荷物は盗られる

入念に準備しても盗られるものは盗られる

【2023 台湾-オーストラリア②】ピカチュウジェット/成田-台北フライト 篇

こんにちは。

いつも「アラサーの、アラサーによる、アラサーのための旅行記」として執筆しているため、このような記事を描くことに戸惑いを感じていますが、非常に稀有な経験をしたので、ここに記します。

さて、飛行機はすきですが、取り立てて詳しい知識を持っているわけではないので、間違った情報などを記載している可能性があります。ご了承ください。

もくじ

 

ピカチュウジェット(スクート)

今回、成田から台北桃園空港に向かう飛行機が、これでした。

搭乗口に近づくにつれ徐々に明らかになるその全貌。
「まさか...アレ(これ)に...」と高まる胸。全行程14泊のスタートにふさわしい色とりどりの機体に期待....としょうもないギャグが頭に浮かびます。

というか....ピカチュウコダックラプラス以外のポケモン、知らないんだが...今ポケモンて何匹いるの...と調べたところ、2023年1月の時点で1000を超えているとのこと。

イマクニが歌う「ポケモン言えるかな」ですら「ポケモン全部は言えないな」だった私からすると、1000というのは途方のない数字です。

なつかしのこれ、

で1900、しかも1900全てを覚えていた記憶などまるでないので、いまポケモン1000匹言える子たちは、かなりのポテンシャルを感じます。

未来の日本を...たのんだぜ...ピカチュウ...

そんなことより、先日新宿を歩いていたら映画のプロモーション?か何かで、永遠にこの曲が流れていました。

え...いい曲すぎない...?と懐かしさと同時に押し寄せる感動の波...

「いつもいつでもうまくゆくなんて 保証はどこにもないけど」だって....
やめてくれよ...そんなにアラサー女の心を抉って何がたのしいんだよサトシ...ピッ...ピカチュウ...ウッ....

途中で入るオーキド博士の「そりゃそうじゃ」がなければ、わたしは新宿西口改札前の通路で泣き出すところでした...あっぶねえ...

話が横に外れすぎました。
搭乗の時間が近づくと、貨物の積み込みのため、ピカチュウが抉られました。
ピッ..カァ..

正面からみると、

コックピットの窓下に「Pikachu Jet」の文字。これはあざとい。

近くに駐機していたANAのウミガメ?ジェットより莫大なライセンス使用料を支払っているおかげもあり(※想像です)かなりキュートです。

いや...よく見たらかわいいな....癒...

 

それにしても空港には、飛行機はもちろんのこと、たくさんのはたらくくるまがいて楽しいです。

わたしの推しはコンテナを牽引するトーイングトラクターです。かわいすぎる。

画像:https://sky-article.com/what-is-a-towing-tractor/

さて、本題のピカチュウジェットですが、スクートの公式サイトを見ると、そこまで本数があるわけではなかったようなので、ラッキーなようでした。

機内に入っても、ヘッドレストカバーに

ピカァ

荷物を入れるところのフタ?にも

ピカァ

ステッカーを貼っただけ、といえばそうなのですが、なかなかぬかりなくて好感が持てます。(何様)
搭乗時から、ポケモン関連のBGMが絶えず流れていて、お子様であればかなりテンションが上がるような仕掛けがたくさん。

また、有料の機内食は頼んでいませんが、オーダーしていれば
Onboard experience on the Pikachu Jet

こんなのや
Meals on board the Pikachu Jet

こんなかんじだったようです。

 

さて、飛行機は離陸後、シートベルトサインが消え、ワゴンサービス(有料)が始まると、何やらアナウンスが...

「HEY!Scootie!」

す、スクーティー...?

 

これはトゥイーティー

スクートの客室乗務員の皆さんは「スクーティー」と呼ばれるらしいです。

先ほどのアナウンスと同時に登場すたスクーティーの皆様。なんと

ピカチュウの耳つけたり、カビゴンの着ぐるみ?着て機内販売を行ったり、、、
スクーティーは大変ですね....
今でも日本では人気の職種と聞きます客室乗務員、晴れてスクートで採用が決まり、厳しい(と聞く)研修を終えたら、ディズニーでしかつけないようなカチューシャや、ドンキホーテでギャルたちが購入していくロンバース的なものに身を包み、真面目に接客をするのです。

そして「ピッカア〜ピカピカ...ピッカチュ〜!」と、ピカチュウのアナウンスが日本語、英語、中国語、韓国語と、合計4回(もちろんピカチュウの声はどの言語も同じなので同じピカチュウの声を4回聴くことになります)流れたりとかなり忙しない。

機内の照明も終始レインボーに輝きかなりのお祭りムード。

なんだよこの色...寛がせる気全くねえじゃねえか....

とはいえ、スクーティー御中、なかなか制服もピタッと攻めた感じで意気込んでご入社を決められたと思います、まさかこんなタスクが待ち受けているとは想像しがたい現実です。

とはいえ、目からも耳からも大変楽しませてくださるスクーティーの皆様には感謝という二文字では済ませられないほどの感謝を申し上げたい次第です。

ただし、今回は成田→台北と3時間強のフライトなので寝る時間帯でも無いし、行きなので面白がって受け入れられましたが「よっしゃ機内では寝るぞ!!」と意気込む人からしたらかなり厳しい環境下に置かれることは留意が必要です。

 

台北桃園空港

なんてことを考えていたら、あっというまに台北は桃園空港にピカチュウジェットが到着。

昔々大学生だったわたしはこの空港で13時間乗り換え待ちをしたことがあります。
なんで入国しなかったんだろう。今思えば不思議です。

そんな桃園空港、團紀彦さんという日本の建築家が設計したことでも有名とのこと。

ルーバー状の屋根が暑い台湾の夏に差し込む強い太陽光を和らげつつも、自然光を取り込む役割を担っているとのこと。

たしかにやわらかな光が気持ち良いです。

日本の羽田や成田空港はイマイチな建築だなぁと素人ながらに思いますが、到着してはじめて利用する空港が素敵だと、きっとこの国は素敵なんだろうと、胸が躍り期待が高まります。

両替

空港到着後、入国審査(台湾はまだ有人審査でした)を受け、市中へ向かう前にさっさと両替を済ませます。

いろいろなサイトを参考にすると、街中のキャッシングが一番レートが良いとのことですが、キャッシングのカードを持っていなかったので、大人しく空港で両替しました。

3泊4日、2人分なので絶対足りなくなるだろうな...と思いながらも日本円にして25,000円をニュー台湾ドルへ。
最終日が日曜だったため、市中の銀行はあいておらずたしかに「現金がないから諦めるか...」となる場面も多々ありましたが、なんとか25,000円で走り抜けました。

コロナの間台北の施策がイケてて、ITも進み現金社会だった台湾でもクレジットが使える場面がふえてるはず...とすこしばかり期待していましたが、99パーセントの場面で現金(もしくはLINEPay、日本のアカウントではNG)オンリーでした。

物価も徐々にではありますが右肩上がりの台湾です。近いとはいえせっかくの旅行ですので、現金不足で涙を飲む...なんて悲しい経験をお土産にするのはやめてください。

どうぞ不足なきよう。

 

つづきます。

【2023 台湾-オーストラリア①】出発準備 篇

みなさま

お世話になっております。
北欧の記事が途中となっておりますが、何年も経過してしまいあの頃「めちゃくちゃおすすめ」だったお店たちが存続しているか謎であるため、一度北欧は温めることとし最新の旅行記を執筆する次第です。


さて、コロナの期間中、海外への扉を固く閉ざされた私たち。

記事を投稿する気力も失せという言い訳を続けていた折、奇特なかたより「楽しみにしているので更新頑張ってください!」と大変あたたかいコメントをいただきましたが、旅行に出ないと必然的に執筆意欲も全く上がらないという知見を得ました。

 

というわけで、何を血迷ったか齢33(当時)にて早くも人生3回目の転職活動を完了させ有給消化と銘打って台湾とオーストラリアへの旅行を企てましたので、今回はそちらの内容から再スタートを切りたいと存じます。

全14泊15日(うち機内泊1日)というわたしにしてはハイパーロングな旅程です。

どうぞお付き合いいただければ幸いです。

 

もくじ

 

なぜ台湾とオーストラリアなのか

コロナ禍中、陸でためたマイルがなかなか良い調子かつ、そろそろ使ってあげないと失効...という感じでした。
しかし、ロシアはあんな感じでヨーロッパ方面は怪しいし、アメリカ方面も物価の上昇がえげつなく、アジア人に対するアレが結構アレだと聞きます。
キューバやメキシコなどの南アメリカにも大変な興味がありましたが、久方ぶりの海外旅行で平和ボケしているわたしは、本格的に荷物は盗られそうなので、まずは少しは勝手のわかっている台湾、そして、気になってはいたけれど、なかなか「コレをしにいく!」というメイントピックが決められず手の出ていなかったオーストラリアへ行くことにしました。

台湾

もう3度目、まだ3度目の台湾。お恥ずかしながらまだ台北にしか行ったことがなく、今回初の台北脱出を謀ります。
とは言っても台中止まり。基隆や台南といったエリアにも大変興味がありますが、今回は「初台湾...!」の同行者がおり、まずは台北を堪能していただきたく存じ、台中のみです。

私ごとで恐縮ですが、初めて台湾に行ったのは、恐ろしいことに2014...エッ...
そのころは1NTD=3.5円でしたが、徐々に円安が進み、今回2023年5月時点では4.58円でした。ヒョエー。
すべてが「正気か」という価格で、朝から晩まで小籠包を食べつくし、マッサージも行き放題なんて時代は終焉を迎えています。

とはいえ、屋台グルメやローカルフードはまだまだお手頃で、一つ一つのポーションが少なめな台湾での食事は「いろんなものを少しずつ」食べたいわがままな我々アラサーにとって最高です。

結果として、3泊4日、2人で2.5万円(※現地利用分、台北⇆台中移動費、宿泊料金を覗く)程度でかなり楽しい旅行ができたことを先にお伝えしておきます。

オーストラリア

正直「カンガルー・コアラ・エアーズロック・オペラハウス...Aesopとかjurliqueとか、たしかオーガニックの先進国だったっけ...あとは、みんながワーホリで行く国...」くらいの知識しかなく(今思えば十分かつ合ってる)、渡航の決め手に欠けていたオーストラリア。

物価が異常に高いと聞くし、留学やワーホリに行った友達もエキサイトに「Australia!?まじチョベリグで最高YO!」なんて勧めてくる感じでもなかったので完全にスルーしていました。

もう行きたい。軽々しく行けないけれど、最高の生活が詰まっている国でした。自然がたくさんあって、人々は優しくクリエイティブで、ご飯はもちろん美味しく、夜は寝て、朝起きてて最高。物価もうまく生きれば正直そこまで高く無いんじゃない(錯乱)?という感じ。日本が安すぎるという感覚すら湧いてきます。

今回はメルボルンシドニーという都市部をめぐる旅でしたが、いずれエアーズロックにも行きたいし、今回オーストラリアは晩秋だったので今度は初夏とかに行きたい。

たしかにこれといった見どころはあまり無いかもしれないけれど、人間が生きるべき国ってこんな感じなんだろうな...と、うまく表現できている気が全くしませんが、そういう感じです。

そういえば、オーストラリア出身のアーティストといえば、Hiatus KaiyoteやらTame Impala、SIAにマイナーどころですが個人的に好きなFlight Facilities、守備から漏れ漏れですが、GotyeやAC/DC...なつかしのJet...鳴呼、青春の微風Panic! at the disco....などなど、なかなか個性的で強いメンツが揃っています。

日本からめちゃくちゃ遠いわけでもないし、時差も2時間とロスがあまりありません。
ビール好き(ただし高い)なところも最高です。

頼むオーストラリアで職をくれ。英語は頑張れ。


旅程

例の如く金は無いが、とにかく時間だけはあったので、体力の心配はありましたがLCCであるSchootを利用、台北桃園→シンガポールチャンギメルボルンと、無駄にシンガポールを経由するルートです。
おそらく皆さんにはまるでタメになりませんが、日本からの場合「成田→シンガポールメルボルン」などの旅程もあるようですので、我と同じく悲しき「金はないが時間はある」と言った方々はぜひ探してみてください。

ただし、そこまで値段も変わらずJETSTARで「成田→ケアンズゴールドコーストメルボルンシドニー)」などのフライトもあるようです。絶対にそっちの方が時間の節約になる気がするので、ぜひご検討ください。

帰国時登場したシドニー→羽田直航便のJAL(マイル大放出)は言わずもがな最高でした。

台湾とオーストラリアにいくまでに準備したこと

航空券

先述の通り、

【往路】成田→台湾(中3泊4日)→シンガポール経由→オーストラリア(メルボルン
【復路】オーストラリア(シドニー)→羽田

の航空券を取りました。

往路は、わたしの大好きなskyscannerではなく、skyticketでの購入が最安値だったので、skyticketでシンガポールLCC「Scoot」のチケットです。

往路は航空券だけだと全ての行程で、52,850円(やっぱり安い)、税金や手数料で5,000円くらい取られ、預け荷物は、2行程(①成田-台湾、②台湾-シンガポール-メルボルン)で10,000円がかかり、カード決済に1,800円、座席指定料金などで結局一人75,000円くらいでした。

ちなみに、復路マイルで利用したJAL便も燃油サーチャージと税金で47,970円かかっております。スクート、ほぼ燃油代やないか。ダンケダンケ。

ビザ

台湾は必要ありませんが、
オーストラリア入国は「ETAS」という渡航申請が必要です。

これだけは絶対に忘れないようにしてください。(入国72時間前まで)

etas-auvisa.com

日本のパスポートを持っていると忘れがちですが、ビザではないが入国に申請が必要な国が増えているなあという印象です。

 

ちなみに、今回シンガポールにて若干の乗り継ぎ時間があったので、一度シンガポールへ入国しました。その際にも申請(詳細はこちら)が必要だったとのことで、事前に行っておけばスムーズに入国することができます。

知らずに訪問してしまったが故、現地で申請(入国審査ゲートの手前にタブレットがあり、そちらで記入→入力したメールアドレスに即時完了のメールが届くので、無事完了すれば自動化ゲートにてパスポートをかざすだけで入国できます。)が必要でした。

それにしてもコロナ禍中に空港の出入国がかなり自動化されていました。
パスポートのスタンプを集めるのも旅の一つの楽しみでもありましたが、入手がかなり困難になっているので、少し悲しくもあります。

からっぽの査証ページをどうしてくれよう。

Wi-Fi

以前台湾にいった際、KKdayというサイト経由でWi-Fiを借りると日本で借りるのが本当にアホらしく感じるほど安かったので、今回も【台湾(kkday)、オーストラリアの別々で借りるプラン】 VS 【海外周遊(台湾・オーストラリア)プラン】で価格を比較したところ、前者に価格優位性がありました。

現地空港で受け取る、という一手間かつ、台湾渡航中は、借りているオーストラリアWi-Fiを無駄にする期間はありますがそれでも別々で借りたほうが安い驚異。
台湾だけ行くかたも「3泊4日で1,000円ちょい」という価格破壊もいいところ...みたいな価格なので、こちらより一手間どうぞ。

オーストラリアも同じようなプランがあれば...と思いましたが、見当たらず、結局Grobal Wi-Fiという国内で借りられるプランで予約しました。

桃園空港→台北市への切符

こちらもKKdayで見つけたので購入しました。
通常160NTD購入する電車運賃を619円で購入することができるとのこと。

4.5円で計算すると720円ということで差額は100円程度、
往復分を考慮して200円のディスカウントです。

個人的には、手間を鑑みるとそんなに安く無い気がするので省略しても良いと思います。KKdayのサイトで決済しますが、そのまま使用できるわけではなく、乗車するためのトークンを手に入れる必要があります。
引き換え場所は、空港から地下鉄駅へ向かう途中にあるので分かりやすいですが、バウチャーを見せたりパスポートを見せたりと、ちょっと面倒です。

とはいえ、口コミを見ると「自動券売機よりもスムーズに購入することができました!」などと高評価なので、たしかに券売機が苦手な人からしたら対人なので良いということもあるのかも。

また、西門あたりに宿泊する人は、パイナップルケーキか太陽餅と引き換えできるクーポンをもらえるので、それが欲しければ。ただし、そんなに人気店でもなさそうなので、正直スルーしてもいい気がしてなりません。

台北→台中への新幹線

2人で行く場合、台中を到着とする新幹線切符の1枚が無料になるというキャンペーン。(残念ながら2023/5/31まで。紹介すんなよな。ごめんなさい。またやってくれ。)

片道2,500円くらいするので、かなりお得でした。
ただし、事前に台鉄のHPで列車の予約、乗車30分前までに紙のきっぷに窓口で引き換えが必要かつ、その際全員分のパスポートも必要です。

ちなみに、台中は新幹線の駅が中心部から結構離れています。例えるならば、新大阪みたいなイメージですが、新大阪よりアクセスが悪いです。

また、新幹線でなくても特急で台北⇄台中は移動が可能です。新幹線を利用し、台中最寄りの新幹線駅から台中中心部までの向かうまでの鈍行に乗ると、特急利用の場合とあまり所要時間が変わらない...という少し悲しい現実が待ち受けているっぽいので、乗り換えが面倒であれば、特急のほうが良いかもしれません。

ただし、台湾の特急、かなり人気が高いようで(新幹線よりかなりお値打ち)、現地の土日ともなると1週間前にはもう満席...というのも珍しくないようです。

「んなアホな」と思っていたわたしも、台中→台北の移動が土曜にあたったため、調べてみると「満席」との文字。同日は母の日にあたり、カーネーションを一輪持った台湾人を多く見かけることがあったので、もしかするとそのための帰省などで混み合っていた可能性もなきにしもあらず。

みんなやさしい。

メルボルンシドニーへの移動

オーストラリア国内の移動は飛行機での移動が一般的ですが、一度「東京→出雲市」を夜行で走る寝台列車サンライズ出雲」に乗ってから、夜行列車の魅力に取り憑かれ(と言ってもまだ1度しか乗ったことがありませんが)、いつか海外の夜行列車に乗車してみたいと思っておりました。
運良くメルボルンシドニーの夜行列車を見つけ、しかも(航空券の方が安いが)そこまで値の張るものでもなかったため、コンパートメントの席を予約。

一等や二等の席であればネット予約が可能でしたが、なぜかコンパートメントのみ電話予約しか受け付けておらず、国際電話でのやりとりが必要でした。
英語の得意な神に依頼し、無事チケットをゲット...Thanks god its a beautiful day...

かなりハードルの高い予約でしたが、結果として最高の体験だったので、勇気と英語力がある、もしくは英語の得意な知人がいる電車好きなかたは是非.....
ちなみにシドニーの知人曰く「メルボルンへの移動に電車なんて乗らない」とのこと。
まあ普通はそうです。とはいえ、電車が空いているわけではなく、コンパートメントは満室、座席もほぼ埋まっていたので、途中駅での下車や乗降もありましたが、そこそこ需要はありそうです。

ちなみに1,2等はすべて「座席」で、猛者でもない限り体力消耗が激しそうです。やめとけ。

宿

台湾・オーストラリアとなんちゅうまとめかたするんじゃ、という感じですが、以下を予約しました。
詳細は別途記載しますが、軽い感想は以下の通りです。
宿は財政状況もそうですが、いかに早めに予約をとることがコスパのよいホテルに泊まるキーになると思うので、なかなか大変ですが、キャンセル料は直前までかからないところも多くあるので、さっさと予約してしまうが吉です。

シドニー②以外は、2名1室、台湾→10,000円前後、オーストラリア→15,000円以下のところをチョイスしています。

 

【台湾】
台北①(台北駅近く):Hotel Relux 台北駅2番館


なぜか評価が高いので意味がわかりませんが、換気が最悪で湿度が5万%(当社比)を超える最悪の環境です。安い台北のホテルで窓がないのは珍しいことではなさそうですが、一生カビの匂いがする最悪のホテルで最悪でした。一刻も早く逃げ出したかった。
サービスは悪くありません。
台北駅周辺にHotel Reluxがたくさんありました。他の館はマシなのかも。

台北②(台北駅近く):N Hotelこちらは普通に綺麗でした。①と同じエリア・価格帯で探していらっしゃるのであれば、圧倒的にこちらをおすすめします。

台中(台中駅近く):Hotel Mi Casa

台中は勝手がわからず台中駅近くのホテルを取りましたが、ちょっと離れたところに中心部があるようです。とはいえ、真夜中まで遊び呆けたい!などなければ、基本中心駅である台中駅行きのバスなどはじゃんじゃん出ているので、台中駅近くのホテルをとっても問題はなさそうです。
こちらのホテルはこじんまりとしていましたが、バルコニーもついていてなかなか女子好みな感じです。

駅が目の前に広がっていて面白いです。繁華街とは逆サイドなので、喧騒もなくゆっくりできました。

 

【オーストラリア】

メルボルン(Flagstaff駅周辺):Pegasus Apartment Hotel

メルボルンも土地勘がなかったため、中心部と呼ばれる「メルボルンCBD」からすこしだけ離れたエリア。ただし、メルボルンの街がコンパクトだったこと・Queen Victoria Marketからほど近く、フリートラムゾーン(なんとメルボルンは中心部のトラムが無料です)内にあったことから、そこまで不便な感じでもありません。
アパートメントタイプ(キッチン付き)の部屋を予約したので、冷蔵庫や電子レンジ、お皿やカトラリーが付いていて買ってきたお惣菜やパンを食べたりと便利でした。料理したいと思っていたけど全然しなかったぜ。(日本にいるときしないだからそりゃしないよな)

 

シドニー①:Central Studio Sydney Hotel

シドニー電車の中心駅、Centralは、やはり繁華街から少し離れた駅ですが、こちらも鉄道の中心駅ということで、メインのトラム駅も近いのでめちゃくちゃ不便を感じることはありませんでした。いわゆる繁華街から歩いて帰ってくることも大変ではなくQVB(=お買い物エリア)からは15分くらい、Circular Quay(=オペラハウスなどがあるウォーターフロントの観光エリア)からも30分もかからず帰ってくることができます。

ホテル的には、今回泊まった中で最も広かったです。ただしシャワーブースが完全に閉じられるタイプではなく、洗面・トイレブースがびっしゃびしゃになるタイプです。それ以外は問題なし。

 

シドニー②:Paramount House Hotel

ここはぜひ泊まってみたく、この旅で唯一奮発したホテル。最高の一言。
もともと、ご存知映画配給会社であるParamount Picturesのオフィスがあった場所をリノベーション してできたホテルとのこと。施設内にはお洒落なレストラン・カフェ・バーもあります。
とにかく良かったので、別途記事にいたします。
ACE Hotelもある、シドニーでもお洒落エリアに位置しており、坂道もありますが散歩も楽しいエリアです。

 

シドニー③:travelodge hotel sydney airport

翌朝のフライトが7:50発だったので、とにかく空港の近くに...と泊まったホテル。
とはいえ、空港からも最寄りの駅からもアクセスが良いというわけではなく(なぜ泊まった?)正直ホテルからチャーターバスで10分はかかる(10ドル/人)し、シドニーは中心部から空港まで電車で20分程度と非常にアクセスが良いので、中心部に泊まってもよかったな...という印象です。
事前に支払いを済ませていたのにもかかわらず、二重請求されそうになったりとあまり良い思い出はないので、おすすめしません。

持ち物

これといって普段と変わりないものばかりですが、
毎度お馴染みガイドブックは、今回ほぼ役に立ちませんでした。

というのも、

例の如く、パッキングは以下の感じです。

mourino.hatenablog.com

今回初めて持っていって良かったな!と思ったのはこちら

www.ikea.com

食べきれなかったお菓子などの封をするのに便利でございました。

今回台湾は夏、オーストラリア(特にメルボルンは冬)は晩秋ということで、荷物がかなり多くなってしまいました。そんなときに、帰りのJAL、23kgの荷物を2つ預けることができて大変ありが滝廉太郎.........

やはり帰国便はLCCではない方が良いですね(もちろん行きもです)。

さてはて、14泊ともなると準備も相当気合が必要でしたが、なんとかやりきり、次回出発します。

【2019 北欧⑤】アイスランド - "これぞアイスランド"を観光したい

2019年10月、定例ぼっち旅行〜北欧編〜第5弾です。

第4弾までは以下をご覧ください。

前回の更新から2年半経っている...だと........?
自覚はあります。すみません

===
もくじ

 

こんにちは、今回は存分にアイスランド大自然を満喫するルートについて書きます。

まだまだ続くこのご時世。誰が見てくれているかもわからないけどがんばるぞ。

ゴールデンサークル+南海岸

アイスランドに旅行へ行くひとで「自然なんて1mmも見たくねえ」なんてかたは一人も居ないと思うのですが、そんな方々が一番手っ取り早くいい感じの自然と触れ合えるのが、ゴールデンサークルというスポットのようです。

ゴールデンサークルを周るツアーはレイキャヴィクからたくさん出ていて、だいたい日帰りのものが多い様子。

せっかくアイスランドに行って、メインのどころが1日というのも悲しい...ということで、私が巡ったルートは、ゴールデンサークルの一部と南海岸沿いのこのルート。

f:id:mourimouri:20210414192750p:plain

見どころと言われるすべてを回ったわけではないのですが、それぞれにちゃんと時間を割いて、2泊3日(実質1泊2日)の観光となったので、ご参考となれば。

 

 

ゴールデンサークル+南海岸の見どころ

それぞれ特に人気が高いのは以下(らしい)。
太字は行ったところ。個別に書いていきます。
逆にそれ以外は行ってないのでおさわり程度にしか書いていません。

  • ゴールデンサークル
  1. ゲイシール間欠泉
  2. グトルフォス(滝)
  3. シングヴェトリル国立公園
  • 南海岸沿い
  1. セリャラントスフォス(滝)
  2. スコゥガフォス(滝)
  3. スカフタフェトル国立公園
  4. ブラックサンドビーチ
  5. ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

太字以外は行っておりませんので、気になるところあれば各自ガイドブックなどでご確認いただけますと幸いです。

プラスで、南海岸沿いは以下のスポットにも行きました。

  • ソゥルヘイマヨークトル氷河
  • Fjaðrárgljúfur(渓谷)
  • Holtsós(干潟?浅瀬?)
1.ゲイシール間欠泉

f:id:mourimouri:20210124181156p:plain

お子様大喜びスポット、間欠泉。
あまり前のように「間欠泉」と書いていますが、

一定周期で水蒸気や熱湯を噴出する温泉のこと

 とのこと。自然の噴水です。ちがうか。
無論、熱湯なので近づきすぎると激ヤバです。

アイスランドにはいくつか間欠泉があるようですが、アクセスの良さや規模から、こちらのゲイシール間欠泉が人気の模様。

f:id:mourimouri:20210124163744j:plain

ゲイシール間欠泉のエリアには大小いくつもの間欠泉が密集しているのですが、その中でも一番大きな「グレート・ゲイシール」という間欠泉は、だいたい1日1,2回、60mくらいの高さまで、熱湯が吹き出るそうです。

たぶんグレイトなゲイシールが吹き出す瞬間は見れませんでしたが、写真に載せたくらいの(おそらく20mくらい)ものであれば、10-15分くらい待っていれば1回見られるかな、くらいの頻度で吹き出してました。

f:id:mourimouri:20210124163534j:plain

f:id:mourimouri:20210124181152p:plain

吹き出る前も、まるで地球が呼吸をしているように、ゴポゴポ音を立てています。だんだんその規模が大きくなると、一気に噴出。

f:id:mourimouri:20210124163611j:plain

f:id:mourimouri:20210124163725j:plain

周囲はすすきのような植物が茂っていたのですが、噴出した水がその植物に降ってきて、そこに光が注ぐと、キラキラと光って、とても美しいのです。

f:id:mourimouri:20210124163435j:plain

流れ出たお湯が、冷えて、凍って、薄い氷の板に。その上を人が歩くとすぐに破れてしまうのですが、その破片もキラキラと光っていてきれい。

こんな風景見たことなくて、自分の中で形容できる言葉がなくて、ずっと困ってしまう。

f:id:mourimouri:20210124163417j:plain

凍った表面の氷の下を通って流れていく水も見ることができます。(静止画だとわからないですね.....)

温泉なので、硫黄の匂いがします。が、この匂いには日本人慣れたものです。ところで、間欠泉、日本にもあるんですね。温泉大国ですもんね、日本。そりゃそうか。

 

ゲイシール間欠泉には、軽食や飲み物、お土産などが買えるゲストセンターがあります。お手洗いもあります。

f:id:mourimouri:20210124163802j:plain

f:id:mourimouri:20210124163844j:plain

ここで売られていたラムのスープが食べたかったけれど、蓋を開けたら残量マイナスだったので泣く泣く諦めます。

 

2.グトルフォス

ゲイシール間欠泉のエリアからほど近く、非常に壮大な滝、「グトルフォス」があります。

f:id:mourimouri:20210124164321j:plain

デカすぎて広角で撮らないと無理。無いよ、んなもん。

というときは、iPhoneのパノラマで撮りましょう。わたしは気づくの遅くて写真がありません。

こちらにもゲストセンターがあります。なんだか格好いい建物。
アイスランドには木材をふんだんに使った、シンプルで、それでもフィンランドなどの明るくてやさしいものとはまた違った、すこし無骨で格好いい建物が多かった気がします。

f:id:mourimouri:20210124164011j:plainえ〜レンズ汚ねー。

このゲストセンター脇の小道を通って、滝まで。

f:id:mourimouri:20210124163949j:plain

いちいちカッコいい。こんなにもきれいに整備してくれているのに、グトルフォスもゲイシールも駐車代すら徴収しない...してくれ...

f:id:mourimouri:20210124164106j:plain

全く上手に撮影できていないのですが、グトルフォスのアイデンティティは、「2段になっていること」だそう。

グトルフォスの滝は2段になった岩肌をダイナミックに流れ落ちる滝です。1段目の滝の高さは11メートル、2段目の滝の高さは21メートルあります。滝の両側にそびえたつ峡谷の壁は高さ70メートル程あり、グトルフォスギューフル峡谷へと繋がっています。この峡谷は氷河の爆発によって形成されたと言われています。

出典:https://guidetoiceland.is/ja/travel-iceland/drive/gullfoss

もはや規模が大きすぎて、正直滝なのか川なのか何なのかわからなくなってきますが、渓谷を流れ落ちていく水量に圧倒されます。
f:id:mourimouri:20210124164126j:plain

冬場は、この飛沫が凍って危険なので、ここまで滝には近づけないそう。
たしかに飛沫はものすごく、軽い小雨状態だったので大切なカメラをお持ちの方は何かしらのプロテクターなどがあると安心です。

無論足場はしっかりとはしていないので、傘はさせません。どうしても水に濡れたくないかたは、ポンチョなどがあると良いかも。

3.シンクヴェトリル国立公園

残念ながら行ってませんが、地球の割れ目「ギャウ」が見られる貴重な文化遺産です。レイキャヴィクから50km程度と、日帰りでも十分に行けるエリア。

地球というのはいくつかの大きなプレートに別れているということを小学校か、中学校に習った記憶がうっすらあるかと思いますが、そのプレートの「北アメリカプレート」と我らが「ユーラシアプレート」の境界が、ここアイスランドにあるとのこと。それが、シンクヴェトリル国立公園にある「ギャウ」です。

アイスランドのシルフラダイビング

画像:http://www.worldtrip-for-diving.com/entry/Iceland.silfra

プレートの境界って、こんなにも普通に「崖と崖」って感じで見られるんですね。全部海底にあると何故か思い込んでいたこの悲しさよ。

なんともこちらの裂け目は年に数センチずつ広がっているらしいです。何故かおまたが痛くなってきた気がする...(???)

アイスランドではこの裂け目は年に数センチづつ広がっているそうですが、海岸線も浸食により少しづつ減っていくので結果として国土が拡大することはないらしいです。日本も大陸プレートの境目にありますが、日本ではプレートがぶつかり合うアイスランドとは真逆の現象です。そのためどちらの国も地震頻発国なのですが、プレートの広がるアイスランドではその規模は小さく、日本では大規模になるようです。アイスランドでも稀に地震が発生しますが、人口密度が低いこともあり大きな被害が出ることは非常に稀です。

出典:シンクヴェトリル国立公園の楽しみ方 | Guide to Iceland

裂け目部分はダイビングができるそうで、その透明度の高さが非常に人気とのこと。綺麗すぎて飲まれそう。ダイビング好きなかたはぜひ。

4.セリャラントスフォス(滝)

アイスランドにはとにかくたくさんの滝があるのですが、南海岸沿いでも人気の滝のひとつが、こちらのセリャラントスフォス。

「フォス」がアイスランド語で「滝」です。

この滝の見どころは、滝の裏側に回れること。

f:id:mourimouri:20210124164706j:plain

(写真のわかりづらさ、天下一品...)

こちらも冬季は凍結で滑って危ないので、裏側には回れないのでは...と思いますが、正直管理している人がいないので、実態は不明です。凍っていなくても危ないので、健全なアラサーのみなさんはやめておきましょう...身のため....

f:id:mourimouri:20210415160929j:plain

滝、ものすごいのですが、グトルフォスとセリャラントスフォスあたりを回ったところで「滝以外がみたいな」という欲求が明確に露呈してきたので、滝めぐりはこのあたりで締めました。

日本で「滝」といえば、昔はよく心霊写真が撮れてしまうとテレビ番組でも特集されていましたが、アイスランドの滝はどうなのでしょうか。壮大な大地に圧倒されて霊も萎縮しそう。しらんけど。

5.スコゥガフォス(滝)

セリャラントスフォスで滝締めしたので行っておりませんが、こちらのスコゥガフォスも人気の瀑です。位置はセリャラントスフォスよりレイキャヴィク寄り。

f:id:mourimouri:20210415163717p:plain

画像:http://icelandic-memo.com/spot/skogafoss 

アイスランドで最も大きな滝のひとつ(?)、スコゥガフォス。このサイズの滝が複数あるんですかね。というのは置いておいて、この大きさが故に晴れた日は虹が、そして日頃の行いがより良ければ二重の虹が見られる滝として人気のようです。

また、崖の上に昇って、上から滝を眺めることができるのも、この滝のセールスポイント。ダムは見れても滝はなかなか上から見ることができないものだというイメージがあるので、色々と日本で疲れてすべてを見下したくなったわたしのようなアラサーにおすすめです。

6.スカフタフェットル国立公園

こちらも行っておりませんが、「スバルティフォス」という、ちょっと他の滝とはビジュアルが異なる映え滝や、ある国立公園とのこと。

また、ヴァトナヨークトルというアイスランドに行く予定のある方であれば、一度は目にしたのでは?というような氷河もスカフタフェットル国立公園内にあります。

アイスランド最大の氷河『ヴァトナヨークトル氷河』にある氷の洞窟『スーパーブルー』を探検しよう! | たびこふれ

画像:https://tabicoffret.com/article/2535/

ヤーーー、これは行ってみたかった。おそらく個人で行くのは無理なので色々と真剣な気持ちでの訪問が必要だと思いますが、ミーハーな心が止まらない。寒そう。

この氷の洞窟に入れるのは11月〜3月までとのことなので、お目当ての場合はご注意を。

 

そして、こちらがスバルティフォス。
Svartifoss Waterfall Hike In South Iceland • The World Travel Guy

画像:https://theworldtravelguy.com/svartifoss-waterfall-hike-in-south-iceland-info-directions/

パイプオルガンかよ.......「柱状節理が発達した玄武岩質」でできているそうです。
ちょ、ちょっと、地学履ってたひとー?よくわかんないんだけどー?

深成岩と火山岩みたいなやつですね、玄武岩質は火山岩だった気がするので、きっと火山から出てきたマグマが固まるとこういう形になるのでしょう。

無理やりゴロあわせで覚えてた鉱物がこんなところで役に立つだなんて...というかよく覚えてたな....

f:id:mourimouri:20210415174617p:plain

たぶん見どころが詰まった国立公園なのでしょう.....いきたい。

7.ブラックサンドビーチ

前項でも書いた「柱状節理が発達した玄武岩質」ですが、この形状のものは、スバルティフォスのほかでも、レイニスドランガルというスポットでも見られるそう。

Reynisdrangar Rock Formation in South Iceland | Reykjavik Cars
画像:https://www.reykjavikcars.com/post/reynisdrangar-iceland

目の前には海。

こちらが、ブラックサンドビーチです。

スバルティフォスと同じく、「柱状節理が発達した玄武岩質」でできた岩が特徴的。また、「ブラックサンドビーチ」の名の通り、一面に黒い石が広がっているらしいです。

綺麗な景色とは裏腹に「力強い波が来て、一瞬で引き込まれてしまう、という事故も度々起こってるさかい、注意ながら見るんやで、と宿泊したコテージのおじちゃんにかなり真剣目のトーンで注意してもらったので、ぜひお気をつけて。

実際になくなった観光客の方もいるとのことで、おじちゃんとの約束、、守ってくれよな。(どこがブラックサンドビーチかわからなかったが故に、行ってねえな...)

 8.ヨークルスアゥルロゥン氷河湖

アイスランド最大の湖。

スカフタフェットル国立公園内にある、ヴァトナヨークトル氷河から分裂した、ブレイザメルクルヨークトル氷河という氷河の先端にある湖だそうで、氷河の氷が大西洋に流れていく姿を見ることができます。

f:id:mourimouri:20210415190726j:plain

奥に広がっているのが氷河、そしてその氷河から溶け出してきた氷が手前のガリガリ君ソーダ味)みたいな色の塊。うまそう。

ここでは、スノーモービル?などに乗るアクティビティも行っているそうですが、のんびり眺めるのが吾輩には合っております。

f:id:mourimouri:20210415190357j:plain

分かりづらいですが、この右側の白くなっている部分がすべて氷河です。リングロード(アイスランドを1周するメイン環状線的な道路)を走ると、こんな風景もザクザク見ることができます。

アイスランド、小さいのは島だけです。ほんと、全ての規模がデカくて、デカすぎてだいたい4:3の枠に収まらない。

消失点が見えるまっすぐのびた道もまた格好いい。

 

道路を挟んだ反対側には、海が広がっていて、湖からどんどんと氷の塊が海へ流れていきます。

f:id:mourimouri:20210124180610j:plain

こちらもブラックサンドビーチ同様、砂浜の色は黒。

こちらは、氷の塊がキラキラと光っていることからか、「ダイヤモンドビーチ」と呼ばれています。ビーチ感はないけれど。

f:id:mourimouri:20210124180708j:plain

f:id:mourimouri:20210124180658j:plain

この巨大な氷たちも、いざ大海原へ。一方通行だろうけど、どんな旅になるんだろう。

f:id:mourimouri:20210124180646j:plain

そんなことをぼーっと考えていたら、あっという間に日が暮れちまうのが、北欧です。

 

9.ソゥルヘイマヨークトル氷河

氷河続きまして、こちらもリングロードを走っているときに見つけた氷河。

直接道に面してはいない+10分ほど未舗装のでっこぼこ道を走っていかなければならないので、この旅唯一マニュアルの4WD を借りてよかったと感じた瞬間でした。

いや、借りてもらったのも運転してくれたのも友人様様なんだが...マジ感謝

それでも、行きにくいがゆえのものすごい光景。

f:id:mourimouri:20210124180720j:plain

目の前に氷河が広がります。この白い部分が全部氷。9月に行ったのでこれでも恐らく溶けている状態です。同じ地球上にいるとは到底思えないような壮大さに圧倒されます。

レイキャヴィクから一番ちかい氷河とのことですが、道路の状態的にも「気軽に行ける...」という感じでもないので、ドラテクへの自信と機会があればぜひ。

 

10.Fjaðrárgljúfur

レイキャビクへの帰路、友人がその場で「アイスランド 足りてる?」と、調べてくれた渓谷。もはや読み方はさっぱりわかりません。フャスラリュジュファ〜?ファ〜???

シンクヴェトリル国立公園に行けなかったので、この渓谷にいけてよかった...

 

見て...なんぞこれ....

こちらも当たり前に無料観光スポットなので、人員の配置はありません。崖ギリギリまで行こうと思えば行けるので、帰りは飛行機ではなく大地へ還ったかたもそこそこいるそうです。

たしかにギリギリまで行った瞬間に崩れたり突風が吹いたりすることもあると思うので、賢明なアラサー民は節度を守った渓谷観光をしてください。おやくそくです。

上のほうに3つぐらいある黒い点が人です。
あたり一面に広がっているのは、アイスランドモス。

モスと言っても、厳密に言うと苔ではないそうですが、わたしは苔の専門家でも植物に詳しいわけではないので、余計なことは書かないに限ります。
大切に保護される対象のもので、一度荒らしてしまうと回復するのに数十年、数百年とかかってしまうそうです。また、アイスランドは火山の影響や、たくさん放飼にされている羊たちが芽を詰んでしまう(諸説あります)ことから、苔以外の高い樹木が育たないとのこと。

羊は苔を食べないのかしら...なんて思ってしまうのはヤボなんでしょう。

それにしても、こんなにも雄大な景色ばかり見ていて「飽きる」なんてことはないのかしら...と思っていましたが、全然飽きないし、ずっといたい。住むとなったらやっぱり文明を捨てきれないのだろうけど、旅行で来ている分には一生居たいです。
訪れる大抵のところで同じように思うのですが、これはおそらく旅行マジックなのでしょう。

11.Holtsós

なんて読むかわからんシリーズ。ホルトソス(仮)

こちらは本当に何も知らないまま、運転を続けていたら、突然視界が開けて、言葉が合っているか自信はありませんが、鏡面反射がとっても美しい場所に出ました。

ちょうど陽が落ちていく瞬間。やわらかなブルーと力強いオレンジの対比が本当に美しくて、運転は大変なのにあたりが暗くなるまで、物思いに耽っておりました。

氷河や滝や、大地。こんな大自然を目の前にすると使い古されまくった言葉ですが「自分一人の力なんかじゃどうにもならないな...」と改めて感じます。
ちょっとしたすれ違いや、苛立ちや、誰のなんのためにやっているかわからない仕事もどうでもよく............なりますが、そんなことは言ってらんねえ。
そんなことにも立ち向かっていかなければ、この素敵な景色に出会うこともできないので、わたしたちは理不尽と闘っていくのです!

ハァ?

というわけで

....アイスランドはわたしが持っていた薄いガイドブックには乗り切らない景勝地が数知れずあるのだな...と改めて感じたホルトソス(仮)。
道路に面していなくても、片脇に車が停まっていたら「ここは!?」と思って間違い無いです。1台だともしかしたら尿意系の催しかもしれませんが、2台もあれば、おそらく誰かの心を奪うような魅力ある場所です。

 

この記事を書きはじめたのはいつかもう思い出せないくらいに時が経ってしまいました。この間にもコメントをくださった方々...本当にありがとうございます。。
コメントをいただくたびに「書かねば!」と思い、数秒後には「眠い!」というお始末です。お粗末。

現在は2023年5月。コロナの期間を挟み色々と状況は変化しているかと思いますので、最新情報はぜひお調べの上ご旅行あそばせ。

 

もう色々と思い出せなくなってきているので、北欧篇を続けるか否かの判断を迫られています己に。

お次にお目にかかるのが、どのような国のことを書いているか....わかりませんが、お時間あればぜひ。

【2019 北欧④】アイスランド - ブルーラグーンに行きたい

2019年10月、定例ぼっち旅行〜北欧編〜第4弾です。

第3弾までは以下をご覧ください。

===
もくじ

 

さて、今回は世界一の露天風呂、ブルーラグーンについて書きます。
全然アイスランド感ないですが、高中正義先生のBlue Lagoonでも聞きながらどうぞ。


もはや高中正義でもブルーラグーンでもないですが、何故かラグナムーンを思い出し「そういえば」とググったら、現在ラグナムーンって全然ギャルじゃなくなってるんですね。ビビった。

f:id:mourimouri:20210125163052p:plain

Oneway、Blue Moon Blue、ROSE FANFAN、moussy、LOVE BOAT....文字を見るだけで恥ずかしい気持ちが湧き上がってくる恐ろしいアルファベット群...
ギャルでもなんでもないクソダセぇ中学生がイキリまくってなけなしのお小遣いで買ってたな...我が物顔でショッパーを体操着入れにしてたな...実家のショッパー(通称:ショ袋)まだあるかな...たのむ、オカン。燃やしておいてくれ...

と、全然関係ない話からもとにもどして、ブルーラグーンです。

 

ブルーラグーン

f:id:mourimouri:20210124180757j:plain

水色がきれいなシリカが混ざった非天然温泉。日本で言うスーパー銭湯的なもので、それのレベルを最強まであげたものと思っていただければ。

残念ながら浮かれに浮かれ、写真がほぼないです。
そのかわりたくさんきれいでシャレた写真アップしているブログを見つけたのでよろしければ。わたしもこんなシャレたブログを書きたい。

さて、「おいおい、シリカって。大丈夫なのかよ!」と思われるかもしれないのですが、(わたしがシリアと混同している可能性が高い。情勢。)
なんだかんだでお肌の味方らしく、Google先生のリスティングで出たところによるとあの「DaiGoさん」も愛飲しているそうです。

f:id:mourimouri:20210226143302p:plain

DaiGoに美肌のイメージあるか...?(いや、ない。)

これがメンタリズム...ではなく、たしかにブルーラグーンに行ったあと2週間くらいは本当に肌がつやつやでハピネスでした。めちゃめちゃ時差ボケとかあったのに。

わたしはもともとアトピーだったのもあって、体調次第ではヤバイかと心配していましたが、むしろ肌ハピネスだったのと、むしろ含有成分である「ケイ素」がアトピーなどの皮膚疾患に効力を発するとHPにはあるので、たぶんめちゃめちゃ悩んでるとかでなければ行って大丈夫だと思います。

 

概要

f:id:mourimouri:20210226155547j:plain

Guide to Icelandというサイトが、「早わかりブルーラグーン」と、下記まとめてくれていたのでぜひ。

  • ブルーラグーンは一年中オープンしており、レイキャビクからのアクセスも簡単。

  • 入場料は14歳以上、6990クローナから。

  • 2歳から13歳は入場無料です。2歳未満のお子様はご利用になれません。

  • 6歳までの子供を更衣室に連れていくことができます。

  • 事前のネット予約が必要です。【ブルーラグーン公式ページ

  • 18時以降は比較的空いており、チケットも取りやすい時間帯です。

  • お湯の温度は39℃程度に保たれています。

  • 1976年にできたブルーラグーンですが、天然温泉ではありません。

  • シリカやミネラルの豊富なお湯でお肌に良い効果があります。

  • 疥癬の治療にも効果があります。

  • ブルーラグーンのお湯は48時間で完全に入れ替わります。


予約方法

以下めちゃ詳しく買いてみましたが、めちゃめちゃ簡単で丁寧なので、安心して読み飛ばしてください。

注意点は、行く日が決まったらできるだけ早めに予約すること(とはいえ半年後までの予約しかできませんが)。

アイスランド旅行のプランを練るときにはブルーラグーンの日程を中心にプランしていくとスムーズだと思います。


【手順】

Blue Lagoon公式サイトにアクセス

②右上の【Book Now】へ

③「Select Your Experience」のポップアップで予約したいものをクリック
(ただ風呂に入りたいだけなら「The Blue Lagoon」へ)

④「How many of you are visiting?=何人で来るんや?」を入力。
 13歳以下は無料かいな。うらやましい。

⑤「What date are you visiting?=いつ来るんや?」を入力。

⑥「What time are you visiting?=何時に来るんや?」を入力。
└ここで時間と併せて【パッケージ】も選択します。
 └・Comfort   :通常
  ・Premium  :ちょっといいプラン*1
  ・Retreat Spa:ようわからんかったのでこのかたのブログをば。
         エステ的なものはついてないっぽいですが、ドセレブ。

通常プラン(Comfort)にもタオルや温泉の中で飲めるドリンクが1杯分含まれているので、Premiumはそんなに選ばなくてもいいかな、と個人的には思います。

⑦確認のポップアップが出るので間違いがなければ「Select and Continue」をクリック

⑧いろいろオプションコーナー1
:「Would you like to experience an in-water massage?=水の中でマッサージされたいか?」
されたい!→「Add-in Water Massage」をクリック、その後分数を選ぶ
いらねえ!→「Skip and Continue」をクリック

⑨いろいろオプションコーナー2
「Would you like to dine at Lava Restaurant?=併設のレストランでメシ食いたいか?」
食いたい!→「Add table reservation」をクリック、その後時間と人数を選ぶ
いらねえ!→「Skip and Continue」をクリック

⑩いろいろオプションコーナー3
「Would you like to reserve your transportation?=送迎利用すっか?」
ほしい!→「Add tranceportation」をクリック

乗る場所を選択:
A)レイキャヴィクダウンタウンエリア
バス停を選択 OR 宿泊しているホテルを検索窓に入力、検索すると最寄りのバス停が出てくるっぽいのでそれを利用して選択
B)ケフラヴィーク空港

マップ上に表示された地点に間違いがなければ「Confirm Pickup」をクリック

出発時間を選択:
ブルーラグーンの予約時間から逆算したおすすめの時間が表示されるのでそれでよければクリック
ブルーラグーン以外に見る場所は周囲にないので、わざわざ早めに行く必要は皆無です。)

おろして欲しい場所を以下より選択:
・のった場所と同じ
・また別の場所を選ぶ
・ケフラヴィーク空港

帰りのバスの時間を選択:
またしてもおすすめの時間が表示されているので、こちらも選択。
「だいたい3時間くらい滞在してるよ〜」と記載あるのですが、レストランを利用しないのであれば、たぶんそのとおりだと思います。

〜〜〜

ここまでくれば、あとは支払うだけです。
DM来続けるのしんどいわ、という方は「Sign up for Blue Lagoon Iceland newsletter and get news and special offers」のチェックはいれないようにして、支払いへ。

〜〜〜
そんなこんなで無事予約が完了すると、入力したアドレスに予約完了メールとチケットが送られてきます。

f:id:mourimouri:20210226161156p:plain

最悪チケットがなくても電話番号やらアドレスやらを言えば入れる気もしますが、このチケットをスマホに保存しておくか、スマホを信じられない人はプリントアウトしておくと便利です。
館内はたぶんWiFiもあるので、たぶんメールでの確認もできます。

 

アクセス

f:id:mourimouri:20210226155625j:plain

Blue Lagoonに近づくと、こんな湯気が目に付きます。とうとうやってきたな、という感じ。

Blue Lagoonが運営しているバス以外にも、送迎バスがあるようです。こちらのほうがすこしお安め。ピックアップ場所は空港や、レイキャヴィクの市街からと、Blue Lagoon運営のものとほぼサービスは変わらないようなので、色々探してみてください。
Guide to Icelandのものは、Blue Lagoonの送迎より2000円近く安かったです。(2021.2月現在)
わたしのようにレンタカーを借りて行くかたは問題ありませんが(無料の駐車場が十分な台数分併設されています)、公共交通を使っての移動をするかたは、できれば事前予約がおすすめとのこと。

このサイトがめちゃめちゃわかりやすいです。(購入はGuide to Iceland)

空港からは1時間程度、レイキャヴィクの市街からは40分程度でブルーラグーンに到着します。

 

持ち物

【要るもの】
・水着(どんなものでも大丈夫)
・ヘアゴム:髪の毛長いかたは必須。シリカ、肌にはいいが、髪には最悪。
スマホを持ち込みたいなら:ジップロック的なもの
・足の裏ケッペキなら:ビーサン(Premiumコースにはついてます)
・スキンケア用品、ヘアケア(アウトバス)用品

【要らないもの】
・タオル
(サイトによっては"Standard"を選べば1drink、タオルなしで最安値で楽しめる、と記載がありますが、2019年にわたしが予約した際にも"Standard"クラスはなくなっていました。現在は、"Comfort"と"Premium"の二択です。)

・シャンプー、リンス、ボディソープ(シャワーブース内に設置されています)
・ドライヤー(あります)
・濡れた水着を入れる袋(ビニール袋がありました)
・水泳帽(いらん)

 

【大きな荷物】 
空港から、空港へ直行したい場合、キャリーケースなど大きな荷物があるかと思いますが、駐車場のスペースに預ける場所があるのでご心配なく。

 いざブルーラグーン

施設に到着したら、カウンターで、チケットを見せてチェックイン。この際に、タオル、リストバンドをもらいます。このリストバンドはロッカーのキーとして、また、館内で購入するもの/パッケージに含まれているもの(ドリンク1杯・シリカマスク)の管理に使用するので最後まで絶対なくさないよう注意されたし。

 

ロッカールームで着替えて荷物を預け、シャワーをあびたらいよいよ温泉へ...

f:id:mourimouri:20210226155912p:plain

Guide to Icelandより拝借

写真は借り物ですが、本当にキレイ。そして広い。でもやっぱりキレイ。
わたしは夕日→陽が落ちるくらいの時間に行ったのですが、ピンクに色づいた空を眺めながら温泉に入れて幸せでした。

冬になると、オーロラが見られる日もあるそうなのですが、温泉浸かりながらオーロラ見るなんてカルマ...カルマ値が高すぎでは...?

温度はかなり広いので場所によりますが、結構ぬるめです。「熱っ」となる箇所は全くなく、その気になれば長時間入浴が可能です。

お湯に入るまで少々外を歩かなければならないのですが、真冬になればなるほど「正気か?」という外気温なので、前段階のシャワーでできるだけ温まっておくことをおすすめいたします。

水深は深め。ところにより163cmのわたしでつま先立ちしないと口までお湯が浸かってしまう箇所もあります。お湯の中に座れる箇所があまりないので、基本的にはずっと立ったり歩いたりします。

 

シリカマスク

温泉の中を堪能していると、小屋がいくつかあり、その一つが泥マスクをくれる小屋になっています。お湯に入ったまま、長いスコップで手に「もっ」と係の人が盛ってくれます。その際にカウンターで渡されたリストバンドをピッとされますが、Confortプランでもマスクは含まれているのでご安心を。
このマスク、もらったら顔や首、デコルテなどお湯に浸からない箇所に塗りたくりましょう。とんでもなくすべすべの肌になります。
乾いてくるとパリパリになるので、そのまま温泉のお湯で流します。(故に温泉の底は人面に塗られたマスクだらけですが特に気になりません。それよりもたまに転がっている小石を勢いよく踏むとちょっと痛い。)

玄人はマスクが付いた状態で併設されているサウナに行くらしいですが、サウナにいかなくても非常に効果のあるマスクでした。

持続性もあるので、本当にもっかいやりたい。

 

入浴しながら飲酒

さきほどマスクをもらった小屋と同じような小屋に、バーが存在しており、これまた入浴しながらのオーダー、飲酒が可能です。もちろんノンアルコールも充実していて、中にはSkyrを使ったスムージーなんかもあり、これまた美味い。

Confortパッケージだと1杯分、それ以上のオーダーもリストバンドで済ませられます。ただし、酔っ払うひともいるらしいので、アルコールは3杯まで。

アイスランドの絶景をつまみに、温泉の中で飲むビールやワインの美味しさといったらありゃしまへん。入館料などで1万円くらいしますが、正直この経験ができるなら1万円なぞ、と思える価格です。アイスランドは物価が高いですが、付加価値がものすごいので、結果としてコスパいいのでは......

 

購入する飲み物以外も、施設内にウォーターサーバーが完備されており(アイスランドは水道水がどちゃくそに美味しいのでミネラルウォーターを買うことはまずありません)、水分補給で困ることは無いと思います。

水以外の飲料を買おうとすると、それはそれは高いので、入浴後に水以外のものを飲みたい場合は事前に用意しておくといいかもしれません。

だいたいお風呂に入ると喉が渇くと同時に、ハチャメチャにお腹が空くので、館内のしがないサンドイッチを購入したくない場合は何か持っていくとめちゃハピ☆です。

 

お土産

ここで買ってもよいのですが、空港やレイキャヴィクの市街地にも同じ商品が売っているので「アカン!免税とかどうでもええ!もう今すぐ欲しいんや!!!」という方はどうぞ。

正直Blue Lagoon内のショップより、レイキャヴィクの市街地のお店のほうが、ゆっくりトライできそうな雰囲気でした。空港でもたぶん試せます。

f:id:mourimouri:20210226172339p:plain

ラインナップはマスクやオイル、ローションなどのスキンケア系に、ソープ系、バスソルトなど。

しかし、高い。中身も同じくらい効果があるのかわからず結局涙を飲みましたが、せっかくだったらマスクくらい買えばよかったな、と未だに思っています。(そして、今見るとそんなに高くない気もする。)

 

なんだかんだ、チャラついた「映え☆」スポットかとも少々思っていましたが、ギッチリミッチリ楽しんできました。なおかつ肌へのベネフィットがデカい。水着恥ずかしいかたも、できるだけ肌を露出して入湯してきてください。直接のほうが効果すごそうだし(無知)。とにかくBlue Lagoon、鬼おすすめです。

 

====

 

全然関係ないのですが、都内のスーパー銭湯では

・マンガを読み耽るなら:スパジアムジャポン
・マンガを岩盤浴で読み耽るなら:スパジアムジャポン
・とにかく高濃度の炭酸泉に入るなら:荻窪 なごみの湯
・広くて比較的人の少ない、安価に岩盤浴も楽しめるスパ銭に行くなら:竹取の湯

が好きです。

ここのところサウナでととのうが流行りまくりですが、あんなんなんでみんな長時間耐えられるんすか?信じらんねえ。水風呂とか???儀式????

まだまだ発展途上な知識なので、ぜひともみなさんのおすすめを聞きたく存じます。

 

ーー今回、全くブルーラグーンに関係のない話ばかり書いてつらくなってきましたのでそろそろ終わります。

次回は、アイスランドのゴールデンサークルについて、前回よりもちょっと詳しく書きます。

ご都合よろしければ、ぜひまたお付き合いください。

*1:Comfortに以下がプラス。スリッパ、バスローブ、シリカマスクじゃない追加マスク、レストランの予約、レストラン利用の際のスパークリングワイン1杯

【2019 北欧③】アイスランド観光概要

2019年10月、定例ぼっち旅行〜北欧編〜第三弾です。

画像

新年あけましておめでとうございます。
2020-2021の年末年始は、今大流行中のコロりんのおかげで、初めて実家に帰らず一人都内で過ごす、大変にイレギュラーなものとなりました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

こんな毎日が続いている中でも、友人には子供が生まれたり、ようやく結婚をしたり、気づけば家を建てていたりと、立派にお過ごしの様子です。わたくしといえば、存分に労働に勤しみ、雀の涙も涙する程度の残業代をあくせくと貯めるべく残務の遂行に夜な夜なあたっているだけのカンタンな人生を過ごしております。

 

さて、昨年10月を最後に更新の途絶えておりました、北欧編。
今回はようやくメイン目的地であった【アイスランド】へ到着。

まずは観光について書きます。第一弾です。

 

【もくじ】

 

アイスランド概要

まずはアイスランドについて。

人口

約35万人。
北海道より少し大きな面積に、35万人(北海道は約528万人)が住んでいるそう。

言語

アイスランド語。氷語と書くらしい。めちゃめちゃ冷たそう。
おそらく旅行で接する人々の100%が英語を喋るので安心してください。

通貨

アイスランドクローナ(ISK)1ISK=0.8円
基本的にはクレジットカードがどこでも使えるため、現金はほぼ不要。
現地ではクレジットカードをかざして決済している様子をよく見ました。
私は「何かあれば友達に両替してもらおう...」と甘え、全くISKを持たずに入国しましたが、出国まで必要な場面に1度も出会いませんでした。

EU加盟国なのでユーロは使えません。が、シェンゲン協定には加盟しているので、乗り継ぎの度の審査は不要。 

気候

北緯63-66度、一部は北極圏に位置しているわりに北大西洋海流のおかげで温暖。(同じ北欧のフィンランドスウェーデンが真冬の最低平均気温−20℃くらいに対し、アイスランドは-3℃程度)。しかし、海に面していることもあって、強い風が吹きます。もちろん当たり前に寒いのでしっかりした防寒対策をしていくに越したことはありません。
雨もよく降りますが、強風のせいで傘をさしません。させません。
レインコートがあるといいです。もしくは、ダウンジャケットに撥水スプレーがあるとHappy.

オーロラ

オーロラの見やすさ世界一とも評されるアイスランド。首都のレイキャヴィクの民家からもシーズンになると見られるそう。

ベストシーズンは11月から2月。
残念ながら10月の中旬に行ったわたしは目撃できずでしたので、「オーロラを絶対見たい。オーロラを見るためにアイスランドにいくんや」というかたは、少しでも確立の上がる11月から2月の間の訪問がおすすめです。

また、オーロラ予報に特化した「Aurora Forecast」というサイトがあり、様々な要因からオーロラが見られる確立について毎日更新されている素晴らしいサイトなので、オーロラガチ勢はぜひご活用ください。英語ですが、見方に関しては、アイスランド旅行に欠かせないサイト、Guide to Icelandに記載があります。

料理

ラムやロブスターがメイン。珍しいものだと、サメやクジラがあるそう。(もちろんもっとゲテモノ系のものもあるので、興味のある方はこちらへ...ファーストビューから生首炸裂してるのでお気をつけて...)

友人はタラの干物をスーパーで買ってずっと食ってたな。

大自然が売りですが、基本的に大地は火山灰でできているため、野菜は地熱を利用した温室で作られているそうです。

野菜や肉ではありませんが、Skyr(スキール)と呼ばれる低脂肪の乳製品がめためた美味しいので、ヨーグルトが食べられるひとはぜひ。最近日本でも見られるようになってHappy.

スーパーでは購入ができないないため、専売店である「Vínbuðin」での購入が必要。「ブレンニヴィン」と呼ばれる蒸留酒が有名らしいですが、名を聞くこともなく帰国してしまいました。無念。

音楽

アイスランドって音楽のイメージが強いのですが、確かにこの雄大な自然を見ているとなんだか奏でたくなってくる気持ち、わかります(???)
フジロック勢だと、BjorkSigur Rósをはじめ、Of Monsters and MenにÁsgeir、Múmなどが有名です。
若くして亡くなったJóhann Jóhannssonなど、こんだけ小さな国なのに、音楽詳しくない人間でも知ってるアーティストばかり。

澄んだ空気や広大な大地に合う曲ばかりなので、アイスランドへ行かれる際は、ぜひ現地で聴けるように準備してほしいです。モウリのささやかな願望...

治安

世界一いいらしい。荷物は盗られない。

 

アイスランド観光

アイスランドって、知らない人は全然知らないし、知ってる人は夢見るくらいに知っている、そんな国のイメージです。正直わたしも「アイスランド=大地、オーロラ、大自然」みたいなイメージはもともとありましたが、「アイスランド」と「アイルランド」がどっちかどっちかよくわからなくなることのほうが多かったです。こんな浅学わたしだけしょうが。

最終的にギネスビールを覚えたところで、アイスランドアイルランドをきっちり識別することに成功しました。ビールは偉大。

さて、アイスランドの観光ですが、大地、オーロラ、大自然

火山の景観、ヴァイキングの歴史、氷河、レイキャビク、オーロラで知られる北欧の島。

と、Google先生もおっしゃっておりました。

自然が観光資源ですので、正直島をぐるっと回ればそれが観光です。ぐるっと回っている最中に、心がふるえるような景色が突如現れたり、映え......情景が広がっていたりと、まあ説明を放棄するとそんな感じなのですが、色々ポイントは抑えておいたほうがいいらしいので、ザッと分かる範囲でご紹介します。

Googleおすすめの観光スポット

f:id:mourimouri:20210124115707p:plain

こちらがアイスランドの見どころMap。(どうか謎の場所にカーソルが乗っていることは無視されてくださいませ)

興味本位で日本も調べてみたら、「東北、なんかGoogleにやらかしたんか」と思わざるを得ない結果が出ていて笑える。なんで。

f:id:mourimouri:20210124155018p:plain

話が逸れましたが、便利な時代になりましたね、Googleで「アイスランド 観光」と入力すれば、一覧で見られるこのありがたさ。

f:id:mourimouri:20210124120403p:plain

クリックひとつで写真はもちろん、レビューまで見れてしまう圧巻のUIなので、もしご存じない方いらっしゃれば、ぜひとも活用してください。Google Travel(←アイスランドの検索結果に飛びます)

行きたいところをGoogle Map上に保存なりピンをさしておいて、Wifiの使える環境下で旅行すれば、行き方まで地図上で案内してくれのです...オフラインでも使えるようにダウンロードしておけばどんな僻地でもスマホをなくさない限り目的地にたどり着くことができるのです...すごい...タダより高いものはないというけれど、Googleパイセン、マジ感謝っス!

王道の観光がメインであれば、本当にガイドブックの要らない時代になりました。

わたしのルート

話をもとに戻し、アイスランドの観光スポットです。今回わたしはざっくりいうと、レイキャヴィクから南側、アイスランドの外周をだいたい1/4するコースで観光してきました。レイキャヴィクからのツアーも多くでていて、下の地図上のピンの数からもわかるように、観光スポットも多い、人気のルートです。

もちろん北側にはフィヨルドがみれたりと、南側には魅力が満載なのでしょうが、次回のお楽しみということで。

f:id:mourimouri:20210124123924p:plain
アイスランドの地元っ子たちは、短い夏の期間などに、キャンピングカーを借りて、1-2週間かけて島を1周するキャンプツアーにでかけたりするらしいです。これが家族の行事になっていたりするのだとか。地元を存分に楽しむって素敵ですね。

今回わたしがレイキャヴィク以外で過ごしたのは、2泊3日。1日目は夕方に空港に到着、そのままブルーラグーンでのんびりしてしまったのですが、2泊3日あれば、レイキャヴィクの空港からアイスランド南側の人気観光スポット「ヨークルスアゥルロゥン」まで行って帰ってくることができます。

道中の見所で車を停めて、時間をかけて見る程度には余裕がありましたが、これが冬になると路面の凍結などでスピードが出せないなどもあると思うので、2泊3日はできるけど、のんびりする時間が減ったり、車から降りる時間が減る、という感じになるかと思います。そもそも寒いしそんなに外いられなさそうではあります。

ちなみに、アイスランド自体は小さな島なので、ガチで脇目も振らず休憩なし、ノンストップでなんの弊害もなく走り続けると17時間くらいで一周できるそうです。

 

アイスランド南側のみどころ

細かくは今後のブログで記載していこういう気持ちが現時点ではありますが「南側で何が見れんねん!」と疑問に思われるかたばかりだと思うので、このルートで見ることができる観光スポットを以下にまとめました。ご査収ください。

ブルーラグーン:世界最大の露天風呂。温泉大国なのに、ブルーラグーンは実は温泉ではない。とても気持ちがいい上に、露天風呂に入りながらビールを飲め、さらに泥パックまでできる。しかも、条件が揃えばオーロラもみられるというチートすぎる施設。そのぶん利用料金もビッグスケール。下手すると10000円くらいする。やべー。

f:id:mourimouri:20210124180757j:plain

ゲイシール:大地の呼吸を見ることができる間欠泉。テンションがすごいあがる。

f:id:mourimouri:20210124181356p:plain
f:id:mourimouri:20210124181407p:plain
f:id:mourimouri:20210124181416p:plain
f:id:mourimouri:20210124181429p:plain

・グトルフォス:ゲイシールから比較的近めのそれはそれは壮大な滝。でかい。落ちたら死ぬ。1年分のマイナスイオンを浴びることができるとされている(虚構)。

f:id:mourimouri:20210124164321j:plain

・セリャラントスフォス:デカい滝。滝の裏側にまわって、裏側から滝をみられる点が、他の滝との違い。お気づきかもしれないが、「フォス」が滝。

f:id:mourimouri:20210124164706j:plain

・ヨークルスアゥルロゥン:ヨーロッパ最大の氷河湖。湖から海に流れていく大きな氷河を見ることができる。クルーズもできるらしい。
道を挟んだ向かいにダイヤモンドビーチという、ヨークルスアゥルロゥンから流されてきた氷が打ち上がるビーチもあるので、セットでみられるお得なスポット。

f:id:mourimouri:20210124170112j:plainf:id:mourimouri:20210124170347j:plain

・Fjaðrárgljúfur(カタカナ不明ですみません):デカくてかっこいい渓谷。

f:id:mourimouri:20210124170846j:plain

f:id:mourimouri:20210124171000j:plain

(以下行ってないので写真はお借りもの)
シンクヴェトリル国立公園:ギャウと呼ばれる大地の裂け目がみられる世界遺産

シンクヴェトリル国立公園|アイスランド 世界遺産|阪急交通社

・レイニスドランガル:黒い砂浜。岩柱群がみられるとして人気。

レイニスドランガル どの含み 夕焼け と 海岸線の眺め

・ケリズ:火山湖。蔵王御釜みたい。(行ったことない)

f:id:mourimouri:20210124182825p:plain

(失敗)夜行くと何も見えずただのデカい穴なのでご注意を。

f:id:mourimouri:20210124171038j:plain

色々忘れてそうなので、思い出したら随時更新するスタイル。

 

===

主な観光スポット以外の見どころ

アイスランド語がわからない上に、全く慣れないカタカナの羅列でヨークトルなのかヨーグルトなのか混乱します。「フォス=滝」「ヨークトル=氷河」くらいをわかっておけば、名前を聞いたときに「ああ、滝ね」とわかるのでちょっと便利です。

アイスランドの何がすごいって、ブルーラグーン以外の観光がほぼ無料。

ゲイシールとか、グトルフォスとか、なんかすごいエラそうな地主みたいなひとが突如現れて「これはウチの滝やさかいに、見るんやったら金払い!」なんて輩がいないところが偉大なるアイスランドや!と感心するも、あまりにも素晴らしい景色なので、だんだん申し訳ない気持ちになってきます。

「た、たのむ...どうか...金を......金を払わせてくれ......」と、禁断症状が出てきたあたりで、法外とも言える物価に対する戸惑いと怒りがスッと消えさり「どうかこの税金がアイスランドで役に立ちますように」と躊躇なく金を使うようになりました。

どうか、あの税金がアイスランドで役に立っていますように。

 

また、ガイドブックに載っていない、名も無い道や風景もすべてが絶景なので、わざわざどこかに行かなくても、ずっと絶景に触れていられるのがアイスランドの魅力なんや!

f:id:mourimouri:20210124165904j:plain

湖面に映る景色や、力強い夕日

f:id:mourimouri:20210124165511j:plain

f:id:mourimouri:20210124165452j:plain

アイスランドモスというコケが一面に広がっている風景も圧巻。(めちゃめちゃ踏まないように頑張って撮った奮闘の一枚...)

f:id:mourimouri:20210124165745j:plain

消失点がみられるくらいまっすぐに伸びる道路に、気が遠くなるほどの年月を重ねてきた氷河。

f:id:mourimouri:20210124170025j:plain

木々が茂っていたりするわけではないのですが、自然の威力を全身で感じることができる、アイスランドでしかできない経験が毎分、毎秒押し寄せてきます。

f:id:mourimouri:20210124163725j:plain

あーーー、絵面が最高すぎてまた行きたい。これを肴にいくらでも飲めるな。

 

===

色々まとまらずただ思いのままにキーボードを叩き散らかしていたらこんな長くなってしまいました。次回は、今回でもご紹介した世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」について書こうと思っています。

ご都合よろしければ、ぜひまたお付き合いください。

【2020 金沢①】go toで金沢にwent toした -出発準備篇-

2020年10月、日本は北陸の金沢に行ってきました。

f:id:mourimouri:20201119161614j:plain

こんにちは。
10月の頭に、2019年に行った北欧旅行の記事を上げ、第一目的地であるアイスランドにもまだ到着していない中、突然の議題チェンジで申し訳ありませんが、先日(と言ってもほぼ1ヶ月前)ひょんな用事があり金沢に行ってきたので、荷物は盗られる初の国内旅行記をアップさせていただいております。

こんなご時勢ですが、ほぼリモートで外界との接触を絶ち続けてはや半年以上......。金沢入りの2週間前から毎朝毎晩熱を測りつづけ、金沢におじゃましました。

海外旅行よりも回数行っているにも関わらず、国内旅行がマジで下手。
しかも金沢は謎の縁で今回おそらく5度目の訪問が故、王道どころにあまり行っていないため、たぶん役に立たない金沢旅行記ですが、ご興味あれば。ぜひ。

 

【もくじ】

 

Go toで行こう

本日東京では新規感染者数が500を越え、第3波が来たと報道されていますが、そんな中日本政府が打ち出す経済対策のひとつ、「Go to Travel」で、国内旅行が35%でいけちゃうというキャンペーンは、もう皆さんの既知の事実。

「名前はよく聞くけど、どういうこっちゃ」というかたのために、めちゃめちゃざっくりご説明すると、基本的に、旅行代理店経由で購入する【ツアー(日帰り・宿泊)】、もしくは、個人で購入する【宿泊代】の、35%を国が負担するというもの(上限:日帰り1万円、宿泊1泊につき2万円)。ちゃんと知りたい賢者は調べれば図解などでとってもわかりやすいサイトが五萬とあるので、ぜひそちらにて。

 

と、言うわけで、今回同行者とは現地で集合ということにて、ツアーが組めないため、宿泊費のみ35%の恩恵を受け、金沢に行っ...

JR東日本・西日本のお得きっぷで行こう

...に、プラスして、2021年3月まで(※2020/11/19時点)、JR東日本JR西日本では長距離きっぷが半額で購入できるキャンペーンを実施中。

例えば東京からだと、北陸はもちろん、JR東日本を利用した東北や、北海道もその区間に入っています。

ただし、数にかなり限りがあるので、人気の時間帯の乗車券を獲得するには、少しの手間が必要です。

1ヶ月前以上に申し込み(抽選)
→当選:そのまま購入
→落選:あまっている座席を、出発日の1ヶ月前〜先着順で購入が可能

というシステムで、運良く購入できると半額での乗車が可能です。
半額が買えなくても、事前購入でたしか25%offのきっぷなどもあるので、そちらもぜひ。

ちなみに、普段は東京駅→金沢まで、片道14,180円だそうなので、これが往復代になるというと、仕組みを理解していてもかなりお得...(複雑な気持ちだけど、ありがとうgoto)。

ということで、わたしのように、現地で待ち合わせたい、帰りにどっかよって帰りたい、絶対ここの旅館・ホテルに泊まりたい!など、代理店の組むパックよりも愛のままにわがままに、自由に行動したいかたは、ぜひこちらのキャンペーン+Gotoの併用でお得に旅してください。

Go toで泊まろう

今回、2泊3日の旅行で選んだホテルは下の2つ。

①1泊目:ハイアットハウス金沢金沢駅前)

f:id:mourimouri:20201119160025j:plain

金沢駅前に、2020年の6月に開業したばかり、ハイアットブランドの長期滞在型ホテル、ハイアットハウス。(写真右側。左側は、同じくハイアットブランドの「ハイアットセントリック」というホテルだそうです。ハイアットハウスよりちょい高い。)

決め手は、1泊目は金沢駅周辺に、夜 用事があったので駅周辺のホテルを取りたかったのと、インテリアがすてきだったことです。Gotoの恩恵を受け、平日だったこともあり1泊2名で10,000円という価格。しかも朝食付きでおすすめです。

②2泊目:ホテルフォルツァ金沢

f:id:mourimouri:20201119161528j:plain
こちらのホテルも2019年の10月に開業したばかり。
3連休の初日という連休価格だったこともあって、1泊2名素泊まりで7,000円(十分安い)ですが、1泊目のハイアットホテルと比べるといろいろうーんな点があったので、ホテル篇にて書きます。ただし、場所は近江町市場まで徒歩3分程度と絶好の立地。その分一般客室は狭めです。

決め手は立地と、妙に充実したシャワーでした。(レインシャワー、壁からミストが噴射されるシャワー、普通のシャワー。実際に使ってみるとわけが分からなかったけど、楽しかったです。気持ち良いというより楽しい。)

こちらもぜひホテル篇で、と書きたいところですが、疲れ果てて写真がまるで残されていないので、可能な限り文章で残す予定です。

Go to 金沢 プライス

と、まとめたところで、行って泊まって返ってくるだけでかかった金額は、

【新幹線代】14,000
【1泊目代】5,000(1名分)
【2泊目代】3,500(1名分)
ーーーーーーーーーーーーー
   (計)22,000円

Go to...!恐ろしい子...!

もちろん宿をもっといいクラスにしたり、妥協したりで上下しますが、20,000円ちょいで行って返って風呂が入れて、寝られるだと。すげえなGo to。
都民がGo toの利用を禁じられていた期間からGoto使ってGotoしまくっていた関西のナオン(友人)がいて「いつ財政破綻すんねん」と傍から思っていましたが、これなら...ギリ...ギリ財政破綻するくらいじゃねえか...。
なんだったら、人生に1度財政破綻するとするならば、今じゃねえか...。とも思える価格。実際は仕事がヤベーすぎて行くくらいなら1秒でも多く寝ていたい...と思う日が大半を占めるのですが。ぱおん。

 

 

さて、海外旅行に比べると、出発準備で必要なのは体調管理だけ。。
次回は、観光について書きます。

【2019 北欧②】フィンエアー搭乗・ヘルシンキ空港編

2019年10月、定例ぼっち旅行〜北欧編〜第二弾です。

毎回出発までどんだけ時間かかっとんねんとお噂は予予、「荷物はとられる」へようこそ。今回は、普段でもここだけピックアップして書くことのない、フライト・ヘルシンキの空港にだけ焦点を当てて記載します。

それだけ素晴らしかったとか、そういうわけではなく、ただ見て欲しい写真がたくさんあったからです。見てほしいだけです。

先手を打って申し上げますが「はよアイスランド着けや」というもっともなご意見、しかと受け止めております。

 

【もくじ】

 ようこそお越しくださいました、奇特なフライトだけの世界へ。

最近、(今更感があるかもしれませんが)わたしはスーツさんという鉄オタ系YouTuberに俄然ハマっており、在宅勤務をいいことに、サボ...休憩中に見ています。

彼はYouTuberとして巨万の富を得ており、ときにファーストクラス(しかも日系)に乗りまくっておられるではないか。師は「ファーストクラスなんて身の丈に合わないので、もう二度と乗ることなど無いでしょう」と申しながら、何度もファーストにご登場でおいでです。

しかし、わたしは声を大にして申したい。「一度乗ったらもうエコノミーなんて乗れねえだろ」と。突如財産が1/10に減るなどの不慮の事故がなければ、ファーストやビジネスに乗ることが出来るようなお方がわざわざエコノミーなんて乗る必要など無いのです。ロングフライトというスポーツのなかでも、とりわけ過酷と呼び声高い【エコノミー搭乗】という競技を強いられているアラサーの皆様。これからもともに戦いましょう。

 

フィンエアーで行こう

フィンエアーといえば役所広司役所広司といえばフィンエアーではなくダイワハウスですが、フィンエアーのこのCMを初めてみたときはびっくりしました。

「ほ、北欧をヨーロッパへの経由地として使ってくれとな...」

フィンエアーなのに、フィンランドしょっぱなから捨て去る勇気。それだけヨーロッパへの需要のほうが大きいんですね。今となってはフィンエアーといえば「北欧ラバー」から愛されるエアラインとなりましたが、この方向性を示したフィンエアーにびっくりしたものです。


あざと①.搭乗券

さて、フィンエアーといえば立派なレガシーキャリアですが、金額もそこまで高くなく、それでいてマリメッコのアメニティが素敵なエアラインです。

また、諸々主にデザイン関連、細部まで配慮が行き渡っており、あざとさ満点。エアライン界の田中みな実と勝手に命名いたしました。

ボーディングパスを発見するときから「やん♡フィンエアーったら♡あざとい♡」の応酬です。

f:id:mourimouri:20200904181346j:plainお花が背景の搭乗券。

f:id:mourimouri:20200904181310j:plain

こちらはトナカイ。どちらも東京(羽田)で発券したもので、逆に復路のヘルシンキ空港やレイキャヴィクの空港で発券したものは、無人の発券機で行ったためレシートのようなペロペロの無地の紙でした。あざと好きの日本人向けのサービス...ではないとおもいますが、こういうところから「してやられたッ」という感じ。

 しかもこちらの手荷物タグ...

f:id:mourimouri:20200927185353j:plain

己が写真を撮り忘れたがゆえに人のツイートから拝借しておりますが、この手荷物タグ。ムーミンが空飛んでるのかわいい.....」ですぅううううう!ぐぅううううう、あざとい。使える財産を全てつぎ込んで全力で向かってくるFinnair。


あざと②.機体

f:id:mourimouri:20200904181400j:plain

 こちら、私が搭乗したFINNAIRの機体。これだけ見るとシンプルで「あざとい?」となりますが...ご存知の方も多いと思います。

f:id:mourimouri:20201011175507j:plain

写真:https://www.aviationwire.jp/archives/11013
ばか!!フィンエアーのばか!!何があざといって、機体の下にまでウニッコしちゃうところ!!ばか!
Marimekko for Finnair-デザインコラボレーション | フィンエアー

こちらはキヴェットという柄らしいです。シンプルでよい。。ばか。

f:id:mourimouri:20200927184134j:plain

しかしわたしが見た中で一番フィンエアーのあざとさを感じたのは、この左右に伸びる主翼の先端の(あいにくこちらは反転ですが)ロゴマーク。心の中の藤森慎吾が「君カワうぃーネ!!」と騒ぎ出すところ、冷静を装い、無音でシャッターを切りまくる。(奥にウニッコの別verが停車中でございます)

f:id:mourimouri:20200927183948j:plain

夢の中みたいな景色に浮かぶロゴマーク。かっこいいのかあざといのかどっちかにしてくれ。

 

 
あざと③.アメニティ

アメニティと一括りにしていいかわからないのですが、こんなところまで!マリメッコ!というくらいマリメッコだったので、見てください。

f:id:mourimouri:20200927183924j:plain

提供されるドリンクが入った紙コップ。2種。ひとつひとつ柄の名前が書かれているところも、marimekkoに対する敬意が感じ取れて良いです。しらんけど。

f:id:mourimouri:20201011183041j:plain

上の2種に合わせて、ピンクのもの。ペーパーナプキンも抜かりなし。ビジネスだとiittalaのUltima Thuleというシリーズのグラスで提供していただけるらしいです。ご縁あっていただいたシャンパン。激ウマ。

f:id:mourimouri:20200927183736j:plain

いつもはお尻の下に敷いてしまうピロー。

f:id:mourimouri:20200927183737j:plain

こちらも御多分に洩れずmarimekko for FINNAIR。ファブリックの触り心地もよくて、三十路独身女の尻に敷くのは非常に憚れますが、敷かれていただきましょう。おそらくですが、彼女もそれを望んでいるように思われます。

私は当たり前のようにエコノミーですが、ビジネス搭乗で上記のポーチに入ったアメニティをゲットできるようです。もちろん全てmarimekko
以前はかの有名な日本人みんなだいすきウニッコ柄のポーチだったらしいのですが、近年上記のようなシックなデザインに変更されたそうです。

「らしさがなくなった」と友人FINNAIRのCAはぼやいていましたが、わたしはこっちのほうがすきです。そして、サイトでもこういったひとつひとつ、柄についてもきちんと言及していてファンの心をくすぐる、上手で抜かりない、あざとさ満点のFINNAIR。ファンを作って離さない姿勢が徹底されていてとてもすきです。

ポーチの中のコスメキットは、L:a Bruketというスウェーデンのブランド。日本でもセレクトショップで並んでいるのをたまにみかけます。使ったことはないのでご意見お待ちしています。

 

あざと④.機内食

機内食、総じてそこそこ美味しかったです。そしてカトラリーセットに入っているペーパーナプキンはもちろんmarimekko
f:id:mourimouri:20200927183800j:plain

右上、茶そばにかける「つゆ」も、なんの意味も持たない図形として扱われたら素敵な柄になるんじゃないかと思えてくるくらいには、ある程度頭がおかしくなってきました。
f:id:mourimouri:20200927183802j:plainなんの変哲も無い目玉焼きや、エビの配置まで柄に見えてきます。いや、エビの配置狙ってないか!?!??!?、、、!?(錯乱)

f:id:mourimouri:20200927182946j:plain

「冷静になれよ、見苦しいぞ」と言わんばかりの猛々しい熊の表情がプリントされたビール。フィンランドのビールとのことでいただきました。KARHUフィンランド語で「熊」という意味らしく、日本に「麒麟」があれば、フィンランドに「熊」あり、と言ったところでしょうか。口調よ。

すっきりしていておいしかったです。パッケージの黒とは異なり、こちらは日本人おなじみのラガー。フライトは東京→ヘルシンキ(乗換)→レイキャヴィクの長旅となりますので、何度かいただきました。故に長時間フライト時、のんべいは通路側の席を希望しましょう。肥沃な膀胱をお持ちの方はどの席におすわりいただいても問題ありません。

 

(機内販売)

普段はできれば見向きもしない機内販売ですが、FINNAIRと様々なブランドのコラボ商品が機内限定で購入できるとのことで、大変迷ったこの靴下。

f:id:mourimouri:20201011193644p:plain

はーーーーかわいい。Happy Socksってスウェーデンのブランドだったんですね。メンズサイズのみの展開ということで22.5cmしかない私に幸福な未来が見えなかったため涙を飲みました。
marimekkoは、FINNAIR限定、ピンクが差し色になったウニッコで、折り畳み傘やポーチなどがあるそうです。

f:id:mourimouri:20201011193959p:plain

売り切れで買えないこともあるらしいので、どうしても「これ!」というものがある場合は、行きのフライトで予約、帰りに受けとるという手段を利用するのがおすすめとのことです。ワイは何者や。(詳細:https://www.finnair.com/jp/jp/shopping

ヘルシンキ・ヴァンター空港

10時間強のフライトに耐え、ようやく北欧の玄関口、フィンランドヘルシンキ・ヴァンター空港へ到着。ここから北欧、ヨーロッパ諸国へ向かう人々が集中する空港となるため、そこそこ人がたくさんいます。行きで気持ちが逸っていたのも多いにあるかと思いますが、ヘルシンキの空港、ショップも充実していて、建物としてはハブ空港なのにこじんまりとしていますが、楽しめる空港です。

f:id:mourimouri:20200927184016j:plain

飛行機を降機し、空港に向かうアプローチとなる通路。ガラス張りでかっこよく、ヘトヘトなはずなのに、高まるアガる。

f:id:mourimouri:20200927184039j:plain

待合スペース。ライトの格好いいことよ。

しかし、通路を抜けて、ショッピングエリアに到着、最初に目に入ってきたのは...

フィンランド ヘルシンキ空港「味千ラーメン」 | s-diary

https://ameblo.jp/1445504/entry-12498858873.html

えっ...と...ラーメン屋。いいんだ、そこフィンランドのお店じゃなくていいんだ。ファーストビューやぞ。しかも知らないし。一瞬台湾ラーメンの魁「味仙」と勘違いするレベルですが、日本全国に90店舗くらいを展開する有名な熊本豚骨ラーメン屋さんらしいです。ちなみにこちらの味千ラーメン、ヴァンター空港でお召し上がりになると2000円程度とのことで、、いくら空港プライスと言えどすでに北欧の恐ろしさを垣間見ております。

私存じ上げなかったのですが、成田の制限区域内にある、我らが「吉野家」には、ラーメンがあるらしいです。出国前にどうしてもJapanese Soulを注入したくてわたくしめはGYU-DONを選び、Japanese Heart"紅生姜"をトッピングしたものを朝からかっ喰らったわけですが、吉野家のつくるラーメン、どうなのでしょう。ちなみに写真の「牛骨ラーメン」で1000円だそうです。(出典)牛丼も街中に比べおそらく高いですが、"想い出"だと思えば安いものです。だとすれば、ヘルシンキ味千ラーメンもそんなに高くないのかもしれませんね???!?

 

違う、そうじゃない。何を私はラーメンの話を。ヘルシンキに戻ります。

 

ショッピング

空港には、iittala、Arabia、marimekkoムーミンショップなど、フィンランドブランドのショップはもちろん、おしゃれ番長御用達、デンマークのオーディオブランド、Bang & Olufsenのスピーカーやヘッドフォンが置いてあるショップもあり、北欧デザイン大好きっ子であれば、おそらくたまらぬ空間です。

f:id:mourimouri:20201011194619j:plainガチで買うか迷ったあざとすぎるアイマスク。高揚感が異常値にて、わざわざ日本の友人に「これ買ってもいいか」と相談する始末。(写真はその時のものです)返信は「何歳や思てんねん」の一言。染み入りました。

他にも魅力的なお土産がたくさんで、よくあるお土産屋さんで「やっぱこんなもんよなぁ」とはならないデザインでいっぱいです。(アイマスクはキッズ用であり、大人向けのものはシンプルで素敵なデザインのものもたくさんあります。)

f:id:mourimouri:20201011194629j:plain

トートバッグの山々。フィンランドではこの壁のような薄いグレーとプレーンな木の組み合わせをよく見ました。くもり空と自然の優しい色。

marimekko/MOOMINのショップは日本人でごったがえしています。

f:id:mourimouri:20201011194638j:plain

打って変わって、トナカイの毛皮があちこちで売られる図。
Iittala Leimu-valaisin harmaa | Vepsäläinen

今までiittalaになんの興味もなかったのに、帰りの飛行機ギリギリまで悩んだiittalaのLeimuというランプ。電圧の問題やら重量の問題やら言い訳をつくりまくってギリギリ己を引き止めた一品。(ほしい)空港にもお店があるって、最後まで悩めるor悩まされるので危険です。(ほしい)


===

と、いうわけで特になんのオチもありませんが、北欧、空港に着いただけなのにショッピング欲が異常値になるので危険でございます。

街に出てしまったらどうなるのか............

皆様も、お気をたしかに。

 

続きます。