同じ目線に立つ

顧客と、今、もっと向き合わなければ。

という気持ちになっている。

 

直近、立憲民主党が枝野さん人気で躍進した。

勝つために手段を選ばず、

希望の党に行った人たちが結果支持されず、

筋を通したように見えた立憲民主党が人気になった構造なんだろう。

ただし、これはやはり権力機関である自民党あって成立するものではある。

ポイントは、敵を外に作ったということだろうか。

みんなが嫌いそうな権力、強権。に対して、

かつての民主党のように、国民への目線を徹底して勝った。

ここまでの流れを読めてはいなかったんじゃないかと思う。

 

一方で、小池さんは流れを作り出そうとしすぎた。

見え見えだった。

あれだけの人気を得ていた小池さんは、

二足の草鞋とはなんたることか、

上から目線で廃除とはなんたることか、

ということで、みるみるうちに人気を失っていった。

勿論、築地をダラダラとやったこともベースとして大きい。

 

非常に移ろいやすい民意、とも読めるが、

やはり、わかりやすく自分たちの味方である、

と宣言されると、人はついていきたくなる。

 

これは政治家だけではない。

サービスや経営者もそうなんだろうと思う。

 

これまで、データと分析を使ってきたが、

もっと味方であることをわかりやすく伝える、ということに対して、

もっと意識を持つ必要があるのかもしれない。

 

少なくとも弱者は、

上から目線でドヤってやるのではなく、

同じ目線で、味方になることを伝えなきゃいけない。

 

サービスを使い続けてくれてありがとう。

自分たちは、もっとサポートしたい。

そういうことを、ベタにやり続ける。

 

支持者を増やす、ということ。

顧客志向というのは、顧客を分析するのとは、

まったく別物である。

 

顧客に感謝をして、顧客に引き続き支持してもらう。

そして、自分たちなりに何がしたいのか。

それをもっと強く気持ちを持つ。

 

そういう気持ちを伝播させていく。

その上でやり方とかは、データや分析を使えばいい。

 

それよりもっと大事なのは、

お客さんと同じ目線で、ということ。

それが顧客志向。