あなたがダメだからではない、不採用になる本当の理由。
就職や転職活動された人には、リクナビや毎ナビなどの転職サイトを使ったことがあると思います。 web上からログインして学歴や職歴を応募しても面接までたどり着けない経験があるのではないでしょうか?
不採用になるとつい、自分がダメだ、スキルが足りない、経験がない、など考えずに自己完結することもありますが応募者管理システムの存在を忘れてはいけません!!
新卒採用でも中途採用でも何百、何千通の応募が届きます。 ひとりひとりの履歴書をヒトの目で見て選別するのは物理的に不可能です。 企業ごとに一定の条件を設定して自動で採用の可否を決めてます。
大きく有名な企業であるほど応募者数も多いです。 自動判別ロボットの性質を理解することで、第一関門を突破!!
- システムに強い履歴書を意識する。 募集中の仕事内容に関連したキーワードをしっかり入れる。
- 募集している職種について「ちゃんと読む」「理解する」
- ささるキーワードがいくつも書かれているはずなので自己PRにも入れる
- 特に動詞や、必須スキル、歓迎スキルに近い知識エリアについては書く
- 誤字脱字は厳禁
- 結果や行動に対して数値を入れる(具体的にする)
しっかり見てくれている会社もありますが、web応募で不採用が続いた場合は試してみる価値があると思います。
新規事業の評価基準
レベルA:メンバー視点での成功
サービスの善し悪しとか、売上とかスケジュールは全く関係無く。
担当した作業別での目標が健全に達成されたか判断。
レベルB:管理、計画視点での成功
一般的なプロジェクト管理の目標達成。品質、コスト、納期が仕様通りに作られてサービスインした段階で成功。サービスの善し悪しは関係無い。
極端な話、どんなポンコツサービスで他のメンバーが疲弊しても達成可能なイメージ
品質、コスト、納期の計画と達成のみに絞った目標値の達成。
レベルC:プロジェクト視点での成功
ここも売上とかは関係無いがサービスなどプロジェクトが提供する価値が認められれば成功。
レベルD:ビジネス視点での成功
売上になりますね。
レベルE:将来的な視点での成功
将来的に新たな可能性や価値を生み出せれば成功。
会社によって色んな評価基準がありますが、サービスを作るだけでもかなり難易度が高いのにあたかもできるのは当たりまえのように評価するのは厳しいと思いますので勝手に色々参照しながらまとめました。
新規プロジェクト スケジュールとサイクル
Phase1. アイデアの検証
20日/trello、chatwork対応/3名
- - 市場調査 - ユーザーヒアリング
- - ペルソナ・シナリオ検討
- - 事業計画
- - ビジョンの共有
備考:優先順位は付けない、ドンドンやる
Phase 2. MVPの開発と検 証
30日 /trello、chatwork対応
-  - MVPの設計・制作・検証 
- - ペルソナ・シナリオ見直し
- - UXの期間ごとの企画検討
- - KPI設定 - 事業計画見直し
- -事業計画見直し(フィージビリティ)
Phase 3. アルファ版の開発と検 証
60日 /管理をbacklogへ移行
- - α版の設計・制 作・検証
- - ペルソナ・シナリオ確定
- - UXの期間ごとの企画検討
- - ユーザー獲得コスト計算
- - LTV × 計算
- - 事業計画見直し
備考1:価格調整は最終手段
備考2:コツコツ行きましょう、効率化はあと。
仕事を任された時に確認すべきこと
ちょっとした仕事を任された時やプロジェクトの担当者となった時に確認すべき点のまとめです。 期日になって「全然ダメだよ!」とならないために事前に決めておくべき点やその背景を把握することで確実に仕事を完了させるための10か条。
1. 成果、ゴールは何か? 目的を把握しましょう。
・任される上で何をやるかが不明確
なので、あなたの責任感と判断力を信頼してお願いしていることを理解しあげてください。その上で要望をヒアリングして何を最終的なゴール、成果とするか決裁者と合意してください。ここが全てといっても間違いは無いのでとても大事な一歩です。
目的は何か?
何でやっているか?
どの程度のレベルが求められているか?
具体的な数値目標や、どんな成果物になるかはゴールや達成までの工程を細かく分解しないと決め辛いので持ち帰って改めて提案してください。 期日間際でもう少しがんばって欲しいなどの無理難題を回避できます。
2. 納期の確認
・納期厳守
イイワケなしです、確実に守りましょう。 どんなに深夜作業になってもイイワケを考えないで達成させる事だけを考えて1分1秒使いましょう。 イイワケを考える時間はムダです。 イイワケを作って自分を正当化すると自己中心的な考えになって今後どんどん他メンバーに迷惑がかかりますので許容しません。
・納期が無いモノ(いつでもいいよ系)
優先度が低いので優先度が上がるまで他の事を優先してやるべきと提案する。
・それでもやって欲しいと言われた場合
となれば、何故か? 任された作業の背景が見えてくるので理由が自然と共有される。 やりましょう。
・それでも理由が無い場合
それでもやって欲しい場合は、そう思ってる人がいるのは事実なので相手の為にやってあげてください。
・指定の納期間に合うか分からない場合
4. WBS を参照 を参照
ココまできたら後は自分次第、イイワケ無しです。 ガンガン進めていきましょう。
3. 週1回の.進捗の報告は絶対
任せた方も進んでいるか気になるし、任された方も間違ってないか気になると思うので週1回は進捗状況と今後の予定について共有しましょう。 メールでもいいですが、毎回「いいよ〜」 という軽い返事になっている場合は危険なので5分でいいので時間をもらいましょう。中でも成果とゴールの合意、目的などは大事なので時間を作って聞き出しましょう。
4. WBS(作業分解)Work Break down Structure
納期とゴールは決った。 ではどこから、何をすれば? と思うはずなので仕事やゴールまでの工程を分解して課題化しましょう。 例えば下記の場合、
目的:アンケート調査の結果、中途社員が大半を占める組織構成なので会社としての一体感が無い状況を改善したい。 業務効率と協力関係を強化できる施策、企画を考えて欲しい。(予算は300万、2015年の2月1日までには実施したい)
レベル:一時的な改善では無く、継続性のある企画や施策でお願いします。
穴だらけでOK!! 思いついた事からガンガン書きましょう
社内旅行を計画してメンバー間のコミュニケーションが活性化するような仕組みを全員で体験することを提案する場合:
・旅行の後にコミュニケーションが持続する仕組み
Lいろんなメンバーが在籍している中で参加したくなる仕組み
L参加するとこんな楽しい事があるを定時する(直接的なメリット)
L旅行の後どう、持続させるか?
・旅行会社の選定
L旅行会社に発注
L予算の確認
L連絡など担当者の選任
・日程の共有
L企画を共有する日
Lいつ行くかの共有
L出席の確認期限や方法
・役割分担(企画段階、旅行中、旅行後それぞれ)
・全体予算の管理
・アレルギーなど食べられないモノはないか? 健康面での注意点
Lアンケートを取って確認
Lアンケートの内容を調べる/旅行会社からもらう
Lいつまでに必要か旅行会社に提出期日の確認
・交通手段
L集合、解散場所の確認
L当日行けなくなった場合、遅れた人がいる場合どうするか?
L交通費の負担はだれがするか?
など、書き出して直ぐできるレベルまでどんどん細分化していく。 一気に全部はできないのでできるかぎりやって実行、再度やって実行と繰り返して課題を消化。
※課題に無い事は絶対にやらないし、させない。
5. 優先順位
■目的/ゴールに関わる課題
・何のためにやっているかの確認や、企画の方針にズレが無いかなどは決裁者の合意が必要です。 また、今後発生する様々な問題をどう解決すべきかの起点になる要素なのでとても大事です。 どう解決するか選べない問題へも目的に合致しているかで判断することで、企画メンバー間の方向性を統一します。 目的の建て方のコツは無いですが、何度も何度も自問自答してズレが無いか確認してください。
今とゴールの間で大きな通過点を見つけます。 今回の場合ですと、目的とゴールの設定、旅行会社への発注や社内メンバーの出欠確認、出発1週前の最終確認などです。 2月には実施が必要なので
9月:目的のゴールの合意
10月:社内共有
11月:旅行会社への発注と出欠の確認
1月:出発前チェック
2月:出発!
3月:企画チームの打ち上げ!!!と反省会
最後に資料としてのまとめと決裁者への報告、オツカレサマデシタ!
・社外の人の承認が必要な事/確認が必要な事
・会社で決められる事/確認が必要な事
・社内メンバーで決められる事/確認が必要な事
・自分で決められる事/確認が必要な事
基本的には自分から離れている人とのやりとりほど、進めるための時間がかかるので優先順位を上げて先に消化しましょう。
6. 途中で壁に当たったらどうしよう?
相談しましょう。 問題を整理して、自分の方針を伝えてそれが良いか悪いか、改善の余地はないかを決裁者に相談しましょう。 はじめる前は分からないことだらけなので、無理に問題を先伸ばしにすることはお互いにとってマイナス。 相談すれば状況は共有できているので前に進まない責任を決裁者とも共有もできるし、いいこと尽くめ!
7. 過去の事例を参照しよう
やる事は違っても、過去に同じ事をやった経歴も参考にしよう。 スケジュールの変動や予算の決め方など、参考になる事例を探した方が全体を見渡す視野を確認できるので期日ギリギリでの漏れや問題を防げます。 無い場合はあなたが1番目! 今後の人のために記録しましょう。
8. 他の人への依頼
自分と同様に、上記手順を厳守させましょう。 また、自分の課題を消化するより依頼することを優先しましょう。
9. 振り返り
いいとこ、わるいとこ、思い通りに行かなかった事を今後の人のためにまとめましょう。不安、疑問に思った事はコレから取り組む人も同じように感じるはずです。 記録に残すことで参考になるのでみんなのために記録を残しましょう。
10. どんどん任される人間になろう!
基本的な流れはどんな事業も、旅行企画も同じです。 関わる人や専門分野の有無などに差はあるけれど、やればやるほど確実に精度は上がりますので失敗を恐れずにジャンジャン任されちゃいましょう。