モグモグモグモグ

極めて稀に更新します

ゲームの話をしてみよう!2

相変わらず個人的な内容です。

さて、先日はMMORPGについて自分の知っていることをお話しましたが今回は少し目先を変えてソーシャルゲームについて。

と言ってもこちらはそれほど詳しくないし裏取りも面倒なので言いっぱなしエントリーになります。

個人的には今のソシャゲ隆盛の状況を非常に苦々しく思っているわけですが、それは自分が据置型ゲーム機に対して並々ならぬに愛情を感じているからに他ならず、自分の好むゲームジャンルに偏りがあるからだということは重々承知しています。



ソシャゲについて

皆さんご存知だとは思いますが、普段ゲームやらない方のために一応説明。

スマートフォンが普及するようになり携帯端末でも気軽にゲームが楽しめるようになりました。

iPhoneのテレビCMなどでもゲームをフィーチャーしたものが流れていた、と言うか今も流れている気がしないでもないですが、ともかく携帯ゲームが一気に身近になりました。

普段ゲームをしない層にも裾野を広げたという意味ではとても大きな功績なのではないかと思います。

当初ゲームアプリは公式ダウンロードストアで1本いくらの買い上げ式で追加課金無しというスタイルが主流でしたが、せっかくの売上を運営にハネられるのはアレだということで各メーカーは次第にゲーム内課金制へと移行していきます。

ゲーム自体のダウンロードは無料でもゲームの中で使うアイテムに課金するというアレですが、あの方法だと運営にマージンを取られることなく自社売上に繋がるので。

その中からガチャという方式が出てきて、これは大変話題になりました。

やれコンプガチャで射幸心を煽るとかレア出現率がエゲツナイとかそもそも実際にはレア自体入って無かったんじゃねーのかとか、とにかくレア発生率が明記されていないことがほとんどですので不明瞭過ぎるんですよね。

それでも一説によるとユーザーの過半数は課金を経験したことがあるとか、その数は600万人だとかというデータもあったりしますんで昨今のソシャゲ関連各社が好調なのもなんとなく納得しております。

グリーやモバゲーが全盛期だったひと昔前のソシャゲ界はゲームのクセしてゲームのテクニックが一切不要で、掛けた金の額だけ他者より強くなるというクソのような仕様がデフォであり、札束を武器にお互い殴りあう戦争が各地で勃発しておりましたが、そういった体制では無課金ユーザーは課金ユーザーの狩られ役として立派に役割を果たしておったわけです。
ソーシャルという性質上ザコがいないとゲーム内で目立てないですからね。

素敵な発言を見つけましたので貼っておきます。

最高ですね。

また、話は変わりますが先日グリーの取締役がテレビ出演の際『妖怪ウォッチ』の商売モデルに対して苦言を呈するという、100人いたら100人がすべからくツッコむであろうという素敵な光景をあたくしもリアルタイムで拝見しており「ああこの人頭おかしいんだわ」と思った次第ですがそれはまあ置いておきます。



結婚後の変化

さて、あたくし自身の話としては廃人の巣窟たるMMORPGをめでたく卒業できたところまではお話しました。

ネットゲームを卒業したその後はしばらく幸せな結婚生活が続いておりましてゲームのことなど一切合切忘れておりました、と言いたいところですが実際にはスタンドアロン環境でのローカルゲームを楽しんでおりました。

ちょうどその頃ハードもXBOX360を購入しまして、やれPS3より映像が綺麗だとかPS3よりコントローラーが握りやすいだとか言ってはPS3に走らなかった自分に間違いは無かったと泣く泣く思い込ませる日々を送っていたのです。

そんな中、なんとなくニコニコを巡回していた時に見た動画に感銘を受けます。

ああ、コレはキテるなと。

今ではすっかりメジャーなジャンルとなっておりますが、当時まだ珍しかったゲーム実況動画の走りでした。

物珍しさも手伝って見ていましたが、そのストーリー展開と映画的演出がとても新鮮に感じられ、ついにはFPSという言葉すら知らないまま自分も『CoD4』を手にしたのでした。




FPSごあんない

このゲームジャンルはFPS = First-Person Shooterと言いまして、1人称視点から銃器をshootしたりするゲームが該当します。

自分の手元と武器だけ見えてるタイプですね。

ちなみに『バイオハザード』みたいなのは3人称視点からのってことで
TPS = Third Person Shooterと呼称されております。

FPSは昔NINTENDO64で流行った『007』みたいな感じだよ、と言えばわかりやすいかもしれませんね。

特に自分がハマりにハマっていたのは『COD』シリーズでありました。

コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア
コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2
コール オブ デューティ ブラックオプス
コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3
コール オブ デューティ ブラックオプス2』

の5本です。

このシリーズは毎年11月くらいに新作が出るんですけど、正直発売してから次のタイトルが発売になるまで他のゲームに浮気せずにやり続ける程ハマっていました。

ちなみに新作はこちら。


Official Call of Duty®: Advanced Warfare Reveal Trailer ...

光学迷彩や歩行戦車的なものが出てきてるんで未来戦みたいですねー。

個人的には実在する武器兵装の近代戦が好きなので最近のCODの未来指向の流れはちょっとアレですが、多分面白さは間違いないかと思います。



FPS傾倒時代

CODシリーズにはいくつかゲームモードがあり、その中でもオンラインで対戦を行うマルチプレイヤーモードはひときわアツいものでありました。

回線をつないで最大20人程度で対戦を行うわけですが、国内ユーザー同士に関してはタイムラグもほとんど無く、ボイスチャットなどを駆使して「この先の曲がり角に1人潜んでいるので気をつけろ」だとか「建物窓にスナイパーいますー」だとか「裏から回り込みまーす」だとか、みんなでワイワイとやっておったらあっという間にプレイ時間が数百時間とか超えるわけですよ。

年にソフト1本しか買わないってどれだけコストパフォーマンスいいんだって自分でも思いますが、とにかくほぼほぼCODしかやっていませんでした。

  1. ゲームをするにあたり社会人という立場上まとまった時間が取れない
  2. 金の力で勝敗が決まるものには興味が無い

以上の2点よりできるゲームの種類が大きく限定され、その結果FPSというゲームに落ち着くことになったのですが、1についてはMMORPGはもちろんローカルプレイのRPGも当然膨大な時間が必要となり該当します。

ちなみにFF10を最後にRPGからは足を洗っております。

FPSは1試合の所要時間が5分~15分ほどであり急な用事にも途中対応可能で同居ご家族にも優しいです。

2に関しては、FPSはキャラクターの強さの意味でレベルの概念が無く、また所持アイテムもありません。

課金要素と言えば武器の派手な特殊ペイントだったりと見栄要素以外にほとんど無いんですね。

ということで金はほぼ関係無しというのもFPSが好きになった理由でしょうか。

極端な話、今日初めてゲームに触るビギナーが、本人のセンス次第では世界ランカーを倒すことだって可能、それがFPSだったりします。

もちろんセンスも大切なのですが、練習によって確実にうまくなるというあたりよく出来てるなと思います。

そんなこんなで見事FPSにドップリはまり実力勝負の戦場を駆けまわること数年経ちましたが、だんだんとゲームを巡る状況も変わってきました。

次回はその辺についてお話してダラっと続けたゲームの話を終わりにしたいと思います。

ゲームの話をしてみよう!

ゲームとの出会い

今日はゲームの話です。
思い起こせば初めてゲームに出会ったのは小学校1年生の時でありました。

当時同じ社宅の倉田くんという、社宅によくありがちな友達だか何だかよくわからないヤツの家にファミリーコンピューターの『マリオブラザーズ』がいち早く導入され、それをやるために彼の家に通っていたのがその出会いでした。

コンピュータゲームとの出会いはかなりセンセーショナルなものかと思いきや、当時の自分は結構すんなりと状況を受け入れ、さしたる驚きも衝撃も無くごく自然にゲームに溶けこんでいったのを覚えております。

そして小学校2年生の頃には自分もファミコンを買ってもらい、それ以降かなりの年月を経たわけですが相変わらずあたくしの趣味はゲームと胸を張って言える状態にあり続けています。

倉田くんのことなんて本当に倉田という名前だったのかすら記憶が曖昧なのにマリオブラザーズのことはしっかり覚えているんだから不思議なもんです。



さてさて、実はゲームの話でも書いてみようかななど思いたったのは先日こちらの記事を読んだことに起因します。

いい加減ゲームが趣味の大人を馬鹿にするのやめてほしい - 世界はいつもN=1で作られる


そうだよね!
大人だって堂々とゲームの話していいんだよね!?

でもやっぱFacebookに投下してもほとんど反応など無さそうだよね!

だったらブログに投げてみることにしましょう!みたいな経緯で書いているわけでした。

何から話せば良いのやら大変迷うところですが、個人的に強い思い入れを持っている、ゲームにオンラインの要素が入り始めたあたりからの流れを書ければいいのかななんて思います。

流れと言っても自分が体験して知っていることだけですが。



MMORPG

オンラインのゲームを知って以降長期間に渡ってハマっていたのがMMORPGというジャンル。

MMORPGとはMassively Multiplayer Online Role-Playing Game の頭文字をとったものです。

RPGというジャンルについては皆様よくご存知かとは思いますが、日本では1986年の『ドラゴンクエスト』の登場により一気にその知名度を獲得するところとなりました*1

MMORPGとは、簡単に言うと同じ1つの世界にみんなで同時にアクセスして一緒に戦ったりチャットによるコミュニケーションを図ったりしましょうという感じです。

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このキャラの中身は全部人が入ってますよというと分かり易いかもしれません。

画像は適当なものが無かったんで古いけど勘弁ね。

FFⅪFFXIVなんかもMMORPGですね。

MMORPGはオンラインゲームをやる人にとっては第一選択となるジャンルじゃないでしょうか。

ちなみに自分がドハマりしていたのは『ラグナロクオンライン』でした。

上記2枚目の写真がソレですね。

『RO』は2002年より正式サービスが開始されており、日本におけるMMORPGとしては最古の部類に分類される由緒正しいタイトル、且つ現在まで運営を続けているという、流行り廃りの激しいこのジャンルにおいてはバケモノのようなタイトルです*2

運営会社はソフトバンクグループのオンラインゲームの運営を行う企業たるガンホー・オンライン・エンターテイメントであり、今をときめく『パズドラ』の会社だったりします。

MMORPGは1つの世界を全プレイヤーが共有していますので、街を歩けばそこここで雑談しているのが聞こえてきます。

実際にはチャットですので文字表現ですしグループチャットやパーティーチャットで招待された人しか見えないものが主流ですが、それでもオープンチャットですれ違う人と会話することもMMOの醍醐味。

見ず知らずの人と意気投合し、そこから友達へと発展して一緒の時間を長く共有するうちに好意が芽生えいつしか2人はリアルに結婚へ…いうのもMMORPGならではの風物詩とも言えるんじゃないかな?

MMOではギルドやクランというコミュニティを作ることが多くその構成員でのオフ会などは頻回に行われておりまして、知る限りお付き合いに発展している人はメチャメチャいましたし、実際かなりのカップルが結婚してる人いるんじゃないですかね、という印象。

そこかしこに恋の花が咲き誇っている一方で強者がサーバ内で覇権を争い、戦争で決着をつけたり人材の引き抜き合戦により内外から取り崩そうと目論んだり外部サイトにて各種誹謗中傷を浴びせ合ったりと、それなりに殺伐とした雰囲気もありました。

もちろん所属するコミュニティのカラーもありますのでこのジャンルの楽しみ方は人それぞれといったところです。



MMOに対してMO(Multiplayer Online)というものがありますがこれは小規模人数によるオンラインゲーム。

やっている人にはわかりやすいかと思いますが、『モンスターハンター』シリーズや『ファンタシースターオンライン』あたりがソレです。

数人程度でマッチングしてパーティーを組み、生成される小規模マップへ探検に出るといったスタイルで、そのマップの中にはパーティーメンバーしかプレイヤーが存在しないため、その行いが他の世界に影響を及ぼしません。
これがMO。

その意味で言うとネットを介するオセロや将棋、チェスなんかも広義にはMOです。



個人的にはMOよりも現実世界に近い人間関係が築けるMMOの方が好みでした。

今はもう卒業しましたが。



MMORPGにまつわるアレやコレ

MMORPGのなんたるかは大体わかっていただけたかと思いますがそのシステムについてちょっと。

まず課金モデルについては大き3つに分けられます。

月額いくらの月額課金制とアイテム課金制。

そしてその併用です。

月額については『FFⅪ』を例にとると1,280円でして、高いゲームでも2,000円とかその程度です。

アイテム課金にしても狩りに便利なアイテムいくらとか追加倉庫がいくらとかそんなものです。

そんなもんなのではっきり言って運営会社は後述するソシャゲに比べると全然儲からないわけです。

大した儲けも出ないくせに手間は莫大で運営会社大丈夫かよ?とかいつも思っているわけですけど、運営のお悩みリストの代表例と言えば

  • 自動ツールを使用したBOTキャラクターによる中身無しの不正狩りによるゲーム内資産増
  • BOTツールで育成したキャラクターのリアルマネーでの譲渡
  • 増え続けるゲーム内通貨のインフレ
  • キャラクターの強さのバランス調整 ~ ゲーム内レベル上限に達し、やることの無くなったプレイヤーへのレベルキャップor転生などの措置の検討
  • 24時間担当者を配置しゲーム内トラブルへの対応にあたらねばならないこと
  • 定期的な季節イベントなどの企画立案実行によりプレイヤーのモチベーションの維持

などなど。

かける労力のわりにその対価が低すぎる、それがMMOだと認識しております。



MMORPGとあたくし

とまあ色々と書いてきましたがそのMMOにあたくし自身ドップリと7年程度は浸っていた気がします。

ラグナロクオンライン』→『大航海時代オンライン』→『マビノギ』→『RFオンライン』→『リネージュⅡ』と枚挙にいとまがありません。

そんなわけでゲームのために睡眠時間が短くなり会社がツラくなり(職種が向いていなかったからというのもあるが)ついには新卒当時勤めていた会社を退職してみたりしました。

エヘ。

ちなみに当時の気持ちを某エントリーのブコメにブッ込んだものにはスターを多数いただきましたので下記に貼っておきますありがとうございました。



とうとう離婚になりました!やったぜバツイチ! - heartbreaking.
MMORPGにハマりバイトも辞め大学を中退しこちらでお金を出した自動車学校も期限内に免許取得できずドロップアウトした彼女を家から追い出した経験がありますが当時はなんとも言えない嫌な気分でした。

オチとしては、結局自分も含め似たもの同士だったということでしょうか。



プレイヤーの実情

ではそんなMMOですが、どんな人がやっているのか(モグ彦主観)と言うのが下記でございます。

デイトレーダー、自営業、主婦、フリーター、学生、ニート

大体この辺かと。

他にもあるかと思いますが、あたくしがゲーム中に出会った強い人は大体こんな構成でした。

逆にこの方達以外はやってても強くなれませんし、やってたら日常生活が送れなること請け合いなんです。

そう、MMORPGとは基本的に時間をかければかけるほど強くなる「かけた時間=強さ」の弱肉強食の世界なのです。

事実ラグナロクオンラインでは1時間狩りをして取得できるであろう経験値を「時給」と呼称しておりました。

基本的にパーティーを組んで戦うので、狩りの最中は抜けられず3~4時間拘束されることもザラで後半はだんだんとそれがツラくなりソロ狩りが多くなっていきました。

「回復役がいないと狩りができない!」

「ええ!?もう落ちるの!?」

そんなのが日常茶飯事すぎて睡眠時間がガリガリと削られるのです。

もはやゲームを楽しんでいるのかツライ作業しているのか何がなんだかわからない状態になりとにかく眠い日々でした。



MMORGP引退

しかしそんな日々にもついに転機が訪れたのです。

やはりパートナーというのは重要な要素でありましてどう重要かと言うとゲームにあまり興味が無いということで…。

むしろあたくしのパートナーは、ネットゲームは時間を蝕む悪であるという確固たる考え方を持っておったわけです。

また、引退間近にやっていたゲームは『リネージュⅡ』であり、当時のPCには非常に負荷がかかるタイトルだったため、室温上昇と折に触れて発生するPCの故障に大変ご立腹の様子でした。

そんなわけでゲームをやらないハニさんと結婚する運びとなったあたくしはそれを期にMMORPGを辞め、真人間として第二の人生を歩むこととなったのです。

当時は泣く泣くの引退でしたが今となっては正解だったなと思うに至った次第です。




そんなわけで今回はここまで。

本エントリーは長くなりそうなので続きはまた後日にでも。

続く。

********************

ラグナロクオンライン』の現状に関しご指摘いただきましたので本人許可の元記載致します。

イキイキ老後感ステキ!

*1:それ以前には1981年に『ウィザードリィ』が出るなどしてはいますが、一般の日本人に深くRPGが根を下ろしたのは間違いなくドラゴンクエスト以降でしょう。

*2:さすがに12年を経過した現在は既にゲーム終了までの看取りの段階に入ったと揶揄されてもいるようですが

ノロとトイレの蓋の件とか

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つい先日まで今年はだいぶあったかいなぁなんて思っていたのに、12月になり年の瀬が近づくにつれてだんだん寒さも増してまいりました。

世はまさに戦国といった感じでノロのシーズン真っ盛りなわけですけど、あたくしも流行りのノロ関連について少し考えてみようかなーなんて思いましてブログにしたためるに至った次第です。


トイレの蓋を閉めない人間は今すぐ読め。
http://vaginally.hateblo.jp/entry/2013/12/13/122403


先日こちらのブログを拝見したんですけど、なかなかセンセーショナルな主張を繰り広げていらっしゃいます。

コメント欄を拝見した限りあまり本気で書いたエントリーではないと思うのですが少し言及してみようかしらなんつってシレッと更新していきます。



飛沫による感染つうのも無い話じゃないんですが、ノロの基本的な感染経路ってのは経口感染であり人の手指を介する交差汚染が主な原因でございます。

汚染された箇所を触ることによってウイルスが手に移り、そのまま手洗いをせずパン食ったりポテチ食ったりタバコ吸ったりして口に入るわけですね。

その後はご存知の通り嘔吐と水様便のオンパレードということで大変苦しい2日間が待っているのはご存知かと思います。

かく言うあたくしも家族総出で罹患したことがございますのでその悶絶体験は身をもって存じ上げております。

吐瀉物王にオレはなる。


しかしタバコで下痢嘔吐か。

余談ですけど喫煙者の経口感染リスクってのは非喫煙者に比べ有意に高いと思うんですよね。

でもそういう論文とかは見たことないので是非誰か調べて発表してほしいものです何それすっごい興味ある。

話を戻して、今回便器のフタをせずに流すことで周辺に微生物が90分にわたり浮遊していたという報告もありますけど、大事なのはそこじゃなくてそれだけ飛んでんなら蓋の裏の方が大変なことになってんじゃねーのかということであります。

既に各所で何人かが言及しておられますが、用を足す際蓋を手で開けることの方が個人的にはリスキーであるなあと感じます。

浮遊しているノロがどんだけの量かは文中の報告からはうかがい知れませんでしたし、あまつさえ微生物という書き方をしておりましたので飛んでるのが果たしてノロウイルスなのか単なる大腸菌なのか、そんなのもよくわかりませんでした。

大腸菌だって十分バッチイじゃねーかという声もあるかとは存じますがアレはノロに比べたら攻撃力が弱いので結構な数食っても腹壊したりしないザコキャラです。

ともあれトイレの水洗に際して水が飛び散ること自体は疑いようがなく、流した際イイ感じにウンコとブレンドされノロウイルスをふんだんに含んだ水滴がフタ裏に付着するのに異論はないわけです。

一般に感染者の便1g中に含まれるノロウイルスの数は100億個とも言われておりまして、いくら濃度が薄まったからと言っても跳ね水が脅威であることには変わりありません。

ちなみに微生物が90分浮遊していたとありましたが、乾いた環境表面でノロウイルスが生存していられるのは8時間から7日間と、浮遊時間よりだいぶ長くなっているようです。

空気中に漂うウイルス吸引の危険性よりも長期間に渡りウンコ水乾き跡に曝露される危険性を抱える方が状況はヘヴィーです。

確かにしばらく浮遊した微生物もその後環境表面に落ちることになるわけですけど、ランディングする場所は別に便座だけじゃなく床って場合も多いと思いますし、その場合床を素手で触ったりすることなどほぼ無いので前述の手指の交差汚染は起こらない、すなわち感染経路が遮断されているため安全と言っていいんじゃないかなーなんて思いますし、便座に落ちるウイルスも水滴がダイレクトに付着する数よりはずっと少ないものと思われます。



ですのでできれば皆様にはこう申し上げたいわけです。

流す時にトイレの蓋を閉めるのやめて!

もしくは閉めてもいいけど流し終わって水が止まるのを確認したら次の人のためにフタを開けてください。

何卒よろしくお願いいたします。



ちなみにあたくし家では座りション派ですが外では立ってします。

それは出来るだけ交差汚染を防ぎたいという理由からであります。

一方で立ってするには便座が下りていた場合上げなければならずその都度恐怖を感じるわけです。

女性の方は掃除以外で便座を上げる機会があまり無いと思いますのでひょっとしたらご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、機会があったら是非便座上げてみてください。

居酒屋のトイレあたりがベストです。

運が悪ければそれ相応の凄惨な現場を目にすることができるでしょう。



そんなわけで、ノロ対策として最も理想的なトイレは蓋も便座もセンサー感知で自動で上げ下げできるものとなりますので関係者各位はそういったシロモノのパブリックスペースへの設置を急いでいただきたく存じます。



最後にノロの知識を簡潔にまとめて締めさせていただきたいと思います。



・冬場に流行

・10個から100個で感染が成立

・年齢性別に関係無く罹患

・免疫無し、何度でも罹患

・潜伏期間は24〜48時間

・症状も24〜48時間

・軽快後も1週間程度は便へのノロウイルス排出があり注意

・水様便の場合10重のトイレットペーパーも貫通するケースあり

・不顕性感染(症状が出ない)のケースあり

・厚労省からは次亜塩素酸ナトリウムと熱のみ有効とのお達し

・一般的な手指アルコール消毒は減数99.96%とやや力不足

・但し最近は海外基準に準拠した効くアルコールあり

・通常アルコールは2回消毒か手洗いで物理的な除去を

・吐物処理は現物を取り去った後該当箇所を0.1%〜0.5%ジア漬けのペーパータオルで覆い10分

・リネンは85℃熱水に1分浸積

・病院ではほぼ検査してくれないけど怒らないこと

・する必要も無し

・大体結果出る頃には治ってるし高額

・罹患しても特効薬は無く治療も特別なものは無し


と、思いつくままにダラダラ述べてみましたが皆様も十分ご注意を!

あ、忘れてたけど現時点の国内浄水場では二枚貝へのノロ蓄積を防止できるほどには浄化できないってのが確定な上、生牡蠣の消毒方法なんて気休めだから食う時は覚悟して臨んでね!

あたくしはそれでも食いたい!

国民的アニメに見る叱りの理由

日曜日。

迫る夕日。

楽しかったこの週末、連休に別れを告げて明日からの勤務を気に病みつつ最後のモラトリアムとしてすがる時間。

それが『ちびまる子ちゃん』及び『サザエさん』タイムである。

たそがれ時、夕食の準備をしながら、あるいは食べながら大して面白くもないのになんとなく毎回見てしまう。

そして毎回ほぼ変わらぬ、極めてどうでも良い内容を鑑賞することによって

明日から再び繰り返される一週間の仕事に向けてのリハビリを行い、

週末は確かに終わったのだと自分に諦めさせ、そんな風に覚悟をキメるのだ。



さて、本日もそんな両番組をハニさんと鑑賞していたところ面白い妄想をすることができましたのでお知らせ致します。



発端はサザエさんもちびまる子ちゃんのお母さんも無駄に怒りすぎではないか?ということだった。

そんな些細なことで怒られていたら気の休まる時が無い、それ程毎回怒りまくっている。

今日のまる子など家で寝転がっていただけで怒られていた。

家で寝転がるのって普通じゃないのか?

家でくつろぐ一環として誰だってゴロリと転がるだろう?

適当に見ていたのでうろ覚えだが、宿題もしないでダラダラしている、とかそういう描写は無かった気がする。

まる子はただ家で寝転がっていただけで母は怒った。

なんという厳しい家庭なのだ。

父ひろしなど常にぐうたら横たわって屁をこいているというのに。

それなのにまる子に関しては同様の行為はNG。

これは一体どうしてなのか?




その答えはさくら家の状況をよく見れば安易に想像できた。

さくら家は2世帯住宅である。

まる子と姉さきこ、母すみれと父ひろし、

そして父ひろしの両親である友蔵とこたけがその家族構成だ。

もうこの構成というだけで上記の理由は説明できたも同然なのであるが、

旦那の両親が同居している立場上、母すみれは怠惰なまる子のことを怒らざるをえない。

同様にひろしのことを強く言えない理由もひろしの両親が同じスペースに陣取っているからと考えるのが妥当である。




また、もうひとつのイライラの理由としては生活に余裕が無いことが挙げられるのではないだろうか。

サザエさんとの対比となるが、さくら家は外食の描写がほとんど無い。

一方でフグ田家、及び磯野家に関して結構カジュアルに外食をとっており、

本日も作中で波平から「うまいものでも食べて帰るか」という台詞が飛び出すなど、

外食を嗜むだけの豊かさを感じられる。

マスオ&波平と働き手が2人存在し、世田谷の桜新町に平屋を構える経済力を鑑みるにその辺は想像しやすい。

でもさくら家はほとんど外食しないのだ。

少なくてもあたくしは作中で飲食店に入って外食してるさくら家を一度も見たことが無い。

父ひろしの職業は公式設定されておらず不詳だが、少なくても儲かってるようには見えない。

これは完全に生活に余裕が無い。

この経済的余裕の無さが母すみれの怒りに火を着けるのだ!




更に言うと、サザエとフネの2人が台所に立つ姿はよく見られても

さくらこたけ(婆)が台所に立ち、何か食事を作ったり洗い物をしているシーンは皆無である。

一切無いのだ!

これはもう母すみれとしてはそのイライラのもって行き場所がまる子しか無い。

経済的にも環境的にも恵まれたサザエさん一家に対して真逆の状況のさくら家、

感慨深いものがある。

まる子の母が無駄に怒る理由、それは彼女を取り巻く状況の余裕の無さからであった。




さて、ところで恵まれているはずのサザエもカツオに対してよく怒っている気がしないだろうか。

その辺のことについてハニさんが面白いことを言っていた。

サザエからカツオへの当たりがキツい理由、それはカツオへの権力誇示が目的である、と。

即ち、磯野家の都内戸建庭付き高級物件はややもすると将来的に長男であるカツオの手に渡る可能性が非常に高い。

その為に現在の地位を確立し、カツオをシメるために怒っているのだ。

自分の利益を守るために!!

とすれば実子であるタラオを持ち上げ、兄弟であるカツオを貶める描写が多いのにも納得がいく!

以上の理由でサザエは比較的どうでも良い理由でカツオを怒っているのだ。

なるほどああ見えて腹黒い女だなサザエ。

ドジっ子アピールも実は計算のうちだったのだな。




など、日曜の夕方に大変逞しく妄想致しました。

ああ、楽しい。

明日からまた一週間、お仕事頑張りましょう。


 @:amy+聖帝通信あゆみんさん

お誕生日ありがとう

さて、今年もこの日がやってまいりました。

世間は母の日に沸き立ち、電車で向かい側に座っているヤンキー3人が3人とも手にカーネーションを携え

母への感謝を表明する日、母の日です。

ですのであたくしの誕生日は母の日勢の幅の利かせっぷりの前に風前のともし火であり、

ケーキを買いに行ったら行ったで全てのホールケーキのメッセージプレートは「おかあさんありがとう」などバズっており

今日ばかりは「お誕生日おめでとう」メッセージは時代遅れのmixiのごとき今更誰がそんなもん必要としてるの?的扱いを受け、

また道を歩けば主にカーネーションで構成された花束を、なぜか真上に向けて高らかに掲げつつ自慢げに闊歩する若者がいたりしようものなら

即ち最後の希望とも言えるともし火も消し飛ぶというものです。

しかし暗いと不平を言うよりもすすんで明かりを着けた方がいいんじゃねーかっつって偉い人も言ってますんで

毎年この時期に開催されますタイフェスに行ってパーッと盛り上がろうと計画を立てていたのですよ。

誕生日当日である12日はハニさんが夜勤でしたので、実質11日を参加日としました。

正確にはカウントしていないものの、恐らくタイフェスはタイフードフェスティバル時代から通う10年選手だった気がしており、

個人的にとても思い入れの強いイベントとなっております。

しかしここ2年ほど休日出勤で仕事とバッティングしていたり雨だったりで行けていなかったのですね。

ですので今年の開催は満を持して、誕生日に花を添えるイベントとして心待ちにしておったのです。

が、11日、会場である代々木公園はあいにくの雨で、泣きながらメシだけダッシュで食って帰ってきたので

ろくすっぽ写真もありませんで盛り下がること請け合いですが以下写真を。


イエーイ!



朝9時半頃、準備中。
この頃は、せめて昼くらいまでは天候がもつだろうと甘く考えていました。


10時のイベントスタート時にはスッゲェ雨が降ってきたのでハニさんとムスメとお友達を避難させ一人仕入れ業に従事。


大きな木の下に場所を確保してなんとかごはん。
揚げたバナナがうまかったよね。


あと木徳神糧さんトコでタイ米購入。
毎年恒例。
この為に車で来た。

と、とても楽しいタイフェスで来年はもっと対策を考えねばなるまいなと感じました。



さて、そんな母の日兼あたくしの日ですが、ハニさん自身も母となりはや2年が過ぎましたことを引き合いに出し、

あなたの母の日を祝えなくて申し訳ないという旨を伝えたところ、

毎年母の日の度に(あたくしの)母親に贈り物をするというのは非常に手間であり出費もかさむため、

安月給であるのに加え子どもを育てねばならない下流階級こと我が家にとっては大変な負担である心情を吐露され、

遂には「この悪しき母の日という習慣は我等の代で絶ち切らねばならぬ」との大変ロックで頼もしいお言葉を頂戴しました。

従いまして母の日はあたくしの誕生日一択となり、またハニさんの愛を感じ大変嬉しく思いました。

ハニさん、夜勤頑張ってね。

体壊さないように。

加須市民平和祭

休みって本当にいいものですね。


今年のGWは派手に旅行に出たりせず近場で厳かに過ごそうじゃないかというコンセプトの元、


去る5月3日、加須市民平和祭りに参加してまいりました。


本当は去年行きたかったのですが、天候不順にてまさかの中止だったので二年越しの参加となりました。


加須市民平和祭りにはそのイベントの目玉としてジャンボこいのぼりの遊泳がありまして、


さながら花火大会のように河川敷や土手にレジャーシートを広げ、


ビールや地元B級グルメに舌鼓をウチつつこいのぼりを愛でるというのが正しい楽しみ方かと思われます。


さて、そのこいのぼりは現在で3代目とのことで全長100mで350kgのビッグサイズ。


市民ら約2,500人による手描きによるものとのこと。


作成は平成15年ですので10年選手なんですね。


来年からは4代目にバトンタッチだそうで、都合今年がラストフライトであり否が応でも成功が望まれます。




会場までテクテク歩いていくと土手の向こうにクレーンが見えます。



このクレーンで吊り下げる。
風速5mが安定して吹いている状態がベストらしい。
それ以下だとこいのぼりが垂れ下がった状態になってしまい、
それ以上だと危険!



デカすぎて何がデカくてデカくないのか、感覚がよくわかんないことになってる。
1回目は10:30から。
2回目は13:30から。
80人で調整して上げるらしい。


この写真が一番大きさがつかみやすいかも。
ちなみにこの午前中の会は失敗。
クレーンにひっかかって背中に3mの穴が空くトラブルが。


こちらは午後の回。
お昼の時間で背中の穴は継ぎ接いで事なきを得る。
上がった!



とても迫力があって素敵。
こいのぼりの下についてるメザシみたいなのが普通のサイズのこいのぼり。



というわけで、天気も良くコンディションもまずまず。
見れて良かった!


場所はこちらの河川敷になりまして、こちらがそのGoogleマップの画像。


https://maps.google.co.jp/?ll=36.182632,139.627261&spn=0.007361,0.016512&t=m&z=17&brcurrent=3,0x601f347b73ffe195:0x28afd8e20a8f0116,1



んで、航空写真にしてみたらちょっとびびったよね。


これは!!!



https://maps.google.co.jp/?ll=36.182861,139.626178&spn=0.00368,0.008256&t=h&z=18&brcurrent=3,0x601f347b73ffe195:0x28afd8e20a8f0116,1


こいのぼりが横に2匹並んでいる!!!


加須市もなかなか粋なことするよね。

オッサンがチーズケーキを焼いたことを報告します

今年もゴールデンウイークがやってきたのです。

明日は実家に遊びに行くのですが、先日誕生日を迎えた父にせめてものお祝いにと

先行して寝てしまったハニさんとムスメをよそに、ひとりケーキを作りはじめました。

今回のは大して面白い内容じゃないですけど仕事終わりのしがない営業リーマンが

家に帰るなりパンツ一丁でケーキを焼くというシチュエーションがシュールでしたのでなんとなく書いてみましたよ。



普段ケーキなんぞ焼いたことがないので誰が焼いても失敗しない大定番、

チーズケーキに挑戦することにしました。

手が込んでいなくてもいい。

オッサンがケーキというものを作ること自体に意義がある。



バターをもっさり盛る。
我が家のはかりがTANITAだったことに初めて気付く。
TANITAに変な粉がいっぱいついてるけどそこには言及しない。


レンジでメルティーラブ。


二重にしたゴミ袋にやっすいビスケとバターをポン。


握り潰すッ!!!


こぼす。


マッシャーが無いのでIKEAだったかコストコだかで買ったヘラで押し付ける。


主役のチーズさんがデロンと登場。


片手で割れる。
えらい。


少量の薄力粉でもしっかりふるう。
とてもえらい。
グラニュー糖とかレモン汁も入れる。


こ、この歯でいいのかな。


ギュイーーーーーーーーーーーーン。


生クリームっぽいのとチーズさん投入。
どんどん雑多になり汚れゆく調理台。


ギュイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン。


職人が最も緊張する瞬間です。


まさかレンジ以外の機能を使う日が来るとは思わなかったぜ・・・。


そして50分後、なんとか形になりました!

ひび割れが発生していますがオッサンが作ること自体に意義がある(再)ので全然OK!

味は明日にならなきゃわかんないですが絶対おいしいことでしょう!

色が黒い?焦げてる?知るか!


そんなわけで夜の半裸クッキング。

個人的には非常に楽しくできました。

いいゴールデンウイークの幕開けです。

みんなもためしてアラモード。

では。