雑記 ゆらぎ

今日、担降りならぬ箱降りをする。

そんな言葉あるのか分からないが、そう言っておこう。


King & Princeがデビュー発表をして一年が経った。

結局私はキンプリという箱を愛せずに今に至る。
オタクには種類が沢山あって、グループ全員すき!な人もいれば、別に箱が好きじゃなくても自担だけが好きという人は沢山いるだろう。
私も1年間そのスタンスでやってきたし別に平野君から降りるわけではない。
じゃあそのまま「単推し」のままでこれからも行けばいいじゃんと思うだろう。私もそう思う。でもなんだろうな。気持ち的に無理なんだよなもう。
誤解を生みそうなので言っておくが、平野君以外が嫌いなわけではない。
kingはもちろん、princeだって好きだ。だけど箱では推せない。

この気持ちに1年間ずっともやもやしてきた。
1年前は「&」が受け入れられなかった人たちがちゃんと箱を愛せてるのを見るのも苦しくなる。
私はそうじゃない。キンプリを「ちゃんと」好きな人たちが愛をつづるたびに心が擦り切れていく。好きな子が所属するグループを、愛せないことが、つらい。

私は「ティアラ」にはなれない。

時間をかければ「&」を愛せるようになるんじゃないかと自分に期待することに疲れた。


おそらくこの先も、キンプリへの気持ちがMr.KINGを超えることはない。
じゃあこれからはCDもDVDも買わない、現場も行かないかっていうとそうじゃない。
だって平野君がいるからね。だから今までと変わらない。どこかに気持ちを吐き出して、ちょっと楽になりたかった。

 

 

追記

 

この記事を書いたのは1/23なんだけど、

公開しては下書きに入れ、公開しては下書きに入れ、を繰り返している……。

なんか違う気がする。でも本音な気もする。

分からないなら公開しないべきなのかも。

けどそれもなんか違う気がする。

「なれません」と決めつけるのも違う……のか?でも多分ならないと思う。

あれだな。丸々全部愛せないけどグループで何かあれば一喜一憂する権利はほしい、みたいな笑 勝手だな〜。

これを公開したらちょっとスッキリ楽になると思ったけど全然そんなことない……。

この感情の「揺らぎ」を誰かに聞いて欲しかったのかもしれないね。

 

 

また追記

 

 

分かっちゃったよ。この揺らぎがなんなのか。

「萌えないから」という理由以外の、愛せない理由が分かってしまった。


どうなってほしいとかそういう夢がないんだ。追いかける目標がないんだ……。
だから燃えないんだ・・・。
CDもDVDも出せば売れる。めちゃくちゃ売れてく。なんだそれ私要らないじゃん。
東京ドーム?いずれやるでしょ。今やっても埋まるでしょ。(出来がどうなるかは知らないけど)
じゃあこのグループの目標ってなんだ?もっと売れること?国民的人気の存在になること?嵐みたいになること?
それって、どうやって応援すればいいんだ・・・?
平野君に対しての夢は沢山ある。お札に乗りたい夢も本気で応援してるしもっともっと人気者になってほしい。
平野君は、今のグループを愛してほしいと思ってる。愛せてなくてごめんね。なんでだろうね・・・。
私の中で、平野君がスターになる事とグループがスターになることがイコールでつながらない。
グループを好きになることが、君がスターになることに関係するかな。するのかなあ……。


 

雑感

ありがたいことに、キンプリファーストコンサートの横アリ公演に入らせてもらった。

 

最初に総括すると、良いコンサートだった。完璧すぎたくらいに。
隙が無さすぎて、フレッシュさが全くない……と感じてしまったけども、それは良い意味かな。


無条件で楽しいコンサートだったので、入れない人がいることがとても悔やまれる…。
私も当初は入れない側の人間だった。応募した分は全滅だった。仕事中に全滅を確認し、「もう降りろってことかもな」と思っていた。ゲンキンな人間なので、担降りすら考えてたのにお誘いいただいてあっさりついていかせてもらったのだった。

 

私のフォロワーはうっすら分かってると思うが、私はキンプリに興味がない。好きになろうとはしたけども、人の感情ってそんな単純ではないらしい。
平野くんのことが好きなので、好きなつもりなので、彼のことは見ていたが、春ごろからグループで出ている雑誌やその座談会など一切知らないと言ってもいい。そして雑誌だけじゃなく歌番組等も、「顔が可愛いな」で消化する毎日が続いた。


前日になっても、あまりドキドキしなかった。違う意味でドキドキはした。何の曲やるだろうと考えた時、Mr.KING時代の曲を「あえて」やらなかったらどうしよう…と思った。俺たちもうキンプリやから。キング時代のファンは成仏してくれや。そんな感じだったらどうしよう……。


いよいよ始まってしまったとき、イスに座って彼らが降りてきたとき、やっぱり私はあんまりテンションが上がらなかった。いや、楽しい。楽しいけども、下の方で子どもが…過疎地域の小学校の児童よりも多い子どもがワラワラやってんのに叫んでしまった。推しメン内村颯太くん、立ち位置確認オッケンティ。


…いやいや子どもも大事だけど、私は平野くんを見にきたんや。あの美貌を見なくてどうするよ。と平野くんを見てもさっぱり現実味がない。健人くんもだけど、1番好きな人は見ても現実感が無いのだ。あと目が悪すぎて(夜盲症の気もある)双眼鏡をのぞいてもあんまり顔が見えなかったりする。平野くん顔がちっさすぎて目が悪い人に優しくない。
イスに乗って降りてくるやつは、双眼鏡のぞいたり、モニター見てみたり、子ども見たりそんな感じだった。


手元にセットリストが無いので、照らし合わせることができない…。というかほぼ何も覚えてない。ので思ったことを書いていく。


・平野くん顔が可愛い。ご機嫌のようで何より。ダンスバキバキだった。なんかトークちゃんとしてた気がする。溢れたところを拾うっていうか。
・廉くんの赤のガウンぽい衣装最高。優勝。あとめっちゃ自分喋るやん。ずっと廉くんの声してたなってくらい喋るやん。
・かいちゃん笑い方がどちゃくそかわいい。アハハハハ!!!
・デレラのバンドアレンジ?最高。あれでジャンプすんのめっちゃええやん。ちょっと緩めのフェスとかでやろう。
・ねえじぐいわなんで喋らんの?喋ってよ!!よく知らんけど近年はあんな感じなん?腐売りとか言われて控えてんの?やったらいいのに。ジャニフワのとき、めっちゃじぐいわ良いなって思ったんだよ。腐売りパフォーマンスとかそれじゃなくて、相互扶助の関係っていうかお互いを補っててシンメ厨は胸を打たれていたのです。あれが見れなかったのが残念。まぁ平野くんしか見てないので見落としてたといったら分からないんだけど……。もし何かに遠慮しているのなら、気にせずやればいいのに、と。
・何が新曲なのか分からない問題。

 


いくつか述べたけど、正直こんなこと書きたくてブログを書いたわけじゃない。言いたいことはひとつだけ。

 

 


ごめん私、Mr.KINGがやっぱり好き

 


思ってしまった。完全に思ってしまった。
序盤に述べた、「KING時代の曲やらなかったらどうしよう」問題は、サマサマキンの登場で、砕け散った。というか、オープニング映像しかり、立ち位置しかり、「KING」「Prince」めちゃくちゃ区別するやん!!??いやもちろん6人でやるパフォーマンスのほうが圧倒的に多いけども、でも、こんなに「KING」と「Prince」を意識させるようにしてくるとは思わなかった。そんなことされたら、期待してしまうじゃないか。骨を拾ってくれるんだって。


デビュー発表があってから、Mr.KING箱推しだった私は、King & Prince箱推しに移行することができず、平野くんの単推しになった。ならざるを得なかった。KINGのことを見ていると、色んなところから「こんな厄介オタクはいらない」と言われてる気がして嫌だった。そうやってKINGを遠ざけているうちに、廉くん、かいちゃんの2人を見ても、昔の3人の写真を見てもとくにトキメクことがなくなっていた。Mr.KINGのファンだった私は、思い出になってしまったと思っていた。


サマサマキンを歌って踊ってる3人は、私が1番見たかった光景だった。ラブとラブでスペシャルハート。これが永遠に続けば良いと思った。


サマキン以外にも、TDBやダンスのとこなど「KING」しかステージにいないところが多々あって、その度に私は「やっぱりKINGが好き」と噛み締めた。


「キンプリ」のデビューコンサートでこんなこと思ってしまうのはダメなのかもしれない。でも思っちゃったんだもの。しょうがないじゃん。きっと他にもいるでしょ。もしかしたら肩身がせまい思いをするかもしれないけど、まぁ一緒の気持ちの人はここにいるよって。

 


終盤の挨拶で、岸くんが言ってたことで、私の気持ちはスッとしたんだけども、まぁ覚えてないんだよね。これからキンプリを作っていきましょうとかそんな感じのことだったと思う。
今、1人しか、3人しか好きじゃない人も受け入れてくれたんだなって思った。そしてこれから好きになってけば良いって。そう言われた気がした。

 


どうでもいいのだが、この公演は私のオタクスタンスというか優先順位が決まる公演だと決意して入った。
……のだが、びっくりすることに入った前後で何も変わらなかった。相変わらずキングが好きだし、子ども見ちゃうし、でも、またコンサート行きたいなって気持ちになった。


良いコンサートだった。ツアーは始まったばかり。私の夏は終わったけども、まだまだ彼らは駆け抜ける。無事に、誰も怪我なく終われば良いなと思う。

 

 

 


以下、バックのジュニアについて

 


あの、織山尚大くんて知ってます?かいちゃんファンなら知ってるでしょう。ブログに書いてたもんね。あのダンスがうまくて服の趣味が合う織山くんです。
この子も横アリにいて、バッキバキにやってたわけですよ。それはもうバッキバキだった。運良く、外周の織山くんが良く見える位置にいたので、ロックオンして見ていたのですけど、凄かったね。SHAKEの織山くん、見ました?見なかった人正直言って損してる。その時キンプリはトロッコで上空を回ってて、私は目が悪いので見るのをやめてジュニアを見てたわけです。顔が可愛くて、ひときわ頭が小さくて、骨自体多分他の子よりも細くて小柄に見えるのが織山くんです。これから入る人で、遠くの自担より近くのジュニアて人がいたら是非見て欲しい…………と言いたいんだけど多分少年忍者の子って地方回らないんだよね……。サマステあるから……。私が悔しいわ。
ダンスアレンジしすぎて原型留めてないのは尊先のかいちゃんに似てると思うし意識してると思う。通じるか分からないけど、マインドは須田亜香里さん。あんなん瞳の中のセンターになるしかない。あんなに「俺を見ろ!!!!」って全身で叫べるの人はなかなかいない。大事にしてほしい。


織山くんの話をしてしまったけど、ジュニアの子たちみんなみんな良かったね。ちゃんと見せ場を作ってくれたのは、キンプリがジュニアのコーナーの大切さをありがたさを知ってたからだよね。きっと。こうやって引き継がれて行くのかあ…ってセクシーのオタクの私は感慨深いものがあったのでした。

 

ねちねちしたいわけじゃないけど、何故嫌なのか、何故モヤモヤしているのか、書こうと思う。何にもならないのだからただの愚痴だ。

 

まず、「映る時間が減る」

私は平野くんのファンなのでまぁ…おそらく目立って出番削減は無いと思う。が、今まで1分を3人で使っていたのが6人になるわけだ。単純に考えると1人20秒使っていたのが10秒に減る。雑誌のページだってそうだ。今まで3ページ与えられて1人1ページ使ってたものが半ページになるのだ。

歌割りもそうだ。今までの半分になるのだ。

今までだったらここもそこもあそこも平野くんが歌ってたはずなのにな〜ってねちねち思うだろう。

トキカケを見たが、うちの双子ちゃんはほぼ喋ることはなかった。6人になるってそういうことだわ、と感じた。

 

次に、与えられる楽曲だ。

今までKINGに提供されてきた曲・カバー曲と、Princeに提供されてきた曲・カバー曲、毛色が違うのは明らかだ。KINGはNEWSの曲をやることが多かったけど、それが良かった。オリジナル曲も柔らかな方向性で好きだ。

ジャニオタって、ガンガンかっこつけてオラオラしてる曲やダンスナンバーが好きだと思う。まぁそこは人によりけりなんだけど、人気があるのはそういった曲だと思う。私はそれが苦手だった。脱がなくていいし、色っぽい歌詞もいらないし、腰も振らなくていい。「癒し」が欲しかったのだ。私の需要とKINGの供給はガッチリハマっていたのだ。

もし、k&pが「勝つんだ」や「BTN」の路線でいくなら、私は振り落とされるだろう。全く好きじゃないのだ。

 

六人揃うと強いよね、って言葉、よく聞いた。担当からも、他担からも。

でも聞くたびに、モヤモヤした。だって私はそこに「強さ」なんて求めてないから。

欲しかったのは「暖かさ」だった。

 

「強さ」がみたいなら、他のグループを見ればいい。強くてかっこいいオラオラしたグループは他にたくさんある。KINGはそこを目指さなくていい、KINGらしいグループになればいい。

そう思っていたのが、今度は自分にブーメランされたみたい。

 

「癒し」を求めるなら、k&pを見なければいい。他の子を見ればいい。

過去の自分が、そう言っている。

 

まぁ、デビュー曲がオラオラ系なのか、癒し系なのか、はたまたファンタジー系なのか。その他なのか。分からないし。今拒否しているものが、あっさり受け入れられるかもしれないし。

 

好きだったのに、振り落とされるかもしれないんだな、と悲しくて寂しくて崖の淵に立っているみたいな感覚。

 

3人の声が聞きたいな。3人の歌が聞きたいな。

ただそれだけなのに…。

素直な気持ち

これは反射だけで書いたものです。


単刀直入に言うと、すごく、嫌だ。そして、「負けた」と思った。何に負けたんだろう。分からない。とりあえず私は負けたのだ。

平野くんを好きになったとき、そしてこの子がデビューするのを見たいと思ったとき、そのとき私は「どんな形でもいいからデビューしてほしい」と思った。それがソロでもKINGでもPrinceとでも他の子とでも。平野くんは目的のためにはなんだってする子だと感じた。だから我が我がで良いからこの子がスターになるところを見たいとそう思っていた。
好きになった頃、もうその頃にはキンプリは2つのグループになっていた。6人とも顔も可愛いしなんでこれでデビューしなかったのか、この6人でデビューできたら1番平和かもなと思っていた。
少し時間が経ち、私はMr.KINGを好きになった。「平野くんがいるグループ」から「平野くんはMr.KINGの一員」という認識になった。最初は、平野くんの友達(という言い方もどうかと思うけどあえて)だから2人のことも知らなきゃなと思って「KING」単位で見るようになった。過去の少クラや、毎月出るドル誌。それを追うにつれていつのまにか「Mr.KING」が大好きになっていた。
KINGの好きなところは、沢山ある。1番は雰囲気なんだろうなと思う。兄弟のような仲の良さ。お互いを尊重しあう姿勢。現代っ子らしいおとなしさ。
そんな「ホンワカ」した3人が、日々の癒しだった。

よく、「3人ではデビューは無理だ」と他担の人が言っていた。何で?と思った。私は、3人のMr.KINGが日本を癒してくれると本気で思っていた。いいじゃないか3人。たまには少人数でもいいじゃない。だって唯一無二だもの。ずっとずっと信じていた。
「平野くんがデビューできるならなんでもいい」から「Mr.KINGでデビューしてほしい」になってしまっていた。時間が経ち過ぎた。

信じていたものは、あっけなく消えた。平野くんの見ている先は、私の見ている先と全く違ったのだ。ショックだった。
そりゃあ、スターと一般庶民の見てる未来が一緒なわけがない。失礼だ。でも、勘違いした厄介なオタクは、平野くんは3人でデビューできると、天下を取れると思っていると、思っていた…。

新聞やインタビューの類はよく読めていない。声の大きいところしか知らない。何がどういうことなのか、理解はできていない。
かなり前、それこそキンプリ結成の時から平野くんは6人でデビューしたいと思ってたんだろう。そこは、分かる。そうだろうと。でも、2つに分かれてからも、それを望んでいた、のか、と、脱力した。斜め読みしかしてないから分からない。そういうことなのかは分からない。
私が好きになったのはMr.KINGだった。3人だった。でも平野くんは(他の2人は分からない)KINGでいながら、6人を望んでいたのかと、じゃあ私は一体今まで何を見てきたの?と、そう感じた。
平野くんにとってMr.KINGが1番特別であってほしい、という思いは、ただの厄介なオタクの押し付け。

私だって、大手を振ってお祝いしたい。喜びの感情だけでおめでとうって言いたい。
なんでこんな、1番1番待っていて望んでいた日を、私は祝えないんだ…?

こんな嫌な感情になるなら、出会わなければ良かったねなんてメンヘラ女みたいなことを思いそうになる。でもやっぱKINGを好きになってからの期間はとっても楽しかったから、出会わなければ良かったなんて思わない。

これから自分が「キンプリ」を応援できるのかは分からない。
平野くんのことは好き。れんくんもかいちゃんのことも好き。Princeのことだって好きだ。6人で幸せになってほしいと、心から思う。

中途半端な感じだがここで終わる。結論が出せるわけもない。
昨日思ったことと、今日思ったことは違う。明日思うことも明後日思うことも違うだろう。変わることは、許してほしい。誰に、というわけではないけど。
書いたら、スッキリ…はしてないが、あぁ自分はこう思ってるんだと確認することができた。私は、こう、思っている。

先日、母親が死んだ。

突然すぎる死だった。

10日ばかり過ぎるが、頭は冴え切らない。

ぐるぐる ぐるぐる 同じことばかり考える。

答えの出ない問答を一日中。一日中。

 

 

通夜に、母親と繋がりのあった、家族ではない知り合いから手紙が届いた。

その手紙の中の言葉に、一瞬希望が閃いた。

 

 

悩みも苦しみもない世界で暮らしてください

 

 

棺桶に入れて焼いてしまったので

後半部分は原文ままではない。

 

悩みも苦しみもない世界

 

その一文は、血縁の私には思いつかなかった想像だった。

 

母は悩んでいた。

苦しんでいた。

 

それを、助けられなかった。

 

人は、人の悲しみを知ることはできない

苦しみも分かることはできない

 

そう思っていた。

だから私は放棄したのだ。

母の悩みも苦しみも悲しみも寂しさも、

なんの根拠もない「大丈夫だろう」という感情に押し流され、母を助けられなかったのだ。

 

失って、

母の身体がどれだけ冷たくなっていたかとか、

母がどれだけ寒さに身を凍えさせていたかとか、悩みであたまを抱え、毎日毎日、苦しみと戦っていたかとか、

失って気づいたのだ。

 

何もかも遅い。

全部遅い。

だってもう母はいない。

 

どれだけ後悔しても

この後悔はなんの役にも立たない

後悔すれば母が戻ってくるなら、私はこの後悔を一生しよう

でもそんなことは全くないのだ。

だからといって後悔しない日は来ない。

私は毎日、毎日、この食えもしない後悔と、毎日戦っていくのだ。

 

 

悩みも苦しみもない世界へ、母が行けたのなら……

 

 

ついにこの日が来てしまった。

この日と言ったがこの日の「前日」である。

あっという間だったな。

まさなちゃんがアイドルを卒業する日。

SKEを卒業する日。

本当にそんな日来るんだな。びっくりだわ。

 

私は在宅だったゆえ、まさなちゃんを見たのは両手で数えきれるレベル。なんなら片手かもしれない。

 

劇場にも行けない、コンサートにも行けない、握手会も行けない

 

そんなオタクが、5年間オタクでいれた。

 

まさなちゃんは家にいても応援できる

「応援させてくれる」

「応援してると思わせてくれる」

アイドルだった。

 

現場に来ないオタクはカスだとか

まぁこんな言い方はしないけどそう言うふうなことをいうアイドルは、いる。

 

でもそんなこと勿論言わないし、醸し出すこともしなかった。

 

まさなちゃんが今日もアイドルやってる、元気で生活している

 

そのことだけで、5年間ファンでいれたんだよ。

それって、すごくない?

 

対面しなくても、心と心で、アイドルとファンが繋がっていれた。

 

まさなちゃんは凄い人です。

 

彼女のおかげで大学も卒業できたし

迷ったり悩んだりすることがあれば、彼女のブログを読めばそこには答えが載っていた。

いつも真っ直ぐで、誠実な人だったから。道しるべになってくれていました。

 

歌って踊って笑ってる彼女は、可愛くて、最高にかっこよかった。

まさなちゃんのknknした独特な声、ちょっとヘタウマなかわいい歌声、しなやかなダンス

歌番組でSKEが出てるとき、まさなちゃんをすぐ見つける方法は、1番楽しんでる子を見つけること。端っこでも後ろでも、1番1番笑顔で楽しそうに踊ってた。

 

それもそれも、明日で終わり。

歌って踊るまさなちゃんは、明日で終わり。

 

寂しいけれど、きっとまた見れると思うから。

12月からは違う道。

その道にファンも連れてってくれるなら、とても幸せなことです。

 

ひとまず、まさなちゃんのSKE最後の日が、幸せで包まれますように。

それだけお祈りして、おやすみなさい。

どうやら、真那ちゃんはちゃんと、卒業後のことを伝えて旅立ってくれるらしい。

ありがとう。助かる。けど、考えるとまたつらくなる。

卒業後、どんな道を選んでも、彼女が幸せであるように。その思いだけは今まっすぐ思える。