日常記録

エッセイと取りこぼしたくない記録たち

11/1〜11/7

11/1

水曜日の祝日が既に楽しみでワクワクしている。

なんとか先週末の興奮を残したくて、設立から投稿まで一気に頑張ってしまった。何も決めていないけど、マイペースに投稿したい。

 

 

11/2

職場が殺気立っていた。月初は忙しい。

そんな中でもみんなにお菓子を配ったり、おおらかで明るい話し声で周りを励ます人が横の席にいる。落ち込んでても、その人の話し声が面白くて、なんだか笑ってしまうことすらある。あんな人になりたいとまでは言えないけど、わたしも誰かにとって何かしらの存在でありたいとは思う。

 

 

11/3

友人がもうすぐ出産を控えているので、友人夫婦と一緒に子供用品を見に行った。なんとも二人が微笑ましく、恋愛が家族になる瞬間を見せてもらった気がする。自分自身が昨年まで暮らしていた街の近くだったのもあって、どこか故郷や家族を思う懐かしい気持ちになってしまった。

 

その日の夜、久しぶりに母親を食事に誘った。近所のロイヤルホスト。恋人とこれから家族になるかもしれないこと、これからの生活、今までの家族のこと。沢山話をした。普段両親を避けるように生活しているわたしにとっては、とても大きな出来事だった。

 

そこで食べたパフェがとても良くて、全てを笑顔に変えられてしまった。もうあんまり自分に嘘ついたり、嫌いになったり、親のしがらみをわざと感じに行ったり、そんなことしなくてもいいのかもしれないと思った。

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11/4

仕事

 

11/5

仕事。職場で仲良くしてる人とお笑いの話をした。性格は違う気がするが、話が合う。入社して間もないが、こういう人が近くにいて本当に嬉しい。M-1の3回戦の話、ダイアンのラジオの話、花束みたいな恋をしたの話、近々住みたい土地の話…仕事は特別楽しくないが、その時間は本当に好きだ。

 

 

11/6

恋人と宇治へ行った。一年ぶりに見る平等院の水面に映る姿は絶景だった。ほうじ茶のパフェを食べながら、家族の話をした。同棲するまであと少し、こういう時間大事にしたいなぁ

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11/7

お弁当を作って、自転車を借りて、城北公園へ向かった。わたしは鳥が苦手でしんどくなってしまい、すぐに撤退してしまったけど楽しかった。レンタサイクル最高。自転車を漕ぐのが苦手なわたしにとって電動自転車を使いたい時にだけ使えるのは本当に勝手が良い。

 

帰って宇治から買って帰った焙じ茶カステラと、恋人の田舎である岐阜県の「栗きんとん」という銘菓を食べた。衝撃的な美味さ。全国にもっと売り出した方が良い。

 

時間がすごくゆっくり過ぎた週末だった。いつか二人で過ごすのが当たり前になって、面白みがなくなるのかなと思うと悲しくなったりもした。それにしてもゆっくりしたいい週末だった。

 

2021.10.30

朝起きて、選挙に行く以外の予定がなかったので、北浜にあるリヴォリへ。

 

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週替わりメニュー。噂通りめちゃくちゃ美味い。りんごのドレッシング、いいですね。本日のコーヒーはコロンビア。セットでいただきました。珈琲の香りがなんとも、平日の疲れが吹っ飛んで最高でした。

 

 

入店した時は、全席おひとり様で思わずびっくりした。一人が好きだがまだ物怖じしない年齢ではないので、どこか安心してしまう。カウンター席へ案内され、本日の読書はミワさんの生活記録。

 

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同世代で、こんなにも同じ趣味で同じように生活している人に出逢ったことがほとんどなくて、なんかもうそれだけでグッと掴まれ、安心してしまう作品だった。

 

東京は1人でいても寂しくない。

みんな知らない人だからまっすぐ前を向いて歩くことができる。

 

そう綴っている文章に、なんだか救われてしまった。

 

 

周りは友達と遊んで楽しむ中、一人で過ごすことが好きで、知らない街に飛び出す自分がおかしいのではないかと思う場面に、本当によく遭遇する。土地の違う大阪という街だし、わたしはここが地元であるが、喫茶を出て生活圏とは離れた大好きな北浜という場所を一人で歩きながら、この文章を脳内で反芻して、自分でも驚くほどの幸福感と安心感に包まれていた。

 

 

 

中之島公園のバラ園、公会堂の横の色付いた木々の木漏れ日、本当に美しかった。大阪はあのエリアをなぜもっと売り込まないのか。本当に大好きで、心落ち着く場所。慣れてしまわない程度に、また散歩しに行こうかな。