小林と過ごす日常

面白いと思う人には面白いらしいです。

海外のAmazonで買ってみよう(失敗編)

前回海外のAmazonで買う方法を紹介したけども、俺は一回失敗している。

その時の状況とそして結果を報告します。

 

もし似たような状況の人がいたら参考にしてもらえればよろしい。

 

状況(日付)

アメリカのAmazonで商品を購入し、イタリアのホステルに送る指定で注文(9/8)

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Amazonでの商品追跡の結果、税関で遅延していることが判明(11日)

その後、Amazonでの追跡はまったく更新されなくなる。

今回の配送会社はUPSという会社だったので、そこのアプリをダウンロードして追跡をした結果、すでに数日間税関で止まっている事が判明。

Amazonの追跡サービスは配送会社よりも反映が遅い可能性があるので、気になる人は配送会社のサイトやアプリから飛んだほうが確実

滞在予定が過ぎたので、もう到着しても受け取れないのでキャンセルの方向へと方向転換。AmazonカスタマーサービスGoogle翻訳を片手に以下を要求。

  • 商品が遅延している
  • 旅行中のため、これ以上の遅延は受け取りができない。
  • なので、キャンセルと返金

するとレスポンス良く返信。その内容を要約すると

  • 「確認したら税関で止まっているみたいね!」
  • 注文の到着には期限を設けているんだよね。今回の注文だと18日がそうだね。
  • それまでに到着しなかったら返金させてもらう手続きをするからね!

とこちらの要求通りのパーフェクトな返信。勝ちを確信。(17日)

案の定18日も来ず。しかしAmazonからの「期限切れたね!じゃあ返金させてもらうよ!」という内容のメールが来ないので「あれからどうなった?」とメール送信。

「返信遅れてごめんね!返金オッケーだけど俺たちだと荷物の返送とか出来ないんだよね。だからUPSにそっちから電話してさ、返送するように言って!それがクリアしたら手続きすっからさ!」という内容のリプライ(23日)

俺の英語力では電話で事情を説明するのは困難。なのでUPSに事情を説明したメールを送信(もう片手どころか両手でGoogle翻訳に頼る)

次の日。見知らぬ番号から着信。応答するとUPSのコールセンターのお姉さん。

「あなた注文の商品はどうするの?送り先変えるの?戻すの?」

俺「Amazonに送り返してください。すみません…。」

「謝らなくていいのよ。ただね、アメリカからEUに送る荷物は税関で止まったりするから、20日に私達は電話したのよ」

俺「えっ?来てないっすよ(20日ってもう期限過ぎてますやん)」

「あらそう?まぁ次回からは追跡で止まってたら連絡してよね。そんでどうするか対応を指示してね。それじゃね。チャオ。」

 

こうして2週間に及ぶ長い戦いは終わりを告げた。

返金もされずに荷物がどこかにさまよっていたら俺のコールド負けだが、金は戻ってくるようなので0−3くらいの接戦で敗北程度で済んだ。

そもそもどうあがいても俺が勝つ未来は無いゲームでした。

 

結果

金は戻ってくる。時間は帰ってこない。

 

まとめ

  • 短期滞在の際の通販は国内かEU圏内のように関税が無い国から買おう
  • 他の国は分からないが、アメリカのAmazonは到着に期限を設けている。今回は8日に注文して18日が期限だったので10日が期限かも(未確定)
  • こっちからアクションを起こさないと次に進まないので、ヤバいと思ったらとりあえず連絡。電話ができるならそっちの方がベター

以上、海外のAmazon購入編は終わり。

早くAmazonの審査が通らないかと心待ちにしている俺より。

 

 

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海外のAmazonで買ってみよう

海外に滞在していると電化製品が欲しいケースは多々ある。

 

SDカードやイヤホンならそこら辺でも買えるが、カメラのバッテリー、充電器など少し一般的ではないものが欲しくなった時が問題。

なぜなら…

ヨーロッパの家電量販店の品揃えは良くない。

まず規模が小さい。

例えばミュンヘンで一番大きな家電量販店に行った時も、そこの品揃えは日本の地方都市のヤマダ電機程度。いや下手したらそれ以下。

大型店舗以外になるとさらに悲惨なので、俺はSimカードを買いに行く時くらいしか利用しなくなった。

 

そこで頼りにしたのがAmazon

今回はAmazon.UKを利用してみた。

長期滞在者はもちろんの事、短期滞在の人も欲しいものがあれば家電のみならずAmazonを使うのはアリ。なぜなら限られた旅の時間の節約になるから。

店にわざわざ出向いて品物を探して〜という事に時間を割くくらいなら、その時間を使ってその土地の観光地に行ったほうが有益だと思うんだな。

当たり前のことだけど、ネットなら夜のホステルでも日本にいながらでも注文はいけるからね。

 

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まずは日本でも使っているであろうアプリの国/言語欄から好きな国のAmazonに飛ぼう。

受け取り先がEU圏内ならオススメはイギリスかドイツ。この二カ国ならEnglish表記があるため。イギリスでEnglish表記が無かったらそれはそれで面白いが。

ちなみにイタリア/スペインは各国の言語のみ。

また、アメリカのAmazon.comも注文をイタリア着にして使用してみたが税関でストップしたので、短期旅行者の人は使わないほうがベターだと思う。(次回書きます)

 

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受取人不在時の対応についてのチェック欄。

 

ここはConcierge/Receptionistにして宿泊先のスタッフに受け取っておいてもらいましょう。

ちなみに宿泊先には必ずAmazonから荷物送るから預かっといてよ!」と一言入れておくこと。

特にホステルだとスタッフが常駐していない可能性もあるので、そうなると厄介。

 

ちなみにこれ以外にも「送り先の建物の特徴は?」という欄もあるのでそこは’適当’に書いておきましょう。

俺は「白とブラウンの建物!!」くらいしか書いていなかったけど大丈夫でした。

 

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そして最終的な支払いへ。

 

現地通貨か日本円、どっちの支払いにするかを選ぶ欄がありますがここは現地通貨一択。日本円は割高です。

購入した時点でのレートは1ポンド=129円だったのですが、Amazonによるレートは135円

ただこれはATMでも何でも基本的にそうなので、脳みそに「支払いは現地通貨」と植え付けておこう。

 

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そして購入後は追跡可能。もうここは日本と一緒。

 

そして最後に。

初めて海外のAmazonで購入する人はプライム会員になる事。

  • 速達配送が無料になる※一部例外あり
  • プライム会員価格での購入が可能になる
  • Amazonロッカー(日本でも楽天がやってる駅に置いてあるようなやつ)

が無料になります。もちろん1ヶ月は無料。

なので購入前に会員になって、更新はしなければお財布へのダメージは0。

 

これだけの事なので、ぜひ海外でもAmazonを使ってみましょう。

以上、回し者でした。

 

大英博物館〜マンガ展へ行ってきた〜


大英博物館で行われていた"マンガ展"。

 

「The Citi exhibition Manga」は、国外で開催されるマンガの展覧会として史上最大規模のもの。

こんなの聞いたら行くしかないですよね。

 

 

 

という訳で大英博物館へ到着。


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この日は8/24。

そして展覧会は26日までなのでギリギリにも程がある

 


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マンガ展のイメージキャラクターに選ばれたのはゴールデンカムイアシリパさん。

 

アイヌの血を引く彼女を選んだのは"多様性の尊重"という意味を含んでいそう。

マンガ自体がイギリスにとっては異国の文化、そしてそれを今回大英博物館で特別展にしているという意味と合わせているのかもしれない。

(ちなみにこの漫画は必見。アシリパさんも含めて敵も魅力たっぷりのキャラが入り交じっていて飽きないから、見てないなら今すぐ本屋に行ってきて欲しい。)


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ちなみに駅の広告にはうなぎイヌが選ばれていました。

こっちは見た目のインパクトでしょうね、駅の広告なんて1,2秒しか視界に入らないので脳裏に焼きつける為の戦略かと。

 

話は戻り、いざ、中へ。

 


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館内もアシリパさんの凛々しい表情が至るところで俺を待っている。急かすなって。

 

そしていざチケットを買いに…行こうとすると入口に見えた文字

 

「SOLD OUT」

 

焦る俺。スタッフのおばちゃんに聞くと

そうよ、売り切れよ。明日も明後日ももう無いわ」との返事が。

 

超焦る俺。

 

チケットカウンターに移動して話を聞こうとすると前でスタッフと話す親子も同様の話をしている。

そして何かを言われて「Oh...」と言いながら息子の手を引っ張り出口へ向かってしまった。

息子は悲しい顔をしながら後方のマンガ展ブースの方向を眺めながら去っていった。。

まるで未来の俺じゃないか。

 

超超焦る俺。

チケットカウンターでお姉さんに話を聞くと

・特別展のチケットは完売

・中に入りたければ大英博物館のメンバー」に入会すればOK

 

…光明が差した。

じゃあそのメンバーになる!なります!

 

「はい。じゃあ入会金はデビットなら64£ね。クレジット払いなら74£。

 

74£と言えば1万弱。

ジョージアで言えば5日分の生活費

しかし俺には悩んでいる時間など無かった。

すぐに入会を申し込んだ。


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渡されたカードはバスの1日常車券のようなペラペラな紙一枚。

もうちょっとゴージャスさと言うか、

よくやった。ほれ褒美にこのカードをやるぞ」と言う風格は見せて欲しい。

 

ちなみにメンバー会員になると

 

・入場の際に専用の入口から入れる

ファストパス的な優遇。しかし一般入口も捌きがいいので、そんなに嬉しくはない

 

・メンバー専用のカフェが使える


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→一般客用のカフェよりも安く使える。コーヒーは3£前後、サンドイッチは4£前後。見どころのある大英博物館なので、休憩を取るならばアリ

・クロークが無料

→一般客は2£。

・特別展が無料

→この為に入ったんだよ、当たり前だコラ

・特別イベントに参加が可能

→閉館後にメンバーはその後も残って人の減った状態で見たり、様々なイベントに参加が可能。しかし不定期。観光客にはほぼ意味がないと言っていい。

・館内の商品は10%オフ

→さらに入会当日は20%オフ。これはお土産を買う人間としてはダイレクトな恩恵。

にしても当日は20%オフって部分が俺みたいな"特別展に入らざるを得なかった人間"のモヤモヤを少し晴らす為の対策にしか思えてならない。

 

そして無事大英博物館のメンバーになった俺。

 

どけ民衆よ。一般ユーザーよ。無課金勢は道を空けろ。

俺はメンバーだ。この大英博物館のメンバーなのだ。

1万弱で得たちっぽけな優越感を身にまとわせながらついに特別展に入場。

お待たせしました、俺。

 


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中に入るとブースの入口を覗くアリスの姿が。

マンガという異国の文化を案内する自国のキャラクターとして使ったとの事。なるほど。

(俺には特別展に入れなかった者たちの亡霊にしか見えない。)

 


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中に入るとこのように、マンガという文化や表現に対しての説明が書かれた大きなボードが各コーナーに置かれている。

 






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鳥獣戯画

カエルとウサギが同じ大きさにデフォルメされているというのはまさにこれも現代におけるマンガなのだと。なるほど。

 


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各コーナーを説明するウサギのミニ。



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着ていた衣服を脱いでまでこのマンガ展に協力してくれている。最近のウサギには珍しい気概のあるウサギである。

 


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このように背景でキャラの感情は表現できるんですよ〜との説明。

我々はもう当然のように受け入れて読んでいるが、マンガに馴染みのない人からすれば必要な説明。

 

 


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進撃の巨人の巨人。意外と見向きもされていなかった。入場者はそれよりも食い入るようにして各作品の原画や説明を読んでいる印象があった。それだけみんな本気、思い入れがあると言う事。

 


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立ち読み(座り読み)コーナー。

わざわざ大英博物館に来てまで読むかよ…と思いきやこれが意外な盛況。

様子を見ていると日本で売られているジャンプなどの雑誌に興味を持っている人が多かった。

海外だと基本的に気に入ったコミックを買うだけなので、色んな知っている漫画が一つになった雑誌というのは新鮮なのかと。


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人を集めていたコーナーの一つがONE PIECENARUTOの原画コーナー。

もうこの2つは海外の人がイメージする、日本食で言うところの寿司とラーメンのような存在感。

 

若い女の子に一番人気があったのは
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こなみかなたさんの「チーズスイートホーム

みんなこのかわいらしい絵を見て喜びの感情を爆発させていた。

KAWAII」は世界に通じる感覚。

 

そして一番行列を作っていたのがこの
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写真をマンガ風に撮影できるコーナー。

(スマホでこういう写真が撮れるアプリ、一瞬流行りましたよね?あれです。全く持ってあれです。なので日本人は並ぶ人はほとんどいなかった。)


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撮った写真はこんな感じ。

何故擬音が「ジャー」「ゴボゴボ」という排水口に流れる水のような音なのかは分かりかねるが、ピーク時は30人くらいが並んでいた。

みんな出来た写真を見ては爆笑、並んでいないで他の人の写真を眺めて笑っている人もいたりと、その様子を見ているだけで微笑ましいものである。

 

写真撮影は禁止になっていたので撮影は出来ませんでしたが、一番入場者が感動をしていたのは

井上雄彦(スラムダンク作者)が絵を描くタイムラプス動画

ジブリ作品の5分程度のダイジェスト動画

この2つは立ち止まって見ている人が本当に多かった。

両者ともリアリティ(ジブリ作品は特に背景)さが際立っているのでそこが特に評価されているように感じる。

 


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そしてSAYONARA。

この礼儀正しさ、やはり最近のウサギには見られないまともさを兼ね備えたウサギだった。

 

特別展会場の出口にはマンガ展に関する商品が数多く売られていたので、戦利品として色々買ってみた。

(安ホステルの部屋で写真を撮ったので床が汚いのは勘弁願う。)
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今回のマンガ展の内容を補足する本。図鑑のような重さ、なんと1,29kg。これを日本へ送る送料は想像したくもない。


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アシリパさんTシャツ。2枚購入。

本以外の商品のほとんどがセールとして半額の値で売られていた。

終了が近いからだろうか?

ちなみに次の25日に行ったらほとんどが売り切れていたので、ラッキーだったのかもしれない。

(上野にある毎日閉店セールをしている詐欺まがい…というかほぼ詐欺みたいな売り方をしている店とは違い、こっちは無くなったら補充もされていなかった)


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レッドリボン軍のキャップ。

俺の風貌は日本人だと日本人にさえ思ってもらえないので、これで日本人アピールをしていく。


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その他小物が諸々。

 

P.S

大英博物館を出てすぐ近くにある画材屋さんのショーウインドウがマンガ展仕様であった。


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店は既に閉まっていたけど、いつもこういう事をしているのだろうか。素敵なお店だ。

 

報告は以上。

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アフリエイトで小銭稼ぎたいが、Amazonが一向に俺を認めてこない。

Amazonに確認をしたら久しく書いてないからもうお前はダメだ!クビだ!との連絡。

プロ野球はそろそろ戦力外通告のシーズンかと思っていたら、その前に戦力外通告を受けていた俺より。

 

ダイヤモンドユカイな人々

世界"にも"愉快"な人々はたくさんいる。

 

今回は愉快な会話をオムニバスで紹介させてもらいます。

 

〜トルコにて〜

 

日本語ペラペラなホテルのおじさんとの会話。

 

「トルコはHOTELは"OTEL"って書くのよ」

俺「あ、ホントだ」

「HしたらダメだからOTELなのよ」

俺「は?そうなんですか?」

「ウソ。ホントでもあなたに関係ないね。ハッハッハッ」


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延泊をやめて出ていってやろうかと思った瞬間である。(結局延泊はした) 

 

〜インドにて〜

 

キオスクのような売店のおじさんとの会話

 

俺「メンソール入りのタバコください」

「メンソール?う〜ん無いね」

俺「そうですか。ありがとうバイバイ」

「…待って!!」

俺「どうしたの?」

「これを買いなさい(タバコを見せる)」

俺「これメンソールじゃないでしょ?」

「そして!これも買いなさい!」

 

手渡してきたのはフリスク

 

「食べて吸えばメンソール!OK?」

 

全然OKじゃない。なんとかして買わせようというインド商人のたくましさよ。

 

ジョージアにて〜

 

ジョージアは相乗りバスであり、ローカルな区間によっては時刻表などあってないようなもの。

要は人数が集まったらGoなのだ。

 

俺「〜まで行きたいんですけど」

「よし!乗って待ってな!」

〜30分後〜

客はまだ3人。

一同「早く行こうよ〜!」

「No!5人!!…君らも来て!」

 

アジア人っぽい観光客担当で声掛けをさせられる事になった俺。

 

結局、3人呼びこめました。

(他にも「足りない人数分も払ってくれたなもう行くぞ!」のパターンも有り。)

 

バンコクにて〜

 

東南アジアではGrabと言うバイクタクシーアプリが主流。

 

安い速いとにかく速い、交通の足として俺はいつも利用していた。

 

いつものようにバイクタクシーに乗っている俺。

 

バイクなので車間のすり抜けは当然。

しかし今回のドライバーは「運転ヘタだなぁ…」と思った矢先

 

「ガンッ!!」

 

横を走っていた車のサイドミラーにモロに衝突。

 

(あぁこれは止まるよなぁ…)と思いきやドライバーは全速力で逃げ始めた。

 

そのまま訳のわからない細い路地を爆走しながら駆け抜けるバイク。

 

止まる気配もなく当て逃げ犯の逃走劇に付き合わされる俺。

 

20分後、路地を抜けるとそこは...

 

俺の目的地だった。

 

このドライバー、逃げながらも俺の目的地には向かっていたのだ。

 

プロ根性があるのかなんなのかよく分からないドライバーだった。

 

スリランカにて〜

 

スリランカの安ホテルにて。

この国は頻繁に停電が発生する。

 

この日の真夜中も停電が発生。

4月のスリランカの真夜中はムシムシとしていて扇風機なくしては寝る事はできない。

 

仕方ないので屋外に出てコモンスペースで復旧を待つことにした。

 

すると他の部屋の宿泊客も同様にゾロゾロと出てきた。

 

みんな夜なのに寝れなくて、若干イライラしていた。良くない雰囲気。

 

そんな中、後からやってきたフランス人の男の人はこっちに来るなり一言。

 

「街の明かりがないから、星が綺麗に見えて最高だね。」

 

そう言うと「そうね、ホント綺麗!」と言いながらみんな笑って和みはじめた。

 

場の雰囲気を変えられる人はすごいなと俺は感心するばかりであった。

 

ちなみに俺の役割は自分の虫除けスプレーを全員に掛ける係。

 

このシリーズはまた投下します。

野良犬〜完全版〜

世界一周をする前には想定をしていなかった事。
 
それが…
 
野良犬の存在である。
 
野良犬。読んで字のごとく野良にいる犬。
 
俺は「野良犬でその国が分かる」という説を提言している。
 
過酷な環境の犬はやはり攻撃的、飯に対しての貪欲さはエゲツないものがある。
一方、経済的に余裕があったり人々の習慣として野良の動物にご飯をあげる事が一般的な地域の犬は人懐っこい。
 
野良犬はその国の1つのパロメータ
これだけでも覚えて帰ってくださいね。
 
話は変わり…
野良犬との対峙で忘れてはいけない病気、それが狂犬病
 
世界では年間55,000人狂犬病により亡くなっている。
(単純に噛みつかれて死んだ人を加えたらもっといる。)
 
俺もタイのメーソートという街で5匹に囲まれて死ぬ思いをしました。
あっこいつ会話通じねぇな」と元々会話の通じない犬の中でもとりわけ会話の通じなさそうな牙をひん剥いたその姿。
バイオハザードの犬を想像してもらえるといいだろう。

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あっちは"Tウイルス"に感染しているけれど、彼らも狂犬病という"Kウイルス"に侵されている可能性は十分にあった。
その時は近くにいた女子高生に半ベソで助けを求めて助けてもらいました。
 
今回はそんな野良犬の傾向、そして対策をお教えしよう。


最後に今までの旅で撮った野良犬コレクション(ノラコレ)もあるのでお見逃しなく。

 

 
傾向

・集団でつるむ
「日本人は集団でつるみすぎ!」とはよく言われたものだが、野良犬に比べたらかわいいものだ。
見慣れない人間が"テリトリー"に踏み入れた瞬間に吠える、そして仲間を呼ぶ。
何が腹立つって集団になると超攻撃的になる。
なんだか人のようですね。
 
・外国人ほど吠えられる
先程タイの女子高生に助けてもらった話をしたが、野良犬は地元民に対してはその攻撃性を抑える傾向にある。
おそらく、顔馴染みであるからだと思われる。
野良犬は"一見様お断り"のシステムを採用しているのだ。

 

対策

・ビビるな 重要度:☆☆☆☆☆

これは世界中のどこの国の人からも言われる。

ビビったら負け。野良犬は"ビビリ感知センサー"のついた生き物だと知っておこう。

 

Q:でも怖いです!

A:怖くてもビビってる素ぶりは見せるな、歯を食いしばれ!

ここはもう完全に精神論。

他にどんな方法があったとて、書かれていたとしても実践するのはその場では難しい。

だったら「ビビるな」という言葉だけを肝に命じておいた方が役に立つはずである。

 

・地元の人を見つけろ 重要度:☆☆☆☆☆

地元の人が周囲にいれば助けを求めましょう。

言葉が分からなくても「外国人」 「野良犬」「何か呼んでる」でみんな察してくれます。

俺のタイの場合は+で「いい歳のおっさんが半ベソで叫んでる」という好材料もありました。

地元で見慣れているからか、それとも日本人には野良犬という存在に慣れていないのか、彼らは絶妙に追い払ってくれるはず。
 

・夜は歩くな 重要度:☆☆☆☆☆

野良犬は日中の間は基本的に穏やか。

夜になるとその習性から攻撃的になります。

繁華街であれば野良犬も人海戦術で勝てないのか現れませんが、路地裏などは特に危険。

逆に日中から攻撃的なのがいたら、それはもう野良犬界の鉄砲玉。願わくば出会いたくないものだ。

 

・背中を見せるな 重要度:☆☆☆☆

奴らは背中を見せて逃げたりすると追いかけてきます。

これも先ほどのビビるなに通じるものがありますが、奴らに弱みを見せたらいけません。

逃げるなら相対する状態でジリジリと後退しましょう。

 

・逆にビビらせろ 重要度:?

これは各国の地元の人に聞いた野良犬撃退法。

信ぴょう性はさておき、みんな本気で教えてくれたので実際にやっている方法です。

 

〜各国のローカル対策法〜

 

ミャンマー編🇲🇲 

「舌で音を鳴らす」

何言ってんだ?とお思いの方に例えさせて頂くと、ヤンキーがパシリに焼きそばパンを買いに行かせる時に呼ぶ「ターン!」と言う口内から鳴らすあの破裂音です。


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地元の人曰くミャンマー人は機嫌が悪いとこの音を鳴らす。野良犬もそれを分かっているから逃げるんだ」との事。

俺もやってみたら地元の野良犬は本当に逃げました。

一方で別の国の野良犬にやったところ、「ん?飯っすか?ん?なになに?」と尻尾を振りながらやってきたので失敗。

 

インド編🇮🇳

「木の棒かデカい石を持て」

これはインドのみならず、他の国でもやっています。つまりワールドワイドな撃退法。

生半可な犬は木の棒を拾う仕草だけで逃げていきます。

これは覚えておいて損はない方法だと思われる。

 

アルバニア編🇦🇱

「地面を強く踏んで音を鳴らせ」

この方法もやってみたのですが、やってみるとビビりまくってる自分の感情も少し攻めの態勢になれるのでアリ。

奴らの四足に振動を与えてやるのです。

 

結論

・ビビるな、背中を見せるな

・そもそも誰もいない夜は気をつけろ

・地元の人を見つけろ

 

以上となります。

 

Q:もし噛まれたら?

A:速攻で病院に行ってワクチンを受けてください。ワクチンをしていても行ってください。

ワクチンをしていないと計5回、してても3回は打たなくてはいけない事をお忘れなく。

 

Q:ワクチン、高くね?

A:保険外なので高いです。バンコクにあるスネークファームなら他の予防接種も含めて日本の数分の1の値段で接種が可能なので、そこに行って打つ事をオススメします。

ちなみに予防ワクチンも複数回期間を置いて必要なのですが、北部の街であるチェンマイの病院もかなり安かったので、合わせて行くと費用を抑えられてオススメ。

 

ノラコレ

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スリランカにて。

観光地だから、観光客から餌が頂けると踏んだのでしょう。残念ながらその前に力尽きて寝てます。


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北マケドニア🇲🇰にて。

踊る子たちを見ている姿は人のおっさんと同様の下心を感じさせる。

 

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トルコにて。

トルコの犬はカメラを向けるとそれっぽいポージングをしてくれる。
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これとかもうワザとだと思う。

 

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これもそう。


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こちらはジョージア🇬🇪にて。

野良犬のガタイもアジアよりは寒い地域の方が大きい、というよりは長毛。


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インドにて。寝ている間に飯を盗もうとしている小細工の効く野良犬でした。

 

以上、野良犬完全版でございました。

 

 

 

ベトナム③ ホーチミンのシントー屋


ベトナムの中心都市ホーチミンには2週間滞在。

 

そんな中でハマった飲み物がある。

 

それは"シントー"という飲み物。

 

果物と氷をシェークするスムージー、それに練乳を加えた飲み物なのであるが、それが本当に美味い。果糖と乳糖で糖尿病まっしぐらなのはさておいて。

 

そんなシントーの名店を発見したのでここに報告させてもらう。

 

「five boys number one smoothies 」

 

 

 

場所はホーチミンでも繁華街、バックパッカーや観光客が夜通し騒ぐブイビエン通り。

 

そんな通りの路地にその店はある。


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ベトナムらしく、席はプラスチック製の椅子。なんならテーブルも椅子という合理さが最高。むしろテーブルに客は座っているのかもしれない。

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そして注目すべきは彼女たち。ただの深夜徘徊ではない。立派なスタッフである。

寝巻きで注文を聞きに来るので、最初は何事かと思うかもしれないが、ご安心あれ。

 

注文方法は

1.紙とペンを探す(だいたいどこかのテーブルかどこかにある)

2. 飲みたい飲み物を紙に書く。

3.寝間着に渡す。(ちなみに路地の奥でシントー作ってるお姉様に直接渡すと体感上、来るのが早いです)

4.待つ

5.来る。

6.払う。

7.飲む。

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※1月中旬からすべての飲み物が5000ドン値上げしました。値上げする前日と当日に言って話を聞いたら、今日から値上げしたと寝間着のお姉様が仰っていました。

 

20000ドン=約100円なので、この写真を見ればその値段の安さも分かってもらえるだろう。

 


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複数台のミキサーを駆使し、そこそこのDJ顔負けの手つきでシントーを量産するお姉様。

 


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果実も一部そのままカットして乗せてくれる所が素晴らしい。

 

オススメの組み合わせ

 

マンゴー×アボカド 

上記の写真の組み合わせがこれ。

濃厚&濃厚でまさに飲むデザート。

アボカドって万能なんだな、何やらせても上手く出来る奴ってたまにいるけど、アボカドがそうなんだなと気づかせてくれる。

 

ストロベリー×バナナ

これも王道。この組み合わせでマズかったら、他の組み合わせなんか飲めたものじゃないはず。

 

パッションフルーツ×ドラゴンフルーツ

やめておいた方がいい。

味はさておいて、両者とも種の主張が強い果物なので、飲みながら喉の付け根付近を痛めた。

 

日本でもシントーがあったらぜひお試しあれ。スムージーよりも俺は好きです。

よくいる日本人のバックパッカー

 

現在旅をして2ヶ月半が経過。

 

各滞在先で日本人と会う事は決して珍しくない。

 

特に東南アジアは

・物価が安い

・距離が近い

親日的な人が多い

・気をつければ大半の犯罪は避けられる

・予防接種が安い

バンコクのスネークファームという病院だと、日本で予防接種を受けるよりも遥かに安く、予防接種を受けるバックパッカーが非常に多い。

 

という理由があるからだと思う。

そんな中で出会った様々な日本人バックパッカー、旅行者のパターンを紹介します。

 

大学生 

年齢:20歳前後

危険度:

生息地:有名な観光地、夜の繁華街

 

・夏季、冬季、そして卒業旅行で観光に来ているパターン。

 

Instagram or Facebookの使用率ほぼ100%

 

・個人行動の場合は英語力に優れた人が多く、自分が大学生の頃より100倍立派だと思う子が多い。その為、眩しくて直視できなくなる時がある。

 

・グループで来ている場合は初心者である事が大半。いてもそのうちの1人は英語が喋れる程度。

 

・団体行動ゆえ、少々騒がしく感じる時もあるが心から楽しんでいる姿を見ると、羨ましくそして微笑ましく思わせてくれる。

 

結論=眩しい 

 

元会社員

年齢:20代後半〜

危険度:

生息地:評判の良いホステル

 

俺もここの分類。

 

・学校卒業後、就職をして数年間の労働で得た貯金を使い減らしながら、世界中を回っている人たちである。

 

・社会人経験がある為に大学生の頃よりも落ち着いた会話をする事ができる。

 

・また帰国した際の今後の人生について定期的に思い悩んでいるのが最大の特徴。

 

・自分がこの分類という事もあるが、旅先で出会って一番仲良くなれているのがこの人たち。

 

結論=悩める若者

 

おじさん

年齢層:40代後半〜

危険度:☆☆☆☆☆

生息地:安宿、日本人宿

 

・現在出会っている中で最も地雷度が高いのが彼ら。

 

・別に「今までに出会ったダメ日本人」という記事を書こうと思うが、そこに出てくる大半が彼らである。

 

・地雷度が高いかどうかの判別として経済的余裕があるかどうかで区別が出来ると考える。

 

・つまり、安宿に数ヶ月単位で沈没しているようなおじさんにはまず近づかない方がいいと言える。

 

結論=捕まったら最後

 

現地駐在

年齢:20代〜

危険度:☆〜☆☆☆☆

生息地:評判の良いレストラン、日系の店

 

・現地語を話せるかどうかは五分五分。

 

・土地勘や本当に美味しいレストラン等の情報を数多く持っており、出会えたら会話をしておきたい人々。

 

・大半の人は異国の地での慣れない生活をしながら日々努力をしていて尊敬の眼差しで見る事が出来る。

 

・しかし、一部の人は日本で働いている人やバックパッカーを謎の上から目線で見下してくる人もいるのが特徴。

 

結論=俺も海外で働きたい

 

 

以上、大きく4つのグループで分類をしてみた。

 

 

「今までに出会ったダメ日本人」

「ホステルの選び方」

なども今後書きますので、ご期待あれ。