Dear






頭の中で聞こえる君の声が
今も私の心を揺さ振る
記憶の中で 君はいつでも
優しく微笑んでいるよ
あの日 帰る 途中 君と 二人
笑い ながら 手を繋いで
ずっと ずっと こんな 時が
続くと 思っていたのに
君が 最後に 言った 言葉
「今までありがとう」が
ずっと 鳴り止まないんだ…
逢いたくて 逢いたくて
声にならない声で
君の名前を呼び続ける
悲しくて 苦しくて
独りの夜が怖いから
夜空見上げて
君を探してる…
君がくれた指輪を
今もしてるよ
これが二人の
最後の絆だから
遠い遠い世界で
君は今も
指輪を付けて
くれているの?
いつか (いつか) 君に 伝えたいと
思っていた 気持ちは
ずっと (ずっと) 私の心の中に
眠っているままで
どこかで私を見守る君に
届くように 私は
この歌を 歌うよ…
逢いたくて 逢いたくて
声にならない声で
君の名前を呼び続ける
悲しくて苦しくて
独りの夜が怖いから
夜空見上げて…
大好きな 君の事を
ずっと忘れないよ
移り変わる
景色の中でも
最後まで言えなかった
この言葉を君に送るよ
君の事をずっと
愛しているから…

貴方に花を 私に唄を





名前なんていらないよ
君が呼んでくれないなら
鈴のように 鳥のように 雨のように
風のように 草のように 海のように
星のように お湯のように 袖のように
本のように 猫のように かぼちゃのように
そんなふうにはなりたくない
そんなふうにはなりたくないよ
いつか崩れてしまうなら
今壊してしまって
自分のものにしてしまいたいよ
いつか壊れてしまうなら
今捨ててしまって
自分から捨てたんだって
名前なんていらないよ
君が呼んでくれないなら
名前なんていらないよ
君が呼んでくれないなら
名前なんていらないよ
君が呼んでくれないなら
名前なんていらないよ
君が答えてくれないなら
最後に花を貰ったのはいつだろう
最後に花を贈るのは誰だろう