まだまだ変体仮名修行中。
まだまだ変体仮名の修行中です。
これは「いけだ」。「だ」は「多」由来で濁点つき(読めなかったので後で調べました)。
「きそばやぶ忠」。変体仮名率五割の看板。「そ」「ば」はそれぞれ「楚」「者」由来、「ぶ」は「婦」由来(これは読めました)。
「せんべい」。「べ」は「遍」由来で濁点つき、「い」は「以」由来(どちらも読めませんでした)。
「はま寿司」。「ま」は「満」由来(「ね」と勘違いしてました)。
一勝三敗。まだまだ修行は終わりません。
過去の変体仮名の記事→カテゴリー [変体仮名]。
縦書き用の音引き、横書き用の音引き
以前、音引きが縦書き用か横書き用かで熱く語ったことのある文字裏太郎。
→「案外楽しいかもしれないビル文字の世界」の後半部分。
ややこしい話で申し訳ないのですが、つまり「縦書き用の音引きを横書きで使うのは、違和感はあるけど、昔はそれなりに行なわれていた」という話。
で、今回見つけた、とあるホールの裏口にあった小さな看板。これは逆に、横書き用の音引きを、縦書きに使ってあります(ややこしくてすみません)。
どういう事情があったのか、いろいろ推測する文字マニア。
結論。そんな細かいこと、どっちでもええやん。