農家の嫁が働きながらこっそりつぶやく独り言

~仕事のこと、農作業のこと、家のこと、子どものこと、 何気ない出来事 ~

【畦の草刈り】

連休後半が始まる。

顔にぷつぷつができた。
いわゆる肌荒れっていうやつ。
たけのこ、食べすぎ(笑)

やっとお天気になる。
気温が上がり、汗をかきながら草刈り。
時々吹き抜ける風が、最高に気持ちいい。

before

after

afterのみ

あまりに雨の日が多かったせいもあって、田んぼに水が残っている。

土手を刈っているのは長男


先日の雨上がりでの草刈りで、土手は刈らずに残しておいたので、今日、みんなで刈る。
うちの田んぼは、どの田んぼも崖を背負っていて、手がかかる。
畦だけ草刈りすればいいような田んぼは一つもなく、畦刈りの何倍もの労力を使って崖を刈る。どうせまたすぐ伸びるのだけれど。

黙々と作業に没頭することで、肉体はひどく疲れるけれど、精神は健康になれる気がする。
きれいに刈られた畦は、労働の結果だ。
青い空と白い雲と、労働の結果。
それらを眺めていると幸福感を感じる。
やり始めるまでは苦痛に近いけれど、終わってしまえば絶景とまでは言わないけれど、何とも表現しがたい満足感が得られる。

米作りは、苦痛の先に美しい景色が必ずある。
田植えが終わったあとの夕暮れ。
水面に映る空。
青々と伸びた稲とヒグラシの声。
実る稲穂に渡る風。
黄金色の稲穂と澄み渡る空。
稲刈りの後の藁の匂い。
どれも美しい。
米作りそのものが自然の風景といえる。
だから、今年も米作り、頑張ります。

【ブラック ぶさいく もすぐりーん】

今日は、ブラック ぶさいく もすぐりーん登場。
最近登場回数が多いような気がする…。
お会いしたくない方は、どうぞスルーでお願いします。

 


今日の夜、長男が帰ってくる。
親よりも、ジジババが浮足立っている(笑)。
それをみて、一気に白けてしまうわたし。

長男は、旦那さんの妹一家と一緒に帰省する。
車で連れて帰ってきてくれるんだって。
まだ一人暮らし始まったばかりだけれど、4月は数回、夕食にも声かけてもらって、一緒にいただいたみたい。
アルバイトとして、妹の中学生になる二人の子どもたちの家庭教師も打診されているんだって。

ふーーーーーーーん。

気にかけてもらって、可愛がってもらってる。
それなのに、、、、なんだろうね、素直にありがたく思えないわたし。
ああ、つまんない。


連休前半でも、妹一家が帰省。
今度の連休ももちろん帰省。
4日は妹の旦那さんのご両親の米寿のお祝いをするのだそう。
私たち夫婦の連休の予定は、専ら、田んぼか畑。
義父母もちょこちょこ予定が入っているみたい。
田んぼも畑も、行けば仕事は山盛りなのに、どうして人の都合に合わせないといけないのだろう。
手伝いに来てくれる人の都合にあわせて野良仕事をするって、おかしくないかい?


盆暮れ正月農繁期は、家の中はたいてい10人。
10人食べさせるための買い物から準備から片づけなど、農作業と並行してする。
もちろん妹も手伝ってくれるけれど、そこはやっぱり、「手伝い」のスタンス。
数日間のメニューを考えて、買い物して、まとめ買いしておく。
実家に帰ってきた「娘」と、他家に嫁いだ「娘」を上手に使い分けているように見えるのはわたしだけか。

義父が言うには、
「イエがうまくいくのは、誰かが犠牲になってくれるから」。
この場合は、嫁。
嫁である私が犠牲になっているから、イエがうまくまわるんだと。
犠牲具合で、いい嫁だとか、悪い嫁だとか決めつけているんだろうよ。
言わせてもらうけど、そもそも、犠牲になっている人がいるってわかっているのなら、犠牲にならなくてもうまく回る方法を考えてくれるのが家長というものだろうよ。
嫁が犠牲になっているってわかっているのなら、お前が代わってやれよ。それが家長というものだろうよ。


次男が高校に入り、朝の課外も始まり、休日も部活。
朝課外の分、早起きして朝ご飯をつくり、休みの日もお弁当作りに励んでいるけれど、生活習慣が変化するのは私だけで、父である夫は何の変りもなく日々を過ごしている。
嫁は早起きしているけれど、夫の起きる時間は変わらない。
嫁は仕事が忙しく、帰宅が遅くなるけれど、夫の夕方の過ごし方は変わらない。
気付かない、気付けない。


最近思うのだけれど、こういった考え、価値観って、もう地域や世代ではなく「個人」の問題だなって。
気付いて変わっていく人もいれば、気付いても変われない人もいる。
気付けない人、気付こうとしない人もいるし、受け入れようとさえしない人もいる。
同じ世代でも、友人のところは旦那さんがお料理もするし、片づけもする。
「手伝い」ではなく、主体的で、その関係は対等である。
我が夫は、「手伝い」がやっと。
それも渋々。私の顔色をうかがいながら。
やだねーーー。

今日も朝から思うんだー。

ひとりになりたいよーーー!!



【5月も盛りだくさん】

今日から5月だって。
びっくり。

毎日はあっという間に過ぎていったはずなのに、4月という括りで振り返ると数か月分くらいの時間を過ごしたような、そんな気分。

サークル開講式を終えて、長男の引っ越しと入学式。
次男の入学式を終えて、ゴーシ先生の出版記念講演会。
盛りだくさんな4月だった。
さて、5月はどうなるかな?

5月は、、、
防災に関する講座の依頼が2件。
それから、今年度もまち協若者実行委員が動き出した。
今日は今年度の年間事業を確認。
夏休みのサマーキャンプに向けてアイデアをもらう。

グッデイさんと一緒に「癒しの苔玉作り」を行うセンター講座もある。
まち協主催事業では、「ひまわりのまちプロジェクト」が始まる。


男女共同参画課より、「アンコンシャスバイアス」をテーマに共催依頼が来ている。
「アンコンシャスバイアス」って、「無意識の思い込み」だとか「偏見」のこと。生活の様々な場面に潜む思い込みが、相手を苦しめ、自分の生き方を窮屈にしている。
そのことに気付くだけで、すごくラクになる。
分かりやすく、ためになって楽しい、そんな話をしてくれる講師を探している。
自分も人も許せる。そして、人に優しくなれる。そんな人が増えるといい。


そして、5月の田んぼ仕事は畦の草刈りと種まき。
畑仕事は、夏野菜の定植作業。

やっぱり盛りだくさんな5月になりそうだね。