ロードバイクが好きになった中年の日記

中年になってロードバイクに目覚めた記録です。URLは愛嬌です。

故障との付き合い

今までの故障は、腰がほとんどでした。昔からの古傷で、だいたい対応法や予防法は分かっていて、危なくなる感覚もあります。が、今回は違いました。右股関節周りの筋・筋肉を傷め、右足を内旋すると痛みがでました。これは意外でした。暖冬だったこともあって、1月2月は調子に乗って攻めた走り方をしてました。腰が全体的にハリがあって、股関節周りのストレッチをして背中側をケアしていたが、表側にきていました。

痛み方は、骨・関節系ではなく、筋・筋肉系な感じでしたが、今まで場所が違うので近所の整形外科に診察してもらいました。レントゲンを撮ると骨盤の高さに左右差がありました。今回が原因で左右差がでたのか、もともと左右差があって故障になったのかはわかりません。が、パワー、パワーフェーズ、ベクトルは左右差があるので、骨盤の高さの差がもともとあるようにも思います。ちなみに、骨盤の高さの差を整えるストレッチももYoutubeにはいろいろと出てきます。痛みが落ち着くまでは大人しくし、動けるようになってからリカバリーレベルのトレーニングメニューにし、痛みが出たら即終了としてました。

追い込みをかけた後のケアはお座なりになっていました。以前よく利用していたスーパー銭湯で温水・冷水の交代浴やっていたのですが、塩素がきつく、折角銭湯に行ったのに自宅でお風呂に入ることが馬鹿らしくなり、遠のいていました。久しぶりに炭酸温泉にはいると、むくみや筋肉疲労がたまっていたことがよくわかります。

1か月程経って8割ぐらいまで戻ってきたので、有酸素運動のメニューができるようになってきました。

シーズン始まる前なので不幸中の幸いだったり、怪我したところは強くなるということを信じて。そうでなくて他も弱ってきた?

やっぱりペダリングと体幹 ー自分の整理ー

ロードバイクはPWRが高いほど有利なので、ダイエットやパワートレーニングといったことに100%注目してました。この2,3年はPWRがあまり変わらなかったり、いろんな方と走るようになって、PWRだけでなくフォームやペダリングといったテクニック面も重要で、今では50%ぐらいがテクニック面(レース中のメンタルや頭の使い方含む)と思い始めています。体がアウトプットした力を直接伝えるペダリングは、まだまだ改善の余地が大きくありそうです。

ペダリングのスキルに関しては下記の3動画がわかりやすかったです。フランキーたけさんの動画は、感覚・スキルを極めるにはどうするのかといったときに見ます。初心者の方にむけた動画もありますが、いつかフンフン、そうそうと言いながら見たいです。

STAFF KNTの自転車塾!!さんの動画。ペダリングを意識し始めたり、感覚をつかんでみたいというタイミングかなと。

www.youtube.com

・MihoCさんのペダリング(再掲)。同じくペダリングを意識し始めたり、感覚をつかんでみたいというタイミングに、少しハードに。

youtu.beシモジマンさんのペダリング(再掲)。さらにハードに。

youtu.be・フランキーたけさんの動画。ペダリングを極めるために。

www.youtube.com

そして、ペダリングのスキルとパワーそのものを上げるために、関節の可動域、柔軟性、体の使い方といったフィジカルの基本とレベルアップには下記3動画になるのかなと思ったりしています。

・股関節、肩甲骨の柔軟性であったり、上半身と下半身の連動であったり、トレーニングやケアのベース

www.youtube.com

腸腰筋などフィジカルトレーニングのヒントを得るために

www.youtube.com・股関節の柔軟性であったり、体幹だったり、ケアだったり・・・、意外と近いロードバイクとバレエの関係

www.youtube.com

人間の体としてのパフォーマンスはとっくにピークを過ぎてますが、こういったテクニック面でPWR上がらないかな・・・。

暑さに強い人、寒さに強い人-もしかしてミトコンドリア?‐

暑さに強い人と寒さに強い人がいます。オリンピック等のマラソンの選手選考でも、暑さに強い選手を代表にしたといったようなことを聞きます。ロードバイクでも、ツールドおきなわに強い人は暑さに強いし、ヒルクライムが強い人は寒さに強い(山は気温が低い)。

私自身は2022年シーズンまでは暑さに強い方でした。夏の筑波8耐では割とひょうひょうとしてました。海水浴やサーフィンでにぎわっている134号線を茅ヶ崎まで原付バイクと競争しようとしたりなど、暑い中熱くなるのを面白がっていました。季節が進み11月終盤から動けませんでした(というか動きたくない・・・)。6月の富士ヒルですが、ヤビツの2倍のタイムという目安よりも若干速いタイムです。気合が入ってたり、コンディション整えていたりということもありますが、涼しいので体温上昇が抑えられています。

2023年の富士ヒルの深層体温と気温。後半40度近くなってもタレなかったのは、気温が10度あたりで冷やせられたからかもしれません。

2023年夏の筑波の深層体温と気温。これは2時間過ぎてきつかった時。

ですが、2023年シーズンが特別猛暑だったということもありそうですが、夏の筑波では、パフォーマンス落ちました。6月のニセコを終えてから、燃え尽きたこともあって、いつもより少ない練習量でした。

有酸素運動のパフォーマンスを上げるには、ミトコンドリアの質と量を上げることがポイントとなるそうです。ミトコンドリアは寒い中にいると増量するときいたので、真冬にも外で走るようにしました。もしかしたら、寒さで活性するミトコンドリアが増えたのかもしれません(これは妄想)。一方で温めてもミトコンドリアは増えるようです。暑熱順化であったり、ヒートトレーニング(関連はこちら深層体温センサー導入 - ロードバイクが好きになった中年の日記)でも、ミトコンドリアが刺激されているのかもしれません。もしかしたら、寒い中もしくは暑い中でトレーニングしたかで、ミトコンドリアの活動の得意不得意、種類が変わり、これが暑さに強い人、寒さに強い人を分けているのかもしれないという大妄想をしてしまいました。深層体温のデータからわかるのかな・・・。

こんなことを思いついたのは、この番組で、ミトコンドリアはまだまだ謎が多いそうです。ここでもミトコンドリアを増やすには、結構しんどいメニューをするっと紹介されてました。はぁー、そうですよね・・・

www.nhk.jp

手を出せない種目

これはムリという種目はいろいろありますが、”ブルべ”、”シクロクロス”、”MTBダウンヒル”の3種目は最上級でムリな種目です。

・ブルべ

200km(頑張れば300km?)までなら1日で、ロードレース的なペースで走れば到達できそうに思います。が、ブルべによっては400、500、600kmととんでもない距離を走ります。その分制限時間も長くなりますが、数日間徹夜(少しの仮眠)で走り続けます。1日の徹夜であれば、とても気合を入れれば何とかなりますが、2日以上はムリです。

シクロクロス

真冬がシーズンで、極寒の中泥まみれ砂まみれになります。走った後、泥や砂を落としますが、お湯でしないそうです。半端ない負荷なので水かぶりたくなるらしいですが、やっぱり駄目です。

MTBダウンヒル

これはスキーの直滑降です。スピードスキーです。何かあったらタヒにます。ニセコ・おきなわでは何かがブチっといって下りますが、ちゃんと舗装された道路で、岩は転がってません。

”食わず嫌い”で、やってみたらハマるのかもしれません。こういった手を出せないことに夢中になっている方には敬意です。

 

2018年4月みちのくへたれ旅 (微妙に長いです)

かれこれ6年前に長い休みがとれたので東北地方をライドしました。当時の思いとしては、311で何もできなかった自分にやるせない気分が続いていて、あらためて現地を見たかったのです。一方で、きつい登り坂、トラック、ダンプカーに追い越されるときにいくらか感じる恐怖といった現実に戻されながらライドしました。二泊三日で430km、獲得標高4,300m。当時はやった感満々でしたが、今となっては・・・。

当時の相棒は、初めて買ったロードバイク”Specialized Tarmac”。癖がなく乗りやすかったです。

福島駅からスタート

松島の手前で休憩

松島

石ノ森萬画館

入口の一コマ。開館前だったので記念撮影して終り。ある意味改造してほしいwww

とりあえず愛車と記念撮影。改造される前に退散

大川小学校跡地の裏庭。津波の最高到達点の表示

大川小学校跡地に到着したとたんに涙が溢れだし止まらなかった。ご冥福を祈ることしかなかった。いろいろ言葉を考えていたが、何もなかった。写真はこれ一枚しか撮れなかった。裏山に避難した人もギリギリだっただろうし、厳しかっただろうと思う。

南三陸町防災対策庁舎周辺

三陸さんさん商店街。無粋なことに冷やかしてしまった。確か対面の711で昼御飯食べた。

陸前高田の奇跡の一本松。既にモニュメントになってた。

やなせたかし画「ヒョロ松君」

高台に移られてお年寄りの方は生活は不便そうに感じました。悲しいことばかりでしたが、ちょっとしたスペースで、親子でテニスしている光景はなんかほっとしました。

ゴールの仙台駅。天気が持てば福島駅まで行きたかった。

三陸地方はアップダウンが厳しく80km超えると心折れそうになりました。若干補給食を持っていましたがコンビニ密度の感覚は危険でした。やはりコンビニは便利で本当に助かります。

北上大橋を渡り立派な橋に感動したものの写真を撮らなかった。これまた自分の無粋さを反省するばかり・・・。

のんびりしたくなったら、こんなライドするのもいいな。その時はもう少しイキでありたい・・・。

少し真面目に(呆けの道も一歩から、呆けの細道、ほうけもの・・・)

なじみの床屋さんで、いつもの方に散髪していただいてます。ほぼ同学年で、家族構成も同様で、ジジイトークに花が咲きます。ふと、”頭、体が動けて、こんなふうに遊べる時間も減ってるね・・・”といった話題になり、ハッとします。そう、今しかない・・・。この年齢まで、ここまでどっぷり、あわよくばさらに速くなろうとしています。ちなみにその方は、カブバイクでレースをされてます。

こういったことに勇気づけられるのが、これまた同年代の高岡さんや筧さんをはじめとした存在です。特にお二人はアマチュアトップをまだまだ続けられています。いつか同じ集団でご挨拶できるようになりたいなと夢見てます。また、先輩の方々もお変わりなく鍛錬されています。ということで、まだまだ呆けます。

足の皮にもたどり着きませんが、この漫画の主人公が追い続ける姿勢はこんなところでしょうかwww。

www.shinchosha.co.jp

そろそろタイトルのかえ時が近いか・・・

帆船日本丸好きだなー。

シモジマンさんのペダリング

シモジマンさんのYoutube↓からペダリング体幹を使った走り方がとても参考になりました。

youtu.be

おきなわの後、裏ヤビツ、尾根幹などいつものコースを走ると、いつもよりパワーを出せてたり、登った後も少し動けるようになってきました。前太ももなど体の表側の筋肉を使っていましたが、ハムストリング、殿筋を多く使うようになってきました(走った後の筋肉痛・ハリの場所が変わってきました)。特に腰周り(へそから太もも付け根あたり)ができてきた感触です。シーズン始まったころから少し感じ始め、股関節・肩甲骨回りの柔軟性や体幹を意識し続け、徐々に改善してきたように思います。今シーズンの有酸素運動能力はキープでしたが、表ヤビツ、富士ヒルでベストを出たのは、こういったところで体の使い方が変わってきたようにも思います。”坂に強くなるには坂を登る”のがいいそうです。いよいよパワートレーニングを始めるタイミングが来ました。しかし厳しいメニュー・・・涙。