Day1はチケット取れなかったからこの後アーカイブで観ます。
こっちも人生最高の3時間だったらどうする?最高を更新しすぎてイッちゃうよ。
”赤えんぴつ in 武道館 Day2”
行ってきたぜ。
人生最高って盛りすぎじゃない?
盛り過ぎじゃないんだなこれが。
この先どんな絶世の美女にアプローチをかけられても、億の金を手にしても、
”赤えんぴつ in 武道館” これに勝る最高の瞬間は他にない。
嘘つきました。億の金嬉しいです。欲しいです。
余韻が抜けきらない内にガッと書いて、笑顔でさらば!
■開演前:物販争奪戦編
Day1は物販が激混み、噂によると開演に間に合わなかった人も居た…らしい。
マジ?嘘ならごめん。
そんなDay1を鑑みて、Day2は17時入場~14時物販開始を11時物販開始へと大きく前倒し。
急いで寝たよね。
7時起床、10時 武道館着。既に200~300人は並んでいた。
マジか。クソ頻尿男にはしんどいよね。
飲んでいて良かったユリナール。
小便出なさ過ぎて心配になるレベル。膀胱の出口にポータルが作られている。
ブルーポータルから小便がどこかのオレンジポータルへ射出されている。
グッズが買えたのは11時30分ぐらいだったかな?
中でも人気のカセットは自分が買った数秒後に売り切れた。
ここから開演まで空いた時間で、秋葉へと移動し、アーケードのスト6を初めて遊んだ。
アケ6で全国対戦に行くと、なぜかアイアン帯、シルバー帯が春麗の2大P>構え小P>弾に対し、構え小Pでジャスパ取ってくるレベルの魔境の熱帯だったが、とても楽しかった。
お前MR1600ぐらいあんだろ。
■開演:おーちゃんとヒーとん 吉川と布袋
心臓を跳ね上がらせるドラム、スポットライトドン!
そこにはおーちゃんとヒーとんが。二人はゆっくりと武道館の中心ステージへ歩み、硬い握手を。
?
開幕から演出がヤバすぎる。
加えて何十年と応援した先での初・生バナナマン。
ビートルズの来日公演で失神したファンの気持ちが”理解った”ね。
範馬刃牙で勇次郎に頭を高速で揺すられた金光高が、勇次郎へ「ぶっちゃけ抱きついてキスしたいぐらい」と言ったのも”理解った”。
とにかく痺れた。
からの開幕いちごみるくで「オ"ッ"」と声が漏れた。”赤えんぴつ”への引き込み方が凄い。
正直な話をすると、赤えんぴつ武道館ライブに対して斜に構えた自分が居て。
赤えんぴつの怒りと悲しみと四畳半フォークと気持ち悪さを曲に乗せる世界観は、
(赤えんぴつ)バンド・chelmicoさん・トータス松本さん・乃木坂さん・三浦大知さんとマッチングしないだろうと。
おーちゃんとヒーとんが2人でやってるのが一番良いんだよと。
私の負けで~す。許して。
そんなことはなかったし、何だったらライブの頭からケツまで、絶妙なバランスで進んでいく。
メインが赤えんぴつであることはブレず、Day2も赤えんぴつファン向けに要所を押さえてくれて、バンドとゲストの方々が前に出過ぎず、それぞれの持ち味で赤えんぴつを彩る。
■ライブ全体を通して
Day2の構成は
・赤えんぴつが何曲かやる
・いつもの(ライブ中止)
・いつもの(ライブ再開)
に加えて
・おーちゃんかヒーとんが負傷して代打を探す→ゲスト参戦パターン
(三浦大知さん・トータス松本さん)
or
赤えんぴつの曲中にゲストが飛び入り参戦
(chelmicoさん・乃木坂さん)
・ゲストを交えて赤えんぴつの曲を1曲パフォーマンス
で進んでいく。
chelmicoさんは自身の楽曲である「BLUE」を披露。
open.spotify.com
”bananaman live 2023 O”のオープニング。いつものくだりでライブ中止した赤えんぴつの繋ぎとのことで、まさか「H」か「BLUE」やるのか!?と思ったら本当にやってくれたよ。
生で聴けて感動。最高。愛してるchelmico。
その後、赤えんぴつを交えて「チュッチュッチュルッチュ」
バナナムーンでchelmicoのお二人が武道館でやって欲しいと言っていたやつ~。
オイ!!!!4人でやっとるやんけ!!!!!!!!騙したな!!!!!!!!!!!!
ありがとよ!!!!!!!!!!!!!!!
しかもchelmicoのオリジナルパート+ラップパートを入れるアレンジで「オヒョヒョ~」みたいな声が出た。
良かった。本当に。愛してるぜchelmico。
Day2の方だと溺れるおーちゃんはカットされていたがDay1の方で聴けたのかしら。
まだDay1観られていないから憶測になるが、Day1の感想を眺めていると、
Day1とDay2どっちが良かったではなく、Day1とDay2両日観て完成となるライブの気がしてきた。
赤えんぴつの鬱屈とした世界が色濃いDay1、それを昇華するDay2…みたいな…
…おい、ネタバレの為に配信観なかったの後悔してきたぞ!!!
---------2/12 追記--------
ネタバレしない為に避けていた、チケット取れなかったDay1を後日観た。
やっぱりDay1とDay2の両日で完成となるライブじゃねーか!!!
誰だよDay1の方が良い、Day2の方が良いみてーな話してたやつ!!!
どっちも観て全と成るライブじゃねーか!!!!!!
---------追記 終わり--------
三浦大知さんはおーちゃんの代打として「好きだ」を披露。
歌上手すぎ~~~~。
キュンとした。
俺、女の子になっちゃった。
おーちゃんの演じるような歌声も、ヒーとんの上手いとは言えないギター(出典:星野源さん)もそれぞれ味があり、それでこその赤えんぴつではあるが、
マジの人が歌ったらこうなるんだって。
俺、女の子になっちゃった。
からの「ディーダダ」での三浦大知さんがダンスパフォーマンス。
やべ~~~~。
三浦大知さんにダンスやってよと振る赤えんぴつ。
ヒーとんが適当にギター鳴らすのかなと思ったらディーダダで天地がひっくり返って空は大地となった。
ディーダダを熱唱する赤えんぴつ・ディーダダを完璧に爽やかに踊り切る三浦大知さん・盛り上がる客席。
(あとEXCITEも歌ってましたっけ…?この辺り怒涛の展開過ぎて記憶がおかしくなっている。ユルシテ…)
赤えんぴつと三浦大知という交互欲を味わっている。
サウナか?
ストレッチのくだりからの緩急も凄まじい。
全体通してタバスコとハチミツを交互に食わされている感覚。
ここまで体感時間10分。
おそらく1時間は経っている。
乃木坂さんはまさかの「恋ごころ」に乱入。
これまた正直に言うと、乃木坂さんはバナナマン繋がりで存じ上げている程度ではあるが、どこで絡んでくるのか一番謎なゲストだった。
乃木坂というグループから何人が参加するかもわからない、赤えんぴつとマッチングするのは「こいのぼり」とか「好きだ」とか「自転車」とかだろうな…と思ったら
恋ごころ!!?????????????!!!!!!!!???????
完全に油断していた。
なんだったら恋ごころの盛り上がりポイントで「インフルエンサー」のメロディがミックスされる演出で度肝を抜かれた。
インフルエンサーのメロディが流れた瞬間の、おーちゃんの「は?」の顔と曲の繋ぎの上手さでマジのトラブルかと思ったよ。
からの恋ごころ→インフルエンサー→恋ごころ→インフルエンサー(乃木坂さん参戦)→恋ごころ(with乃木坂さん)→インフルエンサー〆
のめちゃくちゃな構成。
一回目のインフルエンサーのミックスから恋ごころに戻す時のピアノから入るバンドアレンジメロディ、めちゃくちゃ良くなかった?
赤えんぴつオリジナルのメロディはもちろん最高だが、赤えんぴつ楽曲のバンドアレンジもマジで全部良かった。いくらします?
乃木坂さんはMステの帰りか?なんて結構な人数が出演されていて、
それでインフルエンサー踊るもんだから流石に乃木坂色が強い…こともなく、赤えんぴつパートにオリジナルのダンスを披露してくれたりと、ライブのメインである赤えんぴつがブレることはなかった。
そして乃木坂さんに脱がされた上にワンショルダーになるヒーとん。
タンクトップをマトモに着てる時間の方が短いんじゃねーかな…
その後は「風が吹く」を乃木坂さん+赤えんぴつで。
意外な選曲だったが、乃木坂さんがメンバー内リレー形式で歌い、セリフパートをおーちゃんと与田さん(?)で、ラストは合唱。
これもめちゃくちゃ良かったね。
おーちゃんが一人二役やる風が吹くは、おーちゃんのコントのような演劇のような声色から、曲中のキャラクターのイメージがコミカルになりがちだが、
乃木坂さんの柔らかい声色で綴られる風が吹くの世界は、深みがある。
最後に二人で食べたであろうママカリの酢漬けも美味そうだ。
ちなみに、乃木坂さんが出てきた時の盛り上がり方が凄かった。インフルエンサーのコールもすげえでけえ。俺は知らなくてコールできなかった。ごめんな。
隣の席の男性も、乃木坂さんのペンライト持参されていた。
人気がゆえに…
SNS眺めてると乃木坂さんのファンで、赤えんぴつライブで暴れとる、若さゆえに自分を俯瞰できないのか過激な方が散見されるが、まあ…こう…うーん…
ごめん、良いこと言おうとしたけど何も思いつかなかった。
若い頃にイタいことしたり、逆張りイキり批評家ワナビーだったりで人の目を集めて気持ち良くなっても、年齢を重ねた先で後悔するからね。
推してる演者に一番に迷惑かかるからやめよう!普通が一番!みんな仲良く!ピース!
この辺りから、誰もかれもが赤えんぴつだったトーク以外で「あれ…?ゲストタイムの時、おーちゃんとヒーとんではなく設楽統と日村勇紀では…?」と思い始めるが、
もはやライブの内容が凄すぎて細かいことはどうでも良いのである。
chelmicoさんと、三浦大知さんと、乃木坂さんと、トータス松本さん、そしてVTRや音声のみ出演ゲストの方々とのトークパートで楽しそうなバナナマン。それで良いんだ。彼らが積み重ねてきた歴史だから。
トータス松本さんはヒーとんの代打で「イカレポンチ」を披露。
こ~れヤバいです。激アツ。トータス松本さんの早弾きに範馬刃牙で勇次郎に頭を高速で揺すられた金光高が、勇次郎へ「ぶっちゃけ抱きつい
トータス松本さんとイカレポンチの相性が良すぎる。
あのがなり声っつーんすかね。たまらなすぎる。心が震えた。
何故か指が治ったヒーとんとのダブルギターも痺れた。
ラストのイカレポンチと叫ぶおーちゃんの歌声もたまんねえ。
間奏の赤えんぴつバンドのギターアレンジもヤバかった。もう全てがヤバい。
武道館ライブVerの赤えんぴつ楽曲の音源化まだなのか?
焦らされておかしくなっちまうよ。
からのトータス松本さんが赤えんぴつに向けて書き下ろした新曲、「ガッツd
「白消しゴム」を披露。
やりたい放題すぎる。最高だよマジで。
からのアンコールを除き、まさかの「笑えれば」を赤えんぴつ武道館ライブの〆で披露。
www.youtube.com
ここマジでさ~…。
アンコールは赤えんぴつで〆ているので完全なトリではないが、
ここに「笑えれば」を置けるトータス松本さんのパワー、笑えればのメロディ歌詞のパワー、バナナマンとの信頼関係。
絶妙なバランスで成り立つフィナーレ。
怒りと悲しみに鬱屈した四畳半フォークの赤えんぴつ、いわばバナナマンの黒い部分でもある赤えんぴつのライブが、
過去を悔いる歌でも未来を嘆く歌でもない、今を笑おうという力強いまっすぐな歌で終えられる。
鮮烈な血の色を表現するかのような真っ赤なサイリウムの中、サイコでパンクな「いちごみるく」で始まったDay2ライブが、
夕日のようなオレンジ色にも見紛う、暖かい赤色に包まれて終えられる。
泣いたよね。
ちなみに、その前に「それを胸に」でクソ泣いている。
泣きすぎて終演後に撮った自分の目が腫れ過ぎてひじきみてえな細さになってた。
それを胸には赤えんぴつで一番好きな曲…赤えんぴつを好きになったきっかけだった。
作家・永井さんの体験を元に作られた「よし子ちゃん」を披露後に流れたVTR。
豪華ゲストでよし子ちゃんの世界観を再現したVTR。
なぜ披露後に…?と不思議がると、店長の「僕はずっと…」で全てを察した。
確定演出入った音がした。
Day2で「それを胸に」は諦めていて。
赤えんぴつオンリーはDay1だし…ゲストを交えた尺に余裕なしのDay2は、好きな曲が聴けなくてもしょうがないかな…と思ったら好きな曲ほぼ全て聴けた上に、それを胸にはすげえ力が入っていた。
開幕からの数曲と同様に、中央ステージでのオリジナルとなる赤えんぴつ弾き語りで、もう、俺は、どうにかなっちまいそうだったよ
で、なんだっけ、アンコールの話か。
アンコール最高だったね。
ゲスト総出演で、会場を巻き込んで、全員で「自転車」を歌ってフィニッシュ。
みんなで体を揺らして、声出して歌って、みんなで笑顔になって自転車を歌って。
あの時間より幸福指数が高い瞬間ってある?
大晦日に暖かい部屋で見る愛犬のタマキンと同じ。同じ幸福指数。この世のテッペン。
ここからはもしかすると読みたくない人が居るかもしれないが、ちょっとだけ、どうしても書きたいことが。
バナナマンさんを長年追いかけていると、というかどのコンテンツでも変わらない話で…
バナナマンのお二人も50代になり、流石に”老い”を感じ、本当に失礼な話だが、死などではなく適切に言い表すこともできない、いつかやってくる何かの「終わり」を感じる。
「終わり」が常に頭のすみっこに居座っている。
とにかく自分は、「終わり」に向き合うことが怖くてたまらない。
出会えば別れ、始まれば終わる。大人になるというのは「終わり」を正面から受け止められること。
それでも不変で居て欲しい。
自分が好きな何かが、二度と同じ形には戻らず移ろい変わり、やがて終わるぐらいなら、自分が先に終わりたい。
これ以上別れを経験せずに先立てたならどれだけ幸せだろう。
この先、あと何回バナナマンライブが観られるだろう。大好きなバナナ炎のようなトーク番組は観られるのだろうか。”赤えんぴつ”ライブに2回目はあるのだろうか。
たかが一人のファンが語るにはクソほど余計なお世話で、
感情を吐き出したこの稚拙な文章に対するオチも見つからないし、答えも見つからないが、
今日のライブで、兎にも角にも赤えんぴつ、バナナマンの今までとこれからの覚悟、その集大成のようなものを見た気分だった。
どデカい覚悟をぶつけられたら覚悟で応えるしかない。
そんなライブでした。
笑って泣いて、笑って笑って、笑って鳥肌が立って、笑って鳥肌が立って、泣いて笑って。
もっと色々書きてえよ。結成30周年の武道館での「夢」で泣いたり、「桃ジュース」が最高だったり、星野源さんのVTRでクソ笑ったり、森山直太朗さんの”いつもの”掛け合いで笑ったり、所々に”バナナマン”ネタが仕込まれていたり。でも体力がもうねえよ。ジジイだから。
今これ書いてるけど深夜の4時近いよ。俺もライブ終わりだしムーゴー投稿でよくねえか?
なんだムーゴー投稿って。
は?
クスリやってんのか?
今日の記憶も朧げになりつつあるので、とりあえずで投稿しています。
今日のところは
笑顔でさらば!!
ニッ