最近は新しい趣味として、レザークラフトをはじめた。
いくつかつくったので、記録としてブログに書いておこうと思う。
きっかけ
じゃらんでたびたび期間限定ポイントがもらえる。もらうたびにサウナに行くのが定番になってたんだけど、たまには他のことにしてみようと思い、リストを見ていると「レザークラフト体験」がいくつかあった。
小銭入れがつくれるらしいので、ものは試しと一人だけど行ってみることにした。これが2月頃。
せっかくだから予習しようとYouTubeでレザークラフトの作成動画を見たりして迎えた当日。やってみると意外と簡単だった。
「手先が不器用」という自覚が以前からあって、こういうハンドメイドとかほとんどやったことがなかった自分にとって、"自分で手を動かしてモノをつくる"というのは新鮮な体験だった。
また、体験した工程が全体のほんの一部(バネホックをつけただけで、革を切ったりしてない)というのも、「もっとやってみたい」という気持ちに拍車をかけた。
下準備
それからもレザークラフトの初心者向けの動画を見たりしていた。今はYouTubeで勉強できていい。以前なら本を買うなど、始める前から出費がかかるが、事前に色々学ぶことができる。
また、材料や工具もネットで買える。レザークラフトでいるものは、どこでも売ってるようなものばかりではない。昔なら、材料ひとつ手に入れるにも、遠方まで足を運ぶ必要があったかもしれない。
続くかわからないことだったので、YouTubeの初心者向け動画を見ながら最低限必要なものを吟味し、Amazonや楽天市場でひとつひとつポチっていった。
レザークラフトに必要なモノ
革
ネットで購入できる。Amazonより楽天市場の方が色々売ってる。ハギレが1,000円前後くらいから購入可能。
茶色のハギレを購入した。
バネホック
パチっと止めるやつ。スナップ。
Amazonで4色セットになってるのを購入した。
打ち具もついてる。
トコノール
革の断面やざらざらした面に塗るやつ。
なくてもいいかな?と思ったけど、買っておいてよかった。ケバケバするのを抑えられる。
ネットだと定価より高い。
メルカリで小分けにして売ってるのがあったので、そちらを購入。
工具類
- カッター
- カッターマット
- 定規
- ハンマー
- 紙やすり
- 目打ち
- 穴あけ道具
これらは家にあったり、ないものは100均で買った。
目打ちと穴あけ工具はたぶんなくてもなんとかなるが、うちにあったので使った。
穴あけ工具はこういうやつ。
これ便利で助かったけど、なくてもバネホックの打ち具の中にも穴あけ用打ち具が入っている。
最初に用意したのはこれだけで、以下紹介するつくったものはこれだけでつくっている。
ほかにカシメやレザー用針とロウ引き糸、コバ磨き用のスリッカーやガラス板なども挙げられるが、とりあえずつくってみる段階ではまだ不要と判断して買い控えた。
意外と予算かけずにはじめられる。
これまでの自作品
最初に興味を持ち始めてから約1〜2ヶ月。材料は揃っていたけどなかなか腰が重くて手をつけなかったが、あるひまなときに思い立ってやってみることにした。
初日からいきなり3つつくれた。
左からキーホルダー、三角小銭入れ、コードクリップ。
どれも革をカッターで切り、バネホックを取り付けるだけでできる。(キーホルダーの部品は100均で購入した)
トコノールはとりあえず手で塗って、切り端の革で擦ってコバ磨きした。これだけでもけっこう完成度が違う。
次につくったのはこれ。
小物入れ。思ったより小さくなってしまった。
この辺からネットで革製品を検索して、それを参考にいくつか設計を考えるようになった。これがまたたのしい。自分好みのデザインや機能性を追求できるのは、自作のよさだ。
これは折りたたみ財布。小銭と四つ折り紙幣が入る。3cm×12cmくらいで、ズボンのポケットに楽々入るサイズだ。ただ、バネホック分横幅が長くなってるので、まだ改良の余地がある。
シンプルなキーケース。四角の革に2点穴を開けただけ。
よく市販であるキーケースって、折りたたんであってスナップがついててと、鍵を出すまでに時間がかかりそうで不便そうだなと思い、これまで裸持ちしていた。
これだとポッケから出して軽く振ってやるだけで鍵が出てくる。
キーホルダーその2。さっきのより小さくした。好みのサイズでつくれるのは便利だ。
現在の最新作はこれ。小銭入れ。
切り込み同士を繋げることで縫わずに繋ぎ止める方法を知ったので、それを使ってつくった。
中はこんな感じ。
小銭と四つ折り紙幣が入る。4cm×10cm位と非常にコンパクト。
ほんとは二つ折り紙幣が蓋に沿うようにしたかったのだが、いざつくってみると設計通りにいかず、現物あわせで改良した結果この形になった。これはこれで気に入っている。
つくったものが手元で貯まってくると、似たようなものをつくるモチベーションがなくなりそうので、つくったもののいくつかは、さっそく人にあげた。
どうやら喜んでもらえたようで嬉しい。
自分がつくったものを誰かに使ってもらえるというのが、嬉しいものなんだなと知れたのもいい経験だった。
これから
すこし手を出してみてはすぐ飽きる、ということを繰り返してきた自分にしては、今回のこれは思ったより続きそうな気がしている。
なので、新たに革や道具を追加購入した。
temuという海外通販サイトで安く色々買えたので、今後はそれも使ってできることの幅を広げていきたい。
とりあえず今は、次の海外旅行までに納得いく小銭入れをつくりたいと考えている。