65sqm 

家族3人65㎡で暮らすミニマルライフ ミニマリスト×ローウェイストライフ×ワーキングマザー

自分なりのゼロウェイスト(その他編)

ブログは放置してましたが、ゼロウェイストは絶賛継続中!この記事も半年くらい前に書いたのに、アップしそびれてました。内容古いですが、支障はなしということで。アウトプットの練習としてもなんとなくブログをもうちょっと真剣にやりたいと思いつつ、つい後回しにしてしまうタチです。

 

それはさておき。

 

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私のゼロウエィストの取り組み、前々回はキッチン編、前回は洗面所周りでしたが、今回はその他編です。

 

衣類について

洋服はもともとほとんど新しいものを買うことはなく、かれこれ2年くらい服を買ってなかったのですが(下着はかってますが)、しばらく前にトップスとワンピース、計2着をセカンドハンドで買いました。銀座のrtというお店です。ここはいいブランドのユースド服がとても安く買えるのでお得です。そして、着なくなった2着を地域のリサイクルショップに寄付しました。売るという選択肢もあったのですが、今回は気まぐれで寄付にしました。ここ何年もミニマリスト的ライフスタイルだったので、もともと洋服も少ないですし、今後もあまり買うことはないと思いますが、買うときはなるべくセカンドハンドでみつけるようにしたいと思います。私はリアルの店舗で買いましたが、メルカリなどのアプリを利用するのもいいと思いますし、ZOZOTOWNなど服の買取してくれるサイトでもユースドが売っています。(ZOZOはユースドでもプラスチックの袋に入ってくると思いますが、メルカリなら直接出品者にプラスチックフリーの簡易包装を依頼できると思います。)また、マイクロプラスチックの問題が叫ばれていますが、化学繊維の服は洗うごとにマイクロプラスチックが流出しているそうなので、なるべく綿や麻など自然繊維のみで作られた服に徐々に切り替えできたらと思っています。特に下着は洗濯回数も多いので古くなったものからオーガニックコットンのものに切り替えています。綿栽培には大量の農薬が使われ、綿栽培業者の健康や土壌の健康を蝕んでいるといことを知り、なるべくオーガニックコットンのものを選ぶように意識するようになりました。オーガニックコットンは農薬を使わない分栽培はとても難しくその分コストも高いですが、綿栽培農家さんの健康のためにも、持続可能な土壌のためにも、出来るだけオーガニックを買いたいなと思います。

 

ダイレクトメールやチラシについて

ダイレクトメールも以前は来るものに対していちいち断りの電話を入れていましたが、しばらく経つとまた来てしまうことがありうんざりしていました。「ゼロウェイスト・ホーム」を読んで郵便受けに「チラシ・DMお断り」と書いておくといいと知ったので早速やってみたら本当に効果覿面でした!これはすぐにでもできる方法なので皆さんにオススメしたいです。断る人が増えればこうしたチラシやDMを作る側にもメッセージとして伝わると思います。

 

飲み物について

ペットボトルは完全に買わなくなり、かならずマイボトルで水を持ち運ぶか、お店でイートインにするかしています。会社ではマイマグカップを置いていて、白湯や持参のルースリーフのお茶(ティーバッグはプラスチックのゴミが発生するので避けている)を飲んでいます。また、スタバのようなチェーン店で混んでいるところは入らなくなりました。というのも、イートインするにしても忙しい店舗は結構な確率で使い捨てのカップを利用している気がするからです。(スタバが2020年までに全世界で使い捨てストローを廃止するということで、それはとても喜ばしいニュースです!スタバが始めれば他の日本のコーヒーチェーンも意識せざるを得ないはずです。)あとは、すかいらーく系列も既にストローなしやってますね。

 

マイ箸セットを携帯

マイ箸セットも作りました。マイ箸セットには、お箸、小さなスプーンを入れています。長らく戸棚にしまわれていたマリメッコの余り布があって、これをどうにか使いたいなーと思っていたところに、箸袋を作ることを思いつきました。小さなスプーンはあると何かと便利で、マドラーがわりにも使えるし、アイスクリームを食べたり、常に持ち歩いている小さな蜂蜜の瓶から蜂蜜を取ってコーヒーや紅茶に入れたりするのに使っています。私は白砂糖をなるべく食べたくないので蜂蜜の小瓶を持ち歩いて外の飲食店でもコーヒーや紅茶に入れています。(お店の人には隠れてやってますが、、、ほんとはいけないのかな??)

 

ティッシュについて

使い捨てのボックスティッシュをやめ、代わりにさらし布をティッシュサイズに切ってガラス瓶に入れてダイニングやキッチン、洗面所の各所において使っています。ティッシュのように気兼ねなく使えるように大量に作りました。さらし布9メートルくらいのもので、25-30枚くらい作れます。私はティッシュ以外にもキッチンペーパー代わりに使うための大きめのものも作ったので、ティッシュになったのは22枚でした。使った後はささっと洗ってちょっと干すだけですぐ乾きますし、まとめて洗うときは洗濯機にポイです。我が家は夫がティッシュを大量に使う人なのてボックスティッシュはまだあるのですが、ダイニングにはこのさらしティッシュしか置いていないので夫もこちらを使うことが多くなってきました。気兼ねなくじゃんじゃん使ってもらってさらしティッシュがふつうのティッシュと同じだと感じてもらうことが大事なので、ダイニングには特に多めに常備しています。以前は夫のティッシュゴミがら結構かさばっていたのですが、結果かなり減ってとても気分がいいです!ちなみにさらし布は手で妊娠時に使わなかった腹帯を使いました。その後リサイクルショップで激安で見つけて(年季の入った未使用品でした)そちらも一部ティッシュやキッチンペーパーに変身しております。災害時や怪我したときなどにも使えるかもしれないと思ってこちらは半分以上は使わずにとってあります。

 

ゼロウエィストって、とてもクリエイティブなライフスタイルだなーと日々感じます。ゴミを出さないように、プラスチックを使わないように、と考えながらあれこれ試してみるのはとても楽しい作業です。使い捨てのプラスチックを避ける、この一点にフォーカスするだけでもどれだけのゴミが減ることか。プラスチックに入ったものはどうしても仕方ない場合を除いてスルーするので買えるものが減りました。買いたいとも思わないから全然問題ないんですけどね。ゼロウェイストはミニマリズムとの相性もとてもいいので、自分には合っているのかもしれません。

 

リフューズするとき(買い物袋を躍起になって断ったり、野菜袋に野菜を入れて買い物したり、マイ箸を使ったり、まぁ時にお店にへんてこな要求をすることもあります)、自分が変な人だなーとか、社会のアウトサイダーになってるのかなぁ、とか感じることもありますが、環境のためにやっているんだ、と思うと不思議と力が湧いてきて自分がやってることは間違ってないはず、と自信を持てる気がします。多分。

 

日本でもゼロウエィストなライフスタイルを取り入れる人も増えてきているし、ゼロウエィストがミニマリスト並みの本格的なトレンドになればいいなーと思います。海外ではSNSなどでトレンド化したゼロウエィストを揶揄する声もあるみたいですが、環境に良いことならトレンド上等じゃないかな。日本にもバルク(バラ売り)で買える店や包装をしない店がもっともっとできてほしいし、消費者がそれを求めればマーケットはそれに応えるようになるから、やはり私たち個人個人の消費行動がとても大事だと思います。

 

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と、半年前に書いた記事を読み返して思うこと。なんでアップしてなかったんだろう?写真を貼りたかったのかも。情報は生ものですからね。完璧じゃなくてもいいからさっさと公開すればよかったな。

自分なりのゼロウェイスト(サニタリー編)

またまたほぼ1ヶ月ぶりの更新です。ネタは山ほどあるのでできればもっと更新したいけど、文章書くのが下手なのでなかなか筆が進まず。前回キッチン周りのゼロウエィストについて書きましたが、今回は2番目にプラスチックゴミが出やすい洗面所やお風呂、化粧品などに関して私が取り組んでいることについて書きたいと思います。

 

ハンドソープ、ボディソープ

まず、ボトル入りのハンドソープやボディソープは使わず、全て固形石鹸をダルトンのマグネット式のソープホルダーで固定して使っています。これはゼロウエィストを始める前からやっていて、もともとはプラスチック容器の底が汚れるのを掃除するのが面倒なのと見た目がシンプルで良いなと思ったので取り入れていました。今となってはプラスチック容器のゴミが出ないし、ほとんどが水分であるボトル入りソープ類より長持ちするので経済的でもあるし、良いことづくめだなと思っています。

ダルトン マグネティック ソープホルダー

ダルトン マグネティック ソープホルダー

 

 

シャンプー

そして、シャンプーも固形シャンプーに変えました。何年か前、湯シャンをしていたこともありましたが、その後少しずつシャンプーの回数が増えていき、ほぼほぼ毎回シャンプーを使うようになっていました。使っていたのはジョンマスターズオーガニックのものでした。ゼロウエィストのライフスタイルを始めてからはボトルのゴミが出るのをなんとかしたいと思ったのと、ノンケミカルなシャンプーに変えたいと思ったのでネットで検索して石けんシャンプー 繭のシャンプーバーを買って使っています。小さなお試し用が売っていたので、まずはそれで試してみました。石鹸を頭皮に満遍なく擦り付けると泡もたち、スッキリ洗うことができました。はじめの数日は少しきしむ感じがありましたが、クエン酸をお湯で溶かしたリンスをかけるときしみがだいぶなくなり、さらっとします。また、きしみも数日後にはそれほど気にならないレベルになりましたので、そのままシャンプーバー生活を続けています。ずっとケミカルなシャンプーを使っていた人はもしかしたらきしみの期間がもっと長いかもしれないですがそのうちに髪が健康になり、きしみがなくなってくると思います。また、お酢クエン酸を使ったリンスをすればきしみはだいぶなくなります。(石鹸シャンプー後の髪の毛は弱アルカリ性に傾いているので、それを中和させるために酸を使うんですね)私はお酢でリンスをしたことはないのですが、聞いた話ではお酢だとしっとり、クエン酸だとさらっと仕上がるらしいです。石鹸シャンプーについてもっと知りたい方はこちらのサイト参考になると思います。

 

歯ブラシ

歯ブラシもプラスチックのものを使い切ってからバンブー歯ブラシに変えました。バンブー歯ブラシは銀座マロニエゲート内の東急ハンズで売っていました。ブラシ部分はナイロン素材のようですが、ハンドル部分は竹でできていてコンポスト可能です。箱もコンポストできる紙素材で環境に配慮していることを感じさせる商品です。スウェーデン製のハンブルブラッシュという名前です。大人用と子供用があったのですが、とりあえず大人用を一本買って試してみることに。どこかのブログでブラシ部分が大きすぎて使いづらい!と読んだのですが、はい、その通りでした、、、でもまぁなんとか頑張れば磨けるので使い続けています。この歯ブラシ、ブラシ部分がかためだからか、全然へたらない。磨き方もあるかもしれませんが(やさしく磨いてます)、なんかとても丈夫だしあまり汚れもしません。大きいのだけが気になりますが、子供用の方が小さくて磨きやすければそれを使うのもありかなと思っています。でもハンドル部分が短いからそれはそれで磨きづらいのだろうか、、、こちらはもうちょっと試行錯誤することになりそうです。もっとバンブー歯ブラシの選択肢が増えればいいのですが。

 

歯磨き粉

従来品の歯磨き粉はプラスチックパッケージに入っているだけでなく、ケミカルだらけでその有毒性を読んで怖くなったのでこちらもやめ、自作することに。これもネットで何が一番いいか調べまくりました。材料が少なく簡単で、歯にダメージを与えないレシピを探し、最終的にたどり着いたのが、下記の方法です。

・毎日の歯磨きは、基本的に歯磨き粉なし。ただし、フロスとマウスウォッシュを行う。

・週に2回重曹とココナッツオイルとハッカ油の自作歯磨き粉を使って磨く。

ゼロウエィストに関しては結構海外のサイトを参考にしてきたのですが、歯磨き粉に関してはあまり共感できるものがなく(材料が手に入りにくかったり、シンプルなものは毎日重曹でゴシゴシみたいなのが多い。それで失敗してカルシウムの粉入れたりとかキシリトールの粉入れたりとか複雑化して自分には無理だと思ったり)、日本のサイトから探しました。重曹歯磨き粉はやはり毎日使うと歯のエナメルを壊してしまうようなので、週2、3回の使用を勧めている記事がほとんどでした。じゃ、それ以外はどうすればいいの?と思ってさらに探したら、重曹うがいがよかったと言っている方がいたので日々はこちらを取り入れることに。重曹うがいは重曹小さじ1/2程度(適当)をお湯で溶かして、スッキリ感出すためにハッカ油を2、3滴垂らすだけのもの。洗面所に小さめの瓶に入れた重曹を用意しておき、毎回うがいのたびに上記の要領でマウスウォッシュを作っています。近々歯科検診に行こうと思ってるので、きちんと磨けてるか診てもらおうと思います。ちなみに重層もハッカ油も食品グレードのものを使います。

(重層歯磨きやうがいに関しては賛否色々あるので、自分でよく調べて納得して行うのがよいと思います。)

 

生理用ナプキン

生理用ナプキンは以前から使っていたオーガニックコットン布ナプキンです。メイドインアース で買ったもので、とても気に入っています。布ナプキンはとてもいいですよ!ゴミが出ないだけでなく、肌にも優しいし、生理が軽くなります。これを使い始めてから生理が憂鬱なものではなくなりました。一般的なナプキンはボタンがついてパッドを交換するタイプのものが多いですが、私が使っているものは正方形で、三つ折りにして使います。折り方を変えて、綺麗な面を使えば一枚で3回くらい使えるので何枚もパッドを持ち歩かなくていいという優れものです。多い日用と普通の日用の2種類を3枚ずつ持っています。

 

 

基礎化粧品

化粧水や乳液、美容液などの基礎化粧品類はプラスチックボトル入りのものを使っていましたが、使い切った後はなるべくプラスチックゴミが出ないようにしたいなぁと思いました。自作も考えましたが面倒なのと材料を買うと何だかんだゴミも増えそうなので市販で瓶入りのものを探すことに。こんなときはセレクション豊富な東急ハンズへ。オーガニック系の化粧品が集まっているコーナーに行くと瓶入りも色々ありました。迷った末、neo naturalのオーガニックローションと、ナチュラルな米油の美容オイル、そして高濃度ビタミンC誘導体の美容液を買いました。全て瓶入りで、外箱も紙でした。

ハンドクリームとリップバームは瓶入りと缶入りのものを以前アメリカで買ったのでそれを使っています。また、洗顔はボディ用と共通の固形石鹸で、クレンジングはココナッツオイルで対応しています。

 

化粧品

問題はファンデーションやチーク、口紅などの化粧品類、そしてUV関連。海外だとバンブーケースに入ったファンデーションとか口紅とか、缶入りのUVクリームとかがあるみたいですが、日本では手に入らず。Etsyなどネットで海外から買う方法もありますが、輸送費はまだしも、輸送時に発生するCO2排出問題を考えると本末転倒になってしまいます。ベアジョンソンさんや海外のゼロウェイスターのようにパウダーはコーンスターチ、チークはパプリカパウダーという方法もありますが、うーん、日本の多湿環境ではどうだか、、、というわけでこちらは引き続き従来品を使い続けますが、先日ナチュラルハウスに行った時にプラスチックフリーっぽいパウダーファンデーションを見つけたので今使っているものがなくなったら買ってみようと思います。

 

自分が使っているローウェイストなものたちを洗面所の棚に集合させてみました。

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今回も長くなってしまいました。次回はその他編と題して、キッチン、サニタリー以外のゼロウェイストについて書こうと思います。

自分なりのゼロウェイスト(キッチン編)

前回ゼロウェイストの記事を書いてから1ヶ月程度ですが、まだまだ自分なりのゼロウェイストを模索中です。今回は私がゼロウェイストのためにやってみたことを紹介したいと思います。

 

まず始めに、自分のゴミが主にどこから出ているのかを観察しました。やはりキッチンから出るゴミが圧倒的で、次に洗面所、あとはネットで買ったものの包装や、ダイレクトメールなども結構ありました。今まで気づかなかったけど、改めて意識して見てみると家の中は使い捨てのプラスチックの容器や袋、パッケージ類であふれていました。使い捨てのプラスチックをなるべく排除すればゴミは減るだろうと考え、まずはそこから取り組もうと思いました。

 

まず、買い物に行く時にマイバッグを忘れることはほぼなくなりました。一度忘れた時は買い物を諦めて帰りました。レジ袋に屈するのが許せなくて、、、笑 レジ袋以外のビニール袋も先手必勝で断ってます。例えばスーパーのレジの人は超早業でなんでもかんでも小さなビニール袋に入れようとしますので、まずレジを通す前に「レジ袋も小さなビニール袋も一切いりません」とはっきり断ります。野菜もできるだけバラ売りのものを買うようにしているのですが(葉物は大体プラスチックの袋に入ってしまっていますが、レタスやキャベツは裸で売っていることも多いのでそういう時は必ず買います)、お店の人がそれをビニール袋に入れてくれようとするので、先に要らないとはっきり言ってから会計を開始してもらいます。一度入れてしまうと後で断ってもそのビニール袋を再利用する可能性は低いので、とにかくタイミングが大事です!

 

パンもスーパーで買わずにパン屋さんで買う時はビニールに入っていないものを選び、レジで持参のオーガニックコットンの袋に入れてもらいます。だいたい初めは怪訝な顔をされるので内心少し傷つきますが、まぁそれは想定の範囲内です。

 

肉や魚はまだゼロウェイストできていません。近所のスーパーはすでにパッケージに入ったものしか置いてないので、本当は鮮魚精肉コーナーでさばいてもらったり量り売りで持参したコンテナに入れてもらうということをしたいのですが、なかなか叶いません。お肉屋さんや魚屋さんで買いたいですが、近所にはあいにくなく、、、あとは豆腐や納豆もパック入りばかりです。せめてトレイはリサイクルと思い、きれいに洗って区が設置しているリサイクルボックスに出しています。リサイクルはリユースなどに比べて消極的な選択ですが、ここはしかたありません。せめて分別をしっかりやって、プラも洗ってきれいにプラごみに出すことですこしでもリサイクルに回ることになればと思います。

 

ケチャップや調味料などはオーガニックの瓶入りのものを買っています。野菜もですが、オーガニックのものをなるべく選ぶようにしています。オーガニックついてはまた別の記事で触れようと思います。瓶は使い道がとても多いことに気づき、今は積極的に瓶入りのものを買って食べてリユースしています。

 

食器洗剤は従来のケミカルなものではなく固形石鹸や重曹を使っていましたが夫がお皿洗いをしてくれる時に泡立つ洗剤のほうがいいと言うのでecostoreの食器洗剤を使い始めました。これは恵比寿のアトレでリフィルできる(持参容器に量り売りで入れてもらえる)と知ったので試してみることにしました。

 

使い捨てのラップやジップロック的なものは手持ちを使い切ったり欲しいという人にゆずったりして手放しました。代わりにガラスの保存容器や琺瑯容器に入れておいたりさらしをラップ代わりにして使ったりしています。使いかけのアボカドやトマトなどはビーズワックスのエコラップで包んで保存しています。これらの保存方法は別途是非ご紹介したいですが、ビニールの野菜袋やラップを使うよりより断然いいです!食品がプラスチックに触れていないという安心感もありますし、野菜も新鮮に保つことができます。

 

それからキッチンペーパーもやめました。キッチンペーパーの代わりにさらしを様々な大きさに切っていろんな用途で使っています。さらしの多様性は本当にすごい!ふきんとして、ラップ代わりとして、洗った野菜の水切りとして、もちろん出汁をこすのにもいいし、小さめに切れば何度も使えるティッシュ代わりにもなります。洗ってすぐ乾くのでたくさん用意してためらわずにどんどん使ってます。さらしは長いので、端にすこしハサミで切れ目を入れてあとは手でびーっと裂くだけで切れ端処理もいりません。使い初めはすこしほつれ糸が出ますがそのうち落ち着いてきます。一歳の子どもが食べた後のテーブルの近辺は食べこぼしがすごいのですが、以前は食べこぼしを拾うのにティッシュを使っていました。今は手で拾ったりこのさらしで掻き集めるようにしています。ティッシュ、本当にもったい無かったなぁ、、、

 

ゼロウェイストの基本ルール5Rでまだ出来ていないのが最後のRot(堆肥化)です。コンポストを始めたいとは思いつつ、我が家にはディスポーザーがあり、生ゴミが目に見えないように出来てしまうため、ついつい後回しに、、、コンポストもいろんな方法があってどれがいいのかわからなーい!というのも正直なところ。自分のズボラな性格を考えると見切り発車で始めて上手くいかなくてハエが湧いてご近所さんに迷惑をかけることになってしまっても困るし、、、特にマンションなので隣近所の距離が近いですからね。いっそ区が定期的に生ゴミコンポストを設置してくれてそこに生ゴミを入れる仕組みを作ってくれないかなーなんて思ってしまいます。(海外では結構あると聞きます)

ディスポーザーで処理できない生ゴミは仕方なくゴミとして捨ててますが、生ゴミに含まれる水分は焼却時にとてもエネルギーを使い、ダイオキシンを発生させると聞いたので、冷蔵庫などでカラカラに乾燥させてから捨てるようにしています。ちなみに生ゴミは水分がなければ臭いません。

 

ゼロウェイストを始めて、消費行動に大きな変化があったと思います。まだまだ不十分ですが、それでもゴミはだいぶ減りましたし、それ以外にも様々なベネフィットがありました。まず何よりゴミが減ると気持ちいいですね!ゴミ出しの回数も減らせましたので、時間も節約になりました。野菜はバラ売りで買うので必要な分だけ買うことができ、フードロスもなくなったし、食費の節約にもなりました。また、プラスチック容器に入ったものを避けると選択肢も限られてくるので買い物で迷わなくなりましたし、必然的に加工食品を買わなくなったので健康的だなと思います。

 

長くなってしまったので、キッチン以外でのゼロウェイストは次回ご紹介します。 

ミニマリストのその先〜ゼロウェイストとの出会い

またまた久々に書いてみます。

突然ですが、ゼロウェイストって知ってますか?かくいう私は2018年になるまで知らなかったのですが、まぁ簡単に言うとできるだけゴミをゼロにするよう努力することです。

私はここ2年程出産・育児・仕事・家事でめまぐるしく、テレビもネットもあまり見ない生活だったため、世の中のムーブメントにすっかり疎くなっていました。この欧米を中心に起こったゼロウェイストムーブメントについても私は全く知らなかったのですがどうやら5年くらい前から世界でトレンドのようですね。日本ではあまり聞かない気がしますが、2016年に「ゼロ・ウェイスト・ホーム」という本の翻訳版が出版されているので知っている人は知っているという感じでしょうか。

 

ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし

ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし

 


この本によりますと、①リフューズ(不要なものは断る)、②リデュース(必要なものを減らす)、③ リユース(買った物は繰り返し使う)、④リサイクル(①②③ができないものはリサイクルする)、⑤ロット(残りはすべて堆肥化)の5Rに沿って暮らして行くとゴミはなくせるそうです。また、リサイクルは最終手段であってなるべくそのままの形で使いまわすリユースのほうが良しとされています。


そんなゼロウェイストを知ったのは、通勤途中に聞いていたポッドキャストでゼロウェイスターのインタビューを聞いたから。なるべくゴミを出さないように、というのは昔から常識として持っていたはずなのに、気づけば近年とにかく使い捨てばかりがあふれている世の中になってしまって、使い捨ての物を使うことへの罪悪感とか抵抗感がすっかり薄れてしまっていました。また、ミニマリストになる過程で多くの物を捨て、持たない選択をするようになったことで、必要な時に買えばいい、使い捨てを使って不要になったら捨てればいいという考え方が染み付いてしまっていた自分に気づきました。

 

このポッドキャストをきっかけに、ゼロウェイストについて調べ、プラスチックゴミの海洋への深刻な影響、自然環境や健康への悪い影響を知ることになり、ゼロウェイストおよびプラスチックフリーのライフスタイルを取り入れてみようと思ったのです。

 

実際やってみると色々な気づきがあり、私の消費行動を大きく変えました。今まで燃えるゴミとして捨ててしまっていたものが実は資源ゴミだったと気づき、改めてゴミの定義を確認し直しました。例えばDMハガキやレシート等、小さな紙類は燃えるゴミとして捨ててしまっていましたが、資源ゴミであることがわかり資源ゴミに入れるようになりました。少しでも燃やすゴミを減らそうと、分別をとてもしっかり行うようになりました。(日本では大きく「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」という分類があって、「燃えるゴミ」がいの一番に来ますけど、本来は燃やすゴミって最後の最後にくるべきなんですよね。)


また、以前は買い物に行く時によくエコバッグを忘れて行ってしまうことがありましたが、忘れないように常に鞄に入れておくようになりました。また、もし忘れて行ってもビニール袋をもらわないで通勤鞄に入れたり、どうしても入らないときは買わずに帰ってくるようになりました。

 

今まで意識していませんでしたが、日本のスーパーはとにかくなんでもかんでもプラスチックのパッケージに入っていますね・・・(ため息)。本来パッケージに入れなくてもいいような野菜や果物までことごとく。それでも時々パッケージに入っていない野菜果物もあるのでそれらを意識的に買うようにしています。肉や魚のパックは仕方がないので買いますが、使用後はきれいに洗って近所のリサイクルポストに入れるようにしています。また、加工食品を買わなくなり、調味料等も自然派食品のスーパー等で瓶入りのものを買うようにして、徐々にプラスチックを排除するようにしています。


「ゼロ・ウェイスト・ホーム」著者のベア・ジョンソンさんは買い物は投票だ、と言っています。パッケージの少ない店で買うこと、パッケージの多い店で買わないことが消費者としての意思表示である、ということです。ただ、近所には昔ながらの八百屋さんとか魚屋さんとかお肉屋さんもなくて量り売りのお店もないからプラスチックのパッケージゴミをゼロにするのはほぼ無理。時間があれば少し足をのばして遠方にそういうお店をさがして行くこともできるかもしれないけど、自分は小さな子どもがいて仕事もしているのでなかなかそういう時間がとれません。でもそれを言い訳にゼロウェイストを諦めるということはしたくないと思いました。理想的なゼロウェイストには程遠いけど、自分なりのゼロウェイストを模索していっているところです。

 

ミニマリストジャーニー(笑)をひとまず終えた自分の新たな挑戦としてゼロウェイストジャーニー(これまた笑)、やっていこうと思います。

 

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家の中の仕組みの改善 2017まとめ

家事、育児、仕事に追われ、毎日バタバタと過ぎ去って、今年も残すところあと2ヶ月!それでも出産以前から実践してきたミニマリスト的な暮らしは出産後および仕事復帰後の混沌を最小限に抑えてくれた気がします。また、忙しい中でも日々の暮らしの中で不便に気づいたら少しずつ改善する努力もしてきました。整理整頓に関する本やブログ、SNSなどで「何かうまく機能しない時は仕組みを変える」という概念を学んだことも大きかったです。

 

以下、私が今年行った主な「改善」です。

  1. 洗濯機からの動線の良い場所にファミリークローゼットとなる部屋を設け、そこに全て家族の洋服を配置。動線の悪い寝室のクローゼットには家族の洋服は置かず、シーツの替えや滅多に見ないマンション関連の重要書類やこどもの兜などを置いた
  2. 洗面所のリネン庫に家族の下着やパジャマをたたまずスッキリ収納できるよう工夫した
  3. リビングの作り付け収納棚に書類、文房具、工具、薬、掃除用具などを配置し、ラベリングした。それにより夫から何がどこにあるか聞かれることが減った
  4. 無印のアクリル仕切りスタンドを使ってノートパソコンやiPadなどをスッキリと置いておくステーションを設置した
  5. キッチンのフライパンや鍋の収納をしまいやすく取り出しやすいように改善した

 

次回以降のポストでこれらの改善を個別に紹介しようと思います。 

 

参考にしているお宅

先日本屋さんで気になったこちらの本。

 

狭くてもすっきり暮らす法則 (TJMOOK)

狭くてもすっきり暮らす法則 (TJMOOK)

 

私の永遠のインテリアテーマ「狭いお家ですっきり暮らす」にどんぴしゃなタイトル。我が家は65平米のマンションに3人暮らしなので決して広くはないですが、もっと狭くてもすっきりとした暮らしをしている方々のお家はとても参考になります。

 

Instagramやブログを見ても綺麗にすっきり暮らしているお宅はたくさんありますが、一戸建ての広いお家が多い!広いから相対的にすっきり見えるってのもありそうですし、広いお家なので全てにゆとりがあっていいなぁとは思いますが、私にとって参考になるのは狭いお家です。余談ですけど、お家インテリア系のInstagramのコアユーザーって多分20代後半〜30代半ばだと思うのですが(完全なる個人的感想です)みんな若いのに立派なお家持って素敵な家具や雑貨使ってるなーって思います。しかも家事を超しっかりやってる!お子さんいるのに完璧なまでにピカピカなお家の多いこと。真似したいけど無理〜。

 

てことで、私が参考にしているのは、下記の条件のお宅。

 

・70平米未満のマンション住まい

・小さな子あり家族

・ワーキングマザーだとなおよし

・家事を手放している系

 

自分と同じ条件なのにすっきりきちんとしているお宅を見るのが大好きです。真似できる部分と真似できない部分がありますが、「こんな風なやり方もあるんだなぁー」と違いを楽しむのもまた面白いです。

 

私が参考にしたくて書籍まで購入しているお宅は、

 

1. Akiさん宅

50平米の1LDKに親子3人暮らし、かつバリバリのフルタイムワーキングウーマンのAkiさんのお宅。時間の使い方、家事の仕方(手放した家事)など自分との共通点も多く、とても共感した一冊です。

家事を手放してシンプルに暮らす (正しく暮らすシリーズ)

家事を手放してシンプルに暮らす (正しく暮らすシリーズ)

 

 2. さいとうきいさん宅

こちらも我が家より狭い59平米に家族3人、犬1匹で暮らしていてモノも少なくないのにとってもすっきりしているお宅です。モノ選びのセンスの良さが光っています。

ものが多くてもできるコンパクトな暮らし

ものが多くてもできるコンパクトな暮らし

 

 3. マキさん宅

こちらは59平米で4人暮らしのマキさん。かなりものが少なくてコンパクトなお宅です。  ゆるい家事が私のニーズにに合ってます。

ゆるく暮らす 毎日がラクで気持ちいい、シンプルライフ

ゆるく暮らす 毎日がラクで気持ちいい、シンプルライフ

 

それぞれ皆さんブログもやってるのですが、本だとコンパクトにまとまってるので手っ取り早く見ることができてよいです〜。

忙しいワーキングマザーが効率よく世界情勢をキャッチアップする

出産以降ニュースを見る時間がなくて、しばらく世の中の動きを全く追えていなかった私ですが、復職してさすがに浦島太郎状態もほどほどにせねばと思いました。

 

新聞は電子版を購読していましたが、出産後は読む時間がなくなり、勿体無いので解約しました。現在は復職していますが、通勤電車に乗っている時間が短すぎてほとんど読めないので再購読には至っていません。また、テレビを見る習慣がないのでテレビニュースも見ません。

 

そんな私のお気に入りはpodcastでニュースを聞くこと。朝起きて洗濯や朝食の準備をしながらNHKのラジオニュースを聞きます。リアルタイムのラジオと違って好きなタイミングで聴けるのがありがたいです。

NHKラジオニュース

NHKラジオニュース

  • NHK (Japan Broadcasting Corporation)
  • ニュース/政治
  • ¥0

 

他の家族はまだ寝ているのでラジオはイヤホンで聞きます。(我が家は狭いマンションなので音を出すと寝室に音が漏れます。)ワイヤレスイヤホンを使えばどこでも自由に移動しながら聞けるのでとても便利です。

 ときどきは英語ニュースも。 

English News - NHK WORLD RADIO JAPAN

English News - NHK WORLD RADIO JAPAN

  • NHK (Japan Broadcasting Corporation)
  • ニュース/政治
  • ¥0

 

そして、世界情勢を効率的にキャッチアップするには、やはり読書が一番。何冊も読む時間のない私がお世話になっているのは池上彰氏の「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ。コンパクトだけどかなり幅広い内容をカバーしているので最低限の情報を得るのにオススメ。この値段でこれだけの情報を得られるのはとてもお得です。現在シリーズ8まで出ています。 

本は週末まとめてガーッと読みます。この本は集中すれば1日で読めます。

 

世界で起きていることが実は私たちの生活に深く関係していることも多いのに、小さい子どもがいると興味関心がつい身近なところだけに行ってしまうんですよね。私も復職前は完全に関心は子どものことオンリーでした。今は忙しいなりに幅広く関心を持って行きたいと思っています。