広州図書館の片隅で

2010年2月に中国へ来てから7年が経ちました。

2017年今年の誕生日を迎えれば僕は30歳になります。

 

中国は経済発展著しく、僕の滞在している華南地区もここ数年で様々な新しいモノが流入し土地の文化と混じり合いながら未だエネルギッシュな姿勢を保っています。

当然、光があれば影もある、それが万国共通の道理かと思いますが、7年前の僕は影を毛嫌いし光を求めてさまようただの弱い子羊でした。

清濁併せ呑む、そんな器の大きいビジネスマンに憧れていました。自分もそういった人間になりたい。いまでもそう思っています。

ただし、たった7年の歳月だけでは、僕はそう言った器の大きな人間にはなれなかったようです。

そして、ここにきて、僕は僕自身の器量というものも、なんとなく解ってきました。

もちろん、いまだ諦めたわけではなく、このブログに敗戦の記録を残すつもりもありません。

 

この中国で過ごした7年で勉強できたことは、日本で生まれてから20数年間過ごして学んだことより濃かったような気がして、その記録を幾らかでも残しておきたいなと考えました。

そして、そんな自分のためのブログが、これから日本以外の土地へ出ていく若者(僕自身もまだまだ若者のつもりですが)を少しでも応援できればとも考えています。

 

広州図書館の無料WIFIに感謝します。

しばらくはこのブログを、こんな感じで書いていこうと思います。

 

普段文章なんて書かないので、これだけ書いただけでも少し疲れました。

これから広州図書館に置いてあるバガボンドでも呼んで、時間を潰すつもりです。