赤揃えのディナー 黒毛和牛の低温調理ローストビーフと真っ赤なスープ

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真田丸は総集編まで楽しみました。真田丸にちなんで赤揃えのディナー。

まずは黒毛和牛で低温調理のローストビーフ。

【材料】
黒毛和牛 500g
ハーブソルト 適量
ローレル

※ソース
ワイン100cc
バルサミコ酢 50cc
ブルーベリー 約20粒
塩コショウ

※添え物
ズッキーニ、ベビーコーン、ブロッコリースプラウト

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常温に戻したお肉にまんべんなくミックスハーブソルトを。

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ローレルと一緒にジップロックに入れて低温調理器で55度4時間。私はヨーグルティアを使っています。

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にんにくで香りをつけながら表面だけ焼きます。

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焼いたら15分ほど寝かせましょう。

 

その間にソース作り。

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赤ワインとバルサミコ酢を煮つめてブルーベリーを入れて潰すようにしてなじませ、最後に塩コショウで味を整えます。

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赤いソースと、赤いお肉。お肉はきめ細かい仕上がりでとても柔らかい。

 

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もう1品は赤い野菜を使った真っ赤なスープ。

 

【材料】
ビーツ 小ぶりなもの1つ
アーリーレッド 1/2個
パプリカ 1/2個
水 600cc
コンソメ 固形1個
生クリーム 100cc
オリーブオイル 適宜

※添え物
生ハム、イタリアンパセリ

 

ビーツ、パプリカは1cmの角切り、アーリーレッドは薄切りにしてオリーブオイルで炒めます。

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お水とコンソメスープを加えしっかりと煮つめます。真っ赤です。
ブレンダーで撹拌して生クリームを加えて完成です。

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真ん中にバラの形に巻いた生ハムとイタリアンパセリを添えて、最後にエキストラヴァージンオイルで風味を。

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同じ色の食材は同じ波長で相性がいいといいます。

甘い野菜が多いので、野菜とフルーツの中間のようなスープです。上品なムースのようでした。

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赤揃えのディナー。

パワフルな色なので見た目だけでも元気になれます。


来年も美味しいものをたくさん作りたいと思います。それではみなさま良いお年を。

ハーブたっぷりのラムハンバーグ&しいたけとひじきの真っ黒スープ

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冬はラムが食べたくなる。

お肉は体を温める食材ですが、ラム肉は、薬膳では唐辛子と同じカテゴリで、別格に体を温める食材です。

長鎖脂肪酸の代謝に必要なカルニチンがたくさん含まれているからかもしれませんね。

 

【材料】2人分
ラム肉 300g
玉ねぎ 1/2個
卵 1個
パン粉 大さじ2
クローブ、タイム、ローズマリーオールスパイス 各小さじ1/2
塩コショウ 適量

※ソース
赤ワイン 100cc
マスタード 大さじ2
はちみつ 少々

※添え物
トマト、ズッキーニ、舞茸、ローズマリーの枝

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いつもは切り落としを使うのですが、今回はモモのほうが安かったので。

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肉が挽けるミキサーに入れて。

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ミンチにします。包丁で細かく叩いても。

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ラム肉、みじん切りにした玉ねぎ、卵、パン粉、スパイスと塩コショウを全てボウルに。

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粘りが出るまで練ります。
※赤身で脂身があまりにも無い場合はラードを少量足してもいいです。

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成形してオリーブオイルで焼きます。
野菜やローズマリーも1枝入れてさらに香りをUP!

焼きあがったら、同じフライパンで赤ワインを煮つめ、マスタードとはちみつで味を整えます。

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熱したスキレットに盛り付けて完成です。

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モモを使ったので、肉の密度がみっちり高いハンバーグになりました。

お酒飲みに足りない栄養素は、たんぱく質とミネラル。
ということで今回はさらにミネラルたっぷりのスープも。

 

【材料】2人分
戻した干ししいたけ 4枚
戻した、もしくは生ひじき 100g
玉ねぎ 1/4個
バター 大さじ1
コンソメスープ 400cc
生クリーム 100cc
くみあげ湯葉 2枚

 

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まずはバターで細切りにしたしいたけ、玉ねぎと、ひじきを炒めます。

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コンソメで30分ほど煮込みます。この状況だとひじきの煮物ですね。

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煮上がったらミキサーにかけて撹拌します。

お鍋に戻して、生クリームを入れて温め直したら出来上がり。

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ひじきに合うものを探して、豆系しか思い浮かばなかったので、スープとの舌触りを考慮して、汲み上げ湯葉をトッピング。

仕上げに、あればトリュフオイルをかけるとより濃厚なきのこの風味が楽しめます。

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今回はおつまみというより、がっつりとしたご飯でした。

濃厚レバーブリュレ バラのりんごコンポートと。

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スイーツじゃないんです。レバーブリュレ。

 

【材料】(パウンド型1個分)

鶏レバー 200g

生クリーム 200cc(乳脂肪分高めがおすすめ)

卵 1個

塩 小さじ1

コショウ 小さじ1/2

はちみつ 少々

 

※バラのりんごコンポート

紅玉 1/2個

ラニュー糖 大さじ2

レモン汁 少々

 

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レバーは牛乳(分量外)に30分ほどつけて臭みを抜きます。

 

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綺麗に洗ったレバーと、生クリーム、卵、塩、コショウ、はちみつを入れてブレンダーやミキサーで液状に撹拌。

 

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型に流し入れます。いつもはパウンド型だけで作ってますが、1/4量を小さな耐熱ココットに入れました。

 

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アルミホイルをふんわりかぶせ、プレートにはお水を張り、150度に予熱したオーブンで45分蒸し焼きにします。

 

焼いている間に、りんごのコンポートを作ります。

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紅玉を皮ごと薄切りにして、グラニュー糖とレモンをふりかけて、600Wのレンジに2~3分加熱。しんなりすれば大丈夫です。

 

レモンを入れると色が鮮やかに赤くなります。こちらも冷やしておきます。

 

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焼きあがったものを冷蔵庫で1晩冷やし、仕上げ。

 

ラニュー糖とシナモン(分量外)をふりかけて…

 

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バーナーで加熱します。

※バーナーがない場合は直火にかけられるスプーンをしっかり加熱して押し付ける方法もあるようです。

 

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薄切りのりんごをくるくると丸めると赤いバラが咲きます。彩りにイタリアンパセリを。

 

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りんごとあわせてクラッカーにつけて召し上がれ。

 

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赤ワインもいいですが、熟成感のある日本酒のお燗にもぴったり。

 

力強いお酒に負けない濃厚さと、りんごの酸味がとてもマッチします。可愛い盛り付けでクリスマスパーティに出したら歓声があがること間違い無し!