山野2016まとめ

リズムの服がお揃いじゃなくなって自由なアロハになったので、「明治BS、ロスガラ、日大リズムをセクションごとの服装で見分けろ。【山野初級】」みたいな問題出せそう
同様に「メンバーの服装とスタイリングだけで慶應ライト・同志社サードハード・青山ロイヤルを見分けろ【山野中級】」「メンバーの服装とスタイリングだけで早稲田ハイソ・京大ダークブルー・立命館を見分けろ【山野中級】」とかもできそう。
【山野上級】になると「セッティングでリズムとロスガラを見分けろ」「セッティングで同志社と青学を見分けろ」とかになる。

山野を聴きにきて〜〜
「ニジュウネーン!」
実況始めて
「ジュウネンクラーイ!」
今年も〜〜?
「今年が一番かっこいい〜〜!」
今年も学生さんを応援するぞ〜〜!!

ライト、クリストファー・ゾァーさっそく掛けてきた!やべぇ超楽しみ…ほんとライトは学バン最先端!!あと個人的に好きな曲で楽しみなのは青学のinvitation〜〜絶対普通にはやんないだろうなJJWのknow where you are も大好きだし大手前のgoodbye yesterday も山野では聞いたことなかったかも buddy減ってるから嬉しい

トップバッター、学バン界のEXILE天理ALS!これぞALSのステージだ!というパリパリした鳴り、シメはその力を全力で活かせるオリジナルアレンジのSpain。やっぱ天理はこういう曲だよね!持ち上がりのメンバー多く厚い鳴りでした!女エリックは朝からキメてくれてました。あと髪の毛立てまくりの天理のtp隊がベースソロのときずっと応援してたの可愛かった サックスソリもかっこよかった!
学習院SKY、音圧系の吹き方だと思ってたけどモダンな曲調に合わせた柔らかな感じに。昨晩leadアルトが入院という事件にもかかわらずbsがas持ち替えをしたりtpがasの旋律を吹いたり頑張りました。エリック先生からの講評は、採譜に伴うミスとリズム隊との調和について。tpフィーチャー時女氏ハイノートなのにすごいクールな吹き方でした!break the ice のトランペットハイノートの吹き方についてエリック先生から直々に指導とかすごいね!
ICUは3曲ともジョンラバーベラで軽快なサウンド赤と黒でドレッシーでした。一曲目ゴリゴリくるbsソロ一年生?!いい音でした。そしてas河合氏の音がえろーーーーい!会場を睥睨するようで飲まれました。納先生講評はテンポのレベルと細かい合わせなどの具体的な指導。
入賞常連洗足ゲット、作編曲をpf宮島氏が担った二曲めがドラマティック。音が小さくなればなるほど美しく、生音生楽器の表現力を見せつけるような演奏。山野でボーカルが日本語で歌ってるの初めて聞きました。しかしさぁ、洗足ゲットの演奏前の入賞コール、観客席完全にシーンで「いえいっ」って言ってるのステージ上だけってさすがにやばくない?去年の表彰式の時も思ったけどさ、、なんかそこまでしなくても、、何があったのか知らないけど
昭和大学、繊細な音作りの爽やかなモダン。二曲とも曲調似てるんだけど、もっと暴れてもいいのでは?と思ったけどバンドメンバー全員が同じ表情をして笑顔で見合っているのでああこれがこのバンドのやりたいことなんだな〜共有できてるんだな!という印象を強く受けました。すごく節制された、繊細な音で美しかった、、惜しむらくはもうちょっと暴れてみたり違う曲調も聞いてみたかった!と思ってたら本田先生の講評も同じでした。バンドメンバーの曲調イメージ共有感が素敵でした昭和大学
獨協スィンギンキャッツ、まずドラムの音が気持ちよくて惹かれる。三曲目のpfソロとドラムの掛け合いが楽しい。前田先生の講評はかなり辛口、音が遠い、でかい音を出すという意味ではなく鳴ってないところを練習すべし、音色の違いを直すべしとのこと前田先生のフルボッコ評久々だな、、 つらい
午前トリ明治BS、何度も鳥肌のたつ素晴らしい演奏!近年洗練の度合いを強めてきたBS、見せつけるような吹き方はもう遠く、とにかく音色とダイナミクスという基本的なところの美しさが半端ない。三木先生の講評、dr徳丸氏を激賞。
午後一、名古屋エーデル、え!おかえり組なの?!すごいかっこいい!ノーステキサスのモダン二曲、音にメリハリがあってゴリゴリ鳴る低音も華やかな高音もかっこいい!前に集まるタイプのソリ、saxもtpも素敵。ランクアップあるんじゃない?男女ともお洒落な人多い。
大手前おかえり!観客席の声援は多くて暖かいです。バディリッチとボブカーナウというモダンアレンジ、けっこう難しい譜面かな〜〜?!音が当たってないところとかちょっと大変そう
結団二年目にして初出場、昭和音大リリージャズオーケストラ!バンド名に合わせて白一色。二曲目はリーダーのオリジナル曲。繊細で綺麗な音、まとまったアンサンブル。でもずっと綺麗なのでもっとメリハリや何か違う要素あってもよかったかな?!エリック先生からの講評は辛口を選択
そろそろこってりしたものが食べたくなってきたところで阪大!いつもながらだけど素晴らしいリズム隊、pfの弾かなさとか素晴らしいよ。ts安藤氏の深い音色がかっこいい。しかし迫力はあるけどもう阪大もフルブロゥではないんだな。今年もステージ上見てるだけで楽しいし顔芸や振り付けやプラカード芸まで(ソロ中気になってしょうがないんですけどw)mcのひとかっこいいね!
洗足しわしわーず二曲目はメンバーによる作曲、綺麗めな曲調なのにドライブ感もあってかっこいい!一曲めasソロすごいノリよかったです、、pfもとても上手い…角田先生からは曲の構成などについてかなり細かい指導。
青学ロイヤルやばいほんと今回やばすぎこれは入賞は堅いっていうかこれ二度と聞けないの絶対嫌なので絶対入賞してください 構成はジャコ⇨ギル⇨ジャコ、とにかくリズム隊っていうかgtとbaから目が離せないしこの道で会ったら逃げそうなルックスの二人がやばい 青学、あとピアノソロ素晴らしいしその後ろでキーボードの人踊ってたの可愛かった あとtbがソロに行くときgtが顔で応援してたの萌えた gtとbaがdrに向かってるのもよかった 青学のざらっとしたブラスセクションの音色好きなんだけどリズムとのバランスもいいし最高 あと珍しく青学が服を揃えていた…いやクロ中心というだけで揃ってはいないか?かっこよかった 特に男子のスリーピース

同志社サドハド〜〜うわ〜〜毎回ボジョレーヌーヴォーみたいなこと言ってしまうんだけど最高か…!tsソロ最初の一音からしびれたわ…もっともっと長く聞いていたかったまじで 今節制した音色のバンド多いからこういう圧倒してくる音って身体感覚的に気持ちよくなれてすごい やっぱダイナミクスってカタルシスあるんだよなー!だからサドハドのステージってこれだけ盛り上がるんだと思う…全く無駄のない音色
あとasソロ中のまさかのステージ前saxソリめっちゃかっこよかったです さりげなくマイクをbsに向けてあげてたりしてていいね
横国ベイサウンド、熱気と厚みのある気持ち良いベイシーサウンド!音もオーバーではないのにはっきりしていてよかった。lead asのリッチなヴィブラートすごく魅力的でした。曲止めるときの後ろ姿めっちゃかっこよかった
独特すぎていつも他のバンドと競ってる気がしない京大ダークブルー、今回三曲目は明るいfast 4beat で3管のバトルソロが楽しい!こんなニコニコしてる京大見たことないし京大でこんな上がってる観客の声援も初めて聞いた cl、ts、tp揃っては楽しかったです
上智ニュースイング、爽やかな音色、一曲めのasとtbの速いソロかっこよかった。baフィーチャー?の二曲め、tbソロのクライマックスにそこだけアコギを重ねる演出とても素敵だった。内堀先生はtbソロ激賞
昨年入賞法政ニューオレ、冒頭のミュートtpの鳴りではっとするほど音がクリアで素晴らしい!よく鳴っていて割れない、「聞けこれがモダンの音色だ」という感じ!三曲めIndian riffの風を駆けるようなtsソロ曲調に合っていて素晴らしかったし最後のdrソロも良かった
おかえり西のサドメルバンド神戸マソック!とても爽やかな演奏でした。asとssのリーダー、とてもよかったです。あとdrかっこよかった!
厚みのあるベイシーサウンド甲南ニューポート、リッチな音色本当に気持ちいい。なんかdrに目が引き寄せられてしまうんだよね!とにかく安定感も表現力もあって決まってる!二曲めasソロかっこよかったけどもっとねっとりやってもよかったな〜〜。MCの方かっこいい!
一日めトリ早稲田ハイソ、二曲目山野初の「タップダンス」が打楽器として登場するという企画!宇関さんのスペイン調アレンジに合わせて踊り、鳴らします。ピアノとのデュオ部分が最高!観客席最前部ではスタオベが。本田先生の講評、実は弟さんがタップダンサーだそうです。本田先生タップダンスの台(自作)に文句をつける  で、ハイソの音やっぱ素晴らしい…厚い!鳴る!吹きすぎを意識して軽くなってしまう傾向が最近あるので、割ってはいないんだけどギリギリ全力の音というものの気持ち良さを感じました。学バンに新しい試みを組み込み続けてくれるバンドほんと、素晴らしいと思いました


二日め一発め愛知ブルスタ!素晴らしいブラスの鳴り!リードtpよく鳴っていました。tsのソロ大変かっこよかった…!ダイナミクスの気持ちよさを感じさせてくれる素晴らしい演奏でした!tbソロのクライマックスとキメ方もかっこよかった…昨年惜しくも入賞を逃しましたが今年は?!
しかしlead asは美男美女じゃないとなれないとかあるのか?!それともlead asになると美男美女になれるのか?
二番手神奈川大学カレッヂ、ネスティコ二曲だけど二曲めのpressure cooker のほうがみんな活き活きしてたかな?tbソロどちらもよかったです。講評で三木先生がなぜか「カレッヂってなんでチに点々なの?」に食いついてぢの話を始めて会場困惑
おかえり芝浦カレッジ、一発めの分厚い低音に度肝を抜かれました!続くbsソロもゴリゴリ太い音ですごくかっこいい、ソロじゃないけどbtbも存在感ありました。三曲ともgtのサウンドが印象的、あと管二本でテーマ吹く箇所が二回あったけどどちらもクリアでよく鳴っていました
日本医科大ミッドナイト上手いな…ホーンの端整でかつ迫力のある鳴り。一曲めとにかくリズム隊のグルーヴ感がすごくて目が離せない。去年も素晴らしかったpf三原氏、ts山川氏のソロは圧巻。リーダーの「優勝もソリスト賞も取ります!」というビッグマウスに恥じない出来!
立教ニュースウィンギンおかえり!コンポーザー縛りで三曲、組曲のように繋ぐ演出も帰ってきたよ!華やかな音色のアンサンブル、asソロ、とてもよかった。エリック先生からの講評は変拍子風の演出の解釈について。衣装お揃いのベストや女子のスカート上品で可愛い
東大JJW一曲めちょっと曲に対して強いかな?と思ったけど二曲め(これはサドメルではない?)が本領発揮な感じでした。asめちゃかっこいいですね、tpとの最後の掛け合い部分も痺れました。
慶應ライトのスタンドが発動した 観客は死んだ
涙がぼたぼた出てきてしまって歓声もあげられなかった ライト、一曲めの始まりのtpの一音めだけでもう、ライトの世界が発動したとしか言えない状態なんだよ…優勝した去年から持ち上がり10人のメンバーだとかNYフルバンの最新曲(うち一曲はニュータイド君臨期のコンミス狭間氏に依頼した新作)とかそういう情報どうでもいいくらい  慶應ライト、選曲で言えば、一曲めはライトらしいというかライト好みの最新の曲(語彙の死)なんだけど二曲め…徹底的過ぎ…技術もパワーもこれでもかと見せつけるような凄まじい曲でまじ観客を殴り殺しにかかってきてる 物理的に言ってライトが国音の曲をやってる的なわけですよ ライトってけっこういつもクールに吹いてて、ときどき観客「何か凄いことが起きてるっぽいけど理解がついていかん」みたいなこともあるけどそれが今年はもう分かりやすく殴ってくるんですよ音で そりゃ死ぬわ あの革を切り裂く刃物みたいなtpセクションの音なんなんだ  ライトってあんなかっこいいのにステージ上での衣装とかスタイリングはブービー賞くらいなのなんでなの 服をキメようとか髪をキメようとかいう人はいないの あふれ過ぎる自信の表れでなの
ライトがやってた一曲目のvulnerable stateって曲入ってるアルバム2ヶ月くらい前に買って聴いてたんだけど今聴きなおしてる…これ冒頭の主旋律にヴォーカルが入ってる(例の、楽器としてのヴォーカル)んだけどさっきライトの聴いてた時思わずヴォーカルいるのかと思って探したよ

午後一は昨年度ベストランクアップの関西学院KGスィングチャリオティアーズ、綺麗な音作りを意識して練習してきたことがわかる音色。本田先生からは持ち替え楽器のピッチの綺麗さについてお褒めの言葉、クラシック用の音になり過ぎないようにとsaxの咥え方について具体的な指導
西海岸ハイテク系得意とする慶應KMP、今年はGordon Goodwin3曲、吹き始めから「あっこれBig Phat bandの音だ!」とはっとわかる音色。明るいハリとノリ、MCもめちゃくちゃ楽しい。前田先生もいままでで一番肌に合ってる!とお気に入り。
帰ってきた名門校愛知学院、驚くようなブラスの鳴り!ダイナミクスの中心はtbセクションかな?一曲勝負だけど見せ場も多く楽しかった。終始楽しげなgtが印象的。三木先生の講評も40年前の黄金期を彷彿とさせるとのこと。やはりブラスセクションの精度が素晴らしかったとのこと。
日大リズム、一曲めはテンション高めのサルサ、二曲めはロマンティックな感じの曲(けど凄まじい変拍子)です 今大会初私多分)のbtbソロの音が気持ちよかった!パーカッションも全開というよりは綺麗めな使い方でバンドごとに実に印象が違うなと感じました
明治ニューウェーブ、徐々にあったまっていった感じ?三曲目bsソロのアピールよかった。ずっとdrが印象的!
東洋グルービー、今年は宇関さんアレンジのポーギー&ベス組曲で一曲勝負。華やかなスィング曲、蝶ネクタイと昭和メガネのtb、とにかく上手いflhとas、会場を思いっきり盛り上げてくれました。エリック先生の講評は原曲の歌や歌詞から学ぶこと、プランジャーのコントロール
大トリロスガラ、まず開始前の応援団の盛り上がりがテンション高すぎだし「そんなダミ声出してもダメ!」って国府さんに言われたら「ハイ!」って裏声で答えた奴切り返し早すぎな?!ロスガラ〜〜ここも毎年ボジョレーヌーヴォー状態なんだけど毎年すごいな?ラテンのbsソロのボリボリした男ってほんと気持ちいい!三曲目のasソロはソリスト賞に食い込むか?!納先生も「バックじゃなくてソロがグルーヴ感を作ってる」と激賞。そして山野の大トリをあの手拍子でシメられるのは本当に気持ちがいいね!いつも思うんだけどやってるの明らかに応援団だけじゃないのに手拍子ぴたっと止まるところ合うの素敵すぎる ロスガラはasソロ中のリズム隊が合わせている様子がとてもよかったです。

印象的だったソリストさん
BS pf
阪大 ts
青学 gt
同志社 ts、as
横国 as
日医 pf、ts
ライト tb、gt
ロスガラ as

予想はタグつけないけど、トップはライト、ハイソ、サドハド、BS、ロイヤル
入賞圏がロスガラ、阪大、ミッドナイト、ニューオレ
入るかな?がKMP、ゲット、ブルスタ、愛知学院
(さほど当たらない個人の印象です)
雑駁な印象だけど、去年くらいまで、あまり音圧をかけず節制されたきれいな音で吹く、というのを上の方のバンドがやってきたのが広がってきてるのかな…と思ったら、上の方が一転してパワフルな音に回帰している。愛知学院、KMP、横国あたりのパリッとした音色が逆に新鮮でかっこよく感じました
コンテンポラリーは割らずに綺麗な音で曲調に音色も合わせて…て そんなん言うは易く行うは難しなんですけどね けどまぁ 20年前から同じです モダンやコンテンポラリに流れてもときどき「やっぱスゥイングとリッチな音がかっこいいよね!」ってなる 別にここ最近だけの話じゃないよ ほんとに けど確実なのは毎年全体のレベルは上がり続けてるので、だからまぁ昔はよかったねと言いたいだけの老害に惑わされずやりたいこと真摯にやれば間違うことはないと思ってる KMPが今時のモダンなスゥイングをかっこよく魅せてくれたのほんとによかった

久々の受賞京都大学ダークブルー、こんなにニコニコしてた京大は初めて見た!と思ったら入賞!涙涙
愛知学院、けっこう呆然としている感じでした。「何が起こったのかわかりません、、」おめでとう!
青学、「ずっとこの時を待ってました!」「楽しく演奏させてもらって、結果までもらって最高です!」
ベストランクアップ立教!来ると思ってた!!! 立教、ブルーコーツの羽毛田先生にステージ上から「先生ありがとうー!」の声を贈る
同志社、去年タイ5位、ざわめきと静かな歩み。「最高のライブができたので後悔はないです!」「やりきれたので後悔はないです!」
ロイヤル田谷氏「将来はミュージシャンになりたいです」
ソリスト賞ふたりめ東大jjw 本多氏バトルソロかっこよかったですね「安定した職に就きたいです」w
最優秀ソリスト大阪大学ts安藤氏 moonlight becomes you のねっとりしたソロが素晴らしかったですねこれで阪大は三冠に!
ロスガラ、ステージで人間の団子みたいにぐちゃぐちゃになってるドナルドのいじりにも負けないロスガラ
ハイソ二位、静かに上がってくる。ドナルドとハイタッチ。タップの彼も「これまでで一番大きな舞台でした!」
優勝 慶應ライト一番前に控えてたのに自信が現れてます!初の二連覇!!ステージでスーツを着ないライトにはるやま様からスーツ全員分が贈られました











山野2015まとめ

すっかり忘れていましたが、去年自分が何を書いたか忘れるのでまとめておくことにしました。

実況するのは義務なんです!実況するのは義務なんです!実況するのは義務なんです!知らないですか?義務ですよ?
ジャンパ出てきたー!やっぱ服が派手!エグザイルかよ?!
今年も学バンアワードあります 瀬川先生が勇退なさったので今年から審査員に岡崎正道さんが加わりました
トップバッターおかえりジャンパ!音でかい!一曲目good morning Africaを意識したかトライバルな服装揃えていてビジュアルでも魅せてくれる、とりあえず今年の衣装賞決定 二曲めメセニーのHeart of the dayと攻め選曲
ジャンパ、これまでは結構おおらかなノリで企画とか楽しませてくれる感じだったけど、去年の予選落ちを受けてコンテンポラリーガチ勢に生まれ変わろうとしているようです 二曲めちょっとガチガチという寸評
二番めおかえり東大JJW!流石サドメルバンド、音色をすごく研究しているのがわかる端正な音色。all thatとdon't even ask構成が難しいけどイメージがばらけなくてきっちりまとまってるのがいい。pfソロの最後の暴れ具合よかった ベースのPAノイズってたのエリックさんがちゃんとスタッフに言ってくれた(இдஇ; )
今日最初のベイシーバンド立命館、今年もMCは爆上げだし髪は茶色い!ピアノ中心のリズム隊と割り気味のグラマーなホーンセクション。tsソロエロい音色で前後に黄色い声援が上がる
昨年度7位洗足ゲット、VoとVn常設のコンテンポラリー…とにかく楽器コントロールは飛び抜けて上手い。bsの人渋すぎなんですけどほんとに学生かw あんまりジャズっぽくない曲なので審査員受けちょっと心配 洗足に対して「ピッチが悪い」という本田先生Σ░(꒪◊꒪ ))))まじかよ…
ねえ天理ALSどういうことなのなんで今年も女エリックみたいな人いるの去年と違う人じゃんどうなってるの天理の女子tp伝説 「聞いてて楽しい」「tbソロ、ひょっとしたらひょっとする」前田先生の寸評。やっぱり天理のラテンの明るいノリいいなー!しかし洗足のあとだとフランス料理のあとのラーメン二郎的なインパクトだ
学習院音圧系の迫力ある演奏、個人的にはbsの鳴りが良くて好き。pfソロ可愛い。三木先生講評「端正でわかりやすくてシンプルなスコアを選んだのが成功の秘訣」
今日の国府さんはセッティングに時間のかかるバンドにプレッシャーをかけていくスタイル
同志社なんなのこれ私こんな巨大ロボットが必殺技放ってるみたいなmy favorite things聴いたことないんだけど 同志社とてつもないね…圧倒的過ぎてもう聴いてて涙ぼたぼたしてくる tp内藤さん去年も最高だったけど今年この人がソリスト賞確定 このアレンジ力も凄い tpソロが圧倒的であれなんだけどkeyと同志社の要gtソロも最高 最高
今年は立教でないのか〜 あの作曲家しばりのアレンジ聞きたかったのに
午後一KMP、聴いててリラックス感のある爽やかな演奏。内堀先生「無理してない心地良い演奏。スイング感がばらつきがありまとまって聞こえないところも。」
まじほんとに懐古厨ダメだろ 現役の学生さんに敬意持てない奴帰ってCD聴いた方がいいよ 誰それが居た時はよかったとかそういうの 変わってくものを楽しむのが山野じゃないの?
続いて金沢モダンも爽やか系、力みのない演奏は二曲めagainst all odds の柔らかい曲風がよく似合ってました。ソロas、tpとも音色綺麗でよかった。エリック先生からは欠員パートは抜かさないようにという指摘、歌モノは原曲を研究してた点がよかったとのこと Buddy Rich バンドにいらしたエリックさんからshawneeの吹き方についてのコメント!「この曲は強弱付けないほうがかっこいい」「このtpソロ友達が吹いてたやつで懐かしかった…ソロは音色も研究してマネしてみて」「この曲はbuddyが機嫌の悪いときにやる曲。速いbig bandの曲は怒りがないと、気持ち良くなってしまうと遅くなっちゃうんですよ。ya gotta try とかwindmachineとかそういう曲は、半分キレながらやって」
午後はモダンが続くね?!上智ニュースイングtwo different way, Mr. Dodo綺麗めの曲でいい雰囲気。tpソロ二人とも音きれい、bsソロの後半テンション上がるところかっこよかった。
昨年度入賞勢いのある日本医科大ミッドナイト、綺麗な上にパワーもあり、pf中心にリズム隊が気持ちいい(あとリズム隊みんなイケメン)pf、tp、tsソロどれもよかった。本田先生「全部いい…音大用のコメントになっちゃうんだけど、あとはキレ?それも充分いいかな…」
昨年の入賞校のあとに続いたのに「お!音しっかりしてるな?え?おかえり組?嘘!」ってくらい伸びた関西学院チャリオ。音が綺麗で無理がない。ドラム超上手い!ドラムばっかり聴いてしまうくらいほど支配力ある。関西学院、講評は前田先生「涙出ちゃった。ドラム、一緒にレコーディングしたいくらい」 多分ベストランクアップは確実じゃないかなチャリオ
今日はtpのロングソロ(特に熱い系)が多いし上手いね!一方でtbソロ何故か少なし ロングソロ聴きたいな
おかえり獨協、去年は予選参加も見送っていたのに今年はいい鳴りですBirth of the band久々に山野で聞きました
阪大!ピアノめちゃくちゃ上手い、軽妙洒脱としか言いようのない軽い上手さ、シンプルでいて時々モダンなネタを突っ込んできてお洒落、ソロバッキングも最高、やっぱり阪大のリズム隊最強。tsソロこーいう渋いの聞きたかった!今回のMCネタは「よーでるよーでる!」でした
ちょっマジ?!愛知ブルスタ、Tigran Hamasyanなんてやるの?!挑戦的!楽しみ!愛知ブルスタ、とにかく一曲目大好きな曲なのでこれフルバンアレンジで聴けて凄い嬉しい、選曲押し勝ったpfの人ありがとう&おめでとう!全然コピじゃないソロめっちゃかっこよかったしあのしんどいリズム乗りこなしたメンバーさん素晴らしい ブルスタの人に届け〜愛知ブルスタ、エリック先生「特に言うことがない。悔しいけどけちをつけるところがない。強いて言えば選曲がちょっと似てるかな?くらい。」
休憩明け明治ニューウェイブ、手堅い選曲。gtソロのround midnight、聴いててなんか50年くらい昔にタイムスリップしたような感覚あったw渋いw 内堀先生、「ちょっとスケールが小さいけど、気持ちの良い演奏。」
埼玉スィンギンキューブ今年はMCがまともです。明るくてリラックスした演奏、割り気味のパリパリした鳴りは持ち味か力みか…。最後のブラスとサックスの掛け合いソリばっちり決まっててかっこよかった!
青学ロイヤルぅぅ〜!21世紀もギルが最高にかっこいいことを教えてくれてありがとう!今年もフロア沸き沸きでした!Half manで一発かましてilluminationで美しい風景を描いて最後もPlayで決めてくれました。本田先生の講評「このバンドのいいところは音がガチャガチャしてるところ」青学、ところでtpの人がオレンジのTシャツに着替えたのはどういうネタだったのかな?ギルだから「Orange was the color of her dress」のネタでも混ぜてくるのかなと思ったけどそうでもなかったというかわかんなかったあと青学ロイヤルのgt音が小さかった気がするけどソロ指定なかったからあれでいいのかな?かっこよかった。まだ二年生?来年も楽しみ。青学ロイヤル、ソリストみんな上手いんだけどtsソロ始まったときの音色かっこよすぎて、しびれた
日大リズム、リズム隊素晴らしいです…今年こそ入賞か?!山野でラテンバンドのアイコンタクトに燃えるのって醍醐味だよね!コンガの人ソロ終わったあと一瞬だけお辞儀したの萌えた
洗足しわしわ、今年は電気楽器も(ネタも)なしですごく正統派なコンテンポラリー寄りモダンで攻めてきた。鳴りが良いからできる抑制された音色が綺麗。OBアレンジだからかすごく合ってる。pf、tpソロよかった。
明治BS、This could beで始まってグラスパー?と思ったら間にfour on sixを挟んでいい感じに徐々にモダンになって行くセンスいい構成。BS自慢のソリは二曲め、非常に抑制された手練の音って感じだった。


二日目一発目甲南ニューポート朝イチから華やかにぶちかましてくれました!がっちりしたリズム隊に乗ったノリのいい演奏、短いソロとsaxソリでつなぐJ&B、なかなか山野ではやらないClifford、tsソロとdsソロがひときわ輝くBasieとセットリストもばっちりでした
甲南はあとBasieでソロバッキングにtpと合わせてピッコロを使ってるのがちょっと珍しかった。以前はもっと音圧かけて吹く印象あったけどここも吹きすぎないバンドになった。
ところで毎年三曲目に交通標識おくのなんでなんですかね?おまじない?
数年ぶりに予選参加からの愛知学院、映画のような盗難事件を乗り越えて出場!白一色の衣装が爽やかです。ここ20年くらいの山野では非常に珍しい秋吉敏子で二曲、コンマスが「ケンカして決めました」大成功でした。tsの音色、吹き始めからドキッとするくらいかっこよかった。
あと甲南のリードtp決めまくっててめっちゃおっとこまえでした 愛知学院、エリック先生の指摘「強弱しっかりつけてるけど付けすぎかも。秋吉敏子さんの譜面はあまり小細工しないほうがいいので、絞ったほうがいい。情報量の多いアンサンブルではピアノは引きすぎないように」 愛知学院はステージ上から、予選で楽器を貸してくれた立命館に「ありがとうございました!」
こちらはベイシーバンドの日大ホワイト、おかえり!(黒揃えに白ネクタイの衣装)Back to the apple、saxソリかっこよかった!今回初のbsフィーチュア、渋い音でした。角田先生「ベイシーバンドの真髄を充分に感じることができた」日大ホワイトのdr、「スティックを投げたけど、外したらどうするつもりだったんですか?」「片手で叩くか…そのときはそのときで楽しいかなって」
昨年度入賞法政ニューオレ、一曲Do it!アルトとテナーのバトル、音もフレーズも凄くかっこよかった!山木さんの名曲Stardust、高速Allison tune精度高い演奏でした。これで八分でtpソロ吹き続けるとかすごいな。
モダンコンテンポラリー昭和大、昭和大といえばsax隊!フルート常設して6管すべて音が綺麗。二曲めpfソロの間ホーン隊が全員ピアノのほう向いて一緒に頷いてるの眩しすぎてオッサンは泣きそうでした
法政ニューオレのdrの人がソロの後声援に応えてるのちょっと可愛かった
中央スイング、黒ベストと蝶ネクタイで決めてました。二曲めSerenate in blueのセクションの歌い方少しレトロですごくよかった。講評、無理のないスコア選び褒め、ソロ力アップがコメント。
慶應ライトが舞台上でハンドクラップをしたからといって一緒にやってはいけないということを理解しているよく訓練された観客席
午前トリ慶應ライト、一曲目あれライトにしては普通の曲?と思ったら五拍子だよなんなくやってるよ…カホン入れたタンゴ系の曲でtbのすごくセンスいいソロ。あと、とにかくdr凄い、もうプロなれるのでは?コンテンポラリー曲に合ったdrの演出とソロは無二。選曲は今回も気鋭の若手NYミュージシャンのオリジナルアレンジ。誰もついてこれないライトワールドを満喫させてもらいました。フルートソロ、こんなのビッグバンドで聞いたことない爽快なソロ。とにかく上手い全セクション、綺麗な鳴りのブラス
しかし愛知学院な、往年の名門校が数年ぶりに一念発起して予選出場した予選当日演奏五時間前に楽器をごっそり盗まれてることが発覚し、楽器をライバル校に借りて予選通過、部員の活動により楽器を取り戻して本戦では他バンドがどこもやってない曲を鮮やかに演奏とかなにこれ映画化決定
ライトとロイヤルってどっちも普段着のくせになんかおしゃれなんだけどロイヤルは半パンで色がきれいめでライトは紺中心のベーシックカラーなんだけど何これ揃えてるの?たまたま?
午後一専修グリーンサウンズ、黒スーツにグリーンのタイ。ちょっと緊張気味なのかな?って思ったけど三曲め、みんなの表情が急にぱっと晴れやかになって、あっ自信があるんだな!というのを感じました。終始笑顔の素敵なas二人のソロがムードメイカーでよかった。
京都ダークブルー、今年も謎のエリントンワールドかと思いきや三曲め、普通の4beatやっててびっくりした。エリック先生からのアドバイスは、エリントンの音作りのためミュートの使い方
ベイシーバンド横国大ベイサウンド、あのとにかくtpソロ凄いです、「恋してる音色」との講評。おかえり組はすごい力つけて来てるの今回よくわかる
ロスガラ、最初の一音聞こえたとたんに「あっこれ絶対入賞」と確信した引き締まった音!パーカッションの眼鏡の方の人のテンション笑えるくらいすごいしキレ味いいasソロ、上原ひろみ曲でぶち切れてくれたpf、とにかく素晴らしくて去年より上行けるかも?!ロスガラに本田先生の講評「音量コントロール、プロみたい。管のピッチがすごくいい。ドラムがずっとfで叩いてないのもいい。」
CUモダン、選曲が新しいというか被らないやつで挑戦的。(La BarbaraとDon Menzaだからこのバンドのど真ん中選曲なんだけど)このバンドもまたtpソロかっこいいとこ見せてくれました…(横国といい美女tp多いね)
連続出場東洋グルービー、上がり調子でテンション上げてきた。ぱりぱりした音圧が気持ちいい!ラテンノリのpf、美しいflhソロもよかったけど何かがいいtbソロもっと長尺で聞きたかった。とてもいい。
早稲田ハイソ、一曲目Serenityはハイソの実力からしたらちょっと譜面が軽いのでは?と思った。まずとにかく音圧のハイソを支えてるbsが素晴らしい!ソロ指定無いけど場面転換のところ印象深かった。
二曲め宇関さんアレンジならではのスペイン系のメイン曲、かなり変わった曲風にがっちり合わせたtpソロ無茶苦茶上手い。なんかどのバンドでもtpソロいいって言ってる感じするけどそうなんです、今年はtpソロの当たり年なんですよ ハイソ二曲めはdrとperがソロ指定なんだけど実際ダブルドラムって言っていい感じでバトルからの最後のテンポキリキリ変わるところものすごかった。どっちに合わせてんの?譜面ドS過ぎるんだけどそれを数週間で仕上げてきてるんだろうなハイソ怖い
洗足ゲット、今年もまだ演奏の時も声援少なかった…去年の表彰式の時もすごく冷たいムードだったしなんかまだ学バンの仲間に入った感じがしないのな…。しわしわは愛されてるのに。やっぱ同好会じゃなくて学校がかりのバンドだからなのかな

予想トップ3は慶應ライト、同志社、早稲田、その下に(中に?!)ロスガラ食い込むか?!その下阪大・BS・ゲット、続いて日医、青山、愛知、ランクアップにチャリオか愛知学院、学バンアワードにロスガラ かな ライト最後に優勝したの1996年か…今年こそ!同志社は2006年、ロスガラだったら初優勝だ…


優勝慶應ライト、1998年のハイソとのダブル受賞以来17年ぶりの優勝!!長年にわたり最新の音楽を追求し続けてきた慶應ライトが優勝、最優秀ソリスト賞とのダブル受賞です「ついに…ついに…」というメンバーさんの震え声が物語っていました
ロスガラ準優勝本当にめでたい、いつも一番観客席を沸かせてくれる素敵なバンドが二位、優勝ソリスト賞、学バンアワードを席巻!


決まり文句ではなくて本当にレベルの高さを感じた山野でした。特に昨年本戦に出場できなかったバンドはどこも驚くほど上手になってて、学生さんの反骨心の力を感じました。順位表見ても、あれだけ演奏できてたのにこの順位?!なんてレベル高い戦いか…と感動かつ切ない。
通しで見ていて山野での学生さんの演奏が高度になっているのがわかるのは、審査評の変化。内堀先生が言っていた通り、以前は音域の高さ、曲の速度の速さ、音の大きさを競っているようなところがあった。それは今もう出来て当たり前の前提くらいになっている。
審査評も、もっとダイナミクスをなんてこともう言わない。曲の解釈から考えてあえてダイナミクスは付けないであっさり吹く、とか、そのバンドの持ち味と能力×曲の特性、を考えさせるようなコメントが増えた。(まあピッチに対する指摘とかは不滅だけどね)演奏の仕方を聞いていてももう明らかに音圧をかけるような印象になるように吹くバンドは減って少数派になった。抑制した音色で吹きすぎない、そういうやり方を前提にして曲を深掘りするようになってきている。そこで選曲の重要度が増してくる。講評でも「無理のない、自分たちに合ったスコア選び」を褒めたり説いたりしているケースが増えた。(言うまでもないけど無理のない譜面≠簡単な譜面 ですよ。)オリジナルアレンジへの挑戦も益々増えてて素晴らしいと思う。水準が上がっているのは間違いないし、それは各バンドの自己破壊を伴う努力の賜物なので、順位が下がった≠実力が下がった、だから!学生さん本当に素晴らしい演奏をありがとうございます。

12/17 マリア・シュナイダー オーケストラ at bluenote tokyo

Set list:
1st set:

  1. Concert in the garden
  2. Journey home
  3. Home (未収録曲 来年レコーディング予定 feat. Rich Perry)
  4. Gumba Blue
  5. Sky Blue
  6. Hang gliding
  7. Walking by flashlight (新譜より VocalはScott Robinson のalto clarinet)

2nd Set:

  1. Last Season
  2. Dance you monster to my soft song
  3. Thompson field (未収録曲)
  4. Nimbus
  5. Pxxx Song (曲名聞き取れず 未収録曲、新曲 dedicated to Frank Laurie , R.I.P)
  6. Bird of Paradise (未収録曲、新曲)
  7. My Ideal

1st setは昨年同様Concert in the gardenから。生音の驚きを感じるにはやはりこの曲がぴったり。クライマックス Hnag gliding について、「この曲はブラジルでハンググライディングをした時の思い出から生まれました・・・(そのまんまじゃないかw)だれかブラジルに行ったひとは?あなたはハンググライディングしました?してない?誰かハンググライディングをしたことがある人は?よし、やっと通じたわね」「ハンググライディングって最初ぐっと上昇してゆったり滞空します、そのときの様子が lead tpのソロで、そのあと加工して激しく滑空する部分がDonny (ts)のソロなの(会場笑)」 このセットはコメント少なめでした。まだあったまってなかったのかも。

Dance you は2nd tb, 3rd tbのバトル。tb隊はイケメンぞろいでなかでもこの2人はとてもハンサム〜☆
昨年逝去された4th tp Frank Laurie 追悼曲。曲名が聞き取れなかった。「彼女はよく美しいパーラ(? 手でなにか丸い形を示す)を作っていたので、パーラ・ソングと名付けました」というようなことをおっしゃっていたような。ちょっとConcert in the gardenのような柔らかい雰囲気の曲。
nimbusは完全新曲、ソロはGtとLead as。
クライマックス Bird of paradise も完全新曲。その名のとおり極楽鳥の求愛のダンスをモチーフにしているそう。リズムも雰囲気もこれまでの数枚のアルバムのような、朝日のような爽やかさ、ではなく、Coming about やEvanessence 時代を思わせるようなダークな雰囲気。他の新曲が比較的似た雰囲気なのに対して、nimbusとこの曲は新しさを感じました。ソロはts Donnyとbs Scott。求愛のダンス・・・なのか?www  My ideal ソロはLeat tp。

そしていつものお楽しみファッションチェック、今回マリアさんは黒のレースのドレス、Scott は南米風民族柄のベストでした。前回の「宇宙柄のシャツ」ほどではなかったけどScottのファッションには毎回独自のセンスを感じます。

国立音楽大学ニュータイドの山野出場辞退に思うこと

山野楽器にいったら山野のポスターに衝撃的な文言が・・・
国立音楽大学ニュータイド・ジャズ・オーケストラはバンドの都合により出場を辞退することとなりました」

そんな・・・
そんなばかな・・・
なんかきなくさい匂いが・・・

経緯はニュータイドのウェブサイトにあるように、「一般の方からの投書」によるものだそうだ。
正直、憤りと悔しさ、納得のいかなさを抑えられない。

ニュータイドが参加することの正当性について

  • ニュータイドは音大公式で参加しているわけではなくあくまでサークル。音大ではジャズを演奏すること自体が冷遇されていた。その中でニュータイドは数十年も研鑽を重ねてきた団体。(国音はジャズ科ができてジェムストーンという別のビッグバンドができたが、それは山野に参加していない)
  • 音大だからって当然上位になれるわけではない。他の音大が必ずしも上位校ではないことからも明らか。ニュータイドはその独創性も評価されてきた。
  • というか一般校が国音ニュータイドを倒して優勝した事実があるのをお忘れじゃありませんか皆さん(> 同志社サードハード)
  • 常勝集団なんだけど、中の人は勝って当然とは思っていない。前年の勝利インタビューにもあるように、「国音に入ってニュータイドに入りたくてずっとがんばってきた・・・!」という人によってできている。ニュータイドで山野に出たかった部員、これからどうするの?活躍の場をなくす決意は断腸の思いだろう。ニュータイドのウェブサイトの「前向きに」という言葉が彼らの身を切るような思いを表している。

運営どうなんだ論

  • 音大公認でやっている洗足音楽大学ゲットが昨年二位。これで、国音が抜けてゲットが一位になったら、その優勝は意味があるのか?ダブルスタンダード
  • 他の音大も自粛するべきなのか?その判断を個々にしなくてはならないのか?
  • 投書によって国音だけが参加の是非を問われるのはおかしい。問われるべきは運営では。コンテストの厳密化と「音大」の関係をそろそろ明確にする必要があったのかもしれない。(ずっと山野参加者を見てきた羽毛田先生のブログ http://haketa.seesaa.net/article/370221383.html の意見は納得)
  • そもそも論だけどニュータイド出身者が審査員なのもダメなのか?じゃあハイソ出身者ならいいのか?とか

一般校から見て

  • 一般校は音大がいなくなることを望んでいるのか?というとかなり疑問。
  • 今年一般校が仮に優勝したとして、その優勝の意義や重みはどうしても違和感のあるものになってしまう。
  • 音大というアドバンテージに対してハンディをとってあげないと優勝できないんだろう、と思われるのは上位校には屈辱のはず。「勝ち逃げすんな!帰ってこいよ!迎え撃ってやる!」が気持ちじゃなかろうか。

っていうかこの「一般の方」、真意がつかみかねるところもあるけど、まさか一般校OBとかじゃないだろうな?!勘弁してくれ!もしそうだったら山野ファン、学生ビッグバンドファン、学バンOB、ビッグバンドファンとして本当に恥ずかしい。

とにかく開始前から不穏な空気の今年の山野、閉会式も含めて荒れることは避けられないと思う。今後もずっと続けて行くために、運営に感謝しつつ、なんとか方向性を定めて仕切り直しをはかってほしい。

アンドレアス・グルスキー展 @国立新美術館 感想

ピントがくっきりと合った写真が好きで、それは「モノがはっきり見えて、視力が良くなったような気がするから」という情けない理由なのだけれど、グルスキー展はそれを超えて「人間の知覚を超えた視覚を手に入れたような」体験を与えてくれた。

グルスキーの作品は、団地などの建造物や風景、「証券取引所」や「マスゲーム」のような群衆を題材とし、あたかもその全てにピントが合ったかのような高精細の画面を作っている。画面には中心と周囲の別、重要な部分とそれ以外の別がなく、写ったもの全てが等価に存在している。「モンマルトル」で団地のそれぞれの窓が、「クフ」でピラミッドを構成する石ひとつひとつがそうであるように。

この表現は、写真でなく絵であれば特段珍しいものではない。ブリューゲル、ボス、はたまた絵本の「ウオーリーをさがせ」や絵巻絵本の「川」のように、画面中のそこかしこでいろいろな事件が独立に起きて主役を示さないような描き方はよくある。そのとき自分の目は、指示のない遊び場をかけまわるように自由に、かつ少し不安に動いている。落ち着かないけれども、「そのために作られた絵」であることがわかっているのでさほど不思議な感じはしない。

しかしその表現が、あたかも現実であるかのような写真上で行われると、絵とは比べ物にならないほどの強烈な違和感がある。全てにピントが合っている、焦点が合っている、つまり全てに意識が向いているというのは、人の意識はひとりひとつということを超えている。神の視点といっていいと思う。

もし仮に「周りの全てに焦点を合わせる」ことができるのだとしたら、私の体は足の裏以外全身びっしりと目玉がついていることになるだろう。そのとき、自分が前を向いているのか、横を向いているのか、上を向いているのか下を向いているのかは既にわからなくなっているだろう。そのように、自分がどこにいて、どちらを向いているのかすっかりわからなくなるような、不思議で不安定な浮遊感がこれらの写真にはある。

この、あたかも知覚が拡張されたかのような新鮮な驚きは、図録の小さい画像では体感することができないものなので、展覧会に行く価値有り。

慶応義塾大学ライト・ミュージック・ソサエティ 56th リサイタル

1st set ;Regular band

  1. Green Feeling
  2. Kettle Drummer (Jim McNeely)

Paukenspieler Kettle Drummer

Paukenspieler Kettle Drummer

  1. Quietude
  2. W.W. (Kenny Wheeler)

One More Time

One More Time

2nd Set; Part 1; Junior band

  1. Firm Roots (Count Basie)
  2. Cute (arr. Bob Mintzer)
  3. For My Lady
  4. Hello & Goodbye
  5. Waltz for Nicole
  6. In case you missed it (Bobby Watson)

2nd Set; Part 2; Regular band plus Guest ; Rich Perry (Vanguard Jazz Orchestra/ Maria Schneider Orchestra)

  1. That Old Black Moon (arr. Maria Schneider)
  2. My Lament (Maria Schnerider)
  3. I love you
  4. You tell Me (Jim McNeely)

Up From the Skies

Up From the Skies

3rd Set; Regular band

  1. Concert in the Garden (Maria Schnerider)
  2. Obstler
  3. The "Pretty" Road (Maria Schnerider)
  4. Hope (Movement 1) (Franky Rousseau)
  5. The Farewell

久々にライトのリサイタルに来ました。手術後1ヶ月。手術前1ヶ月にも行ってたので2ヶ月ぶりの生音ビッグバンドです。
今回はRich Perry がこのためだけに来日してゲスト参加という豪華さ。実はTs梅垣氏のアメリカ時代の師匠という縁があってのこととか。
Maria Schneider Orchestra が昨年来日したこともあって、今回はMaria推しで行くのではと思ったら、ライト自家薬籠中のJim McNeely, Kenny Wheeler, Maria Schneiderと、前回の山野で演奏したFranky Rousseau も入っていて、新旧のラインアップが楽しめるプログラム。でもどちらかといえば得意分野中心かな。

Rich Perry が来るからにはどれだけVanguard と Maria Schneider に向けた音、作り込んできているんだろう!?と期待して行ったけれど・・・最高! ライトといえば、難曲を、音色まで含めて完成させてくるバンドだけど、この完成度は言い表せないくらい。感動。
途中ジュニアバンドを聞いて、これまた上手くて、そして「こんなに上手くてもレギュラーになれない」ということに軽く絶望を覚えたけれど、その後のレギュラーバンドを聞くと、やはり段違いなのがはっきりわかるのだからとてつもない。個人的にはやっぱりブラスセクションの音色作りの上手さに圧倒された。The Pretty Road では、コンマス堀氏(去年の山野で一番上手かったTp)が渾身の完コピソロを決めていました。15年以上ライトの演奏聞いている(少なくとも年1回は)けど、今までで一番上手いかも。最高でした。

マリア・シュナイダー オーケストラ その他セットリストや記事など

  • フォトグラファー 常盤さんの素晴らしく内容の濃いインタビュー記事(12/13)

http://tokiwaphoto.hippy.jp/Tak._Tokiwa_Photography_Website/Blog/entori/2012/12/13_Maria_Schneider_Interview..html

  • Bluenote Tokyo 公式ライブレポート

http://www.bluenote.co.jp/jp/movie/maria_schneider_orchestra/

  • 12/20 のセットリスト 1st set

1.The Days of Wine and Roses
2.Journey Home
3.Chord Dancado
4.Gumba Blue
5.Thompson Fields
6.Hang Gliding
7.Sea of Tranquility

  • 12/20 のセットリスト 2nd set

1.Concert in the Garden
2.Dance You Monster to My Soft Song
3.Green Piece
4.Home
5.Cerulean Skies
6.Over the Rainbow
7.My Ideal