保護ネコ「もこ太郎の好き過ぎてごめんネ!」

これは、保護ネコだった、もこ太郎と妹マリーとの物語を綴ったブログです。二人とも子供ながらに人知れず苦労をしてきています。それでも、この子たちはまだ恵まれている方なのかもしれません。里親とのご縁に恵まれず、処分されて命を落とす子もまだまだたくさんいます。一匹でも多くの子が良いご縁に恵まれる事を願っています。

この幸せがずっと続きますように

もこ太郎は妹のマリーの事が大好きです。 

もこ太郎自信のそんな気持ちを表現した物語になっています。 

普段の何気ない生活や、すくすくと育つ様子を表現してくれればいいと思っております。 

是非、もこ太郎の気持ちの変化やマリーへの思いなどを感じてみてください。 

言葉の通じない子達は自分の置かれている状況が理解出来ずに、いつも不安な気持ちを捨てきれていないと思います。

日々の積み重ねによる信頼関係こそが、子供達の安心につながると信じていてます。

 

 

 

あの日から

毎日が

楽しくて仕方がない😺

 

マリーと

毎日一緒にいられるなんて

本当に幸せ😺

 

寝る時も💤

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遊ぶ時も

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食べる時もf:id:mokotarou:20190630123039p:plain

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いつも一緒😺

 

もちろん食べる物も一緒😺

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二人ともピュリナワンが大好き💕

この三種類をブレンドして食べます🍴

 

別々なのはトイレ🚽

の時だけ😽

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アイリスオーヤマ 脱臭ワイド猫トイレ 

これを色違いで3つ使っています

 

そんなボクたちの毎日の日課

お父さんの

お見送りとお出迎え

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お父さんの帰ってくる時間が分かるので

こうやって

毎日、ドアの前でお父さんを待ちます😊

この日はたまたま夏男もいました😊

 

そして

ボクたちの今の流行りは

お父さんが帰ってきたら

チュー太郎で遊ぶ事f:id:mokotarou:20190630123354p:plain

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(ゴローン)

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(ガブッ‼)

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(チョンチョン)

 

それが毎日の楽しみ😺

 

ボクは

チュー太郎を捕まえるのが

上手なんだよ

 

マリーも必死にチュー太郎を

追い掛けるんだけど

ボクには敵わないんだ

 

マリーに怒られるから

これは秘密なんだけど

 

マリーは

ボクよりも体重が重いんだ😸

だから

いつもボクの勝ち😸

 

でも

これは内緒だよ

 

そんな楽しい毎日なんだけど

ひとつだけ悩みがあるんだ😿

 

それは…

毎日の

″目薬″😹

 

ボクは

目の中に

変な物を入れられるのは

嫌いないんだよね

でも

お父さんとお母さんが

ボクの事を思って

やってくれている事だから

我慢してるんだけど

 

それでも

「嫌だぁ〰」🙀💦

 

これさえ無ければなぁ…

 

マリーも

いつも逃げ回ってるよ

 

そんな悩みもあるけど

寝て起きて

遊んで食べて

また寝る

 

そんな毎日が

とっても幸せ😺

 

お父さんも

「もうずっと一緒だよ😊」

って言ってくれたし

もう心配はいらない

そう思うと本当に幸せ😺

 

途中

何度も何度も

マリーの事を

諦めそうになったけど

信じてて良かった

 

今日もまた

マリーと追いかけっこ😺

 

この幸せが

ずっと続きますように

 

つづく

 

 

 

これからはボクが守るからね

もこ太郎は妹のマリーの事が大好きです。 

もこ太郎自信のそんな気持ちを表現した物語になっています。 

普段の何気ない生活や、すくすくと育つ様子を表現してくれればいいと思っております。 

是非、もこ太郎の気持ちの変化やマリーへの思いなどを感じてみてください。 

言葉の通じない子達は自分の置かれている状況が理解出来ずに、いつも不安な気持ちを捨てきれていないと思います。

日々の積み重ねによる信頼関係こそが、子供達の安心につながると信じていてます。

 

 

 

この日から

前のような

マリーがいる生活に戻った

 

これからは

”あの頃”と同じように

ずっとマリーと一緒にいられるんだ

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もう

怯えなくいいんだよね?

 

これからは

毎日

運動会ができるね

 

それがとても嬉しい😺

 

家族も増えたしねf:id:mokotarou:20190609155913j:plain

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でも

この離れていた時間は

いったい何だったんだろう?

 

小さい頃は

毎日

マリーがいて

当たり前だったけど

それが

突然

マリーがいなくなって

とても

寂しかったし

毎日がとても苦しかった

 

普段

何気なく

生活していたら

マリーの存在を

ここまで大きくは

思わなかったかもしれない

 

こういう事があって

改めて

マリーの存在の大きさが分かった

 

今は

マリーの事が

前よりも

もっともっと好きになった

 

マリーも

ボクの事を

大切に思ってくれているみたい

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神様は

ボク達に

そういう事を教えてくれようと

したのかもしれない

 

平凡な日々でも

感謝しろ

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むしろ

平凡が幸せなんだ

ってね

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そう考えるようになったら

マリーとのケンカも少なくなった

 

こうして

ボク達は

ひとつ

何かを

越えられた気がした

 

これを

″成長″と言うのかな? f:id:mokotarou:20190616124032p:plain😽f:id:mokotarou:20190616124032p:plain

 

これからは

マリーとの時間を

もっともっと大切にしよう

 

マリーの事が

あまりにも好き過ぎて

ボクがしつこくするから

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たまにマリーに怒られる事もあるけど

そこは許してね😺

 

ここに来る前

マリーは

風邪気味で体調を崩していてから

それが心配だった

 

でも

ここに来てからも

マリーは

新しいお父さんとお母さんに

大切にされていたと聞いて

ホッとした

 

マリーは

毎週

病院に行ってたみたいf:id:mokotarou:20190616130809p:plain

 

マリーも頑張っていたんだね

 

お父さん😺

お母さん😺

 

マリーを

大切にしてくれて

 

“ありがとう”

 

これからは

ボクが側にいて

マリーの事を守るからね😺

 

引き離された時は

寂しかったけど

今は

その苦しさを忘れるくらい

 

毎日がとても幸せf:id:mokotarou:20190616125220p:plain

 

そんな

マリーとの何気ない

日々の出来事を

忘れないように


日記にする事にしました

 

ボクと

可愛い妹マリーとの

幸せな姿を

皆さんにもお見せしたいと思います

 

少しでも

皆さんが癒されますように…

 

 

「この幸せが

 ずっと続きますように」

 につづく

 

 

諦めなくて良かった

もこ太郎は妹のマリーの事が大好きです。 

もこ太郎自信のそんな気持ちを表現した物語になっています。 

普段の何気ない生活や、すくすくと育つ様子を表現してくれればいいと思っております。 

是非、もこ太郎の気持ちの変化やマリーへの思いなどを感じてみてください。 

言葉の通じない子達は自分の置かれている状況が理解出来ずに、いつも不安な気持ちを捨てきれていないと思います。

日々の積み重ねによる信頼関係こそが、子供達の安心につながると信じていてます。

 

 

 

 

ボクは身構えた

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すると

マリーが
「お父さんお帰りなさい😺

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そう言った
 
えっ⁉

″お父さん
 
一瞬

状況が飲み込めなかった
 
そう
「こっちがお母さんで
    こっちがお父さん😺
 
これはお母さん⁉🙀

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そして

こっちが


お父さん⁉🙀

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そうか 
″この優しそうな女の人は

新しいお母さんだったんだ″
 
″でもお父さんは怖そうだなぁ ″
 
「やあ

 もこ太郎くん

 よく来てくれたねぇ😊

 遠くて疲れちゃったでしょ?」
 
そう言うと

マリーとボクを

ケージの外に出した
 
「マリーちゃんと

 引き離しちゃってゴメンね😓

 これからは

 マリーちゃんと

 ずっと一緒だから許してね😅」
 
″この人が

ボクとマリーを

引き離したのか💢😾💢″
 
少しずつ

状況が飲み込めてきた
 
でもなんでボクとマリーを

引き離すような事を

したんだろう?
 
「もこ太郎くん

 これからは君も家族の一員

 だから5人で仲良く

 暮らしていこうね😊」
 
「えぇぇ

 あたし
 そんな事聞いてないよ💢💢💢
 
「ごめん ごめん⤵
 マリーに

 話してなかったかな?😅」
 
「そういう事は早く言ってよ💨
 あたしはひとりで

 ここに連れて来られて

 凄く

 不安だったんだからね💢😠💢」
 
「そうか   そうか
 マリーゴメンね😅」
 
さっき
5人で

って言った?f:id:mokotarou:20190429070802j:plain

 

あれ⁉
ひとり足りなくない?
 
そこへ
「お父さん  お帰りぃ~」

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なんだか

目付きの悪い

大きなお友達

部屋に入ってきたよ

 

「おー夏男~ただいまぁ~
 ほら夏男もこっちに来てf:id:mokotarou:20190609143312j:plain
 もこ太郎くんにご挨拶して」
 
「キミは?」f:id:mokotarou:20190609155913j:plain


「ボクはもこ太郎と言います
 マリーの兄です」f:id:mokotarou:20190429070802j:plain


「そうかf:id:mokotarou:20190609155913j:plain

 キミも

 今日からここで暮らすんだね」

 

「はいf:id:mokotarou:20190429070802j:plain
 さっきお父さんに

 そう言われました

 よろしくお願いします」

 

「よろしく」f:id:mokotarou:20190609155913j:plain

 

後から聞いたんだけど

夏男くんは

ずっと一人っ子だったせいか

かなりナーバスらしく

一度に

いっぱい兄弟が出来た時の事を

お父さんとお母さんが

心配したから

マリーを先に

ここに呼んだんだって
 
マリーも

夏男くんと仲良くなれたから

ボクを迎えてくれたらしい
 
夏男くんは
こう   f:id:mokotarou:20190609155913j:plain 見えて
″繊細″なんだ?😽

 
人は…

ネコは

見掛けによらないって事だね😽
 

いう事は?
これから
”毎日”
マリーと一緒にいられるって事?
 
生きていてくれただけで

嬉しいのに


これから

ずっと毎日一緒にいられるなんて

夢が叶ったんだ
 
「ヤッタァー‼😹
 
思わず
そう叫んだ
 
諦めなくて良かった …

 

「これからはボクが守るからね」
につづく

またボクは不安な気持ちになった

もこ太郎は妹のマリーの事が大好きです。  

もこ太郎自信のそんな気持ちを表現した物語になっています。  

普段の何気ない生活や、すくすくと育つ様子を表現してくれればいいと思っております。  

是非、もこ太郎の気持ちの変化やマリーへの思いなどを感じてみてください。  

言葉の通じない子達は自分の置かれている状況が理解出来ずに、いつも不安な気持ちを捨てきれていないと思います。 

日々の積み重ねによる信頼関係こそが、子供達の安心につながると信じていてます。 

 

 

マリーが目の前にいる 

 

夢じゃない

 

お兄ちゃん 上に行こ!」

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ただそれだけのことなのに

こんなに嬉しい

 


小さい頃は

当たり前のように

毎日一緒だったのに 

 

突然

マリーが

ボクの前から消えてからは

当たり前が

当たり前ではなくなった

 

この離れていた時間

マリーの事を

考えない日は無かった

 

それは

想像以上の苦しみだった

 

どんなに

マリーの事を思っていたのか

改めて気付かされた

 

マリーが

いなくなるなんて

考えた事が無かった

そんな事は考えたくも無かった

 

今は

マリーの事が

とても

 

いとおしい”

 

一緒にいた頃は

当たり前だと思っていた事が

ある日突然

当たり前ではなくなって

 

今また

こうしてマリーに触れられる 

 

”信じていて良かった”

 

夢に見た景色

望み続けたこの光景

 

とにかく

生きていてくれた事が

何よりも嬉しい

 

そんな事を考えながら

ふと気が付くと

 

ボクを

ここまで連れてきた女の人が

いなくなっていた

 

残ったのは

ここにいた女の人だけ

 

ここは

いったい何なんだろう

 

マリーとボクは

これからどうなるんだろう

 

いや

それより

 

今はマリーと一緒にいられる

幸せを噛み締めよう

 

そんな事を考えていた時

女の人が

ご飯とお水を持ってきてくれた

 

「お腹すいたでしょ

      もこ太郎くんどうぞ😊」

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長時間閉じ込められていたので

喉が乾いていた

 

ボクは

夢中で水を飲んだ

 

でも

まだ食欲は無かった

 

マリーが心配そうに

 

「お兄ちゃん

  食べないの?」

 

「まだ

  食欲が湧かないんだ」

 

とてもじゃないけど

食欲なんか湧くはずもない

 

マリーが

生きていてくれた事に

胸がいっぱいで

空腹なんか

感じるはずもなかった

 

「お兄ちゃん

  あたし達

    これからどうなるのかなぁ」 

 

「またこうして

    一緒になれたということは

 きっとボクたちの願いが

        神様に通じたんだよ

 だから

  もう二度と離ればなれに

         なる事はないよ」 

 

「あたしはお兄ちゃんと離れてから

  ずっと一人で寂しかったんだよ」

 

「お兄ちゃんだって

    ずっとマリーの事だけを

        考えていたんだよ」

 

「もうずぅーと一緒だよね?」

 

「もう離れる事は

  絶対にないから大丈夫だよ」

 

マリーにはそう言った

 

正直

自信は無かったけど

そう信じたかった

 

そうして

ボクたちはあの頃と同じように

寄り添い合って寝た 

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”これ”だ

安心できるこの感覚

 

いつ振りだろう

そんな事を考えながら

ボクは眠りについた

 

どれくらい

時間が経った頃だろう

 

「あー

  もこ太郎くんだね😊」 

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”来た”

 

怖そうな男の人だ

 

男の人は

そういいながら

ケージの扉を開けようとしている

 

”何をされるんだろう”

 

また

ボクは不安な気持ちになった

 

 

「諦めなくて良かった」につづく 

 

想像も出来なかった光景がそこに

もこ太郎は妹のマリーの事が大好きです。 

もこ太郎自信のその気持ちを表現した物語です。  

普段の何気ない生活や、すくすくと育つ様子を表現してくれればいいと思っております。 

是非、もこ太郎の気持ちの変化やマリーへの思いなどを感じてみてください。 

もこ太郎はまだ2歳の子供です。 

表現に間違いや不適切な部分がある事はお許しください。

 

 

置かれた環境にもやっと慣れてきた頃 

理由も分からないまま

連れ出されたボクは 

かなり長時間箱に閉じ込められ 

車に乗せられていたせいか

気分が悪くなった 

 

そして 

もう泣く元気もなくなってきた頃に

車は止まった

 

”ついに来た”

 

ボクはもう覚悟を決めていた 

どこに連れて来られたんだろう 

きっと怖いおじさんがいっぱい

いるんだろうな 

そう思うと

とても怖かった 

 

そしてボクは

車からおろされ建物の中に入れられた

 

不安いっぱいのボクを待っていたのは

 

「あー

  もこ太郎くん

f:id:mokotarou:20190526130331p:plain 

   遠いところまで

      よく来てくれたわねぇ」

 

 優しそうな女の人だった

 

「さあ、こっちに来て!」

 

そう言いながら

まだ状況を飲み込めていないボクを

ケージの中に入れた

f:id:mokotarou:20190526130355p:plain

 

とりあえず

怖いおじさんではなかった事に

ボクはホッとした

 

ボクが考えていたイメージとは

少し違っていた

 

ここは何だろう?

 

そう思っていると

お友達がボクを見上げてきた

 

「お兄ちゃん???」

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えっ!?

「お兄ちゃん」って言った?

 

もしかしてマリー!?

 

ほんとにマリーなの???

 

「マリーだよ!!」

 

マリーは生きていたんだ…

ほんとに生きていたんだ…

 

ボクが想像もしていなかった光景が

そこにありました

 

大好きなマリーが目の前にいる…

嬉しい…

 

それ以外の言葉が見つからない

 

マリーもとっても嬉しそう

マリー~ 

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「お兄ちゃん!」

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 ねぇ

そっちに行きたいよぉ 

 

ボクは混乱して 

マリーの顔を見れなかった 

 

慣れない場所に

連れてこられたボクはまだ緊張してた 

 

「またボクは不安な気持ちになった」

につづく

ボクにもついに”その時”がきた

もこ太郎は妹のマリーの事が大好きです。 

もこ太郎自信その気持ちを表現した物語です。  

普段の何気ない生活や、すくすくと育つ様子を表現してくれればいいと思っております。 

是非、もこ太郎の気持ちの変化やマリーへの思いなどを感じてみてください。 

もこ太郎はまだ2歳の子供です。 

表現に間違いや不適切な部分がある事はお許しください。

 

 

マリーは絶対に生きてる 

ボクは信じる事にした

 

マリーが星になるはずがない

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そう思いながらも 

もう 

マリーとは会えないのかもしれない…

 

そう思うと涙がでてきた

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マリーの事を考えながら 

毎日を過ごしていた

 

でも 

マリーがいない生活は

思ってた以上に残酷だった

 

そんなボクをお友達が励ましてくれた

 

大丈夫

   マリーちゃんは

      きっと幸せに

          暮らしているよ」

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おうちの人も

とても優しくしてくれたし 

いつの間にか

優しいお友達とも

だいぶ仲良くなっていた

 

周りのみんなから優しくされて 

ボクの気持ちも

少し落ち着いてきたころ…

 

突然 

また”あの箱”の中に入れられた

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ボクをどうするの!!

 

また”あの時”と同じだ 

とても不安な気持ちになった

 

今度こそその時”だと覚悟した 

ついに星になる時が来たんだと・・・

 

ここのみんなは

とても優しくしてくれたけど 

もうすぐお別れだから

優しくしてくれてたんだ 

 

みんなそれを知ってたんだね

 

一生懸命頑張ってきたのに… 

マリーと一生懸命生きて来たのに…

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マリーは幸せになってね 

 

マリーが幸せなら

ボクも嬉しいから(^_^)

 

たとえ天国に行っても 

空からずっと

マリーの事を見守っているからね(^_^)

 

ボクは箱の中でずっと泣いた

 

  ”マリー 

      守れなくてごめんね”

 

ボクにもついに”その時”が来たようです

 

 

「想像も出来なかった光景がそこに」 

              につづく

さようならマリー

もこ太郎は妹のマリーの事が大好きです。 

もこ太郎自信その気持ちを表現した物語です。  

普段の何気ない生活や、すくすくと育つ様子を表現してくれればいいと思っております。 

是非、もこ太郎の気持ちの変化やマリーへの思いなどを感じてみてください。 

もこ太郎はまだ2歳の子供です。 

表現に間違いや不適切な部分がある事はお許しください。 

 

 

絶望の中ボクたちが 

連れて来られたところは 

ボクたちみたいな子を 

一時的に預ってくれる所だった

 

でも 

そこから先はどうなるのか 

その時は分からなかった

 

それでも 

そこにはお友達もいたし 

マリーとも一緒だったし 

毎日がとても楽しかった

 

そんな時 

ボクたちが1さいになる頃だったかな

 

マリーが 

突然

”あの箱”に入れられそうになったんだ 

でも、マリーは必死に抵抗してた

 

何してるんだ!

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ボクは必死に叫んだ

 

マリーをどうする気だ!

 

お兄ちゃん、怖いよf:id:mokotarou:20190429070730p:plain

 

マリーは泣きそうだった

 

でも 

結局マリーはつかまってしまった

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今度は 

マリーだけだった

 

ぼくは頭がパニックになって 

もうどうしたらいいのか 

分からなくなった

 

大好きな妹と 

毎日一緒にいられる事が 

何よりも楽しかったのに

 

マリーをどこにも連れていかないで! 

お願いだから 

ボクからマリーを奪わないで!!

 

でも 

何も出来ないボクの前から 

マリーは消えた…

 

その時から 

マリーはいなくなったんだ

 

ついに 

恐れていたことが現実になった

 

その日から 

ボクの中に大きな穴があいたみたいだった 

それからボクは 

マリーの帰りをずっと待った

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毎日、毎日、待ってたんだ

 

今日こそは帰ってくるよ 

いや 

今日は無理でも 

きっと明日は帰ってくるよ

 

帰ってきたら 

優しくしてあげるんだ

 

そう思いながら 

ずっとマリーの帰りを待った

 

でも 

待っても、待っても 

マリーは帰って来なかった…

 

もうマリーと遊べないのかな? 

楽しかったな…

 

さみしいよ…

 

マリー…

 

もしかしたら、天国に…

 

いや 

きっと新しい家族ができたんだ 

優しいお父さんとお母さんが迎えに来て 

マリーは今頃幸せに暮らしているんだ 

絶対にそうだ 

 

いつも一緒に寝てたのに 

マリーはさみしくないかな 

一人で眠れてるのかな 

寒くないかな 

お腹すいてないかな

 

考えるのは 

いつも、いつも 

マリーの事ばかり

 

マリー、元気でね・・・

 

ずっと 

一緒にいてあげられなくてごめんね…

 

 

さようなら

     

       ”マリー”

 

 

「ボクにもついに”その時”がきた」

             につづく