大人の読書感想文01-1週間で女を磨く本-
この本を手に取った時、私は今の自分を変えたいと思っていたんだと思う。
ただ、当時は変わらないといけない切迫した状況もなく、まえがきだけ読んで押入で眠っていた。
30歳になってから周りの環境が目まぐるしく変わり始め、どうしていいのかわからなくなったつい1週間前のこと、まさにこの本を掘り出した。
一言でいうなれば、「何でも気の持ちようだから見る目を変えてみよう」といった、ヒント集。
この本に出てくる女性はいわゆるキラキラしている人たちばかり。
私もそうなりたいのになれなくて僻んでいる自分がいる。そこもお見通しかのように書かれていて、自分の不足しているものが大変わかりやすかった。
私はこの本を読んで、圧倒的に感受性が乏しいことに気付かせてもらった。
「素敵」「綺麗」「楽しそう」というものが何もない。
キラキラ生きられたら羨ましいけど、まず私は何が好きで何に感動するんだろう…と。
生まれてから今まで、綺麗なものより汚いものを多くみすぎたような気がする。もしくは綺麗なものをはかるメジャーを持ち合わせていないのかも。
だからこそこれからは綺麗なものをたくさん見たいと思った。