今回の「全国神社お参り旅」では、福島県会津若松市の愛宕神社を参拝いたします。
会津若松市は、戦国時代には伊達政宗や蒲生氏郷が統治し、江戸時代に保科正之を藩祖とする会津藩があり、武士の歴史に彩られたまちです。愛宕神社は市街地から東山温泉に向かう途中の山麓にある神社です。
鶴ヶ城の残石を使った石段を上ったところに本殿があり、裏手には山が迫っています。奈良時代に玉泉と名乗る修験者が勧請したと伝わっており、御祭神は火産霊命(ほむすびのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、月読命(つくよみのみこと)です。
神社の裏手にあたり、隣接する天寧寺の墓地の一角に「近藤勇の墓」があります。近藤は、幕末に会津藩お預かりとして京都で活動した新選組局長として知られ、墓所を建てたのは盟友だった副長の土方歳三だと言われています。
掛けまくも畏き 伊邪那岐の大神
筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に
禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓へ戸の大神たち
諸々の禍事・罪・穢あらむをば
祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと
恐み恐みも白す。 ※祓詞
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