mysの記録

頭の中を整理するためのブログ

無自覚からの学び

センスの哲学 という本を読んだ。
内容についてはあまり触れないが、本書の中で、「センスが悪い状態」 というのは、「センスが無自覚な状態」 という言葉で定義がされていた。

 

この説明を読んで、センスに関わらず、「無自覚」というのはさまざまな分野に当てはまると感じた。

そもそも、「自覚」とは、「自分の置かれている立場や能力などをよく知ること。 自分自身をよく知ること。」という意味である。
無自覚というのは、対象に対しての自分の立場・スタンスを知らない状態(考えられていない・よくわからない) ということなんだと思う。

 

自分自身の考え方や嗜好性 を理解できているのか というと、はっきりと認識できていることは少ないと思う。いわゆる、無自覚な状態がほとんどである。
仕事の性質上、物事を整理したり、考えたりする機会は多いが、自分自身の考え方における癖や得意・不得意については認識が甘い部分があったり、言語化ができていないことが多い。
また、身体的な部分についても年々変化があるが、それについても健康診断以外でちゃんと自覚できていない。

 

自覚する方法は、2つある。
・自分の経験から学ぶ:行動する・振り返る・他者からのフィードバックをもらう。
・他者の経験から学ぶ:他者の経験をもとに、自分の考えを述べる。スタンスを取る。

他者の経験から学ぶのは比較的コストがかからないような気がするが、理解を深めるには自分の経験に勝るものはない と思う。まずは、行動と思考を繰り返す ことで、自分自身の無自覚な部分を少しずつ無くし、自分の理解をしていきたい。


そのためにも文章を書く。