リアルを求めるならアコギはマイク録りにすべきか否か?
先日、質問を受けました。「リアルなアコースティックサウンドを求めると、やはりピックアップからのライン録理ではなく、そのまま録るマイクの方がいいんですかね?」
いや、あの、も〜う。。
私のブログの趣旨をわかってますか?てか、読んでますよね?読んでて質問してるんですよね?
別に怒ってるわけではないですよw
ただ、本ブログは「スピーカーから出力するアコギの音をいかに生っぽくするか」をテーマに日々考察したことを書いていこう、ってことなんですよ。
「マイクVSライン」 にするのはステージ違い。
そもそもマイクも生音ではないですからね。ミキサーやらアンプを通過しスピーカーで出てるある種のライン音。なので、「マイクで拾った音をいかに部屋で普段弾いてる音のまま出力するか」というのも私のブログのテーマになるわけですね。
みなさんマイクで拾ったら生の元音が拾えると思っておられますが、マイクによって全然違いますからね。ボーカリストが歌をとる時に色々とマイクを使い分けたりするんですよ。
まぁ、マイクの方がそりゃ生に近いですよ。マイクで歌う時に「生音が拾えてるか?」なんて気にしないですもんね。
マイクは、弦の音、ボディーの共鳴はもちろん、空間に設置してるわけですから空間に響く音も拾うわけです。なので、耳で聞いている音に近い音を集めて拾うんです。
レコーディングではマイクが基本ではないでしょうか?マイクの設置場所にシビアになりながら最高の場所を見つけて収録します。
ただ、ライヴはマイクが正義とも限りません!
アコギの音にこだわる人は「空気感」を大事にする人かと思います。
内臓のピックアップから出た音にはリバーブなどで空気感を作ってそれっぽく加工します。そういうエフェクターを使わずに空気感を出したい!!という人はマイクにすれば良いんです。もともと空気を拾ってますから。手を加えなくても空気感ということに関しては確実に拾ってくれます。
しかし、音の仕組みについて考えてください。
アコギを生で弾いて響く音は、弦から出た音が空気に乗って耳まで届いて空気感のある深みのある音として聴こえます。
ライブを思い出してください。例えばラインで出力した音は、スピーカーから出て客席の耳に届きます。このスピーカーから出た音も同じように空気に混じりながら飛んでいくわけです。そう、冷血な音に思っているライン音もスピーカーの振動、店の壁や天井への共鳴などを通じ、生きた音として飛んでいくのです。
そう、意外と冷たい音でも客席に届く頃にはナチュラルさが出ているんです。
響きまくる空間などもあります。鳴ってる音の何倍も響くこともあります。
そんな時にマイクで温かみのある空気感のある音を拾い、それを出力すると、(極端に言いますと)空気感が溢れかえって、弦の芯のある音が聴こえない、自分が普段聴いている愛器の音とはまるで違う音が客席にこだまする。なんてこともあります。
そこで、マイクで拾うにはPAさんの経験と技術が必要です。
この技術があれば、ピックアップには勝てないでしょう。
マイクで拾いライヴ空間で出力した際に本来より響きすぎる音域を削る的確な技術が大事です。また逆に、空間の特徴で、吸われてしまい届かない音域というのも発生します。そこを上手く聴こえさせるかも大事です。芯のある音をしっかり出しつつ、ナチュラルなリバーブ感を膨らみ過ぎずに調整するといった感じでしょうか。
コレは大きいステージの話と思う人もいるかもしれませんが、そんなことは無いです。
小さいカフェや会議室なのでも起こることです。
逆に本格的なPAさんがいない場合が多いと考えれれる小規模ライヴほど強敵になる問題かと思います。
あ〜、前振りが長くなった(笑)。
自分でPAをやったり、小さなライヴイベントだったりするなら、ピックアップの方がトラブルも少ないと思います。空気感のない音で拾って、会場の響き方を聴きながら、必要な分だけリバーブエフェクターで空気感を足していくというやり方ができるのがデッドな音を拾うピックアップの得意技です。
最近は、L.R baggsのANTHEMなどマイクを搭載したピックアップもあります。
こういうマイクはアコギ専用に考えられていますので、前述したようなPAさんの仕事(イコライジングやコンプなどの要素)を高レベルでセッティングされたものです。
こういうマイク型ピックアップを用いることにより、マイク録りの暖かさと空気感、専用ピックアップらしい安定感がハイブリッドで取り込めます。
また、こんなに素晴らしいマイク型方式のピックアップが増えていますが、ANTHEMも同様インブリッジピエゾが同時に内臓されているものが多いです。
そう、コレなんです。やはり冷血なピエゾ音はライヴでは必要なことが多いんですね。
ピックアップ型のマイクは専用にチューニングされているとはいい、やはりマイク。
マイクで拾う時に出る問題と同じことが発生するんです。わかりやすくいうとエアリー感がですぎる、場所によっては芯が拾えない。
そんな時に、同時に拾っているインブリッジのピエゾから出力されるお世辞にもアコギ音とは言えない音を少し混ぜると、、、、
あら不思議、マイクだけより逆にリアルかも!!
となる場面も多々あるんですね。
考え方によっては、ピエゾ音にかけていたリバーブエフェクターの役割を内臓マイクが本物の空気を用いて行ってる感じですね。
あ〜、疲れた。熱く真面目に語りすぎた。
結論、
あ、結論なんてものはないです。
私も場所によってはマイクでライブしますし。
ただ、いい意味での妥協(トラブル回避、時間のタイトさなどを考慮し)でピックアップでの出力が9割ですね。
場面によっては、ギターアンプにつないで、やることもありますよ。
それはまた追って〜。
とりあえず、トラブルが少なくて、マイク感があるピックアップをご紹介しておきます。
L.R.BAGGS ANTHEM アコースティックギター用ピックアップ 正規輸入品
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2018年おすすめサムピック!!
お久しぶりです。
新年明けましておめでとうございます。
新年一発目は私の必需品サムピック!!
過去のおすすめサムピックは過去記事↓を参照ください。
コレはコレで良いチョイスです。
とは言ったものの 最近の一押しサムピックが変わりまして!!(笑)
コレです!!↓
IBANEZ UL22M HEAVY 1.0mm MEDIUM ×10枚 サムピック
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- 価格: 1,200円
驚きの生音感。
爪の音に近いと言われているウルテム素材ですが、それのサムピックを試してみたら新境地が開けました。
普通のサムピックだと親指だけがピックの音で、他の指で弾く音は爪や指先の音。
その違和感があったのですが、コレはなんとも人間味のある爪音が鳴らせます。
もちろん強弱や当て方など多少の熟練度は必要ですが。
また、うまく脱力できればストローク音が最高に綺麗です。
人差し指の爪でストロークすることが多い筆者ですが、それとこのサムピックでストロークする音が似ているので、両方自由に使えます。どっちの指で弾いたか分からないくらいにできます。もちろん練習してますけども笑
サーフミュージック界の流行というか最近のスタンダードである、ウクレレのストロークに近いアタックのあるストローク(手をパーに開く時に人差し指や中指の爪で弦をアタック、同時に親指の付け根の膨らみのあるあたりでミュートする)を使う方にはとってもおすすめ!
爪が痛くなってきたときに、同じような音がサムピックで鳴らせます。
またサムピックですから手をパーに開いてストロークできます。
ということは同じように手首付近でのミュートが可能です。
ま、使い方はいろいろです。お好きに試してください。
まずは、自分に合うかどうかのお試しで、ぜひ一度ウルテムのサムピックを買ってみて!!
ピックボーイ社のも同じような音が出ます。
こちらはツルッとした仕上げです。
PICK BOY TP-PEI/M THUMB PICK P.E.I MEDIUM サムピック×10枚
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前者のアイバニーズは、つや消しっぽいサラッとした仕上げです。
音は似たようなもんです。
お好みで選んでください。
あと、疲れにくい弾き方としておすすめしているのが、ギターヘッドをグッと前に出してみてください。ちょうど右の腰に刀をぶら下げているような角度でギターを構える。
するとスリーフィンガーが疲れない気がします。
サムピックしてるので、親指と弦の距離も話せるので、ブリッジミュートしたままも弾きやすいですし!!
よく長渕剛さんが弾いてる構えですね!!
あ、話は変わりますが、このDVDはおすすめ。長渕さんのギター一本での弾き語りがみれます。高速スリーフィンガーは必見!!
魅惑のトラベルギターはナイロン弦で
色々と本番ステージに向けたアコースティックギターサウンドの考察を行なっている私やら読者様やら。日々大変ですねw 楽しいんですけどね。
そんな時に、ミニサイズのアコギなんかに手を出してみるのはいかが?
私は数年前からハマってます。
「またギターを買ってしまった。」という少しの罪悪感がない(笑)
「どのギターをライブに持っていくか、どのギターにピックアップ仕込むか」などと悩む選択肢に入ってこない
あくまでも、リラックスタイムのおもちゃであり友達のような感覚で取り扱える。
気軽なので、触る時間が自然と増え 気づかぬ間にギターを弾く感覚が染み付いていきます。本番前のスイッチに切り替える時に「お?指よく動くなぁ」って思いますw
それに 期待せず買ってる割に そこそこ良い音で楽しめることが多く、数回の飲み会を我慢して1本買うのもオススメです。
個人的には ガットギタータイプがオススメですね。
普段アコギを弾いてる方で、ナイロン弦のギターに興味が出ることがある?と思います。でも買ってまではなぁ。弾くかどうかも分からないし。とか思ってる方、どうせオモチャで買うミニギターなら 持っていないタイプを買えば良いじゃない!
アコギでは永遠の天敵のインブリッジピエゾピックアップのプリプリ音もナイロン弦のギターでは結構アリなんですよ。なのでピックアップ内蔵モデルも結構使えます。
これはオススメ!!
GUILELE CE コルドバ エレガットギター(トラベルシリーズ) CORDOBA TRAVEL SERIES [GUILELECE]【返品種別A】
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エレアコの弦選び
お久しぶりです。
今回はピックアップを搭載したアコースティックギターに張る弦について私なりの考察を。。
純粋なアコギ(ピックアップなし)の場合と ピックアップで拾う場合で弦選びも変えた方がいいんじゃなかろうか、というのが私の意見。
細かいこと気にした場合ですよ(笑)そんなに気にし過ぎなくても良いっちゃ良いんでww
なので、マニアックな方だけ軽い気持ちでご覧ください。。。
①マグネットピックアップの場合
こちらは、弦の振動を直接拾うんです。
ボデイが響く音は拾わないんです。(多少拾うタイプも最近はありますが、ここでは割愛)
ということで、弦の鳴りとして気持ち良い弦を選べばよい。
アコギで「弦鳴り」というと安物ギターみたいな言い方をされることもありますが、マグネットピックアップという元々箱鳴りを拾わない仕組みならとことん弦鳴りに特化しても良いんじゃないでしょうか??
印象的には、「音が明るくなったな」「音が時差なくパーンと響くな」と感じる弦がそれに当たるかと思います。
僕は チョイスするのはこれが多いですかね〜
②アンダーサドルのピエゾピックアップの場合
こちらもマグネット同様に弦振動を拾うタイプですが、サウンドホール近くで大きく振動している部分(最も音を鳴らす部分)の振動を拾うマグネットタイプと違い、アンダーサドルタイプは名の通りサドル下に埋め込まれたピックアップです。こちらは直接的に弦の鳴る振動を音にするとは言えない仕組みですね。
弦の振動する真下ではなく、弦の振動を受けたサドルの振動を拾っています。
この場合は、もはや弦は関係ないな、と思うことが多いです(笑)
音の要素で肝心なのは、ピエゾとサドルのきちっとした取り付け、そしてプリアンプやEQによる作り込みです。
しかし外部の影響をあまり受けないこの仕組みは今でもプロの現場で活躍中です。
僕は、この場合は耐久性重視でこちら。
フィンガーノイズが少ないの楽。このフィガーノイズの少なさが生音時には「生っぽくない」と思う人もいるが、もはや生のかけらもないピックアップで拾うのだから、もう無い方が良いんですw
③貼りピエゾの場合
ごめんなさい。こちらは、試しまくるしかない!!
弦を直接拾うわけではなく、ボディの振動を拾うタイプ。
なので、弦鳴りではなくボディ鳴りの音を選べば、、、、、
なんて言っても、ボディだけの音なんて人間の耳ではわかりませんし。。じゃあ なんでもいいのか?
というとそうでもない。ボディの振動ってのは弦が振動して初めて発生するわけで。組み合わせで色々変わる。
受け止めるボディの材質や形状によって、得意な音域てのが違う。弦で鳴った音をボディに響かしてその振動を拾う。
そう、ボディが一旦ミプリアンプ?EQ?スピーカー?のような役割をする。どんな音に変換するかわからん。どんな音を苦手とするかもわからん。
ということで、これは試してください。
でも、僕は下記④と同じような選び方で行けば良いと思ってはいる。。。。
④マイク内蔵タイプなどの生音を拾うタイプの場合
こちらは、もう生ギターとして考えますね。
というのも、
2種類のピックアップで拾うデュアルタイプが多く、どちらの特性に合わせるのか、という問題が出る。
また、最近のはすごい生っぽい。ので、生で気持ちよい音が鳴っている弦を選ぼう。弦鳴りだけでなく、箱も響かせてるな〜って分かる弦もあるんです。そこでデュアルの利点も生かせるし。
僕はこれにしてます。音が明るいのに、しっかりとボディ鳴りの感じられる芯の強さみたいなのを感じてます。
コーティング弦ですが、耐久性のコーティングを求めて選んでるんではなく、音で選んだらたまたまコーティングだったんです。なぜかレギュラーのマーチンより良い気がしてます。。。個人的意見です!
エレアコの音を磨くSession D.I
エレアコの音を生っぽくする、ということで色々と考察、実験しているアコギ弾きは私以外にもたくさんおられるでしょう。
そんな中、たまに「生とは違うが これはこれで良い音だ」という音に出会うこともあるでしょう。
そんな中でのヒットが 定番中の定番メーカー L.R Gaggsの「Session D.I」
僕の中の名器、Fishman社のSpectrum D.Iは本物の生の音(AURAシステム)をピエゾ音に足していくというシステム。
このSession D.Iもピエゾに音を足して味付けしていく方式であるのは同じですが、ちょっと視点が違うんですね。
その機能の名は、サチュレート!!
エレアコのピックアップも進化し、最近ではギターからミキサー直結でもソコソコ聴ける音が出ますよね。でも、なにか綺麗すぎるというか、普段生で聴いてる音の揺れる空気の渦?というか荒々しさというか温もり、、、、みたいなものがないんですよね〜。
それを埋めるためにリバーブから始まり、今や定番のシュミレーター的な音を足すというシステムになってきましたね。
でも、このサチュレートは 上記の通り、アナログならではの歪み感を足すことにより、人間の耳にはリッチに暖かく聴こえるという技を使っているんですね。
アナログテープや真空管アンプの音の心地よさに通じるものですね。
これの効果が私ツボってしまいました。
生音再現というんではなくて、人間味の感じるライン音というか。。
リバーブに頼るより明らかに心地よい倍音が付加されます。
L.R.Baggs Session Acoustic D.I. アコースティックギター用プリアンプ
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また、もう一つ優秀なのが「コンプEQ」
これはコンプなのですが、絶妙に「楽!!」(笑)
エレアコにコンプの必要性については、以前書きました記事を参照ください。
細かいことを語ればきりがないので、お得意の簡潔説明をすると、
「散らばりがちで、耳につくエレアコの音を、心地よいポイントでぎゅっとまとめて聴きやすくしてくれる」「そのポイントを簡単に見つけて設定できる」
ってこと。
いや〜。便利な機械です。
イメージは、良い真空管アンプって感じかな〜。
アコギ用ピックアップ考察❶マグネット編
お気に入りのアコギにピックアップを後付けする場合
取り付けに関しては
●大掛かりな加工なしで取り付けたい
●加工してでも生音に近づけたい
と二つの意見がありますよね。
お気に入りのギターのサドルをけづりたくない、穴を開けたくない、などはみなさん同じかと。
でも、ライブミュージシャンは、ステージでの使用を前提にライブ用ギターを作り上げるというのも今や普通かと。
ピックアップは色々とタイプはあるんですよ。
マグネット、インブリッジピエゾ、貼りピエゾ、ハイブリッド、コンデンサーマイク、などなど。
それを一個一個説明するのも面倒ですし、そんなものどこでも書いているので、知らない人はグーグル検索!!
ということで、大まかな2枠で経験上のオススメを紹介!!
❶簡単につけたい!!
→マグネットタイプでいこうや!!
マグネット式は、サウンドホールにくっつけるタイプです。
見ての通り、サウンドホールに挟むだけですね。
加工する必要はなし。
ただ、ケーブルの断線予防や、見た目、取り扱いやすさ、などの理由からギターのエンドピン(ストラップをつけるケツのとこ)に1箇所だけ丸い穴を開ける加工は、やったほうがいいと思います。
その穴にジャックをつけて、シールドを抜き差しする形にします。
そう、エレキギターと同じですね〜。
穴を開けるといっても、ほっとんど音には影響ないんで。
さ、このマグネットタイプ、仕組み的にはエレキギターのピックアップと同じ。
なので、弦の振動しか拾わない、箱の鳴りは再現しない、なんとなくエレキっぽい、という短所。
しかし、ハウリングの心配は極めて少ない、エレキっぽさが逆にバンドものでは音が抜けて使いやすい。
などという定説が古くからあります。
その通り。その通り。何も間違っていませんが、近年は改良されてきています!!
詳しくは書きませんが、マグネットの短所をそんなに気にしないでも大丈夫!!
結構生っぽいんだ!!今は!!
ではオススメをバーっと羅列!!
LR Baggs のM80
これは、定番のM-1の進化版ですね。
こいつ、なんと、ボディーの振動も拾うんですよ。
だから、ボディーを叩いた音も拾う。
不思議〜。
その機能を抜いても、ナチュラルにアコースティックサウンドを出力するんです。
そこのボディの響きを足すんですから、生っぽさはアップ!!
やはりマグネットピックアップ感は拭いきれませんが、生音ではないが、これはこれで良い音
という感じです。ライブハウスで音響の仕事をしていた経験もある筆者ですが、LR BaggsのM-1やM-80を見ると「よっしゃ〜、ラッキー。」と感じてました。
良くも悪くも80点。というか、どんな環境、どんな機材、でも大体使えるレベルの音が出せるんです。
セッテイングに時間が取れないブッキングライブのアマチュアとか、機材に制約のあるストリートライブなどでは、これが一番じゃないかな〜と。
【アコースティックギター用P.U】 L.R.Baggs M80
- ジャンル: CD・DVD・楽器 > 楽器 > ギター周辺機器(アンプ・エフェクター・パーツ) > ピックアップ(アコースティック用) > L.R.バグス
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続いてはこれ
EMGのACS
渋いチョイスだと自負してます!!笑
これは、最近流行りの、色々拾うぜ機能搭載タイプのマグネットではないのですが、
なんせ扱いが上記のLR Baggs並みに良い!!
なかなかこんなに優等生いないっす!!
まず、完全にノイズレス!!!
で、雑味なし!!
で、頑丈な見た目!!
これね、意外と重要で。
色々とアコギの音の成分を拾うのがアコギらしさの再現になるというのは間違いではないんですが、芯だけを確実に綺麗に拾って、そこにアコギらしさを装飾していくって方が実践的だったりする場合も多々あるんですね。
リバーブを足したり、イコライザーで調整したり、。そんなエフェクトノリが群を抜いて良いんですね。こいつ。
最近の主流である、生音再現を売りのアコギ用のプリアンプをつないでもこいつは操作しやすい!!
もちろん、このピックアップ自体にも優秀なプリアンプ内蔵ですから、D.I直結でライブはできます!!優秀なエンジニアがいればワッと驚く音を作ってくれるかも!!
実際、このピックアップとグライコ、コンプ、薄っすらディレイ、で高品位なアコースティックサウンド出せましたから!!!
ギターアンプに突っ込んで、フルアコみたいな音作りして弾いたりもできます。
- ジャンル: CD・DVD・楽器 > 楽器 > ギター周辺機器(アンプ・エフェクター・パーツ) > ピックアップ(アコースティック用) > その他
- ショップ: 楽器de元気
- 価格: 22,572円
次も渋いところで
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン )
/ SA6 Mag Mic
こいつはね、優秀なマグネットピックアップなのはもちろん、マイクが内蔵されているんです。
で、ハウリングに強く、音の芯がはっきりしたマグネットサウンドと生々しい空気感のあるマイクサウンドを任意の割合で調整できるんです。
俗に言う「マグくささ」を消せます。
マイクのボリュームを0にするとう使い方もできるので、バンドも弾き語りも同じギターで、って人はオススメです。
G.Love & Special sauseのG.Loveも愛用!!
John Butlerも愛用!!
[rakuten:apollon:10023101:detail]
ZOOM "AC-2" レビュー!!アコースティック用プリアンプ
ピックアップを通したラインの音を いかに生に近づけるか!
な試行錯誤の日々。また気になる新製品が 高品質!低価格すぎる!でお馴染みのZOOMさんからリリース!!!
その名は AC-2
まず 動画を!!
ね、なかなか良い感じでしょ!?
FishmanのSpectrum D.Iと似たコンセプトです。しかし、Spectrum D.Iにはなかったリバーブもブーストも付いています。それで価格は比べ物にならんくらい安い!!
では、どんなもんかサラッと紹介!!
①アコースティック・リモデリング
ボディの材質、形状、構造によって異なるアコースティックギターの音響特性をシミュレートした、16種類のソースギター・プリセットを内蔵。ドレッドノート、ラウンドショルダー、オーケストラ、12弦ギター、ナイロンギター、アップライトベースなど、使用するギターに合わせてプリセットを選び、ピックアップの種類(ピエゾ/マグネティック)を選択することにより、ギター本来のナチュラルなトーンを再現。
アコースティック楽器の美しく豊かな響きを、ライブステージのPAスピーカーから鳴らすことが可能です。
つまり、ラインのペチペチした音を、そのギターの形状に合わせて「本来こんな音だったんでしょ〜?」って感じで 生に寄せてくれる感じです。
これ試してみましたが、なかなか使えます。
ライン臭は簡単に消せます。
ここで、FishmanのSpectrum D.Iとの違いが。
Spectrum D.Iは、ピックアップだけの音とAuraサウンド(モデリングの音)を任意の割合で調整していくものでした。
これによりピエゾの芯を残したバンド向けのセッティングにしたりハウリングに対応したりと自由さはありました。
今回のAC-2は、そういう操作は出来ません。
下記の中から自分のギターに近いものを選ぶ。それっぽい音が出る。とういだけです。
でも、これで十分です(笑)
先に簡単に言いますと、こいつは「ライブユーザー向け!!!」です。見た目も操作性もシンプル。
できることもシンプル。これがライブ現場ではかなり大事!
色々できることがあったら、妥協点を見つけれず時間的にも精神的にもよくない!!
マニアックな使い方をしたければ、下記の機能を使い、、、、
分かる?
BALANCEDのアウト(キャノンの形状の)からはPREの音(AC-2を通ってない生ライン音)をPAなりなんなりに出力させる。
で、こいつ実は別にアウトプットが付いているんです。
ここはAC-2通過後の音に固定なんで、ここからの音をPAに送るなりする。
わかりましたね?
2系統の音をPAミキサー側でバランスとるという技。
でも、ここまでやらなくて良い!(笑)
こいつの気軽さという売りを台無しにする!!
DI機能付きプリアンプ
もはやこの辺の機種では当たり前。
D.Iも兼ねていますから、こいつからミキサーへ直結。
ライブハウスでお店のBossのD.Iとかを持ってくるスタッフさんには丁重にお断りできます。「ここから直接出せるんで、それ結構ですので」と言いましょう。
たまにD.Iの2重繋ぎしている謎の人がいます(笑)。
スマートな音量調節
『AC-2』搭載の新開発のVOLUMEコントロールは、
ツマミひとつで入力ゲインと出力レベルの両方を
同時に適切なレベルに調節(特許出願中)。ステージ上のミュージシャンは、シンプルな操作で
簡単かつスマートに音量調節が行えます。
これは楽チン!!
音響がわかってる人からしたら なくてもいい機能。逆にGAINとOUTPUTのつまみの特性を利用して音を作れる人もいる。
しかし!!!便利!!なんども言うように限られた時間で音を作りリハをするライブユーザーには 妥協点を早く見出すのが大事。それも高いレベルで。
普通はクリップが点灯しないようにGAINで入力音を調整してから、接続器具に合わせてアウトプットのVolumeを調整するんですが、1つのコントロールで上手い事調整してくれるんです。リハで音響さんから「そちらで音量絞ってもらえます〜?こっちクリップするんで〜」みたいな会話がなくなります!!
フィードバックを
効果的に抑制アンチフィードバック・スイッチを押すことで、
フィードバックの原因となる周波数を自動で検出し、
その帯域を急峻なフィルターでピンポイントにカット。音質変化を最小限に抑えながら、
アコースティック楽器のライブ演奏で発生しがちな
フィードバックを素早く効果的に除去します。
これも今や どんな機種にも付いていますね。
使い方のコツとして、リハ中にいろんな音域を出して、早めに検出を済ませて仕舞いましょう。
チューナー見やすさ最高!!
見ての通り!!
アナログ感のあるチューナーは最高ですよね。液晶画面のチューナーは使いにくい!!(個人的)
クリーンブースト便利!!
これギターソロ弾くとき用!!みたいに使う人が多いと思うけど、ピックと指弾きの音量差を埋める時に使うのが便利でオススメですね。
総括すると、、
買った日から簡単に生っぽい音を出せる。(モデリング機能)
使いやすいイコライザー(レビュー端折ってごめん)
使うピックアップを選べる(マグネット、ピエゾから)
リバーブ付き
ブーストできる
D.Iアウトできる
アンチフィードバック付き
見やすいチューナー
ヘッドホンアウト付き
あああああああ!!!
ヘッドホンアウト!!
これがすごい便利です!!
はい。アコギの音作りって、スピーカーでやるのは結構難しいんです。
だって、生で鳴ってる音が聞こえてるので、ライン音だけの音は聴けないんです。
(僕は、ライブではルーパーに通してその音を再生してイコライジングをすると言う技を使っていますW)
ヘッドホンアウトがあれば、密閉性のあるヘッドホン使用でシビアなライン音作りができます!!!
ついでにオススメのルーパー紹介
暫定一位の使いやすさと音質。
つまり、2万円以下で、即戦力になるプリアンプでした。
2時間も試奏させてくれた島◯楽器さん。ありがとう。
あ、リバーブは 空間を作るために使うって言うより、生で鳴っているときの音をイメージして そのくらいの感じに設定しましょう。
ギターのナチュラルな響きの再現用として使うイメージ。
エフェクト的に響かせたい場合は PAさん側でリバーブを足してもらうべし!!といった感想!!
amazon参照↓
楽天参照↓
ZOOM AC-2 Acoustic Creator アコースティックギター用プリアンプ
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