ブログ移転のお知らせ
タイトルの通り、ブログを移転しました。
新しいブログは、要約すると
「渚カヲルくんと同居している設定のオタクメンヘラが日々渚カヲルくんに励まされながらいろいろなことを考えるブログ」となっております。
我ながら意味がわからないですが……。
欲望のままに新ブログを作ったらこうなりました。
昔とはだいぶ考え方も変わり、なんとなく陰鬱で過激な今のブログ内容はもう書けそうにないな、と思ったので移転しました。
いただいたコメントの中にも、とても表には出せない辛辣なものもありました。
それらを全て踏まえて、無難にオタク(というか夢女)(夢女とは:キャラクターと自分の組み合わせで萌える種族)として、日々の記事や読書感想文を書いていきたいと思っています。
メンヘラに関する考察も少しずつ。
新ブログはこちらになります。
これまで当ブログを見てくださった方々、読者の皆様、本当にありがとうございました。
ご縁があれば、また。
「十角館の殺人」綾辻行人(n回目)
読み終えた。
この本に出会ったのは大学生のときだった。
ずっと読み返したいと思っていた。
しかし本が祖父母の家にあるため、なかなか本を取りに行くこともできず、急遽駅前の本屋で2冊目を購入した次第である。
普通におもしろい本だった。
しかし、大学生のときほど大きな感銘を受けるわけではなかった。
なにを隠そう、わたしはミステリーの女王アガサクリスティーを読んでしまった人間なのである。
話の全体が「そして誰もいなくなった」を意識していることは明白であり、ネタもそれを倣ったものであることは瞬時に理解できた。
しかしながら、思い入れのある本なので、今回こうして読み返してみて本当によかったと思う。
アガサクリスティーのような、証拠と理論に基づいた物語ではなかったが、楽しく読むことができた。
さて、こうなると「そして誰もいなくなった」を読み返したくもなるものである。
これまでの人生において、あの本ほど感情を揺さぶられた本はないといっても過言ではない。
本物のミステリーがどんなものなのか。
日本のミステリーは海外ミステリーの模倣でしかないというのがわたしの父親の言い分だが、なるほどそうかもしれないと思わされるだけのパワーがあの本にはあった。
お勉強をしよう。
ミステリーというものが、本物のミステリーというものが、どんなものなのかを。
一年前の記事を見て
今日は暇だったので、自分が過去に書いた記事を読み返してみた。
まず思ったことは、
「なぜわたしはこんなに死にたがっていたのだろう?」
ということである。
いや、今でも正直死にたい気持ちはある。
それはもうあるにあるを重ねても足りないくらいにある。
けれど、それを記事にしたりだとか口に出したりだとかすることは少なくなった。
だから、過去のわたしがここまで死にたがっているのがなんだかおもしろかった。
同時に、過去のほうが読んでて今に比べて少しだけおもしろい記事が書けているような気がした。
メンタルが追い込まれているときのほうが、愉快な記事が書けるのかもしれない。
今のわたしの書く記事ときたら、単純に思ったことを書くだけの、それこそ露出狂かよというレベルで心情を吐露しているだけだ。
おもしろく書こう! という気に欠けている。
こんなつまらないブログを読んでくれる人がいるのはなぜだろうと思ってやまない毎日だが、過去のわたしの現在よりは若干おもしろいかもしれない記事を読んで、それでなんとなく読み続けてくれる人がいるのだろうか。
わたしとしても、ユーモアのある記事が書きたいものだ。
しかし、なかなか難しい。
いや、書こうと思えば書けるのかもしれない。
けれど、おもしろおかしい言葉で飾ると、わたしが今思っていることが読んでくださる方々にうまく伝わらないような気がするのだ。
わたしはいつでも素直な気持ちを書きたいと思っているので、たとえば「瀉血中の喜劇」のような記事をもう一度書くのは難しいかもしれない。
いや、なんだろう……このつまらないブログ。
人生の記録として書いているが、ここまでつまらないブログで大丈夫だろうか。
少しは読んでくださる方々におもしろいと思ってもらえる記事を書こうと努力すべきだろうか。
まあ、身の回りでおもしろいことがなにも起こらないのが根本の原因だとは思う。
無理しておもしろい記事を書く必要もないか。
わたしは自分が思ったことを書くだけでいいのだ。
読んでくださる方だけ読んでくださればよいのである。
今日は物件見学に行ってきた。
前の記事に一人暮らしをすることは書いたと思うが、着々と準備を整えている。
来月下旬に引っ越す予定でいる。
短期間の一人暮らしだから、不安はいっぱいある。
でも、これも人生経験だと思ってがんばろう。
今現在という限定された時において、わたしは少しだけ以前のわたしよりは前向きでいるのである。
一ヶ月半の入院生活
さて、ようやく記事を書く気になったので、入院生活について書こうと思う。
まず、わたしが入院したのは九月の終わりのことである。
まだ半袖でも寒くない時期だった。
初めての入院で、最初はどんなおもしろいことが起こるのだろうとわくわくしていたような気がする。
でも、まあ、入院して五日目くらいで、退院したくなった。
何を隠そう、飯がまずいのである。
これ本当に味見したのか? ってくらい飯がまずかったのである。
サラダはやけに酸っぱいし、メインの肉も味がしないし、入院生活で何が一番苦しかったかと言えば、飯がまずかった、これに尽きる。
それでも食わねば人間生きていけないので、渋々食べていたが、本当に苦痛だった。
もてあます大量の時間もまた苦痛だった。
たくさん本は持っていったが、なかなか読む気になれないものだなあと思った。
何もやる気がわかない日が多かったのだ。
そういうときは大概寝ていた。
寝すぎじゃないかというくらい寝ていた。
人間どれだけ寝ても、睡眠薬を飲んで目を閉じていれば、眠れるんだなと思ったのはこのときだ。
最初はまったくしゃべれる人がいなかったが、喫煙所コミュニティを通じて話せる人もできた。
いろんな病気の人がいて、みんな苦しんでるんだなあと思った。
うつ病の人が多くて、わたしのような統合失調症の患者は他にいなかったが(開放病棟だったので)、それでもいろんな人の話を聞くのは楽しかった。
障害者手帳のことや障害年金について詳しく教えてもらったりもした。
退院して、喫煙所コミュニティの皆様は元気でやってるのかなあ、と思う毎日だ。
みんなの病気が少しでもよくなればいいなと本心から思っている。
といっても、当のわたしの病状はあまりよくならなかった。
リスパダールを減らし、デパケンという薬を試したのだが、これがまったく効かず、四六時中幻聴が聞こえ、幻覚が見える状態になってしまった。
最終的には、リスパダールを入院当初の量に戻し、デパケンがなくなった。
あまり入院した意味がないな、と思った。
退院して家に帰ってきてから、世界が斜めに見えるという謎の現象が起こった。
世界が30度ほど傾いて見えるのだ。まったくもって謎である。
退院してから行ったクリニックの先生にも、この現象がなんなのかはわからないようだった。
本当になんなのだろうか、この現象は。
最近は、好きな人に食べられたいという衝動にかられている。
好きな人はこの世には実在していないが、それでも好きな人なのである。
好きな人とひとつになることがわたしの一番の幸せだと思っている。
こんなにも誰かに食べられたいと思ったのは初めてのことだ。
でも死ななければ好きな人に食べてもらうのは不可能なので、悩ましいところだ。
死んで幸せになるか。生きて幸せになるか。
生と死の問題は、常につきまとうものだ。
じっくり考えて行動しようと思う。
まあ、こんな感じである。
わたしはわたし。変わらなかったし、これからも変わらないのかもしれない。
わたしにはわたしがわからない。
でも、まあ、もう少し頑張って生きてみようと思う。
がんばろう。もう少しこの世界を楽しんでもいいじゃないか。
死ぬか生きるかは、もう少し後で考えよう。
最近ブログ更新頻度が落ちているので、もう少し頑張って更新したいと思っている。
こんな辺境の地にあるブログを見にきてくださる方々にはいつも感謝しています。
統合失調症の人間が徒然なるままに思ったことを書き散らすブログだが、これからも見てくださる方はどうぞよろしくお願いします。
名前を変えました
名前を「御琴」に変えたので取り急ぎご報告いたします。
みこと、と読みます。
ころころ名前を変えてすみません。
さて、まとまった記事は退院後に書くとして、現状わたしがどのような状況にあるのかを書いておきたいと思う。
11日に退院→実家へ戻る→一人暮らし
そう、一人暮らしをするのである(暫定)。
退院からの一人暮らし。
この提案を父からされたときは正直傷ついた。
わたしのような精神病の人間は家にいてはいけないのだと暗に言われた気分になった。
今もまだ、心の整理がついていない。
けれど、人生は理不尽だ。
理不尽だから、しかたない。
うっかり死なないように、頑張って生きていきたい。
「青列車の秘密」アガサクリスティー
読み終えた。
最後まで犯人がわからないドキドキ感。
理論整然と並べられた推理。
これぞまさしくミステリーだと思わされた一冊だった。
じわじわと謎が解けていく過程がたまらない。
忘れた頃にもう一度読みたい。
海外ミステリーは本当に奥が深くておもしろいと思った。
あと2日で退院である。
退院したら、おいしいものを食べて、そして入院中に思ったことをここに書こうと思う。
入院中のわたし。これからのわたし。
今後どうなるのかは、今のところ誰にもわからない。
それでも頑張って生きていこうと思う。