25歳女子だけど雑誌MERYを読んだ感想がおっさんとほぼ同じだった
雑誌になったMERYを発売日に読んだけど、わりとしょっぱなで心が折れたんだよね。
雑誌版MERYを興味本位で買ったけど、しょっぱなの「メリーガールってこんな子♡」がすでに当てはまらなすぎて怖い。#資料ですから pic.twitter.com/VYnstAitNN
— 青木まりな (@murinamarina) 2016年3月25日
全体的にふわふわもやもやした、かわいらしさがてんこ盛りで、メリーガール以外は、「かわいい当たり」もしくは「ピンク当たり」してしまう感じ。
なんて思っていたら、おっさん(自称)とほとんど同じ感想だった。女子だけど、もう若いキラキラ女子のことは理解できないのかもしれない…!
かぶる部分も多いけど、その他もあったので、以下にメモしておきます。
実用性が低く、世界観の主張が強い
・文字量は極端に少なく、画像で魅せるのがメイン
・普通の雑誌だと着まわし企画とかがメインにあって、実用性が考えられてるけどそういったものは少ない。ずっとメルヘンの世界にいるよう
・広告の入れ方は相当気が使われてる。コンテンツの合間に挟まれる広告ページもデザインが統一感があって、現実に引き戻されないようになってる
もう若者にとってのリアルがわからない
・美容のプロではなく、MERYのキュレーターがコスメおすすめコメントをしている。顔出しもないし、アプリで探してもその人の記事が読めるわけじゃないけど、メディア側にいるプロよりも、そういう人たちの口コミが「リアル」なんだろう
ちなみに該当の企画と連動しているWEB記事では、誰の発言なのかはわからないようになってます。
インスタ感と参加感が強い
・目次もハッシュタグ風だし、写真の加工もインスタのフィルターっぽい。
・スタイリスト紹介にもかならずインスタアカウント
・ハッシュタグをいろいろ作って参加を促してる感。ハッシュタグ付けてインスタなどに投稿すれば、本当に拾ってくれそう感がある。
・他の雑誌だと「プレゼントページに返信用ハガキくっつけて読者アンケート」が必ずあるけど、雑誌MERYにはそれはない。
WEBとの連携を前提として作られている雑誌というのが新しい
・アプリへの導線も強く、ウェブと雑誌全体でのユーザー体験を意識してるのが伝わる。
出版社がいくらコンテンツ力があると言っても、やはりWEBの知識がまったくなければ、こんな雑誌は作れない。そういう意味で色々と新しさを感じました。雑誌では圧倒的に作りこんだ世界観を見せ、WEB(というかアプリ)にいけば圧倒的なコンテンツ量があり、理想と現実を想像を絶するスピードで行き来する女の子立ちの欲求を満たす感じでしょうか。
まあ、メリーガールと属性違いすぎて、そこまで理解できていないかもしれませんが。
というわけでメリーガール度をチェック♡
雑誌冒頭の「メリーガールってこんな子♡」の各項目を使ってメリーガール度をチェックしてみてください。
20点以下は全然ダメ、満点は95点。
まあ80点超えればメリーガールと言っていいのではないでしょうか?
ちなみに私は21点でした。
柳内啓司×谷口マサト×阿部広太郎~シェアされまくるコンテンツを当事者が解説し尽くす2時間~に行ってきた!
知り合いにお誘いいただいて、今日はこちらのイベントに行ってきました。
ものすごく面白かったので、自分のためにまとめておきます。
ちょっとうろ覚えな部分も多いのですが、、、ご参考になれば幸いです。
ネタ✕構成✕届け方。バズやシェアを過信しない
最初は柳内啓司さんのお話。実際にバズった記事を事例に、シェアされまくるコンテンツを①ネタ②構成③届け方(どこに置くか)という3つの観点で解説されていました。(ネタはネタの内容と出すタイミングの両方の意味を含む)
①ネタの部分はtwitterのリアルタイムで伸びてきているタイミングだったそう。 ママ名刺は主婦世代向けの人気雑誌「VERY」などで紹介されていたけれど、おそらくその世代以外の人はまだ知らないくらいの段階の話題だった。
俺通信もtwitterで見つけたキーワード。「俺通信」という言葉が面白くて調べてみたら、まだガッツリとした記事がなかったから書いた。
②構成は、どちらも議論が巻き起こるようにあえて中立的に。否定するわけではなく、ポジティブ・ネガティブの両面が見れるように書くことで、ざっくりとした知識もえられるし、共感と議論がどちらも起こる。
かなり話題になったブルーボトルコーヒーの日本初出店。「コーヒー界のアップル」というキャッチフレーズもあって、出店地が清澄白河に決まるすこし前からちょこちょこ記事とかででた気がする。
この記事が出たのはオープンの約10日後。オープンしたという話題はまだ冷めていないけど、「行ってみました!」的なレポートでは遅いくらいのタイミング。構成としては、ニュースではなくひとつ深掘りした分析記事、スタバとの対比によって興味を引いたり、ブルーボトルコーヒーが持つストーリーの部分にまで言及することで情報量を増やしている。
さらにポイントとして、そもそも面を取れるメディアに載せているということがある。
もう一つ事例としてライフハッカーでの連載「偉人大学」も紹介されていたが、すべてそもそもPVが多い、より多くの人に見てもらいやすい素地がある場所に出している。
(この記事は「大川隆法…?」みたいな思わぬ広がり方をしたらしいw)
どんなに面白いコンテンツであっても見てもらえなければ意味が無いのに、「バズれば沢山の人に見てもらえる」「面白ければシェアしてもらえてPVが伸びる」みたいに考えられている部分があると思う。でもそれはバズやシェアの過大評価であって、実際にはどこに出すかはめちゃくちゃ大切なのだ。
(あくまで個人的な感覚だけど、そもそもほぼPVがないようなオウンドメディアとかだと、バズったとしてもせいぜい数万PVくらいで止まっちゃうことも多いのでは)
「今でしょ!」が大流行するまでじつは3年もかかった
次に阿部広太郎さんのお話。こちらも面白い事例がめちゃくちゃ紹介されていたのですが、かいつまんで林先生の「今でしょ!」と早慶戦のポスターの事例をご紹介。
まず林先生の「今でしょ!の大ヒットから学んだ、流行を作るポイントを先にご紹介。
流行作るポイント
1.長く続ける
2.マネしやすいフォーマット
3.接触時間を増やす(LINEスタンプとか)
言葉は使われれば使われるほど価値が上がる。「今でしょ」は3年かかってフォーマット化されて大流行した
#メディアあした会議 #bookandbeer
— 青木まりな@プロモニスタ (@murinamarina) January 9, 2016
今ではすっかり安定の人気者の林先生ですが、CMからすぐに火がついたわけではなかった。
なんとこのCMは、阿部さんが実際の録画授業を70~80時間の見て、印象的なフレーズをピックアップして作られたのだとか…!「今でしょ!」もたまたま言っていたもので、別に林先生の決めゼリフとかではなかったらしい。
で、おそらく1シーズンだけこのCMを流したのでは、それほど大きな流行は生まれなかった。2010年から、東進ハイスクールはこのフォーマットのCMを流し続け、それが他のバラエティ番組でパロディにされ、さらに2013年のTOYOTAのCMで「今でしょ!」が使われたことで一般人にも使いやすいフォーマットとして完成し、大ブレイクした。
TOYOTA CM 高画質 いつ買うか?今でしょ! 林修先生(現代文)
たしかに「今でしょ!」は使いやすかったな。一発屋になりそうなお笑い芸人のギャグも、フォーマット化しやすかったり、日常で使いやすいモノのほうがすこしだけ流行が長持ちする感じするしね。
あとは早慶戦のポスターの事例。
めっちゃ話題になったこれ、バイラルメディアやまとめサイトに、自ら掲載のお願いの連絡したらしい。制作に至ったストーリーも含めて。
思わぬ形で脚光浴びた早慶戦ポスターhttps://t.co/DLPrm3feo4
#メディアあした会議 #bookandbeer
— 青木まりな@プロモニスタ (@murinamarina) January 9, 2016
この事例からの教訓は「1人目のポジティブな反応が重要」ということ。この早慶戦のポスターは阿部さんの後輩の仕事だったそうで、それを見た阿部さんがSNSでシェアしたことが話題の火種になった。
コンテンツ自体の面白さはもちろん、それを見た人が「面白い」と思って発案者のよきフォロワーになることで、ポジティブな反応の連鎖が生まれ、バイラルが加速していくということだ。
このポスターも、阿部さんのポジティブな反応があり、さらにまとめサイトやバイラルメディアへの働きかけも相まってこれだけ話題になったのだ。(ちなみにまとめサイトに掲載をお願いするメールを送るようにアドバイスしたのも阿部さんだったそう)
PV狙いはワンパターンだけど、スポンサードはコンテンツの幅を広げる
最後に谷口さんのお話。は以下の記事を読んだほうが良いのですが。その記事に載っていない図で、とってもよく分かるものがあったのでそちらをご紹介できれば。
席が後ろのほうで、私の座高をもってしてもうまく写真が取れなかったので、真似して書いたイメージ図でごめんなさい。しかも右側の丸の図、ちょっと違ったような気がしなくもない…あくまで参考に。言いたいことは伝わるはず。
シェアされまくるコンテンツにするためには、上図の左のようにコンテンツありきでそのなかで広告をする形にしなければならない。でもクライアントの直接的な意向を反映すると上図の右側のように、基本的に企業が言いたいことを記事体で言っているに過ぎないものになりがち。
これはコンテンツを作っている人にとってはすごく共感できる感覚なのではないかなと思う。絶対に面白くて、結果としてより多くの人に見てもらえるのは左の方なんだけど、どうしても右の方になってしまう。難しい問題ですね。
コンテンツメインで面白く仕上がっているものの事例として紹介されていたのがこちら。
CM ユニクロ×m-1グランプリ NON STYLEスペシャル漫才
あとは、「こんなコンテンツはタイアップしやすいよね」的に挙げられていたコンテンツ。
タイアップできるコンテンツ。これからはタイアップの歌が増えるはず。歌はパロディが作りやすい。
#メディアあした会議 #bookandbeer
ヘンダーソン 石焼き芋 / 石焼きいも(歌詞) - YouTube https://t.co/s4VtaERWnw
— 青木まりな@プロモニスタ (@murinamarina) January 9, 2016
谷口さんが最後の方におっしゃっていたことがとても印象に残っている。これもうろ覚えだけどこんなこと。
「PVだけを狙ったバズはワンパターンになる。スポンサードコンテンツがコンテンツの幅を広げる可能性を持っている」と。スポンサードコンテンツは金脈だとも言っていました。
確かにPV稼いで広告収益だと、結局猫と赤ちゃんとゴシップと……ってワンパターンになるし、そういったコンテンツはユーザーに時間を割いてもらえない。さらに安易な記事広告には無反応。
広告をしなきゃいけないけれどコンテンツとして面白いものを作らなきゃいけないという制約がある中でこそ、クリエイティビティが発揮される部分はあるんだろうな。
ソーシャルでバズるコンテンツって?あざとさとパッションでバズを起こす方法をしおたん勉強会で学んできたよ
リクルートのテックラボパークで開催された、しおたんさんによる「インターネット勉強会」に参加してきました!
ということでさっそくイベントレポートを。
来てます。 #しおたん勉強会 pic.twitter.com/dGBKNS21p8
— 青木まりな@プロモニスタ (@murinamarina) 2015, 7月 22
魂を感じさせるコンテンツの秘訣を知りたくて勉強会に参加
しおたんさんの素敵なところは、どんなに計算してやっていても、そこに発信者としての魂を感じられるところだと思う。
結局今日お話を聞いてもやっぱり同じ印象だった。なんなんだろうこの、冷静と情熱の間は。
私もちゃんと計算しつつ思いを込める書き手でありたいと思います、ほんとに。
前半戦:インターネット(というかWeb上でのコンテンツの見せ方)の歴史
90年代~2010年代までのインターネット(というかWeb上でのコンテンツの見せ方)の歴史を丁寧に解説してくださいました。
丁寧に解説していただいたものの、ざっくりとまとめます。
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90年代
回線が遅いからテキストベースのコンテンツが主流。
文字好きな人の天国
00年代
ブロードバンドで回線が速くなり、表現の幅が広がる。
Flashが流行。
中村勇吾さん、佐藤可士和さんが牽引
→Flashでめっちゃかっこいいサイトつくる
世界で広告賞とったり
10年代前半
iOSでFlashが使えないから別の手法(パララックス、gif)が台頭してくるも、大きく流行ることはなかった。
▼パララックスの手法が使われているサイトの例
10年代中盤
フラットデザイン、ユーザビリティー、モバイルファースト
→Webでの商売が増えるにしたがって、「自分たちが表したいもの」よりも「ユーザーが求めるもの」が重要になっていく。
さらに時を同じくしてコンテンツisキングの時代がやってきた。
コンテンツisキング
上位表示のためには被リンク→コンテンツの時代に
それに合わせて90年代からWebにいたテキストの扱いが上手な人達(=今で言うWebライター)が再び脚光を浴びるように。
インターネットの歴史面白い!こうやって要約して伝えるのね~ テキストラバーの復活劇は泣ける…! #PAAK_jp #しおたん勉強会
— 青木まりな@プロモニスタ (@murinamarina) 2015, 7月 22
コンテンツマーケティングやらオウンドメディアやらが流行している感があるWebマーケティングの世界ですが、このような流れがあったんですね。
後半戦:ソーシャルメディアでバズるコンテンツって?
多くの方がこれを目当てで来たと思われるところです。
そしてイベントの中でもすんごく面白かった部分。
特にわかりやすく使えそうな部分をご紹介します。
①他人あやかり系
記事で取り上げたコピーライターの方(インフルエンサー)からバズが始まった。
LINEの田端さん(@tabbata)につぶやかれるなど、複数のインフルエンサーが拡散してくれたことによってバズコンテンツに。
そもそも記事とかネタが面白いのが必須だけどエゴベイト的要素を上手く取り込むのが重要。
②懐かしい系
こんなのとか
今の20~30代刺さりまくり。私も小学生のときはりぼん派だったから、ちょっと震えました。懐かしすぎる。
同じヒットした漫画などでも、懐かしさを呼び起こすもの、つまり大人になってから読んだものより子供のころに読んだモノのほうが深く刺さるし、広がりやすい。
③センセーショナルな話題
2chでこんなスレッドが立つ
サムネイルをこの画像にしたこともポイント。記事内の一番上の写真ではなく、一番拡散力や突っ込みたくなるところのある写真をサムネイルに設定する。
④特定層に刺さるコンテンツ&キーワードを散りばめる
これは以前BAKE MAGAZINEの記事でも紹介されていましたが、特定層が反応するキーワードをタイトルに入れることでリアクションを得る方法
「それって私のことを書いている記事じゃない?」をタイトルに盛り込む。アンテナをはっていない人にも。 #しおたん勉強会 #PAAK_jp
— 京岡栄作 (@ekyouoka) 2015, 7月 22
アンテナを貼っていない人たちにも気づいてもらえるタイトルにするだけでなく、そういった人が集まっているようなFacebookグループに投稿したりなど、地道な広報活動もした結果、ターゲットとする人に確実に届いっていったそうです。
他にも細かいテクニック満載、具体例満載でかなりためになる内容でした。
質疑応答という名のしおたんさんのぷちメディアコンサル
メディア運営者の方も多くいらしていた今回のイベント。
質疑応答の際には、自分のメディアについての質問をしおたんさんにぶつけていました。
美容系のメディアを運営している方の質問。
閉鎖的な業界で制約も多いなか、どうやってバズるコンテンツを作っていくか?
ターゲットが好むコンテンツを理解することがバズの第一歩。
企業やメディアの発信より、個人のインフルエンサーが強い業界なので、そこにどうやって動いてもらうか、巻き込んでいくか。
ラーメン業界と美容業界はインフルエンサーがはっきりしている。美容業界はインスタのフォロワーすごい人とかにメディアになってもらうよう働きかけるのが吉。しかしそこが今盛り上がり過ぎて美容ブロガーがあんまり動かないらしい。#しおたん勉強会 #PAAK_jp
— 真崎@ライター (@masaki_desuyo_) 2015, 7月 22
インスタやツイッターで影響力を持っている個人に発信してもらうためのリアルイベントも有効。写真映えしないものは広がりにくいので、「フォトジェニックかどうか」が重要。
サッカーやフットサル系のメディアの方のご質問。
面白いことを書いていて、拡散のために色々やっているのになかなかバズらないのはどうしたらいいか。
実際にサイトを見てまずしおたんさんが指摘したのがタイトルのもったいなさ。
タイトルをめぐる攻防。記事タイトルに「連載」「インタビュー」「第何回」とかいらない、とばっさり…。質問者も反論! #しおたん勉強会 #PAAK_jp
— Toru Kawarazuka (@passionhack) 2015, 7月 22
この質問者さんはもっと面白いタイトルを作ったのに入稿担当者がつまらないタイトルに変えてしまったそう。それを言ったら、
「その社内体制こそ最も問題ですね」としおたんさんの一言。
組織でメディアを運営するためには、発信する側としての意識をみんなで共有しないと厳しいなとつくづく感じました。
バズらせる方法としては、タイミングを見計らって適切なハッシュタグをつけて見つけてもらうなど。
サッカーはテレビで盛り上がるネタだから、SNSとか駆使してじゃんじゃんのっかる工夫を。#しおたん勉強会 #PAAK_jp
— 真崎@ライター (@masaki_desuyo_) 2015, 7月 22
こういう方法がポンポン出てくるのがすごい。
— 京岡栄作 (@ekyouoka) 2015, 7月 22
まさにその通りでした。
まとめ
私もしおたんさんに対してこんなイメージを持っていました。
諸々テック論とかお話しされてるけど特にしおたん氏の話しぶりから学べるのは、熱量傾けてコンテンツつくれば上手くいくんだぜって点かも。経験から体系化出来たのも、ガチンコで文章書きつづけてきたからなんだろうな。#しおたん勉強会 #PAAK_jp
— 勝股修平 | カツマタシュウヘイ (@Shu_Katsumata) 2015, 7月 22
確かにその通りな部分もめちゃくちゃ感じましたが、直接お話しを聞いてみてわかったのは、テクニックも相当強いなというところ。さらにそのテクニックは「インターネットをよくわかってる」からこそのものだということ。
ネットのどんな場所にどんな属性の人がいて、どんな見せ方をすればその人達が反応してくれるのか、深く理解しているのがすごいなと思いました。
新卒からWeb系の会社にはいって、本当にWebに浸り始めてまだ1年も経っていない私には到底たどりつけない境地ではあるけど、徐々にそういった感覚は磨いていきたいです。
幸い「Webって楽しい…!」と思い始めているので、さらに浸っていこうと思います。
しおたんさんのパッションとあざとさを見習って明日からもコンテンツ発信がんばります。
ユーザーと向き合う覚悟はある?オウンドメディアの乱立と運営者の胆力について
オウンドメディアは数年前に盛り上がっていた手法ですが、コンテンツマーケティングの流行によってまた注目を浴びている印象がありますね。
実際、コンテンツマーケティングに取り組むためにオウンドメディアを作るという企業は増加傾向にあると思います。
コンテンツマーケティング自体はなかなか本質的な考え方で好きなのですが、だからといってすべての企業が安易にメディアを運営するのはどうなんだろう?と日頃から思っていました。
そんなときに出会ったのがこの記事。
自分が感じていた違和感が言語化されている気がしました。
と同時に頭の中が活性化されたのでメモしておきたくて。
新しいことに挑戦するのはいいことだけど、覚悟ないとキツイよ
でもそれ自体は特に問題無いと思うんですよね。その手法が合っていた人は続ければいいし、そうじゃなければやめればいいし、ほとんどはやってみないとわからないものなので。
オウンドメディアをやることは、ユーザーと向き合う窓口がもう一つ増えること
マーケティングを支援する側も覚悟が必要
まとめ
小さい組織で外注を利用することもなく小さい規模のオウンドメディアを運営していても、企業としての立場とユーザーからの視線との間でぐっとこらえなくてはならないタイミングがあるくらいなのに、いくつか業者を利用して本格的に運用するってときに、もしユーザーと向き合う覚悟がなかったら…
背筋が凍るほどではないけど、「全く成果につながらない」というホラーが起こる可能性は大ありですね。
最初にも言ったけど、オウンドメディアという手法自体は適切に使えば素晴らしいものです。だから安易に手を出して「ダメだったね」となってしまうのは残念すぎます。
とりあえずやってみる軽やかさとユーザーと向き合う覚悟を兼ね備えてやっていきたいですね。
情報量はまっぷるの1/4くらい―女子に圧倒的に支持される「ことりっぷ」の作り方【イベントレポート】
2015年5月31日に開催された【編集女子が「私らしく生きるため」の旅コンテンツ作戦会議】に参加してきました。
編集やコンテンツ、そして女性の生き方、働き方を様々な切り口で語っていくこのイベント、今回は「旅」がキーワードでした。
自分が感じたことの振返りも兼ねて、イベントレポートをお届けします。
<イベント登壇者>
昭文社ことりっぷ編集部
中村あゆみさん
これからの暮らしを考える情報ウェブメディア「灯台もと暮らし」編集長
佐野知美さん
登壇者はお二方ともものすごい旅好きで、年間100万円以上を旅行に使っているのだとか…!
とにかく女性目線!ことりっぷの作り方
いまでこそことりっぷ風のおしゃれなガイドブックが多く出ていますが、当時は情報詰め込み型でインパクト重視のガイドブックしかありませんでした。「なんでガイドブックはおしゃれなものを選べないんだろう」という想いからことりっぷが生まれたそうです。
実は、初めて「ことりっぷ」に出会った時の衝撃をよく覚えています。
母が京都旅行に行くために買ってきたんですが、今までの旅行ガイドブックの常識をくつがえす可愛さで本当にびっくりしました。
ガイドブックっておそらく実用書的な役割が大きくて、つまり「必要があるから買う」というものだったと思います。でもことりっぷには、そういう実用を越えてコレクションしたくなるような魅力があります。本として、読み物として、そばに置いておきたくなるような。
それを支えているのが、シンプルな装丁や持ち歩くにも本棚に置くにもちょうどいいサイズ感など、それまでのガイドブックでは大切にされてこなかった部分なんだと思います。
ライターもカメラマンも、できるだけ女性に関わってもらう。
お話を聞いているなかで、初めて知ったこだわりも。少しでも軽くするために紙もこだわっているということ。確かに他の本と少し材質が違いますよね。
中身の部分でもやはり女性目線を大切にしているようです。
ことりっぷではやっぱりライターさんもカメラマンさんも女性に多くかかわってもらっているとのこと! #編集女子 pic.twitter.com/TIuHn4N4CX
— 福島槙子/まき ※本調子でない (@maki_td) 2015, 5月 31
ほかにもこんなこだわりも。
ことりっぷは手に持った時にガイドブック感がでないように、手帳を持っているような感じにしている。 ガイドブックをひろげて歩くことを恥ずかしいと思う人も多いとのこと。 確かにミーハー感が出てしまいますよね。 #編集女子
— Yusuke Kodera (@deko_you) 2015, 5月 31
帯を外して手で持つと、ちょうど表紙に書かれている地名が隠れるようにしているそうです。
こんな細かい気配りが、圧倒的に女性に支持される要因なんですね。
情報量はまっぷるの1/4くらい、絞り込むことで付加価値を上げている
ことりっぷさんのお話が面白い。 旅行に行っても全て周りきれるわけではない、手に持った時にフィットする、マップルの1/4くらいの情報量、持って恥ずかしくないガイドブック。。。 #編集女子 pic.twitter.com/o1j2kjGvME
— あらかわもえ。(ちみん) (@chimiiiiin) 2015, 5月 31
この情報の絞り込みが、実はことりっぷのもっとも重要な部分な差別化要素なのかなと感じました。
ことりっぷがヒットしてから、似たようなガイドブックが本当に増えましたよね。
女性向けで、見た目が可愛くて、薄くて小さめで…
でもそれってあくまで表面的なもので、中身は今までのガイドブックとそこまで変わらず、情報を詰め込んでたりするわけです。
その点ことりっぷは載せる情報を思い切って絞込み、ただでさえ小さい紙面の中に、旅行者自身が書き込みできるような余白を作っています。
そういったぱっと見ではわかりにくいこだわりこそ簡単には真似できないものだし、似ている商品がすこし安く売られていても、やっぱりことりっぷを選ぶ要因になるんだろうなと思いました。
トラベルライターになりたい人へ「まずはカタチにしてみてください」
旅が好きで、自分の旅をもっと発信したいという人へのメッセージとして、おふたりとも「とにかく自分で発信してみる」ことが大事だとおっしゃっていました。
佐野さんはライターとしての活動を本格的に始める前にtabというアプリ(旅行・おでかけに特化したPinterestみたいなイメージ)でクリップ帳を作っていたところ、数ヶ月でフォロワーが3,000人くらいになったそう。
そこからきっかけを掴み、トラベルライターとしての仕事につながり、別のメディアでも記事を書くようになったのだそうです。
個人が発信している記事も見ているから、実績を作れば見つけてもらえる
中村さんもまずは自分でブログを始めてみることをおすすめしていました。
やはり地元にいる人がその地域については最も詳しいので、ことりっぷに載せるコンテンツを探すときに個人のブログを見ることも多いそう。
読者が増えれば見つけてもらいやすくなり、観光客を増やしたい地方自治体にプレスツアーのような形で呼んでもらえることもあるそう。
ブログでもインスタでも、個人が発信する手段は多くある今は、先に実績を作るのが大事なんですね。
まあ、見つけてもらえるほどの実績を作ることが大変なんですけどね。
最後に
シリーズになっているこのイベント、「場作り」にもこだわられていて、トークセッション後の懇親会では毎回素敵なフードとドリンクが振る舞われます。今回のフードはなんとお弁当。めちゃくちゃ可愛かったです。
飲み物も、駅弁(旅がテーマだから)もオリジナル。美味しいし、こだわりをすごく感じた&このイベントを楽しんで作ってるのが伝わってきた。ドリンクは「Uchila」さん、お弁当は「未来食堂」さん。#編集女子 pic.twitter.com/HUrdcd9cUZ
— ayaco (@ayacok) 2015, 5月 31
他にも女性の生き方、働き方に関するリアルなお話など、いろんなことの考えるきっかけをもらえました。
そして帰り道で、夏休みに行く予定の鹿児島のことりっぷを買って帰るのでした。
とにかく簡単に画像編集がしたい初心者向け:Macで使える無料の画像編集ソフトを比較検討してインストールする
ブログを始めると、画像編集もできるようになりたくなりますよね。しかしながらMac初心者でブログも初心者となると、簡単な画像編集ですらハードルが高く感じてしまうものです。
私も一旦ブログを始めたのですが、記事を書こうと思うと画像を使いたくなり、しかし画像編集する技術がなく・・・まずは画像編集ができる環境を整えるために、初心者向けの画像編集ソフトを比較検討してみました。
もしこの記事を読んでいる方が、本当に初心者でとにかく簡単な画像編集さえできればいいということであれば、この記事が参考になるかと思います。
できるようになりたいこと
・トリミング
・リサイズ
・簡単な補正やフィルタがけ
・文字入れ
・モザイクがけ
仕事ではWindowsユーザーなので、普段はペイントやパワポ、モザイク入れツールなどで対応しています。Photoshopは使ったことありません。
使ってみたいですがお金がかかるし、本気ではない初心者が使いこなせる代物ではないことは認識しているので、今回は無料で使いやすいものから入りたいと思います。
インストールしたもの
Skitch
Evernoteの関連アプリです。
これに決めた理由は以下です。
・もちろん無料
・私のできるようになりたいことほとんどこれひとつで完了できる
・操作がとにかく直感的で簡単
・使い方をわかりやすく教えてくれるサイトがある
・iPhoneでも簡単に使えて同期できる
一旦ダウンロードしてつかってみたところ、操作が直感的で簡単でした。これぞ初心者向けです。その分デザインの自由度は少し低いですし、2つの画像を組み合わせたりという初心者からすると高度なことはできません。
しかしながら、画像編集に対する志が高くないのであれば、全く問題を感じないくらいの機能があると思います。大体、高機能なものを導入したところで、使いこなせる機能はごく一部ですしね。初心者にはシンプルすぎるくらいがちょうどいいのです。
唯一補正やフィルタがけはできないようなので、そこはiPhoneでやるか、別のツールを使うか、というところですね。
メインではないものの使ってみたい意欲が高いもの
Pixlr
Webアプリなのでインストールではないですね。
これを使ってみたい理由は以下のようになります。
・もちろん無料
・インストール不要
・最初にすこし頑張って覚えれば、あとは比較的簡単に操作できる(予想)
・丁寧に使い方解説をしているサイトがある
・できることが多いので、やりたいことが増えた時にも対応できる
おそらくPCで使うような画像編集ツールにでもっとも多く見られるUIをしているのではないでしょうか、多分・・・。
ということで、Pixlrでひと通り操作を覚えれば、他のソフトを使うとなった時にも少ない苦労で済みそうなイメージです。もし画像編集を頑張りたい、できることを増やしたいという意欲的な初心者の方でしたらこちらが圧倒的にお勧めです。
簡単なものほど機能が限られているものなので、新しく何かをやりたくなった時のスイッチコストがかかってしまいます。Pixlrならそれが少なくて済みそうです。
検討したもの
GIMP
フリーの画像編集ソフトの代表格。どんな記事でも真っ先に出てきます。
Photoshop並みの機能を有しているものの、インターフェースが独特で使い慣れるまでに少し時間がかかるようです。Photoshop風のインターフェースにするヴァージョンもあるそうなので、Photoshopに慣れている方はそういった形で利用するのが良さそうです。
いずれにせよ多くの機能があっても使いこなせないのが初心者、比較的重いようなので、無理に使うことはないということで今回は却下しました。
画像編集にはまったら是非挑戦してみたいですね。
Splashup
インストール不要でWeb上で使えます。
が、私の使っているwi-fiが低機能なせいかページが開けず、、、今回は使うことができませんでした。
しかしながらPixlrよりも機能が少ない分初心者にもわかりやすいインターフェースになっているとのことです。私のように、Pixlrでも全然使いこなせないという真の初心者さんで、かつSkitchよりは自由が欲しい電波環境に恵まれた方に使ってみて欲しいです。
その他以下に挙げる記事を始め、いろいろな情報を収集しましたが、そもそも初心者向けではないものやMacで使えるものが限られているため、本気で導入できる可能性があると思ったものは4つでした。そのなかから実際に2つを本使用してみようと思います。
初心者だけど画像編集がしたいけども何を使ったらいいかわからないあなた、
いろいろ見て悩むより、さっさとSkitchで簡単にやってしまうか、頑張ってPixilrの使い方を覚えるのが懸命ですよ!
もちろんしっかり納得した上で選ぶのが一番ですけどね。
参考にさせていただいたブログ記事
参考にした中で最も新しい記事。説明も丁寧でわかりやすかったです。
初心者でもサクサク作れる!画像と動画のフリー編集ソフト10選まとめ | ShootingStar (シューティングスター) BLOG - クラウドファンディング
比較検討するべきソフトはだいたい載っている印象。インストール前に一度読んだほうがいい記事だと思います。Macでは使えないものも混ざっているで注意。
Photoshopの代わり! 使える無料写真編集ソフト10選 : ギズモード・ジャパン
この記事でSkitchに出会いました。タイトルが好きな感じでした。ただ、ブログ名はタイトルの後が望ましいですね。複数のタブを開いた時にわかりにくくなってしまうので。
Nishimula Works Column: Macで使えるフリーの画像編集ソフトで何が一番使い易いのかなぁ?
最後まで読んでいただきありがとうございます。