外国人のお客様とのアポ
最近、外国人のお客様をご紹介いただくことが多いのだけど、外国人の方とのアポは、なかなか予定通りには進まない。時間と場所を決めていたとしても。だから充分余裕を持ったスケジュールにしておかないといけない。
今日は、どうしても17時までには保育園に娘のお迎えに行かなければならなかった。
アポは「昼過ぎ」の予定だったが、なんだかんだで実際に会ったのは15時過ぎだった。そこから2つの案件をこなして、終了したのが16時20分。保育園までの移動時間も考えるとかなりギリギリだった。なんとか17時のお迎えには間に合ったが、肝を冷やした。
こういうこともあるからあまり安請け合いはしない方がいいのだけど、外国人はお金にシビアだし、古物ではそこまでの価格を求めにくいのもあるし、価格設定はなかなか難しいところ。まあ、その後のお仕事の紹介にもさらに繋がっているから、良しと考える。
より少ない時間でより高い価値を提供できるように、スケジュールの組み方や時間の使い方を工夫していこう。そう感じた1日だった。
雑感
人間とは弱いものである。楽な方、楽な方へと流されてしまう。
ある人に言われたのだけど、自分は「流しのヴァイオリニスト」のような性格の人らしい。その日の食いぶちさえあれば、あとは音楽に興じていれば幸せなのだという。
将来を見通すこともせず、刹那的な快楽に溺れる。
いざ、危機が訪れれば、その時は動き出すだろう。
でも、そうなる前に何とかしたい。
試行錯誤していこう。
モチベーション、タイムマネジメント、タスク管理、スケジュール管理、問題解決、目標達成術、、、、。
色々な「自己啓発系」の本に触手を伸ばし、つまみ食いしてきたが、どれも続かない。
一番印象に残り、指針となっているのは「7つの習慣」だろうか。
しかし、それにしても、なかなか実践するのは難しい。
起こる出来事や現在の結果を「すべて自分の招いたこと」「自分の手中にあり、自分で変えることができるもの」ととらえることができているのはよい。
セルフイメージの書換えが当面の関心事だ。
相続と人生観の小話
相続の仕事に携わっていると、「世代の交代」ということについて考えさせられることが多いです。
相続によって引き継がれるのは法律上、基本的には財産だけです。
しかし、一人一人の人生には一人一人の「色」というものがあって、直接目に見えるものではないけど、親世代が経験上培ってきた「言葉では表せない何か」をひっくるめて子世代に引き継いでいくような感覚を強く覚えます。
ま、必ずしも相続人が子世代になるわけでもないですが、それでも人の死はその家にとって大きなターニングポイントになります。
自分の死を意識したことのある人というのは、そう多くはないかもしれません。
もし自分が死んだら、何が残るでしょう?
よほどの人でない限りは、忘れられていくことになります。
寂しくもあり、だからこそかけがえのないものなのかもしれない。
一人の人生というのは、長い人類の歴史の中ではほんの一瞬の瞬きに過ぎません。キラッと光る流れ星のような、瞬間的に鳴り響くファンファーレのような。
我々は「生まれ、響き合い、消えていく」一つの交響曲を奏でているようなものです。一人一人時間差で音を紡いでいくのです。
その音楽のフレーズとフレーズの繋がりをスムーズにするのが「相続」なのかな、と。
…ちょっと強引な着地でしたかね?(笑)
とにもかくにも、相続という業務の魅力は世代と世代のバトンタッチを円滑にする役割を担わせていただくということや、人生の大先輩から経験「知」を学ぶ機会をいただけるということです。
弱冠37歳の自分にはまだまだ達観することのできない話ではありますが、儚いからこそ愛おしい一瞬の人生を悔いなく歩んでいきたいと思います。
行政書士の仕事
昨日は千葉県庁に行き、今日は東京都庁に来ています。
解体工事業者登録申請のためです。
家を壊したりするのを業務として請け負うには、各都道府県から解体工事業者として登録を受けなければなりません。
その手続きの申請書類作成と提出を代行するお仕事でした。
行政書士の仕事は多岐にわたりますが、このように会社が営業活動をする上で必要となる許可等の取得サポートというのが大きな業務の柱です。
役所に聞いて自分でやれるから、わざわざお金を払ってまで頼む必要もない、という人ももちろんいます。
それも一つの考え方です。良いと思います。
ただ、とかく法律が決めたルールというのはややこしくてわかりにくく、1人でやろうとすると大変な手間と労力がかかることもあります。
そのようなコストをかけるよりは、専門家にお金を払って、その分の時間を本業に費やした方が良いと考える人も多いでしょう。
「時間」こそ大切にすべき経営資源です。
今回の解体工事業者登録申請もそうですが、郵送での申請ができず、直接窓口に持参しなければならないものもあります。
ちょっとしたことを間違えていたらまた出直しですから、なるべく一回で済ますためにも、私ども行政書士を使ってもらえたらと思います。
行政書士の仕事は、直接的には許認可の迅速確実な取得であり、言い換えれば、経営者に「時間」という経営資源の節約をもたらすことだと考えます。
これが最低限の提供価値。
自分が心がけているのは、さらに一歩進めて、専門家の知識・人脈などをフル活用して、さらなる経営改善の提案までできること。
そのために私自身が学ぶべきことはまだまだたくさんあるなと思います。
と、記事を書いている今は、都庁の「東京都都市整備局市街地建築部建設業課」(長っ!)というところで申請のための待ち時間中なのですが、まだまだ自分の番になりそうもありません。かれこれ30分以上経ちますが、番号札の数字はちっとも進まず後5人くらい前にいます。
諦めてできることを探すしかないですね…^^;
1つのことをやるということは、他のすべてのことをやらないということ
たくさんのタスクに追われると、どうしてもあれもこれもやらなきゃ、と考えてしまう。でも、一度に全部はもちろん、できない。
朝、一日の始まりに今日やるべきことを列挙する人は多いと思う。
そのとき、一番重要なものを1つだけ選んでみよう。
とにかく大事な最優先の1つを決める。
そしてそれをやっつけることだけに専念する。
それをやり終えたら、次に専念することを1つだけ決める。
この方法は1つ1つのタスクが重たいときに特に有効だ。
「重たいタスク」とは、時間がかかったり、やり方がわからなかったり、気が乗らないもののこと。
全エネルギーを1つのタスクに注ぎ込む。
当たり前のこと、と思うかもしれないが、意外とスパッと割り切るのは難しいものだ。