Aceh Documentarist Interview
2015年1月16日、アチェ学生監督のドキュメンタリーを見た。
国際交流基金らが主催、東南アジアのドキュメンタリストを対象にテーマ作品を公募、入選作を日本で上映する「Visual Documentary Project 2014」。今年のテーマは人と自然。
作品はネットで見ることができるようになるそうだ。
動画は、上映時の2人の共同監督のインタビュー。
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■作品
The Last Generation / 最後の世代
Directors' Interview
Directors 監督:Darang Melati Z / Riza Andrian
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■上映会
TOKYO / 東京
Date: January 16th, 2015
Time : 14:30-19:00
Venue: JFIC Hall SAKURA
日時:2015年1月16日(金) 14:00-19:00
場所:国際交流基金JFICホールさくら
国際交流基金アジアセンター・アジア映画研究会・京都大学東南アジア研究所
アチェ津波博物館
2013年9月5日、アチェ津波博物館を訪ねた。設計はインドネシアの有名建築家が手がけたそうだ。日本人にとってはいろんな意味で驚くところがある博物館だろう。
まず入館したら、真っ暗な下りのアプローチを下っていく。広くない通路だが、両脇を高い壁に挟まれ、そこに水が流れている。近代的ビルで見かけるような人口滝に両側を挟まれた通路。歩くとひんやりと涼しいが、真っ暗で、これは津波の中を疑似体験するコンセプトであるとわかる。厳粛な気持ちになるというよりも、私としてはかなり緊張した。暗いのと、水しぶきが気になり、撮影はしなかった。
その後、被災状況を紹介するコーナーを経て、映像にあるイスラム教にのっとったメモリアル施設へ入る。津波被災とイスラム教は、アチェで様々な関連づけが見られるが、ここではふれない。
その後が、いわゆる一般的な博物館展示である。メンテナンスが十分でなく、様々な体験機器などが壊れた状態だった。
地元の若者が記念撮影をしていたジオラマは、かなり露骨で、日本では認められないものだろう。
文化や慣習の違いをふまえて、この博物館の展示を見るべきだか、西海岸で取材した中年の地元の人でも、悲しみを思い出すので博物館には行きたくないと言う人がいた。
当たり前のことだが、絶対に正しい展示やメモリアルの方法があるわけではない。
※映像には、被災に関して露骨な展示内容も含まれますので注意下さい。
ガレキと言わないでほしい
2012年3月13日、気仙沼にあるリアス・アーク美術館を取材。学芸員の山内宏泰さんが多忙な中で応じてくれた。
被災者でない者にとって「ガレキではない大切なモノ」と言われてもなかなか実感できないかもしれない…そんな人にぜひ、山内さんの話を聞いてほしい。
【ガレキじゃないモノ_リアス・アーク美術館山内さん】
「いま私たち市民にできることプロジェクト」
東日本大震災における市民放送プロジェクト
http://dekiru.or.jp/