世界流離日記

『世界流離(さすらい)日記』と読みます。国内外の旅行での喜怒哀楽の経験を中心に投稿していきますのでよろしくお願いします。なお、このブログ上の画像の使用は禁止とさせていただきます。

#310 パリで交通規制に巻き込まれてみた。(2023.7)

今回の旅行でパリを訪れたのは2023年7月23日でした。土曜日と言うこともあり、街は観光客で混雑してました。そんな中、午後になるに連れて交通規制をくらってしまいました。今回はその話についてお話します。

 

 

空港からロワシーバスに乗り、宿で荷物を預けたあと、早速サント・シャペル(Saintre-Chapelle)に行きました。ステンドグラスが美しい教会で有名らしいです。我々は魔法のパス(ミュージアムパス)を持っているため、並ばずに入れました。

 

 

 

実はパリには何回も来ているのにサント・シャペルには一度も訪れたことがなかった私。中に入るとその美しさにうっとり。特に午前中は日光がいい感じに差し込む気がします。

 

 

その後、近くのレストランでランチをとりました。飛び入りで入りましたが、席がなんとか空いていてラッキーでした。

 

 

せっかくならTHE フランス料理を…ってことでエスカルゴをオーダー。専用のカトラリーがかわいい。

 

 

こんな感じで使います。たぶん。

 

 

コリコリした食感は貝のようで美味しいんだけど、タツムリだってことは知らずに食べたい料理ですね。笑

 

 

あとは、クロック・ムッシュも。温かいうちに食べたい料理です。

 

 

最後はチョコクレープで〆。

 

 

ランチを食べ終えたのが。この日はルーブル美術館を13:00に予約してありました。ええ、ルーブルはコロナ前は日時指定なんてしてませんでしたが、今はしないとダメなんですよ。しかも、予約の30分前にはいないといけないらしい。うーん、ややこしい。

 

 

レストランからルーブルまでそこまで遠くないのですが、予約時間には間に合わないことが判明。でも、大幅に遅れなければ入れてもらえるとのクチコミも見たので、そこまでダッシュせずに行きました。

 


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レストランで料理を待ってる間にスマホルーブルのホームページを調べていたらこんなお知らせが。どうやら、本日12:30にピラミッド中央入口が閉鎖されるらしいです。え、今日は何かあるの??誰か来るの???

 

 

ルーブルに行く途中で土砂降り雨の洗礼をくらいます。この時期のヨーロッパは1日のどこかで雨が降るため、折り畳み傘と傘カバー(今回大活躍!ないと、カバンの中がびしょ濡れになります。ビニール袋でも代用可能だけど、破れ注意)が必需品です。ほんと、南仏に行くまでずーーーっと曇り(もしくは晴れ)時々雨って感じでした。

 

 

話は戻って、傘を差していてもびしょ濡れ(特に下半身)の状態でルーブルに着きました。いつもと違う入口から入りましたが、なんだかパトカーが停まっています。心なしか、遠くに煙が見えるような…??もしかして、暴動が起きたのか??

 

 

原因がよくわからないまま、入口で予約のバウチャーを見せると通されました。13:13 到着と、若干過ぎてましたがセーフだったので一安心です。

 

 

ルーブルは日時指定してる割には大混雑でした。モナリザでこんなに並んだことはありません。

 

 

~以下、ただの愚痴ですので、読みたくない方は次の画像までスキップして下さい~笑

モナリザの撮影NGだった2000年代はこんなに並んでなかったし、じっくりと見れました。ところが、現在では撮影が解禁され、猫も杓子も写真に納める時代です。そこは否定しません。私もやるし。

 

 

でも、中にはSNSでキラキラとした日常を自慢したい方もいらっしゃり、「私はパリに来ているのよ!」「今、わたし、ルーブル美術館にいます♪」「モナリザと私♡」とでも言わんばかりに名画と共に自撮りをする方が結構いらっしゃいます。名画ではなく、ご自身の写りに満足されるまで、何度も何度も何度も何度も自撮りを繰り返します。その努力たるや尊敬に値しますよ…。

 

 

あんたら、はっきり言って邪魔だよ!!!あんたらがモナリザの前で何度も自撮りをするからますます列ができるんだよ!!自撮りしたらすぐ立ち去るなよ!!モナリザスマホ越しだけでなく肉眼でもちゃんと見たか??名画を少しは鑑賞しろ!!!!

 

 

ほんと、名画と自分を一緒に撮るのを禁止にしてほしいです。せっかく名画が目の前にあるのに、ゆっくり落ち着いて見られないのは残念で仕方ありません。美術館の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、最低限のマナーは守ってほしいところです。混んでなかったら気にならないんですがね。

~愚痴終了。ありがとうございました!~笑

 

 

あとは、2019年2月には工事中で見られなかったダヴィッド氏の「ナポレオン1世の戴冠式を久しぶりに見ることができました。

 

 

 

何度見ても、その大きさとリアルさに心を奪われます。見るのは2006年8月以来かな?その時は撮影禁止だったので、撮れて嬉しかったですが、あまりに大きいので上手く撮れませんでした。細かい描写とかを見るためにも、ぜひ生でじっくりと見て頂きたい絵です。

 

 

個人的には、ナポレオン夫妻のローブの質感があまりにもリアルでびっくりします。

 

 

絵の中に描かれている人物の一部は当日に会場に実際にいた方で、実物によく似ているんだとか。個人的にはモナリザの良さはそこまでわかりませんが、こちらの絵は超傑作です。写真に納めたものの、「こんなんじゃない!現物はもっと素晴らしいのに!」と思ってしまいます。長々と色々書いたのに、言葉で素晴らしさを表現できず、上手く伝わらないのがもどかしい。笑

 

 

と、そんな感じで満足してルーブルを出ると、先ほど歩いてきた道が封鎖されており、警察官がたくさん経っています。オルセーに行きたいのに遠回りを余儀なくされました。

 

 

なんか、この雰囲気、2019年2月のジレ・ジョーヌを思い出すなぁ…。

 

 

道は封鎖され、警察官とパトカーが道に溢れている…。え、やっぱり何か起こるのか?


 

 

オルセーの前の道路は規制がありませんでしたが、セーヌ川を挟んだ橋が通行止めをしてました。ちなみに、2019年2月にオルセーを訪問したときに比べて、展示階や展示作品の変更などがありましたのでまたそのうちUPします。

※私の拙いブログの中で一番読まれている記事です。

 

 

オルセーから出て、地下鉄の駅まで歩く間にこんなお店を見つけました。黄色を全面に出した物を売ってました。フランス語でTOUR DE FRANCEって書いてある…。

 

 

ツール・ド・フランス!!思い出した!!そう言えば23日はパリが最終日でレース会場になるってニュースをツイッター(当時)で見たわ。もしかして、この交通規制の原因はコレでは???


 

エッフェル塔の最寄駅まで着いたときに、疑惑は確信に変わりました。いかにもって感じの車、発見。

 

 

そして、エッフェル塔は下を歩けませんでした。それどころか、エッフェル塔の前の車道は規制され、歩行者天国となってました。このホコ天はある意味レアですね。笑

 

 

エッフェル塔からトロカデロ駅に向かう途中で日本食の屋台がありました。なぜこんなところに??そして、なかなか強気価格。ココ、日本人がちゃんと運営に携わってるのか?笑

 

 

私は、トロカデロ駅から出てすぐの広場から見るエッフェル塔が一番好きですね。

 

ここで売っているエッフェル塔のキーホルダーがたぶん最安値(5個で1ユーロ)です。交渉次第で結構安くしてくれるかも。

 

 

この後、凱旋門を上り、放射線状に伸びるパリの街並を見る予定でした。でも、私の心の奥底には「この調子だと凱旋門も封鎖されてないかなぁ?」と言う不安もありましたが、そんなわけ無い!と、自分で打ち消します。きっと大丈夫!!

 

 

凱旋門の最寄駅に着くと、出口がかなり規制されており、1箇所からしか上に出られませんでした。規制されている箇所をテープでテキトー―に隠してますね。笑

 

 

だいぶ歩かされましたが、何とか地上へ…。私達の目に飛び込んできたのは…。

 

 

凱旋門の真ん前を自転車で駆け抜ける選手の姿でした!!!

 

 

正確には、人が多いし遠くて選手の姿はよく見えないのですが、ずーっと実況がされ、時々フォーーー♪と言いながらテンションの上がるフランス人たちに圧倒されました。

 

 

全員ゴールしたらこの封鎖も解除されるのでは?とも予想しましたが、一向にその様子は見られません。シャンゼリゼ通りを歩いてみたかったのですが、凱旋門より先は通行止めで行けず、グラン・ダルメ通りはホコ天(本日2回目)になってました。地下鉄1号線は凱旋門駅からチュルリー駅まで乗り降りできませんでした。

 

 

なお、QUEENの曲でBicycle Raceという名曲があるのですが、これはフレディ・マーキュリーがパリでツールドフランスを見たことで生まれた曲なんですよ。私はフレディと同じレアな体験ができてラッキーと前向きに思えましたが、初めての訪仏で翌日もツアーに参加するため観光できる時間のないKさんにとっては、いくらQUEENファンと言えどもあまりにタイミングの悪いヨーロッパ1日目となってしまいました。

 

 

ということで、7月末にパリを訪れる際はツール・ド・フランスに注意することを学びました。それでも、日程をずらせないこともあると思うので、その際は交通規制等に備えて、余裕をもった旅程を組むことをオススメします!パリはただでさえストなどで地下鉄が止まるのはしょっちゅうですので、のんびり行きましょうね。

#309 ロワシーバスに乗ってみた。(2023.7)

2020年1月に、8月のヨーロッパ行きのチケットを購入したところコロちゃんで欠航・中止となってから早3年半。国外に行けない代わりに国内旅行を満喫してきましたが、やはり海外に行きたい…。

 

 

てことで、行ってきました!笑

 


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5月からコロちゃんが5類感染症に移行することが確実となった4月半ばに旅程を考え、航空券をネット購入しました。3年半前はオランダ、ベルギー、ドイツに行こうとしていたのですが、あれこれ欲張ってしまい気がつけばパリ往復チケットを購入してました。雑なちずでごめんなさい。笑

 

 

パリ訪問は2019年2月以来です。出発前にフランス全体で暴動が起こり、行って大丈夫なのかと不安がよぎりましたが、結論としては暴動による治安悪化に関しては全く問題ありませんでした。もちろん、日本と比べるとスリなどの軽犯罪は多発してますので、最低限の注意は必要ですが。

※オルセーもこの4年半でいろいろ変わってましたので、また書きます。

 

パリに行くのは5〜6回目ですが、シャルル・ド・ゴール空港からバスで市内に行くのは実は初めてでして。オペラ座付近に宿がある場合便利でしたので、今回は空港からの行き方について説明します。オペラ座シャルル・ド・ゴール空港を結ぶバスはRoissy Bus(ロワシーバス)と呼ばれています。2つのバスが連結した仕様のバスです。

 

 

 

 

チケットは自動券売機でも買えますが、私たちはターミナル1にあるインフォメーションセンターで購入しました。ちなみに、バス乗り場の前に自動券売機があるのは見ましたので、そこでも購入可能だと思います。

 

 

値段は確か16.20ユーロだったと思います。2023年7月22日時点での1ユーロは158円ほど。この旅行で円安の旅のしづらさを痛感しました。何を買っても高く、損をした気分になります…。

 

 

インフォメーションセンターでバスのチケットを買っても別に割引価格とかではないのですが、ミュージアムパスを買うついでに買いました。ちなみに、ミュージアムパスのお値段は55ユーロですが、2日で美術館などを沢山行けば元が取れます。凱旋門にも上れますし、ヴェルサイユ宮殿にも入場できたりするし、いちいち並ばなくて良いのがありがたいです。なお、ルーブルとオルセーと凱旋門だけでほぼ黒字ですので、お得ですよ。

 

 

乗り場はド・ゴール空港ターミナル2と3です。どちらのターミナルから乗っても料金は変わりません。ターミナル3から出発=始発のバス停のため、乗って待っていられるという点では便利です。

 

 

 

だがしかし!!外は雨。ターミナル3の出口からバスターミナルは屋根で繋がってないため、濡れるの必至です。しかも、どこがロワシーバスのりばかわからない…。バス乗り場のスタッフに英語で聞いても。無言で「あっち」って指を指されただけ。それくらい、聞かなくてもわかるわい!!

 

 

ターミナル3から出て、正面にバスターミナルがあるとすると、横断歩道を1つ渡った先にのりばがありました。横断歩道手前にバスターミナルの地図があって、そこでRoissy Busと言う単語を探しました。写真を撮ったはずがないのはなぜ??何せ、カメラが雨で濡れそうなので、撮るのをやめたのかもしれません。説明がわかりにくくてすみません。

 

 

バスが既に停まっていたのでダッシュで向かいましたが、結論としては座ってからも5分ほど車内で待ちました。なお、バスのドアをノックして、乗る意志を示さないとバスのドアを開けてくれませんでした。(近くにいる親切ねアジア系の人がやってくれました)

 

 

スーツケースなどを置く荷物棚がありました。

 

 

午前9:10頃、バスはターミナル3を出発し、ターミナル2経由でオペラ・ガルニエを目指します。車内の電光案内板では所要時間75分と書いてありました。ガイドブックでは所要時間60分と書いてありましたが、果たしてどちらが正しいか??

 

 

10:00、遠くにサクレ・クール寺院が見えるので、パリ北駅付近まで来ました。左端にいる緑のバスがめっちゃクラクション鳴らして、ロワシーバスが邪魔だと怒ってました。そんなに怒らなくてもいいのに…。

 

 

10:05、サンラザール駅の目の前を通過しました。ここまで来たらオペラ座はすぐそこです。

 

 

ちなみに、2023年夏のサンラザール駅前はこんなモニュメントがありました。

 

 

10:10、オペラガルニエ付近(スクリーブ通り)に到着しました!所要時間は65分ほどでした。これも時間帯や渋滞などによって前後すると思うので、余裕をもって行動しましょう。

 

 

ちなみに、ドゴール空港⇔パリ市内の移動ですとRERが最安(ダンフェールロシュローからで11.45ユーロ)です。北駅やモンパルナス付近でRERでの移動が便利です。が、治安の悪い地域を通るので評判は最悪です。

 

 

今回、空港に向かう際に使ってみましたので、またそのうち書きます。個人的にはスリやトラブルなどに遭わないよう気を付ければ問題なかったです。2019年はアコーディオンおじさん、2023年はメルシーおばさんがいましたが。笑

 

※北駅の朝の治安はヤバいです…。

 

 

そういえば、書き忘れたことを最後に1つ記して終わりにします。私も現地に着くまで知らなかった情報ですので。



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フランスを含むヨーロッパの多くの国ではyahoo!が全て使えません。yahoo検索はもちろん、yahooメール等も開けられなくなり、上の画像のような表示が出ます。google検索に慣れている方は問題ないと思いますが、私のように普段からyahoo検索をしている方は不便かもしれません。いや、思ったものがなかなか調べられなくて大変不便でした。今回訪れたフランス・ベルギー・オランダ・ドイツ・スイスの中で、yahooが使えたのは永世中立国のスイスのみでした。

 

 

次回は2023年夏のパリの様子をお届けします。あれ、ルーブルの前にパトカーが停まってる…。

#308 ハノイのノイバイ空港を利用してみた。(2023.7)

2019年8月から4年ぶりに海外に行ってきました。行き先はヨーロッパウクライナ情勢が関係してるからか、航空券がかなり高騰してました。そのため、パリ往復のチケットにして、電車やバスで近隣国を周ることにしました。フランス(パリ)、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイス、フランス(南仏→パリ)を10日ほどで周りました。え、欲張りすぎ??行きたいところを詰め込んだらこうなりました。笑 

 


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コロナ禍明けの空港はどうなってるのか、2023年7月末〜8月初旬の最新情報を続々とお伝えします。今回はベトナムの首都ハノイのノイバイ空港についてです。

 

 

まず、新型コロちゃんが5類になった関係で、ワクチンパスポートやら陰性証明やらは不要となりました。日本の空港から経つときはマスクをしてる人が多かったです。私はコロちゃん対策というよりは乾燥防止でマスクを機内で着けてました。(喉が弱いため、これはコロナ前からのルーティンだったりします)

 


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座席はほぼ埋まってました。ハノイ経由のため、日本人とベトナム人が半々と言った感じでした。

 


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おつまみが出てきて嬉しかったです。一人旅の暇つぶしは数独で乗り切るのが私です。笑

 


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無事にハノイ着。ハノイに着くのは久しぶりですが、無料Wi-Fiは使えます。が、かなり弱いです。

 


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私がいたゲートだと、ゲート30番以上はほぼ使えません。一番端のゲート20〜24あたりがオススメです。が、それでも時々切れては再接続が求められます。

 

 

ハノイのノイバイ空港で数時間の乗継待ちなら土産物店やレストランもあるし、快適に過ごせるでしょう。だがしかし、私は8時間ほどあります。あっ、正しくは8時間だったのが9時間半まで延びました。号泣

 

 

街に出るのも微妙だし、この後しばらくシャワーが浴びられないため汗を書きたくないし…ってことであきらめました。

 


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29番ゲート付近にあるビジネスラウンジを利用すればシャワーやビュッフェが楽しめます。楽天カードのプレミアム会員を初めとするプライオリティパス所有者だと無料で使えるのですが、庶民でもお金を払えば使えます。ただし、3時間で35米ドル。私には払えません…。号泣

 

 

やること無さすぎて、最終的には数独やはたまた空港内のスケッチをボールペンと付箋でしました。スケッチブックや鉛筆などを預け入れ荷物に入れなければ良かった…。暇の極みです。機内でNo.20だった数独(上級コース)もNo.30まで解いてしまった…。

 


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搭乗ゲートとゲートの間に大型テレビがあり、その下に充電スポットがありました。USB、コンセントどちらもありました。結構数はあるのですが、時間帯などによっては混んでいます。すぐ前にベンチがあるので、そこに座ると何かと安心ですね。

 


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ウォーターサーバーもありました。空の水筒やペットボトルがあると水分補給できます。(あくまで自己責任で。幸い、私はお腹を下すことはありませんでした。)ペットボトルの水の底値は1米ドルいろはす風の水(次の画像参照)が安いです。

 


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お腹が空いたため、夕食を取りました。20番ゲート前のお店がフォーの最安値(6米ドル)でした。フォーボー、うまし。ベトナムドンを持っていなかったため、1000円札で払い、ドンでお釣りをもらおうとしたらまさかのお釣りなし!ぼったくりも甚だしいため、カード払いに変更しました。笑

 


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フォー・ボーは日本で食べるのと大差ないクオリティ&値段だけれど、空港プライスだから仕方無し。まぁ、普通に美味しいです。

 


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夕食を味わっていると、ゲート付近からバカでかい声がしました。土産物店やレストランのスタッフが搭乗客用のベンチに座り、大声で騒いでます。日本ならSNSで晒されて、炎上間違い無しです。どちらの文化が正しいかは置いておいて、私は静かに食事がしたかったです。笑

 


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そうこうしているうちに搭乗予定時刻が迫ってきました。ゲートの数字が大きくなるにつれて、冷房の効きが悪いのは気のせいでしょうか。

 


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ヨーロッパからの帰りは入国してみたのですが、預け入れ荷物を受け取り、税関を越えて人が待っているエリア(ルイジアナキッチンって言うファストフード店前のベンチ)はWi-Fiの調子が良かったです。ある程度の乗継待ち時間がある場合は入国して見るのも良いかもしれません。少なくとも、搭乗ゲートよりはマシな感じがしました。ただ、何度断っても「タクシー?」としょっちゅう聞かれます。笑

 


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以上、ノイバイ空港の最新事情でした。

#307 高知県のモネの庭に行ってみた。(2021.8)

高知県「モネの庭」マルモッタンと言う場所があるのをご存知でしょうか?場所はやや不便な位置にありますが、是非オススメしたい場所ですので、今回はモネの庭について記したいと思います。なお、混乱を避けるため、高知県北川村の方を「モネの庭」、フランス・ジヴェルニーの方を「モネの池」で今回は統一しますのでご了承下さいませ。

 

 

公式HPによると、高知県安芸郡北川村にある「モネの庭」マルモッタンは過疎化の進む北川村のさらなる発展のために、モネの庭を再現した庭として2000年に開園しました。

その開園にあたり、フランスのジヴェルニーを訪問し、モネの池や、クロード・モネ財団の責任者との交流を重ね、様々な条件を乗り越えて念願の開園の許可を頂いたそうです。初めは何の伝手もない中で門前払いをされましたが、1999年に遂に門外不出だった「モネの庭」の名称の許可を得たのです。

 

 

「モネの庭」マルモッタンのモデルとされているのは、ジヴェルニー(フランスのパリ郊外)にあるモネの生家にある日本庭園です。実は2016年8月にヨーロッパ旅行に行った際に訪れているんですよ。親日家のモネらしい、所々に和のテイストのある庭でした。(画像はジヴェルニーのモネの池)

 

 

 

クロード・モネは40代になるとジヴェルニーでの生活を始めました。モネの絵画のシンボルとも言える「睡蓮」はジヴェルニーの家にある池から生まれたのです。晩年、白内障により視力が低下し、重度の色覚障害を患ってもキャンバスに絵を描き続けました。ちなみに、「睡蓮」だけで250点以上の作品があると言われています。

 

 

「何もかもが青く見える」と言い、色の編別ができなくなったモネは、絵の具に記されている色の名前で色を判別していたと言われています。この「日本橋」は、パリのマルモッタン・モネ美術館で撮ったものですが、実際の緑色の太鼓橋と比べるとかなり赤みが強く感じます。

 

 

高知の「モネの庭」はやや不便な位置にあるため、午前中に訪れることを考えると前日入りをオススメします。我々は奈半利町にあるホテルなはりに泊まりました。

 

 

マグロづくし料理が有名な宿で、ここからモネの庭まで車で20分ほどでした。

 

 

9:30頃、モネの庭に到着しました。睡蓮の花は午後には閉じてしまうため、午前中に行くことをオススメします。あと、今この画像を見て知りましたが、ここの入園券の半券を持参すれば、ジヴェルニーのモネの池に入場できるんですね!

 

 

着いて早々、美しい庭が私たちの前に現れました。

 

 

天気の差はあれど、モネの庭(上)はジヴェルニーのモネの池(下)の風景と比べてもよく再現されていますよね。さすが、フランスからのお墨付きを頂いているだけのことがありますね。

 

 

睡蓮は手入れがしっかりと行き届いており、色とりどりで美しいです。(上の画像が北川村、下の画像がジヴェルニーのモネの庭の睡蓮です)

 

 

早起きした甲斐あって、睡蓮もバッチリ咲いています!!

 

 

モネの庭の池は庭師さん達によって美しさが保たれています。

 

 

池に入り、手作業で手入れするからこそ、この池の景観は保たれているのですね。プロの匠の技に感服いたします。

 

 

ちなみに、ジヴェルニーにも庭師さんはいらっしゃいましたが、こちらはタモで船上からの作業でした…。笑

 

 

モネの庭には、ところどころにモネの「睡蓮」がプリントアウトされて飾られていました。

 

 

美しいアーチは、北川村(画像上)でもジヴェルニー(画像下)でも健在。

 

 

ちょっと見にくいですが、アーチの下にあった表示によると、モネはバラのアーチの下でのんびり過ごすこともあったようです。

 

 

こんなベンチで、モネも制作の合間にくつろいでいたのかな?

 

 

モネの池で有名なものと言えば太鼓橋日本橋)で、モネは睡蓮と太鼓橋をモチーフにした作品を何点も遺しています。上の画像はジヴェルニーのモネの池ですが、睡蓮を日本から輸入したり、柳や竹の木を植えたり、近くの川から水を引いたり、日本風の太鼓橋を架けたりして、日本風の庭園を作り上げました。

 

 

北川村のモネの庭がこちら。藤棚があるので、藤の花が色付く春先は太鼓橋はより美しくなるんだろうなぁと思います。

 

 

太鼓橋からの眺めはこんな感じです。

 

 

↑の写真を私が撮っている様子を旅仲間Kさんが撮ってくれていました。木漏れ日が良い感じに入った、「奇跡の一枚」です。笑

 

 

大満足で駐車場に戻ると、気になるアーチを発見しました。

 

 

導かれるままに進んで行くと…。

 

 

ギャラリーショップ、発見!名画のレプリカの展示やお土産物売り場コーナーがありました。お土産物には、地元の名産品だけでなく、ジヴェルニーで売られているモネに関するものも売られてました。また、北川村にモネの庭を建設するにあたっての詳しい経緯も展示されており、フランス側から許可を頂くには相当の苦労があったんだと知りました。

 

 

このように、高知県の「モネの庭」マルモッタンは、想像以上にジヴェルニーでした!!四季折々の花が植えられているため、私も夏以外の季節にいつか再訪してみたいと思います。ちなみに、HPによると、庭師さんたちがオススメするのは秋のモネの庭なんだとか…。

#306 世界の朝ごはんを比べてみた。

投稿306回目記念は特別企画で、私がこれまでに食べた世界の朝ごはんについて紹介します♪訪問地域が偏っている上、滞在期間によっては宿でしか食べていない国もありますが、何かの参考になればと思います。色々書いたところ1万字超えの長文になってしまいましたが、写真付きでどうぞーー!!

 

 

ヨーロッパ編

1.イギリス

イギリスと言えば、イングリッシュ・ブレックファースト。ホテルの朝食ビュッフェで堪能しました。(2006.8)

 

その定義には諸説ありますが、①肉料理(ソーセージ・ベーコンなど)②卵料理(オムレツ・スクランブルエッグなど)③焼いたトマト・マッシュルーム・ベイクドビーンズ(インゲン豆のトマト煮込み)などをパンや飲み物と一緒に頂く形です。カリカリソーセージ&ベーコン、最高。でも、ベイクドビーンズと、焼いたトマトは私の口には合いません。笑(2006.8)

 

イギリス料理は酷評の嵐ですが、ヨーロッパ諸国の中でもイギリスの宿の朝食はバラエティ豊富で豪華な印象です。(2005.8)

 

 

2.フランス

フランスの宿の朝食はこんな感じでした。バゲットとクロワッサンをカフェオレで頂くのってパリって感じと、当時は思いましたね。笑 (2006.8)

 

ヨーロッパの宿の定番メニューはチーズ・ハム・ヨーグルトが御三家だと思うのです。(2007.8)

 

モンマルトルのカフェにて、朝食でクロックムッシュを頂きました。トーストの中にスライスハムとチーズがたっぷり入っていておいしかったのですが、早く食べないとチーズが固まるので要注意です。と言うか、フランスでは普段飲まないカフェオレばかり飲んでいますね。カブレてますね、私。笑

 

 

3.ドイツ(2012.5)

御三家のチーズ・ハム・ヨーグルトに加え、レギュラー候補のスライストマトも登場。友人の結婚式で利用した中級ホテルだったため、フルーツの種類も豊富でした。

 

 

4.ポーランド

ワルシャワにて、ポーランド人の友人の家に泊まらせてもらったときに作ってもらった朝食。チーズとハムは本当にどこにも登場しますね。笑  (2006.8)

 

 

5.イタリア(2007.8)

ミラノの宿にて。チーズとハムばかり食べているのは、大好物だから選んでいる訳ではなく、ビュッフェの選択肢が少ない(他に食べるものがない)からなんです。

 

ローマの宿にて。パンは結構選べたりするんですが、甘いパンが中心。そのため、甘いものが苦手な私はトーストかクロワッサンを選びます。  

 

 

6.スロヴェニア(2011.8)

首都リブリャーナの監獄ホテルにて。カップの中に入っている飲み物はココアかなぁ?思い出せず、気になってます。笑  

 

 

7.ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(2011.8)

pitaと呼ばれるパイを、サラエボのバスターミナル付近にて購入。中にはチョコチップが入っていたような?大きいし、かなりボリューミー。

 

モスタルは橋を境に信仰宗教が異なる街なのですが、この宿はキリスト教側だからか、ムスリム色が弱め。そのため、御三家は健在。笑

 

 

8.クロアチア(2011.8)

ドブロヴニクのSOBE(民泊)は朝食がついていないため、スーパーで食材を調達してきました。クロアチアで安く泊まるにはSOBEがオススメ。

天空都市モトヴンの宿の朝食は、御三家が霞むほどゴージャス。笑

プリトヴィッツェの安宿の朝食。真夜中に真っ暗闇のバス停に降ろされて、半泣きで宿を探した思い出しか宿の思い出がない。笑

 

海沿いの町ロヴィニの宿の朝食。Junaの水とPagaのジュースはクロアチアで良く飲んだなー。

 

首都ザグレブの宿の朝食は、チョコレートプリンとかあって謎に豪華。笑

 

フヴァル島の日本人が集まる宿『苫屋(とまや)』で、みんなで作った朝食。あの日同じボートで喜怒哀楽を共にした旅仲間とは今でも年賀状のやり取りをしています。

 

2016年8月にザグレブのレストランで食べたマッシュルームスープは、朝の冷えた体を温めてくれて大変美味しかったです。が、2人でこの量は多すぎます。笑

 

9.スペイン(2016.8)

バルセロナの激安ドミトリーは朝食付きでした。種類は少なめだけど、宿の値段を考えたら大満足。10~20代のヨーロッパ系の若者しかいなくて淋しかったけども。笑

早朝にバルセロナを出発し、フィゲラス駅で購入したボカディージョと呼ばれるサラミサンド。サクッと軽く食べたいときにちょうど良いボリュームでした。

 

 

10.ポルトガル(2016.7)

リスボンのドミトリー近くの食堂にて。揚げパンかフライしかなかったため、朝からハイカロリーです。左はバカリャウ(干しダラ)、右はツナのフライで、それぞれ1ユーロと、バックパッカーには嬉しい値段。ハイカロリーだけども。大事なことなので2度言いました。笑

 

ポルトの大衆食堂でもバカリャウのフライを頂きました。ポルトガルではパンは食べた分だけお金を払う方式のため何となく避けてきましたが、今回初めて食べてみると、その美味しさにびっくり!!硬くてマズいと思い込んでいたら、フワフワ!!さすがは、日本語の「パン」の由来の国!!!(ポルトガル語でパンのことをpãoパォンと言います。)

 

フランセジーニャポルト地方B級グルメです。食パンの上にハンバーグとベーコンと目玉焼きとチーズが載り、更にアメリカンソースみたいな濃厚ソースのがかかっていて、トドメはフライドポテト。ブランチで食べましたが、かなりのハイカロリーだと思います。

 

 

11.マルタ(2010.5)

マルタでは、宿に泊まるよりもホームステイの方が安かったため、今で言う民泊をしました。セルフ形式の朝食で、自分で冷蔵庫から材料を出して簡単に調理して食べるって感じでした。

 

 

12.オーストリア(2016.8)

ウィーンの空港にてプレッツェルを頂きました。プレッツェルと言うと硬いパンと言うイメージでしたが、噛むと中からバターがじゅわ~と出てきて美味しかったです。ちなみに、プレッツェルの形は腕組みをしている様子を表しているらしく、言われてみれば確かに!ドリンクは抹茶ラテだったと思いますが、色はイマイチでも味は悪くなかったです。matchaはヨーロッパでもメジャーなのね。笑

 

 

13.スイス(2016.8)

物価が高いスイスでは、スーパーで買ってきたものを宿で食べることが多かったです。この時はアプリコットとパンで貧しk……シンプルに。笑

 

ツェルマットで登山鉄道GGBに乗りながら食べたパンは、標高1605mのため袋がパンパンに膨らんでました。えぇ、ダジャレも言いたくなるくらい、物価が高いんですよ、スイスは。

 

 

14.チェコ(2009.8)

首都プラハの宿の朝食は種類豊富のビュッフェでした。

 

連泊しても、御三家以外が充実していると飽きません。笑

 

 

アジア編

15.中国

上海の宿にて。朝食がビュッフェ形式だったのですが、目玉焼きはその場で焼いてくれました。で、写真ではわかりにくいのですが、目玉焼きの卵黄が蛍光色だったのが忘れられません…。まぁ、体調も壊さなかったし、どれも美味しかったですけどね。(2009.3)

 

上海旅行の最終日に朝早く空港に行かないといけないため、宿に頼んで朝食を弁当にして頂きました。送迎の車の中で開けてみると…。水分を持っていかれる系でした。笑 (2009.3)

 

広州の安食堂で朝に食べた海老ワンタンが本当に美味しかったです。英語が全く通じなくて、蝦雲吞(蝦=海老)と言う中国語メニューを指さして注文しました。中華圏に行くと、漢字を読めて良かったと痛感します。笑 (2017.8)

 

 

16.香港

香港では海老ワンタン麺が私の朝食の定番となります。プリプリの海老入りワンタンに固めの細麺がベストマッチ。安食堂で食べるこの朝食が良いんです。これ「で」じゃなくて、これ「が」良いんです。(2006.3)

 

空港内の「正斗」でも食べられるため、乗継便でキャセイパシフィック航空をあえて使って乗継待ちの時間食べる時もありました。ここのお店は、ワンタンを器の底に敷き、麺を伸びにくくするために上部に置くと言う工夫がされています。初めて注文すると、「あれ、ワンタンどこ?」ってなります。笑

 

海老ワンタン麺は絶対に揺るがない定番だと思っていたのですが、とんでもない刺客が現れました。それが鶏肉粥です。これの味を知って以来、毎朝に海老ワンタン麺と言うことはなくなりました。鶏だしが濃厚で、本当に美味しいんです。朝から揚げパンを食べると言う背徳感に、海老ワンタン麺を差し置いて鶏肉粥に浮気している罪悪感が相まって、本当にとんでもない味ですよ、コレ。笑(2015.3)

 

17.台湾

台北のホテルの朝食は朝から種類豊富でした。さすがはエンペラーホテル、宿の名に恥じぬ朝食のクオリティでした。「国王大飯店」って台湾語で発音しても、タクシードライバーに全く通じなかった位、マイナー(?)なホテルだったけども。私たちの発音が悪かったのか?笑(2007.3)

 

2度目の台北は、素泊まりの宿にしたため、朝食は食堂で。朝からビーフは、体も温まるし、胃にも優しい味なのでオススメです。フライドオニオンがイイ感じ。(2014.12)

翌日は、台北の「民生街」で見つけた食堂にて。他のお客さんが食べているものと同じものを注文したら、キュウリの載ったゴマダレの麺が出て来ました。(2014.12)

 

 

18.韓国

韓国では、お粥を食べるのが好きでした。色々な味のラインナップがあって、違う味を頼んで友人とシェアするのも面白かったです。(2013.3)

 

19.ベトナム(2019.8)

ベトナムの朝食の定番はバインミーもしくはフォーでしょう。こちらはフォー・ボー=牛肉麺です。フォー・ボーの時は醤油味のスープのイメージがあります。最高です。

 

こちらはフォー・ガー=鶏肉麵です。ボーと比べてあっさり鶏だし味。優しい味なので、胃もたれ気味の時はこちらに決まり。

 

ブン・ボーは、麺が丸いです。そう、ベトナムの米麺には2種類あり、フォーは平麺、ブンは丸麺です。個人的には平たいフォーの方が好きです。忠告しておくが、パイナップルは麺の中に入れないでくれたまえ。笑


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このお宿の朝食は麺かパンかで選べたため、相方のKさんはパンメニューでした。尚、トロピカルフルーツはどちらにもたっぷりついてきます。

 

バインミーベトナム風サンドイッチで、バゲットの中にお好みの具を挟む感じです。私は牛肉サンドをチョイス。パクチーがイイ感じでした。これでたった100円だなんて!朝食だけでなく、小腹が空いたときの軽食としても最適です。

 

 

20.タイ

チョークはお粥の事です。タイとラオス国境にある町、ノーンカイの屋台で食べたチョークが最高に美味しかったです。


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地元の人が次々に持ち帰りをする人気店でした。そのテイクアウトのやり方がなかなかユニークで、金魚すくいで使うようなビニール袋に入れて持って帰っていくのです。(2012.12)

バンコクバックパッカーの聖地・カオサン通りにはピータン入りのチョークの超人気店がありますが、個人的にはイマイチ。ピータンは粥の中に入れないでくれたまえ。まぁ、自分でピータン有りにしたんだけどさ。笑(2013.3)

 

チェンマイでは、カーオ・トムを頂きました。こちらはチョークと違い、お茶漬けのようにお米の形が残っています。朝に優しい味。(2019.8)

同じく、チェンマイの食堂にて。カオ・ソーイはいわゆるカレーヌードルで、中華麺の上に揚げた麵が載っているのがポイント。そこまで辛くなく食べやすい味なので大好きなのですが、残念ながらチェンマイ近郊のローカルフードのため、バンコクでは見かけないメニューなのが残念…。日本ではそこそこ見かけますので是非。(2019.8)

 

クイッティアオはタイ料理の中でもマイベスト3に入るほど好きな味です。甘い醬油ベースのスープに牛すじ肉が入っています。このお店はパクチーが載ってませんでしたが、ここにパクチーがあればさらに完璧です!(2019.8)

 

クン・オップ・ウンセンも大好物です。エビと春雨を鍋で蒸したものです。たぶん、朝から食べる料理ではないのだと思いますが、他の料理も含めバンコクで朝からばっつり食べました。しかも、パン屋さんで。笑(2019.8)

 

 

21.ラオス(2012.12)

カオソーイルアンパバーン名物のラオス式担々麺で、そこそこ辛いですが、辛い物が苦手な私でも大丈夫(むしろ好き)な味でした。食べているとじんわり汗をかきます。タイ北部のカレーヌードルもカオソーイですが、同じ名前でも国が変われば料理が変わるのが面白いところです。

ミー・ナムは首都ビエンチャンにある激安食堂で頂きました。このボリュームで何と70円!!カオソーイが米麺に対して、ミーは小麦麺です。東南アジア全体でミーって言うと小麦麺とか中華麺のイメージがあります。細麺は自分好みですが、生のもやしは要りません。笑

 

カオ・チー・レ・カイ・ダーオバゲットにハムエッグが付きます。バゲットにハムエッグを付けて食べるのがラオス流らしい。やっぱり、元フランス領のバゲットは美味しいです。

 

カオ・チー・サイ・クアンは、ラオスバインミー。野菜の水分がパンに染み込んでしまう前にパクっと召し上がれ!

 

 

22.インドネシア(2014.10)

インドネシアの朝食は主に2種類ばかりを食べました。その1つがナシゴレンインドネシア語でナシ=米、ゴレン=炒めるなのでインドネシア風チャーハンです。色の割にはそこまで辛くないですが、ちょっとスパイシーです。辛いのが苦手な私だと、少し汗をかくこともありますが、おいしいです。目玉焼きを崩して一緒に食べるとまろやかになってこれまた絶品。

 

もう1つの定番がミーゴレンです。ミー=中華麺なので、インドネシア風焼きそばです。個人的見解だと、ミーゴレンはどこも辛くないような?オレンジ色のケチャップのようなものはサンバルなので、それで辛さ調節する感じなのかなぁと思います。個人的にはナシゴレンよりもミーゴレンの方がより好きです。

 

別の宿では、こんな朝食も頂きました。フレンチトーストにお粥だったと思いますが、お粥の味が優しすぎた記憶があります。フレンチトーストは絶品でした。

 

 

23&24.シンガポール・マレーシア(2015.8)

シンガポールとマレーシアはほぼ同じ朝食が食べられているので一度に紹介します。どちらも多民族国家のため、朝食のラインナップも豊富です。

 

カヤトーストは、トーストの間にカヤジャムとバターを挟んだ朝食の定番料理です。カヤジャムは練乳のような、ココナッツミルクをベースとしたスプレッドですが、甘いのが苦手な私が何故かハマってしまいました。これをチャイで頂くのがマイベスト!!ですが、長距離バスに乗る前にチャイを飲むのはオススメしません。笑

 

シンガポールの宿付近の食堂で食べたチキンヌードルは、私好みの細麺に醤油とパクチーが上手く絡んで美味しかったです。

 

マラッカでは、食堂で朝から点心を食べたりもしました。香港と同じで、店員さんがテーブルに売りに来たものの中から食べたいものを取って食べる形式でした。どれも文句なしの絶品。肉まんとかもあって大満足。

 

KLのバスターミナルにて。ナシアヤムはココナッツライスと魚&ナッツが香ばしくて美味しかったです。マレーシアの朝食の定番の1つだそうです。

 

KLのインド料理店で食べたroti tissuは、パリパリの甘くて薄いロティにバターがかかっていて美味しかった!これは、いつかインドで元祖の味を食べてみたいと思う料理です。

 

シンガポールの空港にて朝ラー。ラクサシンガポール国民食のような存在。ちょっとピリ辛だけどもココナッツミルク風味のスープが美味しく、具沢山なのも嬉しい限り。あ、左端にあるのはカヤトーストですね。

 

バクテー(肉骨茶)は骨付き肉を生薬と共に煮込んだものです。体に良いと聞き、シンガポールからマレーシアに夜行バスで移動して疲労困憊な時に頂きましたが、余計体調を壊したような…。漢方らしき生薬の癖が強いんじゃあ!!!(2015.8)

 

 

25.インド

インドの朝食でまず思い出すのは、オムレツです。ベナレス(バラナシ)の安宿では具が選べたため、マッシュルームオムレツをチョイスしました。これをチャイで頂くのがこの宿での定番でした。(2011.12)

 

デリーの大衆食堂にて。インドだと大半の料理がカレー味のため、せめて朝食ぐらいカレーを忘れさせて…ってことで、オムレツをよく食べているような気がします。笑(2017.8)

 

パラータ(paratha)はバターを塗ったチャパティの生地を何層にもしたもので、パンケーキのように頂きました。コレ、私が初めてインドで食べた料理です。ちなみに、チャパティは全粒粉と水で作る何も載っていないピザのような形状のもので、インドではカレーのお供と言えばナンではなくチャパティだったりします。(2011.12)

 

その時に頂いた本場のチャイ。第一印象は「甘っ!」「シナモン強っ!」でしたね。笑(2011.12)

 

青い街、ジョードプルの屋台にて。こちらはプーリーと呼ばれる揚げたチャパティをコーン風味のカレーで頂きました。コーンシチューのような味で、カレーっぽさがほとんどないのが珍しくて美味しかったです。(2017.8)

 

ピンクシティ・ジャイプールの宿の朝食はパラータとスープでした。(2011.12)


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早朝の電車で配られた朝食がこちら。カレーコロッケでしたが、スパイシー度控えめで美味しかったです。紙袋の中身は食パンです。(2013.3)

 

プシュカルの宿内にあるレストランで注文した朝食は、フライドポテトにチーズが載ったもの。ハイカロリー必至ですがカレー感ゼロだからカロリーゼロ!笑(2017.8)

 

 

26.カンボジア

宿の朝食が選べたので、ヌードルを選択すると、まさかのインスタント麺が登場。まぁ、これはこれでブログ的にはアリです。笑(2013.3)

 

旅仲間Iさんはフレンチトーストをチョイス。フレンチトーストが食べられているのも元フランス領の名残かなぁ?少し食べさせてもらったけど、美味しかったです。(2013.3)

 

ポッポークメール語でお粥のこと。アンコールワット近くの大衆食堂にて。揚げパンを付けても1ドルもしなかったはず。スープが美味しかった!(2019.8)

 

パンケーキカンボジアの(シェムリアップの?)朝食の定番らしいです。生地がフワフワで絶品でしたが、個人的にはカットフルーツなしで純粋にバンケーキの味を楽しみたいところ。笑(2019.8)

 

 

27.ミャンマー(2015.12)

ミャンマーの朝食と言えばモヒンガーのようですが、私はシャンヌードル(シャン・カウソエ)ばかり食べていまして、モヒンガーは一度も食したことがないんです…。笑 インレーで食べたシャンヌードルはスープが絶品で、鶏ガラが効いていました。モチモチの麺にシャキシャキの青菜が最高にマッチして、そこに絶品スープも相まって、スープまで飲み干して完食してしまいました。また食べたいなぁ。

 

シャンヌードルと言う位なので、シャン族の料理です。こちらは混ぜ麺風。リトンヤンゴンと言われる高田馬場ミャンマー料理店でも未だ出会えないのが残念です…。

 

 

28.ブータン(2017.3)

翌朝も、友人手作りの豆のお粥お粥を頂きました。世界一辛いと言われるブータン料理ですが、こちらはほとんど辛くないので食べやすかったです。

 

翌朝はバトゥと言う、すいとんのようなものが入ったブータン式うどんを頂きました。バトゥはピリ辛味が主流らしいですが、こちらは友人のお手製だからか、朝に食べたい胃にやさしい味でした。ドライビーフが入っていて、マトンのような食感が最高でした。チャイと共に大変美味しく頂きました。

 

インド国境の宿にて。モモブータンやネパールで食べられている小籠包のようなもの。ただし、肉汁ジューシーな感じではなく、もっと肉肉しくて1つ1つがボリューミーです。宿の夕食で頂くはずが、「作る人が帰っちゃった」と言う理由で翌朝に登場しました。笑

 

モモだけでもボリュームがすごいのに、3人前とは思えない量のトーストも登場してびっくりしました。笑

 

 

29.モンゴル(2013.8)

ゲルに泊まった際に出てきた朝食。朝からガッツリ揚げ物です。

 

揚げパンにジャムを付けても良し。

 

トッピング候補は、チーズ・ハム・トマト・皮なしキュウリ。あらま、ヨーロッパの朝食と同じですね。笑

 

 

中東編

30.トルコ(2010.5)

私のトルコでの朝食でまず思い出すのはタヴック・チョルバスです!こちらはチキン味のスープの中に細いパスタが入っています。イスタンブールで泊まった宿の真ん前にレストランがあって、たまたま注文したらドハマリ。トルコのパン・エキメッキも中フワフワ、外カリカリで絶品です。

 

テイクアウトだってしちゃうんだから。笑

 

イスタンブールのお宿の朝食はこんな感じでした。なかなか豪華な朝食で、特にレタスは珍しいかも?

 

夜行バスで再びイスタンブールに戻ってきた際にシャワーの場所を探していて立ち寄った所、シャワーだけでなく朝食も無料で利用させてもらいました。オーナーの優しさがありがたかったな。

 

エフェスにあるパリホテル(ややこしい。笑)の朝食。トルコ名物エキメッキに加え、トマト・皮なしキュウリ・ゆで卵などがラインナップ。

 

カッパドキア洞窟ホテルの朝食がこちら。主にヨーロッパ諸国でキュウリの皮を剝くのは何故だろうか?笑

 

トルコの紅茶はチャイと言いますが、私は普通のチャイよりもアップル味のエルマチャイが大好きです。だいたいのレストランではどちらか選べますが、私はエルマ一択です。日本で飲むようなアップルティーではなく、アップルジュースを温かくしたような、甘さと酸味があって絶品です。

 

 

31.エジプト(2010.5)

4つ星ホテルの朝食ビュッフェは種類は少なめでしたが、手の込んだ料理が並んでいたようです。だって、あの御三家が不在ですもの。笑

 

翌朝は早い時間に出発のため、お弁当を用意して頂きました。パックジュース付き。(なんでコップに入ったオレンジジュースが置いてあるんだろう?笑)

 

 

32.アラブ首長国連邦

ドバイ空港でマックアラビアを朝食に頂きました。(2007.8)

 

クレープ上にラップしたもので、イスラム圏ではシャワルマと呼ばれている定番ファストフードです。メキシコのタコスに近い感じかな。これは鶏肉が入っていましたが、羊肉も定番です。

 

ドバイの宿にて。当時1泊1万くらいの宿でしたが、朝食がゴージャスなのはさすがUAE

 

 

33.チュニジア(2010.5)

首都チュニスの宿にて。ハムがない!!そう、チュニジアイスラム国家だからか、豚肉を原料とするハムは提供されませんでした。

 

シディ・ブ・サイドにてブランチで食べたシャワルマは羊肉たっぷりで美味しかったです。イスラム圏の料理でも比較的食べやすい味だと思います。

 

 

34.モロッコ(2010.6)

迷宮都市フェズの宿にて。私、ヨーグルトを取りすぎですね。笑

翌日の朝食。お椀に入っているのはハリラスープだと思われます。イスラム圏でラマダン明けに食べられる豆のスープです。

 

不夜城マラケシュの宿の朝食はパンメインでした。

メルズーガ砂漠に行く途中のワルザザードの宿もパンがメインでした。

メルズーガ砂漠でテント泊した時の朝食もパン。モロッコの付け合わせのパン(ホブズ)はパサパサが主流。6Pチーズは地域猫がおねだりしてきます。笑

 

オセアニア

35.オーストラリア

オーストラリアはトータル3か月ほど滞在しているはずなのですが、残念ながら当時朝食の写真はほぼ撮っていなかったことが判明。その中でもかろうじてあったものを紹介します。

 

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メルボルンのカフェにてホットドッグを頂きました。(2004.12)


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これはパイかな?当時、体調絶不調のため、何も覚えていません。笑(2004.12)


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そして、シドニーの病院に入院。手術後の朝食が豪華でびっくり。この後、昼食にステーキが出て、そのまま退院させられます。笑(2005.1)


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退院後、大学時代の友人宅で療養中の朝食は、友人お手製のミーゴレン。ありがたかったです。(2005.1)

 


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体調が回復し、ブランチで食べたHUNGRY JACK'S(ハンジャ)。そう、バーガーキングはオーストラリアだと名称がハンジャになるのです。また食べたいなー。(2005.1)

 

ゴールドコーストの宿は素泊まりだったのですが、醤油が恋しくなって朝ラー。SUIMIN'って名前が何とも面白い。(2007.8)

 

 

36.ツバル(2018.8)

宿の人に夜に頂いたキャッサバを朝食に頂きました。まぁ、これが原因で部屋にネズミが出て大変だったんですけどね…。笑

 

ツバル最終日の朝、宿代に朝食が含まれていることを知り、頂いた朝食がこちら。小さくて薄いパンはオーストラリアのホームステイ先で食べた朝食を思い出します。

フルーツも自由に食べて良いとのことなので、洋ナシを頂きました。

あ、イギリス名物のマーマイト!!

 

そして、オーストラリア名物のベジマイトも発見。懐かしい。

 

オージーの宿泊客にベジマイトの美味しさを力説されました。えぇ、味は十分存じておりますが、マーマイトもベジマイトも私の子ども舌ではまだ美味しさがわかんないんですよ。久々に食べ(させられ)たら、昔よりは食べられたけどさ。笑

 

 

37.フィジー(2018.8)

最後はフィジー。観光地ナンディではほぼ毎食カレーハウスと言うレストランに通いました。あまりに通いすぎて、日本語メニュー看板(1番左)を作るのをお願いされるほどでした。笑

 

  

 

 

 

ブレックファーストステーキは名前の通り、朝から食べるステーキなのですが、ソースが美味しかったです。デミグラスソースにカレー粉が入っていると思われます。ちなみに、インド系フィジー人が経営しているお店ですが、ムスリムのため牛肉がメニューにあるのです。

 

ブランチでロボと呼ばれるフィジーの名物蒸し料理を頂きました。鶏肉と玉ねぎが醤油ベースのタレで味付けしてあって、キャッサバが添えられていました。日本人好みの味です。

 

シーフード ニューバーグは、カニ入りの中華販と言ったところでしょうか。ショウガがほんのり効いていて、日本人が大好きな味だと思われます。カニの身をほじるのが億劫なのも気にならないくらい美味しかったです!

 

 

以上、37の国と地域の朝食について紹介しました。個人的には、これだけの写真を撮って記録に残していたことにビックリです。写真を色々探したり記憶を思い出していたりしていたら、306回目のブログを書くのに1週間以上かかり、気づけば初の10000字超えとなってしまいました。

※スターを送って下さると、ブログ更新のモチベーションになります。いつも欠かさず下さる方、本当にありがとうございます。今後も国内外の旅ネタをぼちぼち更新していきますので宜しくお願い致します。

#305 真夏の道後温泉で背筋を凍らせてみた。(2021.8)

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道後温泉愛媛県松山市にある温泉地で、日本三大古泉の1つです。ちなみに、残り2つは有馬温泉と白浜温泉らしいです。愛媛県出身の文豪、夏目漱石正岡子規はもちろん、大国主命聖徳太子も訪れたと言う記録が風土記等に残っているほどです。

 

 

あ、前回の記事からだいぶ空いてしまいましたが、ふと更新したい気分になりましたので、前回の続きの感覚でお読みください。お待たせしてもうしわけありません。あれから国内旅行ばかりしてますので、またぼちぼち更新しようかなぁと思っています。今回の記事ですが、お食事中の方は、食後にこの記事を読むことをオススメします!!笑

 

 

2021.8.10
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四国旅行の最終日は愛媛県に戻ってきました。せっかくなら道後温泉に!!ってことで、「道後やや」と言うお宿に泊まりました。このお宿、只者ではありません。だって、蛇口をひねったらみかんジュースが出るんですよ??しかも、3種類も。このお宿についてはじっくり書きます。女性にオススメです。

 


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残念ながらお宿に温泉はないため、道後温泉の入浴券付きの宿泊プランにしました。あのレトロな道後の街並みを浴衣姿で歩くのって風情があるし、お宿に温泉が無くても無問題です。

 


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道後温泉で最も有名なのは道後温泉本館。夕方に行ったところ、すでに整理券配布は終了しており、本館では入浴できなくなりました…。うーん、残念。ちなみに、ここは公衆浴場では日本初の重要文化財に指定されましたが、その後も博物館になることなく現役で営業していると言う稀有な温泉施設なんです。入りたかったな…。

 

 

でも、安心してください。この入浴券は道後温泉本館以外でも使えるんです!気を取り直して、他の温泉施設に行きましょうかね。

 


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でも、お腹も空いたので、入浴前に夕食を取ることにしました。愛媛県名物と言えば、鯛めし!!実は鯛めしには2種類あり、こちらは宇和島鯛めし』と呼ばれる料理で、生卵を纏った鯛のお刺身がご飯の上に載せられています。贅沢な、大人の卵かけご飯って感じです。

 


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個人的には、炊き込みご飯形式の『松山鯛めし(北条鯛めし)』の方が好きです。底の方にお焦げがあるとニンマリ。愛媛県民御用達のファミレス『北斗』は釜飯の種類も豊富で最高です。

 


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この暖簾が目印のお店で頂きました。で、ふと振り返るとすぐ後ろに温泉施設を発見しました。よし、ここにしましょう。

 


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諸事情により温泉施設名は伏せますが、料金はこんな感じ。私達は入浴券があるので支払い不要ですが、道後の温泉施設が一般的な銭湯よりも安いことにビックリです。

 

 

施設内はなかなか混み合っておりましたが、何とかコインロッカーを見つけて、さっそく道後温泉を満喫しました。あ、ちなみに銭湯と同じですので、自分でタオルなどを持参しなければいけませんのでご注意を。

 

 

ゆっくり温泉に浸かっていると、小さな部屋があることに気付きました。露天風呂でもあるのかなと思い、同行者のKさんを置いて、一人でそちらに向かいました。(その頃、Kさんは優雅に洗髪中。笑)

 

 

すると、そこは休憩所のようなところで、入浴後に少しほてりを冷ましたい時にベンチに座って休むようなところでした。

 

 

すでに先客のおばあちゃんがおり、石でできたベンチで座ってました。私がもう一つの石ベンチの前で立つと「ここの温泉はねぇ、気持ち良いからよく来てるんだ」みたいな感じできさくに話しかけてくれました。うん、こういうコミュニケーションも旅の醍醐味です。えぇ、なぜか私は本当によく話しかけられます。

 

 

ベンチの後ろには芝生が広がり、日本庭園によくあるような大きい岩がいくつか並べられていました。うん、ベンチに座って、庭を見るのもオツなものだなぁ…。ん?何か今、黒い何かが通った…??

 

 

ぎゃーーーー!!!!(心の中で叫び)

 

 

私が座ろうとしていた石ベンチのすぐヨコに、Gで始まるアイツが!!!

 

 

今すぐここから去りたいところですが、そんなことに全く気づかないおばあちゃんが私に話しかけてくるため、なかなか立ち去れないのがつらい…。

 

 

おばあちゃんと会話をしながら、ふと芝生の方を見てみると、そこには地獄絵図が広がってました。

 

 

ぎゃーーーーーーーーー!!!!!

(心の中で絶叫)

 

 

芝生に並べられてられている岩をよーく見ると、Gの集団が岩を這いつくばっていました…。メン・イン・ブラックに出てきた、記憶を消去するペンが今すぐ欲しい…。ウィル・スミス、今すぐここに降臨してくれ…。

 

 

5分くらいおばあちゃんとの会話を満喫し、「じゃあ、そろそろ湯船に戻ります」と言って、そそくさと休憩所を出ました。血の気が一気に引いたので、血流を戻すために温泉に戻るしかない…。Kさんに早速報告すると大爆笑されました。笑

 


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この温泉施設は露天風呂もないから密室のため高温多湿で、且つ昔ながらの建物だからあいつらにとっては桃源郷のようなところなんだろうなぁ…。まぁ、古い温泉施設だし、仕方ないところもあるのかな。ブログネタとしては面白い体験でしたが、ほんと記憶から消したい体験をしました。

 

 

次回は私のハンドルネームにちなんだ#306のため、ちょっとだけスペシャルな特集をします!

#304 大鳴門橋でうず潮を見てみた。(2021.8)

大塚国際美術館の後は、渦の道に行ってきました。

 

ここでは、足元で渦潮を見ることができるんです。まさに、洗濯機の中身を覗いた時のような世界が橋の下で広がっているんです。

 

 

大塚国際美術館にあった看板によると、鳴門の渦潮の見頃は3月下旬から4月上旬とのことで、時間帯としては大潮の前後1時間半~2時間がベストのようです。

 

 

大潮とは満潮と干潮の時刻のようですね。渦潮を見に行く際はその日の大潮の時刻を必ずチェックしましょう。↓のHPでチェックできます。

 

 

 

~渦の道への行き方~

大塚美術館からカーナビで「渦の道」と入れたところ、少し変なところに案内されました。「鳴門公園」を目的地にいても良いかもしれません。写真はないですが、鳴門公園に駐車場(500円)があり、そこに停めることをオススメします。車を停めたら、「渦の道」と言う看板に沿って歩いていきましょう。

 

 

そうすると、大鳴門橋を歩いて横断することになります。渦の道は大鳴門橋の真下、渦の約45メートル上を歩くことになるのです。

 

 

大鳴門橋の歩道は阿波踊りなのはさすが徳島県ですな。笑

 

 

先ほどまでいた大塚さんも橋から見えます。

 

 

大鳴門橋からも渦潮がなんとなーく見えたりします。かなり遠いけれども…。

 

 

大鳴門橋、横断完了。階段を少し下ります。

 

 

こちらの階段は下りないように!

 

 

代わりにこちらの建物方面に行きます。

 

この建物は大鳴門橋架橋エディです。今回は時間なくてパスしましたが、色々な体験コーナーがあるらしいです。

 

 

エディの横を抜けたら、横断歩道を渡って左側に下って行きます。

 

 

ここまで来たら、渦の道はもうすぐそこです。真上に大鳴門橋がありますね。

 

 

現在時刻は13:30頃。まさに大潮真っただ中です。よしっ!

 

渦の道、到着!!(ピンボケで申し訳ないです…。)

 

 

入場料は大人510円、中高生410円、小学生260円(2021年8月現在)でした。

 

 

渦の道は鉄格子越しに渦潮を見ることができます。台風が過ぎた直後のため、外からの風が強かった記憶があります。

 

 

時々、地面がガラス張りになってました。私は、足元が見えると怖いので、何となく避けてしまいましたが、平気な人は覗くと面白いかも…。笑

 

 

自分の真下で、2つの潮流がぶつかっていく様子がかなりダイナミックでした。なお、渦潮ができる原理はこちらのHPをご覧ください。

 

 

洗濯機のような勢いある渦がありそうだけど、よく見えない…。

 

 

近くに行くと…。おぉ~、エメラルドグリーン色の潮流が次々と形を変えていく姿が見ていて飽きませんね。

 

 

橋の外でも、ぐるぐると渦潮が…。ラーメンにトッピングでついているナルトの渦模様の由来はここ鳴門市の渦潮なんだろうなぁ…。

 

 

ハート形の渦潮、発見♡ 見えるかな??そろそろ戻ろうかねぇ。Uターンして、先ほど歩いた道をそのまま戻ります。

 

 

またまた大鳴門橋を横断しました。

 

 

昼食をまだとっていなかったため、車を停めた鳴門公園内のcafeパークインでとることにしました。簡易フードコートのようなところでした。小腹が空いた時に軽く食べるにはオススメです。

 

 

我々が頂いたのはこちら。2021年8月当時の値段でたこ焼き410円、お好み棒370円、鳴門氷芋(こおりいも)310円でした。たこ焼きは一般的な味で、お好み棒お好み焼きを棒状の形にして焼き、ナルトを乗っけたものです。うん、鳴門ならではのB  級グルメって感じで良いと思います。

 

 

氷芋は鳴門金時の大学芋を凍らせたもので、夏にオススメの味だと思います。ヒンヤリしていて美味しいですが、凍っている間は噛めません。笑

 

 

徳島県を訪れた際は、この神秘的な渦潮を見に行って下さい!私も、ピークだと言われる3月下旬にもっとすごい渦潮が見てみたいです。

#303 大塚国際美術館に行ってみた。(2021.8)

大塚国際美術館徳島県鳴門市にある「陶板名画美術館」です。館内には世界26か国にある1000点ほどの名画のレプリカがほぼ同じ大きさの陶板で複製されています。中には、オリジナルが現存していない名画が陶板で再現されていたりします。

 

 

 

コンセプトは「日本に居ながらにして世界の名画が体験できる」こと。そのため、日本人の芸術家の作品は置いてありません。私のように、「海外旅行が好きで、美術館で名画を見たい。でも、今はなかなか海外に行けない…」って方にはぴったりの美術館なのです。レプリカとは言え再現度はかなり高いからリジナルを見ているような感覚になるし、本当に有名な作品ばかりが展示されているため、美術ビギナーさんにもオススメ。日本の美術館は写真撮影不可のところが多いですが、ここは写真撮影もOKなところもポイント高し。

 

 

「大塚」と言う名前からもわかる通り、大塚グループが設立した美術館です。美術館のすぐ近くには大塚グループの建物がちらほら…。

 

 

宿泊した鳴門市の宿の自販機も、もちろん大塚ブランド。さすがホーム。笑

 

 

私たちが大塚国際美術館を訪れた日は、大型台風が通過した直後でした。行けないかもなぁ…って思っていたら、雨も上がってラッキー!!風は強いですが、美術館も開館するみたいだし、良かった!!駐車場まで車で向かいます。

 

 

駐車場からはシャトルバスで美術館前まで移動しました。

 

 

入館料は一般3300円、大学生2200円、小中高生550円(2021.8現在)でした。私たちは宿でチケット付き宿泊プランを利用したため、その場で買わなくても大丈夫でした。並ぶ必要がないですし、チケット付きプランのある宿を選ぶと良いですよ。

 

 

館内は地下3階、地上2階の合計5階建てです。チケット売り場のある正面玄関から長ーーいエスカレータで上がっていくところが地下3階で、だんだん上がっていく構造です。

 

 

地下3階

地下3階に着くと、システィーナ礼拝堂が迎えてくれます。ヴァチカン市国で見た、あの光景です。財布を盗まれて、絶望の中見た、あの光景です。号泣

 

 

 

 

大塚国際美術館のシスティーナホールはつい数年前に一気に有名になりました。その理由は、紅白歌合戦で米津玄師さんがここで「Lemon」を歌ったからです。徳島県出身の米津さんならではの中継先だったのでしょうね。

 

 

Lemonのジャケットも陶板になっていました。

 

 

地下3階は古代中世の作品が中心で計230点ほどが展示されていました。

 

 

こんな顔出しパネルがあるのも地下3階です。(顔の部分をずらして撮るタイプなので、おひとり様でも名画に入り込める仕様になっているのがイイ!)

 

 

地下2階

地下2階はルネサンス期やバロック期の作品が250点ほど展示されています。地下2階から見るシスティーナホールもオススメです。

 

 

モネの大睡蓮や、

 

 

ジヴェルニーのモネの生家にあった庭とかがありました。オリジナルと違うところはあるけれど、一堂に集めてあるって言うのがただただ素晴らしいのです。

 

 

 

フェルメールの間がありました。

 

 

 

『牛乳を注ぐ女』とか、

 

 

真珠の耳飾りの少女とかが間近で拝めます。フェルメールの描くコバルトブルーって本当にキレイですよね。だからか、フェルメールの間は青を基調としていました。

 

 

フェルメールと同じオランダ出身の芸術家と言えばレンブラント!代表作の『夜警』が展示されていました。

 

 

ルーブルに行かなくても、大塚国際美術館に行けばダヴィンチの代表作のモナリザに会えます。ルーブルは防弾ガラスの前の上、近くに寄れませんが、ここなら近くでまじまじと見ることができます。

 

 

オリジナル(↑)よりも発色がクリアになっているのは、レプリカならではですね。

 

 

 

『最後の晩餐』の修復前後が同じ間で見られるのもレプリカならではでした。こちらが修復前。何となく、映画の『ダヴィンチ・コード』を思い出しました。イエスの隣はやはり女性に見える…。

 

 

こちらが修復後で、ミラノにある教会の壁画の現在の状態がこれです。現地では予約制かつ15分間交代制で、時間になると強制的に追い出される上、写真撮影厳禁です。

 

 

ルネサンスと言えば、ボッティチェリも忘れてはいけません。『ヴィーナスの誕生』もイタリアに行かなくてもここで見られますよ。

 

 

そうそう、地下2階で私が一番心を奪されたのはフセペ・デ・リベーラのこの作品。

 

 

『髭のある女』と言うタイトルで、実在した女性をモデルにしたらしいのですが、よーく見ると髭が生えています…。何か、色々と衝撃的で惹きつけられてしまい、この作品を見に、トレドに行かねば!!!と思った私なのでした。(もちろん、性差別的な意味はございません)

 

 

地下1階

地下1階はバロック期10点に対して近代の作品が約330点も収蔵されています。目玉はゴッホ『7つのヒマワリ』の間

 

 

ヒマワリ①(左)はアメリカ(個人蔵)にあるそうです。ヒマワリ②(右)は通称「芦屋のヒマワリ」で、兵庫県芦屋市の実業家の家にあったものですが、残念ながら1945年に空襲で焼失してしまいました。他の作品と違って壁に固定してあったことが仇となり、動かすことができずに焼けてしまったのだとか…。個人的には背景の青色がヒマワリを引き立てていて好きですね。この「芦屋のヒマワリ」は2015年の名探偵コナンの映画で登場しているようですね。

 

 

ヒマワリ③(左)はドイツ・ミュンヘンにある美術館ノイエ・ピナコテークに、ヒマワリ④(真ん中)はイギリス・ロンドンのナショナルギャラリーに、ヒマワリ⑤(右)は東京のSOMPO美術館に収蔵されています。

 



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SOMPOのヒマワリはバブル期に53億で落札したものらしいですよ。バブリー!!この画像はオリジナルですが、撮影オッケーなところも太っ腹ですねー。

 

 

ヒマワリ⑥(左)はアメリカ・フィラデルフィア美術館に、ヒマワリ⑦(右)はオランダ・アムステルダムのファン・ゴッホ美術館に収蔵されています。こうやって、幻のヒマワリを含めた全7作品が一同に集まれるのも大塚ならではですね。

 

 

大塚国際美術館には、ゴッホの代表作の『星降る夜』もあります。この作品、オルセーで現物を見ましたが、キラキラしていて素晴らしかったんです。日本でまた拝めるなんて夢のようです。

 

 

 

クリムト『接吻』はウィーンで見逃したから、ここで見られて良かったです。

 

 

ムンク『叫び』、発見!

 

 

ミレイの『オフィーリア』は、シェイクスピアハムレットに出てくるヒロインを描いたもの。悲劇を描いた作品とは思えないほど、オフィーリアの周囲の植物が美しかったです。

 

 

クロード・モネ『ラ・ジャポネーズ』ボストン美術館に収蔵されており、いつか見に行きたいと思っているほど大好きな作品です。モネ夫人のカミーユが着物を着て舞う姿が可愛らしすぎます。親日家モネならではの作品ですね。

 

 

モネの日本橋もありました。これはオルセーで見たことあるなぁー。

 

 

モネと名前が似ているマネの『笛を吹く少年』。実際、モネとマネは当時間違えられたこともあったとか…。笑

 

 

同じくマネの『フォリー=ベルジェールのバー』最近「来日」していて見に行ったなぁー。

 

 

スーラの『グランド・ジャッド島の日曜日の午後』は、中学校の美術の教科書に載ってたなぁ。

 

 

ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』はルーブルに所蔵されている大好きな作品ですが、これは珍しくレプリカの出来がイマイチでした。実物は迫力すごいですよ。これはルーブルに見に行きましょう。笑

 

 

キリがないので、地下1階の紹介はこれでおしまいとします。こちらもルーブルにあるアングルのオダリスクです。初めて知ったのは中学の美術の教科書で、布地の質感の再現が素晴らしいと思った記憶があります。

 

 

ルーブルのオリジナルは暗くて高い所にあるため、細部まで見られないのが残念だったんですよ。大塚でしっかりリベンジできて良かったです。

 

 

 

1階

地下1階でテンションMAXとなったので、1階以降は一気に行きます。1・2階は現代美術が100点ほど展示されています。1階の目玉はピカソゲルニカです。作品の前に休憩スペースがあるため、座ってじっくり見ることができます。オリジナルはスパイン・マドリッドの『ソフィア王妃芸術センター』にありますが、そちらではゲルニカのみ撮影NGです。大きさもほぼ原寸のように見えました。

 

 

2階

ピカソの『青の時代』の作品も充実。個人的にはこの頃のピカソの方が好みですね。

 

 

レンブラントも充実してました。結構端折って、ここまで来るのに2時間半でした。中にカフェもあるため、時間があれば休憩しながらのんびり廻ることをオススメします。

 


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地下3階にあるミュージアムショップで色々買いました。ひまわりのピンバッヂもGET。

 

 

大満足!!!

 

 

駐車場までのシャトルバスをここで待ちました。

 

 

この後はうず潮を見に行きました。大塚国際美術館内にこんな表示があるため、美術に触れた後に行くのにオススメです。このことについてはまた次回書きます。

#302 愛国心について少し語ってみた。(2022.5)

超久々の投稿です。生きてました。大塚美術館のことは次回に回して、今書きたいことを綴ろうと思います。今回のテーマは愛国心です。

 

 

私は日本が大好きです。もちろん、日の丸も。最高にシンプルでかっこいいデザインだと思っています。この画像は、つい先日訪れた島根県出雲大社の日の丸です。旗が大きくて、風が吹いてたなびく姿はかなり迫力があるんですよ!

 

 

日本で愛国心を語ると、「極右思想なんじゃないか?」と思われてしまうこともありますが、イヤイヤ・・・。自分が生まれ育った国を好きと言って何がいけないのか、誰に配慮して自粛しなければいけないのか、私には全くわかりません。もちろん、私は偏った右寄り思想をもっているわけではなく、単純に自分の国が好きで、これからも住んでいきたいと思っています。それだけ。それ以上の意味はありません。

 

 

もちろん、外国も好きです。日本にはない景色や食べ物、文化に触れることはとても刺激的で、楽しいからです。最近海外にはめっきり行けていませんが、まだまだ訪れたい場所がたくさんあります。でも、40か国以上訪れてみても、日本ほど住みたい国はありません。私にとって、外国は「住む場所」ではなく、「訪れる場所」なんだと思います。たぶん、今後もそれは変わりません。決して外国の文化や風習を否定しているわけではなく、日本で生まれ育った私には、日本が一番居心地が良い場所なのです。

 

 

私が日本を好きな理由を思いつくまま挙げてみます。(決して、これらのない外国を批判しているわけではなく、『これができる日本って良いよね』ってスタンスで読んでくださいね)

・治安が良い

(夜中に女性1人で歩ける国、落とした財布がそのまま交番に届く国なんてそうそうないですよ。)

・水道水が飲める

(水を飲むのに煮沸したり、わざわざ買ったりしなくて良いなんてすばらしい!最近ではウォーターサーバーを置く家も増えましたが、私には水道水で十分です。笑)

・空気がきれい

(気管支の弱い身としては、空気がきれいなのはありがたいです。地方なら尚美味しくて最高!)

・四季がある

(春夏秋冬があり、旬のものや四季折々の風景があるって良いですね。)

・ごみが落ちていない

(ごみのポイ捨てをする人が少ないのは、学校で9年間掃除をしてきたからか?と、個人的には思っています。笑)

・公共交通機関が時間通りに動いている

(数分遅れただけで謝罪の車内放送が入るって…定刻発着が当たり前ってすごいよ!)

・信頼のメイドインジャパン

(『こうなったら便利だな』を研究して実現してしまうところや、『値段は高くても安心安全の日本製』を生産しているところとか、日本の企業努力には本当に頭が下がります…。)

・ぼったくられない

(モノの値段が決まっていることって当たり前ではないんですよ。いわゆる観光客プライスもないから、ぼったくられることもない!)

・トイレがきれい

(温熱便座とウォシュレットは当たり前!外国の高級ホテルよりも、日本の一般家庭のトイレの方が高機能だと思います!!外国だと有料トイレでもプラスチックの便座が破壊されていて空気椅子で用を足すこともあります…。有料なのに…。)

 

 

以降は、私が日本人だからなのですが

・言葉に困らない

(言葉が難なく読めたり、聞き取れたりすることってストレスフリー。更に言えば、小学生の時点でひらがな・かたかな・漢字の3種類を使いこなす日本人のスキルがすごい!書写もきちんと学校で習っているから字も読みやすいし…。外国人の文字ってクセ字だったりして、メアドとか交換しても読めなかったりします。笑)

・食事が多種多様でおいしい

(海も山もある国だからか、料理に幅がありますよね。だしを味わう文化、五感で味わう料理って奥が深くて繊細で良いですね。)

・他人の気持ちを推し量ることができる国民性

(外国人からすると、「自分の意見をはっきり言いなよ!」ってイライラする感じらしいですが、私は他人の心中を汲んだ言動ができる日本人ってスゴイと思うんです。)

 

こんな感じですかね?また思い出したら追記します。

 

 

私がこういう風に日本の良さに気付けたのは、色々な国を訪れたからです。「日本の常識は必ずしも外国では通用しない」と言うことを日々痛感します。外国文化は楽しい時も多いけど、文化の違いにストレスを感じる時も多いのです。だから、私は1~2週間くらいで日本に帰りたくなっちゃうんですよね。笑

 

 

ここ3年くらい、コロナで海外に行けていないため、国内旅行に行く機会が増えたのですが、その度に日本の良さを知ってますます日本が好きになります。海外に行くことが難しい今、国内旅行を是非楽しんでみてはいかがでしょうか?世界的に見て、面積的には小さい日本ですが、それでも行きたい観光地がまだまだ有って、良い意味で困っています。次はどこに行こうかなー?

 

 

次に日の丸について書きます。私の祖父母の家は、正月だけでなく、祝日になると日の丸を掲げる家でした。祖父が警察官だったからかもしれません。今では、祝日に日の丸を飾る家もめっきり減りましたよね。うちも、祖父が亡くなってからは日の丸を飾るのをやめてしまいました。

 

 

外国だと、国旗って町中に普通に飾られていますよね。日本だと、日の丸を見かける機会って限られていると思います。地域によっては式で国歌や国旗を取りやめる学校もあるって聞きます。私も以前勤めていた小学校で、卒業式に日の丸を縦に飾っていたことがあって違和感満載でした。

 

 

この画像は、今上陛下ご夫妻が伊勢神宮参拝を終えられて宇治山田駅まで移動される時のものです。家族旅行中に沿道に集まる人々と等間隔で配備された警察官を見て、急遽私たちも参加しました。その場で日の丸が配られ、警察官の指示に従って待機しました。

 

 

余談ですが、私の目の前を通過された際、数秒だけ拝した天皇皇后両陛下のお姿はキラキラ輝いていらっしゃいました。これ、マジです。思わず、日の丸を振りまくりました。そして、みんなのマナーの良いこと!これだから、日本人はすばらしいんだよ!

 

 

これがその時の日の丸です。今でも、部屋の隅に飾ってあります。

 

 

運動会の国旗掲揚で真っ青な空に日の丸が上っていく姿とか、オリンピックなどの国際大会で日の丸が掲揚されていく姿って本当に尊くて、時々涙が出そうになります。と言っても、私も小さい頃は日の丸ってダサいって思ってましたアメリカとか、星がいっぱいついててかっこいいもん。でも、今はシンプルな太陽をあらわすデザインが最高にかっこいいと思います。そして、日の丸って簡単なようで描くのが意外と難しいんですよね。究極の黄金比なんだろうなぁ…。昔は暗いと思っていた君が代も、あの厳かな感じが背筋がピンと引き締まる感じがして、でも歌うとすごく難しくて奥が深い曲ですね。息継ぎが上手くできて歌えたことがないですし、君が代ってプロ泣かせの曲ですよね。(コブク〇とかね…。気になる方はYouTubeで検索を。笑)

 

 

日の出の瞬間をあらわす旭日旗もかっこいいですよね。海上自衛隊の潜水艦に掲げられたものや、大漁旗に描かれたものも、見ていてテンションが上がります。日の出って1日の始まりで、ラジオ体操に言わせれば「新しい朝」「希望の朝」ですからね。某隣国のサッカー選手が10年前くらいに発言して以来、某隣国民が旭日旗アレルギーに罹ってしまっているようですね。旭日旗は旧日本軍の軍旗だけではなく、ハレをあらわす縁起物の意味もあるのですから、某国のクレームは無視して、自粛せず誇りをもって掲げていくべきだと思います。だって、某国の人々、つい最近まで旭日旗を見かけても何も言ってなかったじゃないの?最近では、丸の周囲に放射線状の線があるだけで全部旭日旗だって言うけど、よくもまぁそんなに気付くなぁって感心しますよ。旭日旗大好きなんじゃんって。日本人は誰もそんなところに気付かないよ。笑

 

 

こんなこともありました。2014年に椎名林檎さんがNIPPONと言う楽曲を出したところ、一部の人々から批判が生じました。サッカーW杯のテーマ曲だったため、日の丸とサムライブルーと、戦う選手たちの姿を歌っているんだと思うのですが、この曲をリリースしたら椎名さんが極右認定されちゃったんですよ。「万歳」と「死」と言う歌詞から特攻隊を連想させるとか、日の丸を歌詞になぜ入れたとか何とか…。椎名さんは『日本人から批判されるのは心外だ』とおっしゃってましたが、ほんとそうだよね。何で日本人が愛国心をチラつかせただけで批判されないといけないんだろう。歌詞もメロディーも素晴らしくて、勝負前に聴くと士気の高まる曲で私は大好きなんですけどね…。

 

 

そう、林檎ちゃんのこの曲を久々に聴いて、今回のテーマを記したくなったのです。こうやって、いちいち揚げ足取る人がいるから、テレビも音楽もつまらなくなるんだよ!!私の今回の記事に対して違和感を覚えない方は是非椎名林檎さんの「NIPPON」のPVを観てみてください。歌詞付きで、最高にクールですよ!!

 

 

って感じで、久々の投稿をそろそろ締めます。日本人が日本を好きにならないで、どうするの?

#301 徳島ラーメンを食べてみた。(2021.8)

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徳島ラーメンは豚バラと生卵の載ったこってりラーメンです。有名店の東大徳島県だけでなく全国にチェーン店があり、実は私も地元で食べたことがあるんですよ。徳島に来たならば、徳島ラーメンは必食でしょ!!

 

 

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だがしかし、私たちは昼ご飯に讃岐うどんを食べてしまった…。

 

 

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しかも、2軒もハシゴ…。また麺か…。

 

 

私たちは麺食いなんで、しょうがないですね。笑

 

 

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香川県から徳島県は下道で2時間半かけてゆっくりのんびり行きました。ちなみに、BGMはポッドキャストさくら通信で、2人のやり取りを爆笑しながら移動しました。さくら通信は6流作家のさくら剛さんとトリカゴ放送のヤマモトさんの話がとっても面白いのでオススメです。さくらさんについては、またいつか書こうと思ってます。

  

 

 

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明日の朝一で大塚国際美術館に行きたいため、鳴門市に泊まることにしたところ、評判の良かったのがホテルファーストシーズンでした。とってもキレイな宿だし、シャンプーなどの入ったアメニティセットも無料でもらえました。

 

 

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旅の直前に予約したため、空いていたのが喫煙可のセミダブルルームのみでした。以前、別の宿で喫煙部屋に泊まった時にタバコ臭が全く気にならなかったので今回は喫煙部屋でもいいやーって楽に思って居たのですが、やはり喫煙部屋はタバコ臭がすごかったです(当たり前)。ただ、フロントで消臭スプレーが貸してもらえたり、1階にある洗濯機と乾燥機が使えたりするのは有難かったです。(洗濯機が埋まっていて深夜まで終わらなかったでしたけどね。笑)

 

 

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ちなみに、この宿の朝食はオススメですよ!!!

 

 

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話は戻り、宿の近くで徳島ラーメンを食べようと思い、2人で歩いて散策しました。しかし、コロナ禍だからか、もうすぐ台風が来るからか、はたまた今日が日曜日だからか、お店が閉まってました…。近くにあった別のラーメン店も明かりが消えてました…。餃子の王将のネオンは灯っているけど、徳島で行くのもねぇ…。

 

 

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正直、もう車で移動するのは面倒くさいなぁと言う感じだったのですが、宿の近くのお店がラーメン店でなくても閉まっていた(餃子の王将は除く)ため、仕方なく車で15分ほどの距離の東大に行くことにしました。台風が迫っていたため、開店しているか不安でしたが、開いていて良かったーー!!!

 

 

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お店に着き、自動券売機で食券を買い、店員さんに渡しました。

 

 

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ちなみに、テーブルにあったメニューはこちら。値段も良心的ですな。

 

 

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各テーブルには生卵がカゴに入って置かれてました。

 

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ふと、壁を見ると「生卵いくらでも無料」の壁紙を発見。地元の東大ではこんなサービスがあったっけなぁ?

 

 

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ほどなくして、徳島ラーメンが到着しました。徳島ラーメン名物の生卵は載せられていないため、自分で割って入れなければいけません。

 

 

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生卵をポトンと落としてみましたが、まずはそのままの味を堪能しました。濃い目の豚骨醤油スープが細麺に良く絡んで美味しいんですよ。夜に食べるにはややヘビーな感じなので罪悪感が否めませんが、旅行中なので仕方ない!!甘い味付けの豚バラ肉もたまらん。途中で生卵を壊すと全体がまろやかになってイイ感じでした。

 

 

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ちなみに、お店オススメの食べ方はこちら。豚バラに生卵を付けてすき焼き風にするってのは納得で、まさにあの味はすき焼きだわ!!徳島ラーメンには煮卵じゃなくて生卵が合う理由がわかりました。

 

 

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完食してから、もう一つ生卵をスープに入れました。ここにご飯を入れて雑炊にしたいところですが、さすがにカロリーと胃もたれが気になるためで卵黄をスープに付けて少しだけ飲みました。うーん、濃厚で贅沢☆

 

 

美味しく頂いた後、宿で洗濯をしたり、テレビでオリンピックの閉会式を見たりしてから寝ました。が、その頃台風9号が九州から四国へと北上しており、宿の窓に打ち付ける暴風が台風の接近を物語っていました。だから、何となく心配でほとんど寝れなかった私。明日、大塚国際美術館は開館するのだろうか…?そもそも移動できるだろうか…?外に停めたレンタカーは無事だろうか…?←昔住んでいたアパートで看板が駐車場に飛んできてあわや大惨事を言うのを目撃した経験有。号泣

 

 

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翌朝7:30にカーテンを開けると、台風一過とまでは行きませんが雨が止んで雲の隙間から青空が見えてる!!!

 

 

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と言うことで、レンタカー(奇跡の無傷☆)で大塚国際美術館に向かいました。雨はやんでますが、波は高かったです。

 

 

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次回は大塚美術館編!!