高そうなのは、やはり『身体のサイズ』ではないでしょうか?
一般的によくある、3サイズでもいいですし、太もも、腕まわりなん測ってみると、変化はとてもわかりやすいと思います。
ただ、これにも一つだけ注意点があります。
本当にちゃんと変化を知りたいのなら、サイズを測るときも、常に一定の場所で測ること。
太ももだったら、膝のお皿の上側のフチのところから+10cm とか。
若干マニアックになりますが、これは『周径測定』といって、正確に測るのは意外と難しいです。
メジャーを斜めに当ててしまうと大きな数値になるし、無理やり締めすぎると小さい数値になるのです。
太ももの骨や、腕の骨、体幹の軸などに直角に交わるようにメジャーを当てて、ギリギリ皮膚に沿うくらいの強さで締めるのがポイント。
あとは写真。『太さは変わらなくっても、筋肉がついてカッコよくなってる』なんていう変化もはっきりわかります。
サイズの測定や写真撮影に共通する注意点としては『姿勢』ですかねー。
よくある、befor⇔after みたいな写真がありますが、よく注意して見てください。
『明らかに効果出てる!スゴイ!!』というのも多いですが、『え?コレ詐欺じゃ・・・??』的なのもあります。
まぁ変化を強調するためなのがほとんどでしょうが、beforeの写真ではあからさまに猫背、afterの写真では反りすぎるくらいに腰を反らして背筋伸ばしてる!! みたいなのが結構あります。
自分で比較する目的なら、同じ姿勢で撮りましょう。
うちの奥さんが現在、『今までで生きてきた中で一番太ってる。動くのちょっとしんどいし、なんか膝痛い気も・・・』ということなので、ダイエット大作戦を始めているところです。
自分以外の人に実行してもらうためには、よりいろんな工夫が必要で、オモシロいです。
とりあえずスタンプカードを作って、運動した回数が一定量を超えたらご褒美システムにしてみました。
今後が楽しみ。。
でわまたー。
みんなどんな運動してるの? 運動のメリット・デメリット
こんにちわ。
ゴールデンウィークも終わりましたねー。
私の職場は祝日が関係ないので、通常運転でした。
むしろ、月曜日から6連勤でした。
『ゴールデン』の要素がありません。ピカリとも光っていません。
しかし、休みじゃなくっても5月は気候がいいでで、気分は最高にハイってやつです。
というわけで、今日はスポーツのダイエット効果を具体的に考えてみたいと思います。
みんなどんなスポーツをしてるの?
そもそも、世間の人はどんな運動をしてるんでしょうか?
みなさんは、どんなものが多いと思いますか??
ネットで調べたところによると、1位は『ウォーキング』だそうです。
ちなみに2位『ボーリング』、3位『水泳』・・・ということです。
ネットでちょろっと調べただけなので、どれくらい信憑性があるかわかりませんが。
2位ボーリングがちょっと意外・・・。
上位3つを見たところでは、激しい運動より、楽しんで続けられるほうが人気が高いということなんでしょうか。
『ダイエットをしよう!』と思いたって、『明日から1日5ゲームはボーリングやりまくろう!ピン倒しまくろう!!』と思う人は、ごく少数かと思いますので、今回はウォーキングと水泳の効果について考えてみましょう。
ウォーキングのメリット・デメリット
ウォーキングの良いところは、なんといっても『ラクに始められて続けやすい』コレが一番ではないでしょうか。
初期投資という点から考えると、ウォーキングを始めるのに必要なものなんて、①歩きやすい靴 と ②汗かいてもいい服 この2つくらいです。
他にもメリットはいろいろ。
脂肪は、分解⇒燃焼 という工程で消費されるため、『有酸素運動は20分くらい継続しないと効果が薄い』とか言われるわけですが、20分って体感として結構長いのです。
が、ウォーキングとなれば、スマホ等で好きな音楽を聴くも良し、ジムでのウォーキングであれば好きな動画やテレビを見るも良し、友達と一緒にしゃべりながらでも良し・・・と、いくらでも並行してできることがあるので、20分間がそこまで苦痛になりません。
運動の負荷としてもキツくないので、脂肪燃焼にちょうど良い強度ですし、ラクなぶん習慣にもしやすい、という メリットもあります。
しかし、注意点が一つ。
それは、ウォーキングのダイエット効果を過信しないことです。
ウォーキングやランニングの消費カロリーは、
体重(kg) × 距離(km) =消費カロリー(kcal)
という計算式で大雑把に出せます。
ゆっくり友達としゃべりながら20分くらい歩くと 、時速4kmくらいのスピードと想定して、1.3kmくらい歩ける計算になります。
体重60kgの人の場合、消費できるカロリーは、
60kg × 1.3km = 78kcal
毎日継続できれば、決してバカにできない数値ですが、20分歩いて消費するのは78kcal。
それ以上でもそれ以下でもないのです。
『今日はウォーキングしたから、おやつ多めに食べてもいいよね。エヘ。』みたいな感覚でいると、ウォーキングで消費したカロリーなんて吹っ飛びます。
むしろ逆に太るかも。
(こういうのを、心理学的にはモラル・ライセンシングといいます。)
78kcalとは、食べ物に置き換えると、ご飯1/2杯、バターロール1個、卵1個、みかん2個・・・。
そんなもんなのです。
水泳のメリット・デメリット
では、水泳のメリットはどんなところでしょうか??
一番最初に思いつくのは、カロリー消費効率の良さです。
『水泳』『ダイエット』というワードで検索すれば分かりますが、“水泳はダイエットにオススメ!カロリー消費効率がダントツ!!” みたいな情報が見つかりまくります。
ただ、『具体的な消費カロリーはどのくらいなの?』と思いませんか?
みなさんは、どのくらいだと思いますか?
私が調べてみたところ、体重60kgの人がクロール1時間した場合で、400~1300kcal あたりになっていました。
『400~1300kcalて!!』と思いません?
幅ありすぎ、基準ゆるゆるなのです。
ここからは私見なのですが、これだけ消費カロリーがバラつくのは、水泳はスキルの影響が大きいからではないかと思います。
クロール1つとっても、『中学・高校と水泳部で練習してました!』という人と、『なんとなくまぁ50mは泳げますけど・・・』という人では、身体の使い方や運動の効率など、天と地ほどの違いがあるでしょう。
そもそも、なんとなく泳げる程度の人は、しんどすぎて1時間クロールなんてできません。
休憩を挟んで呼吸を整えながら、合計1時間クロールで泳ごうと思ったら、全部で何時間かかるんだって話になるわけです。
そんな理由から、『水泳で効率よくカロリーを消費できるのは、水泳のスキルがある程度身についている人』、というのが私の考えです。
『じゃ、フツーの人にとって水泳はメリットないの?』ということなんですが、スキルがなくてもメリットはあります。
1番のメリットは、『水泳は膝や股関節などの関節への負荷があまりかからない』というところでしょう。
たとえば、普通に歩いているときに膝にかかる負荷は、体重の3倍程度といわれます。
ダイエットしたい!と思って、ウォーキングやランニングを急に頑張ると、膝・股関節・腰といった、重力による負荷を受ける関節が悲鳴をあげてしまう可能性があるわけです。
体重が多く、筋力が低い場合は、注意が必要です。
水泳や水中ウォーキングは、浮力で体重負荷が軽減されます。
安全に運動できるということは、水の中で運動する大きなメリットです。
あと、ちっちゃなメリットとしては、水中では汗をかいても不快感がぜんぜんない、水の中ではリラックス効果がある・・・みたいなことでしょうか。
デメリットを挙げるなら、先ほどの水泳のスキルの問題に加えて、プールで運動するには、スポーツジムに入会したり、毎回入場料を払ったりと、コストがかかる、ということがありますね。
“どんな運動?”より、“なぜその運動?”
ヤセるため、もしくは健康のために何か運動せねば・・・と思ったときに、『どんな運動がいいのかな?』と、迷われる方もいるかと思いますが・・・正直なところ、個人的には、“運動なんてなんでもいいんじゃないの!楽しければ!!” とか思っています。
もちろん、運動やスポーツなどの種類によってダイエットの効率も違うでしょう。
しかし、もっと重要なことは、『楽しめるか?』 『どれくらい継続できるか?』 『その運動のメリット・デメリットが理解できているか?』ということだと私は考えています。
まずは、自分が好きになれそうな運動やスポーツを探して、それからメリット・デメリットや注意することに関して、分析していくとよいと思います。
楽しいし、継続できるし、身体も変わってきますよ。
それでわー。