引越難民のニュース
進学、就職や転勤などで引越しが増えるシーズンですね。
2年前、今の部屋に越してくる時は、2月初めには部屋を決めて、3月分から空っぽの部屋の家賃を払って、3月最後の週末に引越でしたが、引越業者さんを選べる状況ではなく、引越料金は15万円ほど。2トンロングのトラックでした。
4月から転勤予定の一人暮らしの後輩が見積りを頼んだところ、20万と言われたと驚いてました。
3月末の週末とはいえ、3割増しくらいの感じですね。
料金のことを考えれば4月以降、平日に引越しすれば、少しは値が下がるのでしょうが、仕事が休めるのか…新しい職場ではなかなか難しそうですよね。
立地的にも部屋も気に入っているので、しばらくこの部屋に住み続けるつもりですが、私自身もまだこの先、転勤もありえるので…引越難民は他人事ではないです。
白いハンカチ
ブログの名前にしている「しろいはんかち」
なんのひねりもなく、そのままなのですが、白いハンカチが好きなのです。
もともとは、服が好き、それもカラフルな服が好きなので、当然、小物もカラフルでクセが強いのが好みでした。
ただ、服やモノを減らしていったからなのか、年のせいなのか、ある時から、ガチャガチャした色やデザインがまわりにあることに、とても疲れるようになったのです。
そんな時、真っ白なシンプルなハンカチがなんだかすっきりとして、すてきに思えて。
白いハンカチなんて、こどもの頃、親に持たされてたガーゼのハンカチ以来でしたが、一枚、また一枚と増えていきました。
白いハンカチの持つ清潔感がとても心地よくて、使う時のふるまいもきちんとしなくては、と背筋がぴんと伸びるような感じが気に入っています。
白いハンカチを贈られたら気分をわるくされる方もいるようですが、わたしにはとてもうれしいプレゼントです。
ダンケルク
公開されてすぐに見て、1週間も経たずにまた観てしまうくらい、だいすきな感じの映画でした。
http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/
スピットファイアが飛んでるシーンが最高にかっこいいし、海上を飛ぶ編隊飛行の美しさにうっとり。
英空軍のパイロット、ファリアのシーンがとてもとても、とても好きでした。
後で調べたら、ファリア役ってトムハーディだったんですね。納得。
4K重低音IMAXで観たのですが、恐ろしいくらい緊迫感のある状況なのに、映像が美しく…
セリフはほとんどなく、ハンスジマーの音楽が映像にあいまって、また素晴らしい!!
とはいえ、戦場での音に何度ビクついたか…観ながらずっと、自分がこういう状況に置かれたら…といろいろ考えてしまいました。
ダークナイトもインセプションも思いっきりハマったので、クリストファーノーラン監督の作品は好みのようです。
ねばならない思考を手放す
これまでの私は、「やらねばならない」「きちんとやり遂げなければ」という考えにガチガチに支配されていて、片付けを始める前から疲れちゃうような感じでしたが、「どうせまた続かないだろうけど、とりあえずざっと片しとこ」という感じで、気楽に始めたのがよかったのかもしれません。
出したものを元に戻す
新しく入ってきたものは決めた場所にしまう
たったそれだけのことですが、1日、3日、一週間、1ヶ月…と続けられました。
机の上も床の上にもモノが転がってない状態をキープできたのです。
比較的、仕事が忙しくない時期だったこともあったので、気持ちの上でも時間的にも余裕があったのが、続けられた要因でもあったと思います。
正確には、残業や飲み会などで遅くなった日には、モノが散らかったまま寝てしまう時もありました。
「どうせ続かないんだから、頑張ることないや」そう思って放っておきましたが、結局、そのまま放置されることはなく、そそくさと片付ける、そんな感じでした。
「きちんと続けなければならない」
そんな考え方をやめただけなのに、そのストレスやプレッシャーがなくなったら、「まぁ、ちょっと片付けるか〜」と体が動く不思議。
たったそれだけのことで、ようやく片付けの習慣ができたのです。
最高のチャンス
これまでの人生で、引越しを10回してます。
決して組織に追われる身とかではありませんが、18歳の時に進学でひとり暮らしを始めたのが最初で、新卒で就職してから一度も転職はしてませんが転勤が多く、気づいたら10回も引越しをしてたという感じです。
たぶん引越しの回数としては多いほうなのではないでしょうか。
※気になって調べてみたら、国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、転居回数は男性では3.21回、女性では3.03回、平均値は3.12回、という記事を見つけました。
引越しって、とてつもなくエネルギーを奪われますよね。時間もお金も。
少なくとも、30代以降の私にとっては、引越しというのはそう感じられるものでした。
学生時代や社会人になってしばらくは、モノも少なかったから、引越しがさほど苦にはならなかった気がします。
それが、ある程度自由にお金を使えるようになってからは、モノは増える一方で、モノが多いから、引越しがしんどい…
モノが多いのは、自分のせいなんですけどね。
異動による転勤だと、通常の仕事をこなしながら引継ぎの準備もしつつ、辞令が出てからの短期間で、物件探し、引越業者の手配、荷造りをしなくちゃならないので、とにかく引越しを完了させることが最優先で、何も考える余裕もなく、そのまんま全部まるっと持ち出すってことになりがちでした。
当然、モノが多ければ、荷造りも荷解きも疲れます。
大量のモノを持って引越しするのはとてつもなく非効率
ようやくそのことに気がついたのは、引越しも5回を超えた頃。
モノを減らすには、引越しは最高のチャンス!というのがわかっても、それを実践できるかは、別なのですが…
後遺症
しんどすぎた日々の後遺症は、しんどかった時期とおなじくらい続きました。
仕事には行ってましたが、ストレスMAXの環境から脱しても忙しさはそこそこ。仕事をきちんとこなすのにエネルギーが消費されて、休みの日はぐったり。
最低限の家事として洗濯と食器の洗い物はしてましたが、エネルギーが枯渇してる感じで、なかなか動けず…
それでも、ストレス起因の症状は少しづつ回復して、体調が快方に向かうにつれて精神的にも余裕が出てきて、気持ちも前向きになってきました。
そうなると、散らかった部屋がとても居心地がわるく感じるように…
ちょっと片づけようかな、そんな軽い感じで、混乱した部屋の片づけを始めることになりました。