旅人マイケルオズのニッポンひとり旅語り

全都道府県を巡り歩いた旅人が、ひとり旅で訪れた旅先の素晴らしさ、楽しいエピソードなどを紹介し、併せて旅の情報やノウハウも語っています

「全国神社お参り旅」愛宕神社~福島県会津若松市

今回の「全国神社お参り旅」では、福島県会津若松市愛宕神社を参拝いたします。

会津若松市は、戦国時代には伊達政宗蒲生氏郷が統治し、江戸時代に保科正之を藩祖とする会津藩があり、武士の歴史に彩られたまちです。愛宕神社は市街地から東山温泉に向かう途中の山麓にある神社です。

鶴ヶ城の残石を使った石段を上ったところに本殿があり、裏手には山が迫っています。奈良時代に玉泉と名乗る修験者が勧請したと伝わっており、御祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、月読命(つくよみのみこと)です。

神社の裏手にあたり、隣接する天寧寺の墓地の一角に「近藤勇の墓」があります。近藤は、幕末に会津藩お預かりとして京都で活動した新選組局長として知られ、墓所を建てたのは盟友だった副長の土方歳三だと言われています。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

ふくしまの旅サイトの愛宕神社紹介ページ

 

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「全国神社お参り旅」瑞山神社~高知県高知市

武市瑞山と富の墓

今回の「全国神社お参り旅」では、高知市の瑞山神社を参拝いたします。

幕末の土佐藩で土佐勤皇党の指導者だった武市半平太(瑞山)は、坂本龍馬ほどの知名度こそありませんが、先駆者として人々の記憶に残っている人物です。その武市が生まれ育った旧邸を見下ろす高台にあるのが瑞山神社です。

武市は藩の弾圧によって投獄され、明治維新を見ることなく切腹して果てました。明治になってから名誉回復されたのと共に顕彰する機運も高まり、御祭神に武市瑞山を祀る瑞山神社と瑞山資料館が建てられました。

神社の近くには武市の墓がありますが、その横には妻の富の墓が並んでいます。この時代の人としては珍しく、武市と富の墓石の大きさはほぼ同じくらいで、愛妻家だと言われていた武市半平太の人となりを示しているかのようです。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

高知市ホームページの武市半平太旧宅及び墓紹介ページ

 

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「全国神社お参り旅」湊川神社~神戸市中央区

今回の「全国神社お参り旅」では、神戸市中央区湊川神社を参拝いたします。

JR神戸駅から徒歩3分というアクセスで、近くには新開地という繁華街がある湊川神社。歴史ファンなら湊川の名を聞いて、即座に楠木正成公を思い浮かべるでしょう。正成公が足利軍との激闘の末、戦死した湊川の戦いの地でもあります。

御祭神はもちろん楠木正成で、大楠公として祀られています。正成公は知略に優れた武人として後醍醐天皇に忠節を尽くしたというだけでなく、智・仁・勇の三徳と誠忠節義の精神を後世に伝えた偉人でもあります。

神社の創建は明治元年でしたが、江戸時代には水戸黄門でおなじみの徳川光圀が大楠公墓所を建てたそうです。光圀自らが「嗚呼忠臣楠子之墓」と刻んだそうで、大楠公を崇敬する光圀の思いが伝わってくるような気がします。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.minatogawajinja.or.jp

 

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「全国神社お参り旅」多賀神社~福岡県直方市

今回の「全国神社お参り旅」では、福岡県直方市の多賀神社を参拝いたします。

かつては炭鉱の町として栄えた筑豊地区にある直方市。大相撲の名大関として人気だった魁皇(現浅香山親方)のふるさととして知名度を上げました。その直方市街地を見下ろす高台に鎮座しているのが多賀神社です。

創建時期ははっきりとは分かっていませんが、奈良時代の文献に「多賀」の文字が出てきているそうです。御祭神は国産みの神話でおなじみの伊邪那大神(男神伊邪那美大神(女神)で、健康長寿や縁結びなどのご利益があります。

神社の隣にある石炭記念館では、かつて日本の産業を支えてきた炭鉱の歴史を学ぶことができます。古い炭鉱内部の写真には、胸も露わに作業に従事する女性炭鉱夫も写っており、ちょっとビックリさせられましたね。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

tagajinja.net

 

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「全国神社お参り旅」大國魂神社~東京都府中市

今回の「全国神社お参り旅」では、東京都府中市大國魂神社を参拝いたします。

京王線府中駅を降り、ケヤキ並木を南に進むと大鳥居が見えてきます。鳥居をくぐってさらに参道を進んだところに、地域の方々が武蔵国の守り神として厚く信仰してきた大國魂神社があります。

起源は2世紀前半の景行天皇の御代にまでさかのぼるという由緒ある神社で、源頼朝の命によって社殿が造営されたといいます。御祭神は大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)で、素戔嗚尊御子神とのことです。

大國魂神社は幕末に活躍した新選組とも関係が深い神社で、近藤勇が宗家を継ぐ際の襲名披露試合を境内で行ったと言われています。また、土方歳三を描いた司馬遼太郎の小説「燃えよ剣」では、例祭の「くらやみ祭」でのエピソードが登場します。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

www.ookunitamajinja.or.jp

 

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「全国神社お参り旅」蕪島神社~青森県八戸市

今回の「全国神社お参り旅」では、青森県八戸市蕪島神社を参拝いたします。

岩手県北部の久慈市から太平洋を北上し、風光明媚な八戸市の種差海岸の最北端に位置するのが蕪島(かぶしま)。今は陸続きになっていますが、もともと離島だったのを戦前に旧日本陸軍が埋め立てたそうです。

島の入り口に赤い大鳥居があり、石段を上っていくと蕪島神社の社殿があります。創建は永仁4年(1296)で、江戸時代には南部藩が厚く保護していたといいます。御祭神として弁財天が祀られています。

蕪島といえば「ウミネコ」で、繁殖地として国の天然記念物に指定されているほど。3月から飛来し始め、繁殖のピークである5月頃には島全体をウミネコたちが覆い尽くしてしまいます。この季節に足を運びたいものですね。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

VISITはちのへの蕪島神社紹介ページ

visithachinohe.com

 

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「全国神社お参り旅」金崎宮神社~福井県敦賀市

今回の「全国神社お参り旅」では、福井県敦賀市の金崎宮神社を参拝いたします。

北陸新幹線福井県延伸によって、首都圏からのアクセスが便利になった敦賀市。パワースポットでもある神社では、気比神宮が有名ですが、若狭湾に面した金崎宮神社も縁結びの神様として人気スポットです。

神社のある金ケ崎は南北朝時代には新田義貞足利尊氏と激突した地であり、新田軍の旗頭だった後醍醐天皇の皇子の悲劇も語り継がれています。金崎宮では、尊良親王恒良親王を御祭神として祀っています。

境内には約400本のソメイヨシノが植えられ、春になると桜の名所としてにぎわいます。桜の小枝を男女が交換し、お互いの気持ちを伝えあう「花換え」にちなんだまつりも行われていますので、ぜひ訪れてみてください。

掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
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祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞

kanegasakigu.jp

 

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