子連れでもコスタリカを地味に100倍楽しみたい! 〜 カニョネグロツアー 〜

みなさんこんばんは。ととすけです。

「子連れでもコスタリカを地味に100倍楽しみたい!」シリーズ、第2回目です。前回はアレナルにある温泉リゾートについてかきました↓ 多くの方々に見ていただき、感謝です!

子連れでもコスタリカを地味に100倍楽しみたい! 〜 温泉リゾート「Tabacon Grand Spa」〜 - My Neighbor Totosuke - となりのトトスケ -


さて、今回は同じアレナルから北に2時間ほど車で行ったニカラグアとの国境近くにあるCano Negro Wildlife Refugeのツアーの様子についてご紹介します。

我が家は現地旅行代理店を通じてCano Negroのツアーを申し込み、参加しました。

まず、朝7時にホテルにバスが迎えにきました。他のホテルでも参加者をピックアップし、いざ出発。

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バスの目的地は、Cano Negro WIldlife Refugeの中を流れる川「Rio Frio」(Cold Riverという意味)。この川をボートで下って、川の両脇にある熱帯雨林に出没する動物や野鳥を観察するというものです。

バスは15人ほど乗れる大きさのこじんまりしたもので、ツアーガイドさんの声が後ろまで十分に聞こえました。コスタリカの紹介、途中見えるバナナやパイナップル畑について等、色々なことを教えてくれます。ガイドさんの英語のスペイン語なまりはそれほどきつくありませんでした。

ボート乗り場までの道のりは2時間程度ありますが、途中にトイレ休憩をはさみます。その休憩所までの途中、道路の先の方でなにやら観光客が道ばたで写真をぱしゃぱしゃとっていました。どうやらナマケモノが畑のフェンスをつたって道路脇のフェンスまで移動してきていたらしいのです。早速我々もバスを降り、写真を撮りに行きました。なんとそこにはフタユビナマケモノが一匹、しかも子供をおなかに乗せてゆっくり移動しているではないですか。ナマケモノは動きが遅く捕食者に狙われやすいので、普通は森の木の中に隠れているのが普通です。。。母子ともに襲われずに森に戻れたといいのですが。。。

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その後、途中の休憩所までたどりつきました。小さなレストランのような場所で、お土産屋さんが併設されています。すると店の横を流れる小川の脇にある木にむかってカメラを構えるカメラ小増たちがたくさんいました。皆で近くにいってみると、そこには見事な大きさのイグアナがひなたぼっこをしているではないですか。しかも一匹ではなく、たくさん。イグアナはコスタリカのどこでも見れるということに後で気づくのですが、このときは初イグアナに驚き、そして子供は怖がってました。ちなみに、イグアナは生まれて1年間は何でも食べるらしいのですが、その後は草食になるとか。意外です。

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 その後しばらく舗装された道を走り、脇道(砂利道)を数キロ、ボート乗り場に到着。砂利道はけっこう長く、結構揺れます。かなりのがたがた道なので、ツアーガイド曰く「通称トロピカルマッサージ」。脳までマッサージされたらしく、バスを降りてからしばらく頭の中がふわふわしていました。

ちなみに脇道にはいらずにこの舗装された道を進むと、ニカラグアに行けるとのこと。

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ボート乗り場にはレストランとトイレがあります。到着後、簡単なスナックを食べ、ボートに乗ります。ボートのツアーは約2−3時間。子供はボートに乗る前に必ずトイレに行っておきましょう。ボートの上は涼しいですが、飲料水は必要。ツアーガイドが飲料水のペットボトルをクーラーに入れて持ち込んでいました。もしガイドが持っていないようでしたら、かならずボート乗り場のレストランで買うか水筒に飲料水を入れておきましょう。

さぁ、いざ出発です。

乾期に入った後とのこともあり、天気は良好。また、緑が美しい。

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ツアーガイド2人が双眼鏡を使って動物、鳥を探してくれます。サル、ナマケモノ、カイマンを含む数えきれないくらいの動物を見ることができました。写真の一部を何枚かはりつけます↓あっという間の約3時間でした。

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潜って魚をくちばしで突き刺すとのこと。枝にとまって羽を乾かしています。

 

 

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Long Nosed Bat
望遠レンズでやっと見れるくらいの大きさでした。

 

 

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Caiman

 

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White Headed Capuchin(?)(現地の人はWhite Faceと呼んでいました)
Spider Monkeyと花をめぐってけんかをしている真っ最中。しげみでしばらく「キー!キー!」とけんかをした後、写真のように顔をのぞかせるのが乗客を魅了していました。本人からすると大迷惑でしょうが。

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Emerald Basilisk
ツアーガイドが持っていた水をかけた瞬間、水の上を走り出しました。同じく水の上を走る茶色いトカゲがいるのですが、そのトカゲは「Jesus Christ Lizard」と呼ばれるとのこと。聖書に「キリストは水の上を歩いた」とあることからこんな名前がつけられたようです。

 

ボートツアー終了後、ボート乗り場のレストランで昼食をとり、ホテルに戻りました。到着したのは午後4時くらいです。

コスタリカに滞在中、マニュエルアントニオ、トルトゥゲーロにも行きましたが(詳細はまた後日書きます)、このカニョネグロツアーは気軽に行けるエコツアーで(3歳、5歳の体力でも全く問題なし。そもそも歩かない。)、ツアーガイドの質が高く、出没する動物の種類も多いので、これらの合わせ技で大満足でした。コスタリカ内の各所でで見れるものはほぼ一緒ですが、それぞれ特徴がありますので、旅行計画時に比べてみてください。

なお、帽子、日焼け止め、虫除け、双眼鏡、カメラ(望遠レンズがあればなおよし)、飲料水は必須です。

さて、次回はマニュエルアントニオです。

Nikon D5300, Nikon 70-300mm f4-5.6G AF Telephoto Zoom Nikkor with HB-26 Hood